iPhone 7には「Pro」なるグレードがあって、何やらダブルレンズでA10チップ搭載とかいう噂が流れてますね。でもお高いんでしょう? orz

 前回の各端末で似たような写真を撮って比較した記事はこちらですので、併せてご覧いただくと参考になるかと思います。なお、前回同様に横サイズを600pixに縮めています。デフォは5sと同じく4:3スケールなんですね。

iPhone 6s (4032x3024)
ip6s_4032x3024

 写真の傾向としては5sと似ています。しかし、特に机の下の暗い部分の再現度がまるで違います。粒子が見えにくいとでも言うのでしょうか、黒を表現するために混ぜた感のあるRGBのザラザラが少ない感じですね。
 また、左下のパソコンのフロントパネルはマット系のブラックなのですが、NEXUS 6PやZenFone 2でもその部分に色ムラが出ていたのに、ほぼそれが出ていません。

 今時のスマホのカメラは、明るさが足りていれば相当に綺麗な写真が撮れるようになってきましたけど、比較するなら夜の室内がピッタリのコンセプトかなと考えての検証記事になります。
 そんな視点からも、iPhone 6sは、光が足りなくても綺麗な写真が撮れる性能のカメラを搭載していると言えるでしょう。不自然な白飛びになってしまっている壁を除けば、原色に相当近い色合いですし。
 まぁそれは、おそらく暗い部分に露出を合わせてしまっていると推測できますね。5sでもまったく似た写りになってましたから、appleのAF技術の根幹が変わっていない証拠ではないでしょうか。

 机の上に乗っているこのモニタは、HPの27インチでフレームレス仕様的な製品なんですけど、その輪郭もぼやけることなく表現できていると思います。多少のジャギーはあるものの、気にならないレベルです。
 黒が潰れずにしっかりとした黒色で表せるかということが、陰影が不得意なデジカメ全般の課題でもあるのですが、そこらへんもある程度クリアしていると感じますね。

 ということで、今後の画像付き記事の撮影端末は6sかNEXUS 6Pでいくことにします(^-^;。
 ちなみに、インカメラでの自撮りもこの2機種が圧倒的に綺麗なので、「ぁたしわぁ、自撮り専門だしぃ」とかいう方がいらっしゃったらセレクトの参考になるのではないでしょうか。
 …まぁ、そんな方はこのテのマニアックなブログをお読みになることはまず無いでしょうけどorz