ちょっと時間がなくてまだベンチ途中です。明日にはまとめられるかと思います。

 触ってみた感想をまたざっくり形式で書いていきます。

 NEXUS 6Pは5.7インチの有機ELパネルを採用しています。画面占有率も高くていい感じです。
 発色が綺麗と噂ですが、外国人向けの色温度で日本人に向かないというレビューも多数読んできました。「そんなに変わらないでしょ」と高をくくって購入してみたものの、やはりこの発色は日本人向けではない印象を強く感じましたね。何と言うか、鮮やかすぎるんですよ。原色に近い色ほど蛍光感が出て目に痛いです。黄色や赤は輝度を下げないとかなりツライ感じがします。
 ということで、アプリで色フィルタをかけてみましたが、文字や画像ににじみが出たり細かいグリッドが入ったりして、有機ELとの相性はあまりよろしくありません。輝度はマニュアルで2割前後まで下げ、うっすらとフィルタを乗せてみるとまぁ許せる範囲でしたのでこれでGoです。屋外だと見えづらいのはまず間違いないですね…。

 タッチパネルは問題なく優秀。思い通りに操作できますね。
 センサーに高価な部品を使ってるんだと思います。比べちゃいけないんでしょうけど、コストカット著しいksな中華パッドなんて安いセンサーな上に無理矢理感度を上げてるものですから、1cmまで指が近付いたところで反応しやがるような機種も存在しますからね。

 Wi-Fiはめちゃくちゃ速いですね。ちょっとここまで速いのは見たことが無いってほどです。各アプリのDLに何のストレスも感じません。外出先でLTEにも繋いでみましたが、これまでの同キャリアの301Fに比べても格段に速くなりました。DLにかかる時間を気にする人も多いでしょうから、精神衛生上も良いかもしれません。まぁ、その時間が短縮されたところで通信量自体は変わらないですけどねw。

 各種ボタンについて。電源ボタンは右サイドに付いています。すぐ下にボリューム調整ボタンがあります。間違って押さないための仕様だと思われますけど、電源ボタンにはギザギザ加工がしてあり、感触ですぐに分かるのはユーザーフレンドリーですね。
 双方ともしっかりとしたクリック感があって良好ですが、硬くはないので持っているときに押されてしまうこともしばしば。シリコンケース等なら解消できそうですけど。
 また、本体下がUSB Type-C、上部左側にイヤホンジャックが付いています。ZenFone 2でも書きましたけど、このイヤホンジャック邪魔ですってばさ。下から出せなかったんですかね…。

 カメラ性能については、けっこうレンズも明るめで写りも悪くありません。最新の機種の中ではいたって普通レベルでしょうけど、私の手持ちの中では唯一自撮りも満足できる性能だと思います。まぁ、自撮りしませんけど。
 あと、これは理由が分かりませんが、LINE Toolsのミラーを使うと映った姿が上下逆さになります。本体向きを逆にしても変わりません。相性ですかね。

 バッテリ性能は、やむを得ないのでしょうけど普通レベルです。大画面であってもせめて有機ELならもうちょっと省電力でもよさそうなもんですが、CPUが代わりに喰ってそうですね。充電が早いので、2日まるまる使えたらなお嬉しかったのですが。
 ただ、クロックの割に本体の過熱は少ないですね。ベンチを数回走らせてもほんのり温まる程度で、そこは金属筐体の強みといったところかもしれません。

 あと特記すべきこととして、スピーカの音質を挙げておきます。上下にそれぞれLRという感じで独立して搭載されていて、非常に音が良いです。これまで使ってきた製品の中で一番いいかも。横向きに持って動画なり音楽なりを鑑賞しなさいねということなのでしょう。スタンドや倒立ケースにセットすれば、小型モニタさながらに使えそうです。

 最後に、よく設定を見なかった私が悪いのですが、SMSの受信フィルタが「強」に設定変更されていて(これまでは「URL付き以外はすべて受け取る」にしていたので)、しばらく各アプリからのコードが受け取れずに悩んでしまいました。これに小一時間消費したおかげでベンチを今走らせる羽目になっているのですorz
 それと、テザリングが効きません。これもおそらく設定なんでしょうけど、純正のアプリを落としてもダメでした。私にとって一番必要な機能であるために早く解決しないといけないんですが…。

 何はともあれ、月々割を考えるととんでもなく安い買い物であったと感動しております。詳しくは明日のベンチ結果の記事でまた触れることにしたいと思います。