・ZTE Blade Max 3
・Gionee M6S Plus

 ファブレットって定期的に欲しくなるんですよ。不思議…。


ZTE Blade Max 3

製品ページ

 リンク先はアメリカ公式です。U.S.Cellular専売モデルのようですね。中身は2月に発売されたAXON 7 Maxに近いと思われます。
max3
寸法 164×84×8.9mm
重量 201g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 価格は一括なら100ドル値引きで199.99ドル(約2万2100円)。分割なら12.5ドルの24ヶ月で300ドルですから、一括払いが断然お得でしょう。スナドラ625の6インチファブがこの値段で買えるなんて羨ましいです。

 ただ、サポート帯域がまったく合っていないためにそのまま日本で使うのは無理。かと言ってAXON 7 Maxを買おうとすると5万円近くなって激高なんですよね。これはアメリカ限定ということで。

 しかしこのコンセプトは確かに魅力的。6インチって、持ってみると意外に大きく感じません。しかも画面は圧倒的に見やすいわけですし。
 この方向性で大画面・大容量バッテリ・デュアルレンズを開発してみたらいいと思います。日本の各メーカーは。


Gionee M6S Plus

 製品ページはまだありませんが、ローンチ済みです。発売は5月2日からとなっています。

gionee-m6s-plus-launc

寸法 163.3×80.9×8.25mm
重量 215g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 653 1.95GHz*4+1.44GHz*4?
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 256GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチAMOLED
解像度 1920*1080
メインカメラ 1200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 6020mAh

 昨年9月にリリースされたM6 Plusの後継になります。大まかなデザインやコンセプトに変更はありませんが、SoCがHelio P10からスナドラ653へ、メインカメラの画素数とF値が若干落ちた代わりにメモリ容量が増え、256GBストレージモデルが加わったことが主な違いです。
 また、スナドラ653のクロックはデフォルトのものを記載しているのであしからず。

 個人的に、6インチファブの行き着く先は、とことんハイスペックか手頃なローエンドか…という二極化だと考えています。SoCの部分で幾分物足りなさはあるものの、これは前者に区分されるのではないでしょうか。過渡期ですからどうせなら626あたりにして価格を抑えても面白かったとは思いますけど、これはこれで欲しい人も多そうです。

 64GBモデルが3499元(約5万6100円)、256GBモデルが4299元(約6万8900円)と、割高感はGioneeならではのいつものこと。湯水の如くお金を垂れ流せる富裕層向けですね。


 というわけで今日紹介した2つは偶然にも6インチファブレットだったのですが、現在日本で買える同サイズ以上のスマートフォンはほとんど海外メーカー製となっています。例えば国内メーカーだとXperia XA Ultraなんてのがあるんですけど、国内導入は不明。ファンがいるのにもったいないですねぇ。

 昔だったらFREETELの初代KIWAMIは6インチでした。それが代を重ねて5.7インチになってしまったように、どのメーカーもディスプレイサイズは縮小傾向にあるんです。
 どうせ現在叩かれまくっているんですから、FREETELはパクリのパクリで"MIX"を開発しちゃえばいいんですよ。恥の上塗りもまた乙なものでしょう。その後のことは知らんけど。