・Wiko Tommy
・イオンモバイル Alcatel PIXI 4

 Honor 8に追加されたミッドナイトブラックとサクラピンクはいい色ですねぇ。また楽天モバイルでセールがあるようなら買っちゃうかもしれません…。


Wiko Tommy

製品ページ

 リンク先はフランスの公式サイトになります。
 Wikoは2011年に設立された新興メーカーで、パートナーシップを結んでいる中国のTINNOが製造元のようです。
 このたびTommyの発売と同時に日本法人も立ち上げました。めでたく同社のグローバル展開の視野に入ることができたというわけですね。
 Wiko Japanはこちら、日本版の製品ページはこちらです。

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寸法 146×71.5×8.8mm
重量 165g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 210 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 価格は15984円ということで、フランスでの129.99ユーロ(約1万5600円)にかなり近いですね。
 ローエンドとしてはツボを押さえてあり、コスパもなかなか高そうです。

 何と言っても、カラバリのビビッドさがいかにも若者向け。価格コムによると、日本ではグリーン、フラッシュレッド、トゥルーブラックの3色しか選べないと書いてますけど、公式サイトでは6色全部が買えるみたいな話になってますよ。黄色とか欲しがる人も多そうですけど。

 他に思いつくヨーロッパの新興メーカーと言えば、スペインのbqやイギリスのKAZAMあたりでしょうか。これらに共通しているのは「価格で勝負している」という部分で、日本で言ったらプラスワン・マーケティングっぽい立ち位置と言えそうです。
 もうちょっとメジャーになったら取り上げていこうかと考えていたところでの日本法人設立でした。
 どの程度売れるのか非常に興味があります。1台買ってもいいくらいですよ。


イオンモバイル Alcatel PIXI 4 

製品ページ

 新製品の発表毎に申込みシステムがダウンすることでお馴染みのイオンモバイルですが、1周年ということでプレスリリースを出しています。通信費割引や初期費用1円キャンペーンなどが行われるようです。PDFはこちら
 この末尾に記されているのが「2017年3月中旬に発売します」とあるAlcatel PIXI 4。ずっと日本でも取り扱ってほしいと呟いてきただけに、これはナイスセレクトだと感じました。

 実は、PIXI 4にはとても多くのバリエーションがあるのですが、イオンモバイルのプレスリリース内にはどれというのも書いてないんですね。ただ、スペック表と照らし合わせるとPIXI 4 (5)ということが分かります。この型番の括弧内は画面サイズを表しているみたいです。

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寸法 140.7×72.5×9.5mm
重量 169g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MTK6735M 1.0GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2000mAh

 定価は99.99ユーロ(約1万2000円)ですが、キャンペーン中は1万800円になるらしいですよ。
 スペック的にはギリギリでも、小ささの魅力というのも少なからずあるので、割り切って使うぶんにはいいかもしれません。欲を言えば、税込み7980円とかににしてほしかったですけどね。
 さらに、6インチのPIXI 4 (6)でも面白かったかなぁと思います。こちらは定価が149.99ユーロ(約1万8000円)でして、もし5千円程度値引かれるなら、また申込みシステムがダウンする原因になっただろうと…(^-^;。
 

 今日取り上げたのは国内の新製品とはいうものの、実際にはグローバル展開の一端だったり、既に海外で発売されているものだったりして、純粋な日本限定モデルというわけではありません。
 それでも、SIMフリースマートフォンの裾野が広がるのは歓迎です。
 誰か一人でも、「どうしてこんなに安いんだろう?」と感じてもらえれば、認知度や普及率へとつながっていくでしょう。

 思い起こすと、ちょうど海外のDOS/Vマシンが入って来た頃のPC市場と似ているんじゃないかななんて。
 またしても喰われるのが日本製品…ということにならないように努力してほしいものです。