・Allview X4 Xtreme
・ZTE Small Fresh 5
・Coolpad M7
・HOMTOM HT37 Pro

 スマートフォンのレビューでよく見るのは、ゲームの操作性とか動作検証とかですけど、ほとんどやらないものでして…。
 特にマルチタッチを要するものは最初から敬遠してしまいます。年ですねぇ(;´Д`)。


Allview X4 Xtreme

製品ページ

 Allviewのフラッグシップ最新モデルです。"X4 Soul Xtreme"がシリーズ名としては正しいようですね。
x4xtreme

寸法 166.4×83.3×9.1mm
重量 226.9g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P25 2.5GHz*1+2.3GHz*3+1.64GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 4550mAh

 ベゼルレスではない6インチファブなので、筐体サイズはかなりのものです。バッテリ容量も大きいため、重量もけっこうありますね。しかし大画面の魅力はそれと引き換えにしても余りあるものです。

 また、Helio P25は1コアだけが2.5GHzで、3コアをHelio P20と同じ2.3GHzにしてあるそうです。ならばP20でいいじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、メインカメラがデュアル構成なのでそれをサポートするためにP25でなくてはならなかったということでしょう。

 6インチ超のファブレットは二極化が進んでいると思います。このようにハイエンドな構成のものと、最低限使えればいいというものに分かれてきたのが最近の傾向ですね。

 価格は、ルーマニア国内だと1899レイ(約5万1800円)ですが、欧州圏だと399ユーロ(約4万9600円)で少しお買い得になるようです。
 コスパは決して悪いということもありませんし、なかなか面白い1台ではないでしょうか。


ZTE Small Fresh 5

Weibo公式

 ZTE中国でのローンチなのですが、まだ製品ページはありません。Weiboで詳細が明かされています。

ZTE-Small-Fresh-5-768x707

寸法 145×70.7×7.9mm
重量 132g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 Small Fresh 4が昨年7月でしたから、ちょうど1年サイクルになります。発売は7月8日からだそうです。
 名称からも分かる通り、これが5代目の歴史あるシリーズ。中国では「小鮮」と呼ばれるスマートフォンですね。

 今年はデュアル構成のメインカメラという部分が一つのアピールポイントになっていまして、メモリ容量も十分ですし、価格が安ければ欲しがる層は多いと思われます。

 昨年のSmall Fresh 4は1090元(約1万7800円)とリーズナブルでしたが、今年の5はそれよりは幾分高くなるらしいです。
 公式にはまだ明かされていないものの、一部では1499元(約2万4400円)と言われており、ミドルローに分類されてしまいますね。あとは質感が高ければ価格相応だとは思いますが。


Coolpad M7

 製品ページはまだありません。同時にローエンドのDefiantもローンチになっています。
 26日から発売となるようです。
coolpadm7
寸法 151.2×74.3×6.9mm
重量 152g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3200mAh

 正統派ミドルレンジといったところでしょうか。
 Coolpadも大々的にプロモーションすればもっと売れるのにと思いますね。筐体画像だってもっと手の込んだものを流したらいいんですよ。いかにも安っぽく見えてしまうのはもったいないです。

 価格はインドで24999ルピー(約4万3100円)と、今となっては割高感があるかもしれません。スナドラ625ならせめて3万円台にしてほしいですよ。
 Coolpadの頑張りはそのままLeEcoの存続に繋がる部分もありますので、実は密かに応援してます。


HOMTOM HT37 Pro

Facebook公式

 何やら数日前から公式サイト(.cc)が死ぬほど重くてまったく繋がらないので、製品ページが検索できませんでした…。
 ちなみに、ベースモデルのHT37は今年2月のリリースでしたが、この上位モデルは5ヶ月ほど遅れてしまいましたね。
1498010946801106302

寸法 147.3×71.6×8.9mm
重量 161g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 ローエンドとしては割と盛ってあるほうではないでしょうか。と言うより、中国企業の大半は、この3GB/32GBをローエンドのスタンダードに据えようとしている感があります。

 もちろんそれだけだとよくある端末で見向きもされないところですが、画像では分かりにくいものの、上下に搭載されたデュアルスピーカとActiveLEDというインジケータが、ギミックとして採用されているそうです。
 詳しくはFacebookをご覧ください。派手なカラーで光ってますんで。

 公式には発売日も価格も未定とされていますが、GearBest.comでは両方とも明かされています。

GearBest.com HOMTOM HT37 Pro (12393円)

 MT6737でも、付加価値を考えれば妥当な価格ではないでしょうか。
 デュアルスピーカの音質とインジケータの有益性次第では、買って損のない端末になるはずです。


 これまでも何度か書いてきましたが、セカンダリモバイルがあると色々と便利なんですよ。

 2台とも通話ができるならばプライベートとオフィシャルで使い分けもできますね。1台がデータ専用だとしても、複数のアカウントで様々なサービスに接続できるのはけっこう意味があります。
 特に、SNSの通知が日々ウザくてたまらないという人(私です)にとってみれば、片方を閲覧専用にして通知をオフにできるのは精神衛生上も宜しいと思います。

 …まぁ、スパムも2倍になってしまいますけど。
 最近、LINEの詐欺アカが無差別にフレンド登録してきますよね(`ε´)。頻度がものすごいですわ。
 かと言って相手からの登録を許可しないと、電話帳に入っている友人が買い替えたり新規に登録したりした際に困ることになってしまうので、それもやむなしなんですよ。
 とりあえず、一刻も早く詐欺業者を根絶やしにするための法整備を強く求めます。