・HTC U11

 期待をすると裏切られるのは世の常ですんで、本当は価格が確定してからほざくのがお利口さんなんでしょうねぇ…。


HTC U11

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 今年のフラッグシップモデルになります。リンク先はHTC日本ですが、グローバルと同時に発表とは思いもしませんでしよ。まさか国内スマートフォンとして紹介できるなんて(^-^;。

htcu11

寸法 153.9×75.9×8.3mm
重量 170g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 835 2.45GHz*4+1.9GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 2560*1440
メインカメラ 1200万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 国内モデルは4GB/64GBのみですが、グローバルだと6GB/128GBもあるそうです。まぁ、MicroSDにも対応していますし、これで十分でしょう。

 最大の売りは「HTCエッジ・センス」だと思うんですけど、説明がちょっとザックリし過ぎてませんかい?
 これだと初めて知った人には伝わらないような気がしますねぇ。また、最下部のスペック表に書かれた「握ることで特定の機能を起動したり、もっと色々」って、その「色々」が知りたいのに(^-^;。
 まぁ、これは店頭で実際に触ったり、ネットで動画を見たりしてたしかめたほうがいいと思います。

 その他にももちろん特徴はあります。

 例えば「リキッド・サーフェイスデザイン」と銘打たれたガラスコーティング筐体。今年のHTCはこれで売っていくようなので、ぜひじっくり眺めてみたいものです。

 メインカメラは画素数こそ平凡なものの、f/1.7は優秀の一言。さらにDxOMarkで90点を叩き出した(と言うか、主観の採点ですけどね)と聞かせられると、早く実際の写真をアップしてくださいと願わずにはいられません。

 SoCはハイエンドだけあってスナドラ835です。性能については折り紙付きで今更何も言うことはありませんが、例えばそれがどの程度のものか知らない人のために単純計算で比較をするなら、3年前のハイエンドSoCであるSD810の3倍以上の快適度だということです。
 CPU性能だけでなく、メモリやストレージの転送速度も上がっているので、体感はもっとサクサクなわけですね。

 発売は6月からとなっていますが、835の供給の関係で台数については不透明な部分が多いです。それでも各国のメディアが期待して待っているよというワクワク感が伝わってきます。

 アメリカのキャリアSprint版はトータル696ドル(約7万9100円)、アメリカのSIMフリー版が649ドル(約7万3800円)、イギリスでは649ポンド(約9万5000円)、EU諸国では749ユーロ(約9万4100円)、インドでの予想価格は52999ルピー(約9万4000円)、そしてお膝元の台湾では19900台湾ドル(約7万5100円)などとなっています。

 例えば日本でSIMフリー版で出してくれたとしても、8万円以上は確実でしょう。auだと10万円コースですかね。でも、久々に国内モデルで「欲しい」という感じがするものではないでしょうか。4年くらいは使えそうですし。
 あとはユーザーレビュー待ちですかねぇ。


 auで扱われるとなると、発売早々に手に入れるのは実は損だったりするんですよ。HTC 10が1年経った現在、割引込みでトータル40176円になってますから、型落ちするのを待てば半額以下になるということで。
 でもスナドラ845が出たら当然そっちが欲しくなるのは分かりきっているジレンマですね(^-^;。