・Motorola Moto Z2 PlayがTENAAを通過
・Alcatel IDOL 5のCricketモデルがFCCを通過
・NOKIA Nokia 9は1300万画素のデュアル構成か
・Google 軽量版OSのAndroid Goを発表

 週明けは多数の公式発表を控えています。紹介が追い付けるのか今から不安ですよ(__;。


Motorola Moto Z2 PlayがTENAAを通過

 ソースはこちら。ローンチは6月8日と言われています。

z2play

 先代同様、フラッグシップであるZ2の廉価版という扱いです。
 SoCはスナドラ626、5.5インチフルHDディスプレイ、4GBのメモリと64GBのストレージ、バッテリは少し落ちて2820mAhとなっています。
 メインカメラは1200万画素ですが、おそらくG5 Plusと同じf/1.7のレンズを搭載するものと見られ、夜間の撮影にも向いていそうですね。

 しかし、他にはなかなか無い筐体の特徴を持っているのがこのZ2 Playです。ぜひリンク先の画像をご覧いただきたいのですが、本体の厚さが5.99mmという激薄サイズなんですね。Motoシリーズのハイスペックモデルがほとんどそうであるようにカメラ部はかなり出っ張っているのですけど、この薄さはかなり魅力です。
 ただ、結局カメラを保護するためのケースは必須になってしまうでしょうし、薄さの恩恵を感じられる場面というのもあまり想像できません。
 むしろこのために犠牲になったと思われるバッテリ容量が残念…と考える人もいるかもしれないですね。


Alcatel IDOL 5のCricketモデルがFCCを通過

 何度かGFXBenchにも登場し、スペックが明らかになってきているIDOL 5ですが、FCCの認証を取得したことでアメリカでの販売は確実なものとなりました。

idol5

 今までに判明しているのは、メモリ3GBのスナドラ625モデルとメモリ2GBのHelio P20モデルが存在するということ。ストレージは32GB、メインカメラ1200万画素、5.2インチフルHDディスプレイは共通の仕様らしいです。

 一方IDOL 5SはHelio P20のメモリ3GBとリークされていましたが、VRヘッドセットの同梱については明らかになっていません。もちろん日本での取り扱いも未定です。
 Alcatel製品は家電量販店などでも気軽に手に入れることができるので、ぜひ今回もと期待しています。


NOKIA Nokia 9は1300万画素のデュアル構成か

 NOKIAの新しいフラッグシップということで、相当盛られたスペックが予想されていましたが、だいたいまとまってきたようです。

nokia-9-apn-1000x561

 ディスプレイサイズは当初噂されていた5.5インチではなく、CPU-Zのリザルトから判明した5.27インチで、解像度は2560*1440。530カンデラという明るいパネルを採用するそうです。
 メモリ4GB、ストレージ64GB、スナドラ835はよくあるハイエンドですが、メインカメラは1300万画素2基に、さらにレーザーフォーカスが搭載されているのではないかとの話です。上の写真だとLEDフラッシュのすぐ上に付いているものですね。

 もちろんこの筐体は青いプラスチックのケースを着せた状態で撮影されており、中にあると思われるデザインは秘匿されたままです。まだまだプロトタイプのために見せられないという可能性も考えられますか。

 8月下旬以降に発売と言われているNOKIAのフラッグシップ。価格も750ユーロ(約9万3500円)とハイエンドになる見込みですが、今後の情報にも注目しておきましょう。


Google 軽量版OSのAndroid Goを発表

 日本でもけっこう話題となっていたので、詳細はぜひググってみてくださいませ。

androidgo

 昨年発表されたYouTube Goの流れを汲み、主に新興国向けに、低スペックスマートフォンでの快適な動作やモバイルデータ通信量の削減を目指したものになります。

 リリースは2018年だそうで、Android Oを搭載した端末でスペックが足りないものについては自動的にこのAndroid Goが選択される仕組みになるんだとか。
 それだけでなく、ヌガー以前のバージョンで動いている端末にも対応するらしく、例えばメーカーが見捨ててまったくアプデが配信されなくなったKitKatスマホなんかも最新のOSに置き換わるという素晴らしい措置です。

 裏を返せば、あえてロースペックで作ってAndroid Goを充てがう端末の開発が促進されることにもなるでしょう。つまりますます価格の安いAndroidスマホが登場する結果に繋がるはずです。


 スマートフォンだってPCだって、OSが無ければただの鉄屑です。ハードウェアの技術革新よりも緩やかに感じていたOSの進化が、ここにきて急展開を迎えたような気がしてなりません。

 Windowsでも常に最新の軽量版が無料で提供されていれば、きっと先日の大規模なハッキングなんかは起こらなかったであろうと、少しばかりMS社を責めてみたりしましょうか。