一般的によく転がっているような商売目的の記事ではありませんので、細かくスペックを書いたりリンクを貼ったりしません。ご容赦ください(´Д`)。
 先日の「買ってはいけないタブレット」の記事のようなスタンスで、「買い」とそうでないものとに分別してみたいと思います。あくまで個人的な見解ですので、各メーカーを否定したり営業を妨害したりといった目的ではない点についてどうかご理解ください。

 なお、全部網羅している時間的余裕がありませんでしたので、名の知れているところから普通に食指が伸びそうなものだけをざっと挙げるかたちになります。
 また、各社で取り扱っている機種がダブっているものがありますので、それらについては表記しません。格安スマホ会社というよりは機種に関する考察ですので…。
 データは本日(2016.02.29)時点のものになります。

IIJmio

HUAWEI GR5
 最近気になってます。コスパの良さはピカイチじゃないですかね。フルHDですしオクタコアですし、これで内蔵ストレージが32GBなら手を出してしまいそうになります。あと3000mAhのバッテリがこのスペックに見合っているかどうかでしょうね。でも総合的にはこれで3万円台なら「買い」でしょう。

ASUS ZenFone 2 Lazer
 IIJmio限定のパープル色だけは欲しいです(^-^;。ですが、CPUが少し落ちること、画面の解像度が1280*720なこと、バッテリ容量が少なめなこと、ストレージが16GBなこと…等を考えると、この価格では手を出すべきではないかなと思いますね。

FUJITSU arrows M02
 これも有機ELなのですが、ネットのレビューを見るとあまり綺麗ではないらしいです。実物を観たことがないので分かりませんが、FUJITSUのスマートフォンにこれまでいろいろと触ってみた経験からそこまで落ちるとは思えないのですけど。まぁスペックが価格と噛み合っていない点で買えないです。楽天モバイルの同モデル(RM02)は他よりも断然安いので、買うならそこがおすすめです。

HUAWEI P8 Lite
 スペック的にはいたって普通です。魅力としてはフレームギリギリまで画面が占めていることでしょうか。ただ、バッテリ容量にかなりの不安があるので、この価格では手が出せません。このCPUの性能が気になるので、お使いの方はGeekBench3のご報告だけでもいただけると嬉しいですm(__)m


DMM mobile

ZTE Blade V6
 クアッドコアでも1.3Ghzと他の機種よりも多少性能は良さげです。まぁその他は普通レベルですし、バッテリも小さいので価格には見合ってない気がします。

acer Liquid Z530
 Blade V6と同じCPUです。しかし、カメラがショボいぶん少しだけ価格が安めです。Z330のバッテリは容量の割に長持ちだという噂なので、これもおそらくそういったacerテクノロジーが働いているかもしれません。しかしまだ高いです。18000円なら買いでしょう。

SHARP AQUOS SH-M02
 スペックはarrows M02とほぼ同一で、バッテリ容量とパネルとカメラの画素数がと異なります。それにアクオスブランドが加わって嘘みたいな価格になっています。個人的には間違いなく買わない機種です。

HUAWEI Ascend Mate7
 6インチのフルHDが売りの製品です。ただ、キットカットモデルなのでそこがネックですかね。スペック的にはまぁ許せる範囲ですけど、やはり内蔵ストレージが貧弱なこともあり、これに4万近く出せるかと言われるとNoです。

HUAWEI Ascend G620S
 これもキットカットモデルですが、安さのぶんスペックは控えめです。画面だけは1280*720なので、ゲームもしないしSNSだけという方には価格的におすすめできるかもしれません。しかし、メモリ1GBの弊害だけは覚悟しておいたほうがいいでしょう。


OCNモバイル

gooのスマホ
 中身は他社のものにgoo筐体をはめただけです。特筆すべきところはありません。

Moto G , Moto X Play
 世代的にモトローラと聞くだけでウキウキするのはさておき(^-^;、スペック的にX Playは買いです。デフォルトでマシュマロというのも強みでしょう。性能的にこの価格なら満足できると思います。ただ、上位モデルでも内蔵ストレージが16GBなのはマイナス点です。64GBだったら5万円でも買ってます。あ、CPUはもちろんモトローラ製ではありません。念のため。

ALCATEL ONETOUCH IDOL 3
 5.5インチの画面でフルHDです。そことCPUだけは評価しますが、価格と釣り合ってないので買えません。


FREETEL

SAMURAI KIWAMI
 6インチのWQHDです。普通に欲しいです。価格が据え置きなら和柄が。スペックから見たら一番の適正価格だと思いますね。あとは不具合等さえ無ければ良い買い物になるのは間違いないと思うのですけど。

SAMURAI MIYABI
 この価格設定は素晴らしいですね。19800円+税でここまでの性能が実現できるということは、他のメーカーがボッタクリ過ぎているという証に他なりません。3月2日までキャンペーン中ですので、人柱になるなら今がチャンスですよw。

Priori 3 LTE
 さすがに旧世代なのでいろいろとショボいのですけど、そこはこの価格なので許すことにします。7000円だったら買いますね。

Priori 3S LTE
 進化したのは画面とメモリ・ストレージ量とバッテリ容量だけです。CPUは変わっていません。5000円の上乗せは些か厳しいと思いますね。ネイビー色には少し惹かれますが、あと3000円安くてもいいと思います。


UQ mobile

KYOCERA KC-01
 スペック的には平凡極まりないのですが、KYOCERAブランドを愛する人なら買ってもいいのではないでしょうか。申し訳程度にメモリも1.5GBに盛られてますし。あと4.5インチと多少小さめなので、最近の大画面は使いづらいという方にはいいかもしれません。

LG  G3 Beat
 何度も書きましたが、おそらく液晶はLGだけに綺麗なのでしょう。スペックがもう少しまともなら選択肢に入るのですが、如何せんこれでは買う気が起きません。


Y!mobile

 書こうと思ったんですけど、ワイモバイルって格安スマホのカテゴリに入らないですよね(^-^;。機種と価格とも見合ってないですし。
 個人的には、ワイモバイルならガラケーを通話し放題で月900円で使うのがおすすめだと思っています。お金が惜しくない人にはNEXUS 5Xを推奨しますけど。


楽天モバイル

HTC Desire 626
 今、とっても安いです。月々891円ですね。このスペックでこの価格は普通に買いだと思います。デザインが気にならない人には(^-^;、良い買い物になるでしょう。

acer Liquid Z330
 スペックは相当に低いのですが、使いやすさやバッテリの持ちはネットのレビュー通りならコスパが良い機種と言えるでしょうね。月々441円と激安なので、2台目、3台目には持って来いではないですか。

HUAWEI honor6 Plus
 レビューだけを見ると、クロックの割にベンチが伸びないCPUらしいですが、全体的なスペックは価格以上でしょうね。今なら29800円、月々だと1341円で買えるみたいですので、欲しい方はお早めに。

HUAWEI Mate S
 スペックを盛った割には設定価格が高すぎます。さすがに格安スマホに区分してはいけないでしょう。

ASUS ZenFone Selfie
 パステルカラーで何の問題も無いという方ならスペック的には満足できるレベルですけど、やはりASUSブランドということで高いです。フルHDの画面でもサクサク動けそうなCPUなだけに、あと1万円安ければという感じですね。


 ということで、紹介できなかった機種もまだまだあるのですけど、最近の格安スマホは昔のように「安かろう悪かろう」ではないということです。
 性能が足りなくてもそのぶん安いから…と割り切って使うか、とことんコスパを追求して上を求めるかというところは個人の考え方によるでしょう。
 一つだけ言えるのは、大手3キャリアで扱っている機種の中にも、これらの格安スマホと同程度のスペックのものが多数あり、それでいて価格は下手したら5万円も高い場合もあるということです。今は月々割があるのでそれほど割高に感じませんけど、これが廃止されたらどっと格安スマホに流れる予感がしますね。
 キャリアメールができるか否かという点に重きを置く方がまだいるらしいですし、やはり大手は安心感があるという付和雷同ジャパン的な精神もけっこうなことだと思いますけど、私のように2台持ち(3台持ちですけどw)で格安スマホをというスタンスも考えてみると意外に楽しかったりしますよ。

 ちなみに、NEXUS 6Pをチョイスした理由はソフトバンク以外のキャリアや格安スマホでまったく取り扱っていないからです。白ロムを買って格安SIMでというテもあるでしょうが、月々割の勝利でした。 実質な支払額は10800円ですからね。これははっきり言って格安スマホよりおすすめしますwという訳のわからない結論でorz