・FUJITSU arrows M04
・ASUS ZenFone Live

 こういうのを見るにつけ、海外メーカーは進出を躊躇してないでどんどん狙ってくださいよ…と思ってしまうのもいたって通常な思考でしょう。


FUJITSU arrows M04

製品ページ

 代を重ねてきましたが基本的なコンセプトは今も変わりありません。
 7月20日発売予定だそうです。
m04
寸法 144×71×8mm
重量 148g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 410 1.2GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1310万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2580mAh

 画像はmineo限定色のグリーン。他にも、楽天モバイル専用色のゴールドや、ビックカメラグループとIIJmio専用色のデニムブルーがあります。
 今回はキャリアの端末を模倣してか、ハンドソープで洗える仕様になったり、堅牢性が増したりといったあたりも特徴として加えられています。

 ただ、スペックは相変わらずのローエンドであり、SoCはついに公式でも秘匿状態となってしまいました。スナドラ410は既に4年の前のものであり、それだけではなくM03とまったく変わらない仕様は「外側だけ付け替えたんじゃないの?」と疑われてもしょうがないですよ。

 さぞかし価格も期待できるだろうと予約しているところを覗いてみたら、最も安いのが楽天モバイルで税込み35424円。…富士通の経営陣は大丈夫なのでしょうか。マジで。
 皆さんはおサイフケータイという付加価値のためだけに2万円多く払えますか?


ASUS ZenFone Live (ZB501KL)

製品ページ

 発売は7月14日からとのことです。
zenfonelive
寸法 141.18×71.74×7.95mm
重量 120g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 400 2.0GHz*8
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2650mAh

 海外では3月17日から発売されてますので4ヶ月遅れですね。なお、グローバルでは32GBモデルもあるのですが、日本では16GBのみのようです。

 その名の通り、ストリーミング配信に特化した機能を有しているらしく、「美人エフェクトLive」なるもので肌の色の調整が可能なんですって。
 スペックはごく平凡と言うか、平均以下も甚だしいのに、この売り文句に釣られて買っちゃう人が多そうな予感がしてしまいます。

 市場想定価格は税込み21384円で、機能だけで1万円も毟り取れる悪しき例を垣間見ることができますね。
 ちなみに、IIJmioが税込み18144円と発表しているので多少は良心的。amazon.inの9949ルピー(約1万7500円)に近くなっている点だけは評価できますか。まぁ、それでも盛大にバッシングしたくなるくらいには高すぎます。


 あくまで私的な意見で。

 一般人が衆目にその身を晒す意味もよく分かりませんし、ましてや綺麗に見せたいなんて虚飾趣味を伴う神経がまったくもって理解不能です。

 古い人間なものですから、ネットでの活動は匿名性が高いからこそ面白いんだと思ってしまうんですよ。
 一部の配信者が神格化すらされている現状に疑問を感じるのは私だけなんですかね…。