電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

電脳世界の進化を見つめるブログへようこそ

2018年03月

電脳ニュース海外版(2018.03.31)

・Motorola Moto G6シリーズの全容がリーク
・HUAWEIが折りたたみ式スマートフォンの特許を取得か
・NOKIA Nokia 9はノッチを採用しない?
・OnePlusの新型は6を飛ばして7か8?

 あっと言う間に2018年Q1が終わってしまった気がします。歳ですね…。


Motorola Moto G6シリーズの全容がリーク

 インドのKillerFeaturesというサイトが明らかにしました。
Moto-G6-Leak-Front-1024x512
 日本にも導入されている製品群ですから、要チェックでしょう。

 Moto G6は、5.7インチHD+ディスプレイ、スナドラ450、3GB/32GBと4GB/64GBのバリエーションがあり、メインカメラは1200+500万のデュアル仕様、セルフィーは1600万画素、3000mAhのバッテリを搭載するそうです。
 価格は249ドル(約2万6400円)となかなかリーズナブルです。

 Moto G6 Playは、同じく5.7インチHD+ディスプレイ、スナドラ430、2GB/16GBと3GB/32GB、カメラは両面シングルでメインが1300万画素とのことです。また、28nmSoCを考慮してか4000mAhという大きめのバッテリを積んでいるのも特徴になるようですね。
 こちらは199ドル(約2万1100円)と平均的でしょうか。

 この他にも、5.93インチFHD+/スナドラ630のG6 Plusがあるという話ですが、それについては書かれていませんでした。昨年のG5のときは1ヶ月遅れてのリリースだったので、似た感じになるのかもしれません。
 また、スナドラ636のZ3 Playも準備中という噂です。

 日本でもG6が3万円以下で取り扱われるならヒットの予感がしますね。


HUAWEIが折りたたみ式スマートフォンの特許を取得か

 オランダのメジャーメディアであるLETSGO DIGITALによるリークです。

huawei-smartphone-flexibel-display-770x596
 これ、もはや本ですね。真のフレキシブルOLEDを採用していることが分かります。
 先駆けとして世界中で注目されているZTEのAXON Mとは別物と考えても良いでしょう。SamsungやLGも既に開発段階に入っているらしく、発売が待たれるところです。

 実はこのパテントは昨年9月にWIPO(世界知的所有権機関)に提出され、昨日公開に至ったそうですよ。この半年間の間にどれくらい進んでいるのだろうと考えるとワクワクしますね。

 続報が入り次第再び取り上げますのでどうぞお待ちくださいませ。


NOKIA Nokia 9はノッチを採用しない?

 いかにもNOKIAらしいと言えばそうなりますが、このコンセプト画像はつい最近までリークされていたものとはかなり異なっています。

Nokia-8-concept-video

 いつものNokiaPowerUserの記事から引用です。

 世界のメーカーが次々とiPhone Xの真似をしていく中で、このようにマイスタイルを貫くのは勇ましいと評価されるべきでしょう。
 そして当のappleはノッチを無くしていく方向にあると伝えられていますし、もちろんそうなるのが正しい流れだと思います。例えばMi MIX 2のようなカメラ位置だったり、またはポップアップ式だったり、技術の進歩で如何様にでもなるはずですから。

 Nokia 9はスナドラ845にQHDディスプレイ、さらにはカールツァイスのデュアルカメラで画素数的にはHUAWEI P20 Proの4000万画素を超えてくるなんて話もあるほどです。

 残念ながら販売台数が世の評価になってしまっている傾向はありますが、単なるトレンドの踏襲に終始するのではなく、自社のカラーをしっかり押し出すのは大切なんだなぁと今更ながらに思います。きっとNOKIAファンはそんな姿勢に惹かれているのでしょうねぇ。


OnePlusの新型は6を飛ばして7か8?

 ついこの前まで"OnePlus 6"としてリークしていた中国の各サイトが既に倣っているところを見ると、これは信憑性の高い噂の類ではないでしょうか。

oneplus6_evanblass

 と言うのも、CEOのPete Lau氏が自らWeiboで"等于7还是等于8呢"という発言をしたからでして、日本人でもなんとなく意味は分かりますよね。これはもう噂と言うよりも予告と捉えたほうが良いかもしれません。
 その理由はと考えれば、世界規模で売れているOnePlusの端末において、6を忌み数としている国のことを考えたからと推測してもおかしくはないでしょう。

 まぁ実際に「OnePlus 6ではなく7か8になります」と断言しているわけではないですし、いろいろな含みを持たせれば話題作りにもなりますから、真偽の程は定かではないですけど。

 ちなみに画像はEvan Blassさんのリークで、イヤフォンジャックが搭載されていると一部で称賛の声が聞かれました。個人的には背面のヘアライン加工に惹かれます。

 さて、どっちなんでしょうか。Pete Lau氏は発売時期を6月下旬としています。あと3ヶ月もありますね…。


 振り返ると意外に充実していたQ1でした。皆さんはどうでしたか?
 …んでもって新年度が憂鬱ですorz


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【新製品】海外スマートフォン(2018.03.30)

・HUAWEI Enjoy 8 Plus , 8e
・Elephone A4
・LAVA Z91
・DOOV A19
・DOOV A15s



HUAWEI Enjoy 8 Plus , 8e

製品ページ(Enjoy 8 Plus)
製品ページ(Enjoy 8e)

 無印Enjoy 8は予想通りY7 Prime 2018と同じでした。4GB/64GBのバリエーションがありますけど。
huaweienjoy8plus
Enjoy 8 Plus
寸法 157.2×75.3×7.89mm
重量 170g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 659 2.36GHz*4+1.7GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.93インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 1600万画素+200万画素
バッテリ 4000mAh

Enjoy 8e
寸法 152.4×73×7.8mm
重量 150g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 8 plusはY9 2018のメモリ・ストレージ増強版です。8eは新筐体のようです。

 しかしまぁKirin 659の使われっぷりはすごいですね。コスパの良さはご存じの通りですから、後釜となる次期SoCはプレッシャーがかかっていることと思いますよ。

 個人的にHUAWEIが「よく分かっている」と感じるのはバッテリ容量でして、必ずディスプレイサイズと解像度に見合ったものを積んでくるんです。8 Plusも上位モデルだから盛られているのではなく、FHD+だからという理由でしょう。

 Enjoy 8 Plusの64GBモデルは1699元(約2万8800円)、128GBモデルは1899元(約3万2100円)、Enjoy 8eは予約開始が2週間後で1099元(約1万8600円)となっています。
 狙うならやはりクアッドカメラの8 Plus 128GBモデルではないでしょうか。


Elephone A4

製品ページ

 以前からリークされていたノッチ付きスタイルです。公式Twitterも併せてご覧ください。
 このあとA4 Proもお目見えだと思います。

elephonea4

寸法 141.3×69.6×8.9mm
重量 156g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739V/WW 1.5GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.85インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 最大の売りは、ローエンドでありながら背面素材もガラス製という部分になるでしょう。
 また、メモリを3GBにした点は評価に値すると思います。

 ただ、カメラはメインこそf/2.0ですが、セルフィーはf/2.8で使い物にならない予感しかしません。このあたりに対するこだわりが無ければ十分購入選択肢に入るのではないでしょうか。

 価格はかなり安いらしいのですが、まだ発表になってないので分かりませんね。一部では1万4千円程度と噂されています。Elephoneがそれを「安い」とは銘打たないはずなので、実際は99.99ドル(約1万600円)ではないかと予想しているところです。

 A4 ProはHelio P23と予告されていました。どうやらP23搭載端末の最安を目指すらしいですよ。期待しておきましょう。


LAVA Z91

製品ページ

 Z90の後継にあたります。価格も据え置きで、好みで選べるようです。
lavaz91
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 スペックシートにはまだ寸法とメモリ・ストレージ容量が出てきていません。おそらくZ90と似たような筐体サイズになると思われますが、ディスプレイが18:9になったことでインチ数的にはより大画面を実現できたと言えます。

 Z90はデュアルカメラだったのが、Z91では画素数をアップさせてシングルへと変わりました。メインはf/2.0、セルフィーはf/2.2と必要十分ですし、ここを買いの要素にしてもいいくらいだと思います。

 前述通り価格は9999ルピー(約1万6300円)とインドにしては幾分高めなものの、Airtelのプランでは2000ルピーのキャッシュバックがあって実質7999ルピー(約1万3100円)とお買い得になります。
 今までも何度か書いてきましたが、インドのプリペイドプランはただでさえ激安ですから、こういうキャンペーンを利用するのが賢い消費者の姿勢でしょう。


DOOV A19

製品ページ

 女性向け製品を手がけるDOOVの新作です。思い切った仕様に驚きました。
doova19
寸法 154.7×72.7×9mm
重量 166.9g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737 1.5GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 2800mAh

 スペック的にはどうってことのないローエンドですが、メインカメラを捨て去ってセルフィーに盛っただけで売りになるのですから不思議なものです。
 これは市場調査とかですかね。「女性はフロントカメラしか使わない傾向にある」とか、そんな感じの結果が出たんでしょうか…。

 カラバリはいつものDOOVっぽくて良いと思います。SoCやら何やらの中身が周りの人に見えることは無いですからね。

 価格は1299元(約2万2000円)と、「どうしてこうなった」のレベルでした。残念。


DOOV A15s

製品ページ

 昨年9月にリリースされたA15の改良版といったところでしょうか。
doova15s
寸法 152×73.1×7.8mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2600mAh

 う~ん、A15と何が違うのかな? 完全に同じものに見えるんですけど…。

 まぁいいです。とにかくツール群の付加価値にお金を出せる人向けというコンセプトは変わっていません。
 1699元(約2万8800円)という超ボッタクリが我慢できる、と言うか、気にならないならどうぞ。

 DOOVで1台選ばなきゃいけないなら上のA19を買うべきだと思いますよ。誰がどう考えても。


 女性向けというのはけっこう世の中に溢れているわけですが、価格が妥当じゃないものも中にはありますね。
 だからこそしっかりとスペックにまで目を通してほしいなと思うのですよ。

 ソクラテスが言ってたじゃないですか。「無知は罪なり」って。

 …続く言葉は「知は空虚なり」ですけどねw。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.29)

・Xiaomi Mi MIX 2S
・HUAWEI P20 , P20 Pro
・HUAWEI 
PORCHE DESIGN Mate RS
・HUAWEI Y7 Prime 2018

 レビューにかまけて新製品をスルーしていたのでストックは豊富です…。
 書きたいことは山ほどあるのですが、適当に端折らないと全部消化しきれないですわ。


Xiaomi Mi MIX 2S

製品ページ

 ベースモデルのMIX 2からほんの少し寸法を縮め、最新のハイエンドSoCを積んできたのがこのMIX 2Sです。
mimix2s

寸法 150.86×74.9×8.1mm
重量 189g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 845 2.8GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB , 8GB
ストレージ 64GB , 128GB , 256GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+1200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3400mAh

 その他の変更点は、メインカメラがデュアルになったのに伴って位置が移ったことと、Androidのバージョンくらいのものです。メインはf/1.8と明るくなりました。
 事前のリークでディスプレイ内に収まると言われていたセルフィーの場所も、結局先代から変わっていません。おかげで3辺ベゼルレスは維持されています。

 常にMIXは「欲しい」と思わせる仕上がりですが、今回もやはりBand 19がサポートされており、日本国内でもすべてのキャリアおよびMVNOで問題なく使える仕様です。Xiaomiの日本進出は可能性としてかなり低いはずなんですけど、この部分には多少の期待を感じてしまいますね。

 ラインナップと価格を挙げると、6GB/64GBが3299元(約5万5700円)、6GB/128GBが3599元(約6万700円)、8GB/256GBが3999元(約6万7500円)ということで、非常にリーズナブルと言わざるを得ません。
 一応有名どころのECサイトで調べてみたら、それぞれ6GB/64GBの日本円表記で、Banggoodが72545円、AliExpressが65948円、Geekbyuingが65199円だそうです。本国より1万円ほど高くても買う価値はありそうですね。


HUAWEI P20 , Pro

製品ページ(P20)
製品ページ(P20 Pro)

 2018年上半期のフラッグシップはこれでいくようです。宝くじが当たればProを買いますよ。
huaweip20pro
P20
寸法 149.1×70.8×7.65mm
重量 165g
OS Android 8.1
CPU HiSilicon Kirin 970 2.36GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 128GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.8インチ
解像度 2244*1080
メインカメラ 1200万画素+2000万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 3400mAh

P20 Pro
寸法 155×73.9×7.8mm
重量 180g
OS Android 8.1
CPU HiSilicon Kirin 970 2.36GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 6.1インチAMOLED
解像度 2240*1080
メインカメラ 4000万画素+2000万画素+800万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 4000mAh

 まずBandについて書いておきましょうか。下のPORCHE DESIGN Mate RSも含め、すべてBand 19をサポートしています。日本公式にも早々にグローバルサイトへのリンクが貼られたので、早い時期の発売は確定的だと思います。

 Kirin 970は特に目新しくもないですが、AI機能については現状世界最速と言っても良いくらいですから、980を待たなくても損は無いはずです。Mateの最新モデルは秋口でしょうし、何よりも今回はカメラに重点を置いているわけですからね。

 ということで、世界初のトリプルカメラを搭載したP20 Proにはとにかく注目が集まっています。
 ディスプレイパネルの違いとか解像度の微妙な差とかそんなのはどうでも良くて、4000+2000+800万のそのカメラでどんな写真を撮影できるのか、ですよ。
 公式サイトでサンプルは見ることができますけど、やはり触って確かめたい、比較したいというのが正直なところです。金額的においそれと手が出せないので、まずはレビュー待ちですかね。

 P20は649ユーロ(約8万5100円)、P20 Proはグンと跳ね上がって899ユーロ(約11万8000円)です。これはキャリアで取り扱ってくれたほうが安く買えるかもしれないです。


HUAWEI PORCHE DESIGN Mate RS

製品ページ

 中身はP20 Proと共通の部分が多いのですが、デザインが独立してますので別物として扱います。
porchematers
寸法 152.9×72.5×8.5mm
重量 183g
OS Android 8.1
CPU HiSilicon Kirin 970 2.36GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 256GB , 512GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 6.0インチAMOLED
解像度 2880*1440
メインカメラ 4000万画素+2000万画素+800万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 4000mAh

 グローバルサイトには512GBの記載はありませんが、存在するらしいです。
 256GBモデルが1695ユーロ(約22万2500円)、512GBモデルが2095ユーロ(約27万5000円)だそうですよ。持ってたらスターになれますね。

 もちろんそれだけでなく、ディスプレイサイズや解像度、そして筐体デザインそのものがまるで違います。買う価値を見い出すとしたらここらあたりになるのでしょう。

 …地面に落としたりしたら絶対泣きますねw。


HUAWEI Y7 Prime 2018

製品ページ

 Y7が昨年5月、Primeがその翌月でした。非常にリネームモデルの多いシリーズです。
huaweiy7prime2018
寸法 158.3×76.7×7.8mm
重量 155g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 中国ではEnjoy、インドではHollyシリーズとしても発売されそうです。グローバルではnovaとしても展開するかもしれません。

 先代からの進化はデュアルカメラになった点とアスペクト比くらいです。それより、バッテリが減っているのが疑問ですよ。SoCがスナドラ435から430へと逆行しているので、せめてここは450あたりを選んでほしかったのですが。

 あとはMicroSDスロットが独立していることも書いておきましょうか。DSDSでもMicroSDが使えるのは割と強みになる場合が多いです。
 価格は179ユーロ(約2万3400円)と見られていますが、マーケットによってはもう少し安くなるはずです。


 新型iPadは例によって書きません(__;。別にappleアンチというわけじゃなく、いたるところで触れられているものをわざわざ取り上げる必要もないかなと思いまして。
 と言う割には今日の製品たちはメジャー中のメジャーだったりしますけど(^-^;。

【レビュー】LEAGOO T5c

・LEAGOO T5cは価格性能比に光るもの有り
 ◇製品概要
 ◇価格
 ◇箱・外観
 ◇ベンチマーク
 ◇カメラの検証
 ◇バッテリ持ち

 これもGearBest.com様よりお借りしたものです。何と言っても初めて触るSoCはワクワクします。


LEAGOO T5c

製品ページ

 T5の派生モデルで昨年暮れに発表になっています。
 SpreadtrumのSC9853iを搭載した意欲作と言えるでしょう。
leagoot5creview
寸法 153.3×76.1×8.5mm
重量 168g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9853i 1.8GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 SC9832iはintel製14nm Airmontによるオクタコアです。GPUはMali-T820 MP2で、エントリーからミドルローといったあたりのカテゴリになるでしょうか。昨年夏の時点ではPowerVR GT7200とのことだったのですけど、Atomが統合しているものと混同したんですかね。

 発売時のリテール価格から129.99ドル(約1万3700円)と激安で、それは上がることなく似たような値段で推移しています。

GearBest.com LEAGOO T5c (13384円)

 SoCに惹かれたら即買いでも良いレベルですね。


 それでは実際に開封、使用してみた感想をまとめてみます。

t5c_1

 先日書いたBL5000とほぼ同サイズでした。"Stronger Heart"は、コラボしたFCに敬意を払ったものだと思います。

t5c_2

 これもケース付きです。背面素材からして指紋が付きにくいかなと思ったのですが、意外とそうでもなかったので嬉しいサービスでしょう。

 チャージャーは平均的な5V/2Aでした。できればMicro USBでなくType-Cにして、もっと出力を上げてくれれば良かったのにと思います。

t5c_3

 ディスプレイは可もなく不可もなくというところです。ただ、輝度は全体的に低く、暖色系に多少くすんだ感じを受けました。AMOLEDの発色に慣れていると相当暗く見えてしまうかもしれません。

 また、これは各所で書かれていることですが、日本語に対応していません。MoreLocale等を入れる必要があります。今回はお借りした端末なのでやりませんでした。

t5c_4

 好みが分かれるでしょうけど、上下は複数の横のラインが深く刻まれたディテールです。私は「古臭いかな」と思ってしまいました。質感も含めてここは価格相応な部分ですね。

 しかしフロント以上にエッジが丸められていることもあって、持ちやすさは折り紙付きです。
 168gと割と重量があるのに、サイズ的な効果で軽めに感じるのも良い点でしょう。


AIDA64

sst5c_1-1sst5c_1-2
sst5c_1-3sst5c_1-4

 せっかくなのでスクショは4枚。

 SoC名は"SC9853I-IA"になってますが、おそらくSC9861G-IAと同様のプラットフォームということなんだと思います。そちらはPowerVR GT7200が統合された2GHz*8の上位SoCですね。

 クロックは、アイドル時で624MHz、負荷時で1.872GHzということを確認しています。推移を見ていくと、だいたいは4コアずつ制御されているような印象でした。このスクショはたまたま3コアだけ負荷状態ですけど。

 ディスプレイサイズはAIDA64読みだと5.46インチです。0.1mm程度の誤差ですが。

 バッテリは公称値の3000mAhには届かず、おそらくmin値の2900mAhとなっています。


SPEEDTEST

sst5c_2

 爆速というほどでもありませんが満足できるスピードだと思います。
 もしかするとコストカットに関わる部分かと思っていただけに嬉しい誤算でした。

 また、だいたいの中華スマホと同様に、Bandは1,3,8のみです。UQでの運用もできませんので知っておいたほうが良いと思います。もちろん技適は通っていませんので注意が必要です。


A1SD

sst5c_3

 どうやらここがコストカットの部分のようです。どちらも旧型っぽい遅さになっています。
 ちなみに、ストレージ速度のテストではファイナライズができずフリーズしました。3回試してすべて同じ現象に見舞われたので、何らかのトラブルを抱えている可能性も捨てきれません。もちろん動作には影響ありませんが。
 テスト結果は再起動後に拾うことができたのでそれを貼っています。正確性には疑問が残るということを付け加えておきます。


Geekbench 4

sst5c_7

 14nmだけあって発熱は少ないほうだと感じました。まったく無いわけではありませんけど。

 スコア的にスナドラ450との戦いになるかと考えていたので、これはまぁ妥当なところです。マルチで少し水をあけられてしまいますね。


3DMark

sst5c_4
sst5c_5

 グラフィックが弱いのはMali-T820なのでしょうがないです。ここがもう少し高級なGPUを積んでいると各ベンチの結果も見違えるはずなんですよ。

 それでも、普通に使うだけであれば何の不満もないくらいには動きます。昔のローエンドSoCのような引っ掛かりも皆無です。


Antutu 7.0.6

sst5c_6

 これはなかなか優秀。価格性能比は相当良いのではないでしょうか。

 Qualcommだとスナドラ450、MediaTekだと低クロックのHelio P23あたりがライバルになるはずです。どちらも普通に2万円以上するミドルレンジ製品が大半なだけに、この部分は大きなアドバンテージになりますよ。


カメラの検証

t5c_31204160

 リフォーカスがアウトだというのは各所でレビューされている通りなので検証していません。
 元サイズ3120*4160、デフォルト撮影です。ご了承ください。

 f/2.2というほどには暗くないのですが、無理矢理光源を拾っている感じは否めないですね。壁の白飛びも不自然ですし、モニタの右側には他のカメラで一切入ることの無かった光の線が出てしまっています。
 かと思えば暗部は意外と素直な発色になっていて、影もそれなりに原色に近かったり、HUBのランプも潰れずに写っていたり。このあたりはSamsungセンサーならではということなんでしょう。


バッテリ持ち

 14nmSoCですが3000mAhということで、一般的なスナドラ625と似たような感じだろうと予想してました。
 テストの詳細は以下をご確認ください。

各端末のバッテリの減り具合いを検証してみる(動画再生編)
各端末のバッテリの減り具合を検証してみる(スリープ編)

YouTube2hスリープ8hスリープ16hスリープ24h
残量68%88%78%70%

 期待したほどではありませんでした。14nmになろうと、intelコアは電気喰いということに他なりません。

 特にスリープ時がダメですね。まさにAtom搭載端末の減衰カーブと似たようなイメージです。計算上は待ち受け3日が限界ですから、14nmの恩恵は取るに足らないレベルと言われてもしょうがないです。

 YouTube再生時も、同じ14nmのスナドラ625と比較して明らかに発熱がありました。よってこの減り方も当然と言えば当然でしょう。Mali-T820に原因があるのかもしれないですねぇ。

 これなら普通に14nmのA53で構成したSoCのほうが優秀だとは思います。
 しかしそこには「価格」という最大の強みがあることを忘れてはいけないんですけどね。


 各種ベンチの結果は以下になります。

Benchmark Elephone U Pro
AntutuBench7.0.467505
Geekbench 4 (S)732
Geekbench 4 (M)2918
A1SD (Read)94.52
A1SD (Write)87.31
A1SD (Memory)3687.82
3DMark (IceSrotm)5571
3DMark (SlingShot)264


 総評。

 辛口でいくつか述べましたけど、あくまでも普通の14nmSoC@2万円前後の端末と比較してのことなのです。実売価格が1万3千円で14nmを積んでいるのは、現状、これとXiaomiの一部しかありません。Redmiシリーズをライバルと呼んでも良いほどのコスパなのは間違いないでしょう。

 もしこれでリフォーカスがしっかりしていたら市場を席巻していたかもしれないと考えると、今後のSpreadtrum社製SoCには期待してしまいます。

 あとは日本語への正式対応ですかね。ここがクリアされれば個人輸入の数も増えるのではないかと思います。


 毎度おなじみPDA工房さんによるフィルムもチェックしてみてくださいね。



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【新製品】海外スマートフォン(2018.03.27)

・OPPO F7
・Blackview P10000 Pro
・Samsung Galaxy J7 Prime 2
・Micromax Canvas Infinity Life

 もう1台のレビュー記事があるのですが、ひとまず溜まってきた新製品を上げておきます。


OPPO F7

製品ページ

 予定通りにインドで発表されました。
oppof7
寸法 156×75.3×7.8mm
重量 158g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P60 2.0GHz*4+2.0GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.23インチ
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 2500万画素
バッテリ 3400mAh

 目を引かれるのはやはりセルフィーの2500万画素という数字でしょうか。両面ともレンズはシングルでも、メインf/1.8、セルフィーf/2.0とOPPOらしいカメラの盛り具合いです。

 最新のHelio P60に、ノッチ付きの19:9ディスプレイ、そして6GB/128GBも選べるのは上を目指すユーザーにもお誂え向きです。

 Flipkartでは4GB/64GBモデルの予約を受け付けていまして、1000ルピー値引きの21990ルピー(約3万5700円)と表示されています。ちなみに6GB/128GBモデルはスペシャルエディションと銘打たれてますね。こちらは26990ルピー(約4万3800円)だそうです。

 インド以外のOPPO正規取り扱いがある国では、販売を心待ちにしているところが多いのではないでしょうか。日本にも入ってくるといいですねぇ。


Blackview P10000 Pro

 今月末ローンチと予告されています。MWC前から話題にはなっていましたが、ここに来てスペックも粗方出ているので先にまとめてしまいます。

P10000_Pro_1

寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+1300万画素
フロントカメラ 1600万画素+1300万画素
バッテリ 11000mAh

 チャージャーは5V/5Aとありますね。相当な出力ですから、個人的には普通の5V/2A程度で時間をかけて穏やかに充電したほうが良いんじゃないかと思ってしまいます。なお、フルチャージまでは2時間25分、待ち受け時間は50日だそうです。マジですかね…。

 不足の無い数字が並んでますし、これはなかなか面白い1台だと思いますよ。バッテリだけではなく、ディスプレイやカメラでも満足のいく仕上がりになっているでしょう。
 それに、背面がガラスとカーフレザーの2種類で発売されるそうです。どちらを買うべきか悩んでしまうじゃありませんか。

 価格についてはまだはっきりしていませんが、269.99ドル(約2万8400円)と書いているところもありました。実際は3万円超えだとは思いますけど、そんな部分にも注目ですね。


Samsung Galaxy J7 Prime 2

製品ページ

 先代は1年半前で、On7 PrimeやOn Nxtといったリネームモデルにもなりました。同様の展開があると見るのが正解だと思います。
galaxyj7prime2
寸法 151.7×75×8mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU Samsung Exynos 7 Octa 7870 1.6GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3300mAh

 Samsungがインド市場に投入している端末の中では比較的ローエンドのスペックになります。
 しかし、PLSを採用したFHDディスプレイや、両面f/1.9のカメラなど、他メーカーの製品とは一線を画す仕様と言えますね。
 もちろんインド以外のマーケットでも魅力的な製品と位置付けられるでしょう。

 価格は13490ルピー(約2万1900円)と、先代J7 Primeよりもほんの少し安い設定です。
 日本でもこの価格でSIMフリーとして取り扱ってくれたら、ものすごい数が出そうな気がするんですよねぇ…。


Micromax Canvas Infinity Life

製品ページ

 (4/22追記:"Life"と"Lite"を間違えてました。道理で探しても出てこないわけです…)
Micromax-CanvasInfinity-Lite
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2500mAh

 ベースモデルのCanvas Infinityと比べると、果たして同じシリーズで良いのだろうかというくらいの廉価版なわけですが、これはつまり売れたモデルに肖っているんでしょうね。今やインド市場における純国内メーカーは、風前の灯とも言えるシェアにまで落ち込んでしまいましたから、少しでも応援したい気持ちはあります。日本からも買えるならばポチるんですよ。本当に。

 価格は3000ルピーも下げられた6999ルピー(約1万1300円)→8350ルピー(約1万3600円)でした。この価格帯にしてはカメラが頑張っているほうですし、こだわりが無くて単に18:9デビューをしたいならばこのくらいでも十分だと思います。


 レビュー記事を上げると閲覧数が飛躍的に伸びますね(^-^;。環境設定からベンチ、そして記事にまとめるまでに軽く8時間くらいはかかりますので、それで報われた気がするのです…。

【レビュー】DOOGEE BL5000

・DOOGEE BL5000は買う価値ありのローコストスマートフォン
 ◇製品概要
 ◇価格
 ◇箱・外観
 ◇ベンチマーク
 ◇カメラの検証
 ◇バッテリ持ち

 GearBest.com様よりお借りしまして、以前から気になっていたBL5000に触ることができました。
 MT6750T+大容量バッテリという組み合わせがどの程度のものなのかを実際に検証するのが目的です。


DOOGEE BL5000

製品ページ

 発表は昨年の夏と多少旧型ですが、そのぶん価格も落ちて狙い頃になってきていると思います。
 BLシリーズは7000、そして12000というラインナップがありますので、予算に合わせて選べるのが嬉しいところでしょう。
bl5000review
寸法 155.2×75.85×10.3mm
重量 210g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5050mAh

 補足しておくと、カメラは両面ともにf/2.2と暗めです。また、お借りしたものはデフォで日本語に対応していたことを付け加えておきます。

GearBest.com DOOGEE BL5000 (19098円)

 ちょっと今は高い時期ですかね。公式ショップだと159.99ドル(約1万6800円)に値引きされているので、それが反映されるともう少し安くなるはずです。こまめにチェックしておいたほうが良いと思いますよ。


 では開封していきましょうか。

bl5000_1

 箱のサイズは割と小さめです。実測で縦17cm、横9cmでした。

bl5000_2

 最近の中国メーカーはほぼケースを付けてくれますね。輸入する側からしてみたらとてもありがたいことです。

 ただ、コンセント形状には注意しておきましょう。付属のチャージャーは5050mAhというバッテリ容量のために12V/2Aの高出力ですから、できれば変換端子は欲しいところです。ちなみに端子はMicro USBだったので、手持ちの5V/2Aのもので充電してみましたが、そこまで遅くもありませんでしたよ。

bl5000_3

 発色はすこぶる良いと感じました。映り込みからも分かるように光の多い真っ昼間での撮影にも関わらず、それに負けない輝度を誇ります。ちなみに最大輝度だと目が痛いくらいに眩しいですよ。

bl5000_4

 なかなかメーカーサイトにあるような光沢は出てくれませんでした。実際はもう少し反射強めの加工が施されています。
 価格帯を考えたら高級感は素晴らしい部類ですね。

 大容量バッテリ搭載モデルということで、本体厚も1cm超えですが、持った感じはそこまで意識することも無かったです。
 しかし、やはり重さはズシッときますよ。個人的な感覚だと、180gより上だとどうしても重さを感じてしまうと思います。もちろん大きさによって感じ方は変わるものですが、5.5インチの16:9という部分で損をしてしまっているかなという気はします。


AIDA64

ssbl5000_1

 プラットフォームは確かにMT6750なのですけど、基盤自体はHelio P10と同一なんですね。
 もちろんMT6750Tは28nmですから、負荷がかかっていないアイドル状態のクロックがどのくらい下げられているかも知りたかったのですが、AIDA64読みでは"Sleeping"としか出てきませんでした。残念。

 しかしメモリもストレージも余裕がありますし、スマホデビュー用の端末としては持って来いではないでしょうか。


SPEEDTEST

ssbl5000_2

 SPEEDTESTの画面がリニューアルしましたね。
 これは日曜夕方6時のWi-Fi接続速度になります。決して速くはありませんが平均的と捉えて良いと思います。

 docomo系のプラチナバンドには当然対応しておらず、使える場所が限られます。
 au系は通話もアウトですね。
 ということで、中華スマホの大半はSoftBank系と親和性が高いので、海外からの渡航者の方はそれを選ぶと幸せになれそうですよ…と書いておいたほうが良いですよね。技適マークの無い製品の国内使用を推奨する意図ではありませんので念の為。


A1SD

ssbl5000_3

 最近の64GBにしては遅いですし、メモリもだいぶコストカットが図られているようです。

 ということで、ある程度のハイエンドを使った経験があるユーザーなら物足りなく感じる部分になってしまうでしょう。


Geekbench 4

ssbl5000_7

 発熱もそれなりでした。スコア的にはMT6750Tのいかにも平均的なところに収まっていると言えます。
 今となってはまさにミドルローと呼ぶべき普及帯SoCですが、性能はそこまで低いわけでもなく、日常ユースならば不満は無いと思われます。


3DMark

ssbl5000_4
ssbl5000_5

 3DMarkもアップデートがあったのでどちらもExtremeバージョンを実施しました。

 ご覧になって分かるように、重めのゲームはお手上げの結果です。ブラウザゲーなら普通にいけるくらいのスコアではありますが。


Antutu 7.0.6

ssbl5000_6

 Antutu 7.0だとMT6750Tはこれくらいのスコアが出るようです。BL5000が特別ということではありませんので誤解無きよう…。

 経験上、Antutuは4万を超えていれば普通に使うぶんには問題ありません。上を求めるとキリがないですから、妥協も時には必要です。


カメラの検証

bl5000_34564608

 デフォルトで撮影した元サイズは3456*4608で、1600万画素に補間された状態です。そんなのどこにも書いてないんですけどね。

 f/2.2ということでさすがに暗さは否めませんが、色表現は割と素直なほうですよ。特に黒がしっかり出ているのは好みです。暗部でざらつきが無いなんて、この価格帯の製品では非常に珍しいと言えるでしょう。F値だけでは測れないというのがよく分かりました。


バッテリ持ち

 28nmSoCと大容量バッテリの組み合わせということでここは重要です。テストの詳細は以下をご確認ください。

各端末のバッテリの減り具合いを検証してみる(動画再生編)
各端末のバッテリの減り具合を検証してみる(スリープ編)

YouTube2hスリープ8hスリープ16hスリープ24h
残量63%98%93%86%

 YouTubeの再生時に最も発熱があったことを書いておかなくてはならないでしょうね。
 非接触型温度計による背面の実測値で42度(室温20度)でしたよ。ここまで熱が出ると当然消費電力は大きくなってしまいます。このあたりは28nmSoC故にやむを得ない部分と言えるかもしれませんし、前述のようにそもそもの輝度が高い仕様になっているため、それに注意して賢く使えばいくらでも改善はできそうです。

 16nmのHelio P23と比較するとやはり劣ってしまうものの、それでもスリープ時はしっかり5050mAhのバッテリが活きている結果となりました。
 1日あたり14%で済むなら、計算上は1週間の待受が可能ということになります。「バッテリなんて少なくていいよ」と言う人はいないでしょうから、これだけ見たら十二分に選択肢に入り得るものだと思います。


 各種ベンチの結果は以下になります。

Benchmark Elephone U Pro
AntutuBench7.0.454714
Geekbench 4 (S)617
Geekbench 4 (M)2616
A1SD (Read)145.12
A1SD (Write)143.53
A1SD (Memory)3856.18
3DMark (IceSrotm)6389
3DMark (SlingShot)382


 以下、総評です。

 まず分かったのは、MT6750Tには大容量バッテリでなくてはいけないということでした。国内で昨年販売された某端末なんて2000mAhちょっとで、これはユーザーの愚弄に他ならない裏付けと言えるのです。
 もちろん14nmあたりのSoCで大容量のバッテリが理想ではありますが、スリープ時はヌガー以降のAndroidによってもだいぶ改善されますし、こだわりが無いならこれも十分ありだと思いますよ。

 意外に感じたのはカメラ性能です。筐体はともかく、性能だけ見たらコスパとしてはそこまで特筆するほどでもないと思っていたのが、一気に考えが変わりました。晴れた日に風景を撮ったりしても面白そうですね。


 PDA工房さんが専用に開発している商品は相変わらず素晴らしいラインナップですので、こちらもぜひチェックしてみてくださいませ。



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電脳ニュース海外版(2018.03.25)

・SHARP AQUOS S3を3月28日発表予定
・Samsung Galaxy Edgeのコンセプト画像
・Ulefone Power 5とT2 Proを4月に発表か
・apple iPhone 8 Plusの解析記事

 明日のレビュー記事のために頑張っています。間に合うかは微妙ですが…。


SHARP AQUOS S3を3月28日発表予定

 先にminiがお披露目となっているわけですが、それでも大々的に発表されるらしいです。

sharp-s3

 この風景がどこなのかは分かりません。ノッチ付きを表すために作られた可能性もあるかもしれないですね。

 miniとの違いは主にアスペクト比になり、普通の18:9で2160*1080になりそうだとのこと。6インチでは世界最小サイズになるなんて話もあります。
 SoCはスナドラ630、メモリ4GB/6GB、ストレージ64GB/128GB、メインカメラは1200万+1300万画素、セルフィーは1600万画素、3100mAhのバッテリを搭載しているそうです。

 価格ははっきりしていませんが、イベントの行われる場所がベトナムということで予想すると、6490ドン(約2万9800円)なら面白いと思います。もっと安い可能性もあるでしょう。


Samsung Galaxy Edgeのコンセプト画像

 S7以来、影もなくなってしまったEdgeグレードが、Note9の前に投入されるかもしれないという噂が浮上してきました。

Samsung-Galaxy-Edge-2

 そもそもの理由はS8に比べてS9の売れ行きが伸び悩んでいることにあるそうです。発表が前倒しになったことで、秋のNote9も早まり7月頃と言われていますが、その前にEdgeが出てくるならば話題性は十分と言えるでしょう。

 このコンセプト画像はS7 Edgeを彷彿とさせる形状になっていますね。上下のベゼルもやけに現実的ですが、実際はもっと狭くてもいいくらいだと思います。

 スペックもしっかりと出ているあたり、噂だろうと鼻で笑うにはまだ早いかもしれません。
 ディスプレイは6.4インチで解像度は4K、スナドラ845を積み、メモリは最大で8GB、バッテリは4000mAhだそうです。

 日本ではファンも多いはずのEdgeグレードなだけに、今後の動向には注目だと思いますよ。


Ulefone Power 5とT2 Proを4月に発表か

 この2つはMWCで展示されていたものですので、リリースはほぼ確定的でしょう。

AH-Ulefone-Power-5-MWC-2018-hands-on-2

 画像からも分かるように、大容量バッテリが売りのPowerシリーズ最新作は13000mAhを搭載します。
 加えてタフネスモデルとなっており、重量は気になるものの、今回も魅力的な製品になっているのは間違いないところだと思います。
 もちろん、18:9ディスプレイにクアッドカメラというトレンドも忘れていないのがUlefoneらしいところですね。

 T2 Proは世界初のHelio P70搭載端末として展示されていました。既にこのブログでは新製品として記事にしてしまってますので、早く出てきてもらわないと困るのです…。


apple iPhone 8 Plusの解析記事

 これは単なる紹介です。面白かったのでぜひどうぞ。TechInsightsというところがまとめています。

Apple iPhone 8 Plus Teardown

techinsights
 GSMArenaさんはさすがに着眼点が違いまして、主たるフラッグシップモデルのSoCをダイサイズで比較検証したものをメインで取り扱っていました。
 こうして見ると、A11以外ではスナドラ845が一番小さいんですね。これは意外です。てっきりKirin 970かと思ってました。


 少数派だと分かっていますが、基盤を見るとワクワクしてしまうのはたぶん病気なんですよ。自作erなら、マザボやグラボを初めて開封した時のニオイも大好きですよね? ね?(^-^;


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【新製品】海外スマートフォン(2018.03.24)

・OPPO A1
・SIGMA X-treme PQ39
・itel S42
・TECNO SPARK CM

 もう諦めて端折ります(__;。


OPPO A1

製品ページ

 発売は4月1日からとあります。OPPOの中ではエントリーモデルですね。
oppoa1

寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1
CPU 不明
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3180mAh

 商城に登場したというだけで、SoCやら寸法やらは明かされていません。

 価格が100元引きで1399元(約2万3200円)ということですから、MediaTekのオクタコアだとすればMT6750あたり、Qualcommだとすればスナドラ430あたりでしょうか。
 いずれにしてもOPPOのことなので、バランスの取れていないSoCは持ってこないはずです。

 SoCを明かさないままローンチというのも珍しいですけどね。


SIGMA X-treme PQ39

製品ページ

 下位モデルのPQ34という機種もあるのですが、こちらのインパクトには敵わないのです。
sigmapq39
寸法 169×86×16mm
重量 307g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6753 1.3GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 9000mAh

 どうせ9000mAhを載せるならMT6753じゃなくてもっと他にあったような気もするのですが、これはこれで相当に面白いと思います。FHDというのもポイント高いですよ。
 ちなみにPQ34は、MT6737TでFHD、5000mAhですから、バッテリ持ちとしてはこちらが1.5倍くらい良いはずです。
 
 そして筐体画像を見ると気付くのですけど、背面にとんでもなく大きなLEDフラッシュが付いてますね。これはおそらくサーチライトとしても使用可能なんだと思われます。つまりそのための超大容量バッテリとも言えるわけで、必要な人には願ってもない機能ではないでしょうか。

 取り扱っているショップが無いために価格は不明ですが、Helio P10/4GB/64GBのPQ35でも9499ルーブル(約1万7400円)ということを考えると、8500ルーブル(約1万5600円)程度に収まる可能性は高いと思います。素晴らしいですね。


itel S42

製品ページ

 ローエンドのA44A44 Proも発表になっています。詳細は公式サイトをご覧ください。
itels42
寸法 153×73.55×8.25mm
重量 不明
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.65インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 スペックシートではメインカメラの画素数が書いてないので、各種サイトから引用しました。

 特徴としては、メモリが3GBと余裕があって、18:9ディスプレイ、そしてセルフィー特化というあたりになるでしょうか。
 価格も8499ルピー(約1万3700円)で、そこまで高い感じはしません。何と言ってもスナドラということでお得に映りますよ。

 ちなみにitelはインド公式とグローバルにサイトが分かれていまして、取り扱わっている端末にかなり違いがあります。これはインドオンリーの製品です。


TECNO SPARK CM

製品ページ

 SPARKシリーズはアフリカ用かと思っていたのですが、タイで取り扱われるみたいなことが書いてありました。と言うか、タイのサイトがどれも非常に重いです…。
tecno-spark-cm-002
寸法 152.2×71.7×7.75mm
重量 172g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737H 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3050mAh

 ローエンドにしてはカメラもしっかりしていますし、さすがTECNOといったところだと思います。

 一応補足しておくと、公式のスペックシートには「見かけ上の薄さ5.6mm」とあったんですけど、それは必要無い気がしますね(^-^;。エッジはとてもなめらかなカーブを描いていまして、なかなかに美しいエルゴノミクスデザインなんですけど。

 価格は4090バーツ(約1万3800円)だそうです。そこまで安くもありませんが、コスパが悪いというほどでもないでしょう。


 という感じで新製品はあと数台のストックになりました。
 明日は残りを紹介するかトピックスを、そして日曜はレビュー記事を上げようかと考えています。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.23)

・ZTE nubia V18
・BLU VIVO XL3 PLUS
・UMi UMIDIGI A1 Pro
・BLUBOO D5 Pro

 SamsungがExynos 9610を発表しました。2.3GHz*4@A73+1.6GHz*4@A53のハイミドルで、プロセスルールも10nmです。最大の特徴は480fpsのスローモーション撮影に対応している部分でしょう。搭載端末の登場が待ち遠しいです。


ZTE nubia V18

製品ページ

 偶数、使ってますね…。Z19への布石とも受け取れますが、これはMWCで展示されていたものでしょう。
nubiav18
寸法 158.7×75.5×7.75mm
重量 170g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.01インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 Nシリーズなんかもそうですが、要するに奇数で進んでいくのがZシリーズだけという扱いなのでしょう。フラッグシップですからね。

 これはスナドラ625でも18:9ディスプレイに大容量バッテリを組み合わせており、路線的にはXiaomiのエントリーモデルをライバル視している感があります。
 メインカメラはf/2.2ですが、セルフィーがf/2.0と明るく、シングルでもそれなりに使い勝手は良いかもしれません。

 発売は1週間後で、1299元(約2万1700円)となっています。もう5千円ほど安ければ言うことは無かったんですけどね。


BLU VIVO XL3 PLUS

製品ページ

 2週間前に発表されたXL3の派生モデルです。
bluvivoxl3plus
寸法 158.1×76.5×8.2mm
重量 169g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 無印XL3がMT6737なのに対し、こちらはスナドラということで多少のアドバンテージがありますか。
 6インチの大画面に加えて、セルフィーは画素数もさることながらLEDフラッシュ付きですし、狙い目は面白いと思います。

 ただ、220ドル(約2万3200円)という価格はちょっと高すぎですね。あと1万円安くてもいいですよ。
 ちなみにまだamazon.comには登場していませんが、XL3が下がっていないのでいきなり値引かれる可能性は限りなく低いと思います。どうしても欲しければ3ヶ月ほど待つべきではないでしょうか。


UMi UMIDIGI A1 Pro

予告ページ

 UMiの作るローエンドは相変わらず魅力的です。

umidigia1pro

寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3150mAh

 すべてのスペックは3月27日に発表とあります。発売は4月10日で、価格は99.99ドル(約1万600円)だそうです。

 いつものクイズっぽいものに挑戦できまして、1名様に無料でプレゼントみたいですよ。ぜひやってみてはいかがでしょうか。

 しかしまぁ、他国でこのコスパに太刀打ちできるのはインドメーカーと、アフリカ大陸に進出しているところくらいのものです。日本で同じような端末を購入しようと考えたら3万円持っていかれるこの不公平さは如何ともし難いですね…。


BLUBOO D5 Pro

製品ページ

 BLUBOOと言えば、iPhone似のXもそろそろ発表ではないでしょうか。
blubood5pro
寸法 146.3×71.5×8.8mm
重量 150g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*640
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2700mAh

 型番からすると、昨年12月に上がったD2 Proの上位版ですね。

 カメラはそれぞれ1300万、800万画素に補間されるようです。
 バッテリの少なさも解像度を下げることでカバーしていますし、筐体デザインに惹かれたなら買いというスタンスでも良いかもしれません。

GearBest.com Bluboo D5 Pro (14129円)

 まだ高いでしょうか。このくらいなら1万円を切って初めてお買い得と言えるでしょう。


 さて、またまたレビュー記事を準備中です。
 個人的に気になっていたアレとアレですので、どうぞ気長にお待ちくださいませ(^-^;。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.22)

・MEIZU E3
・SHARP AQUOS S3 mini
・Lenovo S5
・Lenovo K5 , K5 play

 HUAWEIが512GBのストレージを搭載したモデルを発売…なんて噂があります。このペースでいくと、来年あたりには1TBのスマートフォンが出てきそうですねぇ…。ニーズとしては8K動画でしょうか。


MEIZU E3

製品ページ

 予定通りのローンチでした。スペックもほぼリークされていた通りです。
meizue3
寸法 156.8×75×7.6mm
重量 160g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+2000万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3360mAh

 このブログでも何度か書いてきた通り、サイドの電源ボタンの下に指紋センサーがあって、公式サイトではデモ画像を見ることができます。おかげで背面とフロントもすっきりしたデザインになっていますね。

 先代のE2は2GB/16GBから4GB/64GBの幅広いラインナップを含んだモデルでしたが、今回はアッパーミドルを意識したかのような作りでして、少し趣が違う気もします。
 最大の変化はやはりカメラ部になるでしょうか。メインの1200万画素はf/1.9と、f/2.2だったE2に比べるとより時代の流れに沿ったかたちです。

 また、バリエーションモデルとして、中国のオリジナルステルス戦闘機J-20をフィーチャーしたバージョンも存在します。好きな人は徹底的に好きそうですね。

 各モデルの価格は、64GBが1799元(約3万200円)、128GBが1999元(約3万3600円)、J-20カスタム版が1999元(約3万3600円)、J-20カスタムコレクター版が2499元(約4万1900円)となっています。
 これはヒットの予感がしますよ。


SHARP AQUOS S3 mini

 TENAAの通過は昨年暮れ、そして今年初めに製品名が確定したFS8018がようやく登場です。
aquoss3mini
寸法 142.7×73×7.8mm
重量 140g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 630 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 2040*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3020mAh

 3辺ベゼルレスでカメラ用のノッチ付きというスタイルは変わっていません。もはや海外ではこれがAQUOSと認識されているほどではないでしょうか。

 カメラは両面シングルですが、どちらもf/2.0と明るさは十分ですし、もちろん画素数も申し分ないですね。
 "mini"を感じさせるのはディスプレイサイズくらいのもので、かなり出来の良いミドルレンジに仕上がっていると思います。

 JD.comには商品ページサマリーが上がっています。価格も1599元(約2万6800円)とコスパも悪くありません。
 そのまま日本に入ってきても他メーカーを喰える気がするのですが、まぁ無いでしょうねぇ。


Lenovo S5

製品ページ

 やはりスナドラ625でしたか…。予約ページで価格も確認できます。果たしてXiaomiの牙城を崩せるんですかね。
lenovos5
寸法 154×73.5×7.8mm
重量 155g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 3つのレンズはすべてf/2.2で、ここでXiaomiをリードすることはできませんでした。と言うかコストとの兼ね合いかもしれません。勝っているのはサブの画素数くらいです。

 せめてSoCが636あたりだったらかなり優位に立てた気もするのですが、Motorolaでミドル~ハイエンドを抱えるLenovoの立ち位置としては、このあたりが限界と捉えられなくもないですね。それでも、一頃のLenovoからは見違えるような垢抜けたデザインになったと感じませんか?

 価格は、3GB/32GBモデルが999元(約1万6800円)、4GB/64GBモデルが1199元(約2万100円)となっています。確かに安いので、プロモーション次第では割といい線いくかもしれないですね。


Lenovo K5 , K5 play

製品ページ(K5)
製品ページ(K5 play)

 K5という端末は2016年にもリリースされているので、"2018"を付けるのが正解だと思います。
 また、"play"はMotorolaから拝借したっぽいですね。
lenovok5
K5
寸法 153.8×72.7×7.8mm
重量 160g
OS Android 7.?
CPU MediaTek MT6750V/CB 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

K5 play
寸法 153.75×72.6×7.85mm
重量 155g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 2GB , 3GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 両モデルともエントリー向けの扱いではありますが、しっかり18:9ディスプレイとデュアルカメラを搭載した部分には拍手を送るべきでしょう。
 ただ、K5のMT6750に3000mAhは少し足りないかなと思いますけど。Androidのバージョンが違うことから、もしかするとK5 playを売りたい意図があるのかも…などと勘ぐってみたり。

 K5が899元(約1万5100円)、K5 playの2GB/16GBモデルが699元(約1万1700円)、3GB/32GBモデルは分かっていません。K5 playはスナドラ430でこの値段ですから、お得感はかなりのものだと思います。

 いずれにしても、Lenovoほどの大企業が自社ブランドで、しかも自国でここまでのローエンドをリリースするのは久しぶりの気がします。奮起にかける意気込みが伝わってくるというものです。


 新たに加わったものから紹介してしまったのであと6機種も残ってます(;´Д`)。
 マイペースで紹介していくので生暖かい目で見守ってやってください(__;。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.21)

・HUAWEI nova 3e
・HTC Desire 12 , 12+
・vivo Y85

 予想通り追い付けないですorz


HUAWEI nova 3e

製品ページ

 P20 liteの中国版という扱いのようです。
nova3e
寸法 148.6×71.2×7.4mm
重量 145g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 659 2.36GHz*4+1.7GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.84インチ
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 3000mAh

 P20 liteとの違いはセルフィーでして、1600万画素から2400万画素へとボリュームアップしています。また、ストレージに128GBが加わったことで、ミドルレンジの中でも相当高スペックに映りますね。

 気になる価格は、64GBモデルが1999元(約3万3600円)、128GBモデルが2199元(約3万6900円)。ヨーロッパよりも1万円以上安く、お買い得と言わざるを得ないでしょう。

 あとは日本に入ってくるのがP20 liteかnova 3eかという話ですが、どちらもシリーズとしては導入されているだけに現時点では分かりませんね。値段だけは中国に倣ってほしいものです。


HTC Desire 12 , 12+

製品ページ

 リンク先はイギリス公式ですが、他のヨーロッパ諸国のサイトにも登場していました。TLDの部分だけを変えていろいろ試してみてくださいな。
htcdesire12+
Desire 12
寸法 148.5×70.8×8.2mm
重量 137g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 2GB , 3GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2730mAh

Desire 12+
寸法 158.2×76.6×8.4mm
重量 157.5g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2965mAh

 ロングセラー商品とも言えるDesireシリーズです。真っ逆さまに堕ちなくて良かったですね(懐)。

 しかし、同じDesire 12の冠が付いてますが、12+はまるで別物と言って良いくらいだと思います。これまでの路線から言うとBLADEで出てもおかしくないほどの中身ではないでしょうか。
 なお、公式に明かされていない無印12のMT6739のクロックとAndroidのバージョンはスペックサイトから引用していますので念のため。

 Desire 12は185~199ユーロ(約2万4200円~2万6000円)、12+は235~249ユーロ(約3万700円~3万2500円)の間で販売されているようです。少しコスパが悪いように感じますが、あくまでヨーロッパのものですから、台湾をはじめとするアジア地域ではもう少し安くなるはずです。
 

vivo Y85

商品ページ

 公式ショップのみに上がっています。
vivoy85
寸法 154.81×75.03×7.89mm
重量 150g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.26インチAMOLED
解像度 2280*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3260mAh

 vivoのYシリーズは比較的エントリー向けのものが多いのですけど、これは型番の数字が示す通りにやや上という感じでしょうか。
 そして、もうノッチ付きスタイルは全モデルに採用していく方向とも受け取れます。

 スペック的には不満らしいものも見当たりません。カメラも両面f/2.0と使えるレベルですし、ミドルレンジとしては上々の仕上がりと言えますね。

 価格は、ストレージ32GBモデルが1798元(約3万200円)、64GBモデルが1998元(約3万3600円)と、いかにもvivoらしい設定で、要するに高めです。
 グローバルでシェア拡大を目指すなら、知名度も含め、もう1万円下げてようやく勝負になるくらいだと思いますよ。


 う~ん、今日だけでこの他に7製品が後回しになってしまいました…。完全にQ1終了間際のリリースラッシュをナメてましたわorz
 祝日がしっかりと祝日であったならもう少し行けたんですけど、年度末にはそんな希望も儚く散るのです(T_T)。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.20)

・OPPO R15 , Dream Mirror Edition
・vivo X21
・XTOUCH A4
・XTOUCH X10

 HUAWEIのnova 3e等は公式に上がってからまとめることにします。


OPPO R15 , Dream Mirror Edition

製品ページ

 昨日書いた通り販売開始が3月31日です。表現が紛らわしかったですね。
 なお、"夢鏡版"の直訳英語が"Dream Mirror Edition"になります。
OPPO-R15
R15 (R15 Dream Mirror Edition)
寸法 155.1×75.2×7.4mm (155.3×75×7.5mm)
重量 175g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P60 2.0GHz*4+2.0GHz*4
(CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4)
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.28インチAMOLED
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素 (1600万画素+2000万画素)
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3450mAh (3400mAh)

 OPPOのRシリーズでバージョンによってSoCを変えるのはR9sとPlus以来です。と言うか、ディスプレイサイズが同じなのでPlusではないという位置付けですね。今回はラインナップに含まれないのかもしれません。

 SoC以外で見るなら、何と言ってもDream Mirror Editionはセラミック筐体を採用しているという部分が最も大きな違いです。高純度のジルコニア粉末を用いるだけでなく、幾多の工程と手間を掛けて作られたボデイはきっと見た目にも相当美しいことでしょう。

 また、カメラは無印版の3つのレンズがそれぞれf/1.7、2.2、2.0なのに対し、Dream Mirror Editionはf/1.7、1.7、2.0となっていますね。どんな違いが出るのかは実際に撮った写真で比較するしかないと思います。

 その他も細かい違いがあって、例えばサポートするBandだったりBluetoothのバージョンだったりがあるのですが、詳細は公式サイトでご確認くださいませ。

 一応補足しておきますと、Helio P60はMWCで発表された12nmのSoCで、A73*4+A53*4のオクタコアであるためにクロックはあえて別表記としました。
 高度なAIを積んでおり、Android 8.1で実装されたNNAPIにも準拠しています。これまでのMediaTekのSoCと比べてもワンステージ上のものと言えるでしょう。

 価格は、R15が2999元(約5万300円)、Dream Mirror Editionが3299元(約5万5300円)だそうです。
 Helio P60を試したかったら前者、筐体に惹かれたなら後者という感じですかね。


vivo X21

製品ページ
商品ページ

 イベント終了後に予約用のページ、そして商城には予約用のページがオープンしました。ほどなく製品ページも公開になっています。
vivox21
寸法 154.45×74.78×7.37mm
重量 156.2g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.28インチAMOLED
解像度 2280*1080
メインカメラ 1200万画素+1200万画素
フロントカメラ 1200万画素+500万画素
バッテリ 3200mAh

 カメラ以外は筐体コンセプトも含めてOPPO R15とキレイに丸かぶりですけど、こちらは19日夜に正式発表を行っていました。
 実はその前日からJD.comには予約ページが上がっており、価格は9998元(約16万7700円)と付けられていたんですね。発表後には価格も公式のものと同額に変わり、64GBモデルが2898元(約4万8600円)、128GBモデルが3198元(約5万3600円)と明かされましたよ。
 OPPOに比べるとほんの少し安いものの、どちらも中国メーカーとしては高級な部類ですからこんなものでしょう。

 X20がPlusもあっただけにこのX21はどうかと思ったのですが、大きさを変えないでディスプレイ内蔵指紋センサーを搭載する屏幕指紋版というグレードを用意してきました。こちらは3598元(約6万300円)だそうです。
 発売は、通常版が24日、屏幕指紋版が28日から。そこまで指紋センサーに対するこだわりが無いのであれば通常版を選んだほうがお得な気がします。


XTOUCH A4

製品ページ

 久々に動きのあったXTOUCHです。紹介するのは10ヶ月ぶりになりますか。中国のメーカーですが、中近東やアフリカをマーケットにしているため、製品ページもドバイのものですね。
xtoucha4
寸法 153×78×10.5mm
重量 185g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素+200万画素
バッテリ 3200mAh

 3月に入ってからこのA4、E4、そしてX10という3機種が立て続けに発表されました。
 E4はウルトラローエンドなので割愛します。製品ページはこちら。249ディルハム(約7200円)という安さです。

 それに負けず劣らずA4もすごいコスパでして、SoCとメモリにさえ物足りなさを感じないならばこれ以上の選択肢は無いというくらいの仕上がりですよ。
 こんなローエンドでFHD、しかもクアッドカメラというのに驚きですね。その上444ディルハム(約1万2800円)という破格値。
 もし私がドバイの石油王だったら200台くらいまとめ買いして日本に卸しているはずですw。


XTOUCH X10

製品ページ

 打って変わってこちらは今どきの18:9モデルですね。カメラは両面シングルですが。
xtouchx10
寸法 154×73.4×8.4mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737H 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.8インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 上のA4に比べるとメモリとバッテリが多めですから、ディスプレイだけではなくそんな選び方をするユーザーもいるのではないでしょうか。

 これでカメラが片方だけでもデュアルだったら、中国やインド市場でもバカ売れ必至だった気がします。
 価格は499ディルハム(約1万4400円)となっており、まぁ平均的ですかね。はい、日本の価格と比較したら十二分にお買い得です。

 全然関係ないですけど、ドバイの通貨単位ディルハムは"AED"と表記されるんです。それを見るたびに自動体外式除細動器のことを思い出して心がざわめく私でした。使わなければいけない事態に直面した過去があるんですよ…。


 「OPPOやvivoはたくさん書かれているのは分かる。けどXTOUCHはどうだろう」とふと気になって、ググってみました。…なるほど、いないですね~。A4とX10は日本初紹介のようです(^-^;。

 ラウドマイノリティを自負するだけのブログだなぁと、我ながら悦に入ってみたり。

電脳ニュース海外版(2018.03.19)

・OPPO R15は3月31日ローンチ予定
・LG G7はP-OLEDではなくIPSでリリースか
・HTC U12+のレンダー画像がリーク

 HUAWEIが新製品を発表していますが明日に回したいと思います(__;。


OPPO R15は3月31日ローンチ予定

 ソースはWeibo公式です。既に情報が粗方出揃っていただけに時間の問題でした。

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 スペックをおさらいしておきますと、6.28インチAMOLEDディスプレイでアスペクト比19:9のFHD+、SoCはHelio P60を積み、6GB/128GB、1600+500万画素メインカメラ/2000万画素セルフィー、3450mAhのバッテリなどとなっています。
 一部では、スナドラ660、セルフィーが1600+2000万画素のクアッドカメラという噂もありますが、個人的にはHelio P60のほうが面白そうです。

 価格はいつも通りでしょうね。
 OPPOと言えば、その前の26日にF7を発表するという情報もあります。Q1ラストのローンチラッシュとなりそうです。


LG G7はP-OLEDではなくIPSでリリースか

 高価になってしまうP-OLEDを見送り、IPSに戻すらしいという噂です。

1-4

 デザインに関しては、このTargetYouTube.comがリークしたというものと、ノッチを採用しない従来のスタイルと2種類あるようです。LGのことなのでここにも何らかの秘密があるかもしれません。

 発表は早ければ4月、遅くとも5月あたりになるらしく、まったくと言って良いほど売れていないV30Sは早々にフラッグシップの座を奪われることになりそうです。

 スペックは、6インチ3120*1440ディスプレイ、スナドラ845、6GB/128GBといったあたりで、特にIPSでこの解像度ならば素晴らしいの一言ですね。

 P-OLEDを搭載しないことで価格も抑えられるという噂でして、最安で540ドル(約5万7200円)程度になる可能性もあるんだとか。これならある程度の数は期待できるのではないでしょうか。


HTC U12+のレンダー画像がリーク

 スマートフォン事業の縮小に伴い、今年リリースされる台数もかなり少なくなりそうなHTCですが、そのフラッグシップモデルの情報です。
htcu12+rumor

 SoCはもちろんスナドラ845で、ディスプレイも6インチのWQHD+と盛られています。
 メモリとストレージは最高で6GB/128GB程度になりそうだとのこと。
 また、画像からも分かるようにクアッドカメラを搭載しており、メインは1600+1200万画素、セルフィーは800万*2という構成になるらしいですよ。

 日本のキャリアでも取り扱われる可能性が高いだけに、価格はもちろん、Edge Senseの進化にも期待が集まっているところです。
 できれば6万円程度になると嬉しいのですが…。
 

 明日からの年度末進行の準備に追われて3つ止まりでしたorz
 さて、来週はまともに更新できるんでしょうか。


よろしければポチっと押してくださいませ。いつもありがとうございますm(__)m

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.18)

・LEAGOO XRover
・iLA Silk
・GEECOO G5

 今日も未発表製品を含めてまとめておきたいと思います。あとから直す率が最近低くなってますが…。


LEAGOO XRover

 4月に発表するとFBにて予告がありました。
leagoo-xrover-smartphone-01
寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.72インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5000mAh

 書いてある通りIP68対応ですね。
 筐体が八角形になっていることでベゼルは太めに感じますが、18:9なのでスリムさは失われていません。

 スペック的にもかなり満足できる仕上がりになっているのではないでしょうか。
 やはりタフネスモデルは大容量バッテリと組み合わせてこそだと思います。

 価格も既に明かされていまして、269.99ドル(約2万8600円)だそうです。6GB/128GBのタフネスモデルとしては相当安い設定です。
 そう言えばこないだの京セラの端末は8万円でしたね。チャンチャラおかしいわと思っていたら、ebayで19097円でした。4倍の値段で売る日本の闇を見てしまいましたよ。


iLA Silk

 MWCで数点出品予定としていたXiaolajiaoのグローバルモデルであるiLAから、まずはSilkが公式ストアに上がりました。製品ページはまだありません。
ilasilk
寸法 153.75×72.6×7.85mm
重量 165g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 今となってはスナドラ430にそこまでの魅力も感じませんし、未だ積極的に採用している日本のメーカーも謎なんですけど、これはその中でもかなり盛られた部類の端末になります。
 カメラ部、そしてメモリとストレージがミドルレンジを否定しているようです。
 ただ、素直に言わせてもらえるなら、ここまで頑張るんであれば450にしてほしかったところですよね…。

 AliExpressの公式ショップでは予約を受け付けており、199.99ドル(約2万1200円→日本円表記21522円)となっていますが、残念ながら日本発送は不可らしいです。
 価格としては妥当ですね。


GEECOO G5

製品ページ

 いつもは辛口のhelpixさんも「悪くない」と誉めてました。特に筐体が美しいと。
geecoog5
寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+30万画素
フロントカメラ 1300万画素+30万画素
バッテリ 3920mAh

 カメラは一応クアッドですけど、そこまで期待するほどのものでもないでしょう。F値も分かっていませんし。
 また、MT6750なりのバッテリ容量で、不足は感じないと思われます。

 いろいろと調べてみたのですが価格は出てきていませんでした。相変わらず公式サイトからショップへのリンクも繋がっていませんし。
 というわけで勝手に予想するなら、1万6千円程度ではないでしょうか。もう2千円くらい高くても、見た目だけで買う要素は十分あると思うのですが。


 明日はたぶんトピックスをお届けすると思いますが、来週に入ると激忙でして、間違いなく新製品ラッシュに追い付けないものと予想されます(__;。今のうちからフレッシュさの欠如を予告しておきますね(;´Д`)。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.17)

・HUAWEI P20 lite
・Xiaomi Redmi Note 5 AI Dual Camere
・LG Zone 4

 LGのG7も5月という噂が出てきました。もし日本のキャリアでも扱うとすれば、Xperiaといい勝負になるかもしれません。Xperiaがアレなだけに。


HUAWEI P20 lite

 3月26日発表の新シリーズの中に含まれるバリエーションですが、既にポーランドとチェコでローンチされたようです。
huawei-p20-lite-1
寸法 148.6×71.2×7.4mm
重量 145g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 659 2.36GHz*4+1.7GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.84インチ
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 なかなか良い画像が無かったのでGSMArenaさんからお借りしました。

 中身自体は最近のHUAWEI製品をそのまま引き継いだかたちですが、それよりもこの筐体に特徴があるのは言うまでもないでしょう。兄弟モデルも同じスタイルを採用することですし、いよいよiPhone Xフォルムが世界を席巻し始めたと言ってもいいくらいです。

 ポーランドでの価格は1599ズウォティ(約4万9400円)、チェコでは8999コルナ(約4万6100円)と、なかなかにお高いですね。
 まぁ、あくまで端末平均価格が高いヨーロッパでの話と考えれば、中国をはじめとするアジア圏でもう少し安くなることは予想できます。
 個人的には、税抜き29800円で売ってくれたら嬉しいなぁと思います。おそらく日本に入ってくるのは5月から6月にかけてではないでしょうか。


Xiaomi Redmi Note 5 AI Dual Camera

製品ページ

 中国版Note 5ですが、インドとは若干仕様に違いがあるので改めて取り上げておこうかと思いました。
redminote5ai

寸法 158.6×75.4×8.05mm
重量 181g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 3GB , 4GB , 6GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+500万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 4000mAh

 ちなみに、中国語で書かれた「双摄」を「Dual Camera」と略しているサイトがほとんどですのでそれに倣っています。
 インド版のNote 5 Proがベースとなっており、スナドラ625モデルはありません。また、メモリとストレージのバリエーションはNote 5およびProにあったものをすべて網羅するかたちです。

 ざっと違いを見ると、まずセルフィーが1300万画素に下げられている点と、メインカメラがf/2.2からf/1.9へと明るくなった点が挙げられます。
 これ1台で入門機からミドルレンジまでのすべてをこなせる作りと感じるのはさすがXiaomiと言うべきでしょう。

 商城では、3GB/32GBが1099元(約1万8400円)、4GB/64GBが1399元(約2万3400円)、6GB/64GBが1699元(約2万8400円)とありまして、価格的にもインドとジャストにフィットですね。


LG Zone 4

製品ページ

 アメリカのverizon専売モデルのようです。
lgzone4
寸法 144.78×71.88×7.87mm
重量 140.3g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 LGのアメリカモデルはオリジナルだったりリネームだったりと非常にややこしいのですが、これもどこかで見たようなスペックですね。よくあるスナドラ版ローエンドといったところです。

 まぁ、プリペイド専用端末ならばこのくらいで必要十分なのかもしれません。あとはどのくらいまで安くなるかというほうが重要なんでしょう。

 verizonでは114.99ドル(約1万2200円)という値札が付けられています。スナドラ210モデルでは足りないというなら妥協案としてありだと思います。未だにスナドラ410のarrows M04が3万円で販売されている国から見たら安いですし。


 グローバル企業ならば国によって製品コンセプトを変えるというのは当たり前のことだと思います。
 例えば、Panasonicなんかはローエンドが売れる東南アジアの国々をメインマーケットにして成功しているパターンですし、中国企業でも自国を飛び出してあえてブルーオーシャンを開拓したところがありますよね。

 そう考えると、他国のメーカーから日本市場がどう映っているのかは気になってしまうのです。
 「値段が高くても良い製品ならば売れる国」だったらまだ良いのですが、「iPhone以外は認められない売りにくい国」だの「中身なんて知らなくてもブランド力だけで売れてしまう国」だの思われていたらなんかイヤですね…。まぁ、それが真実なんですけどorz

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.16)

・OPPO R15
・vivo V9
・Micromax Bharat 5 Pro

 未発表の製品でも、分かるところは書いてあとから修正することにしました。よくよく考えたら今までもそうしてましたね。


OPPO R15

予告ページ
テスト版商品ページ

 "価格未公付"とあります。予約ボタンと言うか、販売開始しましたよという連絡はもらえるようになっているため、テスト版と称するのも合っていないかもしれませんが。
 ちなみに書かれている価格は99999元(約167万5600円)ですw。
oppor15

寸法 155.1×75.2×7.4mm
重量 175g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.28インチAMOLED
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3450mAh

 補足しておくと、Helio P60(2.0GHz*4@A73+2.0GHz*4@A53)で出てくるかもしれないという噂があります。
 もちろんPlusも準備されているはずです。そちらも分かり次第記事にしたいと考えています。

 カメラに主眼を置いているのは先代同様で、日本市場でもそれを売りにしているくらいですから、やはり路線はぶれないですね。ちなみにメインカメラはf/1.7、セルフィーはf/2.0だそうです。
 また、OPPOのRシリーズはずっとAMOLEDを採用しており、今回も例に漏れずというわけです。今後は19:9のノッチ付きでAMOLEDという端末が増えていくんでしょうねぇ。

 さて、価格はと言いますと、R11と同じ2999元(約5万300円)との期待を寄せているサイトが目立ちました。Helio P60でもスナドラ660でもそのくらいなら買いになるのではないかと思います。

 日本では…どうですかね。これをスルーしてR15sのパターンかもしれないです。


vivo V9

 まだ発表は先ですが、まったくスペックが明かされないX21とは対照的に、こちらはほぼ漏れているので紹介してしまいます。
vivov9
寸法 154.81×75.03×7.89mm
重量 150g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 626 2.2GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.3インチ
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 3260mAh

 カメラは両面f/2.0でした。SoCも660かと思っていたら626ですか。マーケットに合わせたのかもしれません。

 その他、予想されていたところと大きく違っていたのはディスプレイのパネルがAMOLEDではなくてIPSだった部分くらいで、あとはだいたい合ってましたね。

 V7シリーズがスナドラ450だったことを考えると、626でも十分な進化です。カメラ部やデザインに惹かれるというユーザーも多いのではないでしょうか。

 価格はもちろん出ていません。面白いことにインド公式のショップにも上のR15と似たようなテストページがあって、先日まで100000ルピーと書かれていました。今は1ルピーという価格が掲載されています。遊び心があるというのは良いですねぇ。
 インドでは、V7+の初値と同じ22990ルピー(約3万7500円)あたりとするサイトが多いようです。


Micromax Bharat 5 Pro

製品ページ

 Plusから2ヶ月で上位モデルが登場してきました。

micromaxbharat5pro

寸法 149.5×73.5×9.8mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737? 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 5000mAh

 ベースモデル同様に5000mAhという大容量バッテリを搭載しているのが特徴で、メモリとストレージ、そしてカメラの画素数も増えてさらに使いやすくなったと言えるでしょう。
 なお、SoC名は記載がありませんが、64bitであることやGPUを考えればMT6737で確定だと思います。
 筐体はおそらく使い回しなのでその寸法を記しておきました。

 価格は7999ルピー(約1万3100円)で、インドの各ECサイトで取り扱われればさらに安くなることも期待できます。
 日本でもローエンドの大容量バッテリモデルが受け入れられてきた過去がありますので、こういうのを開発すれば良いのにと思うんですよ。


 来週と再来週はビッグネームの発表予定が目白押しです。まさにQ1大詰めといった感じですね。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.15)

・myPhone FUN LTE
・Xiaolajiao K1
・Xiaolajiao T8+

 ローエンドモデルしか無かったです…。発売前のものならいくらでも書けるんですが。


myPhone FUN LTE

製品ページ

 T-Mobile専売モデルなんですかね。ポーランド語が分かりません。と言うか、ポーランドにT-Mobileがあったことに驚いてます。
myphonefunlte
寸法 143.98×72.6×9.2mm
重量 152.7g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2000mAh

 私の知る限りでは、ポーランドのスマートフォンを紹介している日本のブログってここの他に無い気がするので、あえて一番上に持ってきてみましたよ。

 特に目立つ仕様もありませんが、HUAWEIが幅を利かせる国であるなら、こうしたローエンドはある意味貴重なのかもしれませんね。

 価格はT-Mobileのサイトに飛んでも書かれていません。手数料が1ズウォティとあるだけです。なんでしょうかこの31円は。
 ベースモデルのFUNは3Gですが265ズウォティ(約8300円)、上位モデルでFHD/5000mAhのPowerでも449ズウォティ(約1万4100円)ですから、その中間あたりと予想できます。ただ、キャリアモデルだとすればタダ同然なんでしょうね、きっと。


Xiaolajiao K1

製品ページ

 メモリ容量で製品ページが分かれています。それ以外の中身はまったく一緒で、どちらのページからも行き来できるので果たして意味はあるのかと。
xiaolajiaok1
寸法 143×71.6×9.3mm
重量 150g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 1GB , 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2000mAh

 Xiaolajiaoのスペックシートはいつもそうなんですけど、開発が始まった日なのか検査機関を通過した日なのかよく分からない年と月が「市場に投入された時期」として書かれているんですよね。これも2017年9月とあります。一昨日サイトに上がったのにどういうことでしょうか。

 売りがどこになるかと言えば、両サイドのギリギリまでディスプレイが占めている部分になりますか。特に新しくもありませんけど。

 価格は、1GB/16GBモデルが399元(約6700円)、2GB/16GBモデルでも439元(約7400円)です。安いですね。
 しかし一方でMT6750なのに3万円超えの値付けをしてみたりと、ここまで価格に統一感の無いメーカーも珍しいです。


Xiaolajiao T8+

製品ページ

 スペックと価格を見比べると、なんで??と思いますよね…。
xiaolajiaot8+
寸法 154×77.4×9.15mm
重量 不明
OS Android 6.0
CPU Spreadtrum SC9832 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2500mAh

 値段の違いを無理矢理考えるなら、こちらはYunOSで、上のK1はFreemeOSだからということになるかもしれません。
 まさかSoCが落とされたのにディスプレイサイズとバッテリ容量で上乗せされるなんて信じたくないですね。

 ということで、699元(約1万1800円)は高いのです。SC9832なら6千円でもいいくらいだと思いますよ。

 なお、FreemeOSはレビューしているところが無いのでよく分かりません。導入してみたよという強者のサイトを紹介してくださいな。


 アンケートを拝読していたら、意外にもZUK Z2を使っている方が多くて感激しました。アニバーサリーで否応無しに出てくる中国語の画面を除けば素晴らしい端末だと思うんですよ。
 ぜひとも同志を集めてオフミとかしたいくらいですw。

【新製品】国内スマートフォン(2018.03.15)

・KYOCERA DURA FORCE PRO

 CAT S41もONKYOが取り扱いを発表しましたが、発売から半年が経って現在のamazon.co.ukの価格が349.99ポンド(約5万2000円)なのに対し、税込み7万とかいう暴挙に出ています。Helio P20/3GB/32GBにそんなお金を出せるのは一体誰なんでしょうねぇ…。


KYOCERA DURA FORCE PRO

製品ページ

 北米市場で販売中のモデルを日本仕様にして売り直すみたいです。
DURAFORCEPRO
寸法 148.4×73.4×12.9mm
重量 230g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 617 1.5GHz*4+1.2GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3240mAh

 時代遅れのSoCからも分かるように、発表されたのは2016年の8月です。仕様の変更はBandとAndroidのバージョンだけのようですね。
 ちなみにメインカメラは今どきのデュアル仕様ではなく、200万画素のほうがワイドアングルレンズとなっていますので誤解なきよう。

 この頃からサイドに設けられた指紋センサーがあったんだなと何だか感慨深いものがありますけど、当時のタフネスモデルとしてはけっこうな衝撃でしたよね。割とハイスペックでしたし。

 しかしまぁ時の流れは残酷なもので、今となってはAntutu4万点台なんてスナドラ430と似たようなものなのです。ランクを示すならミドルローといったところでしょうか。

 とりあえず価格を見ていきますと、verizonが408ドル(約4万3400円)、AT&Tが418.99ドル(約4万4600円)、amazon.comですら338ドル(約3万6000円)という感じ。どう考えてもコスパは最悪じゃありませんか。
 果たして日本でいくらで売るつもりなのかは分かりませんが、個人的にはお膝元の国が残飯処理要員ってどういうことだろうと思ってしまうのですよ…。

 あえて言わせてもらえるなら、妥当な価格は税込み1万8000円前後です。4万円とかで販売されたらみんなで笑って差し上げましょう。→8万円でしたwww


 一昔前だったら、SIMフリーじゃなくてキャリアで0円端末として扱われたんでしょうねぇ。
 スペックも何も見ない、関心の無い人向けの製品とだけ言っておきますか。

電脳ニュース海外版(2018.03.14)

・AGM X3は6月リリースか
・ASUS ZenFone 5 MaxがGeekbenchに登場
・HUAWEI P20のカメラをがアピールする動画が公開
・ZTE A606,V890がTENAAを通過

 アンケートには本当にたくさんの方々からご協力をいただき、心より感謝申し上げますm(__)m
 回答者はこのブログをご覧の方が多いとは思うのですが、それでも3GB/32GB、4GB/64GBが上位を占める結果になったことは嬉しいですね。予想では2GB/16GBがもっといらっしゃると考えていたので、確実にシフトしてきているという意味でしょう。
 まだの方も随時受け付けておりますので、どうぞご参加くださいね。実はコメントの「○○を使っています」というのを読むのがめっちゃ楽しいです(^-^;。


AGM X3は6月リリースか

 タフネスモデルのウルトラハイエンドを出しているのはAGMくらいのもので、必然的に注目度は高くなります。
agmx3rumor
 SoCはもちろんスナドラ845で、ディスプレイは5.99インチの18:9、メモリが6GBと8GB、ストレージが64GBと128GB、メインカメラは2400万+1200万画素、セルフィーは2000万画素といったところが既に発表されています。パネルに関しては、"JDI or AMOLED"とだけあり、解像度も不明ですが。

 タフネスモデルでなかったとしても普通に欲しくなる超ハイスペックですね。価格面で考えると、スナドラ653のX2がまだ6万円前後なことからあまり期待はできませんけど、845なら少なくともコスパが悪いということは無いと思われます。
 
 加えて、先代のX2は日本市場をターゲットにしていなかったのになぜかBand 19をサポートしていた不思議な端末でした。今回も大いに期待できると思います。

 1台持ちならこういうのを選ぶべきだと個人的に考えるのです。


ASUS ZenFone 5 MaxがGeekbenchに登場

 ソースはこちら。X00QDおよびZE620KLは無印ZenFone 5と同じなのですが、スナドラ660モデルは存在しないため、「まだ発表されていないMaxではないか」と囁かれています。真偽の程は定かではありません。

asusx00qdgeekbench

 下のコアが1.6GHzとあるので、スナドラ636の可能性もあります。過去にもそういう例があったらしいので。
 参考までに、同じ端末が2月20日にもGeekbenchを実施しているのですが、その時のスコアはスナドラ636と言われてもおかしくないものでした。今回はそれに比べてシングルで200、マルチで400以上の伸びを見せており、数値的には660のものになっています。
 やはりZenFone 5 Maxと考えるのが自然のような気がします。

 ここに出ているメモリ容量とSoC以外のスペックは一切分かっていません。
 普通に考えれば型番から6.2インチになりそうなものですけど、5.7インチと書かれているサイトもあります。前例を見ると、ZenFone 3もZenFone 4もディスプレイサイズは据え置きで解像度を下げ、SoCも落とした上で大容量バッテリを搭載するというコンセプトだったため、今回はSoCが上げられている時点で当てはまりませんね。

 既に検査機関は通過済みですから、まもなく発表されるものと思います。日本では人気のあるMaxシリーズなだけに、詳細を待っている方も多いのではないでしょうか。


HUAWEI P20のカメラをアピールする動画が公開

 ラストを見ると、"o"がアメコミ風に3つ並んでますけど、これは穴埋めクイズではなくレンズの数を表しているの
でしょう。




 グローバルにアピールするためか、あえて音声言語を使わない動画になっています。それでも分かる作りに仕上げられているのはさすが世界のHUAWEIと言うべきでしょうね。

 スペック等に関しては各所で書かれている通りなので割愛しますが、今やスマートフォンのカメラがデジイチを凌駕する存在になりつつあるのは世界の常識ですから、こうした大仰な動画もアリなのかもしれません。
 果たしてAIを組み合わせたトリプルレンズが如何程のものなのか、注目が集まっています。

 さて、今回もいち早く販売するマーケットに日本は加えられているんですかね?


ZTE A606,V890がTENAAを通過

 A606がこちら、V890がこちらです。

tenaaztev890

 簡単にまとめておくと以下のようになります。

A606 5.45インチHD+/1.3GHz*4/2GB/16GB/500万画素/200万画素/2600mAh
V890 6インチFHD+/スナドラ450/3,4,6GB/32,64,128GB/1600+200万画素/800万画素/3900mAh

 A606はエントリーモデル、V890はミドルレンジといったところでしょうか。BLADE V9のような価格設定でなければ面白いはずです。なお、SoCの表記はありませんが、それぞれMT6739、スナドラ450だと思います。450は確定ではないでしょうか。

 これらがどのシリーズに属するのかはさっぱり分かりません。前者は型番のみのシリーズかもしくはBLADE A、後者はBLADE V9 MaxとかPlusとかそんな感じですかねぇ。


 明日の晩はちょっと忙しいので更新が微妙です。えぇ、ホワイトデーに関係なく。


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【新製品】海外スマートフォン(2018.03.13)

・HUAWEI Honor 7C

 ASUSのZenFone 5Qもあるのですが、Liteのリネームモデルなのでパスします。


HUAWEI Honor 7C

製品ページ

 VMALLで3GB/32GBのみ予約が開始されました。赤のカラバリはまだ取り扱いがありません。
honor7c
寸法 158.3×76.7×7.8mm
重量 164g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 Honorブランドなので基本的には廉価版扱いです。解像度がそれを表してますね。
 ご存じの通りHUAWEIは脱ローエンド宣言をしていますから、これがエントリークラスという位置付けになるはずです。それにしてはなかなかのスペックで、非常に魅力的な1台となっています。

 補足しておくと、カメラはメインがf/2.2、セルフィーがf/2.0だそうです。バランスが取れていると捉えるべきでしょう。
 バッテリ容量は一見少なめに感じますが、14nmのスナドラ450ということで625よりも持ちが良いのは明白です。ぜひとも検証してみたいものです。

 価格は、3GB/32GBが899元(約1万5100円)という激安っぷり。これによって他のメーカーはスナドラ450に3万円だの4万円だのといった値札を付けられなくなると思います。大事なことなのでもう一度書いてもいいくらいです。
 4GB/32GBモデルならびに4GB/64GBモデルはまだ明かされていませんが、もし999元(約1万6800円)ならすぐにでもポチりますよ。
 ぜひともHUAWEI Japanでも取り扱ってほしいですねぇ。


 さて、今日はまたまたアンケートを採ってみようかと思いまして、それで新製品の記事は控えめにしたのでした。
 ご協力いただければ幸いです。

アンケートにご協力をお願いします。

 突然思い付いたわけではなく、以前から調べてみたかったことなのです。ご協力いただけると嬉しいです。


 期限は設けていませんので、時間のあるときにでもどうぞ。

 さて、諸々と諸外国から遅れている日本のスマートフォン市場ですが、それは解像度だけでなくメモリ・ストレージ容量にも出てくるのではないかと考えていました。
 例えば中国ではミドルレンジでも4GB/64GBが主流になってきていますが、日本では未だに2GB/16GBという組み合わせが多いのも確かです。これをご覧になった方々からの回答で、最も普及している容量の組み合わせがどれなのかおよそ見当が付くかもしれないと思い、アンケートを作成した次第です。

 なお、選択肢はここ数年の間に発売されたものをだいたい入れたつもりですが、例えば1.5GBのメモリというようなバリエーションまで含むとあまりにも選択肢が多くなってしまうため割愛させていただきました。
 コメント欄で補足していただけると助かります。…iPhoneの大容量モデルは書かないといけませんね(^-^;。

 当ブログでは、今後もアンケートを実施する予定です。
 ネタも絶賛募集中ですので、どしどしお寄せください。

電脳ニュース海外版(2018.03.12)

・OPPO F7はインドで3月26日発表
・Xiaomi Mi 7は6月リリースか
・Samsung Galaxy Note9はディスプレイ内蔵型指紋センサーを採用しない?

 やっぱりSNSと連携しないと、こんな辺境地のブログは伸びないですよね…。要検討ということで。


OPPO F7はインドで3月26日発表

 ソースはこちら。コメントは悲喜こもごもですね。分かります。

oppof7teaser

 R15同様にノッチ付きのデザインになるということで、もはやトレンドは完全に移行したと言えるでしょう。
 単なる真似と捉えるか、それともフルスクリーンへの過渡期としてあるべき姿と捉えるのかで大きな差がありますけど、Android Pの存在もまたそれを後押ししているのは言うまでもありません。

 気になるF7のスペックですが、6.28インチAMOLEDで解像度はFHD+(2280*1080)、スナドラ670かHelio P60、6GB/128GB、2500万画素セルフィーといったあたりで、これはミドルハイだったF5からの正統進化と見て間違いないようです。

 日本市場への導入は、まぁ無いでしょう…。


Xiaomi Mi 7は6月リリースか

 ここ数週間の間にはっきりしたのは、ワイヤレス充電が確定的になったこと、そしてMi MIX 2以来となるメモリ8GBモデルが投入されるという部分でしょうか。

Xiaomi-Mi-7-1-380

 発売時期は昨年暮れの時点で「遅くとも4月」と言われていましたが、Mi MIX 2sを挟んだ、と言うか間に合わなかったために6月にずれ込むようです。

 ワイヤレス充電に関しては、背面素材がガラスであるという裏付けがあるだけでなく、一般的なiPhone用のQi規格充電器と同様の7.5W出力に対応することが分かっています。

 また、前述の通り8GBメモリだけでなく、スナドラ845にしては極めて大容量の4480mAhバッテリになるという噂もありますね。スペックについては各所で依然としてバラバラなので、今後集約されていくとは思いますが。

 ちなみに、既にGeekbuyingでは入荷通知が受け取れる状態になっており、価格も473.99ドル(約5万600円)とはっきり出されています。なかなか今の状態でポチる勇気のある方はいないでしょうけどね。


Samsung Galaxy Note9はディスプレイ内蔵型指紋センサーを採用しない?

 昨年秋の時点ではS9に搭載されると噂されていたディスプレイ内蔵型指紋センサーですが、こうして発表になったあとはその話題がNote9へと移行していました。ところが、KGI Securitiesの調査によると、どうもNote9でも採用しない見込みが高いということなのです。

galaxynote8back

 理由としては、第一に技術的な面が挙げられています。要するに精度の問題ですね。さらに、一般的な指紋センサーよりも原価が跳ね上がってしまうことと、Samsungが顔認証システムの積極的な搭載を推し進めていることから、次期Noteでもスルーされるという結論に至ったらしいですよ。

 Qualcommとの技術協力のもと、vivoはディスプレイ内蔵型指紋センサーを既に実用化しています。MWCで展示され大きな反響があったAPEXも製品化に向けて準備が進められているという話もあるほどです。

 S9の初期販売台数が思ったほど伸びていないのがそんな理由とは思えませんが、ゆくゆくは影響してきそうな部分であるだけに取り上げてみました。
 皆さんはどのロック解除システムが一番使いやすく安全だと思われますか?


 現在使っているTwitterのアカウントは、あまりにも多趣味な私生活がまるごと晒されてしまうという恥ずかしい理由から、連携するとしても新しく取得したものになるでしょう。また一からフォローしまくらなきゃいけないことを考えると気が重いですorz
 蛇足ですけど、アカウント開設以後の9年間でのツイート数は47でした。調べると日本でのサービス開始から1年経たないうちに取得していたようです。初ツイートがその3年後とか、どのくらい興味がなかったかが分かりますね(^-^;。当然リプライもリツイートもゼロです。自分からは一切の発信はしてないアカなんですけど、まぁ大量に流れてくる情報はそれなりに有益なので。


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電脳ニュース海外版(2018.03.11)

・HUAWEI P20 Proにポルシェデザインモデルがあるらしい
・vivo X21を3月19日 V9を3月27日に発表予定
・Lenovo S5はRedmi Note 5のライバルとして発売か
・UMIDIGI エントリーモデルのA1を準備中か

 もう3週間で今年度もおしまいですね。…また忙しくなるんだろうなぁorz


HUAWEI P20 Proにポルシェデザインモデルがあるらしい

 まもなく発表されるHUAWEIの新シリーズに、やはりポルシェデザインモデルが存在することが分かりました。
p20propd
 比較画像を用意してみました。左がポルシェデザインです。
 最大の注目点は、既にリークされているベースモデルとメインカメラの配置が違うことにあります。通常版は3つのレンズの並びが縦なのに対し、ポルシェデザインは横になっています。"HUAWEI"のロゴまで向きが変わっているのはこだわりの一つだと思います。

 このポルシェデザインモデルの価格は10000元(約16万8500円)とも言われており、差別化を図る意味で根本的にデザインを見直した可能性はあるかもしれません。
 少なくとも、冠を付けてスペックを多少上乗せした程度ではここまでの価格にならないでしょうし、他にもオリジナルの要素があるのではないかと勘ぐってしまいますよ。


vivo X21を3月19日 V9を3月27日に発表予定

 2機種立て続けに発表というのも珍しいですね。
Vivo-V9-teaser-1
 X21はフラッグシップですが、こちらのほうが発表が近い割に具体的な情報はほとんど出ていません。
 予想されているところだと、6.43インチFHD+のAMOLEDディスプレイ、スナドラ、4GB/64GB、3245mAhバッテリといったあたりが書かれています。X20 Plus UDが発表されてから2ヶ月と日が浅いので、似たようなスペックで出てくるだろうとの意見が多いようです。
 面白いところだと、「未発表のスナドラ700番台を載せてくるかも」という意見がありました。さすがに眉唾ですが。

 逆にV9は、このティザーの他に実機画像も既にリークされており、ノッチ付きのデザインになるということははっきりしています。
 "24MP Selfie"の前に付いている"New"の文字は、同じ2400万画素セルフィーを搭載するV7およびV7+とは違うカメラになることを意味しているはずです。もしかすると、f/1.7~1.8あたりのレンズを搭載してくるかもしれませんね。
 V7の後継ということで、そこまでのスペックにはならず、あったとしてもスナドラ600番台でしょう。

 X21は中国で、V9はインドをはじめとする東南アジア諸国での発表になるらしいです。
 インドは価格を予想するサイトが非常に多いのでまとめておくと、V9は25000ルピー(約4万1000円)程度ではないかとありました。さもありなん、ですね。


Lenovo S5はRedmi Note 5のライバルとして発売か

 WeiboでCEOのチャン・チェン氏が「3月20日」と告知しました。

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 LenovoのSシリーズと言えば、2015年頃まで3桁もしくは2桁の数字が付いて発表されていたものがありました。1桁だとVibe S1がハイエンドとして2015年秋にローンチされていてそれが最後だったと思います。
 偶数を使わないルールとしても、まさかThinkPad S3をカウントしているわけではないでしょうから、まったくのニューモデルと捉えるのが妥当でしょう。

 とは言っても、ライバルがRedmi Note 5であるなら、ミドルレンジなことは間違いなく、当然コスパも言うだけのことはあると信じたいものです。

 さてS5の中身ですが、タイミング的にも最近TENAAを通過したK520が該当するのではないかという説が有力です。
 5.65インチのFHD+ディスプレイ、メモリとストレージは最大で4GB/64GB、メインカメラはデュアル仕様で、3000mAhのバッテリを搭載しています。
 SoCは2.0GHzのオクタコアとあるのでスナドラ625と考えるのが自然なんですけど、Redmi Note 5に対抗すると言っておきながらそれは無いはずです。
 仮にスナドラ625とすれば1万4千円程度、上位のSoCとしても1万8千円を超えては語るに落ちてしまいますから、諸々期待しておきましょう。

 なお、ZUIが採用されているそうですよ。嬉しいじゃありませんか。
 中国ではすっかり影の薄くなってしまったLenovoオリジナルブランドだけに、ぜひとも復活の狼煙を上げてほしいものです。


UMIDIGI エントリーモデルのA1を準備中か

 そう言えば最近はUMiの激安モデルを見てなかったなぁと。

umi_a1

 この画像から分かるのは端末名とAndroid 8.1、それにDSDSに対応するということくらいですが、既にその他のスペックもリークされています。
 SoCはMT6739で、ディスプレイは5.5インチ18:9、メモリ2GB、ストレージ16GBだそうです。さらに、USBがType-Cとのことから、大容量バッテリを搭載するかもしれません。

 また、最近のUMiの流れから、対応する周波数もグローバルスタンダードは網羅するらしいです。さすがにBand 19は含まれないでしょうけど。

 価格は100ドル以下ということまで分かっています。MT6739を狙うなら最有力候補に躍り出るかもしれないですね。


 東日本大震災から今日で7年です。風化させないように毎年書いていくつもりです。
 そう言えば数時間電話も使えなくなったっけ…なんてことを思い出しますね。
 いつ誰の身にも起こりうることですから、決して忘れてはいけない出来事ではないでしょうか。


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【新製品】海外スマートフォン(2018.03.10)

・ZTE nubia N3
・HUAWEI Y9 2018
・IRBIS SP550
・4Good Light B100

 日々海外のサイトを廻っていると、「そう言えば10年くらい前は『ルーマニアやロシアのTLDは危険だから踏んじゃいけない』って言われてたなぁ…」と思い出します。
 今はそんなこともまったく気にしなくなっちゃいましたねぇ。アングラは未だにあるんでしょうけど。


ZTE nubia N3

 ミドルレンジとしては第3弾となるNシリーズの後継ということで期待を集めています。中国で3月24日から販売スタートだそうです。

nubian3

寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 5000mAh

 nubiaのNシリーズで初めてスナドラが採用されたのは大きな変化だと思います。初代N1からバッテリ容量はずっと5000mAhなんですけど、14nmSoCになったことでよりアピール度合いが高まったと言えるでしょう。

 もちろんそれだけではなく、18:9ディスプレイの採用やメインカメラがデュアルになった部分など、時代に即した進化も含んでおり、nubiaファンならずとも訴求力を感じる仕上がりになっていると思いますよ。
 また、パネルはJDIだそうです。知名度からSHARPを載せるメーカーが多い中で、日本人としては嬉しく、そして誇れるセレクトではありませんか。


HUAWEI Y9 2018

 P20などのローンチを控えているHUAWEIですが、その前に東南アジアでY9の2018年モデルをリリースするらしいです。
huaweiy92018
寸法 157.2×75.3×7.89mm
重量 170g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 659 2.36GHz*4+1.7GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.93インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 1600万画素+200万画素
バッテリ 3900mAh

 これまでのYシリーズとは趣きが違いますね。Kirinを積んできたことや、クアッドカメラや18:9ディスプレイといったトレンドを盛り込んでいることで、Yシリーズの伝統とも言えるエントリー~ミドルレンジを覆すかたちとなっています。これがHUAWEIの偉い人が語った「ローエンド市場から撤退する」ということなのかもしれません。
 
 筐体はHonor 7Xよりも9 Liteに近い印象を受けます。メモリとストレージは若干落とされているものの、バッテリとセルフィーが強化されているのは魅力ですね。

 価格ははっきりしていませんが、おそらく2万円台後半から3万円台前半になるはずです。タイなら9999バーツでも3万4千円なので、あながち間違っていない気がします。


IRBIS SP550

製品ページ

 二昔前のローエンドです。とにかく安いのが欲しい人向けですね。

irbissp550

寸法 153.5×77×8.6mm
重量 158.1g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 実用に耐えうるのはカメラくらいですけど、そこもF値が不明ですから推し材料にはなりにくいです。せめて2GB/16GBなら買いの太鼓判だったんですが。

 とは言っても前述通りに安いのが売りでして、最安は4446ルーブル(約8300円)とお買い得なんですね。バッテリもそこまで少ないわけでもありませんから、サブとしては案外良いかもしれないです。


4Good Light B100

製品ページ

 名前は見たことがあったのですが、リストに入れてませんでした。ロシアのメーカーで合っていると思います。スウェーデンにもサイトが存在していたような記憶があります。
4goodlightb100
寸法 134×67×8.8mm
重量 121g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.1GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 4.5インチ
解像度 960*540
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 1600mAh

 最近はめっきり見なくなったqHDのディスプレイです。6年くらい前まではけっこうありましたよね。
 これでもIPSなので映り自体は悪くないと思います。ちなみにDPIは245で、そこまで悪くありません。4/3倍になる6インチHDとまったく同じですから、贔屓目に見ても高精細とは言えないですけど。

 さて、使い所が無さそうなこのウルトラローエンドの価格はいかほどのものだろうと通販サイトを漁ったところ、激安でおなじみのDNSで2999ルーブル(約5600円)で売っていました。今後15%くらい値引きがあったとすれば5千円を切ってきます。子どものおもちゃにちょうど良いかもしれないですね。


 ふと気付いたらあと3週間で今年度も終わりじゃないですか…。
 毎年恒例の年度末締め激忙週間がやってくるのですねorz

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.09)

・OUKITEL WP5000
・QMobile S15
・QMobile E3 Dual
・Swipe ELITE Dual

 Android PのDP版がリリースされましたね。Pixelシリーズをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。


OUKITEL WP5000


製品ページ

 MWCで展示されていたのがU19とこのWP5000でした。こちらが先に公式に上がりましたね。
oukitelwp5000

寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1
CPU MediaTek P25 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 2100万画素+800万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 5200mAh

 寸法はまぁいいとして、重さは知りたかったところです。
 なお、バッテリ容量は各所で5000mAhと書かれていますが、公式のTypical値で5200mAhとあったのでそれを記載しました。アプリで読むと最小値の4850mAhになりそうですけど。

 スペック的には、IP68対応のタフネスモデルとして見たら不満はありません。特にカメラはとても優秀で、最近のOUKITELの流れに沿ったものと言えるでしょう。

 このあと中国系のECサイトにどんどん上がってくるものと思われます。価格は245~299ドル(約2万6000~3万1700円)ということですから、コスパは相当良いですね。


QMobile S15

 Noirシリーズに属する製品のようです。最初にリークされた昨年10月の時点からはかなりスペックが変わりました。
qmobiles15
寸法 144.3×71.2×8mm
重量 162g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 とは言っても公式に上がっていないので、スペックサイトの中で最近更新されたものをまとめています。
 以前の情報だと、SoCがMT6580だったり、解像度が854*480だったりしたのですが、どうやらこれに落ち着くみたいです。

 ローエンドにしてはメモリとバッテリが多いことで、それが最も必要であると考えるユーザーには最適な選択肢となるでしょう。筐体も高級に見えてくるから不思議なものです。

 価格は13999パキスタンルピー(約1万3400円)。この程度ならばお得感を得られるかもしれません。


QMobile E3 Dual

 同じくパキスタンからの新製品です。
qmobilee3dual
寸法 149.8×72.6×8mm
重量 142g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.45GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素+800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2500mAh

 その名の通りデュアルカメラ搭載モデルなのですが、個人的にはなぜバッテリを少なくしたのかが腑に落ちません。ここまでの端末なら普通は4000mAhくらいまで盛りそうなものですけど…。
 メインカメラはf/2.2、セルフィーはf/2.4だそうです。暗所や夜間の撮影には向いてないでしょうね。

 価格は16500パキスタンルピー(約1万5800円)で、思ったよりは高くありませんでした。
 ちなみに、日本で使えるかという話ですけど、パキスタンのキャリアはBand 1,3,5,8を利用しているため、全てに対応した端末ならばそれなりに大丈夫そうですよ。


Swipe ELITE Dual

製品ページ

 激安端末なのにデュアルカメラです。
swipeelitedual
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.1
CPU Spreadtrum SC9832A? 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 800万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 SoCは不明ですけど、価格から考えたらSpreadtrumだと思います。
 「性能なんてどうでも良いからとにかくカメラだけしっかりしててほしい」というユーザーには持って来いの製品でしょう。それと、バッテリも必要十分だと思います。

 インドの3大ECサイトではまだ取り扱いがありません。SHOPCLUESでは20%引きで3999ルピー(約6500円)だそうです。ただ、元の値段が値引き前提で付けられているため、メーカー希望小売価格が実は3999ルピーということも往々にしてありますので参考まで。


 デュアルカメラがハイエンドの専売特許だったのは既に過去の話になってしまいました。
 もしかすると、それが非搭載のフラッグシップは今後の売れ行きが懸念されるほどの認知度に上り詰めたかもしれませんね。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.08)

・BLU Vivo XL3
・DEXP Ixion Z255
・DEXP Ixiom ML450 Super Force
・INTEX Aqua Lions E3

 ARMがMali-G52とG31を発表しました。
 前身のG51のローンチが1年半前と古かったので、性能強化と省電力性に期待ができます。パフォーマンスは30%増し、電力効率は15%向上したそうです。組み合わせられるのはA75+A55あたりですかね。
 G31はMali-400に置き換わるローエンドGPUです。Spreadtrumあたりが採用してきそうですね。


BLU Vivo XL3

 先にamazon.comに上がりました。先代のXL2からは約1年空きましたね。
bluvivoxl3
寸法 148.3×71.7×8.1mm
重量 143g
OS Android 8.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 大きく変わったのは、ディスプレイが18:9になった点、そしてセルフィーの画素数がアップした部分です。それ以外はほぼ踏襲ですけど、5.5インチの16:9が18:9になることでよりコンパクトさが増したのも売りになるでしょうか。

 価格はゴールドが189ドル(約1万9900円)、ブラックが189.99ドル(約2万100円)です。どうしても割高感はあるものの、最終的にXL2と同じ140ドル程度に落ち着くと考えれば妥当なところかもしれません。


DEXP Ixion Z255

製品ページ

 今回のDEXP新製品は3Gモデルも含めて5台ほど出ていますが、そのうち2台を紹介したいと思います。
 まずは18:9ディスプレイを採用したZ255から。
dexpixionz255
寸法 147×70.5×10.2mm
重量 152g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737V 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*640
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 3000mAh

 18:9とは言っても1280*640ですから、DPIを計算すると260となり、1440*720の293よりはかなり落ちてしまいます。実際のサイズが小さめなぶん、あまり気にならないかもしれませんが。
 カメラもローエンドそのものですし、他の同時リリースモデルに比べるとメモリ容量が多いという部分しかメリットはないように感じてしまいますね。

 価格は6499ルーブル(約1万2000円)。値引きがあることを考えればお得と捉えて良いギリギリの範囲ではないでしょうか。

 筐体で見ると、激しめの2.5D加工が施されたG150が良い感じなんですが、バッテリが少ないのでパスですかね。


DEXP Ixion ML450 Super Force

製品ページ

 というわけで今日のイチオシ製品がこれになります。
dexpml450
寸法 142.6×72.5×15.7mm
重量 188g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 8000mAh

 一応メインカメラは1300万画素に補間されるらしいですけど、そんなことよりもこのローエンドが8000mAhのバッテリを積んでいる事実に意味があります。確かに厚さは2cm近くなってしまっていても、最大の武器であるのは言うまでもないことです。
 残念ながら待ち受け時間等の記載が無いので、どの程度のものなのかは分かりません。しかし、ディスプレイサイズや解像度、そしてローエンドのSoCという部分から、軽く2週間はいけそうな気がしますね。
 これでクイックチャージに対応していれば言うことは無かったのですが…。

 価格は5999ルーブル(約1万1100円)。ロシア市場では、大容量バッテリを積んでいるかよりもSoCで価格が決められる傾向が顕著です。


INTEX Aqua Lions E3

製品ページ

 ウルトラローエンドではなく、より実用的に改良した感のあるスペックです。
intexaqualionse3
寸法 145×73×8mm
重量 154g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9832A 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 ベゼルが太いとかバッテリが足りないとか、そういうことを言ってはいけない部類の製品でしょう。
 安くするためのSC9832A、そして使えるようにするための2GB/16GBなど、目の付けどころ如何では「買い」と言っても過言ではないと思いますよ。

 希望小売価格は6999ルピー(約1万1400円)ですが、インドの3大ECサイトではINTEX製品を平均で2割ほど値引くことが多いので、実売価格は5599ルピー(約9100円)前後と推測できます。その程度ならばコスパも合格になるはずです。


 これまでにも幾度となくノッチ付きのデザインについて触れていますが、LGのG7もどうやらそのスタイルを採用するそうです。MWCをスルーしたからにはもっと別の目玉を用意してほしいんですけどねぇ…。

電脳ニュース海外版(2018.03.07)

・OPPO R15は今月末リリースか
・MEIZU E3は3月21日発表予定
・vivo APEXはポップアップカメラで発売されるのか
・HTC U12とDesire 12 Plusのスペック

 2週間ぶりのトピックスです。MWC関連で書きたいことが山ほどあったのですが、既に古くなったものはこの際スルーして、新しめのものだけピックアップしたいと思います。


OPPO R15は今月末リリースか

 西洋に倣って忌み数である13を飛ばしたようです。グローバル企業ならではですかね。そう言えばnubiaもZ13はありませんね。
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 iGeek Phoneさんが比較画像を上げていたので引用させていただきました。これでもまだ全部ではないところがすごいなと思いますけど。

 ノッチ付きのデザインであるというのは昨年秋頃からリークされていたのでそれはまぁ良いとして、高精細なハンズオン画像が出てきたことでリリースが近くなったと見るのが一般的のようです。
 サイクルとしては5~6月あたりが正解で、11月にR15sという感じになるはずなんですが、OPPOのRシリーズはひときわ人気のモデルであるため、早められることは十分考えられます。

 ディスプレイは6.28インチのAMOLED。アスペクト比は19:9で2280*1080になるそうです。メインカメラは1600+2000万画素、セルフィーも2000万画素と、OPPOの流れをしっかり踏襲した部分も備えています。
 SoCは不明ですが、これまでの流れからいくとスナドラ670が妥当ですかね。
 そして目玉はやはり、ミラーガラスとセラミックの筐体素材でしょう。これはぜひ実機を確かめたいと感じさせる情報でした。

 あとは日本市場にいつ頃入ってくるかということになりますが、R11sが思ったほど売れてないので、些か遅れる可能性が高い気がします…。


MEIZU E3は3月21日発表予定

 ソースはこちら

Meizu-E3-leak-1024x1015

 なかなか楽しそうな製品ですが、まずは側面に搭載された指紋センサーについて語りましょうか。
 これは以前からリークされているもので、MEIZUは今後も採用を続けていく可能性がありますので要チェックです。気になるのはその精度と使い勝手ですよね。使い方としては、持った時に親指を縦にして読み取らせることになるでしょう。これまでの背面、そして今後の主流となるであろうディスプレイ内蔵型よりもユーザーフレンドリーだと私は思います。ただ、読み取る面積が狭くなるので、そのあたりに多少の不安は残るでしょうか。

 ディスプレイは5.99インチのFHD+、メモリは4GB/6GB、ストレージは32GB/64GB/128GBと幅広く、メインカメラは1200万+2000万画素、3300mAhのバッテリなどとなっています。
 SoCについては1.8GHzのオクタコアとしか記載が無かったので様々な予想が飛び交ってますが、Helio P70の可能性もあるとのことです。

 価格は2299元(約3万8600円)なんて噂がありますが、バリエーションの豊かさに加えてMEIZUですから、もっと安いのではないかと考えています。


vivo APEXはポップアップカメラで販売されるのか

 MWCでも注目を集めたvivoのAPEX。ノッチを無くすとカメラはこうなるんだという見本として、今後の展開も楽しみな展示でした。

vivoapexcamera

 カメラがせり上がってくる様子は各所で紹介されているのでぜひ探してみてください。

 既にスペック等も明らかになっていまして、FHD+の5.99インチOLEDディスプレイ、スナドラ845、6GB/128GB、2400万画素カメラ、4000mAhのバッテリと、いつ発売されても不思議ではない仕上がりだったようです。

 んで、発売されるかという部分については、Andy Rubinさんがこんなツイートをしたことで暗雲が立ち込めているところですね。つまり特許は既に取得されていると。
 まぁ、だからと言って製品化されないとも言えません。もちろん無断で発売すれば特許侵害にあたりますけど、vivoとEssentialが共同で開発する、もしくは特許使用料を支払うなどすれば問題はないわけですし。
 個人的にはコンセプトモデルで終わってほしくないというのが正直なところです。


HTC U12とDesire 12 Plusのスペック

 HTCも厳しい現状を打破するために画策しているようですが、第一は魅力的な製品を作ってこそですよね。

htcdesire12plus

 画像はDesire 12 Plusになります。お目見えはかなり近そうです。

 U12は5.99インチQHD+ディスプレイ、スナドラ845、6GB/256GB、1200+1600万画素カメラ、3420mAhといったところがリークされています。もちろん進化したEdge Senseも搭載されると見られていますね。

 Desire 12 Plusは以前リークされたBreezeというモデルの上位版で、5.99インチHD+ディスプレイ、スナドラ450、3GB/32GB、1300万画素のメインカメラ、800万画素のセルフィー、2965mAhのバッテリなどとなっています。どうやら5.5インチHD+のDesire 12というグレードもあるようですよ。

 ご覧の通りU12はハイエンドですが、Desireのほうはいつも通りのエントリーモデルですね。となると価格にも期待が集まるわけで、スペックの近いXiaomi Redmi 5と比較されてしまうのも致し方ありません。初値は190ドル(約2万100円)程度ではないでしょうか。


 実は今日、キャリアにちょっと遊びに機種変の相談に行ってきたんです。
 何だか猛烈にiPhoneを勧められて、肝心の中身が薄いまま帰ってきてしまったのが心残りでしたが、聞かれたので正直に「9回線所持している」と答えたら、店員さんの目がカッと見開いたのを私は見逃しませんでしたw。

 でも、現状不満が無いので機種変はしないつもりなんですよね…。


よろしければポチっと押してくださいませ。いつもありがとうございますm(__)m

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.06)

・Vernee M7
・LG X4
・Walton Primo S6 infinity

 トピックスもかなり溜まってるんですけど、フレッシュさを欠いた時点で価値が半減してますからね…。


Vernee M7

解説ページ

 MWCでの発表後に公式サイトに上がったページを貼っておきます。
verneem7
寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.8インチ
解像度 ?
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4500mAh

 解像度は諸説ありまして、それについて補足しておきます。
 まずFHDと書いているところがありますが、画像から判断しても明らかに違いますね。16:9よりは確実に縦長です。
 拠り所になるのが公式サイトの表記なのですが、"19.5:9"そして"2:1"と、なぜか2種類の比が書かれています。普通に考えれば、ノッチ部分を込まずに18:9ということなのではないでしょうか。
 というわけで、FHD+ならば2340*1080、HD+ならぱ1560*720になりますね。SoCやM6のスペックを含めると後者が妥当な気がしますよ。

 価格は最安で149ドル(約1万5700円)程度と予想されていますが、個人的にはもう少し安い可能性もあるのではないかと考えているところです。

 そう言えば、日本でもけっこうな数のレビューがあるVernee Xも、4GB/64GB版なら現在は199.99ドル(約2万1100円)が基準価格になっています。GearBest.comだと20859円まで下がっており、お買い得感が半端ないですけど、実はこれ、もう少し待ちだと思うんですよ。なぜなら、JUMIAナイジェリアで63999ナイラ(約1万8800円)に値下げされているからです。2万円を切るのは時間の問題だと思います。


LG X4

プレスリリース

 韓国キャリア向けの端末です。1月に紹介したX4+の下位機種にあたります。
lg-x4-price-201801-1516696687
寸法 148.6×75.1×8.6mm
重量 164g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.3インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 下げられているのはストレージ容量とメインカメラの画素数ですね。あとは変わっていません。

 DAC等もそのままらしいです。良い音がどうしても必要だという人が買えばいいのか、随分と強気の価格設定は297000ウォン(約2万9000円)。非常に判断に困りますけど、まぁ、普通にボッタクリですかね。そのチップの原価が1万円だとしても、それ以外に何の特徴もない5.3インチHD/2GB/16GBの端末に2万円も出す人はいないでしょう。

 世界一のLTE大国である韓国が、端末の安さでも世界一となる日は、遠い未来でも訪れないかもしれませんねぇ…。


Walton Primo S6 infinity

製品ページ

 Walton製品の中、そしてバングラデシュ市場でも、あまり見ない価格帯の端末です。
waltonprimos6infinity
寸法 148×71.5×8.1mm
重量 146g
OS Android 8.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 顔認証も搭載しつつ、過不足の無いバランスの取れた仕上がりだと思います。
 メインカメラはf/2.0、セルフィーf/2.2だそうです。デュアルに見えますが各種センサーとLEDフラッシュらしいですね。

 実際はもう少しバッテリが大きければ言うことは無かったでしょう。
 ついでに、16990タカ(約2万1500円)という価格も少しポイントがズレている気がします。もう4千円下あたりが妥当なラインです。

 重要なのは、SymphonyとWaltonというバングラデシュの2大巨頭が、いずれもきっちり18:9にシフトしているという部分でして、それは他国メーカーも見習うべき姿勢だと思いますよ。


 新製品をだいぶ端折ってお蔵入りさせたおかげで、明日はトピックスを書けるかもしれません。
 OPPOのR15とかネタとしてストックしておいたんですけど、既に新しさは消え失せてしまってますねぇ…。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.05)

・NUU G3
・HOMTOM HT70
・OUKITEL U19
・Just5 COSMO L707

 書かれたことのある方ならお分かりのことと思いますが、レビュー記事ってかなりの労力が必要なんですよね…。おかげで新製品の紹介まで手が回らなかったので溜まりまくってます。


NUU G3

製品ページ

 かつては日本でも販売されていたNuu Mobile製品ですが、実はアメリカやイギリスでも公式サイトがあり、このG3はアメリカでまずリリースされるようです。グローバルサイトに出てないところを見ると、Fシリーズのような専売モデルなのかもしれません。
nuug3
寸法 153×70×9mm
重量 不明
OS Android 7.1
CPU MediaTek Helio P25 2.39GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 18:9ディスプレイ、デュアルカメラと、トレンドは盛り込んだ端末になっています。これでバッテリが4000mAh以上だったならば食指が動いていたかもしれません。

 なお、アメリカのBandに合わせられているので、日本のLTEで使うのはかなり厳しいと思ったほうが良いでしょう。例えば日本へよく渡航するユーザーだったら、「Oh! ツナガラナイデース」ということになってしまうので、行く先々の国のBandは網羅しておくべきだと思いますよ。

 価格はプリセールで199.99ドル(約2万1100円)。Helioの新モデルが発表になったことで、P25も相当安くなってきている例ですね。


HOMTOM HT70

製品ページ

 これまでのHOMTOMの路線からはかけ離れた製品が出てきました。インパクト大です。
homtomht70
寸法 165.5×77×14.5mm
重量 207g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 10000mAh

 形状からしてタフネスモデルと捉えるのが自然だと思いますが、どこにも書いてませんね。違うんでしょうか。

 スペックの補足をしておきますと、カメラはそれぞれ1600万、500万、1300万に補間されるそうです。公式の仕様表が無いのでAliExpressからのデータになりますけど。

 しかしやはり注目は10000mAhという巨大バッテリです。スタンバイ50日は無理があるとしても、ブラウジング36時間は生のデータに近いのではないでしょうか。
 欲を言えば16nm以下のSoCにしてほしかったところではありますが、補って余りある大容量ですね。

 AliExpressでは188.99ドル(約2万円→日本円表記20341円)、Banggoodでは209.99ドル(約2万2200円→日本円表記22772円)ということで、極めて妥当なところだと思います。バッテリに魅力を感じたなら安く、SoCを見たら高めですので、あとは個人の判断になるでしょう。


OUKITEL U19

 MT6750TだったU18の廉価版モデルになります。MWCでの展示だったので製品ページはまだ上がっていません。あと10日後くらいという話です。
oukitelu19
寸法 150.5×73.2×10mm?
重量 213.7g?
OS Android 8.0
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.85インチ
解像度 1512*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3600mAh

 おそらく同筐体だと思うので、寸法と重量はU18のものを書いておきました。バッテリ容量が減っている関係でもう少し軽いでしょうけど。

 ローエンドなので2GB/16GBでも問題ないはずです。と言うか、今でもこのパターンの端末を使っている人はけっこうな数がいるような気がするんですよね。あとでアンケートでも採ってみましょうか。
 それにしてはバッテリも比較的大きいですし、意外と不満なく使える可能性はあります。

 価格は安ければ139ドル(約1万4700円)程度、高くても160ドル(約1万6900円)だそうです。

 OUKITELのMWC関連と言えば、Helio P20のWP5000というのも展示されていました。タフネスモデルです。情報が揃い次第まとめたいと考えています。


Just5 COSMO L707

製品ページ

 初めて紹介しますが、ラトビアのメーカーです。いわゆるバルト三国ですね。
just5cosmol707
寸法 154×77.5×8.5mm
重量 195g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+30万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3300mAh

 しっかりとツボは押さえられているのではないでしょうか。18:9でこそありませんがFHDですし、カメラも一応デュアルですからね。なんなら日本のメーカーが「間違いないスマホ」と銘打って販売しても誰も気付かないレベルかもしれないです…。

 他にも、COSMO L808FREEDOM C105FREEDOM C100といった端末がリリースされているようです。これらの中ではL707が最も上のスペックだったので取り上げてみました。それぞれにしっかり特徴のある作りになってますので、併せてご覧くださいませ。L808は5インチFHDです。

 価格は129ユーロ(約1万6800円)と安くはないものの、案外良心的だと思います。


 現時点で「書けないなこりゃ」と諦めたものが数台ありますの。マイナーな製品を楽しみにされている方には謝罪しておきますm(__)m

【レビュー】Ulefone Power 3

・Ulefone Power 3はバッテリ持ちを気にするユーザーに最適
 ◇製品概要
 ◇価格
 ◇箱・外観
 ◇設定
 ◇ベンチマーク
 ◇カメラの検証
 ◇バッテリ持ち

 これもGearBest.com様よりお借りしました。
 近年のUlefoneの目玉とも言えるシリーズから、Power 3のレビューをお届けします。


Ulefone Power 3

製品ページ

 昨年12月に発表された端末で、派生モデルとしてメモリとカメラが落とされてAndroidのバージョンが新しくなったPower 3Sが出ています。そしてまもなく、13000mAhのバッテリを搭載するPower 3 Maxも登場する見込みです。
ulefonepower3_review
寸法 159.2×75.9×9.85mm
重量 210g
OS Android 7.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素
フロントカメラ 1300万画素+500万画素
バッテリ 6080mAh

 最新のロットではAndroid 8.1で出荷されているようですので、それにこだわりたい方はショップのスペックシートもしっかりチェックしたほうが良いかもしれません。

GearBest.com Ulefone Power 3 (24520円)

 Androidは7.1になってますが、3月20日以降の発送なのでおそらく8.1で届くのではないでしょうか。不安な方はご確認くださいね。なお、色はブラックとゴールドで、どちらも同じ価格です。

 ついでに3Sも貼っておきますか。

GearBest.com Ulefone Power 3S (18947円)

 これはローズゴールドの値段です。ブラックは跳ね上がって21455円となります。


 開封していきます。

up3_1

 光の当たり具合いでくすんだ色になってしまってますが、本当は少し明るめの黒い箱です。
 本体の大きさとほぼ同じの、とてもコンパクトなサイズですよ。

up3_2

 付属品にケースがあるのはGearBest.comのサービスかもしれません。公式サイトにはその旨が書かれていませんので。
 それと、やはりコンセント形状が違いますから、変換アダプタ等を準備する必要があります。

 一応補足しておきますが、メインカメラの"21MP"は補間されたあとのものです。後述しますが、デフォルトで撮影するとこの数値で出力されます。

up3_3

 ケースを着せた状態ですが、背面を撮ってみました。本体の厚さは約1cmもあるのに、全体的に大きいこととカーブがキツめであることからあまり厚いとは感じません。ただ、重さは相当のものなので、覚悟しておいたほうが良いかもです。

 ディスプレイ部はあまりにも光が反射して撮影を断念しました。IPSですし、発色はまぁ良いほうだと思います。
 しかし、おそらくGorilla Glass 4の威力でしょうけど、非常に滑りのよいガラスはほとんど指紋や汚れも付かず、「保護フィルムも要らないのでは?」と感じるほどでしたよ。

 日本語は昨日紹介したU Pro同様に、まったく問題のないものでした。


設定

 「裏技」と言うほどでもないのですけど、これはやっておいたほうが良いと思ったので書いておきます。

 Helio P23には2種類ありまして、上が2.5GHzのものと、この端末のように2.0GHzのものです。後者はクロックを上げられなかった粗悪品だという話も聞きますが、実際のところはよく分かりません。
 ただ、設定の中の「電池」から、かなりパフォーマンスを改善できるメニューが用意されているので、これは忘れずにチェックしておくべきでしょう。

ssup3_4ssup3_5

 このように、デフォルトでは「バランスモード」が選択されています。
 マシンスペックを最大限に引き出したかったら、迷わず上の「高性能モード」を選びましょう。

 詳しくはベンチマークの結果でも語りますが、とても大きな差が出ました。


AIDA64

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 省電力を語るだけあって、負荷がかかっていない時のクロックは4分の1程度に落ちています。スリープではかなり優秀と期待できますね。

 ディスプレイサイズの公称値は6.0インチですが、AIDA64読みでは5.99インチとなりました。縦横値の差は0.1~0.3mm程度ですから、気にするほどのことではないでしょう。


SPEEDTEST

ssup3_3

 MediaTekなのでこんなもんです。比較的空いている時間帯だったは言え、この安定度のほうを評価すべきだと思いますよ。

 なお、Band 1,3,8は含まれているものの、41が入っていないため、UQでの運用はできないと思われます。au系では通話ができませんのであしからず。


A1SD

ssup3_6

 内蔵ストレージはライトのほうが速いという不思議な結果になりました。おそらくリードも頑張ればもうちょっと出たような気がします。

 メモリはやはり速くないですね。できれば8000MB/sは欲しいです。


SuperPi

ssup3_7

 昨日のスナドラ660の結果を貼っていませんでしたが、6秒強でした。なんだかintelとAMDを見ているようです…。

 ちなみにこの結果は「高性能モード」のものでして、バランスモードだと10秒程度遅くなることを付け加えておきます。この差は割と大きいと思うのですが。

 ということで、以降のテストはすべて高性能モードでのものになります。ご了承ください。
 あと、Geekbenchはエラーを吐いて実行できませんでした。どうもPower 3はみんなそうらしいです。


3DMark

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ssup3_9

 まぁしょうがないですね。Mali-G71でもこんな感じですか。スナドラ625のAdreno 506にも遠く及びません。

 この結果から言えるのは、グラフィックを求めない用途に向いているということです。ブラウザゲー程度が限界だと思われます。


Antutu 7.0.4

ssup3_10

 バランスモードとは3万点近い差が出ます。GPUさえしっかりしていればもっとスコアが伸びるんですけどね。

 ただ、25K円の製品としてはコスパは決して悪くなく、普段使いでは一切困ることも無いでしょう。ましてやSNS程度の用途ならこれ以上無いベストマッチだと思います。


カメラの検証

up3_38945312

 元サイズは3894*5312で、2100万画素にインポートされているのがお分かりいただけるかと。

 写り自体は、癖らしい癖もなく、かなり素直な描写ができていると感じます。輪郭に多少の甘さがあるものの、色表現は相当忠実で、白飛びやザラつきも極少です。


バッテリ持ち

 いつもと同じテストです。詳細は以下をご確認ください。

各端末のバッテリの減り具合いを検証してみる(動画再生編)
各端末のバッテリの減り具合を検証してみる(スリープ編)

YouTube2hスリープ8hスリープ16hスリープ24h
残量87%100%98%94%

 さすがに優秀ですね。「スタンバイ日数75日」は大げさだとは思いますが、計算上は待ち受け可能時間が2週間以上ということになります。買いたてのiPhoneがこんな感じなんですよね。

 なお、YouTubeはバランスモードでも試してみましたが、2時間後の残量は91%でした。もちろん画質に変化は無いので、とにかく性能より電池持ちを重視したいならばバランスモードでの運用もおすすめできます。

 発熱については、16nmのSoCにしてはそれなりだと感じました。これが改善されればさらにバッテリ持ちを強調できる製品が作れるんでしょうけど。


 最後に、各種ベンチの結果を表にしておきますね。

Benchmark Elephone U Pro
AntutuBench7.0.478042
Geekbench 4 (S)N/A
Geekbench 4 (M)N/A
A1SD (Read)153.99
A1SD (Write)224.01
A1SD (Memory)5533.24
3DMark (IceSrotmU)12587
3DMark (SlingShot)127

 Geekbenchが通るようにしてほしいです…。


 さて、総評ですが、Helio P23は大容量バッテリと相性が良いことが分かりました。今後登場するであろう12nmのHelioシリーズにも期待が高まってしまいます。仮に4000mAh程度でこのPower 3と同程度の電池持ちが実現できるなら、MediaTekの躍進にも繋がりそうな気がしますよ。

 コスパも質感も十分合格点のUlefone Power 3。カメラ性能もこの価格帯の製品にしては抜けていると感じます。SNS用、ブラウジング用として最適ではないでしょうか。


 最後に、Gorilla Glass 4のおかげで素晴らしい操作性を実現できてはいるのですが、やはり保護フィルムはあったほうが良いでしょう。というわけで、PDA工房さんが専用に開発している商品を紹介しておきます。



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