・HUAWEI Honor V9 Play
・HUAWEI Honor 6 Play
・10.or E
・Panasonic P9

 時間があったと言うよりは、明日の夜の時間が無いのが分かっていたので頑張っただけですorz


HUAWEI Honor V9 Play

製品ページ

 "Play"と付けば凡そは廉価版ですね。
honorv9play
寸法 147.9×73.2×7.65mm
重量 145g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 メモリ4GBは高配版という扱いです。VMALLに商品ページがあるのは3GBの通常版だけでして、予約できるのもこれだけですね。
 なお、SIMフリーで2モデル、中国移動通信用で2モデルの、計4モデルがあるらしいですよ。入手方法は謎ですが、中国移動通信用のみがBand 8をサポートするため、どうしても欲しいならこちらをおすすめします。もしHUAWEIジャパンでも取り扱われるなら、こちらがベースになるはずですよ。あ、Band 19はどちらも非対応ですので念のため。

 価格は999元(約1万6800円)と、至極いいところです。カメラ性能はHUAWEIにしては不満が残るものの、概ね満足できる仕上がりだと思います。しかし、メモリ4GBの高配版は1199元(約2万100円)と跳ね上がり、お買い得感は薄れますねぇ。


HUAWEI Honor 6 Play

製品ページ

 さらに下がってエントリーモデルです。HUAWEIからは近い将来発売されなくなるカテゴリですが、Honorは独立ブランド扱いということで継続なのかもしれないですね。
honor6play
寸法 143.8×72×8.85mm
重量 150g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737T 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3020mAh

 どこの国でもよく見るスペックです。買い要素があるとすればHonorブランドという部分と、辛うじてメインカメラがf/2.0でなんとかなるというところでしょうか。
 ちなみに、V9 Playと違ってこちらは中国移動通信版でもBand 8はサポートしていないようです。メモリ容量のバリエーションもありません。

 VMALLでは599元(約1万円)という値札が付けられています。性能にも品質にも差がないなら、安心できるメーカーを選ぶという人も多いのではないでしょうか。つまり売れそうな予感がします。


10.or E

 10.orはインドに新しくできたメーカーで、発音は「テナー」だそうです。親会社は中国のHAUQIN Tecnologyというところで、インド市場の今後の可能性を見据えたとのことらしいですよ。
 公式サイトはまだ無く、amazon.inで予告されているだけです。

10ore

寸法 154×78×8.5mm
重量 150g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 2GB , 3GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 至って不満もない数字が並んでいます。使い勝手もかなり良さそうに見えますね。あとは人柱になった方たちのレビュー待ちといったところでしょうか。

 予約価格は、2GB/16GBモデルが7999ルピー(約1万3600円)、3GB/32GBモデルが8999ルピー(約1万5300円)となっています。5.5インチフルHDでこれを実現できる国はインドと中国くらいのものですよ。おまけにスナドラ430ですから、極めてコスパは高いと言えます。

 残念ながらamazon.in経由では日本への発送ができないので、せめて購入できる他国のamazonでも取り扱ってほしいと切に願ってしまうのでした…。


Panasonic P9

 インドでのローンチです。まだ製品ページは上がっていないようです。
panap9
寸法 144.5×72.95×8.6mm
重量 144g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.1GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2210mAh

 いかにもインド向けです。解像度とクロックがこんなですから、バッテリも少な過ぎるということはないのでしょう。

 価格は6290ルピー(約1万700円)で、スペックで並べた同等機種の平均よりはかなり高いと思います。私だったらまず間違いなく上の10.or Eを買ってますよ。
 まぁ、ナショナルの時代からブランドイメージだけで価格を釣り上げるのは常套手段でしたから、今更別にどうとも思わないですけど、結局厳密にはメイドインジャパンではないところに阿漕さを感じてしまうんですよねぇ。


 日本に海外のトレンドが入ってくるのは、だいたい半年から1年後あたりだと感じています。
 数少ない国産メーカーがベゼルレスやらデュアルカメラやらを軒並み採用し始めるのは、早くても今年Q4以降になるでしょう。

 どの国でも、目新しいものは付加価値が加わって高くなる傾向にあるのですが、とりわけ日本はそれが半端ないように思うので、価格面の不当さ、理不尽さは今から約束されたも同然です。
 ということで、当ブログはその裏付けのために書いていると言ってもいいくらいなんですね。
 決して嘘偽りに塗れることのない海外の価格設定の現状と、間違わない買い物のための知識をお伝えしていきたいと考えているのです。