・J:COM LG G Pad 8.0 III
・イーバランス EB-TB60K

 タブレット市場が伸び悩む理由を垣間見ることができる新製品ニュースです。はい。
 と言うか、新製品ですか? これorz

J:COM LG G Pad 8.0 III

製品ページ

 リンク先はLG日本です。J:COMのニュースリリースはこちら
 J:COMのロゴが入っていることからも分かる通り、専売モデルとなっています。

lg_gpad8iii

寸法 210.5×124.1×7.9mm
重量 325g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 200GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4800mAh

 昨年5月にリリースされたG Pad III 8.0(フルHD、スナドラ617)のスペックダウン版のようです。製品名の順番が逆になっているのが差別化にあたる部分なのでしょう。

 価格は税込み3万5640円。正直に言わせていただければ、いかにLTEモデルでも、このスペックでそれは無いですわ。
 だいたいにしてLGのディスプレイなら高解像度でナンボだと考えていますし、何よりもG Pad III 8.0が海外で2万7000円で売られているのに、わざわざ数段落ちるこれに8千円上乗せする意味が分かりません。

 「売れないから価格を釣り上げる」という負の連鎖がここにあります。


イーバランス EB-TB60K

製品ページ

 イーバランスの他の製品同様に"ROOMMATE"という冠が付いています。発売は1月でした。
ebtb60k
寸法 188×108×9mm
重量 300g
OS Android 6.0
CPU Rockchip RK3126 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 2200mAh

 KEIANのKPD7BV4-NBのイーバランスバージョンと考えるのが妥当でしょう。製造元が同じなのではないかと思いますね。
 特筆すべきところもなく、超エントリーモデルのお遊びタブといったところです。
 ただ、バッテリが少なすぎだと思います。実用に耐えうるかどうかという心配しかありません。

 まだカスタマーレビューが無いのですけど、以前発売されたタブのレビューを読む限りではさすがメイドインチャイナという一言ですね。尤も、レビューしている方々も、日本語が怪しい時点で信憑性は低いのですが。

 これに1万円の価値を見い出すのは無理難題じゃないですかねぇ。少なくとも私は、その1万円はプールしておいて安いスマートフォンの購入資金に充てますよ。


 はっきり言って、今日の2機種は新製品として扱うのを些か躊躇しました。
 しかしこれが国内のタブレット市場の現状です。
 皆さんはどんなことを感じられましたかねぇ…。