・OPPO R11
・OPPO R11 Plus
・Symphony P9
・Infinix S2

 ギリギリまで待ったのですが、製品ページはオープンしませんでした…。
 後日リンクを貼っておきますので(__;。→貼りました。


OPPO R11

製品ページ

 スペックは公式のものと異なる場合があります。ご了承ください。 →修正済みです。
r11
寸法 154.5×74.8×6.8mm
重量 150g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチAMOLED
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素+2000万画素差
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3000mAh

 何と言っても最大の特徴はメインカメラにあります。1600万画素のほうはf/1.7という明るいレンズを採用し、2000万画素のワイドアングルレンズがそれを補助するかたちです。

 Plusも含めて、最新のAMOLED(PlusにはIPSモデルも有り)ということならば太陽光下での視認性も期待できるはずです。
 その他も文句の付け所のない数字が並んでいます。

 公式ショップでは予約を受け付けているだけの状態で、はっきりとした価格はまだ明かされていません。 →ノーマル色2999元(約4万8700円)、限定色(赤)3199元(約5万1900円)でした。
 スナドラ660に加えてこのスペックですから安くはないだろうと思い、色々と調べていたのですが、事前の価格情報が最も流れているのがインドなんですね。そこでは31990ルピー(約5万4900円)程度だろうと言われています。
 欲を言えば4万円台が望ましい(→4万円台でした)とは思いますが、それでも飛ぶように売れる予感しかしませんねぇ。


OPPO R11 Plus

製品ページ

 これまでのRシリーズ同様にPlusグレードが存在します。こちらはまだ公式ショップにも商品ページが無いので予約も受け付けていない状態ですけど。
oppo_r11_plus_screen_1497011679857
寸法 165.8×81.5×7.8mm
重量 188g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ / AMOLED
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素+2000万画素
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 4000mAh

 やはり6インチは魅力があります。加えて国内キャリアのハイエンド製品でもここまでのものもなかなか見当たらないですね。ニーズは確かにあると思うのですが。

 前述のインドのサイトでは35999ルピー(約6万1800円)と書かれており、単体で購入するには多少の抵抗はあるものの、悩んだ末にポチるパターンですね。きっと。

 そう言えばスナドラ660については流す程度でしか書いてこなかったので、もうちょっと付け足しておきましょうか。
 Qualcommのプロダクトページはこちらです。

 コアはすべて14nmのKryo 260、GPUはAdreno 512。ハイパフォーマンスSoCでありながら、スナドラ626よりも15%電力効率が上昇しているそうです。
 間違いなく今後のミドルレンジを席巻するSoCですから、価格情報からは目が離せないと思いますよ。


Symphony P9

製品ページ

 バングラデシュのメーカーです。いつか紹介しようと思っていたのに失念していました。
Symphony-P9-Bangladesh
寸法 154.8×76.79×9.2mm
重量 150g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6753 1.3GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 SoCについての記載が無いのですが、1.3GHzのオクタコアとGPUの表記からおそらくMT6753だろうということで疑問符無しで書いています。

 間もなく発売されるSymphonyのスマートフォンはこの他にもう2つありますが、価格が公開されているのはこれだけで、そんな理由で取り上げてみました。

 その価格は12990タカ(約1万7800円)となっており、至極妥当なところではないでしょうか。むしろメモリやストレージ容量、それにフロントカメラの画素数を考えれば相当お買い得な部類です。
 このカメラについても実は特記することがありまして、メイン・フロントともにf/2.0なんですね。セルフィーにf/2.0の1300万画素を搭載しているエントリーモデルはなかなかありません。
 ともすると希望小売価格を跳ね上げても不思議ではないところですが、そこはさすがにバングラデシュシェアナンバーワンのメーカーは違うということでしょう。


Infinix S2

製品ページ

 メインのマーケットが母国である中国ではなく、アフリカや南米、東南アジアとなっているため、サクッと調べた程度では情報が出てこないんですね…。
 これは4月25日にローンチがあったもので、既に店頭に並んでいるようです。

infinixs2

寸法 148.9×72.1×8.07mm
重量 147g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6753 1.3GHz*8
メモリ 2GB / 3GB(S2 Pro)
ストレージ 16GB / 32GB(S2 Pro)
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素+800万画素
バッテリ 3000mAh

 セルフィー特化型ですね。画像のフロント右側に見える大きい方のレンズが1300万画素、イヤースピーカのすぐ右にある小さいレンズが800万画素のようです。
 その他のスペックは特筆すべきところが無くとも、しっかりとした売りがあるというのはそれだけで消費者を惹きつけると思います。価格が安ければ尚更です。

 ざっとリストアップしてみましょう。すべて上位版のS2 Proの価格になります。
 ナイジェリアでは75000ナイラ(約2万5700円)、ケニアでは15699ケニアシリング(約1万6800円)、フィリピンでは8990ペソ(約2万円)、パキスタンでは18600パキスタンルピー(約1万9600円)、マレーシアでは770リンギット(約1万9900円)という感じです。
 これなら多少安いS2を選ぶ必要は無く、使い勝手に優るS2 Proを購入するのが正解でしょう。
 バランスの取れたお買い得な1台だと思います。


 今日紹介した3機種4台は、意図的に集めたわけでもないのに、カメラに主眼を置いた作りになっているものばかりでした。
 差別化を図るためには最も力を入れやすく、さらにアピールポイントとしても有益ですから、各メーカーが最初にコンセプトを掲げる部分なのかもしれません。

 しかしまぁ、ここ数年の進化レベルは目覚ましいものがありますね。
 来年の今頃だって、「1年前のスペックってこの程度だったのか」と思えるようになっているんじゃないですかねぇ…。