電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

電脳世界の進化を見つめるブログへようこそ

2017年01月

【新製品】国内スマートフォン(2017.01.31)

・ONKYO GRANBEAT

 日曜の話をもう一つ。

 たまにはじっくりショップ店員の話でも聞こうかと思って、あからさまにおどおどしながらオススメの機種を尋ねたわけですよ。
 そしたら、
「ZenFone Goはお買い得です!!高性能なのにバッテリは長持ちしますし、何と言っても安いですから!!今お買い求めになるならこれしかないと思いますよ!!」
と来たもんだ。
 思わず「嘘こけ!!スナドラ400のどこが高性能じゃボケ!!それに何より安くないわッ!!」と怒鳴りつけようかとワナワナ震えたのですが、
「あー、でも、ZenFone 3 Goが台湾で1万円ちょっとで買えるみたいなんですけど」
と返答したら、
「そうですね。では何かご不明の点がありましたらお声掛けください」
だそうです。あっさり引き下がりすぎでしょ。もっと闘おうよw。

 とまぁこんな駄文から始める理由は、今日の新製品が1機種しかないからです(^-^;。


ONKYO GRANBEAT

製品ページ

 一応SIMフリーでDSDS対応のスマートフォンになります。特色はONKYOなので言わずもがなですね。
onkyo_gb

寸法 142.3×72×11.9mm
重量 234g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 650 1.8GHz*2+1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 正直なところ、音の違いを聴き分けられる耳を持ってもいませんし、何よりうちにある音楽データのすべてがMP3ですから、私には無用の長物ですわ。欲しい人にはたまらなく欲しい1台なんでしょう。

 まず、5インチフルHDディスプレイ、それにカメラ性能はそれなりに評価できると言えますか。
 ただ、この厚さと重さは無いですわ。サウンド関連に盛ったぶんしょうがないかもしれませんけど、鈍器になるレベルじゃないですか(^-^;。所有する満足感と言えばそれまでですが、今時1.2cm厚なんて「無骨」という言葉がしっくりくるとは思えませんよ…。

 DAPとしてなら128GBのストレージはありでしょうね。つまりハイレゾ音源をたくさん入れて楽しめということでしょうから。理には叶ってます。
 ただ、リスニングがメインなのにわざわざ28nmのスナドラ650を持ってきた理由が分かりません。625でもう3万くらい安くするとかの選択肢もあったでしょうに。それともコーデックの問題なんでしょうか。

 という感じで、非常にプレミア感の付いた価格になっていまして、2月下旬から楽天モバイルで一括9万1584円で取り扱われるそうです。税抜き8万4800円ですか。またお金持ち専用ですね分かります。

 でも画期的なコンセプトだとは思いますよ。これが一から十までメイドインジャパンだとすればこの価格も許します。海外では評価されそうですし。
 残念ながら個人的には間違っても選択肢には入りませんけどね。別に酷評するつもりじゃなく、付加価値のほうが高い製品作りに納得がいかないだけです。
 つまり"スマートフォンありき"がスタート地点になっていないのはどうかと思うんですよ。たぶんみんな「DAPでいいじゃん」と反応するんじゃないですか?


 もう1コおまけの話題を。
 11月に発表のあったFREETELのPriori 4が27日から発売されています。
 価格は税込み1万5984円。妥当なところでしょう。3割引きの1万1200円くらいになったら買いだと思います。
 カラバリと長時間使用可能な点がウリなので、性能云々に興味が無いなら狙っていいのではないでしょうか。

電脳ニュース海外版(2017.01.30)

・LeEco X10がGFXBenchに登場
・Motorola Moto G5がFCCを通過
・AlcatelはMWCで5機種を発表か

 今更ながらREIの保護フィルムを買ってみたのですけど、思い切り貼るのに失敗してただのゴミと化しました…。
 久しぶりにミスりましたよ(;´Д`)。金額的には大したことがなくても、精神的なダメージがデカいっす。


LeEco X10がGFXBenchに登場

 昨年11月に中国向けとしてTENAAを通過したX850の廉価版扱いなのでしょうか。最終的には"Le"が付いた製品名になるとは思いますが、毎度のことながらワクワクするスペックが垣間見えます。

 GFXBenchのリストによると、5.5インチで2560*1440のディスプレイ、スナドラ820、4GB/6GBのメモリ、32GB/64GBのストレージ、メインカメラは1200万画素のデュアルレンズで、さらにフロントカメラが1600万画素のデュアルというのですから驚きです。今後はレンズ4つがスタンダードになっていくんですかね。

 インドでは発売以前から市場想定価格を出すサイトがあるのですが、そこには19999ルピー(約3万3800円)と書かれてますね。LeEcoはもうちょっと儲けてもいいのに…と思ってしまいますが(^-^;。

 とにかくLeEcoにまだ生命力があったことを嬉しく感じますね。MWCでも何らかの発表があるようです。


Motorola Moto G5がFCCを通過

 MWCに合わせてバルセロナで新機種を発表する慣習があり、Motorolaも同様であると見られています。

 今回はっきりしたのはバッテリ容量が3000mAhであるという点が大きいでしょうか。また、昨年夏に日本でも発売されたMoto G4 Plusは非対応だったNFCについても、今回のものはしっかりと記載があるようです。
 その他のスペックについては前回のリークから進展は無く、5.5インチフルHDディスプレイ、16GBのストレージ、1300万画素のメインカメラくらいしか明らかになっていません。

 これらから判断するに、やはり価格帯は2万円~3万円台というところかと思われます。先代が大ヒットとも呼べる売れ行きだったために期待は高まりますね。
 個人的には電子コンパスの有無が気になるところです。G4 Plusをスルーした理由がスナドラ617とその点にありましたんで。


AlcatelはMWCで5機種を発表か

 先日、SONYがMWCで5機種をお披露目すると書きましたが、Alcatelも負けじと同じ台数を用意しているという噂です。

 まだ詳細は不明ですが、そのうちの1台は着せ替えができるモジュラーデザインだそうで。
alcatel-mwc-2017-2

 光っているのはJBLのスピーカっぽいですね。これがオプションなのかビルトインなのかも分かりませんが、より多くのパーツが発売されるなら飽きないで楽しめそうですよ。
 なお、これがIDOL 5ではないかという話もあり、だとすれば日本にも導入される可能性は大きいですね。

 通常、AlcatelはTCL経由でイベントの前にプレスリリースを出してますので、他の4機種についても近いうちに明らかになるでしょう。


 そう言えばZUK Z2のヌガーへのアプデがそろそろだと思うんですけど、まだ入ってきてないですねぇ。7.0になったらAntutu13万超えが可能かもしれないので再チャレンジしてみようかと思ってるんですが。

【新製品】海外スマートフォン(2017.01.29)


 中国は春節に入っているので、このあと1週間は大した動きもないと思われます。
 実際、しっかり休むための準備期間だったのか、ここ数日は中国企業のニュースが息を潜めていますねぇ。
 つまりここのネタ切れも間近ですw。


LG Aristo

製品ページ

 リンク先はアメリカのLG公式です。
 アメリカ4大キャリアの一つ、T-Mobileでトータル144ドル。これでも十分安いのですが、サイトによっては59ドルと書かれたところもあるので、ウルトラローエンドになりますね。
 1月25日から発売が始まっています。

lg_aristo

寸法 144.8×72.1×8.1mm
重量 142g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 1.5GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2410mAh

 コスパも抜群で非常に魅力的なんですけど、残念ながらBand1と3が抜けているので、どうやら日本で使うのは難しそうですねぇ。
 しかしここまでの製品なら、「安ければ何でも良い」という層に引っ張りだこな気がするので、ぜひとも日本仕様でも作ってくれませんかLGさん。薄利多売路線を再び見せてほしいものですよ。


BLU Vivo XL 2

製品ページ

 アメリカのメーカーではありますが、メイドインチャイナっぽいですね。
 公式サイトからamazonに直結するあたり、気軽に買えそうなのはいいことだと思います。
bluvivoxl2

寸法 154.4×76.6×9.2mm
重量 175g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737T 1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3150mAh

 これもBand1と3が抜けているために日本での使用は厳しそうです。
 amazon.comでは149.99ドルと、なかなかのコスパなだけに残念ですわ。せめて6インチくらいならWi-Fiのみでの用途もあったかもしれませんけど。


 どうしてもサポート帯域はその国をターゲットにしているか否かで変わってきますし、それだけでなく日本の場合には、海外ではまず使われていないBandも平気で普及させようとしてますからね。
 それでそもそも技適云々言うのがおかしい気がするのは私だけでしょうか。 

電脳ニュース海外版(2017.01.28)

・Samsung Galaxy Tab S3はスナドラ820を搭載か
・HUAWEI P10に新色がラインナップか
・SONYはMWCで5機種を発表か

 ブログランキングのバナーを押してくださり、ありがとうございますm(__)m
 さっきチェックしたら、突然1000位ほどランキングがアップしていてビックリしました(^-^;。

 一方、ライブドアのカテゴリランキングの仕組みが未だに謎で、上位が2年も更新していないブログだらけなのはいったい何なんだろうと思っちゃいますね…。


Samsung Galaxy Tab S3はスナドラ820を搭載か

 GFXBenchのデータベースからのリークです。
 Galaxy Tabはファンも多いので、待ち望んでいた方もたくさんいらっしゃることでしょう。S2が2015年9月のリリースでしたから、1年半ぶりに後継が発表されそうです。

 今回はExynosではなくSnapdragon 820を採用するらしいということで話題なわけですが、とりわけタブレットには世代遅れの枯れたSoCが載ることが多いんですね。故にこれは最上級のタブと言えるかもしれません。キャリアとの契約ではなく、単体で購入したいくらいですよ。

g_t_s3

 ディスプレイサイズは9.6インチで解像度は2048*1536。AMOLEDを採用してくるのは確定的でしょう。
 メモリは4GB、ストレージは32GBで、これらはバリエーションの中の一つと見られています。OSはAndroid 7.0。バッテリは先代同様に5000mAh以上を積んでくれると嬉しいですねぇ。
 そしてメインカメラは1280万画素だそうです。タブレットのカメラと言えばほとんどがコストカットの対象であり、S2でも800万画素でした。それがスマートフォンと同様のカメラを採用した点には拍手を送りたいですよ。

 性能面でiPadと対等に渡り合えるのはGalaxy Tabくらいしか思い付きません。期待して待つことにしましょう。


HUAWEI P10に新色がラインナップか

 こうしたカラバリ戦略はローエンドのお株だと思っていたのですが、ニーズに応えるかたちなのかもしれないですね。

p10newcolor

 淡く上品なグリーンとパープル。ケースを着せるのがもったいないくらいです。
 オーソドックスなシルバーやゴールドもいいですが、この色もなかなか購買意欲をそそります。
 何度でも書きますが、liteでも同様のカラバリ展開をしてほしいと願うばかりです…。


SONYはMWCで5機種を発表か

 2月末から開催される予定のモバイル・ワールド・コングレスで、SONYは2017年発売予定の5機種についてお披露目があるのではないかと噂されています。MWCの公式サイトはこちらです。
 すべてコードネームのようですので、実際はXperiaシリーズのナンバリングが施されるとは思いますが。

 まずはXperiaのフラッグシップとなるモデル。"Yoshino"という名前はいかにも日本的ですね。
 スナドラ835で5.5インチの4Kディスプレイ、メモリは多ければ6GBだそうです。3840*2160のスマートフォンはいったいどんな画面になるのか、とても興味がありますよ。

 次に"BrancBright"。フランス語と英語を混ぜちゃってますけど、ワールドワイド展開だからいいのでしょうか(^-^;。
 スナドラ835か653、5.5インチQHDディスプレイ、メモリは4GB。このへんがXZの後継機種かもしれませんね。

 "Keyaki"はミドルレンジモデルでしょう。
 SoCはHelio P20。5.2インチのフルHDディスプレイに4GBのメモリ。メインカメラは2300万画素、セルフィーも1600万画素という噂があります。

 "Hinoki"はローミドルからローエンド。
 これもHelio P20ですが、ディスプレイは5インチで1280*720。メモリは3GBとなっています。それでもメインカメラは1600万画素らしいので確実に売れそうな気はします。

 最後に、ほとんど情報がないローエンドの"Mineo"。意味はちょっと分かりません。まさかMVNOのマイネオとは関係ないですよね…。

 MWCまであと1ヶ月もありますから、その間に出て来るであろう続報を期待しましょうか。
 おそらく日本のメディアではなく、こうして海外から先にリークされていくんでしょうけど。


 この他にも、Evan Blassさんが「Galaxy S8のローンチは3月29日だ」というツイートをイメージ画像とともにアップしていて話題になっています。やはりホームボタンは無くなるようですね。
 S5の頃から欲しくて買おう買おうと思っていたGalaxy Sシリーズ。我が家のラインナップに加わるのはいつになるんでしょうか…。

各端末のカメラ性能を検証してみる(夜・室内・LED照明下)

【検証端末】
・FREETEL SAMURAI REI
・Xiaomi Redmi 4
・ZUK Z2
・Onda V80 Plus
・PPTV KING 7
・LeEco Le 2 Pro
and etc. 

 これまでカメラ性能の検証記事は1台ずつ書いていましたが、今回は6台ぶん一気にお届けします。一つにまとまっていたほうが比較しやすいと思いまして。

 タイトルにも記した通り、テスト内容は以下の通りです。

○日光の影響がない夜間の撮影
○室内で照明はLED球のみ(60W相当*3)
○標準カメラアプリを開いたデフォルトでのオートフォーカス
○あえて白と黒が基調のシーンをセレクト
○レタッチはせずに横を600pixにリサイズ


 端末名の下には画素数と元サイズ、それにF値を記しておきます。


FREETEL SAMRAI REI

1200万画素(2592x4608) f/2.2

rei_2592x4608

 ご存じの方も多いかもしれませんが、REIのカメラには様々なモードがありまして、一つ一つ試すとなかなか面白いんですよ。
 今回は一切手を加えないオートフォーカスでしたが、意外にも素直な発色で、再現度はかなり高めだと感じました。
 陰になっている壁の部分とモニタに映った景色が多少粗いものの、概ね満足できるレベルではないでしょうか。

 なお、F値は公式には発表されていません。画像のプロパティで出てくるこの2.2が正しい数値で間違いないと思います。その他の詳細も眺めるとけっこう楽しいので本当は残しておきたいんですよね。アップした瞬間に消えてしまうのが残念です。
 また、公式スペックは1300万画素ですが、デフォルトのモードが1200万画素なために、それで撮影&検証しています。カメラの設定から1300万画素にもできますのでご安心ください。


Xiaomi Redmi 4

1300万画素(3120x4160) f/2.2

rm4_3120x4160

 壁の白飛びは若干気になります。それと全体的に赤味がかった印象ですね。
 それでも暗部の再現度はまぁまぁですし、HUBのインジケータもボヤケてませんので上々の映り方ではないでしょうか。

 REIのカメラはデフォルトでアスペクト比16:9ですが、こちらは4:3。同じ場所から撮影しているのに随分と広角に感じるのもそんな理由だと思います。


ZUK Z2

1300万画素(3120x4160) f/2.2

z2_3120x4160

 これは露光補正がキツイですね。おかげで壁は大部分が白飛びし、PCや椅子の黒い部分に色ムラが生じています。
 逆にイルミネーションやら夜景やらの撮影には威力を発揮するかもしれません。
 しかし細部が潰れたり輪郭線がボケたりはしていないので、これはこれで優秀なエンジンを積んでいると言えるのではないでしょうか。


Onda V80 Plus

200万画素(1200x1600) f/2.5

v80_1200x1600

 タブレットのカメラなんてだいたいこんなもんですよ(^-^;。
 比較というよりも、参考程度に…。

 レンズが暗いと、ピントが合わないわ黒で塗りつぶされるわで、そりゃもう大変ですorz


PPTV KING 7

940万画素(2304x4096) f/2.0

k7_2304x4096

 カメラを起動してデフォルトで撮影するとこの解像度になります。カメラの設定から、アスペクト比を4:3にすると3120x4160になり、公式スペックの1300万画素で撮影できるという仕組みですね。

 残念ながらこの16:9の写真では輪郭線の甘さがとても気になってしまいますよ…。
 ということで4:3の1300万画素でも同様の作業をしてみたところ、画素数通りの鮮明な写真が撮影できることが分かりました。
 参考までにそれもご覧いただきましょうか。

k7_3120x4160

 多少フォーカスが緩い部分を差し置いても、再現度ではお気に入りに属します。特に黒がしっかり出ているのがいいですよ。こっちの設定をデフォルトにするべきじゃないですかねぇ…。
 1年半前の機種で、しかも1万円台前半というのが驚きです(^-^;。


LeEco Le 2 Pro

2100万画素(3984x5312) f/2.0

le2_3984x5312

 ところどころに微妙な点はありますが、さすがF値2.0の2100万画素だなと言わざるを得ないでしょう。
 ぜひとも太陽光のもとでも撮影したいものです。

 好みもあるでしょうけど、iPhone 6sといい勝負ができるかなと感じました。
 こんなハイスペックなカメラが1万円台の端末に載っているなんて、日本のメーカーじゃとても考えられないですね。下手したらこのカメラだけでプラス3万円くらい上乗せしてきそうじゃないですか。


 F値の違いは微々たるものですが、それでも差は出て来るようです。これがSamsungやSONYあたりのf/1.7とかだったらさらに、光源が少ないシーンではデジイチに迫る写真が撮影可能なんでしょうね。

 一応お断りしておきますけど、以上は主観による個人の感想であり、被写体や手ぶれ補正の有無などによっても相当に変わってくると思われます。どうかそこらへんは寛大にどうぞ。
 ほんの数ミリ上下に動かしただけで明るさが異なってくるので、たまたま撮った1枚のみで比較するなど本来は間違っているということも付け加えておきます。


 参考として、過去に検証した端末についても掻い摘んでまとめますね。詳細はそれぞれの記事をご覧いただければ幸いです。ちなみに、以前は横が450pixでした。ご了承ください。

端末名・解像度・F値   
arrows 301FZenFone 2Ascend Mate 7NEXUS 6P
2336x4128 f/2.22304x4096 f/2.02336x4160 f/2.02992x4000 f/2.0
301f_4128x2336
 zenfone2_4096x2304
 mate7_4160x2336
 nexus6p_2992x4000
GR5P9 liteiPhone 5siPhone 6s
3120x4160 f/2.03120x4160 f/2.02448x3264 f/2.23024x4032 f/2.2
gr5_3120x4160
p9l_3120x4160
iphone5s_3264x2448
ip6s_4032x3024

 こんなに違うものかねというくらいに各々の特徴が出ていますね。

 いかがでしたでしょうか?
 あまり読む側のことを考えずに、自分だけが楽しんでしまっている感は否めませんが(^-^;、近年稀に見るくらいに記事作成に時間を費やしましたよ…。

 すっかり失念していましたが、ブログランキングに参加していましたっけ。バナーを貼るのは半年ぶりくらいかもしれませんねぇ。
 常に最下位近辺をうろちょろしているので(^-^;、もしよろしければポチッと押してやってくださいまし。


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【新製品】国内スマートフォン(2017.01.26)

・UQ mobile ZTE BLADE V770
・UQ mobile KYOCERA DIGNO W

 少しばかり忙しくて、海外の話題も、カメラ性能の検証記事も、まだまとめられていません。もう少々お待ちを…。

UQ mobile ZTE BLADE V770

製品ページ

 UQでは初の取り扱いとなるZTE製のスマートフォンです。リンク先もUQにしてあります。
 実は日本の公式サイトやグローバルにもまだ製品ページがありません。探したらスペインのZTE公式にありましたので一応貼っておきますか。こちらです。

寸法 147×72.5×7.6mm
重量 145g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 617 1.5GHz*4+1.2GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2540mAh

 スペックだけ見ると、ちょうど1年前に発表されたBLADE V7に似通っています。しかしこちらはMediaTekのMTK6753でしたし、筐体背面が違うのでやはり新製品という捉え方で問題ないと思いますね。むしろ中身はAXON 7 miniに近いかもしれません。

 まぁ、プラットフォームにスナドラを選択したのはバッテリ持ちに関わってでしょうか。5.2インチのフルHDで2540mAhはさすがに心許ない気がしますが。
 あとは価格がどう転がるかだけでしょう。
 発売は2月下旬からだそうです。


UQ mobile KYOCERA DIGNO W

製品ページ

 1月にauの新製品で紹介したrafreとほぼ、と言うかまったく同じモデルです。京セラのサイトでは別物のように扱ってますけどね。

寸法 142×71×10.4mm
重量 159g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 200GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 重量がrafreと1gだけ違いますが、前回のは暫定値だったのでこっちが正確なのでしょう。それと、MicroSDの上限は200GBに訂正されたようです。もっとも、そこまでの外部ストレージをこのローエンドに差す人がいるとは思えないので些細ですか。

 その他で差別化を図っているとすればカラバリですね。rafreではライトブルーだったのが濃いブルーに変更となっています。UQで買うならこの色を狙ったほうがいいと言えるかも。

 ハンドソープでも洗えるといった特徴はもちろん踏襲しており、3月上旬から発売されるとのことです。


 以前から書いている通り、UQは他のMVNOとは比較にならないくらいの速度が出るみたいですし、それでいて本家のauより月額が断然安いんですよね。もっと契約者が増えてもいいのになと思います。
 私も早々に他のSIMを解約してUQにしたいところではありますが、通話は要らないんですよねぇ。データSIMだと他の大手MVNOと費用が変わらないために、そこで引っ掛かってしまってます。

 そうは言いながらも、結局0 SIMとLINEモバイルとDMM mobileを追加してしまいました(^-^;。3つ合わせてもUQの1ヶ月ぶんに多少上乗せするくらいで使える…というのが魅力だったんですよorz
 これでdocomoとSoftBankを含めて計9回線。ものすごく無駄ですね分かります(;´Д`)。 

【新製品】海外タブレット(2017.01.25)

・Lenovo TAB3 8 Plus
・acer GP8 (A6201)

 アクセス解析を見てみると、最も閲覧数が多いのがタブレットカテゴリだという不思議な現象が…。
 そんなわけで、昨年はかなりの数スルーしてしまった海外タブレットを、今年はしっかりと拾っていくことにしました。噂ではなくて発売確実なものだけにしておきますけど。

Lenovo TAB3 8 Plus

 今月中もしくは2月頭の発売で、価格は安いモデルで199ドル程度と見られています。
 ちなみに、"YOGA"が付いたものは、例の片方のサイドが円柱になった形状で、さらに製品名表記が"Tab"になるんですね。混乱の元ですわ。

tab3_8_p

寸法 ?×?×7.97mm
重量 330g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD ?GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4250~4300mAh

 つい先日SoftBankで取り扱いが始まった無印TAB3とは、スペック的にもムチャクチャ差がありますね。それでいて1万円以上安いという…。だからあれほど買ってはいけないと口を酸っぱくして言っていたのですよ。


acer GP8 (A6201)

 FCCを通過したのが昨年11月。1月までにはリリースされると見られていましたが、どうやら2月にずれ込むようです。まだ価格や詳細は不明な部分もけっこうあります。

i_tab10a3

寸法 不明
重量 不明
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 不明
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 不明

 acerのタブレットにしてはスペックが高めだと思います。しかもLTEモデルもあるんだとか。
 なんだか筐体もカッコ良さげですし、値段次第では十分購入選択肢に入りそうです。
 タブレットもスナドラ625をバンバン載せてくるようになりました。この波が日本のモデルにも広がってほしいものですねぇ。


 他にも、Winタブが多数あったのですけど、価格が不相応なものばかりなのであえて取り上げませんでした。正直なところ、デュアルOSのものでもない限り、基本的にはスルーの姿勢です。

 そう言えばマイクロソフトがWin10のライセンス使用料を引き下げるというような話をしていましたが、それによって少しでもこうした端末の価格に好影響があればいいですね。

LeEco Le 2 Pro レビュー

・LeEco Le 2 Proは噂に違わぬコスパの持ち主だった

 GearBest.comでポチった中華スマートフォンのレビューも今回が最後です。
 次に購買意欲が湧き起こるのは、性能もしくは価格に惹かれたときか…といったところですが、ひとまず昨年目をつけておいた端末は粗方手に入れられたかなと思いますので。

LeEco Le 2 Pro (X620)

製品ページ

 ブランド名は姉妹会社であるLeTVの冠が付いたかたちでしばらく販売されていましたが、その後LeEcoとしてワールドワイドで展開するようになりました。
 しかし昨年暮れ、極めて深刻な財政難であることが発表され、今後の事業展開はまったく不透明なままとなっています。現在はLe 3まで発表されているものの、次期モデルの話も出てきていないため、2017年中の存続も怪しいと各所で囁かれているほどですね。

 実際、欲しかったのはHelio X25が搭載されたX625のほうだったのですが、これは既に廃番となっていて増産されないとの連絡を受け、在庫があるX620に変更したのでした。おそらくどのショップも在庫限りだと思いますので、欲しい方はお早めに。

寸法 151.1×74.2×7.5mm
重量 153g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio X20 2.3GHz*2+2.0GHz*4+1.4GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 2100万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 今となってはストレージの32GBが些か足りない印象を受けてしまいます。DSDSよりも排他仕様でMicroSD対応にしてほしかったところです。
 また、使ってみるとやはりバッテリはどんどん減っていきます。X625の3100mAhもあまり変わらないでしょうね。

l2p_1

 箱潰れや汚れには慣れました(^-^;。
 おなじみショップROMなので、それが嫌な方は「箱を開けないで送ってくれ」と頼むといいらしいですよ。

l2p_2

 LeEcoを買うならiPhone 6sでスルーしてしまったピンクしかないと思ってました。とっても上品な色です。

 写真でもお分かりの通り、TPUのケースがあらかじめ装着されています。でも、筐体画像からカメラ部分がかなり出っ張っているのが予想できたので、別にケースを注文していたんですよ。まぁもう一つあって困ることは無いのでいいですわ。400円弱だったし。

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 USBはType-Cです。イヤフォンジャックが搭載されてないので、画面左下の変換コネクタを使って接続します。充電中のイヤフォン使用およびその逆はできないということになります。
 急速充電対応のためか、アダプタの巨大さが気になりますね。最も長い縦の部分がちょうど5cmでした。出力は最大36Wのようです。Z2同梱の5.3V・2.5Aのアダプタでも充電可能でしたので、バッテリの寿命が心配な方は別に用意してもいいと思います。

l2p_4

 2100万画素のカメラはデカく、けっこうはみ出しています。その下のピカピカのは指紋センサーですね。
 写真では綺麗に色が出ませんが、とても好みのピンクなんですよ。男性が持っていても違和感が無い感じだと思います。

l2p_5

 純正のランチャー云々よりも、アイコンが角張っていて「ジェリービーンの頃かよ」的な印象が否めません。別のランチャーに早速差し替えました。
 さらに、設定から日本語化しただけでは直される箇所もかなり少ないです。

 カスタムROMを焼いて楽しむのが本来の中華スマホの姿だとは思いますが、まずは使い倒してみるというスタンスでここ数年海外製品を買ってますので、しばらくはこのまま使用してみることにします。

 ちなみに、ホームボタンやバックボタンは画面下にあって、触れると光る仕様になっていますね。"Virtual key"と銘打たれているようです。
 中華スマホのだいたいは右側にバックボタンがあるために、慣れないうちは押し間違うこともあるでしょう。これは「設定」→「ユーザー補助」からレフトハンドモードで逆にできるのですが、左向き三角のマーク自体は変わらないので違和感しかありません。

 また、ホームボタンの長押しはデフォルトでPanoSearchという検索アプリが出てしまうため、これもユーザー補助から変更してしまいましょう。
 ダブルタップには対応していませんが、ホーム、メニュー、バックそれぞれについて長押しの挙動を選択できます。オフスクリーン、フラッシュライト、スクリーンショット、計算機、カメラ、アラーム、カレンダー、メモ帳、リモートコントロールから選択でき、好みで自由に割り当てられるのはステキですよ。


 ではベンチの結果を。

 Antutuはアクセス制限を解除する項目が見つけられなかった…というか、全てのパーミッションをチェックしたのにダメだったのでノーアテンプトにしています。ちょっと調べている時間が無いので勘弁してくださいm(__)m
 だいたい8万点台後半あたりが出るようです。

         Benchmark Le 2 Pro
AntutuBench6.2.7    N/A
Geekbench 4 (S)    1604
Geekbench 4 (M)    3801
A1SD (Read) 161.03
A1SD (Write) 105.66
A1SD (Memory)6024.66
3DMark (IceSrotmU)  10574
3DMark (SlingShot)      492

 GeekbenchのマルチスコアがHelio X10より低かった理由が不明です。もしかすると下のコアのクロックの影響でしょうか。ただ、シングルは2.3GHzのA73ということで、手持ちの端末の中ではスナドラ820に次ぐスコアが出ました。

 GPUは相変わらず弱いですね。ゲーム向きではないことが分かります。そちらが主目的の場合にはスナドラが載ったスマートフォンを選択されることをおすすめします。

 ただ、その快適さが示す通り、ストレージとメモリは優秀ですね。日常的な使用で不満を感じることはまったく無いと思いますよ。
 あ、そう言えば項目を起こしてませんけど、SuperPIは100万桁9.628秒と、これまでのMediaTekでは考えられない結果だったことも付け加えておきます。


 あえて難があるとするなら、普通に使っていても筐体の発熱がそれなりにある点と、バッテリ持ちですかねぇ。
 MediaTekのSoC全体がそうであるように、スリープ時の使い方は下手と言わざるを得ません。せっかく20nmなのに活かされていないような気がします。

 それでも価格を考えれば「究極」に近いコスパなことに変わりはないでしょう。LeEcoのスマートフォンはAntutuのコスパランキングで常に上位を独占していますし、対価は十二分に得られるはずです。

 私が買ったときは1万8千円ほどでしたが、現在はかなり値上がりしてしまっています。
 購入されるなら、運次第ですがたまに開催される大幅値下げセールで狙ってくださいませ。残り13日間は2万1698円と思いきや、突然下がっていたりしますので。

GearBest.com LeEco Le 2 Pro (X620)

 これとは別に、"Pro"が末尾に付かないX620で、メモリ3GB、ストレージ16GBという下位モデルもあります。それだと現在は超破格値の1万5645円になっていますね。Helio X20さえあればいいという方はこちらが圧倒的にお得かもしれないですよ。

GearBest.com LeEco Le2 (X620)

 基本的にどこの海外通販サイトでも似たような感じで、XiaomiとLeEcoの製品はとんでもないセールがかかることがあります。特に増産が厳しいこのLe 2シリーズはこれから先が狙い目ではないでしょうか。完売したあとはLe 3が安くなるはずなので、スナドラじゃなきゃダメだという方はそっちを待つのもアリでしょうね。


 当面のレビューカテゴリで残っているのは、REIを含めたカメラ性能の検証と、バッテリ持ちテストですか。
 写真は既に全部撮影を済ませてしまっていますけど、バッテリテストはなかなかまとまった時間が取れずに苦労しているところです。気長にお待ちくださいな。

電脳ニュース海外版(2017.01.23)

・HUAWEI P10のレンダー画像がリーク
・Motorolaの新端末がGeekbenchに登場
・ZTE BA602がTENAAを通過
・Gionee F5LがTENAAを通過

 久しぶりのニュースともなるとネタが多すぎて大変です。小さめのものについてはなるべく端折る方向で…。

HUAWEI P10のレンダー画像がリーク

 ネタ元は例によってWeiboなので、画像をどうしようか迷ったのですが、「引用」ということであれば著作権上問題はないと解釈しているので貼ってみます。もし不都合がありましたらお知らせください。

6cb26641ly1fbxx4rw1nfj20pz1gxmz76cb26641ly1fbxx4sahvsj20qe1ev7656cb26641ly1fbxx4sorehj20qk1gk76p

 前回も書いたように、やはり縦長に見えてしまいます。画像のアスペクト比は間違ってないはずですから、最近の端末では珍しく上下のベゼル幅が広いのかもしれませんねぇ。

 筐体は前面・背面ともにカーブを描いており、その度合はP9以上に感じます。また、背面にあった指紋センターが無くなった代わりに物理ホームボタンを搭載しているので、機能を盛ったものであると推測できますね。
 背面画像では、やはりライカのデュアルレンズが確認でき、デザイン的にもP9の流れを踏襲していると言えるでしょう。

 グレードはやはり無印P10、そしてP10 plusの2種類と言われています。Kirin 960は共通としても、6GBメモリはplusのほうですかね。2月の公式発表、そしてリリースは3月から4月にかけて行われるという説が濃厚のようです。
 個人的に気になるliteについては、まだ具体的な話が出てきていないみたいです。P9 liteが良品だった故、またしても食指を動かされそうな気がするものですから。

 HUAWEIと言えばもう一つ、TENAAを通ったばかりのHonor 8の後継か派生モデルと見られる端末についても噂が飛び交ってますね。
 スペックはミドルハイからハイエンドなようで、新たな情報が入り次第お伝えすることにします。


Motorolaの新端末がGeekbenchに登場

 先日XiaomiのMi 6でスナドラ835のAntutuスコアがリークされたばかりですが、今度はモトローラの最新スマートフォンがGeekbenchのリザルトデータベースに登場して話題になっています。
 コードネームはXT1650で、何やら昔のRadeonみたいな名前ですけど、おそらくMoto Z 2017ではないかという話です。

 その気になるスコアは、シングルで1930、マルチで6207というとんでもないものでした。さすがにKryoのオクタコアは恐ろしいですよ。
 その他のスペックだと、メモリが4GBというところまでしか分かっていません。本体価格も安くはないでしょうし、庶民向けじゃないことだけは確かだと思います。


ZTE BA602がTENAAを通過

 コードネームですが、たぶんBladeシリーズのローエンドではないでしょうか。
 ディスプレイサイズは5.5インチで解像度は1280*720、SoCは1.25GHz*4ということですからMT6737あたりでしょうか。メモリは1GB/2GB/3GB、ストレージは8GB/16GB、3000mAhのバッテリらしいです。

 まだはっきりした価格は出てきていませんが、3GB/16GBモデルでも2万円を超えることはないと予想しています。今年はZTEもやたら攻めてきている印象がありますね。


Gionee F5LがTENAAを通過

 SoCは1.5GHzのオクタコアとあります。MediaTekだとMT6750あたり、Qualcommだとスナドラ617あたりでしょうか。
 5.3インチ1280*720ディスプレイ、メモリ4GB、ストレージ32GB、1300万画素のメインカメラ、4000mAhのバッテリなどとなっているようです。

 SoCやディスプレイからはローエンド感が、メモリやストレージ容量からはミドルレンジ感が漂っているので、価格がどちらに転ぶのかにも注目したいところですね。

 何度も書いてますが、MediaTekのSoCは電気喰いですんで、4000mAhくらいがちょうどいいと思います。
 国内メーカーだと、FREETELのRAIJINやPriori 4がバッテリにしっかりと注力する姿勢を見せたのは「よく分かってらっしゃる」と感じるのです。RAIJINも、2万2千円くらいまで落ちたら買いますね。


 はっきり言ってスマートフォンなんて1台あれば十分なので、私のように10台以上も所有するなどある意味ドブに銭を捨てているようなものです…。本来はその1台のために情報を収集するわけでして、自分の用途に合った性能のものを、最も安く買えれば一番幸せなのではないでしょうか。
 つまり、言わば人柱になるべく、こうして買い漁っているのですよ(^-^;。お役に立てるのなら何よりです。

PPTV KING 7 レビュー

・PPTV KING 7は今でも十分使えるファブレットだった

 この端末を詳細にレビューしているサイトを見たことが無いですねぇ。発売後1年以上経って果たしてニーズがあるかどうかという話ですが…。

PPTV KING 7

製品ページ

 PPTVのショップ内製品ページになります。
 以前も書きましたが、KING7Sという表記があるので何が違うんだろうといろいろ調べてみたのですけど、どうやらHMDを使わないで3Dに対応できる仕様だとか。それで厚さが違うのかもしれません。

 現在は、というかけっこう以前から値引きされており、1999人民元(約3万3300円)という価格が付けられています。発売が2015年10月と古いのですが、当時のハイエンドモデルでした。

寸法 158.4×82.7×8.65mm
重量 184g
OS Android 5.1
CPU MediaTek Helio X10 2.0GHz*4+?GHz*4?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで 
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2560*1440
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3610mAh

 CPUのクロックは上が2.0GHzという表記がほとんどですが、実際の駆動は1.95GHzです。また、下のクロックは結局不明です。すべてA53のオクタコアなことに間違いはありません。

k7_1

 ツヤ消しの黒い箱でした。さすがに当時のハイエンドです。
 なんとなく事業展開を広げて作った感じではないことがこの時点でも分かるというものです。

k7_2

 開けても真っ黒。中蓋の下に付属品が納められています。

 実は本体正面下部にある"P"の文字はインジケータでして、充電中は赤、充電完了で青に点灯するギミックが搭載されています。意外と好きです。ホームボタンの役割は担っていませんので念のため。

k7_3

 例によって取説は中国語なのでスルーですね。

 充電ケーブルはMicroUSBで、5V・2Aという仕様です。
 古い機種の在庫処分だからかどうかは知りませんが、開封した際は電池残量がゼロでした。充電時間はまぁ普通ですかね。

k7_4

 背面はそれなりに高級感の漂うメタル製です。
 SoCが28nmなため、使用時にはけっこう熱を帯びます。

k7_5

 さすがに綺麗な6インチ2560*1440ディスプレイです。
 購入を決めた最大の理由がここにありますね。6インチファブでここまでの解像度を求めると、とても3万円以下では買えませんので。

 デフォルトで"Lenovoランチャー"というのが走っているのですが、これはLenovo謹製なんでしょうか。よく分かりません。Chromeのアイコンとかが怪しいですよね(^-^;。
 んで、これがウィルス対策ソフトによってマルウェアだの何だのと蹴り倒すことを推奨されるんですよ。とりあえず別のランチャーを入れてはみたのですが、簡単には切り替えられませんでした。おまけに本ランチャーをアンインストールすると、強制的に初期状態に戻って復活するという「ザ・中華仕様」ですわ。別に使い勝手は悪くないのでいいんですけどね。

 ではベンチ結果を。
 単純にHelio X10でベンチを採りたかっただけとかの理由があったのはナイショ。

         Benchmark  KING 7
AntutuBench6.2.7  53440
Geekbench 4 (S)      776
Geekbench 4 (M)    3881
A1SD (Read) 190.98
A1SD (Write) 134.18
A1SD (Memory)5878.80
3DMark (IceSrotmU)  10463
3DMark (SlingShot)    N/A

 大健闘ではないでしょうか。
 特にGeekbenchのマルチスコアは嘘っぽいですねぇ。Geekbench 3ならこれ以上出ても不思議じゃないんですが、4でスナドラ820を超えるのは有り得ないですよ。A53のオクタコアなんですけど。

 Antutuはまぁこんなもんでしょう。3DMarkのスコアが示す通り、GPUが時代遅れなためにどうしても伸びません。SlingShotは、最初は通るものの、途中でアンノウンエラーを吐いて終了します。ES3.0も3.1も同じでした。

 それ以上に特筆すべきはストレージ性能です。1年以上前の端末でここまでの速さとは恐れ入りました。快適さに最も深く関わっているのがストレージであると知っているかのような盛り具合いです。
 それが示す通り、通常ユースでカクつくところはまったく見られません。ゲーム等は厳しいかもしれませんが、ブラウジングなんかも極めて快適ですよ。


 繰り返しになりますが、6インチのファブレットは解像度が命だと思います。そんな意味で、SoCのスペック的に2世代前だとしても、十分に価値はあるのではないでしょうか。
 少なくとも、5.5インチで1280*720の端末を堂々と3万だの4万だので売るよりは好感が持てますよ。
 2ちゃんねるですら「何それ」と言われるくらいマイナーなメーカーでも、こうして良品はあるという証明ができたのは大きかったですね。
 日本語に関しても、XiaomiやZUKよりも英語の部分が少なく、抵抗を感じずに使えるかなと感じました。

 えーと、2点「ん?」と思ったところがあったので記しておきます。
 端末自体が古いため、Googleアプリ自体を更新しないと音声入力が動作しないのは、もしかすると初心者ならファーストステップでつまずきそうな部分かもしれないです。
 また、個体差だと思いますが、うちのは1回目の起動がうまくいかず、その後のWi-Fiの設定が有効になりませんでした。再起動で問題なく認識したので、似た症状が出たらご参考まで。


 現在のGearBest.comでの価格は1万2561円だそうです。これでも相当にお買い得だと思います。昨年末はもう1000円くらい安かったですよ。
 まだ在庫があるようですから、次のセールで狙ってみてもいいかもしれませんね。

GearBest.com PPTV KING 7


 少し値は張りますが、amazonでも並行輸入品が買えるようです。



 性能的には2万超えでも十分に元は取れそうな気がしますよ。
 補足しておくと、amazonの商品ページに書かれているテキストの「3160mAh」は1と6が逆ですし、確か2.26GHzモデルは存在しなかったように記憶しているのですが…。どなたか人柱になってみてはいかがですか?(^-^;


 これで4台目のレビューです。昨年末にポチったのが5台ですから、残るはあと1台ですね。近いうちにまとめます。気長にお待ちください。

【新製品】国内スマートフォン(2017.01.21)

・Y!mobile Android One S1
Y!mobile Android One S2

 帰宅後にレビューをまとめるべく意気揚々と仕事をしていたのですが、その帰宅がままならなかったですわ。
 明日、明後日は土日なのでそこでゆっくりまとめることにします。予告しておきながら申し訳ないです…。

 ということで今日は、Y!mobileで発表されたAndroid Oneについて書いておきますね。

Y!mobile Android One S1

製品ページ

 S1はAndroid One先代の507SH同様、シャープ製となっています。

寸法 143×69×8mm
重量 134g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHZ*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1310万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2530mAh

 発売は2月下旬以降で価格は未定です。
 まぁ、507SHがあんな感じだったので期待はできないでしょう。ましてやシャープ製ですし。
 妥当なところを勝手に考えると、防水・防塵を含めても1万円台後半といったところですかねぇ。
 …無理ですね分かります。


Y!mobile Android One S2

製品ページ

 こちらは京セラ製です。

寸法 143×72×10.6mm
重量 142g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 200GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2300mAh

 発売は3月上旬以降だそうです。
 そうですねぇ、このスペックなら適正価格帯は9000円~1万3000円あたりでしょうか。
 実は、鼻で笑う場面を想定しながら価格発表を待つのも意外と楽しいんですよw。


 以前も書きましたが、Android Oneのコンセプトは2点。

○その国のユーザーに必要な機能を搭載した端末を可能な限り安く提供する
○最新OSとセキュリティアップデートの配信を保証する(OSは18ヶ月、セキュリティアップデートは24ヶ月)


 1つ目については当初の「新興国向け」から修正が図られ、「その国に合ったもの」へと変化しているわけですが、それにしてもこれらが日本のユーザーの求めているものなのかと疑わざるを得ませんよ。
 ともすると「防水・防塵」が一番だと勘違いされてもおかしくない気がします。

 スナドラ430はまぁいいとしても、このあとの24ヶ月を考えると、メモリ2GBとストレージ16GBはあまりにも足りなさすぎます。3GB/32GBは欲しいところです。暴利を貪るならそれくらい盛るのがメーカーの誠意ってものじゃないですか?
 カメラ性能も貧弱と難癖つけられるでしょう。セルフィーは最低でも800万画素は無いと、これからのニーズには応えられないと思います。
 そして何よりバッテリ容量です。ニーズは「軽さ」より「長持ち度」じゃないですかねぇ。ハード使いをする端末じゃないからと言われればそれまでですが、出先でバッテリ切れと戦わなければならないのはあまり気持ちの良いものではありません。軽さを犠牲にしてでも3000mAhは搭載してほしかったです。

 さて、このAndroid Oneに果たして訴求力はあるのでしょうか。

 あまり趣味が良くないのは分かってますが、発売後3ヶ月くらいしてからワイモバイルショップに行って、あれやこれやと尋ねてから「んで、これって売れてるんですか?」と聞くんですよ。507SHのときに私が起こした行動です。出禁リスト入りかしら(^-^;。

【新製品】海外スマートフォン(2017.01.20)

・Xiaomi Redmi Note 4 (Snapdragon Ver.)
・Vivo V5Plus
・Vivo V5Lite 

 いずれも今月中のリリースのようです。

Xiaomi Redmi Note 4 (Snapdragon Ver.)

製品ページ

 インドでローンチがあり、23日から発売されるとのことでした。

寸法 151×76×8.45mm
重量 165g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 2GB , 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4100mAh

 モデルのバリエーションと価格は、
2GB/32GB 9999ルピー(約1万6800円)
3GB/32GB 10999ルピー(約1万8500円)
4GB/64GB 12999ルピー(約2万1900円)
 の3種類。色はグレー、ゴールド、ブラックとなっています。

 仕様的には先日レビューしたRedmi 4と酷似してますね。プラットフォームが同じなのでしょう。
 昨年夏にリリースされたものはHelio X20でした。それにSnapdragon版が加わるかたちです。
 とんでもないコスパで大ヒットしたスマートフォンですので、今回も確実に売れるでしょう。私もRedmi 4を買っていなかったら手が出ていたと思います。
 5インチを選ぶか5.5インチを選ぶかという基準になりますね。なお、Redmi 4では対応していたBand 1が抜けている点に注意が必要です。


Vivo V5Plus

製品ページ

 予告のあった通り、V5シリーズの派生モデル2機種が公式に上がっています。多少噂されていたスペックとは異なっていますのでまとめておきます。

寸法 152.6×74×7.3mm
重量 158.6g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 2000万画素+800万画素
バッテリ 3160mAh

 SoCはスナドラ652とされていましたが625に、バッテリが3300mAhから3160mAhにスペックダウンしています。また、指紋認証を搭載しており、ホームボタンが兼ねるようです。

 まぁ、この機種の場合にはセルフィーにとてつもない特徴を有しているため、そこが魅力と感じるならば予想価格27990ルピー(約4万7100円)を払う価値はあるでしょうね。


Vivo V5Lite

製品ページ

 こちらは名称通りにエントリーモデルです。

寸法 153.8×75.5×7.6mm
重量 155g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6750? 1.5GHz*4+1.0GHz*4?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 公式サイトには"Octa-core 64-bit"という表記しかないですね。いろいろと探してみたところ、MT6750であるというサイトを見つけたので採用させてもらいました。

 予想価格は15980ルピー(約2万6900円)だそうです。セルフィー以外で高価になる仕様が見つからないために割高には感じてしまいますが。
 しかしこんなことを言うと敵を作りそうですし、何より偏見だというのは重々承知してはいるのですけど、自撮り大好きな方々がコスパや適正価格を意識するとは到底思えないですから、設定価格としては妥当なのかもしれないですねぇ…。


 さて、ニュースも溜まってきましたが、明日はまたまたレビューにする予定です。まだもう2機種あるんですよ。早めに放出したいというのが正直なところでして。
 全部出しきったあとにカメラ性能の比較もしてみたいと考えています。以前と同じシーンで、味も色気もへったくれも無いですが…。

各端末のバッテリの減り具合を検証してみる(スリープ編)

【検証端末】
・HUAWEI NEXUS 6P
・apple iPhone 6s
・apple iPhone 5s
・HUAWEI P9 lite
・FREETEL SAMURAI REI
・ASUS ZenFone 2
・Xiaomi Redmi 4
・ZUK Z2
・Onda V80 Plus 

 一昨日書いたCHUWIのHi 10 Pro 2が、GearBest.comのバレンタインセールで大幅値下げされています。
 2万4085円から6千円近く値引きの1万8272円ですよ。キーボード付きはセール対象外のようなので、そちらが欲しければ別々に購入したほうがお得かもしれません。

GearBest.com CHUWI Hi10 Pro 2 in Ultrabook 

 その他特価品が盛り沢山ですので、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。

GearBest.com Valentine's Day DEALS


 さて、今日は久々に各端末のバッテリ性能を検証してみようかと思い立ちまして、少しばかり時間をかけてみました。以前は体感でまとめたことはありましたけど、実際の数値で比較したかったためです。

 テスト内容は以下の通りです。

○純正ケーブルを使って100%まで充電
○一切操作せずに放置(室温21.0℃)
○8時間後に残量を確認
※状態・・・モバイル通信オフ、Wi-Fiオン、Bluetoothオフ、GPSオン、バックグラウンドで動いているアプリは可能な限り同一のものに設定


 なお、手持ちの端末でテストしていますが、以前所有していた機種のAscend Mate 7は売却、GR5は貸し出し中、301Fは押し入れで休眠中、その他タブレットはほぼ売却(G Pad 8.3とNEXUS 7 2013は残ってますが今回のテストには用いません)と多少絞っています。

 バックグラウンドで電気を喰うアプリの数は、もしかすれば一般的に見ると少ないかもしれません。それでも通知が入っていたものも数台ありましたが、お許しいただければ…。より実使用に近い状態ということで。

 また、グラフをスクショしようかとも思ったのですけど、記事の長さとの兼ね合いでやめました。さらに言うと、今回は8時間でしたが、これまで使ってみた感じからすると、もっと時間が長くなれば結果も異なってくるように思いました。いろいろとご了承いただけると幸いです。


HUAWEI NEXUS 6P (使用期間11ヶ月)

残量91% (搭載バッテリ容量3450mAh)

 前回の体感レビューでは「使用時は優秀」と書いたのですが、スリープ時はやはり良くはないですね。と言うか普通に悪いですよ。
 如何にヌガーであろうと、SoCそのもののアーキテクチャに起因するのだろうと思います。バッテリ持ちにとってその古さと使用頻度が最大の敵というのがお分かりいただけるかと…。


apple iPhone 6s (使用期間10ヶ月)

残量99% (搭載バッテリ容量1715mAh)

 iPhoneシリーズの伝統とも言える電池持ちです。バッテリ容量だけでは判断できないという顕著な例でしょう。
 iOSが未使用アプリの管理をしているためと言われていますけど、もっと根本的な何かがあるような気がします。
 バッテリ容量が少なければ充電時間も短縮でき、発熱も比例して減ることが期待できます。性能と省電力を併せ持った端末であるということですね。故に私のメインなのです。
 実際のところは、使い始めてから、と言うか90%を切ったあたりからけっこう速いんですが、それはまた後日。


apple iPhone 5s (使用期間34ヶ月)

残量97% (搭載バッテリ容量1560mAh)

 3年近く使っている割には優秀だと思いますよ。バッテリ持ちにはもちろんディスプレイサイズも関係してはいるのですが、今回のテストはスリープ時に限っているのでそれも無縁。
 やはりiOSとappleのアーキテクチャが昔から変わらずにユーザーサイドに立っているということでしょう。
 ちなみにこの5sは、iOS 7から8、9、そして10と順に入れてきましたが、8のバッテリ持ちが多少悪かったくらいで、あとはさほどの違いは感じませんでした。おそらくiOSのバージョンによる差は微々たるものだと思います。


HUAWEI P9 lite (使用期間7ヶ月)

残量98% (搭載バッテリ容量3000mAh)

 Kirinも進化して電気喰いが改善されたと分かります。使用時については後日まとめるとしても、容量ぶんの働きをしてくれるのは嬉しいですね。
 意外にも、Android端末で「使わなければ減らない」という当たり前のことを体現するのは難しいようで、P9 liteはそんな意味でも貴重なスマートフォンだと思います。


FREETEL SAMURAI REI (使用期間1ヶ月)

残量82% (搭載バッテリ容量2800mAh)

 MediaTek製のSoC、特にプロセスルールが大きいものは総じて電気喰いなんですよね。タブレットでも同じ現象を見てきたので覚悟はしていましたが、これもやはり当てはまってしまいました。とても2800mAhとは思えない減り方です。
 マシュマロなのでDozeは効いているはずなんですが、それ以上のバッテリを減らす要因があるようです。


ASUS ZenFone 2 (使用期間11ヶ月)

残量87% (搭載バッテリ容量3000mAh)

 スリープ時の減りも速いですねぇ。元凶がAtomにあるので対策は限られてしまいます。
 実際にスリープ時はWi-Fiを切る設定にしたこともあるのですが、改善と呼べるほどの変化もありませんでしたし、何より使い勝手が悪いのでやめました。虻蜂取らずというヤツですね。
 そこまで悪いかと問われると断言はできないのですけど、さすがに最新のものに比べると落ちてしまうのは確かです。


Xiaomi Redmi 4 (使用期間0ヶ月)

残量98% (搭載バッテリ容量4100mAh)

 4100mAh(AIDA64読みだと4000mAh)は伊達じゃないですね。詳細は後日になりますが、使用時の減りも手持ちの端末の中で一番少ないかもしれません。現時点でウチのバッテリ持ちナンバーワン端末です。
 なお、今回テストしたスマートフォンの中では、このRedmi 4だけSIMが差さっていないことを付け加えておきます。セルスタンバイが起きていないのは分かりましたが、SIMが無いことによってバッテリの使用が減っているという確証もありませんし、素直に認めることにします。


ZUK Z2 (使用期間0ヶ月)

残量97% (搭載バッテリ容量3500mAh)

 これもまた十分過ぎるほどに合格点ですよ。スナドラ820の性能でこれはすごいと言えます。むしろ820で3000mAhを切る端末がどれくらいのものなのか検証したくなってしまうほどに。830や835に期待してしまうのもしょうがないですね。
 しかしながら、私の普段の用途だと、820の性能をフルに使うような場面はまったくと言っていいほどありません。つまり完全にオーバースペックなのですけど、マージンがあって困ることは無いですから、財布と相談して買える範囲内で最高のものを買ったというだけなんです(^-^;。


Onda V80 Plus (使用期間0ヶ月)

残量56% (搭載バッテリ容量4200mAh)

 あえてスマートフォンと比較することも無いんですけどね。はっきりと悪いのは分かっていて買ったわけですし。
 現状を包み隠さず書くと、何も使わずにいても2日で全て持って行かれて電源が落ちている状態になりますね。
 やはりAtomですのでしょうがないのでしょう。仕様上のSDP(昔の"TDP"とは違います)は2Wですけど、これは使用時も明らかに嘘だというのが分かりまして、単に1920*1200のディスプレイが電気喰いなだけではなく他でガクガク使われているのが明白です。
 Atomタブで4200mAhは絶対的に少ないという結論で。毎日の充電が必須ですねぇ。ただ、これも8000円台なら諦められますが。


 勘違いしないでいただきたいのが、いずれもまっさらの新品ではないということです。充電を繰り返せば劣化していき、標準の容量までは溜められなくなります。新品同然のRedmi 4とZ2が良いのは当然の結果とも言えますね。
 さらにOSによっても変わりますので、これはあくまで参考値ということをご理解いただければ。

 実は意外とこのテストが難しいんですよ。通知は頻繁に入りますし、通話SIMだと電話がかかってくることもありますんで…。
 しかしバッテリ持ちを気にしてレビューサイトを巡られる方もいらっしゃるでしょうから、指標の一つになればと考え、リアルな数値でまとめてみたというところです。

電脳ニュース海外版(2017.01.18)

・Xiaomi Mi6は3バージョン展開か
・LG X300は5インチローエンド
・ZTE Hawkeye キックスターター受け付け開始
・Oppo Find 9の噂

 今日は何やらとてつもなく忙しく、仕事が終わったら日付を跨いだところでした…。
 急ぎ足でトピックスをお届けします。


Xiaomi Mi6は3バージョン展開か

 噂に過ぎないのですけど、SoCが違う3種類が用意されるらしいとのことです。

 Helio X30モデルは1999元(約3万2900円)、スナドラ835モデルは2499元(約4万1200円)、そしてQualcommの最新チップセットによるモデルは2999元(約4万9600円)と予想されています。
 スナドラ835より高いSoCがいったい何なのかは不明ですが、デザイン自体が変わるという話もあり、他にも何か盛られるのかもしれませんね。

 最新のハイエンドモデルがこの価格で買えるなら、またヒットは間違いないでしょう。


LG X300は5インチローエンドで18日発売開始

 価格は253000ウォン(約2万4600円)と、純粋なローエンドよりは少しばかり値が張りますが、スペックはミドルレンジに近いくらいのものです。

 5インチ1280*720ディスプレイ、スナドラ425、メモリ2GB、ストレージ16GB、1300万画素カメラ、2500mAhバッテリ、Androidは7.0となっています。
 今のところ韓国以外での発売は未定ですが、実はこれ、昨年暮れから発表のあったK8の正式名称らしいです。
 MVNOで取り扱ったらけっこうな数が捌けるような気もしますね。


ZTE Hawkeyeは発売まで漕ぎ着けられるか

 CESの事前記者会見で発表のあった、ユーザー主導プロジェクトにより開発されたスマートフォン"Hawkeye"の詳細が明かされました。

 ユーザーたちが欲しいものをユーザーコミュニティの中で構成していっただけあって、なかなか面白い感じです。
 5.5インチフルHDディスプレイ、スナドラ625、3GBのメモリ、32GBのストレージ、1200万+1300万画素のデュアルレンズカメラ、3000mAhのバッテリなどとなっていますが、それ以外の機能に目を見張ります。

 まず「アイトラッキング」という機能。これはフロントカメラで視線の動きを感知してスクロールが可能になるものです。脳波マウスともまた違うインターフェイスということになりますか。
 さらに、機能と言うよりも筐体の工夫なのですが、背面が粘着質になっていて壁などにくっつけられる作りになっているのも斬新ですね。

 まずはキックスターターで支援を受け付け、目標額に達した際に市販化となるようです。早ければ今年9月頃のようですが、その頃にはスナドラ625もローエンドっぽいですね。仕様変更もアリでしょうか。
 価格は199ドル(約2万2500円)と破格のため、ぜひ現実のものとなってほしいものです。


Oppo Find 9にはやはりSD835モデルが存在する?

 筐体画像までリークされるところを見るといよいよ現実的な話なのかもしれません。

 噂はさんざん飛び交っていましたが、Qualcommの社員が否定したり何だりと紆余曲折があったものの、どうやら搭載が具体的になってきたようです。
 上位モデルはスナドラ835に6GBメモリと128GBのストレージ、下位モデルでもスナドラ653で4GB/64GBというところまで進んできましたね。

 肝心の筐体画像は、Xiaomi Mi MIXのようなベゼルレスでして、上下も極めて狭い作りになっているのが伺えます。おそらく9万円を超えるフラッグシップなので、盛れるだけ盛ってくるのは間違いないでしょう。


 各メーカーのハイエンドについては私もそこまで欲しているわけではありませんが、スペックを眺めたり羨望の視線を送ったりするのはそれだけでも楽しいですよ。
 今年もそんなメーカーたちの誇りと意地のぶつかり合いをたくさん見られたらいいですねぇ。

【新製品】海外タブレット(2017.01.17)

・CHUWI Hi 10 Pro 2 in Ultrabook
・FNF ifive Mini 4S

 新製品というほどのものでもないのですが、GearBest.comで新規取り扱いが始まったタブレットをピックアップしてみます。

CHUWI Hi 10 Pro 2 in Ultrabook

製品ページ(無印Hi 10 Pro)

 公式には"2"のページが無いので、昨年発売された先代を。
 異なっているのはSoCだけのようです。

寸法 261.8×167.3×8.5mm
重量 562g
OS Android 5.1 , Windows 10
CPU intel Atom x5-Z8350 1.44GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6500mAh

 Z8300とZ8350の違いはステッピングです。Dステッピングになったことで、バースト時のクロックが1.84GHzから1.92GHzに上昇、また、CPUがHD Graphics 400へと進化していますね。通常であれば消費電力面も期待できるはずです。

 こうしたデュアルOSのお株と言えば、先日レビューを書いたOndaと、このCHUWI、そしてTeclastの3社が挙がるでしょう。中でもCHUWIはこの機種のようにUltrabookというカテゴリを推しているようです。
 なので実際はタブレットと言うよりもノートPCに近いと思われるのですけど、随分お得っぽいので紹介しておこうかと思いました。

 現在の価格は2万4085円。
 購入はこちらからどうぞ。

GearBest.com CHUWI Hi10 Pro 2 in Ultrabook 


FNF ifive Mini 4S

製品ページ

 過去にFNF ifiveの10.1インチタブを所有していたという経験から引っ張り出してみました。
 Retinaと安さに惹かれて購入したのですが、ストレージ速度が遅かったためにあまり活躍できませんでしたねぇ。それ以外は特に不満も無かったので、最新機種ならもちろん改善されていると思いたいです。

寸法 230×169×6.2mm
重量 550g
OS Android 6.0
CPU Rockchip RK3288 1.8GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 7.85インチ
解像度 2048*1536
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4800mAh

 Rockchip社はご存じない方も多いかもしれませんね。しっかりとしたARMライセンスを有している半導体メーカーです。
 このRK3288のコアはCortex-A17です。プロセスルールは28nmなものの、およそ3年前のチップなのでさすがに古さは否めないですし、当然ですが32bitCPUになります。

 それでも、約8インチでこの解像度なら魅力はあると思いますよ。特に性能を気にしない人で、用途がブラウジングや動画鑑賞等であれば必要十分ではないでしょうか。

 何よりも、1万8157円で買えるという点が素晴らしいです。FNFのタブはだいたいこんな価格ですけど。
 購入はこちらからどうぞ。

GearBest.com FNF ifive Mini 4S


 実際のところ、これらのタブレットの存在価値は大画面に尽きると考えています。同価格帯で言えば、性能でこれらを凌ぐスマートフォンが容易く買えてしまうのも事実ですからね。
 そこに価値を見い出だせれば買いなんでしょう。
 変なところにこだわって価格ばかり跳ね上がっている国内メーカーのタブよりは検討の余地があると思いますよ。

【新製品】海外スマートフォン(2017.01.16)

・Samsung Galaxy C7 Pro
・NOKIA Nokia 6

  Honor 8のヌガーへのアプデが16日から始まるそうです。つまり今日ですね。お持ちの方はぜひどうぞ。

Samsung Galaxy C7 Pro

製品ページ

 先代C7から半年、主要スペックはほぼ変えずに出してきましたねぇ。
 相違点は、CPUのクロック、フロントカメラの画素数、カラバリといったところです。

寸法 156.5×77.2×7.0mm
重量 172g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.2GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチAMOLED
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3300mAh

 そのカラバリですが、Galaxy S7で好評を博した青を踏襲したのか、ダークブルーが最初からラインナップに加わっています。こちらもまたいい色ですね。

 当初は1月21日に発売と言われていましたが、16日から中国で予約が開始されるそうです。インドでも売られるという話はどこにいったんでしょう。その他の国でのリリースは現時点で未定らしいので、続報に期待したいところです。
 参考までに、SamsungではCシリーズをグローバルモデルと位置付けています。日本に導入されても不思議ではないのですが、なかなか現実のものとなりませんね。
 価格は400ドル程度と見られています。Sシリーズまでの性能は要らないからこっちが欲しいという層も多いかもしれません。

 なお、昨年C7がリークされたあたりでは、「iPhoneに激似」と話題になりましたねぇ。そのデザインに関してはマイナーチェンジが図られているようなので、それを気にしてスルーした方は今回狙ってみてもいいかも。


NOKIA Nokia 6

製品ページ

 日本の若い層だともしかすると「NOKIA?何それ」という意見もあるかもしれないですねぇ…。2011年までは携帯電話シェア世界一のメーカーだったんですけど。
 実は今でもフィーチャーフォンは世界中で大人気なわけでして、そんなメーカーによるAndroidスマートフォンの発売がついに現実のものとなったのがこの機種です。

寸法 154×75.8×8.4mm
重量 169g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 SoCは控えめですが、その他は十分に魅力的なスペックと言えるでしょう。
 中国での予約価格は1699元(約2万8200円)と、売れ筋の価格帯より少し高めですけど、NOKIAブランドということで既にものすごい勢いで予約が入っているそうです。

 ファンにしてみれば、「Windows Phoneで大失敗したNOKIAがAndroidに帰ってきた」という捉え方ではないでしょうか。製造はHMD GlobalというNOKIAと同じくフィンランドを拠点とする会社だそうですけど。

 実は夏頃までにウルトラハイエンドのNokia 8を発表するという噂もあり、スナドラ835や5.7インチ2560*1440ディスプレイで復権を狙うと見られています。
 残念ながら日本とは完全に切れてしまっているメーカーなので、再度の参入は難しいでしょうね。プラチナバンドに対応していないので、山間部での使用にも難がありそうです。


 NOKIAだけでなく、と言うか海外のメーカーのみならず、ガラケーの時代には隆盛を極めていたのに、今や撤退しているというところは少なくありません。
 例えば私はずっとNECのガラケーを使っていましたが、2013年に開発・製造の中止が発表されてショックを受けたものです。パナソニックも同じ年でしたね。古くは三菱電機や三洋電機(現在はKYOCERAに一本化)、東芝(富士通と事業統合)といったところも携帯電話を製造していたのですけど、iPhone 3Gが日本で発売された2008年以降に相次いで撤退を表明したというわけです。

 現状はiPhoneの一人勝ちとも言える状態で、残りのシェアを奪い合う中で脱落者を探すゲームのような様相を呈してきていると思います。あまり考えたくもないですが、確実に今後撤退を表明する国内メーカーが出て来るでしょうね。私はあそこだと踏んでますよ。

 話は変わりますが、高市早苗総務大臣の3大キャリアに対する要請が思わぬ方向に進み、盛大にバッシングを食らっているのには笑ってしまいます。仮にも経営を学び、経済学部の教授まで務めていた人とは思えない発言の数々は、これからも大きな波紋を呼びそうですねぇ。
 正直、最底辺のコンシューマである私からすると、いったい何が言いたくて何がしたいのかがまったく理解できません。一つだけ言えるのは、守るべきはお金を出す我々ではないかということなんですけど、昔からお偉方にはそんな思想のスタート地点すら無いようでして…。

電脳ニュース海外版(2017.01.15)

・Samsung Galaxy S8のレンダー画像
・HTC 2017年のスマートフォンは半分に?
・Gionee Steel 2が中国で予約開始
・Wileyfox SWIFT 2Xを発売

 本当は毎日トピックスを書くくらいじゃないと、時間と文量の関係でやむを得ず見送ってしまうものが出てくるんですよね。だからと言ってマイペースの姿勢は崩しませんけど。


Samsung Galaxy S8のレンダー画像がリーク

 

 イヤフォンジャックは無くなってないですね。これは喜ばしいことかもしれません。
 また、ホームボタンが見当たらないので、画面の中にあると推測すべきかと。指紋センサーは背面という話ですけど、どこにあるのでしょう?

 この画像ではデュアルレンズ仕様になっていませんが、シリーズの中のS8 Plusがそれを有しているという噂です。
 標準モデルのS8が5.7インチ、Plusは6.2インチのファブレットらしく、日本での売れ筋であるedgeについては具体的なリークが無いのではっきりしたことは言えませんけど、ラインナップに存在するのは確実だと思います。

 世界中が注目するGalaxy S8は、4月18日に公式発表があると言われていますね。


HTC 2017年に発売するスマートフォンは昨年の半分?

 HTCのスマートフォン事業の代表取締役であるチアリン・チャン氏によると、今年発売するスマートフォンの種類は6~7台程度だそうです。

 先日発表のあったUシリーズに代表されるように、生活と密接に繋がったシステムの開発に尽力していくらしく、使用者の行動パターンや検索履歴等を学習していくアシスタントプログラムを搭載するんだとか。

 つまりはAIの分野をスマートフォンの機能に統合していくということでしょうか。話のさわりだけ聞くと何やら面白そうで、ますます便利になっていくような予感はしますけど、依存症は増えるだろうなというのが正直なところです…。


Gionee Steel 2が中国で予約開始

 ローエンドですが、筐体はそれなりに高級感が漂っています。価格が1299元(約2万1600円)と多少高めですが、好きな人は好きなデザインかもしれません。

 5インチ1280*720ディスプレイ、SoCはMT6737で1.25GHz*4、3GBのメモリ、16GB/32GBのストレージ、800万画素カメラ、そしてバッテリは4000mAhとなっています。

 ホームボタンは物理タイプなのに戻るボタンはタッチ式という、Galaxy Sシリーズと同じ組み合わせですね。使い勝手については、実機を購入された方のレビューを待ちたいと思います。


Wileyfox SWIFT 2Xを発表

 あえて新製品カテゴリで上げませんけど、Wileyfoxは一昨年できたイギリスのスマートフォンメーカーです。
 公式サイトを訪れると「GO TO JAPAN STORE」という文字が表示されるのですが、まだ準備されていないようですね。いずれはグローバル展開するということなのでしょうか。

 このSWIFT 2Xはスペック的にはアッパーローといったところです。
 5.2インチフルHDディスプレイ、スナドラ430、メモリ3GB、ストレージ32GB、1600万画素カメラ、3010mAhのバッテリ等、しっかりとツボは押さえてある仕様ですね。

 直販価格は219.99ポンド(約3万700円)と、さすがにイギリスの物価に倣っている感は否めませんが、独自ブランドをこの価格で買えるというのは英国民にとってはいいことなのかもしれません。
 さらに、先代および先々代モデルから着実に進化させている姿勢にも好感が持てますよ。


 ふと考えると、日本独自のモデルが海外のIT系サイトで取り上げられることってやたら少ないなぁと気付きました。もちろん言語や帯域の問題もあるとは思いますけど、どうしても大手メーカーや3大キャリアの製品に埋もれてしまうんでしょうかね。

 しかしながら、FREETELの製品はamazon.comでも売られていますし、認知度が低いわけではなさそうです。BLUEDOTやUPQも頑張ってほしいですなぁ。

【新製品】海外スマートフォン(2017.01.14)

・HUAWEI P8 lite (2017)
・acer Liquid Z6 Plus
・HTC U Play
・HTC U Ultra

 ZenFone 3 Maxの発売が今日から開始らしいですが、以前も書いているのでスルーします。税込価格が2万円を超えるのでまったく魅力は無いですね。

HUAWEI P8 lite (2017)

 1月中ということなのでまもなく発売されます。焼き直しということではなく、別物と考えたほうがいいでしょう。

寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU HiSilicon Kirin 655 2.1GHz*4+1.7GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 展開はヨーロッパらしいので、日本に入ってくる可能性は低いかも。ちなみに、ほぼ同じスペックでP9 lite (2017)というものも南米でリリースされるらしく、なぜこんなネーミングになっているのかはまったく謎です。
 混乱を避けるために、それ以外の国では"honor Prague"という名前になるとも噂されていますね。発売が近いところでは既に検査機関を通っているそうです。

 ちなみに、Kirin 655のGeekbenchスコアは、シングル793、マルチ3301ですので、価格からするとけっこうな性能と言えるかもしれません。
 予想価格は240ユーロ(約2万9300円)とのことです。


acer Liquid Z6 Plus

 昨年のIFAで発表があったスマートフォンですが、昨年暮れにリリースされています。
 日本での発売も期待できるため、改めてスペックをおさらいしておきますね。

寸法 153.8×75.6×8.5mm
重量 169g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6753 1.3GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4080mAh

 acerお得意のローエンドではなく、ミドルローというところでしょうか。SoCこそ非力ですが、その他は十分に買うに値するものですので、国内での公式アナウンスを待ちましょう。

 価格は18499ルピー(約3万1100円)となっているようです。せめてZ530と同様に2万円台半ばだったら嬉しいですね。


HTC U Play

製品ページ

 リンク先は台湾公式になります。発売は2月だそうです。

寸法 146×72.9×8mm
重量 145g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio P10 2.0GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 2500mAh

 軽さのぶんだけバッテリ容量が犠牲になっている気がしますけど、それ以外のスペックはミドルレンジとしては満足のいくものだと思います。
 思わせぶりに語られていた"U"はこのシリーズだったということでしょう。

 予想価格は13800台湾ドル(約5万円)程度と見られており、P10にしては盛り過ぎかなという気がしますね。ASUSの影響なのかどうか知りませんが、ブランドイメージで高くするのはやめてほしいです。


HTC U Ultra

製品ページ

 こちらは上位モデルで3月発売。名前の通りハイスペックモデルとなっています。

寸法 162.4×79.8×8mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 821 2.15GHz*2+1.6GHz*2
メモリ 4GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 2560*1440
メインカメラ 1200万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 やはりこれもバッテリが少ない印象ですね。ここまでのハイエンドなら、せめて4000mAhは欲しいと個人的に思います。

 予想価格はやはり24000台湾ドル(約8万7200円)とウルトラ。というか、すぐにスナドラ835が出るのに、この価格で売ったらいけないような気がしますけど。


 しかしまぁ、これらのウリは筐体の美麗さにあるようなので、詳しくは動画をご覧いただきましょうか。

 

 ガラスコーティングのようです。ピカピカですねぇ。
 つまりはiPhone 7と同じようなイメージでフラッグシップを作り上げたということなのかもしれません。

 確かに、見せる&魅せるスマートフォンとしてのポジショニングだけでなく、本来の役割である性能も併せ持っているなら、このくらいの値段はしても仕方ないとは思いますが。

 果たしてこれは、今年もHTCの躍進を支える柱になれるのでしょうか。


 ちなみに、HTC台湾だけでなく、アメリカにも製品ページがありますね。日本は当然のことながらまだですけど、グローバル展開は確実なので、auで扱う可能性も大きいと予想しています。なぜならこれは見た目でスマートフォンを購入する層には間違いなく売れるだろうと容易に想像がつきますので。

Onda V80 Plus レビュー

・Onda V80 Plusは意外と便利な激安デュアルOSタブ

 物は試しとOndaのデュアルOSタブレットを買ってみました。

Onda V80 Plus

製品ページ

 英語版の公式サイトは販売中心の作りになっており、そこに並んでいないものは製品ページすら無いんですね。
 ということで本家中国版へのリンクを貼っておきました。

寸法 207.2×122.5×8.6mm
重量 328g
OS Windows 10 , Android 5.1
CPU intel Atom x5-Z8300 1.44GHz*4(最大1.84GHz)
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4200mAh

 Z8300はCherry Trail世代のAirmontマイクロアーキテクチャによるSoCです。
 プロセスルールは14nm。よくBay Trailと比べられますが、これが22nmから進化した程度で、性能自体に劇的な変化はありません。ご存じのように、第5世代のGoldmont以降はモバイル向けSoC事業からの撤退を表明しているので、古くならないうちの今が買い時ではないでしょうか。
 なお、仕様上のサポート上限解像度は1920*1080ですが、普通に超えてますね。

v80p_1

 Ondaのタブレットは以前も1台所有していましたが、外箱はゴテゴテしていた記憶があります。
 今回のはシンプルでいいですね。

 おそらくグローバルROMのためでしょうけど、一度開封した痕跡がありました。

v80p_2

 中華パッドおなじみのビニールの登場です。なんだか郷愁を感じますよ。
 前面には非光沢の保護フィルムが既に貼られていますが、あまり滑りも良くなく、替えを用意してもいいかもしれません。
 背面も貼られていますけど、これはすぐに剥がして問題ないでしょう。

v80p_3

 付属品です。スタートアップガイドは、詳しい方なら必要ないレベルのものでした。

 注意点としては、USBケーブルしか入ってないので、アダプタは別途購入するか流用するかしかないことが挙げられます。仕様表に5V・2Aと書いてますので、合ったものがいいでしょう。それ以外でも充電は可能ですが、あまりおすすめはしません。

 以前所有していたOndaタブは、形状こそMicroUSBだったものの専用ケーブルだったらしく、他のものでは充電できなかったような気がします。そう考えると幾分柔軟になったと言えますね。

v80p_4

 カラバリもこのゴールドしかなく、スペックが異なる他のモデルなども存在しません。
 様々なレビューサイトを拝読すると「ピンクゴールドっぽい」と書かれているところもあるのですが、あまりそうは感じませんね(^-^;。光の反射加減でそう見えるかもしれませんけど、いたって普通の上品なゴールドといったところです。

 素材はアルミ合金でしょうか。ツルツルのプラスチックよりは高級感があるので歓迎です。

v80p_5

 Windows起動直後の画面。

 OSの切り替えは、ブート選択画面ではなく、この画像の中に見える上から3つ目のアイコンで行います。
 AndroidからWindowsも、プルダウンメニューにありますのでそこからになりますね。

 日本語対応は、Windowsの場合言語パックをDLしないといけないので、相当に時間がかかります。もちろん、最初にWi-Fiの設定を済ませてからですけど。
 あまりにもゲージが進まないので一晩放置しようかと思いましたが、特にタブレットにおけるWindowsのアプデ関連はいつもこうなので気長に待っていたら無事日本語化が終わっていました。

 しかしまぁ、ただでさえ空き容量が心許ないので、どちらも使おうと考えるのは間違っているかもしれませんね…。Windows用に割り当てられているのが全体の2/3、残りがAndroidエリアという切り方になっているみたいです。

v80p_6

 こちらはAndroidの画面です。お得意の毒々しい壁紙は速攻で変更しましょう。

 Androidに割り当てられた領域がとても少ないので(初期残量は5GB強)、不要な中華アプリはすぐに削除しても構いません。あらかじめルート化されていたので、大半のものは問題なく消せました。

 また、ランチャーが例によって使いにくいことこの上無かったので、定番のGoogle Nowランチャーに変更済みです。ウィジェットは呼び出せないしドロワーも無いというのはどうかと思います。

 Androidの日本語化は、前回・前々回のレビューで書いた2機種に比べてもかなりこちら寄りですね。英語メニューがグンと減ってますので、イングリッシュアレルギーの方も大丈夫ではないでしょうか。


 ではベンチ結果を。
 Androidのみのものになります。Windowsは比較対象になる端末を持っていないもので。

         Benchmark V80 Plus
AntutuBench6.2.7  58127
Geekbench 4 (S)      850
Geekbench 4 (M)    1942
A1SD (Read) 115.38
A1SD (Write)   71.02
A1SD (Memory)3141.62
3DMark (IceSrotmU)  17536
3DMark (SlingShot)    1104

 モバイル向けとしてはintel HD Graphicsの性能が割と高めなので、3DMarkをはじめとしたグラフィック系のベンチでは好結果が出ます。AntutuリザルトがGeekbenchとかけ離れているように感じるのもそんな理由ですね。Geekbenchのマルチスコアだけ見ると、スナドラ430に毛が生えた程度のCPUということになります。

 驚いたのはストレージ速度。一昔前のタブレットならこの1/3程度のスピードしか出なかったのに、これが時代の進化というやつですか。道理で快適なわけです。
 ただ、メモリはやはり速いとは言えないので、諸々影響が出そうではありますけどね。


 使い勝手をいくつか。

 まず、このサイズのWUXGAタブということで、やはりバッテリの減りは覚悟しておいたほうがいいでしょう。特にベンチマーク時はガンガン減りました。そもそもintelチップの電力効率は昔から良いとは言えないので、こんなもんかと捉えるべきだと思います。

 Wi-Fiは速くもなく遅くもなくといった感じです。不便を感じるほどではないので、通常ユースでは何も問題はないはずです。

 カメラは完全におまけです。画素数も少ない上に暗いですし、室内での撮影には不向きとだけ言っておきます。

 さらに重量がそれなりにあるので、寝転がって動画を視聴する等の用途には厳しいと思います。スタンドに立てかけて横向きにして使うなら、ディスプレイの発色も綺麗ですから十分有益だとは思いますね。


 声を大にして言いたいのが費用対効果について。

 私はこのタブをGearBestで8千円台で購入しました。
 正月のある日の深夜、突然タイムセールに上がったので「これは!!」と思ってポチってましたね。ポイントも行使して8400円だったような…。

 残念ながら現在は10545円とセール前の価格以上になってしまってますので、変動は欠かさずチェックしたほうがいいでしょう。

GearBest.com Onda V80 Plus



 amazonでもそれなりの金額で購入できるので、海外通販が不安だという方はこちらからどうぞ。




 そう言えば昨年、「デュアルOSタブは16GBじゃ無理」と書いたのですけど、そんなモデルはそもそもありませんでした(^-^;。実際は32GBでも厳しいと言わざるを得ません。前述の通り、空き容量が非常に少ないために、デカめのMicroSDにデータを入れていくようにしないとすぐにパンクしてしまいます。
 また、Windows Updateについても通らないことが容易に想像できますので、対策が書かれたサイトをお読みいただければと思います。

 それ以外で考えると、質感も高く、取り立てて不具合の無いタブレットが1万円前後で買えてしまうのはかなりお得と言えるのではないでしょうか。
 タブレットは1年半ぶりに購入しましたが、何かの特徴があれば使おうと思えるんだなと感じました。出先でWindowsを使う場面がちょっと想像できないですけど、ちょっといろいろと考えてみたいと思います。

【新製品】国内スマートフォン(2017.01.12)

・au AQUOS SERIE mini SHV38
・au rafre KYV40

 2017春モデルがまずはauから発表になっています。

au AQUOS SERIE mini SHV38

製品ページ

 豆知識というほどのものでもないのですが、auの端末の場合、最後の型番に"V"の文字が入っているものは他のMVNOなどで使用する際にSIMロック解除が必要になります。後々再利用の予定があるのであれば、そのあたりもチェックして購入されることをおすすめいたします。

寸法 135×67×8.6mm
重量 134g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 617 1.5GHz*4+1.2GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 4.7インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 2100万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2400mAh

 今となってはこのスペック的も平凡ですね。
 ヌガーなのは発売時期を考えれば当然。キャリアの端末なので防水・防塵も普通。強いて挙げると、4.7インチのIGZOフルHDディスプレイと、F値1.9の2100万画素カメラあたりになるでしょうか。

 発売は2月上旬とのことです。価格は出てませんが、まぁ期待するだけ無駄でしょう。
 例えば、miniではない先代・SHV34のようにスナドラ820なら、月々2430円、総額税込み6万3千円を払ってでも欲しいという人はいるかもしれませんけど、スナドラ617ですからね。予想では3万円後半と見ました。
 docomoの"mono"のように一括680円くらいにしてくれるのであれば、2年くらいは使ってもいいですけど。


au rafre KYV40

製品ページ

 DIGNOの冠は取れたんですね。コンセプトは変わらず「泡で洗えるスマートフォン」だそうです。ハンドソープだけでなく、ボディソープでも洗えるのが売りとなっています。

寸法 142×71×10.4mm
重量 158g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 スペックは極めてローエンド。妥当な価格は『月々500円程度』ですので、ぜひ頭に入れておいてください。
 参考までに、先代DIGNO rafre KYV36は、総額税込み6万2千円ですよ。今なら8千円でもいいくらい。

 発売は3月上旬で、寸法も暫定値、使用時間のめやすも測定中らしいです。
 「お風呂で使う」とか、「潔癖症だ」とかいう方はご検討くださいませ。


 もう一つ、ジュニアモデルの"miraie f"というのも発表されてますが、これは同じKYOCERA製でもさらに下です。お金持ち向けですね分かります。

 個人的には、フィルタリング云々よりも親が危険をしっかり教え込むことが一番だと考えているので、どうしても持たせたきゃ超ローエンドに格安SIMを差して使わせたらいいのにと思いますね。心配なら後乗せでi-フィルターでも導入すればいいだけの話です。
 電話機能も要りません。LINEの通話なんてほとんどパケットも消費しませんし、データSIMで問題ないですよ。わざわざ2年間で10万以上もキャリアにくれてやることもないでしょう。

 蛇足ですが、知り合いの子どもが某ジュニアスマホデビューをしたんですけど、3ヶ月で壊したそうです。2台目も壊したらもう持たせないと言ってましたが、日本の経済を回すために彼はイバラの道を選んだのですね。

 あくまで私見ですけど、この時代なら、ジュニア向けのスマートフォンはMVNOで十分だと思いますよ。今どきの子どもはキャリアメールなんて存在も知らないんじゃないですかねぇ…。

電脳ニュース海外版(2017.01.11)

・HUAWEI P10 , P10 Plus
・HTC Vive対応スマートフォン
・ASUS ZenFone 3 Zoomの価格
・Samsung Galaxy C5 Pro , C7 Pro

 2日もニュースを休むとてんこ盛りになってしまうので、大きめのものだけを端折りながらお届けします。

HUAWEI P10 , P10 Plusは3~4月リリース

 P9からちょうど1年サイクルとなるので真実味はあると思います。なお、日本では6月のリリースでしたから、同様のスケジューリングが予想されますね。なお、噂ではなく、CEOが言っていることなのでほぼ確定かと。

 写真から分かるのは、やはりメインカメラはデュアルレンズ仕様であること、ディスプレイに2.5D加工が施されていること等です。しかし、これはP10 Plusの話であり、無印P10がどうかまでは不明です。特にディスプレイについては平面であるとの噂も出ています。

 最高スペックは、SoCにKirin 960で、5.5インチQHD、6GBのメモリ、256GBのストレージなどと言われており、価格帯を考えれば至極当然とも言えるでしょう。
 問題はここでアナウンスされていないP10 liteでして、これが無いということは過去のシリーズからしても考えにくいです。SoCには、開発中であるKirin 660の可能性も浮上していますね。


HTC ViveファミリーにVR対応スマートフォンが加わる?

 テクノロジージャーナリストとして有名なEvan Blassさんのツイートに動画が上がっており、「HTC 2017?」とのつぶやきが添えられています。
 ラストで女性が手に取ったスマートフォンの背面に見える文字が「HTC VIVE」であることから、VR対応端末を発表すると見て間違いないでしょうね。

 HTC Viveヘッドマウントディスプレイは日本でも販売されていますが、税込み10万円オーバーとかなり高価です。加えてプラットフォームがパソコンですので、どうしても気軽には試せない層がいるのも確かと言えます。
 そこでVR対応端末の登場となるのではないでしょうか。もしかするとヘッドマウントディスプレイとセット販売もあり得るかもしれません。

 次世代VRには興味がありますが、もう少し技術が進んでからだと考えています。とりわけここまで高価だと、おいそれとは手を出せませんね。


ASUS ZenFone 3 Zoomの価格が明らかに

 CESではまったく触れられていなかったZenFone 3 Zoomの価格ですが、台湾でのZenFone Pegasus 3Sの発表会で、ついでにこれについても明かされました。
 最上位である128GBモデルは3699元(約6万1900円)だそうです。高いですわ。いかに1200万画素のデュアルレンズとは言え、スナドラ625にそんなお金は出せません。普通にデジイチを買ったほうがお得でしょう。

 もちろん、32GBや64GBモデルはもっと安くなるとは思いますが、最近のASUSの攻めの姿勢には辟易してしまいます。ユーザーサイドに立つ姿勢を無くしてしまったのではないでしょうか。
 ちなみに、MTK6750のPegasus 3Sも290ドルだそうです。まったく要らないです。


Samsung Galaxy C5 Pro , C7 Proは1月21日に発売か

 Galaxy Cシリーズは日本のキャリアでこそ扱っていないものの、輸入品が店頭に並ぶこともあるので意外とご存じの方も多いのではないかと思います。
 C5およびC7は昨年6月にリリースされていますが、それぞれの後継であるC5 Pro、C7 Proが1月21日から発売されるという噂が出てますね。

 C5 Proは、5.5インチAMOLEDでフルHD、2.2GHzまで高められたスナドラ625(626の可能性もあり)、メモリは4GB/6GB、ストレージは64GB/128GB。
 C7 Proは、5.7インチAMOLEDで同上、スナドラ626、その他はC5 Proと共通となっています。

 価格は、C7 Proの下位モデルで2799元(約4万6800円)だそうです。割高感はありますが、Samsungなのでいつものことですか。

 昨年11月にはさらに上位のC9 Proがリリースされており、こちらは6インチのスナドラ653なんですね。これが約5万4千円ということを考えると、C7やC5を選ぶ意味はあまり無いのかもしれないです。


 あと2週間ちょっとで中国は春節を迎え、軒並みこうした話題がストップしますので、その前に矢継ぎ早に出てくることが予想されます。
 参考までに、中国のお休みは1月27日から2月2日までだそうですよ。通販サイトなどは営業するところもあるでしょうけど(AliExpressなどはセールをやってますね)、発送業務やサポートなども一切休みになるところが大半のはずなので、そういったものを利用される方はご注意ください。
 日本以外の国は、休みはしっかり休むんですよね…。

ZUK Z2 レビュー

・ZUK Z2はこの価格帯で世界一の性能を誇るスマートフォン

 続けてもう1台。

ZUK Z2

製品ページ

 Lenovoグループのブランドになります。ついこの前、ハイエンドのZUK edgeがリリースされたばかりですが、こちらは半年前のモデルになりますね。
 さらにスペックが上のZ2 Pro(スナドラ821、6GB/128GB)もありますが、それは1万円アップなので、まずこちらにしてみました。

寸法 141.65×68.88×8.45mm
重量 149g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 820 2.15GHz*2+1.6GHz*2
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3500mAh

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 いかにも中国っぽさ全開の外箱です。
 グローバルROM仕様なので、昨日のRedmi 4同様、取り立てて問題はありません。

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 液晶面と背面にそれぞれ保護用のフィルムが貼られているだけのパッケージングでした。
 背面には検査機関を通った旨のシールが貼られているので、剥がした後もきちんと保存したほうがいいと思います。

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 付属品はこれだけ。あとはSIMニードルが上蓋裏に付いていたくらいです。
 USBはType-Cで、ケーブル長は1m。出力は5.3V・2.5Aと書いてありますが、充電速度は遅めだと感じました。NEXUS 6P付属の充電アダプタは5V・3Aなので、そちらを使って問題ないようであれば多少速まるとは思いますが。

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 これも初期設定画面を介さずに起動します。当然最初はすべて英語。Googleアカウント名を日本語にしたいのなら、まずは設定で日本語をセレクトする必要がありますね。
 日本語にしたところでメニューの大半が英語のままなのはご愛嬌ですよ。

 画面は5インチフルHDで発色も良く、輝度は6割程度でも相当に明るいですね。個人的にAMOLEDの色の出方にまだ慣れないので、こうした高精細のIPSが断然好みです。

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 側面はプラスチッキーな安っぽさが出てしまっていますが、背面は光沢塗装が施されています。ピアノホワイトとでも言えばよいのでしょうか。
 ただ、白筐体でありながら非常に指紋が目立ってしまうので、ケースはあったほうがいいかもしれません。熱を逃がす意味でも金属製のボディが望ましいのですけど、そうでないならTPUケースを着せたところで大差ありませんので。

 なお、下部にはUSB端子とイヤフォンジャックがあり、右側面に電源ボタン、音量調整ボタン、SIMスロットが付いています。左側面と上部はまっさらですね。

 それとですね、実測していないのですけど、公称値の149gは本当かなぁと思います。持った感じはけっこうズッシリしますよ。見た目が案外チープなので単にそう感じてしまうだけかも。


 操作面は想像以上に快適。何一つレスポンスに不満を感じることはありません。
 このスペックなら当たり前と言えば当たり前。価格を見た瞬間に購入を決意していました。
 ただ、ここまで高性能のCPUなのでバッテリの減りは覚悟しておいたほうがいいかもしれないですね。そこまでガンガン減るわけではありませんが、やはり使用時の持ちは低スペックのスマートフォンに比べると悪いと思います。

 ホームボタンは、指紋認証、バック、ダブルクリックなどに対応したマルチファンクションキーとなっており、使い勝手はとてもいいと感じました。FREETELのREIもほぼ同じ機能を持ったホームボタンを搭載しているのですが、その他にソフトウェアボタンも有していますけどね。

 ページエディットは空いている部分の長押しで開きます。ページ切り替えエフェクトはありません。

 なお、ホームの左画面にスワイプすると、「U健康」というアプリの単独ページに無理矢理移行します。これはシステムの上に乗っているもので、Root権限が無いと削除できないのではないかと思われます。
 わざわざアカウントを取得してまで使おうとも思いませんし、使い倒した後にヌガーのROM焼きをしたついでに消すことにしますよ。

 ではベンチの結果を。

  BenchmarkZUK Z2
AntutuBench6.2.7  129993
Geekbench 4 (S)      1685
Geekbench 4 (M)      3349
A1SD (Read)   251.90
A1SD (Write)   106.46
A1SD (Memory)11601.24
3DMark (IceSrotmU)    28799
3DMark (SlingShot)      2283

 素晴らしいですね。さすがスナドラ820です。Antutuはあと7で13万というところまで迫ったので複数回頑張ったのですが、これで頭打ちでした。A1SD以外はすべてけっこうな発熱があったので、休ませてから再アタックするべきだったかもしれません。Geekbenchのマルチスコアが多少低いのもそんな理由かも。

 そのA1SDも、過去には見たことがないような数値が出ました。ReadとMemoryは、所有している端末の中で最高値です(WriteはNEXUS 6Pの132MB/sがトップ)。

 3DMarkのIceStormはiPhone 6sと似たようなスコア、SlingShotはスナドラ810の1.6倍ですね。これもけっこうなヌルヌル度だったので、当然ゲーム等にも向いているでしょう。

 また、ここには挙げていませんが、Wi-Fiの速度も相当なものでした。日曜の深夜という空いている時間だったこともあるでしょうけど、Speedtest読みでReadが約250MB/sと激速。
 同時間帯に他の全部の端末でも試してみましたが、最高値がNEXUS 6Pの270MB/sだったので、高位のスナドラに統合されたチップレベルで速いと言えるのではないでしょうか。


 さて、ZUK Z2の対応周波数帯域は、4G-LTEのBAND 1,2,3,4,5,7,8,38,39,40,41でして、auは厳しそうでもUQは大丈夫っぽいです。docomo系の19にも対応していればなお嬉しかったのですが。


 そんなZUK Z2の価格は、GearBest.comで現在1万9425円(黒は1万9945円)となっています。おそらく2万円以下のスマートフォンでは間違いなく世界一の性能ですね。購入はこちらからどうぞ。

GearBest.com ZUK Z2



 一応amazonの商品ページも貼っておきますが、1万円近く高いんですね。まぁ、海外通販が不安だという方はこちらでもいいかもしれません。



 まさに中身勝負のスマートフォンだと思います。
 日本ではローエンドすらこの金額で買えないこともあるくらいですので、格安SIMを検討しているなら候補に入れてみてはいかがでしょうか。

Xiaomi Redmi 4 レビュー

・Xiaomi Redmi 4は極めてコスパの高いスマートフォンだった

 購入先はGearBest.comです。
 支払いはPaypalでデビットカードを選択しています。海外通販では必須だと思いますので、未登録の方はこちらからぜひどうぞ。

 まずは公式サイトの製品ページとスペックを。

Xiaomi Redmi 4

製品ページ

 グローバルサイトには製品ページがありませんので、中国公式へのリンクになります。

寸法 141.3×69.6×8.9mm
重量 156g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4100mAh

 購入したのはいわゆる高プロファイルバージョンであり、「Prime」というグレード名が付いているサイトもありますね。無印は、解像度が1280*720、SoCがスナドラ430、メモリ2GB、ストレージ16GBとかなり落ちてしまうので、選択肢に入りませんでした。

xrm4_1

 撮影はiPhone 6sで行っています。

 外箱はものすごくシンプル。うっすらと「4」の文字が見えますね。
 側面には「紅米手机4」と書かれています。「紅米」はそのまま「Redmi」、「手机」は中国語で「電話」という意味になります。

 汚れていたり角が潰れていたりするのはしょうがないでしょう。日本なら箱汚れ品として価格落ちするレベルですけど。

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 蓋を開けると、本体の大きさギリギリというのがよく分かりました。
 5インチの筐体はP9 liteよりも一回り小さく、とても持ちやすいサイズです。おまけに、そこまで薄いわけでもないので、逆に手に馴染む感じがします。

xrm4_3

 付属品も最小限。
 説明書らしいものもありません。ちなみにSIMニードルは腐るほど持っているので、そっくりそのまま箱に戻しました。
 Type-CではなくノーマルなMicroUSB端子で、ケーブル長は1m。アダプタは5V・2A出力なので、P9 liteに比べると充電の時間が短縮できそうです。

xrm4_4

 ディスプレイはさすがに綺麗です。dpiが441と相当に高精細なので当然でしょう。
 エッジがかすかに2.5D加工なのもいい感じですね。

 なお、日本で販売されている端末は、電源を入れると初期設定からスタートするのが大部分だと思いますけど、これはすぐにこの画面になりました。
 GearBest.comではグローバルROMを入れたものを販売しているそうなので、基礎的な英語の知識があれば困ることはないと思います。最初からGooglePlayが入っていないといろいろと大変ですからこれは助かります。

 ちなみに、言語を日本語にしても半分以上のメニューは英語のままです。ロケール候補にも日本は無く、MoreLocale2等で付加しなければいけないようです。タイムゾーンは日本標準時に対応していて特に困ることもありませんし、面倒なのでやってませんが。

xrm4_5

 背面は質感の高い金属製。
 性能もそうなのですが、ここまでコスパに優れていると日本の製品は太刀打ちできませんね。

 では各種ベンチの結果もまとめておきましょうか。

  BenchmarkRedmi 4
AntutuBench6.2.7 62178
Geekbench 4 (S)     837
Geekbench 4 (M)   2989
A1SD (Read)180.27
A1SD (Write)  61.15
LukaLukaBench   5371
3DMark (IceSrotmU) 13759
3DMark (SlingShot)     846

 スナドラ625はAntutuスコアが60000前後というのは知っていましたが、ここまで出ればまぁ満足ですよ。
 しかし、やはり3DMarkのSlingShotは厳しめですので、派手なゲーム等は難しいでしょう。
 Geekbenchもこんなもんですね。軽快さで言ったらNEXUS 6Pには敵いません。

 ただ、Xiaomiを選んだ理由の一つに「ストレージが高速であること」があったので、その点は期待していました。リードはかなり速いと思います。
 一世代前はメモリが遅いと言われていましたが、Redmi 4は6667MB/s出ました。あ、表に入れてませんでしたけど。

 いずれにしても通常ユースでは一つ上の性能なので、完全に日本語に対応していないということを除けば、買って後悔するような端末ではないと思いますね。

 注意点として、帯域がプラチナバンドに対応していないということが挙げられるかと思います。山間部では電波を掴みにくいかもしれません。auのCDMA2000には対応しているので通話も可能です。Xiaomiのスマートフォンは伝統的にそうですね。
 試したいところですが、SIMが無いので如何ともし難いのですよ…。

 全体的な感想としては、しっかりとまとまっており満足感の得られるスマートフォンだと思いました。
 Xiaomi独自のMIUIが意外と使いづらいこと(ドロワーがページエディット画面の中にしか無く、最初は気付かない)くらいが不満点で、他には特にこれといってダメな部分が出てこないですねぇ。
 Wi-Fiの速度も出て途切れないですし、もちろん各アプリもすべてきちんと動きます。何よりスナドラ625のおかげでモッサリ感も皆無。高いお金を出してZenFone 3を買うよりよほどお得感が漂ってますよ。

 技適云々の話は、昨年の法改正で緩くなったため、「大手を振って」とまでは言えないものの、ひとまず安心していいのではないかと。海外の検査機関を通過したものなら問題ないと解釈しています。

 さて、気になる価格ですが、まずはamazonでの売価を見てみますかね。



 これでも随分と安く感じるのですが、中身がまったく同じならGearBestで買ったほうが絶対に安いです。
 トラブルさえ無ければ現状最安だと思いますね。送料無料の配送だと時間がかかる点に注意は必要ですけど。

 ということで、現在のGearBestでのXiaomi Redmi 4の価格は、驚きの1万6517円。
 なお、ドルで購入すると158.99ドルであり、これは円相場換算で1万8587円になってしまうため、通貨単位を円にして購入しないと損をしてしまいます。参考までに。

 購入はこちらからどうぞ。

GearBest.com Xiaomi Redmi 4



 GearBest.comならびにPayPalについては詳しく説明してあるサイト等をご参照ください。
 あれやこれやと眺めているだけでも休日まるごと使ってしまう危険なサイトですがw。


 今年、国内正規品やキャリアの端末を果たして買うんだろうかという疑問が出てきました…。
 コスパ重視なら、2世代型落ちのハイエンドでもない限り、買うべきものが見当たらないのですけど。

 実はもう数台買っているので、追々レビューすることにします。

電脳ニュース海外版(2017.01.08)

・Xiaomi Mi 6のAntutuスコア
・Xiaomi Mi MIXは中国のみで販売
・Alcatel 6インチローエンドファブレットA3 XLを発表
・iOS 10の採用率が76%にアップ

 とりあえず2台届きましたが、夕方近くの配送だったので、開けて写真を撮っただけで今日は終了でした。
 1台ぶんについては明日まとめる予定です。

Xiaomi Mi 6はAntutuの歴代記録を更新?

 スクショのフォントが怪しいので事実かどうかは疑わしくも、スナドラ835の性能を裏付けるものとしては面白いニュースですね。

 これまでの記録はiPhone 7 Plusが打ち立てた"183,106"でしたが、それを軽く上回る"210,329"というスコアが出たそうです。スナドラ821からも約5万点の伸びであり、さぞかしQualcommも鼻高々なことでしょう(^-^;。

 確実な情報ではないのですが、Mi 6の公式発表は2月6日と言われています。ただ、Galaxy S8が4月以降となっていることを鑑みれば、Q1中のリリースは難しいのではないかとも思いますねぇ。
 いずれにしても、ここまでの性能なら一度は触ってみたいと誰もが考えるはず。3DMarkやGFXBenchを走らせている動画も早く公開してほしいと願わずにはいられません。


Xiaomi Mi MIX Whiteは中国のみでの販売となる模様

 とても残念ではありますが、白筐体はグローバル展開はしないと宣言されてしまいました。海外のメディアやファンからは惜しむ声が絶えないのですが。
 写真で見る限りでは、純白というよりはパールっぽい色合いで、微妙に光沢加工がされているのもオシャレです。

 黒筐体のときのような、会員登録をして申し込みというプロセスを踏まないで販売されるんですかね。
 なんとなく、母国である中国に対するアピールのような気がします。日本のメーカーが「国内限定モデルです」と言って売るのと同じことですからね。


Alcatel A3 XLは6インチのローエンドファブレット

 広東省にある電気機器メーカーのTCLによると、今年Q1にローエンドファブレットのA3 XLを予定しているとのことです。TCLは日本ではほぼ馴染みがないですが、自社製品だけでなく、AlcatelやBlackBerryの端末も扱っていますね。

 ローエンドらしくパステルカラーを纏った筐体はプラスチック製にも見えます。ただ、6インチでも解像度は1280*720であり、画面のザラつきは気になってしまうかも。
 SoCにはMediaTek製のMT8735Bを採用。一応64bitCPUですけど、1.1GHzのクアッドコアで、最大解像度も1280*800までと極めてロースペックですね。しかもメモリ1GB、ストレージ8GBと貧弱さは否めません。カメラも上限である800万画素で打ち止めのようです。
 しかしOSはAndorid 7.0とのことで、スペック問わずにヌガーをファブレットで使いたい人にとっては朗報なのかもしれないです。

 新興国を中心に販売をスタートさせるとのアナウンスがありますが、価格は200ドル程度らしいのでこれは完全にスルーですね。


iOS 10が76%にまで上昇

 10月の時点で60%、11月は63%に留まったiOS 10ですが、最新の統計によると一気に13%も上昇したということです。

 ご存じの通り、Androidと決定的に違う点は、過去に発売されたiPhone等もアップデートの対象であることが挙げられるでしょう。Android端末では、どんなに個人が望もうとも、メーカーが対応しなければバージョンを上げることはできませんので。

 と言う私も、iPhone 6sはiOS 9のままなんですよね…。5sはもちろん10.2までアプデが入るたびに乗せてきたのですけど、メモリ使用量が改善されない限り6sに導入することは無いと思います。そのためにいつまでも5sを所有しているとも言えますね。


 さて、明日レビュー予定の端末はと言いますと、別に隠すつもりも無いので前倒しで予告してしまいますけど、XiaomiのRedmi 4なんです。
 8コアすべてがA53のスナドラ625は最後まで購入対象に入れるか迷ったのですが、あまりにも安かったのでポチってしまったというわけです。まぁ2.0GHz@14nmだからいいですか。詳しくは明日ということで。

 なお、年が変わったのを機に小変更を実施していますが、スマートフォンの実機レビューは別にカテゴリを設けることにしました。昨年のものもそこに放り込んでいく予定ですので気長にお待ちください。今まではAndroidカテゴリに入っていてワケがわからなかったんですよね…orz

【新製品】海外スマートフォン(2017.01.07)

・Uhappy UP720
・JESY J7
・JIAKE L8

 CES発信だけでなくそれ以外からもスマートフォン関連のニュースが目白押しなのですが、とりあえず新製品の話題を放出しておきます。

Uhappy UP720

製品ページ

 昨年暮れにもUP350の記事を書きましたが、その後すぐに発表になった機種になります。12月27日のリリースですね。
 販売も始まっており、Gearbestでは現在日本円モードで1万2772円という値札が付いています。

寸法 142.2×70.5×7.5mm
重量 129g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MTK6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 解像度はGearbest.com内だとフルHDと書いてありますが、メーカー公式は1280*720なのでそちらを記しておきます。
 SoCをはじめとしたスペックこそ控えめですが、小型・軽量で使い勝手は良さそうに感じますね。カメラも画素数は十分なので、明るさがどうかといった点だけでしょう。

 MTK6737は激安スマートフォンには面白いくらい採用されているSoCで、Geekbenchのマルチスコアは1500前後、Antutuは27000弱あたりの性能ですが、用途を限れば十分に活躍できるものです。電話とブラウジングとSNSしかしないのであれば困ることは一つもないはず。
 もっとも、この程度のスペックで探せば8千円台のものまであるので、デザインが気に入ったら買いというスタンスでいいのではないでしょうか。


JESY J7

製品ページ

 元サイトは中国語ですが英語バージョンのものを貼っています。
 ちなみに、英語バージョンはスペックページが死んでいるので中国語にしてご覧いただきたいのですけど、これはどうも間違っている気がしますねぇ。もしかすると製品ページ自体が別のものなのかもしれません…。
 というわけで、下記に挙げるスペックはGeabest.comから参照しておきます。

 筐体を見ても分かる通り、アウトドア志向のスマートフォンですね。IP68への対応が謳われており、そのぶん価格も高めとなっていますが、需要は多そうな感じです。
 AliExpressではまだまだ高くて5万円強、Gearbestでは3万円強なので、買うなら後者でしょう。

寸法 145.4×76.7×15.6mm
重量 282g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6753 1.3GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 4.7インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4100mAh

 中国版とはSoCと本体重量が異なっていますので念のため。
 デザインが完全にそれっぽいので、好きな人はとことん好きなんでしょうね。特に黄色がいかにもアウトドアという感じがします。
 あとは、平凡なスペックに無骨な筐体とIP68のぶんを上乗せして出せるかだけになるかと思います。インドア派の人間からしてみたらこれ以上ないくらいの無駄要素なだけに、判断は各々ということになるでしょうけど。


JIAKE L8

 メーカー名自体は以前から耳にしたことはありましたが、いざ書こうと思ったら読み方も分かりませんし、公式サイトも見つけることができません。ご存じの方がいらっしゃったらお教え願います。

 極めてロースペックの激安4Gスマートフォンでして、Gearbestでの価格は8075円。ローズゴールドもなかなか渋めの色合いですし、ネタで1台持っても面白いかもしれませんね。

寸法 141.8×71.9×8.5mm
重量 108g
OS Android 6.0
CPU Spreadtrum SC9832 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 1800mAh

 必要最低限のスペックですので、おそらく今となっては何をやるにしても不満が鬱積するでしょうけど、価格には代え難いという方には打ってつけの端末だと思います。
 驚くことに、シリコンケースや画面保護フィルム、イヤフォンまで付属してこの価格です。Google Playにももちろん、docomo系の帯域にも対応しているので、極力出費を抑えたいなら選択肢の一つには挙がるかもしれませんよ。
 画像で見る限り、筐体自体はとても8千円とは思えないものです。あまり言うと怒られますが、店頭で触ってみたarrows M03なんかはその価格が嘘みたいに安っぽいので、見かけだけで価値を判断する人はこういうのでも選んでおけばいいんですよ…。


 どうやら明後日までにはGearbestで注文していた端末が届くようなので、すぐにでもレビューしたいと考えてます。問題は空いているSIMが無いことですね。本当にどうしようかなぁ(;´Д`)。

電脳ニュース海外版(2017.01.06)

・ASUS ZenFone AR , ZenFone 3 Zoom
・LG Stylo 3
・Vivo V5 Plus
・Qualcomm Snapdragon 835

 CESはやはりAIとVRが主役になっているようですが、どうせならバーチャルでブースを回れる仕組みを配信すればいいのにと思ってしまいます。広告効果は絶大な気がするんですけどね。

ASUS ZenFone ARとZenFone 3 Zoomをお披露目

 ZenFone ARは、噂通りのスナドラ821に、5.7インチ2560*1440のAMOLED、メインカメラはソニーセンサーを採用した2300万画素、メモリは8GBモデルも存在するというモンスタースペック。先日も書いた通りDaydreamに対応しています。
 発売はQ2らしいですけど、まぁお高いんでしょうね…。

 ZenFone Zoomはその名の通りカメラに力を入れていますが、先代と違うのは全体的なスペックが底上げされていること。
 スナドラ625、5.5インチフルHDディスプレイ、5000mAhのバッテリなどとなっています。
 光学ズームは残念ながら2.3倍とスペックダウンしましたが、これはデュアルレンズ仕様による弊害で、深度のある写真と引き替えでしょうね。その変わり、オートフォーカスは0.03秒と特筆すべきもののようです。
 こちらは既に検査機関を通っているので発売間近でしょう。


LG Stylo 3を発表

 CES以前からStylus 3などの新機種が発表されていましたが、アメリカ市場向けにほぼ同スペックのStylo 3があることを明らかにしました。別の名前にはできなかったんですかね。紛らわしいです…。

 違う点はセルフィーが500万画素から800万画素にアップしている点のみで、MT6750、5.7インチ1280*720ディスプレイ、3GBのメモリ、16GBのストレージ、3200mAhのバッテリなどは共通となっています。

 早ければQ1、遅くともQ2には出荷される見通しですが、価格はまだ不明。ライバルを睨んだ設定にしてくると思われます。


Vivo V5 Plusは1月23日にローンチ

 先月既にインドで発表があった通りですが、詳細がリークされましたので書いておきます。

 SoCはスナドラ652、5.5インチフルHDディスプレイ、メモリ4GB、ストレージ64GB、3300mAhのバッテリと、無印V5とは完全に別モノの仕様ですね。
 そして何と言っても、カメラ性能が他メーカーとは一線を画すものになっており、セルフィーは2000万画素+800万画素のデュアルレンズと、一体何に使うんだろうというくらいの盛り具合いですよ。

 ただ、ここまでのスペックになってしまうと価格も跳ね上がるだろうと予想されますし、どうせ国内の市場に入ることも無いでしょうから注目度は低いかもしれません。


Qualcomm Snapdragon 835を発表

 既にQualcomm公式にも上がっているので、詳細はそちらをご覧ください。
 書き出すと本当にキリがないくらいに新機能がてんこ盛りなので、解説されているこのへんとかこのへんとかも併せてお読みくださいませ。

 こうしたハイエンドSoCの発表はマニアにはたまらないニュースなのですけど、中でも一番の注目点は8コアに戻るという部分になるかと思います。すべてがKryo 280ですからね。クロックは最高で2.45GHzと1.9GHz。それでいて10nmのプロセスルールにより省電力化も図られているとのことなので、期待は高まる一方です。

 もちろんスマートフォンだけではなく、Windows 10を採用したモバイル端末や、さらにはVRヘッドセットにも搭載可能らしく、またしてもQualcommの独壇場がやってきてしまうのだなと感じてしまいます。
 Qualcommの歴史は訴訟の歴史でもあるのですけど、エンドユーザーにしてみればそんなことはどうでもよく、高性能なチップを安定して供給してくれればそれで満足なのです。


 海外のスナドラ820を搭載したハイエンドスマートフォンの価格が、日本国内のローエンドの価格帯と同等に落ちるまでにおよそ半年強かかっていることを考えれば、この835も同じくらい待てば手に入れやすくなると思います。
 私ももちろんそうなのですが、「端末を選ぶ最大の基準は性能」という人にとっては、価格面のチェックは重要です。初物価格はぜひとも覚えておき、「この○○%まで落ちたら買い」と決め打ちするのがいいのではないですかねぇ。

【新製品】海外スマートフォン(2017.01.05)

・HTC Desire 10 Pro
・ZTE Blade V8 Pro 

 昨日と一昨日の記事タイトルが2016年になってましたので修正しました(^-^;。毎年間違いますorz

HTC Desire 10 Pro

製品ページ

 発表自体は2016年9月でしたが、グローバル展開ということで各国でのローンチが進んでいるところです。
 下位機種のDesire 10 Lifestyleはこれより早く店頭にならんでますね。

寸法 156.5×76×7.9mm
重量 165g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio P10 1.8GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで 
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 2000万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 お膝元の台湾では2万8千円前後になると見られていたのが、蓋を開けてみると12900台湾ドル(約4万7200円)だったという流れを受け、2月発売のインドでも予価は26490ルピー(約4万5700円)とかなりお高くなってしまいました。
 まぁSoCはP10でも、その他のスペックがアッパーミドルなのでしょうがないのかもしれません。
 ちなみに、eBayでは日本円で3万8592円というところまで下がっているので、カメラ等に魅力を感じるのであれば選択肢の一つにはなるかもしれませんけどね。
 私はP10にここまでのお金は出せませんので、仮に日本に入ってくるとしてもスルーです。


ZTE Blade V8 Pro

 先日紹介したBlade V8の上位モデルが公式にアナウンスされていますね。
 発売は2月とのことです。

 動画もあるのでご覧ください。

 

寸法 156×77×9.1mm
重量 185g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで 
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素*2
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3140mAh

 このスペックで230ドル程度になるという話なので、かなりの大盤振る舞いではないでしょうか。
 多少厚ぼったくて重めなのはご愛嬌。
 Bladeシリーズは日本にもほぼ入ってきていますし、フライングゲットしたほうが損は無いかもしれませんね。


 ZTEで思い出しましたが、アメリカではAXON 7 miniが100ドル値下げされたらしいです。
 日本では今も最安で3万5千円弱程度。スナドラ617のAXON 7 miniをまだそんな値段で売り続けるかという話になるじゃないですか。
 もし狙っている方がいらっしゃったなら、今は絶対に買ってはいけませんよということだけ言っておきます。

電脳ニュース海外版(2017.01.04)

・ASUS ZenFone AR
・Xiaomi Mi MIX WHITE
・LeTV LeEco Le 2 64GB
・MEIZU M5S 

 日本の企業下にある情報系サイトは、年末年始はきっちり休んでいるので、新たな情報が出てきません。
 海外ではこれでもかというくらいに噴出しているのに残念ですねぇ。


ASUS ZenFone ARはCESで発表

 もう間もなく公式発表となりますが、その前に重要な情報が2つリークされています。

 一つはSoCがスナドラ821であること。もう一つは、Google TangoだけでなくDaydreamVRにも対応しているという点です。つまりDaydreamに耐えうるだけの超ハイスペックであるのは間違いなく、既に認証を取得しているということなのでしょう。個人的には、ゲームタイトルよりもGoogle Mapとの連携が面白そうだなと思いますけど。

 レンダー画像を見ると、背面に何やらすごそうなカメラが目立っているのが分かります。逆にフロントはシンプルですが、指紋認証も兼ねそうな物理ホームボタンがありますね。


Xiaomi CESでMi MIXホワイトをローンチか

 今や9万円台にまで跳ね上がってしまったXiaomiのMi MIX。その白筐体モデルがCESでお披露目されるらしいとのことです。

 公式Twitterアカウントによると、意味深な"WBHLIATCEK"の文字が読めますが、これは一文字ずつ飛ばして分解すると"WHITE"と"BLACK"になりますね。つまり黒筐体に加えて白筐体が仲間入りするという示唆であり、以前からリークされていた謎の白い端末がこれだろうという見方が強いのです。

 Mi MIXは驚異の画面占有率91.3%を誇る6.4インチファブレットで、発売開始10秒で売り切れたことでも話題になりました。
 「そんなにデカイのは要らない」とお考えになるかもしれませんけど、超狭額ベゼルのおかげで寸法的にはiPhone 7 Plusとほぼ同じです。もしこの白筐体の販売が実現されれば、また飛ぶように売れるんでしょうね。


LeTV LeEco Le 2 64GBをインドでローンチ

 2014年にソフトバンクが出資したことでも知られるインドの通販サイト「Snapdeal」で既に販売が始まっています。64GBモデルの商品ページはこちらです。
 32GBモデルが11999ルピー(約2万700円)なのに対し、64GBモデルは13999ルピー(約2万4200円)と多少割高になりますが、LeシリーズはMicroSDスロットを有していないのでかなりニーズはありそうな気がしますね。

 ストレージ以外の仕様に変更は無く、スナドラ652、5.5インチフルHDディスプレイ、3GBのメモリ、1600万画素カメラ、3000mAhのバッテリというミドルハイスペックです。
 これが2万4千円で買えるなら、価格破壊にも程があるというものでしょう。


MEIZU M5SのGeekbenchスコア

 一昨日の記事中でも触れた通り、MEIZUのM5Sは2月リリース予定となっています。
 販売に向けて検査機関を通過したのち、詳細が次から次へと明るみに出てきました。

 Geekbench 4のスコアは、シングル572、マルチ2481と、手頃なローエンド感が強いですね。CPUはMT6753だそうです。つい先日、私も購入したFREETEL REIと同じSoCなんですけど、スコアは若干落ちているようです。
 数値だけで比較すると、シングルではスナドラ615と、マルチでは2.3GHzのスナドラ801と同程度といったところでして、あとは価格だけということになるでしょうか。

 スペックをおさらいしておきますと、5.2インチ1280*720ディスプレイ、2GB/3GB/4GBのメモリ、16GB/32GB/64GBのストレージ、1300万画素のカメラ、2930mAhのバッテリという感じで、SoCとディスプレイ以外はアッパーローですね。
 一部には8999ルピー(約1万5500円)という噂もあり、事実ならばそれなりにお買い得感はありそうです。


 当然ですけど、インドは中国に次ぐ世界で2番目の巨大市場なので、各メーカーが必死になって高品質・低価格の端末を投入するのも分かります。
 それに比べたら日本なんて、人口はインドの10分の1ですし、おまけにスマートフォン普及率が6割に留まっている上に、3大キャリア信仰が甚だしい国ですからね。参入しないのも無理はないのかもしれません。
 でも、諦めたらそこで試合終了なので声を大にしていきましょうか。

【新製品】海外スマートフォン(2017.01.03)

・Samsung Galaxy A7(2017)
・Samsung Galaxy A5(2017)
・Samsung Galaxy A3(2017) 

 新年一発目の新製品ニュースはSamsungの3機種です。
 公式サイトに製品ページはありませんが、プレスリリースが発表されていますので詳細はそちらをご覧ください。

Samsung Galaxy A7(2017)

 A5、A3ともIP68および指紋認証に対応しており、CESにおいて1月5日以降に明らかになるとのことです。

寸法 156.8×77.6×7.9mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU Samsung Exynos 7870 1.9GHz*8?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで 
ディスプレイ 5.7インチAMOLED
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3600mAh

 Exynos 7870については、すべてがA53コアで14nmのプロセスルールということは分かっていますが、クロックはサイトによって1.6GHzだの1.7GHzだのさまざまです。上で挙げたプレスリリースに1.9GHzとの表記があったのでそれに倣いました。

 日本だとA8が取り扱われていますが、A9もあることですしナンバリング的にはその下になるのかなと思います。主にディスプレイサイズによる格付けとなっているようです。

 このA7(2017)の予価は424ドル(約4万9800円)と、やはりSamsungプライスですね。考えようによっては安いと言えるかもしれませんが。


Samsung Galaxy A5(2017)

寸法 146.1×71.4×7.9mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU Samsung Exynos 7880 1.9GHz*8?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで 
ディスプレイ 5.2インチAMOLED
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 こちらはExynos 7880となっています。型番的に7870より上のように感じますが、実はプロセスルールが28mmのA53コアなので、クロックが同じぶん消費電力は高いでしょうねぇ。
 もしA7と同じ7870だったら圧倒的ベストバイモデルだと思いましたが、残念です。

 なお、カメラ部はA7とA5は同一と思われ、F値が1.9の1600万画素にはかなり期待できそうですね。

 価格は378ドル(約4万4400円)だそうです。A7との差は5千円強しかないので、なんとも選びづらい感じがします。


Samsung Galaxy A3(2017)

寸法 135.4×66.2×7.9mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU ? 1.6GHz*8?
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで 
ディスプレイ 4.7インチAMOLED
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2350mAh

 SoCについてはExynos 7870と書いているサイトもあるのですが、A5が7880な以上、それは考えにくいような気がしますね。

 カメラやメモリ・ストレージ・バッテリ容量が落ちるのは致し方ありませんが、それでもSamsungブランドということを考えればそれなりに魅力はあるはずです。

 価格は300ドル前後(約3万5200円)で、エントリーモデルにしては少々高いですけど、4.7インチのAMOLEDはニーズもありそうですよね。それに何より、IP68対応という点は大きいかもしれません。
 スペックにこだわりが無いのであれば 、これを選んでも満足はできそうですよ。


 いずれも日本への導入は未定ですが、キャリアで扱ったとしたら十二分にラインナップ強化に繋がりますし、ぜひとも検討してほしいものだなと思います。
 特にA3は求めている層も多そうですので、もし日本市場での販売も視野に入れるならSamsungのシェア拡大は確実かと。

電脳ニュース海外版(2017.01.02)

・ASUS X00GD
・Moto X or C
・HTC Ocean Note
・MEIZU 2017ロードマップ
・ZTE Blade V8

 新年ということで、予告通り記事タイトルおよび本文のフォーマットを変更いたします。
 記事冒頭に中身を記すようにしました。タイトルにまで挿入するのは無理があったもので…。

 なお、過去記事については後日の対応となりますのでご了承ください。


ASUS X00GDがTENAAを通過

 コードネームなので具体的な製品名は分かりません。2016年Q4に「ラインナップを強化する」と発表があった通り、早々に出てくるものと思われます。

 ディスプレイは5.2インチで1280*720、SoCは1.5GHzのオクタコアとのことなのでMediaTek社製の可能性もありますね。メモリは2GB/3GB/4GB、ストレージは16GB/32GB/64GB、1300万画素のカメラを搭載しているようです。
 特徴的なのはバッテリ容量で、4850mAhとZenFone 3 Max以上。ディスプレイサイズと解像度を下げているのはここらへんにも理由があるのかもしれません。

 筐体自体はかなり丸みを帯びており、カジュアルな印象が強いです。また、ASUSにしては珍しく角丸長方形の物理ホームボタンが見られますね。

 まだ具体的な価格や発売日等は出てきていませんが、もし最安が1万円台になるのであれば面白そうな1台です。


Moto X(2017) もしくは Moto Cのイメージ画像がリーク



 新しいフラッグシップとなるMoto X(2017)か、Moto Cではないかと言われています。

 動画からも分かるように、背面にはかなり大きめのカメラが搭載されており、これはMoto Zの流れを汲むものだと言えるでしょう。
 また、かなり厚ぼったく感じてしまうのですが、サイズ的には5.2インチディスプレイで本体の厚さは8.4mmとまぁ標準的。カメラの出っ張りを含めると9.5mmなので、ケースは必須かもしれないですね。

 CESには間に合わないようなのでそれ以降のアナウンスになるとは思いますが、日本でもヒットとなったMotoシリーズなので注目している方も多いのではないでしょうか。


HTC Ocean Noteは最高性能のカメラを搭載

 スペックについてはまだリークされていませんが、この端末のカメラ性能は先日も触れたDxOMarkで最高得点になるものだというのです。発表を待つことにしましょう。

 イメージ画像から判断できるディスプレイサイズは5.5インチから5.7インチ程度で、SoCはMediaTek社製という噂もあります。仮にも最高性能のカメラを謳うスマートフォンが、サブネームの無いSoCで発売されるわけがないので、おそらくX25以上は確実でしょうね。

 今月中には公式アナウンスがあると見られています。


MEIZU 2017ロードマップがリーク

 SoCも含めて簡単に書いておきます。

2月 M5S MT6753
6月 Pro 7 Helio X30
7月 MS Helio P25
9月 MX7 Helio P30
10月 M Note 6 Helio P20
12月 M? Snapdragon 626

 12月の端末名は見えないようになっています。未定ということなのかも。
 それにしてもなかなかバリエーションに富んだロードマップですね。
 MediaTekのSoCが中心ですが、ラストにQualcommのが登場しているあたり、特許云々の問題がクリアされると考えても差し支えないのでしょう。


ZTE Blade V8はデュアルカメラを搭載か

 日本でも馴染みの深いBladeシリーズの最新作には、デュアルカメラが搭載されるらしいです。

 競合相手はHUAWEIのHonor 8と見られていますが、1300万画素+200万画素とかなり落ちてしまうために、そこは価格面で勝負するのではないかと予想されているようです。
 その証拠にSoCはスナドラ435であり、5.2インチのフルHDディスプレイでも価格は頑張れそうですね。他のスペックは、メモリ3GB、ストレージ32GB、厚さ7.7mmなどというところがリークされているようです。

 これも詳細はCESで明らかになるとのことで、いよいよ各メーカーの諸々が出揃ってきた感がありますね。


 さて、CESは1月5日から8日まで開催されます。
 公式サイトはこちら。日本語版はこちらです。

 Qualcommはスナドラ835をローンチ予定ですし、搭載端末の発表も同時にあるかもしれないのでいろいろと注目しておきましょう。
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