・MEIZU M6
・Ulefone MIX
・Itel S41

 HTCの重大発表は、GoogleによるPixel開発部門の買収でした。11億ドルという一般人には想像もつかない額での知的財産権を含む部門の売却と考えて良いと思います。


MEIZU M6

製品ページ

 M6 Noteから約1ヶ月でのローンチですが、SoCも含めて別物という感じですね。

meizum6
寸法 148.2×72.8×8.3mm
重量 143g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 2GB , 3GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3070mAh

 ディスプレイサイズが小さくなったのはしょうがないとして、解像度まで落ちたのは価格のためと割り切るしかないんでしょう。
 また、メインカメラがf/2.2、セルフィーがf/2.0ですから、それぞれ屋外の日中用と室内用と捉えたほうが使いやすいかもしれませんね。

 今のところ中国以外での販売は未定となっているようです。
 公式ストアの商品ページが非常に重くて3回に2回はエラーを吐く状態ですけど、2GB/16GBが699元(約1万1900円)ということだけは分かりました。MT6750搭載端末でここまで安いのは賞賛に値します。某国内メーカーとは大違いです。


Ulefone MIX

 紆余曲折ありましたが、結局名前はMIXになったんですね。公式FBで予告されています。
 2月に発表があった際には"F1"でした。当ブログでは5月の記事で一度まとめてますけど改めて。

mix-0919-en-710x399

寸法 143×75.2×7.9mm
重量 168g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチAMOLED
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3300mAh

 スペックもかなり変わりました。SoCはHelio P25からMT6750Tに、メモリとストレージも一般的なものに、そしてディスプレイのアスペクト比が18:9のHD+になるそうです。その他の明かされていない部分についてはまだ噂の段階ですのであしからず。

 詳細はMWCA 2017で展示されていたものから引っ張ってきています。本家MWCに比べるとアメリカ版のMWCAは些か小規模であまり話題になることも無いのが残念ですが、それなりにネタはありました。
 UlefoneがこのMIXをF1であると認めている証拠は、同時に展示されたF2Sという端末名にあります。こちらもまもなくベールを脱ぐのでしょう。

 価格ははっきりしていないものの、以前から大幅にスペックダウンしたことで「160ドル程度ではないか」との話も出てきているようです。


Itel S41

製品ページ

 非常に簡素な製品紹介になっていまして、見た人が欲しいと思うかどうか微妙なところですねぇ。
itels41
寸法 144×72.4×8.3mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737? 1.25GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2700mAh

 どこかに64ビットという記載でもあればMT6737でほぼ確定なんですけど、それも無いので疑問符を付けておきました。インドメーカーはSoCと本体重量の記載を省く傾向にあります。

 ただ、売りが無いわけではなく、指紋センサーは0.1秒という激速だそうです。精度は別として、認証に時間がかかったのでは便利さが損なわれてしまいますから、こうした努力の方向性は評価すべきだと思いますよ。

 まだamazon.inに商品ページが上がってないので正確な価格は不明ですが、一部サイトでは6990ルピー(約1万2100円)と書かれているところがあります。セルフィーとメモリ容量を考えたら妥当なところなのかもしれません。


 10月16日に発表されるHUAWEI Mate 10シリーズは少なくとも3種類以上あるらしいです。
 無印、Pro、そしてLiteですね。ポルシェデザインの存在は今のところ分かっていません。
 このLiteは、先日紹介したクアッドカメラのG10が充てがわれるようです。つまり、グローバルでのMaimang 6はG10ではなくMate 10 Liteになるということですね。

 個人的には、名前だけ変えてメジャーシリーズのラインナップに加わるのは好きではありません。ましてやMateは歴史のあるモデルなのですから、威厳と誇りを持ってオリジナルモデルにしてほしかったなぁと思うのです。