電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

電脳世界の進化を見つめるブログへようこそ

2017年11月

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.30)

・Panasonic ELUGA C
・INTEX ELYT DUAL

 Xiaomiの新製品は12月7日に発表だそうです。Redmi 5と5 Plusでした。ふむ。


Panasonic ELUGA C

製品ページ

 先週から噂されていた通り、インドではなく台湾パナソニックの発表です。
 台湾パナソニックモバイルもですけど、家電取扱の台湾パナソニックのほうも、バナーは英語と日本語と中国語が入り乱れた状態になっています。これはこれでなかなか面白かったり…。
elugac
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 寸法は公式サイトにスペック表が無いために分かりません。カメラ部はサブの画素数を他のサイトから引用しました。f/2.2という記載はありますね。

 筐体は見て分かるように3辺ベゼルレスで、セルフィーは右下に位置しています。LEDフラッシュ付きでしょうか。ボディは鋭角に近く、作りとしてはかつてのAQUOS Crystalなどにも似て見えます。
 そして18:9ではなく16:9という部分は相変わらず貫いているようで。SHARPは卒業したのに。

 という感じで、SoCや解像度が我慢できれば、魅力はそれなりにある端末だと思いますよ。バッテリだけは少し足りないかもしれませんが。
 価格は5990台湾ドル(約2万2300円)と若干高めです。このスペックだと2万円を切るのがスタンダードになりつつあるので、もうちょっと頑張ってほしかったです。


INTEX ELYT DUAL

製品ページ

 デュアルなのはセルフィーのほうです。やはりインドでもニーズがあるということなんですね。
intexelytdual
寸法 145.4×71.7×9.1mm
重量 149.6g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9850 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素+800万画素
バッテリ 2400mAh

 インドで早速SC9850搭載端末が出てきました。しかもカメラ部のサポートを強化したバージョンだけあって、ここもしっかりと盛ってきましたね。
 以前も書いた通りコアはA7ですが、GPUがMali-T820 MP1になっていることから省電力面での期待もあります。これはローエンドなので2400mAhという少なさですけど、実測でいったいどれくらい持つのかという興味が湧きますよ。

 価格は6999ルピー(約1万2100円)と、まだ初物っぽい雰囲気は漂っているものの、2GB/16GB/5インチHDとそれなりに使えるスペックであることを考えたら十分安いです。
 3大ECサイトに登場して1万円を切ってきたら狙い目でしょう。えーと、5760ルピー以下だとそうなりますね。21%引きならすぐだと思います。


 今日は2台だけでした。やはり月末は忙しくて、発掘も一旦休憩になってしまいます。
 師走はさらに極まってくるんでしょうねぇ…。

【新製品】海外タブレット(2017.11.30)

・Onda V18 Pro
・Walton Walpad 10b
・Prestigio MUZE 3718 3G

 今日はスマートフォンがおとなしめだったこともあり、やっとタブを吐き出せます。


Onda V18 Pro

製品ページ

 筐体は3月の記事でも紹介したV10 Proと同一ではないでしょうか。SoCとメモリ容量などが異なっていますが、兄弟モデルと見るべきですね。
ondav18pro
寸法 250×164×9mm
重量 576g
OS Android 7.1
CPU Allwinner A63 1.8GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 7000mAh

 何に注目って、そりゃAllwinnerのA63でしょう。プロダクトページはこちら
 今年発表された新型SoCで、28nmのA53によるクアッドコアです。主に高解像度のタブレット向けSoCという扱いになり、GPUもよりパワフルなMali-T760を統合しています。仕様上サポートする上限の2560*1600を持ってきたところがOndaらしいですね。

 10インチタブとしてはなかなかに魅力的な選択肢だと思います。1.8GHzのA53クアッドというのは他にあまり無く、似たような仕様だと昔のスナドラやRockchipあたり、それとintelにあるくらいです。試す価値は十分だと考えます。

 けっこうOndaタブは発売前から価格を知ることができるものも多いのですが、今回はまだECサイトにも上がっておらず、いつもは迅速なZOL.COM.CNも更新されていません。
 ただ、V10の4GB/32GBがGearBest.comで現在2万円まで下がっていることを考えると、それよりも初値が下がる可能性は期待できます。実現できるなら、コスパはとんでもないものになりそうです。


Walton Walpad 10b

製品ページ

 バングラデシュの家電メーカーですが、タブレットもけっこうな数をリリースしています。OEMやODMの可能性もありますけどね。
walpad10b
寸法 254.6×152.6×9.2mm
重量 550g
OS Android 5.1
CPU MediaTek MT6580 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6000mAh

 わざわざタブレット専用SoCではなくてMT6580を搭載してきたところを見ると、タブ用途以外の何かを盛り込んでいるのだとは思います。製品ページからは残念ながらそれは分かりませんでした。
 まぁ、単にMediaTekのタブ専用SoCはA7だったり価格が高かったりするものがありますから、3Gスマートフォンに近い製造コストを確保するためと考えられなくもありません。ロリポップが最もそれを示しているような気もします。

 メーカー希望小売価格は10490タカ(約1万4300円)で、10.1インチ3Gタブとしてはいかにも標準っぽいところです。
 解像度が高くないぶん、6000mAhもあればそれなりに持ちも期待できるでしょうし、バングラデシュではWaltonに対して一流企業という信頼もあるみたいですから、売れるんじゃないですかね。


Prestigio MUZE 3718 3G

製品ページ

 8インチタブで3GモデルなのにデュアルSIMに対応する珍しい特徴を持っています。まぁ、片方は世界中で消えかかっている2Gですけどね。
prestigiomuze3718
寸法 141.3×69.6×8.9mm
重量 156g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8321 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB , 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 4000mAh

 発表自体は11月初旬でしたが、けっこう待ったのにまだ価格情報が出てきていません。
 このスペックですし、同じMT8321を搭載したARCHOSやbqのタブが1万円以下なことを考えると、おそらく5000ルーブル(約9600円)前後ではないかと推測します。

 通話可能なタブが安く買える時代になりましたね。昔はキャリアモデルの特権で、一般向けの製品はほぼWi-Fiしかつかめなかった5年前あたりが嘘のようです。NEXUS 7(2013)の登場が契機だったのかもしれませんね。


 日本のタブレット市場は完全に閑古鳥が鳴いている状態です。知人なんて、「iPad以外には興味が無い」と宣言していましたし、そういう人も少なからずいるのではないでしょうか。困ったものです…。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.29)

・HUAWEI Honor V10
・360 N6 Pro
・Xiaolajiao V321 Pro
・highscreen Fest , Fest Pro
・DOOV V17

 XiaomiのWeibo公式アカウントでRedmiシリーズの新機種が予告されています。穴埋めクイズになってますね。
 果たして先日リークされたRシリーズなのか、それとも5 Plusなのか、はたまたNote 5なのか、予想するのも楽しいでしょう。29日発表予定です。


HUAWEI Honor V10

製品ページ
商品ページ

 今回は公式よりも先に上がったVMALLもリンクを貼ってみました。その他の提携ECサイトにも商品ページはあるのでご参照ください。
 そしてHonor 9 Liteは音沙汰なしなんですけど、ガセでしたかな?
honorv10
寸法 157×74.98×6.97mm
重量 172g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 970 2.36GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+2000万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3750mAh

 公式がメチャ混みでまったく繋がらなかったので、寸法はJD.com等の他のECサイトから引用しています。

 HUAWEIの中国国内版はキャリアによってメモリとストレージの容量が分けられており、4GB/64GB、6GB/64GB、6GB/128GBの3種類になります。
 SoCがKirin 970なので6GB/128GBを狙うのが正解なんでしょうけど、仮に日本で取り扱われるとなった際にどれが採用されるかは不明ですし、何よりBand 19が非対応のため、これから決められることだと思いますよ。

 価格は順に、2699元(約4万5500円)、2999元(約5万600円)、3499元(約5万9000円)となっています。Mate 10シリーズに比べたらとんでもなく安く、コスパは極めて高いと言って良いのではないでしょうか。

 カラバリも、オーロラブルー、ダークナイト、ビーチゴールド、チャームレッドの4種類があります。Kirin 970の性能は言わずもがなですから、色で選ぶのもアリかもしれません。


360 N6 Pro

製品ページ
商品ページ

 もう"QiKU"は付けなくて良いですよね。
 公式サイトがものすごい確率でエラーになるので、商城に飛んだほうがストレスが溜まらないと思います。
360n6pro
寸法 157.2×75.6×8.1mm
重量 182g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4050mAh

 スナドラ660のクロックは書かれてないために不明です。デフォにしておきましたが、下は実際には1.84GHzですので念のため。
 4050mAhは660だと必要十分過ぎます。バッテリ持ちは相当良いのではないかと推測できますよ。

 これ、11月21日に発表するとCEOが言ってたものですが、1週間延びましたね。そして宣言にあった8GBモデルが見当たらないのですけど、まぁ些細ですか。
 Nシリーズは通例であれば派生モデルが出てくるはずなので、1ヶ月後、2ヶ月後にも注目しておくことにしましょう。

 価格は、4GB/64GBが1699元(約2万8700円)、6GB/64GBが1899元(約3万2000円)、6GB/128GBが2399元(約4万500円)だそうです。
 たぶんスナドラ660のメモリ6GBとしては世界最安ではないかと。早く日本からも買えるECサイトに並んで欲しいところです。


Xiaolajiao V321 Pro

製品ページ

 V321と言えばNECのMultiSyncを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。7年前当時の憧れでした。
v321pro
寸法 153.8×72.4×9mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 カメラ部はよく分かりません。商城だと、バックが1600万のシングル、セルフィーが1600+800万と書かれているんですが、どう見ても逆だろうということでメインをデュアルで表記しています。

 と言うか、ストレージ容量よりもMicroSDの最大容量が小さい端末は初めて見ましたよ。アーキテクチャ云々の問題ではなく、128GBまで使えるようにするのが企業努力だと思うんですけど…。
 また、いくらYunOSだからと言って、今時6.0は無いですわ。8.0がリリースされている昨今ですから、例えるならマシュマロのリリース時にキットカットで販売するようなものです。

 そして一番がっかりするのは価格。3699元(約6万2400円)って何でしょう? どこをどう解釈してもそんなプレミアム要素はありません。強いて挙げるならカメラが高性能だなというくらいです。
 値引きありきのキャリアモデルじゃないんだから、こういうのはやめましょうよ。マジで。


highscreen Fest  , Fest Pro

製品ページ

 何度か紹介しているようにロシアのメーカーです。ページ自体が同じなので同列で扱います。
festpro
Fest (Fest Pro)
寸法 145.6×70.5×7.85mm
重量 125g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.45GHz*4
メモリ 2GB (3GB)
ストレージ 16GB (32GB)
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチAMOLED
解像度 1280*720
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 500万画素 (800万画素)
バッテリ 2500mAh

 Samsung以外では極めて珍しい、ローエンドのAMOLEDです。おかげでこの軽量さですよ。頑張ればもう少し厚さも減らせたかもしれませんね。
 ということで、AMOLEDなのでバッテリ容量に難癖は付けません。

 ちなみに、7月の記事で紹介した Fest XLおよびProはこの5.5インチ版にあたります。IPS、3000mAh、そしてメインカメラが1300万画素だったので、かなりの進化だと思います。

 ただ、XLにあったカッパーのカラバリは現在販売されておらず、ブラックのみですね。とても良い色合いなだけに、後日の登場が楽しみです。

 価格は、Festが8990ルーブル(約1万7200円)、Fest Proが9990ルーブル(約1万9100円)となっています。迷わずProでしょう。


DOOV V17

製品ページ

 V16、V17、V18と3種類が同時リリースされました。大画面でメモリとストレージが多いV17をピックアップします。
doovv17
寸法 156.5×77.6×8.9mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 32GBまで?
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2350mAh

 正直なところを言うと、使えそうなのはこのV17くらいかなと思うのです。
 V16とV18は、5インチ/2GB/16GB/2000mAhで、それはまぁ許しますよ。ただ、YunOS 3.2.0は無いでしょう。これって確かAndroid 4.4ベースじゃなかったでしたっけ? つい今しがた、「マシュマロも無いわ」と書いたばかりで、キットカットって…。

 スペック的にも平凡ですし、1499元(約2万5300円)という価格もあり得ません。中国の女性の皆さん、これは買っちゃダメなスマートフォンですよ~。…と、届かないことは分かっていても書いてみます。
 なお、16と18はどちらも999元(約1万6900円)。おととい来やがったほうが良いです。


 例えば海外の人に、「日本のスマートフォンメーカーで知ってるのは?」と聞くと、真っ先に「SONY」と答えるのではないでしょうか。次いで「SHARP」ですかね。

 質問を変えてロシアのメーカーを尋ねたら、ほとんどの人は「Yota」と返すかもしれません。グローバルで展開するメーカーで、しかも新しいことをやってますからね。
 でも、名前が出てこないメーカーであっても、良い物はたくさん作っています。今日紹介したhighscreenあたりも、かなり渋いと思いますよ。これは日本だって当てはまるメーカーがあるでしょう。

 もちろん中国やインドでも、一番知名度が高いメーカーだけが優れているわけではありません。
 日本人の誰しもが中国メーカーはと聞かれて浮かぶ答えは「HUAWEI」だと思いますけど、来年それがOPPOになる可能性だってあるのです。

 というわけで、HUAWEIジャパンがMateシリーズを正式に発表しましたが、以前紹介しているのでスルーしますm(__)m
 Maimang 6はやはり日本でもMate 10 liteでした。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.28)

・Gionee M7 Plus
・Gionee S11S
・Gionee その他
・OPPO A79
・OPPO F5 Youth

 Gioneeの畳み掛けるような8機種同時発表には驚いた方も多いと思います。
 1000元以下のスマートフォンに限ってみれば販売台数もそれなりのメーカーですが、中国国内でのシェアは依然としてトップ5に入ることができていません。今回のイベントは高級感を改めてアピールする狙いもあったのかもしれないですね。


Gionee M7 Plus

製品ページ

 一度紹介しているものは省略することにしますが、以前のリークと違っている部分についてはご容赦くださいませ。
gioneem7plus
寸法 166.5×81.6×8.7mm
重量 241g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.43インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5000mAh

 背面はメタルとレザーの組み合わせで高級さを演出しています。SoCこそミドルレンジなものの、全体的な仕上がりはハイエンドそのものと言って良いでしょう。

 ちなみに、18:9の6.43インチは146.1mm×73.0mmで、上下のベゼル幅はそれぞれ10.2mm、左右は4.3mmずつとなります。メタルフレームの部分を考えると実質的な幅はかなり狭めだと思いますよ。

 Bandも19以外は全てサポートしており、さすがグローバルで展開するメーカーだなといった感じ。スペックを見ても、3年は余裕で戦える端末ではないでしょうか。

 価格は4399元(約7万4100円)とすこぶる高いのですけど、キャリアの大して面白くもない端末に2年トータル20万を払うことを考えたら、格安SIMでの運用ならば10万円もお釣りが来ます。
 私は「買い」と見ましたよ。発売は来年1月だそうです。


Gionee S11S

製品ページ

 先代S10のときと同じようなバリエーションモデル展開ですが、BやCではなくてSとliteになりました。
gionees11s
寸法 155.82×72.58×6.95mm
重量 177g
OS Android 7.1
CPU MediaTek Helio P30 2.3GHz*4+1.65GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.01インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 2000万画素+800万画素
バッテリ 3600mAh

 こちらは上のM7 Plusとは違い、流行りの丸みを帯びたデザインです。もちろん18:9ディスプレイを採用したS11の上位モデルにあたります。
 クアッドカメラにも惹かれますが、個人的にはやはりHelio P30ですかね。メーカーとしては、6インチFHD+でもAMOLEDなら3600mAhで足りるという判断なわけで、省電力性に興味が湧きますよ。

 発売時期は12月で価格は3299元(約5万5500円)。安くはありませんけど、何一つ不足の無いスペックですので、満足度はきっと高いはずです。


 その他の機種もまとめておさらいしておきます。公式サイトにも商城にも上がっていないものがあるので簡潔に。

S11 製品ページ 1799元(約3万300円) →記事
Helio P23/5.99インチFHD+/4GB/64GB/1600+500万画素/1600+800万画素/3410mAh

S11 lite 1299元(約2万1900円)
SD430/5.7インチHD+/3GB/32GB/1300万画素/1600万画素/2970mAh

M7 製品ページ 2799元(約4万7100円) →記事
Helio P30/6.01FHD+/6GB/64GB/1600+800万画素/800万画素/4000mAh

M7 Power 製品ページ(インド公式) 1599元(約2万6900円) →記事
SD435/6.0インチHD+/4GB/64GB/1300万画素/800万画素/5000mAh

M7 mini 1399元(約2万3500円)
SD425/5.5インチHD+/3GB/32GB/800万画素/800万画素/4000mAh

F205 999元(約1万6800円)
MT6739/5.45インチHD+/2GB/16GB/800万画素/500万画素/2670mAh

 他にもF6やSteel 3といったリネームモデルがあるんですけど、長くなってきたので割愛で(__;。

 どれも特徴を持った面白そうな端末です。これで一気にGioneeがシェアを上げるようなことがあれば、他の中国メーカーも似たような大量リリースを目論むかもしれませんね。楽しみです。


OPPO A79

製品ページ

 型番が示すように、Aシリーズの中ではなかなかのハイスペックです。発売は12月1日からとなっています。
oppoa79
寸法 157.3×76×7mm
重量 140g
OS Android 7.1
CPU MediaTek Helio P23 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.01インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 これもBand 19以外はサポートしています。41があるのはUQでの運用を考えている方にピッタリですよ。

 カメラ部は、メインがf/1.8、セルフィーがf/2.0ですので、シングルレンズでも良いというユーザーには狙い目でしょう。

 また、上のGioneeの端末もそうですけど、IPSとの原価が逆転してからしばらく経って、やっとAMOLEDの普及に拍車が掛かってきた感があります。バックライトが不要なことで本体厚と重量にも好影響ですし。
 もちろんそれだけではなくて、コントラストの高い発色は誰もが認めるところですから、IPSしか使ったことがないなら一度試してみる価値はあると思いますよ。

 価格は2399元(約4万400円)と、Helio P23にしては高めでしょうか。せめて中国ならもう5千円安くないと、ライバルには勝てないような気がします。


OPPO F5 Youth

製品ページ

 マーケットは東南アジアが中心だそうです。
OPPO-F5youth
寸法 156.5×76×7.5mm
重量 152g
OS Android 7.1
CPU MediaTek Helio P23 2.3GHz*4+1.6GHz*4?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3200mAh

 Helio P23のクロックは書いてなかったので、こんなところかなという感じで記載しました。

 カメラは、メインがf/2.2、セルフィーが1600万画素でありながらf/2.0で、ここが若者向けたる所以かもしれません。センサー部は不明ですが、A79と共通ではないかと推測します。

 ただ、IPSで6インチでHelio P23で、このバッテリ容量はどうなんでしょうか。微妙な予感がするんですけど。
 ちなみに、公式に上がる以前から予約を受け付けていたLAZADAフィリピンでは、"4000mAh"とされているんですね。普通に考えればそのくらいは欲しいと思います。ましてや1日中スマホを手放さない若者向けならば。

 価格はそのフィリピンが一番安く、13990ペソ(約3万900円)。インドでは22990ルピー(約3万9600円)としているところもあるくらいですから、予想以上に安かったということになるでしょうか。
 フィリピンのモバイル事情はと言いますと、ガラケーが1000円から2000円程度、スマホでも8000円程度で買える物がある中で、これはやはり高いのだと思います。
 日本と同じく激安SIMがあるらしいので、端末にある程度の金額は払っても、月額を抑えるという使い方が主流なのかもしれませんね。


 さて、そのOPPOですが、8月に日本法人を立ち上げたことはけっこう大きな話題になっていました。そしていよいよ来年4月から、OPPO Japanとしてスマートフォンを販売することが確定的だそうです。
 私はてっきり他の企業と同じように「やっぱりやめました」的な結末かと踏んでいたので、あえて触れもしませんでした。これははっきり言って衝撃でしたよ…。

 キャリアで扱われるならばまたしても国内メーカーのシェアは奪われるでしょうし、SIMフリーだとしても十分に戦えると思います。動向に注目しておくことにしましょう。
 …OnePlusも正規に扱ってほしい、なんて淡い期待を抱いています。

電脳ニュース海外版(2017.11.27)

・HUAWEI Honor V10と9 Liteを11月28日に発表へ
・Elephone S9がまもなくリリースか
・Xiaomi 新シリーズのR1を準備中か
・TCL 18:9のA5を公開

 Gioneeの発表会を生配信で見ようかと思ったのですが、ものすごく混んでいるのか落ちる場面が多過ぎて断念しました。まだ続いているようなので、これが終わってから公式に上がるんだと思います。
 ということで今日は新製品の記事はお預けですね。


HUAWEI Honor V10と9Liteを11月28日に発表へ

 Honor V10は考えられる限り最も早まって、11月28日にローンチということが言われていましたが、同時にHonor 9 Liteも発表される可能性があると言われています。

huawei-honor-v10-r

 Honor Vシリーズはブランドの中ではハイエンドに近いところに位置しています。同じHUAWEIとして考えればMateの下あたりになるかと。
 今回はいよいよベゼルレスデザインを採用し、Kirin 970を積む可能性が濃厚らしいです。ディスプレイサイズや解像度は諸説ありますが、5.7インチ以上でFHDからWQHDになるでしょう。
 価格は3499元(約5万9100円)としているサイトが多いですね。これはV9の最上位モデルと同じ設定でして、いかにもありそうな感じがします。

 Honor 9 Liteは突然浮上してきた廉価版の噂ですね。"Lite"が付くからにはKirin 6xxを採用するはずです。659が妥当でしょうか。
 ディスプレイは親モデルと同じ5.15インチか5.2インチ、解像度も変わらずに16:9のFHDだそうです。メモリ4GB、ストレージ64GBはミドルレンジ以上のものであり、1499元(約2万5300円)という話が本当ならばこれはかなり面白い1台になりそうな予感がします。

 Honorでは他にも、6.6インチのNote 9が予定されているらしいですよ。
 新たにヨーロッパという市場を見据えてから大躍進、というか返り咲きを果たしたHUAWEIの攻勢っぷりから目が離せませんね。


Elephone S9がまもなくリリースか

 このブログでも何度か書いてきたElephoneのS9ですが、通販サイトにも並び始めてリリースが近い匂いがします。
elephones9pre
 真のフレキシブルOLEDとは行かなかったようで、形状的にはGalaxy S8と同様にエッジ限界まで湾曲したディスプレイが占めるデザインです。側面に近い部分のタッチレスポンスも気になるところですね。

 スペックはミドルレンジよりも上っぽく、6インチFHD+ディスプレイ、スナドラ660、6GB/64GB、1600万画素デュアルカメラなどがリークされていますが、この画像をお借りしたGearBest.comでは一切の表記がありません。おそらくメーカーからは正規の情報が伝えられていないためでしょう。

 価格は、最も安ければ1999元(約3万3800円)で、その他だと329.9ドル(約3万6800円)、415ドル(約4万6300円)、449ドル(約4万9900円)など様々。Galaxy S8キラーと銘打つならば3万円台が望ましいでしょうけど、4万円を超えてもコスパは決して悪くないですね。
 何はともあれ、公式の発表を待ちたいと思います。12月上旬という話です。


Xiaomi 新シリーズのR1を準備中か

 名称については確定情報ではありません。"Mi R1"としているところもあります。

Xiaomi-R1

 筐体画像を見ると、これは今月頭に「Redmi Note 5」としてリークされたものだと気付きます。なるほど新シリーズなら納得で、Redmiは従来通り16:9の路線で次期モデルが出て来るのだと思います。

 ローンチは11月30日としているところと12月5日だというところがあります。
 残念なことにスペックがほとんどリークされておらず、もちろんSoCも不明。もしかしたらMi 6cと共用のPineConeでは?なんて声もありますが、有力なのはスナドラ630という説ですかね。ディスプレイは5.9インチのFHD+と予想されていますがソースは不確かなままです。
 唯一、この画像からはセルフィーがデュアル構成っぽいことが分かりますね。カテゴリはミドルレンジになるのかもしれません。
 
 大方のサイトで書かれている価格は1499元(約2万5300円)というものです。ライバルがOPPOやvivoあたりだとすれば驚異的な存在になりそうじゃないですか。


TCL 18:9のA5を公開

 発売日が未定とのことなのでトピックス扱いにします。展示会での公式アナウンスですので、リリースは確定的でしょう。

39D1BB27CD1E0B190CC167166BD519BB8FF8D0FF_size114_w600_h399

 "A5"と言えば、合弁会社のAlcatelが既に"A5 LED"という端末を発表済みですけど、コンセプトはまったく違います。同じシリーズではないという扱いで、むしろGalaxyに対しての宣戦布告とも受け止められますね。

 画像からも分かる通り、上のベゼルが太いのが特徴でしょうか。ここには1600万画素デュアルカメラが埋め込まれているそうです。ディスプレイは5.7インチの18:9、SoCは中国メーカーが軒並み採用しているMT6750Tとのことです。
 デザイン的には、流行りの丸角ではなく鋭角な感じなので、どちらかと言えば競合機種と言われるGalaxyやMi MIXよりはXperiaを意識した可能性もあると思います。

 発売時期だけでなく価格も不明ですが、TCLのことですから200ドル前後ではないでしょうか。


 他にもネタはたくさんあったんですけど、ここらへんで切り上げて明日に備えて寝たいと思います…。

たくさんの方に毎日お読みいただけるのが支えになっています。いつもありがとうございますm(__)m

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.26)

・Vernee Active
・ASUS ZenFone Max Plus M1
・Kenxinda S8

 キャリアオリジナル端末というのは海外でもけっこう多いんですよ。当然iPhoneやらGalaxyやらも取り扱っている中で、独自のスマートフォンが激安で販売されるのはよくあることです。
 このブログではあまり触れてませんけど、そういうのを積極的に探索しているブログなんかもありますので、ぜひ調べてみてください。


Vernee Active

 公式サイトは現在トップページがこの仕様に変わっていますが、製品ページはまだです。
 Verneeもタフネスモデルに乗り出したというのは興味深いですね。
 公開されている動画もご覧ください。

 

verneeactive2
寸法 156.7×80×11.2mm
重量 189g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P25 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4200mAh

 何やらSamsungのGalaxy Activeに対するアンサーモデルだなんてことも言われていますが、MediaTekのSoCでここまでのハイスペックな盛り様はVerneeならではといったところでしょうね。

 IP68対応モデルを買うならこれ一択と言ってもいいくらいの仕上がりではないかと。
 個人的には、タフネスモデルにありがちな無骨さと言うか「いかにも感」が無い筐体に惹かれます。風呂場で使うことが前提の女子でも抵抗なく買えそうですよね。

 いくらくらいなんだろうととても気になるわけですが、通販サイトに上がったのはまずAliExpressでした。最安で41810円ですか。高くはなく、むしろかなり安いと思います。
 ただ、発送日が早くても12月31日以降となっており、それまでに他のところが安く出て来ることも十分考えられるので、予約は待ったほうがいいかもしれません。

 しかしまぁ、さすがVerneeの一言ですわ。


ASUS ZenFone Max Plus M1

 えーと、所謂リネームモデルですね。中国でPegasus 4Sとして発表されたものを他国ではZenFone Max Plus M1という名前で売るわけです。ちなみに型番はX018DCです。中国ASUSのヘルプデスクにもその旨が記載されています。
zenfonemaxplusm1
寸法 152.6×72.7×8.8mm
重量 160g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4130mAh

 なんだか4S発表前にリークされていたのとはけっこう違ってましたが、前回の記事は直しません(__;。中身は基本的に同じです。

 どの国で発売されるのかまでは分かっておらず、もちろん日本でどうなるかも不明です。名称でいくと、初代ZenFone Max、ZenFone 3 Max、ZenFone 4 Max、ZenFome 4 Max Plusなどとの混同は避けられないと思いますよ。もっと他の名前が良かったんじゃないでしょうか…。

 価格もはっきりと出ているわけではありませんが、一部では350ドル(約3万9000円)と言われています。熱狂的なASUS信者ならいざ知らず、コスパは最悪なのでスルーが正解ですね。


Kenxinda S8

 SシリーズはS6からS9までラインナップに並んだものの、このS8だけは公式サイトに上がってません。よくよく調べたらリリースは12月末ということでした。まぁ、それまでブックマークしていてもしょうがないのでまとめてしまいます。
kenxindas8
寸法 146×72.6×7.9mm
重量 200g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2250mAh

 本当にMT6737で1.5GHzなのかは分かりません。GearBest.comの記載に倣っただけです。
 スペック的にはよくあるローエンドでして、選ぶ価値があるとすれば、このバッテリ容量でこの重量ならばメタルをふんだんに使っているのかなという部分と、ブラック、ゴールデン、グレイ、ローズゴールドのカラバリがあるということくらいでしょうか。

 では価格を。

GearBest.com Ken Xin Da S8 (11261円)

 これが平均っぽいです。最安はAliExpressの8695円、高いところだとamazon.comが150ドル(約1万6700円)でした。なお、書かれているスペックは各所でバラバラ。どうしてこうなるのか教えてほしいですよ。


 冒頭からの続きです。
 知る限りで最近新製品を発表した外国のキャリアは、

ミャンマー Ooredoo Smart A3
オーストラリア Telstra Signature 2
イギリス EE 製品名不明(Helio P10/5.0インチHD/1300万/800万)100ポンド(約1万4900円)

 といったところがあります。
 どれもローエンド~ミドルレンジのスペックですので、余程琴線に触れなければなかなか取り上げる機会も無いだろうと思いましてこんなかたちで紹介しています。

 そう考えると、日本のキャリアオリジナル端末もまったくもって面白くないですよね…。

【新製品】海外タブレット(2017.11.26)

・Lenovo Tab 7 , Essential
・bq BQ-1056L Exion

 これ以上溜めておくと来週からキツくなりそうだったので、サクッと書いておくことにしました。


Lenovo Tab 7 , Essential

製品ページ(Tab 7)
製品ページ(Tab 7 Essential)

 既に発表から1週間が過ぎてしまいました。新鮮味が薄れてしまって申し訳ありません(__;。
lenovotab7
Tab 7 (Essential)
寸法 193×98.7×8.4mm (194.8×102×8.8mm)
重量 260g (254g)
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8161 1.3GHz*4 (MT8167D)
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1280*720 (1024*600)
メインカメラ 500万画素 (200万画素)
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 不明

 同シリーズに属するとは言っても、筐体からして違うんですね。
 それから、SoCも異なっています。MT8161はA53コア、MT8167DはA35コアですので、性能と省電力性に差があることになりますか。
 気になったのは、Tab 7がLPDDR3、EssentialがLPDDR4という部分でした。解像度では敬遠したくなるEssentialで、ここに惹かれるという層は少なからずいそうな気がするのです。
 あと、バッテリ容量が明かされていないのは不親切だと思いますよ。

 価格はそれぞれ、99.99ドル(約1万1200円)、79.99ドル(約8900円)となっています。
 素のAndroidを搭載したタブレットは希少性が高いですし、衝動買いしても良いくらいの安さではないでしょうか。


bq BQ-1056L Exion

製品ページ

_01_photo_630x475_exion

寸法 241.6×170.5×10mm
重量 525g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9832 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 5000mAh

 4G通信が可能な10インチタブですね。
 SC9832ですから性能は期待できませんが、動画鑑賞用としてはなかなか良い選択肢ではないでしょうか。バッテリ容量もそれなりだと思います。

 残念なことに、画面サイズだけでタブレットの値段を釣り上げる日本のキャリア様とは違い、他国はしっかりと性能を基準にして価格を決めつつあります。
 この波は中国から始まり、ロシアやアメリカ等へも浸透している最中ですね。インドはまだタブレットのコスパがあまり良くありませんけど、じきに近付いてくるはずです。

 という感じで、6990ルーブル(約1万3300円)という価格は妥当そのもの。
 amazon.co.jpのマーケットプレイスもこういうのを並行輸入品で扱えば良いのにと思います。


 ベッドの上に被さる形状で寝ながら見られる大型タブレット用のスタンドを誰か開発してくれないですかね(^-^;。そしたら10インチ超えのタブはもっと売れる気がします。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.25)

・Samsung Galaxy A5 (2018)
・Wileyfox Pro
・Karbonn Yuva2
・Xiaolajiao S7

 まもなく日本でも発売されるHUAWEIのMate 10およびProですが、ヨーロッパではMate 10 Proが記録的な予約数になっているらしいです。これは日本でも売れ行きに注目しなくてはならないでしょう。


Samsung Galaxy A5 (2018)

 間もなく発表と見られるGalaxy シリーズの最新作です。かなり情報がまとまってきましたので書いておくことにしました。
galaxya52018
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1 or 8.0
CPU Samsung Exynos 7885 1.9GHz*8
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3300mAh

 A5はミドルレンジの小~中型ディスプレイというポジションなのですが、次期モデルはいよいよ18:9になりそうです。
 SoCは国によって変わる例のパターンらしく、Exynosとスナドラがあるなんてリークされていますね。少なくともSamsungのこの売り方を見ると、スナドラ660は完全にミドルレンジに属することを意味するわけで、日本の某メーカーの某端末が8万だの9万だのの値札を付けるのは間違っていると言わざるを得ません。

 5.5インチの18:9ディスプレイは先日の記事でもまとめた通り、横幅的には5インチと同等で、筐体がGalaxy S8ライクなことを考えると「これがS8 miniだ」と言われていたのも納得ですね。

 価格は429ユーロ(約5万6700円)という話があります。Samsungなら妥当なところでしょう。

 ちなみにこの画像は、スマートフォン用の高級アクセサリで有名なOlixarのケースを着せてますね。日本のamazonでもスタイラスペンの取り扱いがありますから、名前は知っているという方も多いのではないでしょうか。


Wileyfox Pro

 製品自体久しぶりなのですが、衝撃の展開でしたね。まさかWindowsで出してくるとは…。
wileyfoxpro
寸法 147×72.5×8.2mm
重量 不明
OS Windows 10 BUSINESS
CPU Qualcomm Snapdragon 210 1.1GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2100mAh

 端末そのものは非力なローエンドですけど、やはりWileyfoxが初めて出したWindowsモバイルという点が注目を集めています。日本からはもちろん購入できませんし、他国での発売も未定ではあるものの、各国のメディアが取り上げていることからもそれが分かりますね。

 公式に製品ページは準備されておらず、販売開始日とされる12月4日にオープンするのではないでしょうか。
 これらの情報はamazon.co.ukから参照しました。

 予約価格は189.99ポンド(約2万8200円)。スペック的には至極高いですが、ニーズはそれなりにありそうです。


Karbonn Yuva2

製品ページ

 ひっそりと公式に上がっていました。価格情報が大好きで毎日更新しているインドの各サイトも回ってみましたが、これはまだ出てきていません。
karbonnyuva2
寸法 144.2×72.4×9.6mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 320万画素
バッテリ 2250mAh

 インドではミドルローあたりのスペックです。予想するなら、5499ルピー(約9500円)から5999ルピー(約1万300円)でどうでしょうか。

 公式サイトを見ても分かる通り、コンセプトは若者向けらしいです。特にカメラ関係は多機能で、画素数は少なくともSNS映えする写真を撮れることが売りという感じです。

 実際のところ、ゲームもやらず、マルチタスクもそれほど求めず、通話とメールとSNSだけできればいいなら、本当はこれくらいで十分なんですよね。
 日本だとけっこうな大多数が、自分の用途から見たら相当オーバースペックな端末を所持してますよ。きっと。性能を持て余しているだけならマージンとして言い訳もできますけど、付随する価格は如何ともし難いと思います。


Xiaolajiao S7

製品ページ

 1ヶ月前に18:9のハイスペックモデルを出したかと思ったら、一転してローエンドです。
xiaolajiaos7
寸法 142.45×70.6×8.7mm
重量 156g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9832A 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2000mAh

 特にエッジのデザインは好きな部類ですよ。今回の名称はSamsung寄りでしょうけど、筐体は寸法まで含めてXiaomiのRedmi 4に似せてきた感があります。公式を眺めればお分かりいただけると思いますが、長いものに巻かれて成り立っている印象は相変わらずですね。

 まぁ、ローエンドとは言ってもカメラ部はそれなりに使えそうですし、バッテリが少ない点を除けば全体的には合格ラインだと思います。安さを感じさせない筐体はそれだけで魅力がありますので。

 ただ、840元(約1万4200円)という価格はいただけません。「買い」と言えるのは599元(約1万100円)以下ではないでしょうか。もうちょっと頑張ってほしかったですよ。


 さて、今週末は日曜日にローンチを控えているものがあるため、もしかするとトピと新製品の2本立てになるかもしれません。余力があればの話です…。

【新製品】国内スマートフォン(2017.11.25)

・Wiko VIEW

 記事カテゴリを国内と海外で分けようかと模索中です。と言うか、年末あたりにもっと細かく改編する予定です…。


Wiko VIEW

製品ページ

 海外の記事で既に紹介済みですが、久々にWikoジャパンで動きがあったことが嬉しかったので取り上げます。

wikoviewjp

寸法 151.5×73.1×8.7mm
重量 160g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 2900mAh

 主な仕様はグローバルのものと変わりありません。ストレージ容量だけ、16GBが無く32GBオンリーとなっている部分くらいでしょうか。

 日本では18:9ディスプレイ自体が珍しく、正規取り扱いのSIMフリーではこれが初めてだったはずです。
 SoCやメモリ容量などは目新しくもないので、ここから「欲しい」という気持ちにはなりませんが、ディスプレイ部とセルフィーは十分に魅力的。以外と成功を収めそうな気もしているところです。

 発売は12月15日。amazonはソフマップ経由ですが予約を受け付けています。気になった方はチェックしてみてください。



 これが妥当かどうかというのはですね、ちょっと判断に困るんですよ。

 欧州では16GBの価格が199ユーロ(約2万6300円)というのは前回も書いた通りです。32GBなら3万円してもおかしくはないでしょう。
 ですが、他のアジア諸国ではどうなってるんだろうと調べると、けっこう意外な感じになるのです。

LAZADA タイ (16GB) 4449バーツ(約1万5200円)
LAZADA マレーシア (32GB) 899リンギット(約2万4300円)
LAZADA インドネシア (32GB) 2799000ルピア(約2万3100円)

 …はい、判断は読者諸氏にお任せすることにします(^-^;。


 というように調べ始めるとあっと言う間に時間を喰って、結局タブレットの記事が書けなくなるんですよねorz

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.24)

・SNOPOW M10
・KOOLNEE K1
・KONKA R11
・BLACKFOX B3FOX+
・GiNZZU S5230

 2018年と言われていたiPhone SE 2ですが、噂通りインド製になるようです。3月という話がある一方で、2018年初頭との説もありますね。
 A10 Fusionチップを積んだ4インチは頼もしい1台になるのではないでしょうか。価格は5万円前後だそうです。


SNOPOW M10

製品ページ

 今年7月に深センにできた新しいメーカーらしいです。公式サイトにもある通りにユキヒョウがメーカー名っぽく、今流行りのタフネスモデルが中心みたいですね。
snopowm10
寸法 167×89×22mm
重量 337g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P20 2.4GHz*4+1.6GHz*4?
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 6500mAh

 ものすごい重量級です。まさにタフネスといった感じ。
 性能的にはこんなもんでしょうけど、ディスプレイサイズが小さいことで6500mAhのバッテリが活きてきそうですね。
 なお、Helio P20の下のクロックは書いているところを見つけられなかったので、最も高いと仮定して1.6GHzにしておきました。低ければ1.2GHzです。

 ということで価格もヘヴィです。

GearBest.com SNOPOW M10 (60814円)

 とにかく頑丈なのが欲しいという方は見た目からしてピッタリだと思います。まだかなり高めなので、発売後に価格がこなれてきたら狙ってもいいかもしれません。
 Band 19のサポートも期待したのですが、抜けていました。残念。


KOOLNEE K1

製品ページ

 これも新興メーカーかと思います。
 いろいろと調べてみたのですが、取り扱い先にAliExpressがあるのに商品がヒットしなかったので、中国ではない可能性も。グローバルで展開するだけならどこのメーカーもやってることですし、公式サイトのコンテンツの大半が工事中のため、情報が少な過ぎてお手上げです。というわけで母国が分かりません。どなたかご存じの方がいらっしゃったらお教え願いますm(__)m
koolneek1
寸法 157×74×8.8mm
重量 156g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.01インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3190mAh

 う~ん、スペックを見たら完全に中国なんですよね…。サポートBandもそんな感じですし。
 一応中国語にも訳して検索をかけてみましたけど、それらしきものはヒットせず。JD.comにも出てきてないということは完全にマーケットから中国を外しているんじゃないでしょうか。謎が深まります。

 まぁ実際に買って製造国を見るのが一番早いかもしれません。

GearBest.com KOOLNEE K1 (19145円)
TOMTOP KOOLNEE K1 (18869円)

 TOMTOPが新製品で最安というのもたまにあります。取り扱い商品数自体が少ないのであまり目立ちませんが、良心的な価格設定をしているECサイトだと思いますよ。
 スペックも面白いですし、試しに買ってみようかと悩んでいるところです…。


KONKA R11

製品ページ

konkar11

寸法 152×76×7.4mm
重量 156g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.45GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2500mAh

 KONKAにしてはけっこうなハイスペックです。OSはSmartisanだそうですよ。
 ただ、やはり5.5インチFHDなら、バッテリはせめて3500mAh以上を搭載してほしかったですね。どう考えても少ないでしょう。

 とまぁ、"康佳"でググるとこのR11は割と大々的に発表をしたらしく、中国系のニュースサイトでは大きめの取り扱いになっています。製品名をいつも通りの残念なパクリオマージュにしてしまったがために、"R11"だけだと圧倒的にOPPOの端末がヒットしてしまうので、そのあたりは考えてほしかったですけど。

 価格も未だ不明でして、これはもう少し待ったほうがいいかも。KONKAは高めの傾向にあるので2万円台後半といったところではないかと推測しています。


BLACKFOX B3FOX+

製品ページ

 ロシアのメーカーですね。名前は知ってましたが、まとめる時に抜け落ちていたということに今気付きました。
b3fox+
寸法 143×71×9.5mm
重量 175g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素+30万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 メインカメラはデュアル構成でセンサーもSONY製とのことです。画素数は大したことがなくとも、一つのウリにはなるでしょう。

 ロシアメーカーではこのくらいのスペックがオーソドックスなミドルローという感じで、最も数多く発売されているカテゴリですね。

 いろいろと通販サイトも調べてみたのですが、価格は見つけられませんでした。
 最近は予想するのに楽しみを覚えてきたので、これもちょっと考えてみますか。6800ルーブル(約1万2900円)あたりかなと推測しています。


GiNZZU S5230

製品ページ

 GiNZZUの製品は初めて紹介しますかね。カラバリでページが分かれているという珍しいサイト構成をしています。
ginzzus5230
寸法 143.7×72×9.1mm
重量 160g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2000mAh

 GiNZZUは3万円台のミドルエンドも作っているのですが、これは極めてロースペックなものになります。

 ちなみに、ネーミングルールもはっきりしていまして、シリーズ名が最初のアルファベット、数字の最初がディスプレイサイズとなっています。例外は5.5インチモデルがS55xxになるのと、タフネスモデルがこれに当てはまらないというだけで、あとは製品名を見ればだいたい中身が分かる配慮と言えるでしょう。

 これも発表直後ということでロシアの各通販サイトには登場していません。
 ズバリ、4860ルーブル(約9300円)と見ました。いいところじゃないですか?


 改めて思うのは、情報の伝達速度ってすごいなぁということで、公式発表の翌日には世界中で知ることができるなんて、素晴らしい世の中になったと思います。
 もちろん黙っているだけでは得られないものですから精力的に調べないといけないんですけど、ある種の強迫観念のようなものも働いて、1日サイト巡りをしないだけで取り残された感も半端なく生じてしまうわけです…。

 ニーズがあるかはさておき、読者の方がいらっしゃる限り続けようとは思いますので今後ともよろしくお願いしますです。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.23)

・MAZE Alpha X
・DOOGEE BL12000 PRO
・Coolpad Cool 1

 たくさんのスマートフォンを持っていると、よく「メールとかアプリとかの通知ウザくない?」と聞かれます。えぇ、ウザいですよw。なのでメイン端末以外はすべて通知オフにしてます。特にLINEの詐欺アカは夜中の1時2時に平気で友達登録しやがるので、絶対通知なんかさせません(-_-;。


MAZE Alpha X

製品ページ

 10月の記事で一度紹介していますが、公式に上がって画像が出たので書き直すことにします。

mazealphax_

寸法 156.4×74.6×8.1mm
重量 209.9g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P25 2.5GHz*4+1.4GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素 (128GBモデルは1600万画素)
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3900mAh

 やはりリークされていたものとの違いはけっこうありましたね。一番変わったのはカメラ部でしょうか。これはストレージ容量で画素数とセンサーが異なっています。1300万画素はSONYのIMX258、1600万画素はOmniVisionのOV16880です。

 そして予想通り、ディスプレイのパネル方式はAMOLEDではなくIPSでした。パネルメーカーまで"LG"としっかり書かれています。こういうのは嬉しいです。中国でも液晶を製造しているところはたくさんありますけど、あえてそういうメーカーを採用していないよというアピールなのでしょう。

 価格は以前から上がっていましたけど改めて。

GearBest.com MAZE Alpha X 64GB (23650円)
GearBest.com MAZE Alpha X 128GB (33785円)

 64GBモデルの安さが異常ですねぇ。これ、メモリ6GBですから。
 ちなみに、16:9の先代AlphaはGearBest.comで18019円まで値下がりしてます。amazon.co.jpでは相変わらず25800円なので、「海外通販なんてイヤだぜ!!」という方も観念するしかないでしょう。


DOOGEE BL12000 PRO

製品ページ

 無印BL12000はフライング記事で紹介済みです。そちらも加筆修正しましたので併せてどうぞ。
bl12000pro
寸法 162×74.7×14mm
重量 300g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P23 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+1300万画素
フロントカメラ 1600万画素/800万画素
バッテリ 12000mAh

 一つ補足ですが、セルフィーはデュアル仕様ではなく、130°のワイドアングルが撮影可能な800万画素と、88°の撮影画角の1600万画素という2種類のレンズが搭載されているらしいです。

 しかしまぁ12000mAhのバッテリですから、この300gという重量も致し方ないですかね。250mLペットボトルと同じくらいの重さで、コンパクトデジカメのそれを遥かに凌ぐわけですから、超大容量バッテリのメリットを考えたら我慢できる!!という人向けでしょう。

 それでも評価すべきは、無印がMT6750Tなのに対し、16nmのHelio P23を採用した点にこそあります。体感でも相当バッテリ持ちが違うのではないでしょうか。買うなら絶対にこっちだと思いますよ。

 残念ながら価格はまだ明らかになっていません。無印BL12000の予価は2万4千円ほどだったのですが、SoCが違うために予想も付きませんねぇ。3万円以下ならばコスパはかなり高いと思います。


Coolpad Cool 1

 何故か公式ショップ(酷派商城)がNot Found状態になっているため参照できませんが、インドに製品ページがありますのでそちらをどうぞ。
cool1
寸法 152.5×79.2×7.7mm
重量 175g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 652 1.8GHz*4+1.2GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 32GBまで?
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 パッと見ても分かる通り、これはLeEco側の製品ですね。型番がC103とあることからも確定的です。
 大元は昨年リリースされたCool1 Dualで、ロシア版LeEcoであるLeReeではLe 3として販売されていたものと同じだと思います。寸法やらバッテリ容量やらの違いはありますけど。
 なお、MicroSDのサポートに関しては不確定情報です。親モデルに倣って「非対応」と書かれているところもありますので。

 まぁ、今でもそれなりに戦えるスペックではありますから、価格次第では手を出してもいいかもしれません。

GearBest.com Coolpad Cool 1 (17530円)

 ちなみに、インド公式では8999ルピー(約1万5500円)と書かれていますが、それはメモリ3GBの価格でして、amazon.inのメモリ4GB版は10999ルピー(約1万9000円)が正解。
 参考までに、最安はgeekbuyingの15075円だったので、どのECサイトも少し待てばこのあたりまで下がるはずです。


 実はLenovoのTab 7をはじめとしてタブレットの新製品が溜まってきているんです。毎日「明日明日…」とばかり考えていて手が付けられないでいます…。新鮮味は薄れますけど近いうちに書くはず、と言うか書く予定ではいるんですよ(__;。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.22)

・CONQUEST S11
・Aermoo M1
・Blackview BV9000 Pro

 有名メーカーの有名端末は誰だってそれなりに調べてますよね。つまり書こうと思えば誰でも記事にできるわけで、事実そんなのはネット上に溢れかえっているのですよ。しかもほとんどが分かりきっていることの羅列に終わっているというのはあまり面白くありません。
 ですから、たまに私見を交えてまとめているブログに巡り合うと嬉しくなってしまうのです。勇気が無くてお友達へのステップを踏めないでいるんですけど…。


CONQUEST S11

 メーカーについては初めて知りました。公式サイトはこちらですが、10分待ってもまったく繋がる気配が無かったので製品ページは割愛で。何が原因でこんなに重くなってるのか知りたいものです。
conquest-s11-s11-2
寸法 158.9×83×16mm
重量 350g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P20 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 7000mAh

 ということで、画像と主要なスペックはAliExpressからお借りしました。

 最近の中国メーカーはタフネススマホにしっかり盛るというのが好みのようで、これもHelioではあるものの豪華な仕様になっています。どうやら6GB/128GBモデルもあるみたいですね。本体重量は、まぁ良いんじゃないでしょうか…。

 他の製品も調べてみたのですが、このメーカーは非常に高いです。おそらく先代のS10は、MT6753でも6万円くらいするようなので、むしろAliExpressでの最安価格64020円はお買い得な部類に感じてしまうという不思議。

 タフネスモデルって使ってみないと良さが分からないんでしょうけど、自分の現状では用途が見当たらなくて食指を動かされないんですよ…。


Aermoo M1

製品ページ

 これも初出で、ロシアの新興メーカーらしいです。このM1と、下位モデルのR1が発表されています。
aermoom1
寸法 164×81×15.5mm
重量 287g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P25 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 2100万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5580mAh

 これは良いんじゃないですかねぇ。初めてリリースされるスマートフォンはメーカーの顔そのものですから、さすがに気合いが入っている感じがします。

 ロシアならタフネスモデルのニーズも高いでしょうし、人気が出そうですよ。価格がドル表記ということはグローバル化も視野に入れているのかもしれません。

 メーカー希望小売価格は379.99ドル(約4万2800円)。極めて妥当なところだと思います。
 メインカメラがデュアルのR1はその他のスペックが弱く、249.99ドル(約2万8100円)だと少しコスパが悪く感じてしまいますので、どうせ買うならこちらのM1でしょう。


Blackview BV9000 Pro

プレスリリース

 先日まで公式サイトの"New Product"が真っ白になっていて、復活したと思ったらそれまでラインナップにあった数機種が消されてしまっていました…。面白そうなのが2台くらいあったのに、ポシャったんですかねぇ(;´Д`)。
 そんな中でこのBV9000 Proはリリースまで漕ぎ着けたようですので紹介します。公式動画も併せてどうぞ。
bv9000pro
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1
CPU MediaTek Helio P25 2.6GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4180mAh

 このカテゴリでは世界初の18:9ディスプレイだそうです。そう言われると今まで無かったかもしれません。
 実は3月には既に話に出ていて、8月の時点では「9月ローンチ」となっていました。2ヶ月遅れたの理由はこのディスプレイ部の開発にあったということでしょうか。少なくとも9月くらいまでは18:9なんてリークはありませんでしたので。

 ただ、バッテリが上の2つに比べると少ないのが気になりますね。P25で4180mAhだと、普通よりちょっと良いくらいでしょう。ましてや5.7インチというサイズを考えると、HD+でも5000mAhは欲しかったところです。

 正確な価格情報は出てきてませんが、以前から予約を受け付けていたECサイトでは199.99ドル(約2万2500円)というのがありました。ただし、書かれているスペックは数か月前にリークされた間違ったものであり、実物がその値段で買えるのかは甚だ疑問です。また、フランスのサイトだと214.99ユーロ(約2万8400円)というところも見つけました。このくらいが相場かもしれないですね。


 今日は珍しく全部タフネスモデルでした。最近のブームですからこんな日もあるでしょう。

 さて、23日は勤労感謝の日ですが、アメリカでもサンクスギビングデーという祝日なのはご存じのことかと思います。起源である新嘗祭と感謝祭が同じ日というのは単なる偶然で、サンクスギビングデーは11月の第4木曜日と決められているだけです。その翌日の金曜がブラックフライデーであり、年末商戦の幕開けが告げられるわけですね。

 という感じで世界の祝祭日を調べていたら、インドネシアで「有給休暇一斉取得奨励日」というのがあるのを見つけました。国を挙げて「休め」と推奨するなんて、社畜大国の日本では考えられないことです(^-^;。我が国でも一部の企業では設けているみたいですが、まだまだ浸透はしてないですねぇ…。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.21)

・BLU LIFE ONE X3
・Kenxinda X9
・Karbonn A1 INDIAN
・Optus X Spirit

 インドでもvivo V7がローンチ(音が鳴ります)されました。予想がビンゴで18990ルピー(約3万2700円)でしたよ。

 さて、今日は週明けということで新製品が少ないです。ブラックフライデーを控えて何かしらの動きがあるかと思ったんですが、こちらは見込み違いでした。というわけですべてローエンドです(__;。


BLU LIFE ONE X3

製品ページ

 BLUのLIFEシリーズも派生モデルを含めればけっこうな数です。日本の代理店は一切の動きが無くなりましたけど。
blulifeonex3
寸法 154×75.3×8.9mm
重量 182g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6753 1.3GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 5000mAh

 先代LIFE ONE X2はスナドラ430でした。MT6753になった(戻った)のは価格のためと考えられなくもないです。
 なお、LIFE ONEはこれを含め、今までリリースされた4台すべてがフルHDですね。今回大きく変わったのはバッテリ容量で、28nmオクタコアSoCならばこれでも多過ぎるということはないものの、評価に値する部分でしょう。また、セルフィーも最近のBLUの傾向通りに盛ってあります。

 肝心の価格ですけど、いつも通り"BUY"ボタンは生きておらず、明記しているところもありません。
 X2が現在も199.99ドル(約2万2400円)ということを考えると、これより高ければ売れないはずですから、おそらく30ドル程度は下回るのではないでしょうか。169.99ドル(約1万9100円)以下だとそれなりにコスパも良く映ります。


Kenxinda X9

製品ページ

 各所でスペックがバラバラなんですけど、一応公式を信じてみます。
kenxindax9
寸法 154×75.7×10.4mm
重量 207g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 3800mAh

 まずGearBest.comの価格とスペック表をご覧いただきましょうか。

GearBest.com Xen Xin Da X9 (12388円)

 SoCはSpreadtrum SC9832、解像度は854*480、カメラが800万/500万画素、そしてバッテリが5000mAhとなっており、これを参照しているスペックサイトも非常に多いのですが、公式とはかなり異なってしまっています。
 というわけで、DroidChartさんで書かれているものをだいたいお借りしました。

 変えたのは、公式にある"Quad Core-1.5GHz"を信じてMT6737Tにした部分と、"5.5-inch high-definition"を言葉通りに受け止めて解像度を記した部分です。5.5インチの854*480はヤバイでしょ。DPIが178ですよ…。

 とまぁ、あれこれ書きましたけど、こんなローエンドにこだわりを持つほうが間違っている気もします(^-^;。


 Karbonn A1 INDIAN

製品ページ

 KarbonnのINDIANシリーズはミニマムスマートフォンのカテゴリです。日本人が今も抱いている、口に手を当てて「アワワワワワワ」と雄叫びを上げるイメージとは違いますね…って古いですかそうですか。
a1indian
寸法 124×62.2×10.1mm
重量 116g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.1GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 4.0インチ
解像度 800*480
メインカメラ 320万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 1500mAh

 4インチですから、ポケットにすっぽり収まるのが条件という人には持って来いですね。寸法はiPhone 5sとほぼ一緒であり、日本では久しく発売されていないサイズです。

 ちなみにアスペクト比は今や死滅状態の5:3。YouTubeのワイド動画を見ても、左右ではなく上下に黒帯が入ってしまいますよ。まぁ、それが嫌だからと購入を躊躇する層はいないでしょうけど。

 ローンチから割と日が経っているので、amazon.inFlipkartsnapdealで大幅値引きされています。最安はamazon.inのミッドナイトブルーで3118ルピー(約5400円)。こんな値段で4Gスマートフォンが買えてしまうなんて、恐るべしインディアですね…。


Optus X Spirit

製品ページ

 親会社はシンガポールのSingTelというところで、オーストラリアの3大キャリアの一つであるOPTUSのオリジナル商品です。
optusxspirit
寸法 140.7×71.8×9.95mm
重量 125g
OS Android 6.0
CPU 不明 1.1GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2050mAh

 オーストラリアでは、ボーダフォン、テルストラ、そしてこのオプタスも、2年契約だと日本と同じように高いそうです。しかしこの3社はいずれもお得なプリペイドサービスを提供しており、そこが特徴と言えばそうなるでしょう。このX Spiritもプリペイド向け端末です。

 SoCは不明ですが、スナドラ210かMT6737Mだと思います。どっちにしてもプリペイドとして最低限の性能になりますか。とにかく安く使いたい人向けですね。

 価格は99オーストラリアドル(約8400円)。初期費用を抑えるためにはアリの選択肢だと思いますよ。
 上のKarbonnの端末を見てしまうと割高感が出てしまいますね。インドの価格は常に世界最安レベルにあるので、あくまでグローバルだとこれくらいが平均です。

 これまでアメリカ以外のキャリアはほとんど触れてきませんでしたけど、たまには他の国の事情も調べてみようかなと思って取り上げてみました。


 ご存じの通り、日本人は世界中で活躍しています。んで、その国々での通信事情なんかを記事にまとめてくれていたりするんですよ。探すとなかなか面白く、まさに「『所変われば品変わる』だなぁ」という感じです。

 こういうのこそ、キュレーションサイトで一括りにしてくれたらいいのにと思いますね。世界に目を向けると新たな発見が次々出てくると思うんです。

電脳ニュース海外版(2017.11.20)

・HUAWEI nova 3の実機画像がリーク
・DOOGEE MIX 3はフレキシブルOLEDになる?
・LG V40のコンセプトデザイン
・360 フルスクリーンのN6 Proを11月21日に発表予定
・Gionee M7 Plusは11月26日発表予定

 検索ワードの追跡ができなくなってしまったので、結局先週のアクセス数増加が何によるものだったのか特定できないままです。トピが異様な参照数になっていたのでその中のどれかだとは思うんですけど…。
 だから1記事につき1つの内容じゃなきゃダメなんですね分かりますorz


HUAWEI nova 3の実機画像がリーク

 10月末頃から現実味を帯びてリークされ続けているnova 3ですが、レンダーではなくハンズオン画像が出てきましたので紹介します。

01ba74f006e740ff8e09c460406dbfe7-666x336

 Honor V10が前倒しの11月末発表予定となったことから、HUAWEIの年内最後のリリースがこのnova 3だと思われます。

 やはりディスプレイは18:9で6インチ弱、解像度はFHD+で、メモリ3GB/4GB、ストレージ32GB/64GBのミドルレンジというコンセプトに変更はありません。ただ、メインカメラは1600万+2000万画素と、ハイエンドと言っても良いくらいの仕様になるはずです。
 SoCはKirin 670で、これは12nmのオクタコア。性能的にはスナドラ625やHelio P25を凌駕する可能性もあり、電力効率も含めて公式アナウンスが待たれるところです。

 価格は2999元(約5万700円)以下と見られており、脱ローエンドを図るHUAWEIらしい設定と言えるでしょう。
 肝心のマーケットはまったく明かされていませんが、初代の取り扱いがある日本の名前が挙がっても不思議ではなく、ちょっとだけ期待してもバチは当たらないと思います。


DOOGEE MIX 3はフレキシブルOLEDになる?

 先日も少しだけ書いたのですが、DOOGEEがフレキシブルOLEDを使ったスマートフォンを開発しているという噂の続報です。
 どうやら実用化すればMIX 3として発売されるのではないかとのことで、けっこう衝撃的な動画がYouTubeにアップされていました。



 Samsung、LG、Lenovo、Xiaomi、そしてElephoneと、フレキシブルOLEDを採用した端末をリリース予定であることは以前から触れられている通りですが、このように実物の動画が出てくるとつい見入ってしまいますね。他メーカーも追随してきていよいよ2018年は一つのムーブメントになりそうです。

 フレキシブルOLEDの利点を活かすなら、形状としてはフォルダブルスマートフォンが最適なのは言うまでもありません。折りたためることでモビリティが上がり、広げられることで大画面でのコンピューティングが実現できます。
 あとは周りの部分が折り曲げに対応できるかどうかによって、真のフレキシブルへと近づくはずですから、今後の技術展開にも注目していきたいと感じたニュースでした。


LG V40のコンセプトデザイン

 TECHCONFIGRATIONSというところが公開しています。YouTubeの動画も併せてご覧ください。

lg v40 techconfigurations2

 画面占有率は85%以上だそうです。パッと見の感覚的には、「これで85%って少なく見積もり過ぎじゃない?」と思ってしまいますが、実際に計算すると意外に低いんですよね。iPhone Xでも82%という話ですし。

 6.3インチディスプレイでアスペクト比は18.5:9、解像度は2K。6GB/128GB以上、カメラも両面デュアルは確実でしょう。もちろんワイヤレス充電にも対応するはずです。

 日本ではV30がキャリアモデルとしての取り扱いになっているため、後継のV40も同様だと推測できます。様々なアイディアを盛り込んでくるLGのことですから、単なる筐体の売りだけに留まらず、ソフトウェア面の進化も見せてくれるのではないでしょうか。


360 フルスクリーンのN6 Proを11月21日に発表予定

 ちょいと調べてみました。
 親会社は深センのQiKUで、創業は2年前。主にソフトウェア開発をしているQihoo 360による360 OSを載せたものが自社ブランドの360 mobilesだそうです。Coolpadとの合弁会社になっていまして、Coolpadブランドのスマートフォンに360 OSが載るのもそんな理由でした。

 N6 Proの話はCEO自らがWeiboで語っていることなのでソースは確かです。

360-N6-Pro-1

 360としては半年ぶりの端末ということになるでしょうか。
 詳細は不明ですが、フルスクリーンとだけ書かれています。ならば18:9ですかね。N5sがスナドラ653でしたから、今回もQualcomm製SoCという可能性はあると思います。

 関連した噂では、この端末はメモリ8GBで世界最安レベルの値札が付けられると言われており、驚くべきことに1699元(約2万8700円)なんだそうです。SD630はもちろん、625でも買いの価格ですね。

 実はこれ、17日に中国の各ニュースサイトが大きく報じていまして、書きたくてウズウズしてたんですよ(^-^;。気付いたらローンチがすぐそこに迫っていました。


Gionee M7 Plusは11月26日発表予定

 気になるのはGFXBenchのリザルトでして、目を凝らしてよくご覧いただきたいのです。

gionee-m7plus-14-1

gfxbenchm7plus

 「7.5インチディスプレイ」って本当ですかいΣ(´д`;)? もうそれはタブレットじゃないですか。
 ほとんどのスペックサイトでは「6.43インチ」と書かれているので、たぶんGFXBenchの結果が違ってるんでしょう…。

 そうでなくとも、18:9のFHD+、スナドラ660、メモリ6GB、ストレージ64GBと、"Plus"の名に恥じない仕様になってますので、これは期待できるファブだと思いますよ。

 もちろんGioneeなので事前に価格がリークされることは無く、予想を書いているところも見つけられませんでした。
 ということで私が予想します。う~ん、3499元(約5万9200円)くらいですかねぇ。


 最近は国内のスマートフォン関連のニュースに一切目を通さなくなってしまった自分がいます。何と言うか、ワクワクしなくなったんですよねぇ…。


ブログランキングに参加しています。よろしければポチッとお願いしますm(__)m

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.19)

・ASUS ZenFone V Live
・OUKITEL K5
・ZTE BLADE A330

 事ある毎に書いているSpreadtrum社製SoCですが、インドでは20%の成長率を見込んでいるというニュースを目にしました。今年の新製品はもちろんのこと、これで来年以降の開発にも力が入ることでしょう。今後も楽しみです。

 だからというわけではありませんが、今日の新製品は軒並みローエンドです…。


ASUS ZenFone V Live

製品ページ(Verizon)

 アメリカのキャリアverizon向けの端末になります。"V"はもちろんverizonを意味しているはずで、今までもZenFone Vがリリースされてますね。
zenfonevlive
寸法 144.78×71.63×8.1mm
重量 130.97g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで?
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 日本でもZenFone Liveという製品がリリースされていますが、SoCをはじめとして各仕様が違っていることから、焼き直しモデルではなくて新製品と考えて良いのではないでしょうか。相変わらずどこがどう"Live"なのか不明ですけど。

 まぁ、筐体も2年くらい前の野暮ったさを感じさせますし、間違ってもスマートとは呼べません。キャリアの端末じゃなかったら見ただけでスルーのパターンだと思います。
 取り立てて秀でたスペックを持っているわけでもありませんし、168ドル(約1万8800円)という価格が魅力かもイマイチ分からないです。
 と言うか、ASUSじゃなかったらこの程度の製品は100ドル前後でしょう。


OUKITEL K5

 FB公式アカウントで予告されました。公式サイトにはまだ登場していませんが、発売は今月下旬か来月上旬とのことです。

oukitelk5

寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 名称からしても分かる通り、先月初めに発表されたK5000に近い感じですね。筐体の作りもけっこう似ているような気がします。
 こちらは廉価版という位置付けのようです。SoC、メモリ、ストレージが大幅に落とされていますが、メインカメラだけはデュアルになっているため、それなりに魅力はありそう。価格次第では面白そうな1台だと思いますよ。

 しかしまぁ、FBで明かされただけですので当然価格も出てきていません。
 ただ、上のK5000およびK3が160~170ドル(約1万7900円~1万9100円)程度ということで、これよりも30ドル以上は下がるのではないでしょうか。130ドル(約1万4600円)以上にはならないはずです。


ZTE BLADE A330

製品ページ

 ロシアでのローンチらしいです。
42d1c76cca48fe9712936a0b4402dd07
寸法 145×72×9.9mm
重量 不明
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 210 1.1GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4000mAh

 中身自体は最近のZTEのローエンドでよく見るスナドラ210のパターンですけど、アメリカのキャリア向けモデルとの最大の違いはバッテリ容量です。この解像度で4000mAhは相当に余裕があるでしょう。ただ、パネル方式がTNとあるので、視認性に関しては満足できないかもしれません。

 似たようなスペックのFanfare 3も発表になっていますが、そっちは従来通りの2000mAhプラスアルファですから、これだけが極めて異質なんです。たまにZTEはこういう飛び道具を持ってきますよね。

 まだどこの通販サイトにも登場していないため、価格は不明。スペック的にはいくら高くても5500ルーブル(約1万400円)あたりになるでしょうか。


 エントリーモデルのカテゴリだと、リストアップした新製品がまだまだたくさんあるんですけど、どれも似たり寄ったりなので割愛させていただきますよ。

 ただ、一つだけ言えるのが、インドや中国の価格に世界中が右ならえしつつあるということです。
 ローエンドが1万円切りというのはもはや当たり前の時代になってきました。依然として2万3万も貪りとる国もあるようですけどね。何処とは書きませんが。

【新製品】国内タブレット(2017.11.19)

・ONKYO TW08A-87Z8

 最近は完全オリジナルの国内タブレットがやたら少なくなりましたねぇ。これも果たしてメイドインジャパンなのでしょうか。


ONKYO TW08A-87Z8

製品ページ

 法人向けオンリーじゃないんですからもう少し型番に独創性を込めても良いと思うんですけど、まぁいいか…。
onkyotw08a
寸法 215.2×128.4×8.7mm
重量 380g
OS Windows 10 Home
CPU intel Atom x5-Z8350 1.44GHz*4(TB1.92GHz)
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで?
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4500mAh

 よくある8インチWinタブです。どうしてもタブレットはWindowsじゃなきゃダメだという人は選択肢の一つにはなるでしょう。
 しかし、x5-Z8350だと4500mAhあっても決して多くはないというのは実証済みですから、いかにロングサイクルテストに合格した物を使おうがここは別に拍手を送る部分でもありません。intel製のSoCを使うなら、8インチでもせめて6000mAhは盛ってほしかったですよ。

 さて、価格は税込み27864円だそうです。ほぅ…。

 今ですねぇ、中華パッドはですぇ、デュアルブートのx5-Z8350が1万円前後で買えるんですよぉ。冒頭で書いた文章がここに繋がっているわけです。
 日本メーカーじゃなきゃダメだという方、ちょっとだけでも頭を柔らかくすると、1万円以上もお得な買い物ができることに気付けますよ。


 海外製の物、特に中国製だと異様なまでに叩くサイトが多いです。そんなところに限って、国内メーカーの製品になると手のひらを返したように提灯記事を書くんですね。

 これも各所で一切の突っ込みも無く紹介されている現状には、憤りを通り越して嘆息するのみですわ…。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.18)

・OnePlus 5T
・BLU R2 Plus
・TECNO SPARK Pro
・DIGMA VOX E502 4G

 今年も残り1ヶ月半を切り、いよいよ年末商戦が目前に迫ってきました。中国系の各ECサイトが一番安くなるのは年末年始の期間ですから、まだまだ先なんですけどね。


OnePlus 5T

製品ページ

 招待制を廃止して以降、極めて知名度の増したOnePlusですが、実質的には年2台ずつしかリリースしておらず、普通に考えればこの次は来年のOnePlus 6ということになるでしょう。
oneplus5t
寸法 156.1×75×7.3mm
重量 162g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 835 2.45GHz*4+1.9GHz*4
メモリ 6GB , 8GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.01インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+2000万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3300mAh

 販売される国は、北アメリカ、ヨーロッパ、インド、そして中国などです。日本でも人気のメーカーですから、amazon.co.jpにも並行輸入品が近いうちに登場することでしょう。

 OnePlus 5との最大の違いはディスプレイのアスペクト比が18:9になったことで、画面占有率が73%から80.5%にアップしています。
 また、2000万画素のレンズも先代のf/2.6からf/1.7に向上しました。センサーは同じく3つすべてがSONY製です。
 あとは意外に嬉しいのが純正のケースが付属した点ですかね。元々スクリーンプロテクターは付いてますから、追加の出費が要らないのはGJです。

 では各国の予価を見てみますか。6GB/64GB、8GB/128GBの順です。

アメリカ 499ドル(約5万6200円) 599ドル(約6万7500円)
カナダ 659カナダドル(約5万8200円) 729カナダドル(約6万4400円)
ヨーロッパ 499ユーロ(約6万6300円) 599ユーロ(約7万9500円)
イギリス 449ポンド(約6万6700円) 499ポンド(約7万4200円)
インド 32999ルピー(約5万7100円) 37999ルピー(約6万5800円)

 バラバラですね。中国がたぶん最安だと思うんですけど、価格は見つけられませんでした。単純比較だと、6GB/64GBはインドが、8GB/128GBはカナダがお買い得になっています。
 ちなみに、既に取り扱いのあるgeekbuyingでは、475.99ドル(約5万3600円→日本円表記55327円)、528.99ドル(約5万9600円→日本円表記61488円)で、ズバリこれは買いの値段ですね。

 3と3Tのときも思いましたが、5を持ってるからと言って簡単にスルーできないのがこの後継5Tでしょう。上手い製品作りだと思います。


BLU R2 Plus

製品ページ

 親モデルのR2が7月にリリースされているので、けっこう間隔が開きました。
blur2plus
寸法 155.3×77×9.2mm
重量 167g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6753 1.3GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 5.2インチから5.5インチへと大型化し、さらに解像度もHDからFHDになったのは評価すべき部分です。
 カメラ部は共通で、両面ともLEDフラッシュ付きのf/2.0ですから、特にセルフィー向きと位置付けて良いかもしれません。

 残念ながらバッテリが足りないので、ここはもう少しがんばってほしかったところですが、総じて満足のいく仕上がりになっているのではないでしょうか。

 価格はまだ分かっていません。R1 Plusが160ドル(約1万8000円)だったので似たような感じになるとは思いますが、かなりスペックが違うので比較しても意味は無いと思います。


TECNO SPARK Pro

製品ページ

 かなりビビッドな赤ですね。イタリアンレッドかと思ったらメタリックレッドというカラバリ名でした。
tecnosparkpro
寸法 153×76.4×7.9mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 1GB , 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 シリーズとしては、SPARK、そしてSPARK Plusと来てのProになります。
 躍進中のメーカーということでけっこうな数を取り上げてきましたが、これらはまだ紹介してなかったので併せてご覧いただければ。特にPlusは6インチで1万2000円ちょっとでして、相当人気のモデルだそうです。

 さて、この3つはPlusのディスプレイサイズ以外でほとんど差異が無いわけですけど、あえて言うならProはセルフィー特化ということになるでしょうか。他の2つが500万画素に対してこれだけが800万画素ですからね。
 実際、この違いは以前も軽く検証した通りで、見た目でも割とはっきり分かるくらいなのです。F値が書いてないので断言はできませんけど、セルフィーで選ぶならこのProグレードというのは間違っていないと思いますよ。

 価格はまだ明かされていません。JUMIAケニアあたりだと10999ケニアシリング(約1万1900円)程度ではないかと推測します。インドメーカーならではの大盤振る舞いでしょう。


DIGMA VOX E502 4G

製品ページ

 同時にVOX S513も発表になっています。こちらを取り上げた理由は、スペックを眺めればお分かりいただけるかと…。
digmavoxe502
寸法 144×72×9.3mm
重量 156g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9850 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2400mAh

 はい、先日も書いたSC9850が搭載された初の端末ですね。また、DIGMAではこれまた初のデュアルカメラモデルだと思います。バッテリが少ないのもご愛嬌でしょう。

 「うぉー!!これは値段が知りたい!!」と思ってロシアの通販サイトを漁ってみたのですけど、まだ登場しているはずもなく、これまでのものから類推するしかない状況でした…。

 まぁ、28nmのA7で、しかもSpreadtrumですから、いかにデュアルカメラだろうと値が張るということは考えにくいですね。
 そもそもDIGMAのスマートフォンはいくら高くても6000ルーブル程度。Spreadtrumで探すと、同程度のCITI MOTIONが5470ルーブルですから、これを超えることはないでしょう。
 という感じで、ズバリ5380ルーブル(約1万200円)と予想しました。合っていたら誰か褒めてくださいw。


 ロシアでXiaomiの公式ショップがオープンしたそうです。大盛況ぶりがgizchinaの記事で紹介されていますのでぜひご覧ください。
 着々と世界中に販売拠点を広げつつあるXiaomi。日本にお目見えするのはいつの日になるんでしょうかねぇ…。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.17)

・vivo V7
・MEIIGOO NOTE 8
・Rugtel TRACK RT8
・Panasonic P91

 DOOGEEもフレキシブルAMOLEDを使用した端末をリリース予定であると、リーカーのEvan Blassさんがツイートしています。これはなかなか興味深いですねぇ。


vivo V7

製品ページ

 まずはインドネシアでのローンチとなります。
 インドでは20日に発表予定で、現在はvivoインディアからFlipkartに飛んだ先が予告ページとなっているようです。

vivov7

寸法 149.3×72.8×7.9mm
重量 139g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 3000mAh

 9月に発表のあったV7+から一回り小さくなったのがこの無印モデルです。ストレージが半分になり、バッテリも若干減っていますが、カメラ部は据え置きですからここだけは譲れなかった部分なのでしょう。

 しかしまぁ、スナドラ450搭載端末は他のメーカーからなかなか出てこないですねぇ。V7+のAntutuリザルトは約6万といったところで、ローエンドSoCがミドルレンジに迫った素晴らしいものだと思うんですけど。

 価格は3799000ルピア(約31800円)と、やはりV7+以上にお得に感じますね。
 ちなみにインドでは現在V7+が21990ルピー(約3万8100円)となっており、V7は20000ルピーを切ってくるはずと推測されているようです。
 その他、調べた中で明記されていたのはフィリピンのサイトで、14990ペソ(約3万3400円)でした。
 これらを当てはめてインドの価格を想像すると、17990ルピー(約3万1200円)から19990ルピー(約3万4600円)の間あたりですかね。
 来週の月曜には値札もバンと出るでしょう。楽しみに待ちたいと思います。


MEIIGOO NOTE 8

 まだ公式ではありません。まもなく上がると思われます。
meiigoonote8
寸法 159.3×75.8×8.3mm
重量 188g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3300mAh

 9月に発表されたS8の進化系でしょうか。名称の付け方は訴えられてもおかしくないものですけど、特にスタイラスペンへの対応を謳っているわけでもないからいいのかな…。

 SoCは同じで、ディスプレイサイズは逆に小さくなっていますが、FHD+になっている部分が良いですね。そのぶんカメラ部が少しだけ抑えられています。
 特に背面デザインは別物になっており、2つのレンズが縦並びから横並びになりました。同時に、指紋センサーの位置も届きにくいところに移動してしまいましたね。

 日本なら軽く4万円くらいはしてもおかしくない製品ですけど、予約価格はこんな感じです。

GearBest.com MEIIGOO NOTE 8 (25927円)

 今回も残念ながらS8同様Band 19はスルーされた模様です。それでも1,3,8は対応しているので電波をつかめなくて困るということもないでしょう。
 中国メーカーの18:9はHD+が多い中で、FHD+にしてこの価格を実現できたことに意味があると思いますよ。


Rugtel TRACK RT8

 公式サイトのカルーセルパネルに名前は出ているものの、リンクは貼られておらず、プロダクトページも存在しません。カミングスーンは他の端末になっていますが、スペックが参照できないので、先にこちらを書いてみます。
rugteltrackrt8
寸法 156×80×11.6mm
重量 210g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750V 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 Rugtelは広東省深センにあるメーカーらしく、私も初めて知りました。2013年創業とのことですが、R&Dに注力していたらしく、スマートフォンの製造もそこまで多くはないですね。

 タフネススマホとしてはミドルレンジを地で行くスタイルだと思います。それなりに使えて価格も相応といったところですか。
 このディスプレイサイズと解像度ならば、4000mAhのバッテリが少な過ぎるということもないでしょう。

GearBest.com Rugtel TRACK RT8 (21992円)

 欲を言えばこの価格ならもうツースペックくらい上を望みたいところですが、付加価値を見るならちょうど良いと言えなくもありません。何より、CATの端末がバカみたいな値段で売られている我が国ならば、どんな端末だってお買い得になってしまうのですが…。

 相対的な話をすると、GearBest.comはドル表示と円表示の差が限りなく小さいという数少ないECサイトですよ。ひどいところだと「手数料を払ってでもドルで買った方が安い」ってなところもありますし。そんな意味でも良心的ですね。


Panasonic P91

 ローンチ済みですが公式にはまだ上がっていません。いつものローエンドです。
1116201713732PM_635_panasonic_p91
寸法 144.7×72.4×10.1mm
重量 161g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.1GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 特記するところのないごくごく普通のエントリーモデルですか。無理矢理見つけるならストレージが16GBというところになるかもしれませんけど、この価格帯だと取り立てて珍しいわけでもありませんし…。
 こういうのを、さも魅力があるように書くWebデザイナーは大変なんでしょうねぇ(^-^;。

 価格は6490ルピー(約1万1200円)。あくまでPanasonicとすれば安いですが、飛びつくほどのものじゃないですよ。
 インド市場は商売になるから次から次へとリリースラッシュが続いてるんでしょう。日本のシニア向けとしてもたぶんけっこう売れますよ~とだけ愚痴っぽく書いておきます。


 OnePlus 5Tの発表会はうちのブログの更新時刻だと間に合いませんでした。明日お届けする予定です。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.16)

・Gionee S11
・Karbonn Titanium Vista
・LeTV X6500

 apple A11Xは順調にコア数を増やし、ついにオクタコアになる見込みとのことです。不確定情報ではあるものの、次期A12と同じ7nmプロセスで製造されると言われており、2018年の新型iPadに搭載されるそうですよ。


Gionee S11

 タイのFB公式でCM動画が貼られ、発売が近いことを匂わせていたので前もってまとめておきます。実際のローンチは26日だそうですから、かなり前倒しになりますが。
gionee_s11-3071 (1)
寸法 155.8×72.6×6.95mm
重量 178g
OS Android 7.1
CPU MediaTek Helio P20 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素
フロントカメラ 1600万画素+800万画素
バッテリ 3600mAh

 イメージ画像はつい先日リークされまして、ブルー、ゴールド、ピンクのカラバリがあることが分かりました。前面に押し出しているのがカメラ部でもあり、若者向けのパステル調が選択されたのだと思います。

 確かにクアッドカメラは目を引きますが、それ以外のスペックもミドルエンドらしい仕上がりになっていますね。広告ではメモリ4GBの存在が触れられていませんが、GFXBench登場時にはあったはずなので、S10のときのようなバリエーションで出てくるのではないでしょうか。

 価格に敏感なインドのサイトでは29990ルピー(約5万1800円)と記されています。妥当なところだとは思いますけど、一方ケニアのサイトだと30000ケニアシリング(約3万2700円)前後とされているんですよ。カメラを考えれば前者、SoCを見れば後者という感じですかね。


Karbonn Titanium Vista

製品ページ

 今となってはコンセプトが斬新過ぎると思います。割と感動しました。
titaniumvista
寸法 145.14×71.64×8.1mm
重量 131g
OS Android 6.0
CPU MediaTek 不明 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 320万画素
バッテリ 2300mAh

 SoCはsnapdealに"MediaTek"とあったので書きましたが、実際のところは分かりません。64bitの記載が無いのが引っかかるので、それ以外の可能性もあると思います。

 さて、ごくごくローエンドのスペックでありながら、ディスプレイの解像度だけが異彩を放っています。数年前のキャリアモデルではよく見かけたパターンですけど、インドでこれはものすごく珍しいですね。
 「性能は求めないけど画面だけはこだわりたい」というユーザーにはとんでもなく最善な選択肢だと思います。

 そしてこの価格ですよ。snapdealでは3590ルピー(約6200円)という値札が付けられており、いくら40%引きとは言え、破格にも程があるってもんでしょう。これが発売後1年経った在庫処理モデルだったりするなら分かりますけど、発売直後ですからね…。
 インドに住んでたら間違いなくポチってます。SoftBankはこういうのの購入代行もしてくれたらいいのに…。


LeTV X6500

 製品名と言うか、このメーカー名はどういうことなんでしょう。いよいよLeEcoが終焉を迎えたことを意味するのでしょうか(T_T)。同じ深センのGearBest.comがそう表記すると、「裏事情を考慮しました」的な勘ぐりを入れてしまうじゃありませんか。
 ってか、マジでもうLeEcoはおしまいでしょうねぇ…(;´Д`)。
letvx6500
寸法 152.4×75.1×7.5mm
重量 168g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio X27 2.6GHz*2+2.0GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 中身は4月リリースのLeEco  Le Pro 3 AIですね。唯一の違いがMicroSDに対応したという部分でして、これまでのLeEco製品の大部分が非対応だったことを考えるとけっこうな進化です。

 肝心のAI関連がどうなっているかまでは分かりませんけど、スペック的には今でも十ニ分に使えるものであり、お買い得感は異常なまでに高いです。

GeatBest.com Letv X6500 (20862円)

 間違いなくHelio X27搭載端末の世界最安ですね。今買わないと今後手に入らないパターンかもしれません。
 ちょうど経営難が浮上した昨年暮れ、注文した後に「在庫が無くなったし入荷予定も一切無いよ」と言われ、泣く泣く断念した私が言うんですから説得力があるでしょ(^-^;。


 長いこと国内・海外の事情に触れてきましたが、盛者必衰の理ってあるんだなぁと常々思わされます。
 経営者や首脳陣の慢心が招いたものなら鼻で笑うこともできますが、そうでない場合はどうしようもなく切ないですよね。
 ましてや購入した経験のあるメーカーなら尚の事。最後の手段「合併吸収」を発動するときではないでしょうか。

【新製品】海外タブレット(2017.11.16)

・Motorola Moto Tab

 使い勝手の良い、ある意味「普通」のタブレットって最近無かったように思います。これはヒットの予感が。


Motorola Moto Tab

公式ブログ
製品ページ(AT&T) ※まだ開いていません

 モトローラのタブは超久しぶりではないでしょうか。少なくともLenovoになってからは初めてですよね。XOOM以来なはずです。
10a_HOME_ASSIST_Tab4_Telco_ATT_10inch_Hero_Front_forward_facing
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 7000mAh

 発表は13日でしたが、発売開始は17日金曜からだそうです。価格は一括299.99ドル(約3万3800円)、分割でも月15ドル(1691円)の20回払いとなっています。

 機能等についてはAT&Tの動画が参考になると思いますので貼っておきましょうか。



 AT&Tの各サービスと連携しているのはもちろんですが、Motorolaだけに今後発売されるというオプションも魅力。
 例えば画像にも挙げた「ホームアシスタントパック」なるものは、言わばGoogle Homeのようなものでしょう。Motorola製スマートフォンでも使えるとなお嬉しいですね。
 それと、「プロダクティヴィティパック」は純正のケースとキーボード。ThinkPadのキーボードとタッチパッドを使えるのはLenovo傘下の恩恵です。

 日本のキャリアで扱っても十分いけそうじゃないですか?


 こういった方向性であれば、「タブレットはもう売れないから」とお嘆きのメーカー諸氏もまだまだ開発の余地はあると思います。
 多くの難民を抱えるNEXUS 7ユーザーへの後釜提案として作ってみたらいいような気がしますよ。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.15)

・T-Mobile REVVL Plus
・LEAGOO T5C
・Philips S318
・INTEX Aqua Jewel 2

 年末にかけては、各社のオリジナルUIのアップデートやら、Androidのバージョンアップやらが配信されることが多いのですけど、うちのはNEXUS 6P以外はまったく入ってこないですねぇ…。あ、iPhoneだけはこまめに来てますか。iOS 11は非対応のサイトやらアプリやらがあるのでまだ導入してませんけど。


T-Mobile REVVL Plus

製品ページ

 3ヶ月前にリリースされたT-MobileオリジナルモデルREVVLの上級グレードになります。おそらく製造はTCLから変わっていないはずです。
revvlplus
寸法 164.85×82.3×8.64mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3380mAh

 元モデルから据え置きなのはメモリ容量くらいで、あとは大幅にスペックアップしてますね。
 特に、6インチフルHDになったディスプレイは魅力たっぷりです。メインカメラも流行りのデュアル構成ですし、キャリアの端末としては文句を付ける要素が見当たらないと思います。
 ちなみに、いつもは6インチでこのくらいのバッテリならば「少ない」と叩き斬っているところですけど、そこは14nmのスナドラ625ですから、実際は余裕だと思います。

 価格は、通常購入が頭金8ドル+8ドル×24ヶ月払いで計200ドル(約2万2700円)、ジャンプオンデマンドという名の18ヶ月間リースだと月々9ドルで計162ドル(約1万8400円)だそうです。
 6インチファブがこの値段ならばお買い得感は至極高いのではないでしょうか。


LEAGOO T5C

予告ページ

 派生モデルとしては、ロンドンのフットボールチームであるトッテナムホットスパーとコラボしたT5 THFCの続編という感じでしょうか。そちらがMT6750Tで所謂「ガワだけ取り替えましたバージョン」だったのに対し、これはSoCが違うという点で大きな話題となっているようです。

0-1-2-1024x635

寸法 153.3?×76.1?×7.9mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9853i 1.8GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 1300万画素?
バッテリ 3000mAh

 寸法と重量以外で記載が無いのはセルフィーの画素数でして、これまでのT5と共通なら1300万画素だろうということで疑問符付きにしておきました。

 それより何より、SpreadtrumのSC9853i搭載端末が初お目見えということですよ。
 今年2月のMWCでもなんとなく触れられてはいたものの、公開は8月でした。日本ではSpreadtrum自体が馴染みが薄いものですからニュースにもなりませんでしたが、同社はメインストリームとしています。
 プロダクトページはまだありません。プレスリリースはこちらからどうぞ。

 最大の特徴はモバイル用SoCメーカー各社が見切りをつけたintel製のコアを使っている点ですね。14nmのAirmontによるオクタコアであり、最大周波数は1.8GHz。GPUはPowerVR GT7200です。
 省電力性がどの程度なのかは分かりませんけど、性能自体はお墨付きですから、バランスが良ければ使い物にはなるはずです。もちろんサポートするカメラの画素数も上がっているだけでなく、18:9のFHD+にも対応ということで、今後は搭載端末が増える可能性があります。
 そして何と言ってもSpreadtrum社製品なわけで、原価の安さはかなりのものではないかと思うのです。

 それが反映されたであろう部分がリテール価格でして、129.99ドル(約1万4800円)という信じられないものになっています。
 個人的には、インド市場でこのSC9853iを載せた端末が多数出てくるのではないかと推測しているところです。皆さんもぜひ頭の片隅にでも入れておいてみてはいかがでしょう。


Philips S318

製品ページ

 ロシアでのローンチですが、画像ファイル名に"global"とあったのでそのうち他の国でも取り扱われるのかもしれません。
CTS318GY2_00-RTP-global-001
寸法 147×73.5×8.8mm
重量 158g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 検索をかけたら型番違いで4つくらい出てきたのですけど、細かいところまで見ていないので分かりません。違いは対応バンドでしょうか。

 まぁ、スペック的にはローエンドで、特筆するような目玉も持ち合わせていませんね。アドバンテージになりそうなのが各家電製品のリモコン代わりになるという部分で、別にこの製品だけではないのものの、フィリップスの携帯電話はそんな機能を備えているらしいです。

 価格はオフィシャルショップで7990ルーブル(約1万5200円)。他の通販サイトも横並びですが、なぜかozon.ruだけは高くて8327ルーブル(約1万5800円)となっています。
 7990ルーブルでも少し高いです。もう3千円下が平均的なところでしょう。


INTEX Aqua Jewel 2

製品ページ

 これよりさらに下のウルトラローエンドに位置付けられるAqua Lions T1も同時に発表になっていますが、それはリンクのみにしておきます。
aquajewel2
寸法 145.5×73×8.8mm
重量 154g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9832A 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 これもSpreadtrumですが、おそらくローエンドではかなりの数が普及しているSC9832シリーズですね。
 ちなみに、上のSC9853iだけでなく、8月にはSC9850も発表されています。それは依然としてCortex A7なものの、GPUがMali T820 MP1へと刷新されているため、性能アップと省電力面での効果が期待できます。
 おそらく、インドのローエンド市場はSC9832からSC9850にシフトしていくのではないでしょうか。ベンチ結果が早く出ないものかと楽しみにしてますよ。

 さて、これは意外と使えそうなスペックでありながら、価格も5899ルピー(約1万200円)と抑えられています。SoCやらベンチやらにこだわりが無いユーザーなら、手を伸ばしても不思議ではない価格帯ですね。
 ハメコミ合成が雑なんじゃないの?とかは言わないであげましょう(^-^;。


 昨日今日のトピックスで大きなところと言えば、XiaomiのRedmi Note 5のリークですかね。

 5.99インチベゼルレスになるらしく、4000mAhのバッテリを積むということまではっきりしました。
 価格は8888元(約15万1900円)なんて出ていますけど、それはもちろん嘘で、中国で縁起の良い数として知られる8を使っただけですね。

 なぜ数字の8が好かれるかというのは、「8」を「発」に擬えているらしく、日本語には無い「金持ちになる」という意味が含まれているからなんだとか。たぶん中国では、8が使われた車のナンバーも多いんじゃないですかねぇ?

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.14)

・Xiaomi Mi 6 (4GB)
・Wiko ROBBY 2
・XGODY Y16
・Kenxinda X7

 BroadcomによるQualcommの買収関連の話題の続報ですが、Qualcomm側が拒否する姿勢でまとまりそうだとのことです。主な理由は株価の過小評価らしく、今後Qulaomm側にも利がある提案がなされれば事態は進展するかもしれませんね。


Xiaomi Mi 6 (4GB)

製品ページ

 4月に発表になったMi 6ですが、テコ入れ版とも言うべきメモリ4GBモデルがラインナップに加わりました。
mi64g64g
寸法 145.17×70.49×7.45mm
重量 168g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 835 2.45GHz*4+1.9GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.15インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1200万画素+1200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3350mAh

 いかにハイエンドと言えども、一般的な使い方をしているぶんにはメモリ6GBを使い切る場面に遭遇するのは稀だと思います。そんな意味で、このメモリ4GBバージョンは待っていた方も多いのではないでしょうか。上のモデルと同様にLPDDR4を使っており、クロックを下げていないのも好感が持てます。

 ただ、現在取り扱いのあるのがBanggoodくらいで、価格も439.99ドル(約4万9800円→日本円表記で51241円)と割高なんです。Xiaomi商城での価格が2299元(約3万9200円)ですから、せめて4万円台前半にならないと買えないですねぇ。
 そもそも、6GB/64GBも今は随分下がっており、最安のLite in the boxが379.98ドル(約4万3000円)という感じでして、これより高いならスルーでしょう。
 欲しい方はしばらく「待ち」ということで。


Wiko ROBBY 2

製品ページ

 リンク先はタイ公式です。日本ではTommy以降何の動きもなくて悲しいですよ。
 ちなみに、製品名は本家フランスでの表記(2ではなく先代ですけど)が大文字であることから、あえてタイの小文字表記とは変えているというどうでも良いこだわり。

wikorobby2

寸法 154.6×78.8×9.4mm
重量 197g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 210 1.1GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 相変わらずWikoはスナドラ210が好きですねぇ。ZTEのローエンドと似たようなスペックになっています。
 探すと新製品でも取り上げていないものがまだまだたくさんあるので興味を持たれた方はどうぞ。

 しかしながら、やはりWikoの特徴と言えば垢抜けたデザインだと思うのですよ。
 私的な感覚ですけど、上下のスピーカ部分がアクセントになっていて割と好きな部類ですね。これは3Dサラウンド再生に対応しているらしく、ゲームや動画鑑賞において臨場感たっぷりの音質で楽しめるんだとか。

 価格は3890バーツ(約1万3300円)。少し高めなものの、ブランドを魅力に感じる人にとっては妥当なところなのでしょう。


Xgody Y16

製品ページ

 自社製品を堂々と「Android 5.1」と間違えて表記する清々しさと言ったら…。コピペの直し忘れなんですかね。
xgodyy16

寸法 166×85×8.1mm
重量 194g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 ローエンド6インチファブですね。メモリからバッテリまで実用に耐えられるかは疑問ですが、とにかく安く大画面が欲しいというニーズには応えられるのではないでしょうか。
 カラバリも特徴的な色が揃ってますし、日本語への対応も謳われています。動画鑑賞程度ならばそれなりに役立つかもしれませんよ。

 発表から日が経っていることで、各ECサイトにも登場しています。AliExpressでは最安が10409円、一番高そうなamazon.co.ukでも93.98ポンド(約1万3900円)ですから、この程度なら遊びで手に入れることができるという人も多いんですかね。


Kenxinda X7

 最近のKenxindaはSシリーズに注力していますが、このXシリーズも3機種ほど用意されているようです。Vシリーズは止まってますね。
kenxindax7

寸法 143×69.5×9.8mm
重量 190g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9832 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 ウルトラローエンドにしてはバッテリが多いのが売りだと思います。素材は金属に見えますがやはりプラスチック製で、それにしては重量が少し有り過ぎかもしれません。

 それぞれに特徴のあるS6、S7、S9といったところと比較しても、ワンパンチ足りない印象は否めませんね。価格もまだまだ高いです。

GearBest.com Ken Xin Da X7 (11202円)

 実はこれでもかなり安い部類でして、amazon.comでは248.99ドル(約2万8200円)という意味不明な値札が付けられていたりします…。どうしてなのかさっぱり分からないですけど、アメリカでKenxindaは高いんですよねぇ。


 えーとですね、普段は閲覧数もあまり気にすることがないんですが、さすがに今日はビビりました(^-^;。いきなりの3倍でしたからねぇ。なんでしょう、どの記事が誘引したのでしょう?
 今後、好き勝手書いちゃダメなんじゃないかという気持ちになったと同時に、一過性のものであってほしいという矛盾した感情が出てきてしまいました(゚▽゜;)。

【新製品】国内スマートフォン(2017.11.14)

・ピーアップ Mode1 RS

 まとめようとしてリストアップしたものの中にも入れていたのに、すっかり忘れてましたよ(__;。


ピーアップ Mode1 RS

製品ページ

 モータースポーツのイメージということで、そう言えばピーアップの事業にはバイクパーツの販売なんてのもありましたね。
 言われてみれば背面デザインがチェッカーフラッグに見えないこともありません。
mode1rs
寸法 140×70×8.9mm
重量 178g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 スペックは極めて普通ですね。ただ、前回のMode1同様にキャリア3波のサポート、さらに今回はUQにも対応したということで、そこが売りになっています。
 と言うか、昨年私がここで苦言を呈した通りに直してきた感がありまして、まさか読まれていたのではと今更ながらビクビクしていますw。
 
 先見の明という点では、「ソフトバンク回線を利用したMVNOが出て来る可能性は極小」と書いた自分が恥ずかしくもありますけど…。

 さて、肝心の価格を見ていくことにしましょうか。


 テルルでも買えるようです。

 どのキャリアでも使えることに価値を見い出せるなら高くはないかもしれませんね。
 ですが、結局使うのは多くても2つ、docomo系+au系とか、SoftBank系+au系とかそんな感じなわけじゃないですか。となると、Band 19やら41やらのために1万円を上乗せして払うことになってしまうと受け取られてもしょうがないので、もうちょっと何かの付加価値が欲しいかなと思うのも事実。
 例えば、今後実装してほしいサービスなんかを公募するなんてのも面白いと思います。意外とコンシューマの声が多数聞けて、製品作りの参考になるかもしれませんよ。


 いつも非難がましく書いてますけど、実際のところは数少ない国内メーカーを応援してるんです。
 利益が上がらないから単価を上げるのはやむを得ないにしても、売りっぱなしにせず、せめて消費者視点で製品開発をしている姿勢だけはしっかり見せてほしいと願っているだけなのですよ。

電脳ニュース海外版(2017.11.13)

・Samsung Galaxy S8 miniはやっぱりある?
・Xiaomi Mi MIX 2sとMIX 2 Miniの画像がリーク
・ZTE A0620がTENAAを通過
・HUAWEI 初代Kirin 980搭載モデルはP20になる?
・vivoとQualcommが契約を締結

 いつもお世話になっているGSMArenaさんで、"Quiz: Name the phones"という記事が上がっています。
 最近のベゼルレススマートフォン14台の写真から製品名を当てるというもの。自信のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
 こうやって並べてみると、Galaxy S8のデザインってかなり特徴的なんだなと分かりますね。


Samsung Galaxy S8 miniはやっぱりある?

 7月に「出る」「出ない」で盛り上がったS8のミニバージョンの話ですが、ここへ来てモックアップ画像がリークされて注目を集めています。
20171112092932_7999
 実はこれ、Galaxy S8 miniではなくて、Galaxy A5およびA7の2018年モデルだそうです。ただ、Aシリーズが販売されていない国ではS8 miniとして取り扱われる可能性もまだ皆無ではなく、多少の希望は残っているということなのでしょう。

 ディスプレイは18.5:9か18:9、サイズは5.3インチあたりで、デザインは極めてS8ライクですね。
 SoCはスナドラ660かExynos 7885を採用し、メモリが4GBか6GBというミドルレンジモデルになるとのこと。

 価格は2000元(約3万4200円)前後と言われており、S8に手が出なかった層にしてみれば極めて狙い頃の端末になるでしょう。今後のリークと公式発表を待ちたいと思います。


Xiaomi Mi MIX 2sとMIX 2 Miniの画像がリーク

 2つは別方面からのリークですので、信憑性は低い気がしますけど一応。

xiaomi_mi_mix2s_leak_weibo_1510211974468
438b00034b23a3e476bc-640x336

 上のMIX 2sとされる画像は、iPhone Xと似ているということで、一週間ほど前にインターネット上で盛り上がりました。
 下部が写ってないのがいかにも怪しいのですけど、フルスクリーンを実現したマイナーチェンジモデルと噂されています。スペック等についてもまったく語られておらず、ソースは不明のままです。一部では「完全に偽物」との証拠を突きつけられているようです。

 下のMIX 2 Miniはその名の通り小型モデルですね。素材は2でも採用されたセラミックと同じもののようですけど、やはり完全ベゼルレスになっているのが特徴です。
 ただ、側面の電源およびボリュームボタンの偽物感が半端ないですよ。取って付けたように見えます。画像が粗くてセルフィーのレンズ位置も分かりませんし、暇人の所業と考えるのが妥当な気がします。
 親モデルと違ってスナドラ660のミドルレンジになるらしいです。価格がグッと下がるのなら面白そうな1台ですが、さて真偽の程はどうでしょうかね…。


ZTE A0620がTENAAを通過

 ソースはこちら

ztea0620

 1.4GHzのオクタコアですから、おそらくスナドラ430か435ですね。ディスプレイは5.2インチで1280*720の、所謂ローエンドからミドルローのカテゴリに属すると思われます。

 しかし、よくよく見るとメモリ容量のバリエーションが"4GB, 8GB, 3GB"とありますね。誤植としか思えないのですが、これが事実とすればZTEはハイエンドでもないのに8GBのメモリを積んだ端末を開発中ということになりますよ。ターゲット層が気になるところです。

 その他で目を引くのはバッテリが4870mAhとかなり多めな点でしょう。
 どのシリーズでリリースされるのか、時期や価格頭も含めてまったく明らかになっていませんけど、続報には注目しておくべきではないでしょうか。


HUAWEI 初代Kirin 980搭載モデルはP20になる?

 わざわざ疑問符を付けるまでもなく、それは確定だと思います。
 過去の流れから言っても、来年Q1からQ2に公式発表、その前の2月のMWCでお披露目ではないでしょうか。
 なお、端末の名称については"P11"ではなく"P20"というのが通説になりつつあるようです。
 
ki1

 Kirin 980はもちろん970と同様にAIとのリンクを活かした部分が売りなのは当然だとは思いますが、世界初の7nmプロセスルールで製造されるSoCになる可能性が高いとのことです。
 10nmとの差がどの程度あるのかまでは未知数なものの、省電力面での期待は必然的に高まりますよ。

 P20ですけど、SoC以外のスペックに関するリークはまだほとんど出てきておらず、解像度だけは2880*1440以上ではないかと言われている程度ですね。Kirin 980との合わせ技でこれまでに無い機能を搭載してくれないかとワクワクしているところです。


vivoとQualcommが契約を締結

 ディスプレイ内蔵指紋センサーで共同開発を行っていたvivoとQualcommが正式に契約を交わしたそうです。

sdm

 同時にXiaomiとOPPOもサインしています。これらは既にグローバル展開しているメーカーですが、ワールドシェアではSamsung、apple、HUAWEIに続いて5位と4位なんですね。上位の3つがいずれも自社製SoCを有するということで(Xiaomiもありますけど)、Qualcommとの連携は欠かせないという部分からの締結なのでしょう。
 vivoは中国とインド、そして東南アジア諸国ではそれなりの知名度なものの、世界的に見ればまだメジャーとは言えません。つい先日2018年の世界進出を発表したばかりのvivoにとって、Qualcommのバックアップがあることはこの上ない地盤強化に繋がるはずです。

 具体的には、スナドラに統合される5Gモデムによる高速通信スマートフォンの販売、そして生体認証機能の多様化のための特許共有が盛り込まれているそうです。
 あまり詳しくは書かれていませんけどQualcommのプレスリリースにも載っていたので併せてどうぞ。

 下世話な話をすると、40億ドルのお金が動いているらしいです。4500億円ですか。想像もつきません…。


 海外の話題を1年以上に渡って記事にしてきましたが、殊スマートフォン関係にあっては、「日本ってまだ鎖国してるんだっけ?」と思わせられる場面が多いですよ。
 言葉は悪いですが、目先の小金にとらわれ過ぎという印象を抱いてしまいます。

 …あまり大きな声で言っちゃいけないことかもしれないですねぇ。


ブログランキングに参加しています。よろしければポチッとお願いしますm(__)m

スマートフォンのディスプレイを実寸でまとめてみる

・ディスプレイの○インチって実際はどれくらい?
 ○ディスプレイサイズ毎の縦横値
 ○各ディスプレイのイメージ比較
 ○実寸印刷用PDF
 ○まとめ

 今日は新製品もピンとくるものが無く、トピックスにしようかとも思ったのですが、それは明日にとっておくことにして、以前からあたためておいたネタを放出することにしました。

 出発点は、濫発する18:9ディスプレイのイメージがしづらかった点にあって、いったいどれくらい違うのか正確に比べてみたいと考えてやってみた次第です。実機は少なからずベゼルがありますから、これはあくまでディスプレイ部のみなんですけどね。


 さて、まとめる前にざっと注意点などを。

○ディスプレイを完全な長方形として計算した数値です。
○一般的に見るサイズを取り上げています。抜けたものはご容赦ください。
○印刷できるようにPDFにもしました。

 →印刷の際のポイントも併せてお読みください。
○数値は四捨五入なので厳密には多少ずれます。
○特殊なアスペクト比のものには対応していません。
○新たなインチ数のディスプレイが登場しても更新の予定はありませんのであしからず…。


 えーと、まずはこの「インチ」が何を表しているのかから説明したほうが良いんですかね。
 これは簡単でして、「ディスプレイの対角線の長さ」です。
 1インチは2.54cmですので、5インチディスプレイの場合は12.7cmとなります。
 今回は、寸法として使われるのは圧倒的にmmが多いということでcmの表記はしていません。ご了承ください。

 次にアスペクト比ですが、縦と横の長さの比率を表したものです。
 例えば、1920*1080ならば120×16と120×9という感じで、普通はピクセルの比率を意味しますが、各ピクセルが正方形であるものとして長さの比率にも当てはめたものが今回の記事になっています。
 なお、18:9は5.5インチ以上のものについてのみ比較対象に挙げています。
 およそのイメージを掴むためのものですから、実機とは異なる可能性があることをご了承ください。
 また、Mi Maxのような6.44インチでも今後18:9が出てくるかもしれませんけど、まぁそれはそのときの新製品の記事で触れることにしますんで…。


ディスプレイサイズ毎の縦横値

 色付きの部分は18:9です。tableタグで表も付けようかと思ったんですけど、同じものですし、コピーして使う方もいらっしゃらないでしょうからパスで。

size

 数値だけ眺めても何が何だか…でしょうから、比較しやすいように図形にしました。次の項で貼ります。

 なお、5.8インチの16:9って何かあったかなぁ?という状態だったのでスルーしています。18:9ならGalaxy S8とかがありますが、前後と比べてサイズの違いが分かりにくかったので、図は割愛しました。
 それと、注意書きにも記したように、iPhone Xも5.8インチですが、2436*1125という非常に計算しづらいアスペクト比なのでパス。ちなみに、整数比にすると812:375です。なんじゃそりゃ。


各ディスプレイのイメージ比較

 とりあえずjpegで。このまま印刷しても実寸にはなりませんので念のため。あくまでイメージで比べられるように並べてみただけです。
 PCでの表示は問題ないことを確認しましたが、スマートフォンでの閲覧時は幅いっぱいに画像が出てしまうために、最後のほうはほぼ同じ大きさに見えてしまうはずです。
1
2
3
4
6
7
8
9
10

 なんだか見た目で明らかに違うのがありますね…。たぶんどこかで計算違いか写し間違いをしているんでしょうorz
 やっつけ仕事で申し訳ありません(__;。


実寸印刷用PDF

 こちらでPDFが開きます。実寸で印刷するために以下の点をお読みください。

※最新のAdobe Readerをご利用いただいたほうが確実です。

pdfsetumei

※古いReaderの際は「ページの拡大/縮小」のダイアログを「なし」に、または、「サイズオプション」で「実際のサイズ」にチェックを入れてください。

※印刷品質は別に300dpiでも構いません。

※合計7ページと大きめです。A4用紙だと大画面ディスプレイ2つが限度だったもので…。


まとめ

 ベゼルレスデザインとかフルスクリーンスマートフォンとか呼ばれる類のものは、これらに細~い枠が付いていると考えればけっこうイメージしやすいのではないでしょうか。

 あと、5.7インチから6インチまでの1インチずつの刻みは、一瞬では判別ができないくらいの僅差ですから、必ずしも大きいほうが良いとは言い難いのも事実かと。もちろん5.7インチと6インチは大きく違いますので、これは見かけ上のマジックなんでしょうけど(^-^;。

 また、16:9と18:9の違いについても、見ただけで分かるようになっていると思います。キャリアのショップに並べて置いてくれたら良いんですけど、うちの近くではそんな粋なサービスをしているところは無いもので(;´Д`)。

 えーと、それとですね、印刷したものをハサミで切って、所持している16:9の各スマートフォンに実際貼り付けてみたら、長方形のものはズバリフィットしましたよ。角丸ディスプレイは持ってないため分かりませんけど、たぶん微妙に違うのではないかと思います。
 結果的に、18:9はまだ買ったことがないので、早く手に入れなくては…という変な義務感が湧いたことはナイショ。


 という感じで、いつもは誰の役にも立たないようなことを連々と書いているばかりのブログですけど、こういうのもたまにはいいかもと思った休日でした(^-^;。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.11)

・Billion Capture+
・ZTE BLADE V8C
・iNew I9

 Samsungの新型SoCであるExynos 9810の存在が公式に発表されました。
 コアは第2世代の10nmチップ、GPUはおそらくMali-G72で、業界初となるCat.18 6CAモデムを搭載します。
 Galaxy S9はこの9810と、先月発表された2L9か2X7イメージセンサーで出てくるでしょう。年明けのCESで全てが明らかになるはずです。


Billion Capture+

 Billionは、インドのECサイトであるFlipkartが今年7月に立ち上げたプライベートブランドです。製品群は多岐に渡り、家電からキッチン用品、時計、財布に至るまで様々。今後もリーズナブルなメイドインインディアを目指して拡充していくそうです。
billioncapture+
寸法 153×76.5×8.5mm
重量 176g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3500mAh

 製造がどこなのかまではちょっと分かりません。インドメーカーのどれかからバックアップを受けているのは間違いないと思うんですが。

 しかしよくよく考えるとこれはすごいことで、一介のECサイトが自社ブランドのスマートフォンを製造・販売するわけですよ。世界展開のamazonならまだしも、日本に例えるなら楽天やYahooが完全オリジナルの端末を発売するようなもの。売れる裏付けとマーケットの規模があるからこその挑戦ですよね。
 実は、amazonのFireのように、FlipkartでもDigiflipというプライベートブランドがありました。わざわざ別のブランドの中に持ってきたということは、イメージの払拭と新しさのアピールが狙いだったのかもしれません。

 スペックはかなりのもので、品質が保証されるならぜひとも欲しいと考えるユーザーも多そうです。特にフルHDディスプレイと1300万画素2基のメインカメラはインドでは希少価値がありますし。

 では商品リンクとともに価格を見てみましょうか。

Flipkart Billion Capture+ 3GB/32GB 10999ルピー(約1万9100円)
Flipkart Billion Capture+ 4GB/64GB 12999ルピー(約2万2600円)

 やはりとんでもなくお買い得です。中国メーカーに押しやられているインドでも十二分に戦えそうですよ。
 …本当に羨ましいです(;´Д`)。


ZTE BLADE V8C

 ロシアで11月24日から発売されるということです。
bladev8c
寸法 145×70.7×7.9mm
重量 132.3g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 日本のZTEでは取り扱いがありませんが、MWCでお披露目され、7月に環太平洋諸国やヨーロッパで発売になったBLADE V8 miniと共通した仕様が目に付きます。筐体デザインも似ていますし、マイナーチェンジモデルと見て良いのではないでしょうか。

 V8 miniとの違いは、SoCがクアッドコアになったこと、メモリとストレージが増えたこと、そしてバッテリが減ったことです。3点目は時代の流れに逆行しているので頑張ってほしかったところですけどね。

 価格は公式ショップに登場していないためにまだ分かりませんが、Helpix.ruでは11990ルーブル(約2万3000円)以下ではないかと予想していました。妥当なラインはもう5千円下ではないですかねぇ。


iNew I9

 公式サイトが消えてリニューアル先も空白状態のため、情報はFB公式で得るしか無い現状ですが、GearBest.comの新製品枠にはしっかり出てきていました。
inewi9
寸法 154×75.5×7.9mm
重量 130g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio P10 2.0GHz*4+1.2GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 なかなかに詰め込んだ仕様ですけど、Helio P10で3000mAhはさすがに少ないかなという印象です。5.5インチフルHDですからね。
 それも値段を抑えるためなのでしょう。予約価格はこんな感じになっています。

GearBest.com iNew I9 (26164円)

 カラバリは、ブラック、ブルー、ゴールド、グリーン、レッドの5色。赤は少しキツめですが、青はなかなかいい感じなのでぜひご覧ください。
 う~ん、バッテリがあと1000mAh多かったら買いなんですけどねぇ…。


 前の記事にも書いた理由から、製品画像って最近はほとんどのサイトで「背面表面」という順番に並んでるんですよ。
 私は逆に貼り付けて作っているので倣ったほうがいいのかなとも思うのですが、透過処理を施すのが面倒でして変更の予定は無いと言っておきます…。と言うか、元画像がjpegだったらトリミングまでやらなきゃいけないですからそれは無理ですわorz

【新製品】国内スマートフォン(2017.11.11)

・インバースネット EveryPhone PR
・インバースネット EveryPhone BZ

 やっと間違いにお気付きいただけたようで何よりです。


インバースネット EveryPhone PR

製品ページ

 EveryPhoneシリーズに2モデル追加が発表されました。ニュースリリースはこちら
everyphonepr
寸法 154.5×77.5×8.5mm
重量 180g
OS Android 7.1
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 64GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素+200万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2500mAh

 えーとですね、二つほど製品画像に関して書いておきますけど、まず雑です。斜めになってます。
 そして重ね方が逆ですよ。表面を左側に置いてしまうと、背面のカメラ部が見えなくなってしまうので、「メインカメラがデュアルである」というアピールポイントを伝えられないのです。

 とまぁ端末の仕様に関係の無い突っ込みはこれくらいにして、スペック的には以前発売されたEveryPhoneシリーズでも中の上という感じですかね。
 相変わらずバッテリは少なく、スペックシートに書かれている「連続待受時間200時間」って確実に嘘だなと思うわけですけど。2500mAhしか無いのに、MediaTekの28nmオクタコアSoCが8日間のスタンバイに耐えられるはずもないです。

 それと、注意というか少し覚えておいたほうがいいかなと思うのは、過去のモデルがMT6750Tだったのに対し、今回のはMT6750になっている点ですね。デフォならGPUの速度が130MHz遅く、またメモリのサポート周波数も最高833MHzから667MHzに落ちていますから。尤も、以前のものが833MHzのメモリを使っていたかまでは知りませんが。

 えーと、価格は税込み21384円だそうです。「この価格でDSDS対応」なんて謳ってますけど、普通ですよ。最近はDSDS非対応のものを探すほうが難しいです。
 肝心の価格は妥当なところよりもまだ3千円程度上なものの、およそ間違ってはいないところを狙ってきたのではないでしょうか。
 前述の通り、バッテリが少ないので買うことは無いでしょうけどね。


インバースネット EveryPhone BZ

製品ページ

 上の"PR"は「プレミアム」の略だそうですよプププ。こっちは「ビジネス」ですね。
everyphonebz
寸法 154×77×8.9mm
重量 190g
OS Android 7.1
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2500mAh

 ビジネス向けと割り切ればこれくらいで良いんでしょうね。可もなく不可もなくというわけにはいきませんが、カメラ以外で不足を感じるのはバッテリくらいですから、そこさえ我慢できれば止めはしません。

 しかしあれですね、以前のEveryPhoneは開発・製造を外部に委ねていることがはっきりしたのに、まだ価格改定がなされないんですのね。今回のもそのうち出自が露わになるんじゃないですか。インドあたりで1万3千円くらいで売られてそう。

 ということで、税込み18144円だそうです。安いと感じるか高いと感じるかは、海外のものをどれくらい知っているかによって変わってくると思います。


 一応フォローのために付記しておきます。

 こうした日本限定モデルはBand 19に対応しているのが最大の売りだと考えています。
 ご存じない方のためにちょろっと解説すると、昔のFOMAプラスエリアのLTE版がBand 19で、いわゆるプラチナバンドというやつになります。これをサポートしないと高速通信を行える地域がガクッと減るのは避けられません。特に大都市圏以外のBand 3が使えない地域では必須とも言えるものですね。

 これを海外のSIMフリー端末で探すと、本当に数えるくらいしか無いのですよ。見つけたときは書くようにしてますけど、OnePlus 5とUlefoneの一部、それとMi MIX 2、あとは意外とタフネススマホは多くて数種類見かけたような気がしますね。そんなもんです。

 私のようにほぼWi-Fi下でしか使わないならあまり気にすることもありませんが、移動が多い方はぜひともチェックしておかなければならないと思いますよ。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.10)

・Infinix ZERO 5 , ZERO 5 Pro
・Panasonic ELUGA I5
・verykool BOLT PRO LTE

 以前も書きましたが、11月11日関連でセールを行うECサイトは非常に多く、お世話になっている以下の2店舗でも絶賛開催中です。チェックしてみてくださいませ。

GearBest.com DOUBLE DOWN ON DEALS
Gearbest Get Ready for 11.11 Promotion promotion
Get Ready for 11.11 Promotion


TOMTOP SHOPPING CARNIVAL


Infinix ZERO 5 , ZERO 5 Pro

 噂は3月頃からありました。GFXBenchにも登場していたくらいなので。
 ご存じの方は少ないとは思いますが、InfinixのフラッグシップモデルがこのZEROシリーズです。
 まだアフリカ各国の公式にもお目見えしていませんが、元々は中国メーカーということでGearBest.comで取り扱いがあるのです。
infinixzero5
ZERO 5 , (Pro)
寸法 178×77×7.7mm
重量 197g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P25 2.6GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB (128GB)
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.98インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1200万画素+1300万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 4350mAh

 違いはストレージ容量だけのようです。それと、先代ZERO 4は無印とPlusグレードでしたが、今回はProになるんでしょうか。3まではPlusグレードが無かったので変わる可能性はあると思います。発表されてから間違っていたら直しておきますよ。

 スペックを見ても分かる通りのハイエンドモデルですね。アスペクト比は16:9のままですが、だからこそ5.98インチはまさに大迫力に感じられるでしょう。
 カメラも素晴らしいですが、やはりバッテリを盛ったところに拍手を送りたいです。ましてやファブレットなら4000mAh以下では絶対に足りないですし、この部分で訴求力は大きく変わってくると思うのです。

 では価格を。

GearBest.com Infinix Zero 5 (33858円)
GearBest.com Infinix Zero 5 Pro (36704円)

 グローバルバージョンだそうですから、日本語にも対応しているのは間違いないはず。ハイエンドファブにしては至極お買い得ですね。

 ちなみに、先代ZERO 4 Plusはと言いますと、JUMIAケニアで28400ケニアシリング(約3万1300円)、最安のJUMIAナイジェリアでも88000ナイラ(約2万8400円)までしか下がっていません。そう考えると、GearBest.comの初物価格は、即ポチってもいいくらいのものだと思いますよ。


Panasonic ELUGA I5

製品ページ

 またしてもインドでのローンチですが、よくあるローエンドですね。オンリーワンな機能はありません。
Panasonic-Eluga-I5-gallery-5
寸法 143×71×7.5mm
重量 145.5g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 先日発表されたELUGA A4の5000mAhを見てしまうと、やはりバッテリは少ないなぁと感じてしまいます。価格には反映されているようなので、あとは財布との相談になるでしょうか。

 まぁ、よほどのメーカーファンでも無い限り、我先にと購入する必要性は薄いと思いますよ。
 Flipkartでは6499ルピー(約1万1300円)ですが、これでもまだ高いです。インドメーカーならば9000円前後で同じスペックのものが買えますし。値引き前の価格8990ルピー(約1万5700円)は日本バッシングが起きてもおかしくないレベルでしょう。


verykool BOLT PRO LTE SL5029

製品ページ

 verykoolは3G製品も非常に多いんですけど、それに毛の生えた程度の端末ですね。
boltpro
寸法 144.8×72.8×9.6mm
重量 142g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2000mAh

 たぶんSoCが変わっただけで、基本的にはBOLT PRO IIとまったく同じものだと思います。
 まだ販売ルートに乗っていないものでして、正確なところは分かりませんけど、おそらく70ドル(約7900円)程度ではないかと推測します。

 さて、これまではこういった解像度のものはたまにしか取り上げなかったのですが、今回のはちゃんとネタがあるんです。
 こちらをご覧ください。先代BOLT PROです。OSはマシュマロですね。

 お気付きでしょうか。いったいどこに希少価値があるのか不明な3Gスマートフォンが、598ドル(約6万7700円)ですって…。恐ろしいですねぇ。相場を知らない人は買ってしまうんでしょうか。

 別に珍しいことではなくて、どこのECサイトにも激安の目玉商品に混じってこういうのは存在します。ここまで無茶苦茶なのは滅多に見ませんけど(^-^;。
 知識がいかに大切かがお分かりいただける事象かと。


 またまたソースはWeiboですけど、XiaomiのMi MIX 2sがあるなんて噂が流れています。見るからにiPhone Xライクですね。
 しっかりした裏付けを見つけられたら週末のトピで取り上げますので。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.09)

・Smartisan Nuts Pro 2
・BLUBOO S8+
・CENTRiC A1
・Kenxinda S9

 いつも書いてますけど、カラバリに心躍るタイプの人間なのです。なので、Galaxy S8に加わったブルゴーニュレッドなんかを見ると、そりゃもうヨダレがダラダラと滴り落ちるんですよ。
 …あー、客観的に見ると気持ち悪いですねw。


Smartisan Nuts Pro 2

製品ページ

 3C通過時はOS105で「Austraとして発売される」と10月の記事でも書きましたが、結局は堅果シリーズの2代目になったようです。
 この「Nuts」というのは直訳であり、公式がそう謳っているわけではありませんので念のため。「Nut」と書いているところも多いです。中国語の発音による製品名だと"Jian Guo"だそうです。

natspro2

寸法 154.36×73.36×7.4mm
重量 156g
OS Smartisan OS 4.1 (Androidベース)
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 32GB , 64GB , 128GB , 256GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+500万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3500mAh

 つくづく日本参入が立ち消えになったのが悔やまれるスペックですね。入ってきていたらバカ売れだったでしょうに…。

 18:9ディスプレイやデュアルカメラ、そしてセルフィーの盛り具合いはトレンドに乗っかったもので、特に新しくもありませんけど、驚くのはメモリとストレージのバリエーションがやたら多いことですよ。
 価格、それにカラバリをまとめておきます。

4GB/32GB 1799元(約3万800円) カーボンブラック
4GB/64GB 1999元(約3万4200円) カーボンブラック、ワインレッド、ライトゴールド
6GB/64GB 2299元(約3万9400円) カーボンブラック、ワインレッド、ライトゴールド
6GB/128GB 2699元(約4万6200円) カーボンブラック、ワインレッド
6GB/256GB 3299元(約5万6500円) カーボンブラック、ワインレッド

 256GBモデルはさらに特殊で、他には無いNFCのサポートなどが加えられています。
 カラバリを選ぶならワインレッドでしょうけど、4GB/32GBに無いのが残念ですねぇ。

 …今からでも再参入を検討してもらえないものでしょうか(;´Д`)。


BLUBOO S8+

製品ページ

 7月末の記事で「Plusグレードがある」と書いた通り、やはり出てきました。SoCは据え置きでしたけど。

bluboos8+

寸法 149.5×70.6×8.4mm
重量 192g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1600万画素+300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3600mAh

 無印からの変更点は、メモリとストレージ容量、ディスプレイサイズ、それにバッテリがほんのすこし上乗せされている部分になります。バッテリ持ちはあまり期待できるレベルではありませんが、悪いというほどでもないと思いますよ。

 肝心の価格ですけど、まだどこにも上がっていません。
 ただ、S8は現在の最安がBanggoodの129.99ドル(約1万4700円)ですから、いくらなんでも2万円を超えることは無いでしょう。
 6インチ18:9で、4GB/64GBで、メインカメラがデュアルというスマートフォンがそんな値段で買えるのなら、日本のSIMフリースマホはいったい何をしているんだという話ですわ。


CENTRiC A1

製品ページ

 知らないメーカーでした。こうして新製品が出てくると巡り会えますね。
 インドの通信会社のプライベートブランドとして有名らしいですが、それは日本に住んでいたら知らなくても当然かもしれません(__;。
centrica1
寸法 152×76×7.85mm
重量 不明
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 スペックサイトでは解像度がHDとされているところもあるのですが、公式の表記に倣います。

 メモリやらストレージやらはいいとして、スナドラモデルであることやフルHDであることが大きなアドバンテージとなり、インドではミドルレンジ以上に位置付けられて不思議ではありません。

 それでも価格は10999ルピー(約1万9200円)なんですね。さすがインドです。これがキャリア付きのブランドなわけですから恐れ入りますよ。どこかの国の(以下略


Kenxinda S9

製品ページ

 amazon.comにもKenxindaのS9が登場してますけど、中国版とは微妙にスペックが違うんですよ。価格も80ドルくらいの差がありますんで、とりあえずそっちは専用モデルと見てスルーします。
kenxindas9
寸法 154×75.7×10.4mm
重量 210g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素+800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5000mAh

 大画面にしたことで厳しくなる電池持ちを大容量でカバーしたというところでしょうか。
 SoC、それにメモリとストレージを見るといかにもローエンドではあるものの、メインカメラはしっかりデュアルですし、意外とコスパは良さそうです。

 価格はこんな感じです。

GearBest.com Ken Xin Da S9 (13650円)

 カラバリはゴールドのみとなっています。個人的には、ローズゴールドがこの値段で買えるなら速攻でポチるところです。


 DxOMarkでiPhone Xが最高点を記録したそうです。ソースはこちら
 と言うか、100点を超えるんですね(^-^;。上限って100じゃなかったの?という話ですけど、こりゃ物欲を刺激されてしまうのも仕方ないでしょう…。

【新製品】海外スマートフォン(2017.11.08)

・HiSense Infinity Elegance 1 (E76)
・ZTE BLADE A6 Premium
・LG X401
・Wieppo S6

 OnePlus 5Tの公式アナウンスは16日で決定したそうです。最も早い地域では21日から発売となるらしいので、狙っている方はどうぞチェックしてみてください。


HiSense Infinity Elegance 1 (E76)

製品ページ

 リンク先はハイセンス南アフリカ公式です。マシュマロですし、そちらではもしかしたら以前から取り扱いがあったのかもしれませんが、Banggoodにカミングスーンとして登場したので新製品扱いにします。
 ちなみに南アフリカでは3GB/32GBモデルが流通しているようですけど、それの強化版ではないかと思います。
infinityelegance1
寸法 151.5×75.74×8.3mm
重量 162g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 スナドラ430でしっかり盛るのはハイセンスならではといったところでしょうか。ただ、カメラ部がいたって普通なのがもったいない感じもします。それでも、3GB/32GBが4GB/64GBになった部分は大いに評価するべきでしょう。

 ハイセンスのようにグローバルで展開しているメーカーの価格は特に重要だと考えていまして、似たようなスペックの製品がこれよりも高いようなら、やはりコスパが悪いという烙印を押すべきだと思うのです。つまり標準的なところを示しているのではないかと。

 日本円表記で28041円となっていますね。
 いつもは四捨五入しているものをあえて細かいところまで書いてみますが、USDにすると239.99ドル(2万7371円)で、これは驚くべきことに南アフリカでの最安価格3399ランド(2万7369円)と超絶に合致するんですよ。
 最新のレートで換算したものがたまたま被っただけと考えるにはあまりにも出来過ぎており、まさにグローバルスタンダードがここにあるような気がしました。


ZTE BLADE A6 Premium

 8月の記事で「オーストラリアかな」と書いたのですが、まずはロシアでした。元モデルのBLADE A6は製品ページが上がってますので併せてご覧ください。
bladea6
寸法 148.2×72.1×8.5mm
重量 160g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.5GHz*4+1.2GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 5000mAh

 下位モデルのLiteは存在が確認されていたのですが、このPremiumは初めてリークされたので取り上げています。と言うか、A6と何が違うのかよく分からないのですが、ヒントとなりそうなのはスナドラ435のクロックですかね。
 実はロシアのZTEで出てきているA6は2種類あって、寸法が微妙に異なり、さらに435がクロックアップされているものがあるんです。それがPremiumなんじゃなかろうかということでまとめました。

 1.5+1.2GHzになったところでベンチや体感の差は微々たるものだとは思いますけど、少しでも速くなるのは心情的にも嬉しいですし、プラシーボ効果の一つや二つあって不思議ではありません。
 もちろん、5000mAhの大容量バッテリだからこそできたというわけでもないでしょう。他のメーカーさんも定格を打ち破る努力をしてもいいんですよ…とだけ書いておきます。

 A6の価格は12990ルーブル(約2万5200円)だそうです。まさかほぼスペックの変わらないPremiumが大きな上乗せをするとも考えにくく、同程度だと推測できますね。まぁ、購入選択肢に入るにはもう2~3千円安くなってほしいものですけど。


LG X401

プレスリリース

 韓国国内での発表です。公式サイトに登場するのは8日になる見込みです。
lgx401
寸法 148.7×75.29×7.99mm
重量 142g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.3インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 セルフィーに広角レンズを採用し、自撮り棒を使わずとも大人数の撮影が可能な機能を有しています。それならせめて800万画素以上にしてほしかったですけどね。

 その他のスペックはアッパーローというあたりですが、価格は289300ウォン(約2万9700円)とあり得ないくらい高いです。
 やっぱり韓国市場は依然として消費者が貪り食われてますね。LGのお膝元でも暴利は相変わらずですよ。
 これがせめてスナドラ630あたりで、フルHD、4GB/32GBまで持ち上げてくれたら価格相応なんですが…。

 似たような製品がアメリカなどでは1万円台で販売されることについて、韓国の人々は何も思わないんでしょうか?


Wieppo S6

製品ページ

 つい最近起業したばかりのブランドだそうです。親会社は重慶と深センにあるソフトウェアおよびエレクトロニクス系企業らしいのですが、細かいところまでは分かりません。
weippos6

寸法 154.8×77.5×9.5mm
重量 169.5g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素+500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2970mAh

 同筐体のS6 LiteはMT6580Aの3Gモデルです。メモリとストレージもそれぞれ半分になりますね。S5も同様の理由で取り上げません。あしからず。

 昔はよくあったホワイトボディも、最近はあまり見なくなりましたねぇ。しかもここまでピュアな「白!!」というのは珍しいかもしれません。

 さて、ローエンドなのにメインカメラはデュアル構成で、しかも光学5倍ズームを搭載しているそうです。この時点で「安ければ買う」と感じる方も多いのではないでしょうか。
 その価格ですけど、公式サイトからamazon.comに飛んでも、まだ取り扱いは無いようです。各情報系サイトの話では80ドル(約9100円)というとんでもない値札になるらしく、新規参入メーカーの初陣を飾るには相応しいものだと思いますね。試しに買ってみてもいいくらいだと思ってしまいました。


 このように、世界を見渡すと様々なメーカーが次々と出てきています。
 物珍しさでそれなりの数が売れたとしても、第2弾で市場ニーズを見抜けず息も絶え絶えになってしまうところもありますし、ヒット製品を続けて出してくるところもまた見られます。

 しかし、ぽっと出のメーカーだって、世界に名立たる有名メーカーだって、いつ凋落が訪れるかと気が気じゃないでしょう。
 こうした世の中ですし、ましてや市場の特性を考えたら、安定して商売を続けられると思うほうが間違ってますよね…。何だか平家物語の冒頭を思い出してしまいました。まさに諸行無常ですな。

 古典繋がりで、利益しか頭に無いわがままな価格設定を繰り広げてばかりの某メーカー諸氏には、藤原道長の句をプレゼントしますわ。

 この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば

 …現在の感覚だと、笑われておしまいの裸の王様。あー、どこかの国にもそんな独裁者がいますねw。
ブログ内記事検索
ギャラリー
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.11.01)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.11.01)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.30)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.30)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.30)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.28)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.28)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.28)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.27)
当ブログについて
当ブログへのリンクはフリーですが、その旨コメントいただけると嬉しいです。 また、記事の全文および一部分の許可無き引用・転載はご遠慮ください。
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

広告
Gearbest 8% OFF for ALL cellphones with coupon: GBMBP promotion
Gearbest 8% OFF for ALL cellphones with coupon: GBMBP
















































































  • ライブドアブログ