・HUAWEI Mate 10 , Pro
・Xiaomi Redmi 5A
・M-HORSE Pure 1
・iNO Scout 3S
・Lephone W15

 この記事を書きながらMate 10の発表会"KEYNOTE LIVE"にしばらく見入ってしまいました。リスニングは苦手なので半分も理解できてないと思いますが、なかなか楽しかったです。こういうのを見せられると「すげぇ~。欲しい~」と思ってしまうという予期せぬ副産物がありますけどorz
 しかしまぁ、ライブで見られるなんて、ホントに良い時代になりましたよねぇ…。


HUAWEI Mate 10 , Pro

製品ページ(Mate 10)
製品ページ(Mate 10 Pro)

 日本時間の21時から行われたイベントで詳細が明かされました。同時にグローバルサイトにも上がっています。仕事が早くて助かりますよ。

mate10pro

Mate 10
寸法 150.5×77.8×8.2mm
重量 186g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 970 2.36GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.9インチ
解像度 2560*1440
メインカメラ 2000万画素+1200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

Mate 10 Pro
寸法 154.2×74.5×7.9mm
重量 178g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 970 2.36GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチAMOLED
解像度 2180*1080
メインカメラ 2000万画素+1200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 公式のスペックシートには、事前にリークされていたもの及び画像にあるようなカラバリの名前が書かれていません。明記されているのは、無印Mate 10がブラックとシャンパンゴールド、Proがチタニウムグレーだけです。KEYNOTE LIVEではブルーやらピンクやらも紹介されていたので、後に上がるんだと思います。

 カメラは当然ライカ監修で、いったいどんな写りなのだろうと期待が高まりますね。メインカメラはf/1.6というとんでもなく明るいレンズを採用しているため、夜間や暗所の撮影には強い味方になってくれるはずです。

 ディスプレイは無印とProでアスペクト比およびパネル方式が異なっています。ここはつまり自分好みで選べるということなんでしょう。
 気軽に買える金額ではありませんが、選択肢が提示されたのはある意味ユーザーサイドに立っていると言えるのではないでしょうか。

 さて、価格はやはりリークされていた通りで、Mate 10が699ユーロ(約9万2200円)だそうです。
 一方Proの6GB/128GBは799ユーロ(約10万5400円)と、そこまでの差でもありませんでした。コスパが悪いわけではなく、むしろこれくらいの違いなら積極的にProを選ぶ人も多そうです。
 そしてポルシェデザインは1395ユーロ(約18万4100円)となっています。発表時に会場がどよめいたのにはクスッと来てしまいました(^-^;。

 発売は11月からとなっていますが、ファーストローンチの国名にしっかり"Japan"の文字が連ねられているじゃないですか!!
 これは、いち早く買える国の中に含まれたと捉えていいんですよね? HUAWEIに惜しみない拍手を送ります。


Xiaomi Redmi 5A

製品ページ

 Note 5Aは8月末の発表だったので2ヶ月近く開きました。ただ、先代にNote 4Aというモデルは存在しなかったため、Note 5Aは実質的な新グレードだったのに対し、こちらはRedmi 4Aの後継というポジションになります。
redmi5a
寸法 140.4×70.1×8.35mm
重量 137g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 主要なスペックはほぼ4Aと一緒です。このグレードは最廉価版を意味しており、言うなればXiaomiの掲げるエントリーモデルがこれなわけですね。所謂高配版の"Prime"というバリエーションもありません。

 しかし、最低限度のスペックとは言え、日本の某メーカーの「間違いないスマホ」とかいうのよりは八千倍くらいまともな仕上がりです。よほど特殊な用途を望まない限り、普段使いで困ることは無いと思いますよ。

 価格は599元(約1万200円)。おそらくスナドラ425搭載端末では世界最安クラスでしょう。
 ちなみに、ここ数年で最も元が安かった昨年8月のレートで計算すると9100円になります。ただただ驚きですわ。
 そう言えば以前Xiaomiの偉い人が、「端末の販売コストを下げても周辺アクセサリで利益を上げているから問題ない」と話していました。まさにこのRedmi 5Aは、そんな赤字覚悟の価格設定だと思います。


M-HORSE Pure 1

製品ページ

 オーバービューは無く、スペックシートが直接表示されます。M-HORSEの製品は初めて紹介するような気がしますけど、なんだか随分垢抜けた印象がありますねぇ。
m-horsepure1
寸法 159×74×8.5mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737H 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素+200万画素
バッテリ 4000mAh

 Power 1と2も製品リストにありますので、興味を持たれた方はチェックしてみてください。
 このPure 1を取り上げた理由はもちろん18:9ディスプレイにあります。さらにカメラが両面デュアル構成というのもポイント高いですよ。何より、この青のカラバリが琴線に触れたのです。

 検索をかけてはみたのですが、購入できるサイトは見つけられませんでした。ロシアの4PDAでは100ドルプラスアルファとありました。すると1万2千円弱といったあたりになるでしょうか。
 もう少し時間が経ったら通販サイトを片っ端から探してみることにします。


iNO Scout 3S

製品ページ

 シンガポールのメーカーですね。6月の記事でベースモデルのScout 3を紹介していますが、今回はその上位版になります。

ino SCOUT 3S

寸法 145×75×22mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio P10 2.0GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 非搭載
フロントカメラ 非搭載
バッテリ 5000mAh

 Scout 3がMT6737でしたから、Helio P10でもかなりのパフォーマンスアップなんでしょう。5000mAhは一見多いように感じるものの、激しく使うとあっと言う間に消耗する28nmなのはマイナス点ですが。

 さて、カメラを搭載しないことのメリットは何だろうと考えてみたのですが、一つには「カメラ持ち込み禁止の場所に携帯できる」という点があるかなと思い付きました。あと一つは「カメラなんて要らねえぜ!!」という硬派な人向けとかでしょうか(^-^;。

 価格は420シンガポールドル(約3万4700円)です。日本のBandも19以外はほぼサポートしていますし、意外とコスパは良いのかもしれません。


Lephone W15

 もちろん製品ページはまだありませんが、端末の存在自体は6月末のMWC上海で確認されていました。
lephonew15
寸法 不明
重量 不明
OS Android 6.0
CPU 不明 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで?
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2000mAh

 なんせ公式に明かされているのがこの程度なものですから、なかなか判断しづらいところはありますよ。
 それでも、MT6737ではないんだろうなという感じはしますし、Androidのバージョンが古いのもコストダウンのためと考えれば、かなりの安値で販売される予感はします。

 端末云々の話ではないのですが、Lephoneは日本では非常に馴染みの薄いメーカーだと思います。しかし、中国の調査機関である第一手机(n1mobile)によると、トップ20に顔を出すこともあるようなシェアと知名度を誇っていたりするのです。要するに、中国もローエンドへの関心とニーズが高いことを意味しているのでしょう。


 その第一手机をさっきいろいろと眺めていて気付いたのですけど、知らないメーカーがたくさん出てきてますね…。あとでリストアップしなきゃ。