・ASUS ZenFone 4 Max (ZC554KL)
・Samsung Galaxy J5 Pro
・Karbonn K9 KAVACH
・ZTE BLADE SPARK

 興味深いトピックスも溜まってきているので、めぼしい新製品が無ければ明日あたり放出したいと思います。


ASUS ZenFone 4 Max (ZC554KL)

製品ページ

 一足お先にロシアASUSがローンチしています。7日から発売開始という情報がありますね。
zenfone4max
寸法 154×76.9×8.9mm
重量 181g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4 / 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB , 3GB , 4GB
ストレージ 16GB , 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5000mAh

 これまでのモデル同様、このMaxグレードはバッテリ容量重視のスマートフォンになります。
 SoCが2種類、メモリとストレージの組み合わせは3種類存在するようです。

 いったいどのモデルなのかは定かではありませんが、公式サイトには13900ルーブル(約2万6300円)という価格が掲載されています。
 これが仮に真ん中の3GB/32GBだとすると妥当なところで、2GB/16GBなら高めということになります。もちろん4GB/64GBであれば、これまでのASUSの殿様商売を覆すようなコスパですから、必然的に注目度は上がりますね。

 ご存じの方も多いとは思いますけど、ZenFone 4というネーミングの端末は2014年にAtom Z2520で発売済みです。さらに余計な心配をするなら、次期モデルのZenFone 5は日本でもSIMフリーブームの火付け役となったベストセラーモデルですんで、来年の後継がどうなるのかは興味がありますよ。

 ひとまずロシアだけが異様に安いということもないでしょうし、これでもし日本での価格が3万円を大きく超えてくるようなことがあれば盛大なシュプレヒコールを準備していたほうがいいとだけ言っておきます。


Samsung Galaxy J5 Pro

製品ページ

 リンク先はインドネシア公式です。J5(2017)のアップグレードバージョンとされています。
galaxyj5pro
寸法 146.3×71.3×7.9mm
重量 158g
OS Android 7.0
CPU Samsung Exynos 7870 1.6GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチAMOLED
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 Exynos 7870は14nmのSoCということで、Samsungも自信を持っていることを裏付けるかのように搭載端末が増えてきました。
 その他のスペックも解像度に少し不満が残る程度で、概ね満足できる仕上がりになっているのではないでしょうか。

 東南アジアを中心に展開するモデルのようです。
 タイでは9990バーツ(約3万3300円)、インドネシアでは3599000ルピア(約3万600円)、インドでは19100ルピー(約3万3500円)と、J5(2017)とほぼ同価格帯と言えるでしょう。

 この程度の価格ならばサクッと買いたいと考える人も多いはずです。私も実力とバッテリ持ちを確かめたいところですが、日本市場への導入はかなり厳しいと言わざるを得ません。


Karbonn K9 KAVACH

製品ページ

 このK9シリーズは、所謂ガラケーも含めて非常に多彩なラインナップを誇る主力製品です。
 KAVACHは広島弁ではなくて(^-^;、ヒンディー語で鎧を表すみたいですね。

k9kavach

寸法 146×75×9.6mm
重量 161.3g
OS Android 7.0
CPU 不明 1.25GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2300mAh

 解像度だけは妥協しなかったスマートフォンということになるでしょうか。
 カラバリも最近のKarbonnらしく、オシャレなコーヒーブラウンが加えられていますね。

 相変わらずSoCは不明ですけど、ミドルレンジ以上じゃないとそこまでの差も出ませんし、あまり気にすることでもないのかもと思うようにしています。

 希望小売価格は5290ルピー(約9300円)と、消費者ニーズに応えている感が素晴らしいです。
 まだamazon.inにもFlipkartにも商品ページは出てきていませんが、これまでの製品はローエンドでも軒並み200ルピーくらいは値引きされてきているので、いずれは4999ルピーあたりになるはずです。


ZTE BLADE SPARK

 FCCを通ったのが4月の中旬のことでした。ローンチは7月1日と書かれていますが、ZTE USAにも、取り扱い先であるAT&Tにも製品ページはまだありません。
zte-blade-spark-z971-0

寸法 155.95×77.7×9.65mm
重量 173.5g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3140mAh

 筐体はV8シリーズのものを流用しているのではないでしょうか。加えて、特に当たり障りのないスペックで、もしキャリアで扱われなかったらあまり人の目に止まらないような端末だと感じてしまいました。

 おそらくそれはZTEも分かっているのかもしれません。発表になっているのに話題にもならず、公式にも上がらず、価格情報すら出てきていませんからね。

 しかしながら、こうした極めてオーソドックスなものが売れてしまうのが日本市場であり、一つの狙い目だったりもするのです。ギミックてんこ盛りの派手な筐体よりも、おとなしめの無難なところを選ぶ人のほうが多いのも、国民性を表しているのではないでしょうか。


 以前アンケートを実施させていただいた際に、「世間の評判を気にする」という項目にチェックした方はゼロでした。
 少なくとも、このブログをお読みの方は自分なりの評価基準をお持ちなんだと思います。

 そうでありながらも、派手派手な筐体デザインのスマートフォンを躊躇せずに購入できるかと聞かれると、おそらく答えはノーですよね。
 つまりは、自分が「買い」と信じたものであれば、売れ筋製品でなくとも購入の意志はあるものの、実際はあまり目立つものを持ちたくないと考えるのが一般的なんでしょう。家で使うものと外でも使うものの大きな差かもしれません。

 何が言いたいかというと、スワロフスキーなんかをマックスでデコっているスマホを堂々と使っている人とは、たぶん話が合わないかなという暴露なわけでw。