LeEco Le Pro 3 (双摄AI版)
・Gretel A9
・MobiWire Tala
・Zopo Color X5.5 

 明日に続きそうな勢いです…。気になるニュースも目白押しなのに。


LeEco Le Pro 3 (双摄AI版)

製品ページ

 中国語でも「レンズが2つ付いてるんだな」と分かりますね。
 先日の記事では"Le Max 3"としていましたが、全然違ってました(__;。

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寸法 152.4×75.1×7.5mm
重量 168g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio X27 2.6GHz*2+2.0GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 Helio X23版もあるらしいです。
 価格はスタンダードモデルで1799元(約2万8600円)。今後の値引きを考えれば、相変わらずの大盤振る舞いと言えるでしょう。上のモデルは2399元(約3万8100円)だそうですよ。

 なお、ノーマル版のLe Pro3は昨年10月にリリースされており、SoCがスナドラ821でした。筐体パーツは共通の部分が多いかもしれません。

 さて、売りはやはりAIになるでしょうか。現在の最注目株と言えばもちろん、Galaxy S8に搭載されるBixbyだとは思いますけど、いったいどのくらい便利かというのは使ってみないと分からないのがAI。日本語への対応も気になるところです。人柱さんの情報を待つことにしましょうか。


Gretel A9

製品ページ

 どうも最近は企業でも.ccのTLDを取得しているところがあって、元の国名が分からないなんてこともしばしば。
 もちろんこのGretel Mobileもココス諸島とは何の関係もなく、深センにある意外と歴史を持った電気機器メーカーのモバイル部門だそうです。知りませんでしたけど。「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテルと同じ綴りですね。

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寸法 146.6×72.8×8.7mm
重量 164g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2300mAh

 3月末のリリースと言われていましたが、GearBest.comでも発送が始まりました。
 十分にコスパの良いローエンドです。

GearBest.com Gretel A9 (9500円)

 サポート帯域には1,3,8を含んでいるので、docomo系のMVNOなら問題なく使えそうです。
 また、公式サイトのLanguage欄には"Japanese"の文字がありませんが、GearBest.comのショップROMなら大丈夫なはず。
 4月中にはヌガーへのアプデも配信予定と書いていますし、こういった激安端末を使い倒すのも面白いかもしれません。


MobiWire Tala

 4月11日から発売になっているはずですが、公式サイトのどこを探しても製品ページはありませんでした。これもフランス流なんですかね…。

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寸法 153×76.8×7.2mm
重量 171g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio P10 2.0GHz*4+1.0GHz*4?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 毎度のことながらHelio P10の下のクロックは不明です。上が2.0GHzなのは商品ページに記載があるんですけど…。

 まぁ、不思議なもので、フランスというだけでデザインがオシャレに感じます。これって先入観に他ならないんでしょうね。スペック的にミドルレンジなのに価格が張ってしまっているのだって許せちゃいます(^-^;。

GearBest.com MobiWire Tala (27522円)

 ヨーロッパでは230ユーロとのことなので妥当な値札だと思います。
 デザインに惚れたら買いで良いのではないでしょうか。


Zopo Color X5.5

製品ページ

 すっかり忘れてましたが、3月にも"Flash X Plus"という端末をリリースしてるんですね。詳細はリンク先をご覧ください。
 Zopoも深センにあるメーカーです。グローバル展開を開始したのが2015年だったこともあり、知名度はまだ低いかもしれません。
zopocolor
寸法 155×77.8×8.7mm
重量 166g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 マーケットはインドで、11999ルピー(約2万300円)と多少高めです。
 目玉はカラバリと多機能ホームボタンということになるんでしょうか。どちらも二番煎じ感は否めませんが…。

 なお、様々なサイトで「メモリ3GB」と書かれてますけど、公式サイトに1GBとある以上、そちらが正しいと思います。
 筐体を楽しむ端末にカテゴライズしても良いのではないかと。個人的にはピンクよりもブラックの高級感が好きですよ。


 新製品を探し求めて視野を広げたら、逆に情報過多になってしまいました…。妥協の二文字が必要なのかもしれません。

 ただ、あまり知られていないメーカーの製品にだって良いものはたくさんあります。数千、数万キロ離れた異国のマニアが「欲しい」と思うんですから、プロダクトとしては成功なんじゃないですかねぇ。
 裏を返せば、価格も含めて日本メーカーの製品が諸外国でどんな感想を持たれているのかに興味を抱いてしまうということでしょう。

 こんな辺境地で何をほざいても届きはしないかもしれませんけど(^-^;、誰か一人でも「あれ? 日本のスマートフォンの価格っておかしくね?」と感じていただけたら嬉しいです。