・HUAWEI Nova Young
・TECNO WX4 , WX4 Pro
・itel PowerPro P41

 お盆なので、おもてなしだの何だのがあって思ったように時間が取れませんでした。


HUAWEI Nova Young

 イタリアのamazon.itで取り扱いがありますが、HUAWEIイタリアおよびグローバルでは製品ページが存在しません。仕様や筐体からして、5月末リリースのY6 2017の兄弟機種と推測されます。
novayoung
寸法 144×72×8.4mm
重量 150g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 Y6 2017と比較するとクロックが0.1GHz上がっています。まぁ体感できるレベルではないでしょう。
 先日、HUAWEIのCEOが利益率の問題で開発から退くと宣言したエントリーモデルに属する製品です。

 価格はY6 2017の149ユーロよりさらに高い169ユーロ(約2万1800円)。このくらい出せるならもうちょっと頑張ってP10 liteを買った方が絶対幸せになれますよ。
 もしかすると今後HUAWEIのローエンドが手に入れられなくなるということからの価格設定なのかもしれません。そうであるなら甚だ迷惑な話です。


TECNO WX4 , WX4 Pro

製品ページ(WX4)
製品ページ(WX4 Pro)

 TECNOの製品を紹介するのは約4ヶ月ぶりですかね。なんだか公式サイトの作りが随分オシャレになったような…。

tecnowx4

WX4
寸法 143.1×71.2×8.5mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU 不明 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2800mAh

WX4 Pro
寸法 142.3×70.9×7.5mm
重量 145g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2800mAh

 筐体デザインも微妙に異なってますね。明確な差別化はメモリ容量とSoCということになるのでしょう。Proのものは公式サイトにも出てきていませんが、どうやらMT6737のようです。

 私が注目したのは(やはり)カラバリです。シャンパンゴールド、アンスラサイトグレイ、エレガントブルーは両方にありますが、ピンク系だけは違うラインナップとなっていますね。WX4がローズゴールド、WX4 Proがピンクモーブという名称です。せっかくなので画像も貼っておきましょうか。

wx4_color

 右側、Proのピンクモーブのほうが個人的に好きですかねぇ。
 また、エレガントブルーもなかなか良い色なので、ぜひ公式サイトでご覧くださいませ。

 さて、価格を調べると、真っ先に出てきたのはアフリカの各国でした。TECNOはインドのメーカーだったはずですが、どうやらWX3もアフリカで販売され大盛況だったとのことです。
 しかし、残念ながらまだJUMIAには登場していないため、正確な価格を知ることはできませんでした。ケニアで7000シリング程度(約7500円)ではないかと予想されていましたが、実現できるならまた大ヒット確実でしょうね。
 すると、Proはどんなに上乗せしても1万円以下になるはずです。手に入れる方法を模索してもいいくらいですよ…。


itel PowerPro P41

 仕事が早いitelですが、今回のはまだ公式に上がっていません。
 このシリーズはディスプレイサイズをちょこちょこ変えたバリエーションがいくつかあります。これはちょうどその中間ですね。
itelpowerprop41
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU 不明 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 5000mAh

 SoCはおそらくSpreadtrumでしょう。インドメーカーはMediaTekならばしっかり記すことが多いので。

 その名の通り、スペックにそぐわない大容量バッテリを搭載する製品群の最新作ということになります。まったくもって日常的な使用に耐えられるとは思えない数値の中で、5000mAhというバッテリだけが異彩を放っていますね。

 ちなみに、DPIは196でして、7.9インチHDと同じ粗さです。これが我慢できるなら、間違いなく長時間使えるこれを狙う手はある…と言いたいところですが、実際には通話とSNS以外は厳しいと言わざるを得ません。
 ここまで切り詰めるというコンセプト自体は面白いと思うんですけどね。

 価格は5999ルピー(約1万200円)。相対的に見れば高いと感じますが、グローバルな視点で大容量バッテリ搭載端末は未だ価格が下がらない傾向にあるので、意外とお買い得なのかも。
 日本のメーカーだってこういうのを作ってもいいと思いますよ。案外売れるのではないでしょうか。


 私が異常なくらいにカラバリに惹かれる理由は至極簡単でして、それは「常に目にするものだから」なんです。
 様々な構成要素がある中で、感覚的に最初に飛び込んでくるのが筐体色だと思うんですよ。もちろんデザインも併せての話にはなりますが、複数台所有していると殊更重要な端末判別ポイントだったりもします(^-^;。

 とは言うものの、なかなか通知音と端末を結び付けられないでいるので、結局いちいち手に取って確かめるんですけどねw。