電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

電脳世界の進化を見つめるブログへようこそ

【新製品】海外スマートフォン(2018.08.16)

・OPPO F9
・Walton Primo S6 Dual
・Coolpad Mega 5A

 トピックスで扱いたいくらいのネタですが、realme 2が早くもリークされました。筐体こそ違えど、ベースはF9になるっぽいですよ。
 このリリースラッシュは、まさにOPPOの好調さを物語っているようですね。


OPPO F9

製品ページ

 過去のFシリーズと同じく東南アジア諸国から発売されるらしいです。
oppof9
寸法 156.7×74.04×7.99mm
重量 169g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P60 2.0GHz*4+2.0GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.3インチ
解像度 2340*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 2500万画素
バッテリ 3500mAh

 見て分かる通り、筐体はR17とほぼ共通ですが、背面カメラ周りに変更があります。
 また、トワイライトブルーとサンライズレッドのカラバリには、それぞれ異なるテクスチャ加工が施されているあたりも一種の差別化だと思われます。スターリーパープルには金粉を散らしたような模様があしらわれていますね。
 一歩間違えれば下品になってしまうところを、普通にオシャレに見せられるデザインができる部分に、さすがOPPOという感じがします。

 スナドラ670ではなくHelio P60を採用したことで価格もぐんと安くなっており、ベトナムでは7690000ドン(約3万6600円)、タイでも10990バーツ(約3万6600円)でして、とてもお買い得な上にさらに差がありません。ちなみに、ケニアの予想では31999ケニアシリング(約3万5200円)と、こちらもほぼ同価格帯。
 日本での取り扱いは微妙なところで、対応Bandから見ると可能性は薄いかなと思います。このノッチは間近で触って確かめたいんですけど。


Walton Primo S6 Dual

製品ページ

 他にも2機種ほど発表されてますので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
waltonprimos6dual
寸法 153×73.4×8.3mm
重量 157g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3500mAh

 鏡面仕上げの筐体、18:9ディスプレイ、デュアルカメラ等々、トレンドをしっかり盛り込んだ製品です。
 加えて、ローエンドにしては多めのバッテリもアピールに一役買っていると思います。

 しかし、MT6739にしては14999タカ(約1万9700円)と少し高めなのは気になる要素でしょう。筐体に惚れたら買いで良いのかもしれませんが、基本的には割高ですからね。
 Symphonyだったらこのくらいの端末でも9999タカ(約1万3100円)にできるのではないかと考えると、値引きを待つのも一つの作戦ではないかと思うのです。


Coolpad Mega 5A

製品ページ

 Megaシリーズは意外と古く、初代が2016年の8月でした。名前に反してローエンドというコンセプトは変わっていません。
ccolpadmega5a
寸法 148×70.7×8.9mm
重量 148g
OS Android 8.1
CPU Spreadtrum SC9850K 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素+30万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 まともな画像がありませんでした。最近のCoolpadはずっとこんな感じです。インドはかろうじて公式サイトがあるだけまだマシというところでしょうか。

 Android Goではなくノーマルなオレオなのもある意味売りなのかもしれません。なんちゃってデュアルカメラやどう考えても多くはないバッテリ容量など、不満を感じそうな部分もありますけど、そこは価格でもって妥協するしかないのでしょう。

 6999ルピー(約1万1000円)は勝負の値札らしいです。Coolpadはインドを重要な市場と位置付け、今後も魅力的な製品を投入していくとCEOが話しています。どの程度回復できるか見ものですね。


 8月は日本人からすると製品発表には微妙な時期のように感じますが、海外でも今まではQ2直前の3月とQ4直前の9月にビッグネームが集結する傾向がありました。3月はMWC後、9月は年末までの書き入れ時なので当然だったわけです。それが近頃は、さまざまなメーカーによって、まんべんなく一年中リリースが続くようになったと感じています。
 普通に考えれば、競合相手が手薄なところを狙って話題作りをしているのですから、ビジネスのスタイルとしては何の不思議もありません。つまり、決まった時期に似たような端末を一気に発表している日本のキャリアは、極めて異常と言わざるを得ないのです。

【新製品】海外スマートフォン(2018.08.15)

・Motorola P30
・UMIDIGI Z2 Special Edition
・DOOGEE BL5500 Lite

 右を見ても左を見てもグラデーションカラーの製品が目に付くようになりました。今年のトレンドの一つなのは間違いないでしょう。


Motorola P30

製品ページ

 アメリカではなくまず中国から発表になりました。バッテリを大幅に増やしたP30 Noteや、廉価版のPlayも発表されていますが、現在公式に上がっているのは無印のみです。
motorolap30
寸法 155.5×75.95×7.69mm
重量 170g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.2インチ
解像度 2246*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素
フロントカメラ 1200万画素
バッテリ 3000mAh

 SoCこそ控えめでも、ミドルレンジとしてはかなり面白い作りになっていると思います。
 他のシリーズと違うのは主に筐体になります。ノッチ付きデザインだけでなく、背面のカメラ位置もこれまでのものからの脱却を図った感がありますね。

 まぁ、ディスプレイサイズと解像度を考えたら、いくらスナドラ636でもバッテリ容量に心許ない部分は残ります。それを埋めるのがNoteの存在なのでしょう。Motorolaにしては価格も手頃ですし、これは売れるかもしれません。

 その価格はカラバリによって異なるようです。
 6GB/128GBのオーロラが2499元(約4万200円)、アイスジェイドホワイトとブライトブラックが2099元(約3万3700円)と出ていますが、筐体画像でピックアップしたオーロラカラーは無印P30にのみ設定されています。
 質感も気になるところですし、レビューを待つのも正解かもしれません。


UMIDIGI Z2 Special Edition

製品ページ

 普段は見つけても取り上げることの少ない特装版ですけど、UMIDIGIは個人的に応援しているので書いてみます。
umiz2se
寸法 153.4×74.4×8.3mm
重量 165g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.2インチ
解像度 2246*1080
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 1600万画素+800万画素
バッテリ 3850mAh

 無印Z2とはほぼ共通。メインカメラのF値が1.7にアップグレードされているバージョンになります。

 それもそうですけど、注目はベースモデル同様にBand 18、19、26、28をサポートする点にあります。クアッドカメラでこの条件はほぼ皆無と言って良いですから、価格が下がり切っていない今でも手に入れておく価値はあると思います。

 現在はAliExpressで取り扱われており、日本円表記で28252円となかなかお買い得です。Z2はGearBest.comで28204円と差がないため、もしかするとこの先無印が大幅に下がる可能性もありますね。市場の動きもチェックしておきたいところでしょう。


DOOGEE BL5500 Lite

 けっこう前からECサイトには出てきているものの、一向に公式に上がる気配がありません…。しびれを切らしたので書いてしまいます。
doogeebl5500lite
寸法 160.8×76.9×10.5mm
重量 180g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.19インチ
解像度 1500*720
メインカメラ 1300万画素+800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 5500mAh

 大容量バッテリ搭載のローエンドです。とは言っても、カメラがデュアルだったり、ノッチ付きだったり、十分に楽しめそうな仕上がりになっています。

 発売は9月7日とあります。今月下旬頃に公開でしょうか。

 置いているのはSUNSKYとAliExpress。SUNSKYはホールセールに対応しているため、台数が増えると安くなる、いわば転売業者向けですね。1台だと99.99ドル(約1万1100円→日本円表記11569円)、10台なら単価は10888円まで下がるそうです。amazon.co.jpのマーケットプレイスで1台1万5千円で売れば100台で41万の儲けになりますが、販売目的の輸入はしっかり税金が掛かるためにそんなに上手くはいきません…。


 仕事は適当に手を抜きながらネットで甲子園の結果をチェックする日々です。100回記念大会に優勝するのはどの高校でしょうか。

【新製品】海外タブレット(2018.08.15)

・Xiaomi Mi Pad 4 Plus

 なんとかまとめられました。


Xiaomi Mi Pad 4 Plus

製品ページ

 8インチの製品ページに付け加えられています。
mipad4plus
寸法 245.6×149.08×7.99mm
重量 485g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 8620mAh

 ディスプレイが10.1インチになった点、メモリ3GBモデルが無くなった点、ストレージ128GBが追加された点、そしてバッテリが大幅に増やされている点が違いです。また、8インチには存在していたWi-Fiモデルもありません。

 価格は、64GBが1899元(約3万500円)、128GBでも2099元(約3万3700円)と、信じられないコスパを実現しています。
 少なくとも3年間は使えそうな感じですから、単純計算で1日あたり30円ですね。10インチ、LTE接続、ハイパフォーマンスタブを探しているならまさにビンゴの製品でしょう。

 日本のようにタブレット市場が停滞している国に参入したら、これ以上無いカンフル剤だと思うんですよ…。


 これを見てしまうと、Helio X20の中華タブはやはり1万5千円あたりが相場なのかなと感じてしまいます。
 タブレットを購入予定の方はぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

【新製品】海外スマートフォン(2018.08.14)

・OPPO R17
・VESTEL Venus Z20
・Alcatel 7

 Xiaomi Mi Pad 4 Plusが発表されています。10.1インチと大型化し、8620mAhのバッテリを積むようです。おそらく10インチ超えでは世界最高峰のコスパになる3万円強という恐ろしい価格なのですよ。
 明日あたり紹介したいのですけど、時間的に微妙ですかねぇ…。


OPPO R17

予告ページ

 詳しいスペックが発表されていないので事前の情報に基づいてまとめています。改めてProが出てきたときに再度書く予定です。
oppor17

寸法 156.7×74×7.99mm
重量 175g?
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 670 2.0GHz*2+1.7GHz*6
メモリ 4GB , 6GB , 8GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.4インチAMOLED
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 2500万画素
バッテリ 3500mAh

 世界初のスナドラ670搭載端末というだけでも注目ですけど、新しいデザインのノッチや91%を超える画面占有率、2500万画素のセルフィーなど売りも盛りだくさん。
 プロセスルールが10nmということと、AMOLEDディスプレイということを併せ見れば、このバッテリ容量が自由分なのだということも予想できます。クロックが低めなのも省電力に貢献しそうじゃありませんか。

 おそらく最上位モデルが8GB/128GBになるはずです。ProはSoCがスナドラ710に強化される程度で、R15のときと同じような差別化でしょう。

 価格は発表されていませんが、安ければ3299元(約5万3100円)、高くても3999元(約6万4400円)あたりではないかと推測できます。18日から予約開始だそうですので楽しみに待つことにしましょうか。


VESTEL Venus Z20

製品ページ

 情勢が悪化して通貨が下落中のトルコのメーカーです。初めての紹介ではないでしょうか。
vestelvenusz20
寸法 149×72×7.9mm
重量 185g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 630 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.65インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3400mAh

 スペック的には非常に面白い端末ですね。トレンドをしっかりと取り入れ、グローバルで展開しても十分勝負になるような仕上がりだと思います。
 ご存じの方も多いと思いますが、VESTELは総合家電メーカーでして、EU圏では特にテレビで一定のシェアを誇る急成長企業です。1994年のゾルル財閥による買収からさらに地盤を固め、ヨーロッパでの地位を確かなものにしていますね。テレビの製造に関しては世界最大のOEMメーカーという呼び声もあるほどです。

 トルコリラの急落によって何が起こるかと言うと、トルコ国内では結果的に物価が上がって生活が苦しくなるのですが、輸出面では有利になります。グローバル企業にとっては千載一遇の好機とも言えるのです。
 ということで、定価は2499トルコリラ(約4万円)とあっても、実際の売価は最安で1559トルコリラ(約2万5000円)なわけで、不安定な国勢が報じられている反面、こうした事態があることは覚えておくと将来的に得するかもしれません。


Alcatel 7

製品ページ

 数字が示す通り、最近のAlcatel製品の中では上位の端末になります。
alcatel7
寸法 162.1×74.9×8.6mm
重量 174.9g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2180*1080
メインカメラ 1200万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 18:9の6インチディスプレイなのですが、上下のベゼルが普通にあるので筐体はかなり大型です。ただ、バッテリもそれなりなのに重量が抑えられているのは評価すべき部分でしょうか。

 あくまで個人的な感想だと、メモリを3GB以上にしなかった理由が知りたいかなと。かつてのAlcatelのフラッグシップは、他メーカーが4GBのメモリをバンバン搭載し始めた頃でも頑なに3GBを貫いていました。そんなAlcatelがHelio P23に2GBを持ってきたのは何故でしょう。知る限りではこの組み合わせで発売された端末は無かったと思います。

 価格は、激安でおなじみのmetroPCSで129ドル(約1万4300円)。商品ページのトップに間違ったスペックを書いているのはご愛嬌としても、これは安すぎでしょう。HD+の値段です。


 OPPOと言えば、国内で発表されたR15 ProとR15 Neoも発売日と価格の公開が待ち遠しい製品ですね。
 加えてR17も取り扱うとなれば、SIMフリー端末の非力さを嘆くユーザーに救いの手が差し伸べられることになるかも。
 OPPOの参入は少なからず国内のスマートフォンに対する意識を変えてくれている気がします。

【新製品】海外スマートフォン(2018.08.13)

・OUKITEL U17
・EL Y30
・TECNO Camon i ACE

 行き帰りの道は空いてるわ、電話はほとんどかかってこないわ、1日中ほぼワンオペで気楽だわで、実はお盆期間中の出勤は狙い目かも…なんてトチ狂った感想を抱いてきましたよorz


OUKITEL U17

 本国およびアジアではなく、それ以外のマーケットでの販売といった感じでしょう。
oukitelu17
寸法 150.9×76.2×7.6mm
重量 149g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.46インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2450mAh

 Androidのバージョンこそ上がっていますが、中身も外観も昨年1月に発表されたU15Sに間違いありません。
 だとすれば、カメラはそれぞれ1600万、800万に補間されたはずです。残念ながらセルフィーはf/2.8とかなり暗いので注意が必要ですが。

 現在販売を確認できているのは、ロシアのDNS ShopとJUMIAモロッコ。
 価格は、ロシアが8499ルーブル(約1万3800円)、モロッコが1299モロッコディルハム(約1万5000円)です。U15Sは1万6千円前後ですから、後発のぶん安くなっていますね。

 ただ、バッテリが絶対的に少ないため、解像度に惹かれて購入するとダメージを負いそうです…。 


EL Y30

製品ページ

 タフネスモデルを多数リリースしているE&Lと同じメーカーなのですが、表記から"&"が抜けている理由はよく分かりませんでした。創業は2011年で、深センに本社があるようです。
ely30

寸法 155.6×75×8mm
重量 162g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3200mAh

 E&Lのタフネスモデルと言えば、取り外し可能なバッテリを搭載したものもあって魅力の一つになっているのですけど、これについてはたぶん無理だと思います。んで、バッテリも決して多いとは言えません。
 また、サマリーには"16nm"という文字が見えますが、これはMT6750そのものではなく、Mali-T860MP2のプロセスルールなんですね。中国語が分からない人にとっては誤解を生じさせるような書き方になってしまっています。

 ただ、カメラは両面ともしっかりしたものですし、タフネスモデルを多数製造しているメーカー故の剛性は期待できるのではないでしょうか。
 価格は分かっていないものの、過去の製品を見る限りでは180ドル(約1万9900円)は切ってくる予感がしますよ。ELの中ではフラッグシップになるくらいの製品です。


TECNO Camon i ACE

 インドでのローンチです。ほぼ同じスペックで、4月のCamon i SKYの後継、SKY 2も発表されています。

tecnocamoniace

寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3050mAh

 SKY 2との違いはカメラのみで、セルフィーが1300万画素になります。レンズの明るさはすべてf/2.0だそうです。

 インドのサイトの多くは「フルスクリーン端末」と誇張していますが、実際はけっこう太めのベゼルでして、お世辞にもフルスクリーンと呼べるようなものではありません。
 ACEが6799ルピー(約1万700円)、SKY 2が7499ルピー(約1万1800円)とTECNOらしい価格設定なだけに、もう少しデザインに気を遣ってほしかったなと思うのでした。

 しかし、もしまたJIOで取り扱われて2200ルピーのキャッシュバックがあるなら、やはり人気になりそうな製品だと思います。


 酷暑と台風で今年の夏は本当にさんざんですね…。
 まだ予断を許さない気象状況ですので、皆さんも十分お気を付けくださいませ。

【新製品】海外スマートフォン(2018.08.12)

・BlackBerry KEY2 LE
・Panasonic ELUGA Y , Y PRO
・BLACKFOX B5FOX+

 明日から3日間はほぼワンオペのようなものなので、特段何も無ければ定時退社だと思います。つまり何かあれば深夜まで帰れないという…。


BlackBerry KEY2 LE

 AndroidPoliceのリークから。公式発表のあとに違っている点を直すかもしれません。
blackberrykey2le
寸法 151.4×71.8×8.5mm
重量 156g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 4.5インチ
解像度 1620*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 無印と比べて落とされているのは、SoC、メモリ・ストレージ容量、カメラ、バッテリ容量といったところです。カメラに関しては、同筐体で背面のレンズホールが一つ潰されていると捉えるべきでしょうか。

 価格は500ドル(約5万5500円)前後と予想されており、妥当な下げ幅だと思いますね。物理キーボードが不要と考える層にはまったく訴求力の無い製品なわけですけど、PDAに憧れた世代なら「美しい」と思わせられるのも確かです。

 無印KEY2は日本公式にも登場済みで、グローバル版から変わらずN800のBand 18が含まれています。
 仮にLEも扱うとすれば、そのあたりにも注目するべきでしょう。


Panasonic ELUGA Y , Y PRO

 公式FBトップ画像がこのY仕様に変わりました。
elugay
ELUGA Y
寸法 150.4×72.8×8mm
重量 189g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.85インチ
解像度 1520*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

ELUGA Y PRO
寸法 150.4×72.8×8mm
重量 189g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.85インチ
解像度 1520*720
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 ノッチ付きデザインとグラデーションカラーの背面は最近の主流です。今のところ台湾での発売が告知されているだけですが、将来的にはアジアの広い地域で取り扱われるのではないでしょうか。

 ただ、無印Yのほうはスペック的にはローエンドの域を出ておらず、5990台湾ドル(約2万1600円)という価格は少しばかりコスパの悪さを感じさせますね。
 どちらかと言えば、SoCとカメラが強化され、しかもグラデーションカラーが選べるY Proに魅力を感じます。こちらは6990台湾ドル(約2万5200円)だそうです。

 このテの製品なら日本でも勝負になりそうな気がするんですよ。再参入を検討してほしいものです。


BLACKFOX B5FOX+

製品ページ

 スマホ前提でサイトを構築したものに言いようの無い情けなさを感じるのは私だけでしょうか。レスポンシブデザインというのを誰も提唱しなかったんですかね。
blackfoxb5fox+
寸法 146.7×70.7×9.75mm
重量 170g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素+30万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 Helpix.ruにまで「あまり知られていないメーカー」とまで書かせてしまうくらいマイナーなんですね。
 まぁ、ハイエンドと呼べるようなものも作ってないですし、リリース間隔も半年に1台とかそんな感じですからしょうがないかもしれません。

 よって価格情報はほとんどヒットしないので、そこまでスペックの変わらないB3FOX+から類推するのが正しいと思います。
 B3FOX+の現在の最安は5909ルーブル(約9700円)。だとすれば7000ルーブル(約1万1500円)は超えないのではないでしょうか。
 ロシアのこのカテゴリは中国以上にライバルがひしめき合っていますから、安くても売れない可能性は常に付きまとうわけです。いわゆるレッドオーシャンというやつですね。


 18:9に移行してからというもの、6インチ超えの大画面スマートフォンがトレンドの1つになりつつありますが、Pixel 3 XLも6.7インチという情報が流れています。
 解像度は2960*1440、スナドラ845、そしてAndroid 9.0を採用しているらしいですよ。

 個人的には、極めて大きめのノッチは不格好を助長すると考えているのです。フルスクリーンを目指さないなら、オーソドックスな上下ベゼル有りのスタイルのほうが受けが良い気がしますけど、一般の消費者心理としてはどうなんですかね…。

【新製品】海外タブレット(2018.08.11)

・Teclast M20
・CHUWI Hi9 Pro
・Samsung Galaxy Tab A 10.5
・myPhone SmartView 8 LTE

 既にまったくもって新製品ではないのですが、このままストックしておくと精神衛生上よろしくないので放出しておきます。


Teclast M20

製品ページ

 非常にハイスペックでも枯れたSoCのおかげでとても安いですね。
teclastm20
寸法 240×170×10mm
重量 593.6g
OS Android 8.0
CPU MediaTek Helio X20 2.3GHz*2+1.8GHz*4+1.4GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6600mAh

 かろうじて発売前でした。

 解像度で購入する人も、バッテリ容量で買う人も納得の盛りっぷりじゃないですか。
 昔なら4万円は軽く超えていたところが、大盤振る舞いのHelio X20を持ってきたことで想像以上に安いです。
 まず直販の天猫では1099元(約1万7800円→日本円表記17851円)。
 次に安いBanggoodで169.99ドル(約1万8800円→日本円表記19202円)。
 AliExpressやGearBest.comでは2万円を超えていますが、それでも十分にお買い得だと思います。

 正直、SoCとディスプレイサイズ、それに解像度を考えると6600mAhでも足りないような気はします。しかし、最近の中華タブの流行りは完全にこの方向ですので、これからも似た製品がしばらく続くのではないでしょうか。


CHUWI Hi9 Pro

製品ページ

 上のと大して代わり映えしないですけど。
chuwihi9pro
寸法 217.4×128.9×7.9mm
重量 550g
OS Android 8.0
CPU MediaTek Helio X20 2.3GHz*2+1.8GHz*4+1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 8.4インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 5000mAh

 ディスプレイはそこまで大きくなくて良い、メモリとストレージもそんなに要らないというならこっちが候補に挙がると思います。
 個人的にはミドルサイズのタブを中心に取り揃えてきた過去があるもので、魅力を感じてしまうわけですが。

 期間限定で139.99ドル(約1万5500円)の特価セールを実施しており、GearBest.comももちろんオフィシャルストアを持っているため倣っていますね。

GearBest.com Chuwi Hi9 Pro (15836円)

 4Gタブでモビリティを重視するならピッタリの製品でしょう。

 この流れでいくと、来年あたりHelio P25あたりを載せたタブが出るんじゃないかと密かに期待してるんですよ…。


Samsung Galaxy Tab A 10.5

プレスリリース

 9日からFlipkartにも上がっています。というわけでリンク先はSamsung Indiaです。
galaxytaba105
寸法 260×161.1×8mm
重量 529g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 400GBまで
ディスプレイ 10.5インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 7300mAh

 スナドラ450でこのバッテリなら大満足の電池持ちでしょう。
 メモリとストレージが抑えられているのに不満を感じる人もいるかもしれませんが、そもそもがミドルレンジということを考えれば決して少ないわけではありません。タブレットをメイン端末として使っているユーザーも今は少なくなったはずですし、4GB/64GBにしたおかげで下手に価格が上がるのも嬉しくないですからね。

 しかしながら29990ルピー(約4万8200円)は些か高すぎのような気がします。せめて3万円台になるまで待ちではないですかねぇ…。
 Qualcommのナンバリングルールを鑑みれば、450はむしろ下のほうに属するわけで、適正価格帯も自ずと定まってくるはずなんですよ。


myPhone SmartView 8 LTE

製品ページ

 日本ではまだ誰も紹介していません…。
myphonesmartview8lte
寸法 203.8×122.5×10mm
重量 342g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8735V 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4000mAh

 MT8735はLTE通信が可能なタブレット用SoCでして、それがコンセプトの低価格タブはけっこうな数がリリースされています。
 ただ、ローエンドが中心であり、ほとんどが1GB/8GBなのは今も変わらず。2GB/16GBというだけで希少性が出てきますね。

 Androidのバージョンが古いのは我慢するとして、バッテリもそれなりですから購入選択肢には入れても良いのではないかと。
 価格は499ズウォティ(約1万4700円)で、ポーランドが全体的に高めなことが影響している側面はあるものの、筐体の工作精度等を併せ見たら許せる範囲という可能性も皆無ではないでしょう。


 サタデーナイトだというのに4つ止まりでしたorz
 また近いうちにタブレットデーを作りたいと思います。

【新製品】海外スマートフォン(2018.08.10)

・Samsung Galaxy Note9
・Poptel P10
・OUKITEL WP2

 数年前から量子バッテリは注目を集めてきましたが、いよいよ現実のものとなるかもしれません。
 オーストラリアのジェームズ・クアッチ博士という人が半年以内に実験結果を発表するそうです。理論上は1秒でフル充電ができる代物らしく、大革命が起こる可能性があります。


Samsung Galaxy Note9

製品ページ(日本公式)

 海外製品として扱いますが、日本での発売も確実と思われます。
galaxynote9
寸法 161.9×76.4×8.8mm
重量 201g
OS Android 8.1
CPU Samsung Exynos 9 9810 2.7GHz*4+1.8GHz*4
CPU Qualcomm Snapdragon 845 2.8GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB , 8GB
ストレージ 128GB , 512GB
MicroSD 512GBまで
ディスプレイ 6.4インチAMOLED
解像度 2960*1440
メインカメラ 1200万画素+1200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 さらに進化した多機能スタイラスペンが魅力の下半期フラッグシップモデルです。
 Note8に比べると、SoC、バッテリ、そしてメモリとストレージがそれぞれ上乗せされている程度でも、「欲しい」と思わせる仕上がりになっているのはSamsungならではなのでしょう。

 発売は8月24日から。
 価格は、アメリカで6GB/128GBが999.99ドル(約11万900円)、8GB/512GBが1249.99ドル(約13万8700円)と相当高価です。最も高そうなイギリスも調べてみましたが、それぞれ899ポンド(約12万7300円)、1099ポンド(約15万5600円)でした。日本のキャリアも似たような感じになりそうです。

 既にたくさんのサイトで紹介されているので、詳しい機能などはそちらをご覧ください。
 ちなみに日本ではスナドラ845モデルのみの取り扱いになるみたいですね。ExynosはいつものようにEMEAが中心でしょう。


POPTEL P10

製品ページ

 公式サイトができていました。母国は香港とあります。
poptelp10
寸法 155.2×74.6×11.9mm
重量 334g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*640
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3600mAh

 SoCやメモリ等はまぁまぁですけど、解像度は似つかわしくないくらいに抑えられています。上下のベゼルも太く、不必要なほどに縦が長く感じてしまいますね。
 まぁ少し前までのタフネススマホは解像度なんて二の次でしたから、それを踏襲していると言えば聞こえは良いのですけど、やはり今となっては物足りなく感じるのも確かです。

 プリセールで価格をチェックしてみましょう。

GearBest.com Poptel P10 (26017円)

TOMTOP Poptel P10 (27013円)

 まだ高いと思います。9000mAhでFHDのP9000 MAXと同じ値段というのもどうでしょうか。

 そう言えばamazon.co.jpでもP9000 MAXを取り扱っていますね。GearBest.comより4千円増しの3万円強で、そこまで上げ幅は大きくありません。興味のある方はご覧くださいな。


OUKITEL WP2

予告ページ

 来週くらいに正式に発表があるのではないかと思います。予約が31日までなので、2週間前の16日か17日あたりでしょう。

OUKITEL-WP2-subscribe

寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 10000mAh

 やはりバッテリ容量に目を奪われてしまいますね。5桁の大台に乗るとインパクトが違いますよ。
 OUKITELの最近の路線はだいたいこんな感じでして、それを特徴に据えているメーカーの一つでもあります。SoCは置いといても恩恵は十二分に受けられますし、出すたびに話題になりますからメーカーの認知度向上にも繋がるというものです。

 これで安ければ言うことはないのですが、定価が259.99ドル(約2万8800円)、事前登録で229.99ドル(約2万5500円)と、若干の割高感がありますかね。値段がこなれて180ドルあたりになったら面白いと思います。

 まぁ、正直なところを言わせてもらうと、そろそろHelioに移行してほしいと切に願いますよ…。P22でも同じくらいの価格設定にできるのではないでしょうか。


 めぼしい新製品が無ければという条件付きですけど、明日は溜まりに溜まったタブレットをお届けする予定です。
 ただ、お断りしておくと、みんな似たり寄ったりのローエンドばかりで面白みはありません。それでもこうしてリリースされ続けているということは、市場ニーズがまだ存在していることに他ならないんでしょうね。

電脳ニュース海外版(2018.08.09)

・vivo NEX 2の噂
・HUAWEI Mate 20 Proは巨大バッテリを搭載か
・Qualconn Snapdragon 670を発表

 新製品は一休みしてトピックスをお届けします。


vivo NEX 2の噂

 7月の初めに出てきた情報ですが、未だ取り扱っているサイトが少ないので、ガセの可能性が極めて高いことをご了承ください。

nex2rumor

 セルフィーは初代同様にポップアップ式でデュアル化。メインはトリプルカメラで、計5つのレンズを搭載するそうです。画面占有率は軽く95%を超えてきそうですね。

 SoCやメモリなどは置いといて、ディスプレイサイズは6.2インチ以上、バッテリは3800mAh、そしてカメラは2400万+800万、3200万+2400万+800万画素と予想されているようです。盛りも盛ったりという感じですが、意外と来年の傾向が見え隠れしている気がしますよ。

 中国では4998元(約8万1400円)、インドで48699ルピー(約7万8800円)なんて情報が流れてますけど、消費者側の希望とすれば6万円以下に収めてほしいなと考えてみたりもするのです。


HUAWEI Mate 20 Proは巨大バッテリを搭載か

 7インチクラスの大画面で出てくるらしいです。

huaweimate20battery

 この画像の流れでいくと、4000mAhを軽くオーバーするのは明白でしょう。個人的な予想だと5000mAh以上ではないかと。
 HUAWEIで思い出すなら、Ascend Mate7が4100mAhでしたが、あれは6インチFHDディスプレイに28nmのKirin 925という組み合わせでしたから、思ったよりもバッテリ持ちは良くありませんでした。スリープ時は素晴らしかったですけど。

 Mate 20は7nmのKirin 980にAMOLEDを持ってくるでしょうし、5000mAhともなればこれまでの常識では考えられないような持ちになる可能性があります。
 続報に期待せざるを得ません。


Qualcomm Snapdragon 670を発表

 プロダクトページはこちら。早速OPPO R17に載るという噂も囁かれています。

sdm670

 型番からも分かる通りスナドラ660の後継にあたります。
 コアはKryo 360*8、GPUにAdreno 615を組み合わせたSoCですね。プロセスルールは10nmですから、660と710の間と考えるのが妥当でしょう。

 その710よりもGPUとモデムが少し抑えられているぶん、カテゴリとしてはミドルレンジに属し、まさに660の後釜に相応しいSoCとしているサイトが圧倒的に多いです。
 ただ、あまり書かれていないことを一応補足しておきますと、スナドラ625のような同一コア8つではなくて、710と同じ2+6のオクタコアで構成されています。上がA75、下がA55、デフォルトのクロックが2.0GHz*2+1.7GHz*6ということですから、660の上位と捉えるよりはむしろ710の下位モデルと考えるのが自然でしょう。
 Antutuも710に近い15~16万点あたりではないかと思われます。

 そう言えば、710よりも670の噂が先にありましたよね。670の正式版が710だったのは記憶に新しいところです。
 中国で2千元、日本円で3万3千円前後で出て欲しいものです。例えもう少し高かったとしても、今回もバカ売れ必至だと思いますよ。


 他にも、あえて記事に起こしませんでしたがnubia Z18Sの話題や、Pocophoneのローンチ情報などがありました。
 nubia Z18Sは7月の頭からリークされていた通り、背面にもディスプレイを搭載したデュアルスクリーンになるらしいです。ZTEから切り離されているとは言え、売れ行きは少なからず影響するでしょうし、気合いの入りようが伺えますね。

 それに対して日本市場の寂しいことと言ったら…(;´Д`)。


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【新製品】海外スマートフォン(2018.08.08)

・MEIZU 16th , 16th Plus
・Symphony i120
・INTEX STAARi 9

 Xperia XZ2ならびにCompactが韓国で2万円近い値下げとなっています。
 こないだお邪魔したキャリアでも、お姉さんが「Xperia、厳しいですね…」とおっしゃっていましたよ。「でしょうね」と返しておきました。


MEIZU 16th , 16th Plus

製品ページ(16th)
製品ページ(16th Plus)

 言うまでもなく「16年目」という意味ですね。
meizu16plus
16th (16th Plus)
寸法 150.5×73.2×7.3mm (160.4×78.2×7.3mm)
重量 152g (182g)
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 845 2.8GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB , 8GB
ストレージ 64GB , 128GB , (256GB)
MicroSD 非対応
ディスプレイ 6.0インチAMOLED (6.5インチAMOLED)
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+2000万画素
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3010mAh (3640mAh)

 15から変わらずノッチ非採用ということもあってか、累計予約数は既に100万台を突破しているんだとか。
 Plusはこのサイズで6.5インチディスプレイですから、ほかメーカーも真似してほしい作り込み度合いだと思います。

 カメラは、メインがf/1.8、セルフィーがf/2.0とこちらも十分。
 MicroSD非対応なのはより大きなストレージのモデルを選べば済む話ですし、スナドラ845搭載端末としてはダークホース的な存在になってきそうな予感がします。

 価格をまとめておきましょうか。

16th 6GB/64GB 2698元(約4万3800円)
16th 6GB/128GB 2998元(約4万8700円)
16th 8GB/128GB 3298元(約5万3500円)
16th Plus 6GB/128GB 3198元(約5万1900円)
16th Plus 8GB/128GB 3498元(約5万6800円)
16th Plus 8GB/256GB 3998元(約6万4900円)

 自分で買うならPlusの6GB/128GBですね。コスパは非常に良いと思いますよ。
 購入スタンスとしては、そこまで大画面が要らないなら無印、財布に余裕があってより大画面が欲しいならPlusといった感じでしょう。


Symphony i120

製品ページ

 Symphony製品でここまでのビビッドな赤というのも珍しいかもしれません。
symphonyi120
寸法 148×70.9×8.6mm
重量 140.9g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3200mAh

 素のAndroidではなく360 OSが載っているそうです。最近のSymphonyは3GでAndroid Goという製品が多かったので新鮮な感じがします。

 スペック的にはローエンドですが、カメラは両面f/2.0と割と使える仕様です。そのせいか9990タカ(約1万3100円)と少し高めの設定になっているのはご愛嬌でしょう。

 バングラデシュの国内メーカーと言えばWaltonとSymphonyの2大巨頭が思い出されますけど、インド同様に海外からの進出も著しく、さらに今年は生産拠点として7つのメーカーが名乗りを上げて工場を建設しているようです。
 一つには、急速に発展を遂げている南アジアに、安定した供給をするためという理由もあると思います。
 そんな中でもコンスタントに新製品を発表し続ける2大メーカーには尊敬の念すら覚えますね。


INTEX STAARi 9

製品ページ

 ストックしてあった製品から持ってきました。スルーは忍びないかなと思いまして。
 ただ、3ヶ月前にリリースされているSTAARi 10のほうがスペック的に上です。
intexstaari9
寸法 150×74.4×9mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 まったくの同一筐体で、メモリとストレージが減らされているだけだと思います。
 同じ3GB/32GBならSTAARi 12が少し前に発表されており、SHOPCLUESでの価格も5999ルピー(約9700円)でして、これまた一緒ですね。

 こちらは2GB/16GBになっているおかげで4999ルピー(約8100円)とさらにお買い得。ブラジルでは2万円、韓国と日本では3万円の値札が付けられるだけに、「これくらいなら買ってもいいか…」なんて感じてしまうわけですよ。

 まぁ、Android Pが正式リリースされてなおヌガーというのはいただけませんが、それを差し引いても余りあるコスパですね。


 えーと、お仕事、がんばるのを諦めました。お盆に出勤すればそれで済むんですから。えぇ。
 今日なんて18時に帰ってきましたからね。あれはたぶん羨望の眼差しではなく哀れみだったのだと思いますorz
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