・サードウェーブ Diginnos Tablet DG-A97QT

 総務省の立ち上げた有識者会議で技適基準見直しの検討が取り沙汰されました。東京五輪に関わるサイバー攻撃への対応のためだそうです。

 あー、技適マークの有無によってサイバー攻撃への脆さが異なるなんて見当違いも甚だしいでしょ。そんなことよりも、待てど暮らせど最新OSのアップデートが配信されない過去の国内スマートフォンのほうが100倍セキュリティの穴がありますって。
 …まぁ、有識者なんて結局そんなもんなんですね。総務省はまた頓珍漢な方向へ舵を切るのでしょう。


サードウェーブ Diginnos Tablet DG-A97QT

製品ページ

 販売元はドスパラで、通販および店頭で購入できるそうです。ご存じの方も多いと思いますが、Diginnosは同社のBTOパソコンにも使われているシリーズ名ですね。
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寸法 239×169×8.6mm
重量 570g
OS Android 6.0
CPU Rockchip RK3288 1.8GHz*4?
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 9.7インチ
解像度 2048*1536
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 7200mAh

 RockchipのRK3288については今年1月のifive Mini 4Sの記事でも触れていますので併せてご覧いただければと思います。公式のプロダクトページはこちらになります。なお、製品ページにクロックの記載がありませんので仕様上の最高クロックを書いておきました。故に疑問符付きです。

 今となってはベンチでお目見えすることもほとんど無くなりましたが、出た2014年当時はintelのAtomより速かったことで注目を集めてたんですよね。Antutu 5で4万弱くらいだったような気がします。

 つまり、聞き慣れないチップメーカーだからと言って最初からスルーの姿勢は間違ってますよと言いたいのです。
 メモリも余裕がありますし、9.7インチの高精細ディスプレイはそれだけで買う価値があるってものですから。
 あくまで予想に過ぎませんが、バッテリ持ちもこれだけ積んでいればそこまで悪いということも無いと思います。一般的なタブと同等ではないでしょうか。

 価格は税込み29800円。十分にコスパは良いはずです。


 ドスパラのタブレットはWindowsがメインで、Androidは久しぶりですね。と言うか、記憶にある限りでは、だいたいRockchipだったような…。
 オリジナルブランドのタブレットは希少価値が高いので、ぜひとも開発を続けてほしいものです。