ログミンを見ていると、定期的に訪問される方よりも検索にヒットして導かれた方が多いことに気付きます。どちらも嬉しいのですが、たまに自分で調べ物をしているときにこのブログが検索上位に来て、「自分のじゃん!」と何とも言えない切なさを感じるときがあります。結局私が調べたいことってとことんマイナーなんだな…とorz

 そうそう、記事数が増えてきたのでカテゴリ整理をしてあります。報告を忘れていました。大カテゴリの「電脳」の下に「Android」「iPhone」「パソコン」「Windows」「タブレット」「インターネット」「スマートフォン」「トピックス」と小カテゴリを追加しました。分類が微妙なものもあって「だいたいこっちかな」と振ったものもありますのでご容赦ください(^-^;。

 さて、今日はタブレットについて。自分が思っていたより意外と記事数が少なかったんです。

 多数のタブレットを持っていると気付くのが「リセットボタンの有無」という点です。
 用途としては主にフリーズしたとき(電源ボタンの長押しが効かないとき)に活躍するのですけど、基本的にリセットボタンが付いている機種はフリーズします。それも高確率で。まるでメーカーが認識していて後付けしたんじゃないかと勘ぐってしまうほどに。
 逆に、リセットボタンが付いていなければフリーズすることはまず無く、したとしても電源ボタンの長押しで普通に再起動可能な機種がほとんど。これってやはりメーカーテストの結果なんでしょうかね。
 パソコンだと「コンセント抜かないと電源も落ちない状態」なんて酷いことには滅多にならない(2度ほど経験しましたがorz)のですけど、技術的にかなり後発のこうした電脳端末はまだメーカーですら未知の部分があるということかもしれません。使い方なんてパソコン以上に人それぞれですし、開発者がまったく想定していないエラーが起きることだってあるでしょうから。

 結構な頻度で「買ってはいけない」という文言を並べてきましたが、今日はタブレットについてそれを書いてみたいと思います。

メモリ量(RAM容量)が少ない

 ロリポップ以降のAndroid端末はメモリ消費率が高く、とてもじゃないですが1GBでは足りません。4.4でギリギリといったところでしょう。それも、常駐するアプリを複数入れると、落ちたりフリーズしたりするようになります。
 eMMCがもっと高性能になれば、Windowsでいうところのページファイルを置いて対応できそうなものですけど、ただでさえストレージ容量に不安のあるタブレットやスマートフォンはそれも厳しいかと思いますね。
 一応、Root化した端末限定ですが、「Swapper for Root」というアプリがありますので、試したい方はどうぞ。
 Androidバージョンが5.0以降の端末ならRAMが1GB以下の機種を買ってはいけません。

記憶容量が少ない

 ユーザーがアプリ等をインストール可能なストレージのことです。一部の中華パッド等では、インストール可能な容量を極少にしているものがありまして、GooglePlay開発者サービスのアプデでエラーを吐くというのは相当頻繁にお目にかかる現象です。それだけではなく、アップデート全般について上書きでなく一度テンポラリを置くために、容量不足は如何ともし難いのですよ。対応策としては、外部ストレージに可能な限り詰め込むとか、Root化してパーティションを切り直すとかが考えられますけど、いずれも初心者にハードルが高く、やはり最初から記憶容量が多いものを買うべきでしょう。
 内部記憶容量が8GB以下の端末は買ってはいけません。

ディスプレイの解像度が低い

 個人的にこれまで使ったタブレットの中で、画面サイズと解像度の限界値を探ってみました。
 7インチ 1280*720以上あれば問題なし。1024*600とかは間違っても買ってはいけない。
 8インチ 1280*720だとアラが目立つ。できればFHD1920*1080以上がおすすめ。
 10インチ以上 1920*1080以上の機種しか買ってはいけない。ただし、2048*1536以上を選択する際には本体性能をよく吟味すること。
 解像度が低いと基本的に文字が読みにくくなるのでストレスがたまりますよ。

液晶がTN

 今の機種でTNを使ったものがあるのか知りませんが、昔のノートPCならまだしも、目との距離が近いタブレットでTNは厳しすぎます。IPSやAMOLEDを選択しましょう。
 TNパネルのタブレットは買ってはいけません。

充電端子が専用形状

 pinタイプの充電端子が付いた機種はあまりおすすめしません。中にはUSBからも給電可能なものがありますので、それならまぁいいとは思います。しかし、専用のケーブルでしか充電できないとなると替えが効きませんし、私のように複数台持っているとどれがどれやら分からなくなりますorz
 専用端子を持つ端末はあまり買ってはいけません。

マイナーメーカーの中華パッド

 中国企業でも名の通ったものならあまり心配はありませんが、一般の人が知らないようなメーカーの端末を人柱覚悟で買うとたいていは後悔することになります。不具合は必ずおまけで付いてくると考えたほうがいいかもしれませんよ。

バッテリ性能に問題があるとネットで評価されている

 こればかりは買う前から分かることではありませんので、人の意見を参考にする必要があります。ほとんどが信じて良いレビューだと思いますので、殊更バッテリに関してはネットをよく見てから機種を選定すべきでしょうね。

 さて、上記の条件にピッタリと当てはまったタブレットを多数持っているのですけどorz、中でも酷かったのがgeaneeのADP-701Xでした。
 大特価の6980円で買ったはいいものの、液晶は擬似IPSで見えにくいことこの上なく、メモリもストレージも余裕がなくて2度に1回はフリーズし、バッテリは100%から0%になるまで1時間保たず、挙句の果てに一晩のスリープだけでバッテリ残量すべてを持っていかれる始末。
 さらには、購入して半年で起動不可の状態になり、初期化すらもできないという有様でした。これで1ヶ月あたり1100円は高すぎでしょ。ちなみに、ADP-701Xにはリセットボタンが付いていますw。
 ですから、人柱になった私からこうして苦言を呈しているわけですよorz
 どうか皆さんは同じ轍を踏まぬように…。