・HTC Ocean Lifeが準備中?
・MEIZU Pro 7のセカンダリディスプレイはカラーになりそう
・Xiaomi Redmi Pro 2はキャンセルの模様
・Xiaomi Mi MIX 2がGeekbenchに登場
・中国でパイロット5Gプロジェクトが始動

 七夕ということで、日本市場活性化の願いを込めてトピックスをまとめることにしました。
 新製品もいくつかあったのですが、明日がフライデーナイトということで少し長めの時間をかけたらいいじゃないと逃げ口上です…。


HTC Ocean Lifeが準備中?

 U11 Miniとも言われるOcean Lifeの情報が、HTC専門のリーカーであるLlabTooFeRさんのTwitterで発表され話題となっています。

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 ミドルレンジと位置付けており、SoCにはスナドラ660を採用するそうです。
 5.2インチフルHDディスプレイに、両面1600万画素カメラ、さらにはU11同様にエッジセンスを搭載した端末になるとのことで、コンセプトを同一とするU Play以上に魅力的なスマートフォンになるのは確実でしょう。
 唯一バッテリ容量だけは2600mAhと少ないものの、そこは省電力性能も兼ね備えたスナドラ660のことですから大丈夫と思いたいですね。

 ローンチも発売日もまったく書かれてはいませんが、U Playと似たような価格帯になるのであれば500ドル以上は覚悟しておいたほうがいいかもしれません。


MEIZU Pro 7のセカンダリディスプレイはカラーになりそう

 当ブログの6月19日の記事で「カラーではない」と書いたPro 7の背面セカンダリディスプレイが、実はカラーでアクティブなものだったと判明しました。

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 明らかに某ナムコの大ヒットゲームをパクっているのはさておき(^-^;、これはフロントからは独立したタッチパネルと捉えても良いんでしょうね。写真からは少し粗めの解像度にも感じてしまいますけど。

 通知領域としてではなく、完全なセカンダリディスプレイとすることのメリットは公式発表後に明らかになると思われますが、これがバッテリ消費に関連するものであるならば技術革新の一つになるのではないでしょうか。
 つまり、ロック解除とか電話に出るとかブラウジングができるとか、プライマリディスプレイと同様の機能を持っていると仮定した際に、バッテリ持ちに好影響を与えるだろうと思うわけです。

 詳細はまもなくと言われているローンチを待つ必要がありますが、楽しみが増えるニュースでした。
 なお、予想価格は、Pro 7が2799元(約4万6500円)、Pro 7 Plusが3299元(約5万4900円)とされています。MEIZUなのでMediaTek縛りがあり、Helio X30だそうです。


Xiaomi Redmi Pro 2はキャンセルの模様

 5月20日の記事で新製品として紹介してしまったのですが、Weiboに「元モデル(Redmi Pro)の販売不振のために発売取り消しになったらしい」との情報が出てきました。

 しかし、元々の開発コードであった"X1"は名前を変えて販売される見込みだそうです。別シリーズになるのか既存のシリーズに加わるのかまでは不明でも、具体的なスペックがいくつか明かされています。

Xiaomi-X1-TPU-Case

 Xiaomi X1(仮)は、5.5インチ2160*1080、スナドラ660を搭載しており、4GB/64GBおよび6GB/64GBのスタンダードモデルと6GB/128GBのハイモデルが存在するとのこと。
 リークされたTPUケースの画像から知り得るのは、指紋センサーに対して寸法が小さめであるという点で、これはまさしくベゼルレスであることを示しているように感じますが、実際にはベゼルレスデザインと通常デザインの2種類があるらしいです。

 Xiaomiですから価格も既にリークされていまして、通常デザインの4GB/64GBが1999元(約3万3200円)、6GB/128GBが2499元(4万1500円)、ベゼルレスの6GB/64GBが2299元(3万8200円)、6GB/128GBが2799元(約4万6500円)からとなっています。
 買うならやっぱりベゼルレスですかね。スナドラ660でそれはかなり魅力的ですから。


Xiaomi Mi MIX 2がGeekbenchに登場

 ソースはこちら
 ベゼルレススマートフォンの先駆けとなったMi MIXの後継もいよいよお目見えが近いようです。

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 SoCはやはりスナドラ835で、メモリは6GBですね。
 スコアはと言いますと、メモリ8GBのOnePlus 5といい勝負になっており、ベストセラーモデルの後継だけにしっかりとしたチューニングを施している感が伝わってきますよ。

 気になるディスプレイサイズは先代と同じく6.4インチと言われていますが、解像度は2540*1440とかなり高精細になるそうです。ストレージは標準でも128GB、もちろん256GBも用意されるみたいです。カメラは1900万画素/1300万画素、バッテリは4500mAhと、やはり相当なハイエンドと言えるでしょうね。

 価格は現時点でははっきりしていません。しかし、これもまた販売開始数秒で売り切れるんだろうなという予感だけは間違いなく的中すると思います。


中国でパイロット5Gプロジェクトが始動

 日本でも各キャリアが5Gサービスの早期提供に向けて動いている真っ最中ですけど、中国では今年下半期から実用化に向けた取り組みをスタートさせると発表しました。

 中国でも、中国移動、中国電信、中国聯通という3大キャリアがありまして、それらの共同プロジェクトのようです。都市は限定されるものの、高速通信の利を活かした様々な実験が計画されているとのことです。

 最も期待が寄せられているのが車の自動運転に関することらしく、制御を通信で行うことで、より安全で確実なシステムが構築できるんだとか。チップメーカーやスマートフォンメーカーだけなく、もちろんメルセデスをはじめとした自動車メーカーも一枚噛んでいます。

 中国では、この5Gプロジェクトの事業資金確保のため、4Gの設備投資を抑える計画が昨年から打ち出されていました。いよいよ本格化してきたという感じですね。


 5Gの通信速度は理論上4Gの100倍と言われています。ただ、各所で偉い人たちが仰るように、大切なのはどのくらいのスピードが出るかよりもそれを何に活かしていくかだと思います。
 日本でも官民一体となって進めてほしいものです。


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