【検証端末】
・NEC LAVIE Tab E TE507/FAW
・Xiaomi Redmi Note 4X
・NEC LAVIE Tab E TE507/FAW
・Xiaomi Redmi Note 4X
これまでの結果については過去の記事をご参照ください。
各端末のバッテリの減り具合を検証してみる(スリープ編)
各端末のバッテリの減り具合を検証してみる(動画再生編)
今回はこれらと同様のテストを、新しく入手した2つの端末について行っています。
端末のレビューおよびスペックについては以下も併せてご覧いただければと思います。
NEC LAVIE Tab E TE507/FAW レビュー
Xiaomi Redmi Note 4X レビュー
条件・注釈等も過去のテストと同様です。
念のため、動画再生テストは「音量オフ」「輝度最大」「全画面表示」にて実施していますが、TE507は1280*720の解像度であることを付け加えておきます。
残量レビューの前に一つ、画面について触れることにしますね。
写真で見る限りでは精細度にそこまでの差も感じられませんが、色温度がかなり違うのは一目瞭然です。
青・赤・黄が出てきている場面をピックアップしての撮影なので、ある程度の比較は付けられるはず。特に青系統でRedmi Note 4Xのほうが濃いというのが分かりますよね。
TE507は全体的に淡い発色で、コントラスト比が低めと言えるでしょう。IPSパネルにしては視野角も多少狭く、角度によって色変化もそれなりです。こういった部分はスペックシートには出てこないことも多いので、実機を見て判断するしかないと思います。もちろん好みの問題も関わってはきますし、単体で見たならそれほど気にならないレベルではありますけど。
Redmi Note 4Xの発色はRedmi 4と似たような傾向で、原色を中心にくっきりと出ます。AMOLEDに近いくらいのイメージと考えていただければ。個人的にはAMOLEDまで色合いがドギツくなってしまうとフィルタをかけたくなるのですけど、IPSの高コントラスト、つまりXiaomiの端末のような発色はとても好きな部類なんです。
ちなみに、タブレットはだいたいがコントラスト低めだと思います。これまで所有した中で好みの色再現だったのはLGのG Pad 8.3とNEXUS 7 2012と2013だけですねぇ。あとはだいたい「薄い」という印象でした。
画面は常に目に入るパーツですから、好みのものを探すのもマッチングに必要な作業だと思いますよ。
NEC LAVIE Tab E TE507/FAW (使用期間3週間)
搭載バッテリ容量3450mAh
スリープ時
残量97%
動画再生時
残量71%
スリープ時は本当に優秀なレベルです。手持ちのタブの中でも最高かもしれません。
Wi-Fiが切れてる設定なんじゃないだろうかと確かめたくらいです。
この持ちであれば、重量を抑えるためにバッテリ容量を減らしたのも納得で、購入前に不安に感じていた箇所が払拭されたと言えるでしょう。
動画再生時も発熱はほとんど無し。ベンチ時が温かくなっていただけでなく、前回のテスト時よりも室温が2度ほど上がっているので覚悟はしていたんですけどね。
発熱がそのまま電力消費に繋がるとも限らないだろうとは思っていたものの、7インチでも解像度が低いおかげか、意外にも大健闘だったと思います。
当たり前のことかもしれませんが、動画が途切れたり、1080pの再生に処理が追いつかなかったりということも一切無く、快適に視聴できたことを付け加えておきます。
Xiaomi Redmi Note 4X (使用期間1週間)
搭載バッテリ容量4100mAh
スリープ時
残量97%
動画再生時
残量79%
先日も書いた通り、指紋センサーが生きているためか、スリープ時はRedmi 4よりも若干悪い結果になりました。それでも、他のAndroid端末と比較しても優れているのは間違いありません。最近のスナドラは本当に優秀だなぁと思いますよ。
容量を考えても、出先でバッテリが枯渇する恐怖と戦う場面は極めて少なそうです。
そして動画再生時も、5.5インチのぶんだけRedmi 4よりも劣る結果でしたが、これもやはりスナドラ625の電力効率に起因する部分が大きいと結論付けられますねぇ。
ただ、それなりに発熱のあったRedmi 4とくらべても非常に穏やかな筐体温度で、これは内部に余裕のある作りがもたらしたものと言えるかも。
モビリティを優先するならRedmi 4、視認しやすさと熱対策を考えるならRedmi Note 4Xという構図が成り立つと思います。
最後に、これまでテストを行った端末を表にしたものを上げ直しますね。
model | バッテリ容量 | スリープ | YouTube |
---|---|---|---|
NEXUS 6P | 3450mAh | 91% | 66% |
iPhone 6s | 1715mAh | 99% | 67% |
iPhone 5s | 1560mAh | 97% | 68% |
P9 lite | 3000mAh | 98% | 61% |
SAMURAI REI | 2800mAh | 82% | 55% |
ZenFone 2 | 3000mAh | 87% | 61% |
Redmi 4 | 4100mAh | 98% | 81% |
Z2 | 3500mAh | 97% | 73% |
Le 2 Pro | 3000mAh | 93% | 49% |
KING 7 | 3610mAh | 92% | 59% |
V80 Plus | 4200mAh | 56% | 24% |
LAVIE Tab E | 3450mAh | 97% | 71% |
Redmi Note 4X | 4100mAh | 97% | 79% |
・・・1位 ・・・2位 ・・・3位
だいたいの合格ラインとして、スリープ8時間で残量95%を保っていることが精神衛生に深く関わってきそうです(^-^;。個人的な感覚ですが。
動画再生については、全画面の最大輝度で2時間ぶっ続けで流すことってそうそう無いはずですから、あくまで参考程度に。目安と捉えていただければ幸いです。
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