・Smartisan Nuts Pro
・Panasonic P85
・Micromax Canvas 2
・INTEX Aqua Crystal Plus
・Karbonn Aura 4G

 2つ目からインド祭りです。このリリースペースには驚嘆しますよ。


Smartisan Nuts Pro

製品ページ

 昨年11月のM1以来となる新製品だと思います。
 日本参入の話が出たのは2015年のことでしたが、Facebook公式アカウントも1年近くパタリと止まってますし、Twiiterに至っては15ヶ月停止してますね。これはポシャったと考えたほうがいいのかも…。
nutspro
寸法 155×73.4×6.98mm
重量 158g
OS Smartisan OS 3.7 (Androidベース)
CPU Qualcomm Snapdragon 626 2.2GHz*8 / 625 2.0GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB , 128GB / 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 1600万画素 / 800万画素
バッテリ 3500mAh

 スラッシュで区切ったあとのものが最も下のグレードになります。つまり、626モデルはストレージ64/128GBのみ、セルフィーも1600万画素ということですね。

 もちろん触ったことが無いので、Smartisan OSなるものがAndroidとどのくらい違うのかも分かりません。公式サイトの説明を見てもあまり理解できないですね(^-^;。そもそも日本で使えるのかも謎です。ただ、各種レビューサイトを見ると、日本語が標準でサポートされているらしく、やはり参入が遅れている(もしくは無くなった)のは残念ですよ。

 スペック的にはミドルハイといった感じで、かなり使い勝手は良さそうに思います。買うなら626の64GBモデルですかねぇ。iPhoneを意識したと思われる円形のホームボタンはパッと見オシャレじゃありませんか。

 GearBest.comではSD625/32GB/800万画素モデルのみの取り扱いとなっているようです。なぜか"Nuts"が取れた商品名になっていますけど。
 予約価格ということで若干高めですねぇ。まぁ一応リンクは貼っておきますが、しばらく待ちだと思いますよ。画像を見たりするのにお使いくださいな。

GearBest.com Smartisan Nuts Pro SD625/32GB (44691円)

 参考までに中国国内の予価は、32GBモデル1499元(約2万4600円)、64GBモデル1799元(約2万9600円)、128GBモデル2299元(約3万7800円)となっています。64GBモデルのコスパがやたらいいと思いませんか?


Panasonic P85

 ローンチ済みですがインド公式にも製品ページはまだありません。グローバルサイトで検索すると掃除機がヒットします…。
 ナンバリングルールからいくとP75の後継扱いだと思いますね。

panap85

寸法 145×72.2×9.35mm
重量 146.7g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6735P 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4000mAh

 エントリーモデルとしてはなかなかいい感じではないでしょうか。
 なお、一部サイトではクロックを1.0GHzとしているところもあるのですが、実機レビューをしているところの表記に倣いましたので念のため。

 価格は6999ルピー(約1万2400円)と、これもちょうどいい感じです。バッテリ容量を考えるとコスパはむしろいいくらいだと思いますね。
 おそらく私より上の世代の方々だと、「ナショナルのスマートフォンがそんな値段で買えちまうのかい?」的な驚愕を覚えるんじゃないですかねぇ。
 それが海外で生き残る道だったということですわ。日本を捨てた理由もそこにあるはずです。


Micromax Canvas 2

製品ページ

 シリーズの代表冠名である"Canvas"を付けられているので、同社の普及帯製品よりも幾分上のスペックです。
 なお、Canvas 2自体は2012年にA110という型番でリリースされているため、2017バージョンとの注意書きを入れるサイトもあるようです。
micromax_canvas_2
寸法 不明×不明×8.5mm
重量 160g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3050mAh

 もちろん同社にはこれよりも上のものはあるのですが、一応主力製品扱いのためか価格も高め。11999ルピー(約2万1200円)と、似たようなインドスマホと比較するとコスパは悪いですね。

 しかしおそらく世界中の国を見渡しても、インドほどスマートフォンがピンキリのところも無いと思うんですよ。中にはこういう選択肢があっていいのかなと。
 むしろほとんどの製品に妥当な価格が付けられている点には敬意を評したいです。


INTEX Aqua Crystal Plus

製品ページ

 INTEX社製の端末の中ではデザインがずば抜けているように感じます。
aquacrystaol_db
寸法 140×71.2×7.4mm
重量 140.2g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2100mAh
 
 余す所なくきっちりスペック表をまとめてくれているのは好感が持てますねぇ。

 エッジの加工もオシャレですし、背面はガラスコーティングらしいです。バッテリを除けばMVNOで19800円+税で売られていそうな感じじゃないですか。

 はい。これは6799ルピー(約1万2000円)なんですねぇ。買う手段があったら普通に欲しいですよ…。
 中身なんてインドの端末は似たり寄ったりですから、筐体で差を付けるくらいしかありません。これはちょっとだけビビっと来ました。
 
 
Karbonn Aura 4G

製品ページ

 Aura Noteが3月末にローンチされてから1ヶ月半で、5インチの無印Auraの発売となりました。

overview_aura_4g_color

寸法 141×72.9×8mm
重量 138g
OS Android 6.0
CPU 不明 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2150mAh

 SoCはAura NoteがMT6737だったのですが、これはまだ明かされていません。その他にも、メモリ、ストレージ、バッテリの容量がそれぞれ大幅に減らされています。メインカメラだけはグレードアップしていますけど。

 現在の価格は5290ルピー(約9300円)ですから、少しだけ高いかもしれませんね。
 しかしこのコーヒーシャンパンというカラバリは気に入りました。もう1色のブルーシャンパンもステキです。自信があるからオーソドックスなホワイトとかグレーとかを用意しなかったのではないでしょうか。


 5つも紹介したのに、スルーしたものがまだ同じくらいあります。時期を逃すとどんどんフレッシュじゃなくなっていくので、今後登場することは無いと思います…。

 最近は新製品の情報を見るときのパターンが決まってきました。
 まず最初に筐体を眺めて、それからスペックを一つ一つ確かめていくんですよ。そして自分の中で「○○円くらい」と見当をつけてから価格情報を検索します。その過程の中で一つでも「おー」と思ったものがあれば記事に取り上げるようにしています。
 文章には表していなくても、そんなところを感じ取っていただけるのなら嬉しいです。