・ASUS ZenFone 5を来春ローンチか
・Xiaomi Mi 7はワイヤレス充電に対応か
・ZTE nubia Z17sがTENAAを通過
・HUAWEI Honor V10と7Xを準備中

 何度か書いてますけど、端末が最も売れるのは年末商戦であるいうのが世界的な常識でして、だからこそ各メーカーがQ4にリリースするものはやたらと気合いが入っているのです。


ASUS ZenFone 5を来春ローンチか

 日本市場ではSIMフリーブームの火付け役となったZenFone 5ですけど、結局同じ名前で出すんですね。だったらなぜ最初に"5"を付けたし…。

zenfone5_

 ヨーロッパの各国で順調にシェアを伸ばしているASUSは、ZenFone 3の出荷が間に合わず計上できなかった利益をようやく取り戻したんだとか。

 ZenFone 5の話は噂ではなく、CEOのJerry Shen氏から発せられたものです。攻め時と考えてのことでしょう。タイミング的には、4が世界中に行き渡る前に次期モデルの話ですから、決して誉められたものではないと思いますけど。

 どういったスペックになるか等はまったく出てきておらず、一つだけ言えるのはハイエンド志向であるということくらいですね。
 具体的には3月と言っていますが、毎年遅れてますから話半分で聞いておいたほうがいいと思いますよ。


Xiaomi Mi 7はワイヤレス充電に対応か

 メジャーメーカーが軒並み採用しつつあるワイヤレス充電ですが、遂にXiaomiも足並みをそろえることとなりそうです。
xiaomiqi

 規格名は"Qi(チー)"と言い、日本語にしたときに用いられる訳語は「ワイヤレス給電」のほうが一般的でしょうか。
 策定しているのはワイヤレスパワーコンソーシアムで、そのメンバーリストにXiaomiが名前を連ねたというわけですね。

 Mi 7のSoCはスナドラ845ということで、Qualcomm自体がこの団体の元々の正会員ですから、搭載するのはほぼ確定事項と考えて問題ないと思います。  

 日本で技術的に取り沙汰されているのはEVへの対応がメインだとは思います。しかし、海外では空港やカフェ等でも設備投資が進んでいるという話ですし、近い将来公共の場所では持ち歩くだけで勝手に充電してくれるシステムになるのは間違いないと思われます。まさに昔思い描いた未来の姿ですねぇ。


ZTE nubia Z17sがTENAAを通過

 開発コードはNX589Jで、おそらくZ17sという名称になるのではないかと言われています。TENAAのソースはこちら

nubia-full-screen-3

 実機の写真もこうしてリークされていますし、リリースはかなり近そうです。ちなみにこれ、ハードケースっぽいものが着せられていまして、TENAAの製品画像ではごく普通の筐体だということが分かります。

 5.2インチ1920*1080ディスプレイは流行の18:9ではありませんが、筐体サイズが148×72mmということを考えるとやはり横はベゼルレスに近いっぽいですね。ご覧の通り、いかにもnubiaな物理ホームボタンがあるので、18:9にするとかなりバランスが悪くなるが故の選択だったのかもしれません。

 その他は、メモリ6GB、ストレージ64GB、SoCは最高2.0GHzのオクタコア、メインカメラが1300万画素2基、セルフィーが1600万画素、3100mAhのバッテリなどとなっています。

 nubiaジャパンができてはいるものの、まだZ17 miniしか上がっていないのでぜひこれもとお願いしたいものです。と言うか、日本での販売はまだなのでしょうか…。


HUAWEI Honor V10と7Xを準備中

 V10についてはフロントパネルが、7Xについては10月11日ローンチというところまでリークされています。

Honor-7X-3

 どちらも新型SoCを搭載することが話題の一つであり、それぞれKirin 970と670が採用されるそうです。

 V10は5.7インチのAndroid 8.0というあたりまでしか分かっていません。Kirin 970が載る以上、少なくともMate 10より後の発表になるのは確実です。期待できるのは価格面で、コスパ担当とも言うべきHonorブランドなだけに、もしかするとMate 10よりも魅力のある端末になるかもしれません。

 7Xのディスプレイサイズは5.5インチか5.93インチでフルHDと言われています。仮に670が間に合わないとすれば659になるでしょう。
 Kirin 670の確かな情報は無いのですけど、2.2GHz*4+2.0GHz*4と書かれたサイトがありました。GPUはMali-G72 MP4で、プロセスルールは12nmという噂ですね。
 こちらは1499元(約2万5500円)という設定価格が確定的のようです。

 Honorブランドは日本でもそれなりに取り扱われているだけに、海外と変わらない価格で販売してくれるのは嬉しい限りです。新しいSoCを技適が通った端末で試せるというのも素晴らしいじゃありませんか。
 むしろ楽天モバイルあたりでセールがかかると、海外の価格よりも安くなったりすることもあるので今から待ち遠しいですねぇ。


 そろそろ各キャリアの秋モデルの噂も出てきて不思議ではありません。まだ日程は不明ですが、9月末か10月初旬に3社まとまって発表しますからね。談合お疲れ様です。
 何やらAQUOS 2が登場するとの話もあるだけに、目を光らせておきたいと思います。


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