電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

電脳世界の進化を見つめるブログへようこそ

2018年03月

【レビュー】Elephone U Pro

・Elephone U Proはデザイン・性能ともに買って損無しの1台
 ◇製品概要
 ◇価格
 ◇箱・外観
 ◇ベンチマーク
 ◇カメラの検証
 ◇バッテリ持ち

 GearBest.com様より端末をお借りしたので、約1年ぶりの製品レビューができます。

 あらかじめ書いておきますが、上の見出しはリンクを貼っていませんので、単なるメニューとしてお使いくださいませ。
 それと、初めて当ブログのレビュー記事をお読みくださる方向けにお断りしておくと、どちらかと言えば機能よりは性能のレビューに偏っていると思います。ご了承ください。


Elephone U Pro

製品ページ

 今年1月下旬に発表されたElephoneの新シリーズです。
 UはHelio P23、U Proはスナドラ660ということで、中身はまるで別物とも言える兄弟製品なのですが、今回はU Proのほうのレビューをしたいと思います。
elephoeupro_review
寸法 154×72.5×8.4mm
重量 166g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.84GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 1TBまで
ディスプレイ 5.99インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素+1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3550mAh

 最大の特徴は何と言ってもかなりの曲線を描くフルスクリーンでしょう。実機の印象はこの写真と変わらずクールでした。

 ローンチから1ヶ月経って、価格は以下のように変動しています。

GearBest.com Elephone U Pro 4GB/64GB (36780円)
GearBest.com Elephone U Pro 6GB/128GB (43468円)

 どちらもおよそ7千円の値下がりですね。
 4GB/64GBは入荷未定の品切れ状態。GearBest.comで取り扱われている黒と青を合わせると、実に1800人以上が問い合わせ中という爆売れっぷりです。
 どうしても欲しい方はもう2ヶ月くらい待たなければならないようです…。


 では開封といきますか。

eup_1

 化粧箱は光の関係でグレーに見えますが、実際はとてもシックな黒です。見た感じはスマートフォンの箱に見えないオシャレな雰囲気が漂ってますよ。

eup_2

 中身はこんな感じ。3.5mmイヤフォンジャックが搭載されていないため、USBからの変換プラグが付属しています。TPUケースがあらかじめ入っているのも嬉しいサービスです。
 また、EUプラグしか選べないようなので、日本のコンセントに差す場合にはアダプタを手に入れる必要がありますね。

eup_3

 電源を入れてみました。
 AMOLED特有の発色の良さで、どの角度から見ても色変化はありません。
 
 また、日本語への対応も問題ないレベルでした。

eup_4

 エッジの湾曲具合いを表現するために光の角度を調節してこんな写真を撮ってみましたが、見事にモアレが出てしまってます…。
 なお、いつものように指紋センサーやFaceIDのテストは行っていませんのでご了承くださいm(__)m

eup_5

 この製品のアピールポイントの一つである背面デザインです。まったく画像の加工をしていない状態でこれですよ。非常に綺麗な光の反射が楽しめます。
 ただ、ご覧の通りとてもゴミや指紋が付きやすいので、やはりケースを着せないで使うというのは考えにくいと思います。

 持った感じはそこまで軽くもないのですが、形状が手にフィットすることでむしろ重さはあまり感じません。

 なお、SIMスロット等は本体上部分に装備されています。珍しいですね。


 次にいよいよ各種ベンチ等を走らせてみます。

AIDA64

sseup_1sseup_2

 AIDA64読みでCPUとディスプレイを。
 クロックは標準ですが、アイドル時はけっこう落ちていることが分かります。14nmのプロセスルールと相まってバッテリ持ちにも好影響でしょう。

SPEEDTEST

sseup_3

 Wi-Fiの接続速度は普通でした。特に速くもありません。時刻は午後4時くらいだったので混んでいる時間ではないですね。QualcommのSoCにしては少し残念です。

 今回はLTE接続のテストをしていませんが、Band 19がサポート外のため、docomo系のSIMだと地域によっては電波が掴みづらいところがあるかもしれません。

A1SD

sseup_4

 A1SDでストレージとメモリの速度を検証してみました。
 ストレージは容量が大きいこともあってこのくらい出るのも当然と言えます。ただ、メモリは決して速いわけではなく、このあたりに多少のコストカットの傾向が見られます。

Geekbench 4

sseup_5

 噂に違わぬ高性能です。通常用途で不満を感じることはないでしょう。

3DMark

sseup_6
sseup_7

 Sling Shotは非常に重いのでどうしてもカクカクしてしまいます。このスコアは頑張っているほうです。
 逆にIce Stormは優秀です。ブラウザゲーに留まらず、派手なグラを使ったアプリも余裕でこなせるでしょう。

Antutu 7.0.4

sseup_8

 これでミドルレンジのSoCというのですから驚きです。
 ストレージ速度も加わり、スワイプやスクロール等の操作に関して一つの引っ掛かりもありません。とにかく快適です。
 1年半前なら10万円超えの端末がこんな感じでしたよ。


 ベンチ結果や操作しての所感を交えて総合的に判断すると、4万円台後半でも十二分にコスパは素晴らしいと言えます。なんせ日本のメーカーが8万円近い価格で売っているSoCですからね。


 次にカメラでいつもの風景を撮影してみました。代わり映えしなくて申し訳ありません(__;。

カメラの検証

eup_31204160

 標準のカメラアプリを起動してそのままシャッターを切っただけです。明るさが十分だったためか、フラッシュは点きませんでした。

 輪郭線は非常に綺麗に出ていますが、壁の白飛びと暗い部分の色ムラが目立ってしまっています。
 まぁ、カメラ部は機能も豊富ですから、いろいろと調節すれば夜間や暗所での撮影にも心強い味方になってくれると思います。
 なお、うちにはデジイチがあるので、スマートフォンでのボケ写真はあまり撮影しません。それについてはぜひ購入してお試しくださいな。


バッテリ持ち

 YouTubeでの1080p動画2時間再生、およびスリープでどれくらいバッテリを消費するかというテストを行いました。実験内容については以下の過去記事をご参照ください。

各端末のバッテリの減り具合いを検証してみる(動画再生編)
各端末のバッテリの減り具合を検証してみる(スリープ編)

YouTube2hスリープ8hスリープ16hスリープ24h
残量83%94%91%85%

 せっかくなので、今まではできなかった16時間と24時間のスリープも試してみました。経験則としてご存じの方も多いとは思いますが、残量は直線では落ちていかないものです。どの端末も2次曲線っぽくなりますね。

 動画再生に関してはやはりAMOLEDが活きている結果となりました。これくらいなら高性能のSoCはびくともせず、発熱もほとんどと言っていいほどありませんでしたよ。

 ちなみに、各種ベンチでもそれほどの発熱が無かったことを付け加えておきます。Geekbenchでほんのり温かくなったくらいでしょうか。


 最後に、今後のレビューで比較に用いるため、結果を表にしてまとめておきます。

Benchmark Elephone U Pro
AntutuBench7.0.4138659
Geekbench 4 (S)1625
Geekbench 4 (M)5797
A1SD (Read)266.27
A1SD (Write)205.88
A1SD (Memory)6351.44
3DMark (IceSrotmU)25649
3DMark (SlingShot)2061


 結論ですが、ズバリこのU Proは買いだと思います。
 デザインの素晴らしさだけではなく、性能も価格のはるか上のものがありますし、2年と言わず3年くらいは余裕で闘えるのではないでしょうか。

 ただ、汚れやすく傷付きやすい背面の素材には注意しなくてはならないです。PDA工房さんが専用の保護フィルムを開発してくれているので、購入される方はぜひご検討ください。



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【新製品】海外タブレット(2018.03.03)

・HUAWEI MediaPad M5シリーズ
・RugGear RG910
・Alcatel 1T 10
・BQ BQ-8041L Art
・ARCHOS Core 101

 新製品と呼ぶには些か旬を過ぎてしまったものもありますが…。


HUAWEI MediaPad M5シリーズ 

製品ページ(M5 10 Pro)
製品ページ(M5 10)
製品ページ(M5 8)

 ナンバリングルールでいくとM4だったはずですが、中国では4が忌み数ということでM5になったのでしょう。たぶん。
mediapadm5_8
M5 10 (Pro)
寸法 258.7×171.8×7.3mm
重量 498g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 960 2.36GHz*4+1.84GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB (64GB)
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.8インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 7500mAh

M5 8
寸法 212.6×124.8×7.3mm
重量 316g
OS Android 8.0
CPU HiSilicon Kirin 960 2.36GHz*4+1.84GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 8.4インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5100mAh

 基本的な中身は同じですが、それぞれにLTEモデルとWi-Fiモデルがあるのはこれまでのシリーズと同じです。また、10と8はサイズだけでなく、スピーカの数も違うようです。また、Proは同梱される独自のスタイラスペンに対応しているという特徴がありますね。
 10とか8とか書いてますけど、いつもの通り、HUAWEIは製品名で区別しているわけではありません。便宜上書いているだけですのであしからず。一応、URLにはしっかり入ってますが。

 Androidタブレットとしては申し分ない性能と美麗な筐体で、これは日本でもまたヒットの予感がします。
 グローバルサイトに記載が無いので書きませんでしたが、バリエーションとしてはストレージ128GBもあるらしいです。価格を掻い摘んでおさらいしておきます。

M5 10 Pro 4GB/64GB/LTE 549ユーロ(約7万1200円)
M5 10       4GB/64GB/LTE 499ユーロ(約6万4800円)
M5 8         4GB/32GB/LTE 399ユーロ(約5万1800円)

 仕様が変わる毎に50ユーロずつ上下しているので、それに当てはめて計算してくださいませ。

 流れとしては、スナドラ搭載のLiteや7インチモデルも後々加わるはずです。おそらく日本にも上陸するでしょうし、発売時期も含めて続報を待ちましょう。


RugGear RG910

製品ページ

 私自身も半分忘れていたくらいなので読者諸氏は尚更でしょう…。RugGearを取り上げた理由がこれでした。
reggearrg910
寸法 232×156×22mm
重量 850g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6000mAh

 最近はタブレットでもIP68やMIL規格への対応を謳ったものが多くリリースされていますが、その典型のようなスタイルです。
 デザイン自体は個人的に90点ですね。機能が盛られるであろう物理ボタンの数々やインジケータ、それに4隅のストラップホールも使い勝手が良さそうです。海や山で使っている姿は絵になりそうだと思いませんか?

 もちろん不満も無いわけではありません。せっかくのスナドラ625なのに、メモリとストレージが足りないですよね。MicroSDの最大容量は検証してないだけとしても、8インチでこの解像度ならますますもったいないなぁと思います。

 そして価格。先日もRugGearは高いと書いた通り、見つけたのは南アフリカの通販サイトで8549ランド(約7万6200円)というものでした。その半分でもちょうど良いくらいではないでしょうか。


 以下、簡単に紹介していきたいと思います。


Alcatel 1T 10

製品ページ

 ロースペックの大画面タブレットも最近増えてきました。ニーズがあるんでしょうね。

alcatel1t10

寸法 255×155×9.35mm
重量 415g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT8321 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 割り切ってしまえばどうってことはないかもしれませんが、メモリとCPU性能と解像度、それにバッテリが足りてないですね。

 価格は100ユーロ(約1万3000円)ということで、Wi-Fiタブレットとしてはまだ高いでしょう。100ドル以下だったら狙い目だと思いますが。


BQ BQ-8041L Art

製品ページ

 割と使いやすそうなスペックですね。

bq8041lart

寸法 207.6×123.7×8.8mm
重量 360g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8735 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4000mAh

 MT8321はコアがA7でGPUもMali-400なんですけど、このタブレットに搭載されているMT8735はA53+Mali-T720です。MT6737と同等性能ですね。なお、前者は3Gまで、後者はLTEにも対応します。

 価格は121ドル(約1万2800円)で、意外にいいところではないでしょうか。


ARCHOS Core 101

製品ページ

 メタルレッドはとってもかっこいいんですけどねぇ。

archoscore101

寸法 243.4×171.6×9.5mm
重量 556g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8321 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 5000mAh

 3Gモデルです。カメラ性能なんて要らないけど、とにかく大画面が欲しいという人向けですかね。バッテリはこれでもまだ足りないです。10インチ超えなら最低でも6000mAhはなくちゃだめだと思いますよ。

 価格は公式ショップが一番安くて、16GBモデルが99.99ユーロ(約1万3000円)、32GBモデルが119.99ユーロ(約1万5600円)となっています。


 という感じで、溜まっていた5機種を急ぎ足で紹介してみました。
 これでもまだまだストックが残っていたりします…。

 そう言えば、MWC前に予告のあったVernee M7ですが、しっかりと「昨年発売されたiPhone Xのディスプレイは今後の標準になるだろう。そのかたちで私達が初めてリリースするのはM7だ」と書いてありますね。さすが、潔いです。

 他にもまだまだMWC関連で紹介しきれなかった新製品が多数ありますので、ボチボチ書いていくことにします。気長にお待ちください。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.02)

・DOOGEE S60 Lite
・OUKITEL K10000 Mix
・KEECOO P11 Pro
・nomu M6

 う~ん、今週は時間がありそうだったんですけど、気付いたらもう金曜じゃないですか。結局MWC関連に追い付けずに終わってしまいましたorz


DOOGEE S60 Lite

製品ページ

 日本でもけっこうな人気になったS60の廉価版です。

doogees60lite

寸法 164×81×15.5mm
重量 287g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5580mAh

 Helio P25だったS60に比べるとさすがに落ちてしまいますが、タフネスモデルですから性能よりも堅牢さを重視するというユーザーも多いでしょう。5.2インチFHDのディスプレイは十分過ぎるほどの合格点です。

 その他だと、ワイヤレス充電に対応している点が割と大きく取り上げられています。少し充電速度が落ちるデメリットはあるものの、大容量になればなるほど意義深いと思いますよ。

 一応書いておきますが、カメラはメインがf/2.2、セルフィーがf/2.8と、通常用途でも少し厳しいかもしれません。画素数だけ見ていると意外な落とし穴に感じることもあるなぁと最近思います。

 価格は260ドル(約2万7700円)程度になりそうだとのことです。S60がまさにその値段まで下がっているだけに、当初は苦戦を強いられそうですね。


OUKITEL K10000 Mix

 公式サイトにあがらない理由は、ロシアのDNSという家電販売チェーンの専用モデルだからとのことです。事実上はK10000シリーズの4番目のモデルになります。
oukitelk10000mix
寸法 161.7×77.8×14mm
重量 288.6g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737V 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 100000mAh

 MAX寄りではなくPro寄りです。筐体はそっくりそのまま流用で、SoC、メモリ、ストレージ、そして解像度が下げられていますね。
 なお、MT6737Vをチューンアップして1.5GHzにしたモデルだそうです。解像度を落としたことで、多少のクロック上昇はまったく問題ないということなのでしょう。

 ただ、基本的にはProと同じですから、これも上のS60 Liteのようにセルフィーがf/2.8と至極暗めな点に注意が必要です。メインはf/1.8なんですけどね。

 DNSの商品ページはこちら。価格は10999ルーブル(約2万700円)で、あまりお買い得感はありません。普通にProやMAXを買ったほうがいいかもしれないですね。


KEECOO P11 Pro

 やっぱり公式サイトの所在はいくら探してもつかめません。販売は継続しているようなので無くなってはいないんでしょうけど。
keecoop11pro
寸法 156.9×75.8×8.4mm
重量 190g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+30万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3100mAh

 昨年末にリリースされたP11と比べると、ディスプレイサイズが大きくなっているのとメインカメラがデュアルになったのが大きな違いです。それだけにしては重量があまりにも増えすぎているので、これは素材がプラスチックからメタルになったと捉えるのが正解ではないでしょうか。

GearBest.com KEECOO P11 Pro (12928円)

 発送は3月19日からだそうです。そこまでコスパが良いわけでもありませんが、現在予約を受け付けているのがGearBest.comくらいなので、他のECサイトにも上がればもう少し安くなる可能性はあると思います。


nomu M6

製品ページ

 タフネスモデルとしてこのデザインはかなり新しいのではないでしょうか。普通に欲しくなります。

nomum6

寸法 143.8×73.4×10.3mm
重量 165g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 分厚くなりがちなIP68対応スマートフォンで10.3mmはなかなかすごいことです。もちろんMIL規格もクリアしているそうです。重量のインパクトのためにバッテリを削ったのは残念ですが。

 それ以外の性能面に関しては特筆すべきこともありませんが、前述の通り、このデザインにはやたらに惹かれますねぇ。エッジがかつての超合金のような感じだからでしょうか(^-^;。
 ガラスコーティングされているようにも見えますけど、これで耐衝撃を備えているのは素晴らしいです。10cmの高さから落としただけで派手に割れていた昔のスマホに見習わせたかったです…。

 価格はまもなく発表されるらしく、現時点では明かされていません。
 もし110ドル程度でBand 1,3,8をサポートしていたら速攻で買ってしまいそうです。性能云々ではなく、持ちたいというただそれだけの欲なのです。


 今後の更新予定ですけど、明日は久々にタブレットの新製品を書きたいと考えています。余裕があればレビューと合わせて2本立てでお送りします。レビュー記事は2台あるので、土・日か土・月という感じになると思います。あまり期待せずお待ちください(__;。

【新製品】海外スマートフォン(2018.03.01)

・ASUS ZenFone 5 , 5Z
・ASUS ZenFone 5 Lite
・Wiko VIEW 2 , PRO
・ZTE BLADE V9 VITA

 MediaTekがHelio P60を発表しています。ミドルレンジの中のさらにちょうど真ん中あたりという扱いでしょうか。Q2には搭載端末がお目見えするようです。


ASUS ZenFone 5 , 5Z

製品ページ

 2018年モデルではありますが、ASUSは型番で区別しているので特に発売年が付けられることはありません。なお、ZenFone 5がZE620KL、5ZがZS620KLです。
zenfone5
ZenFone 5
寸法 153×75.65×7.85mm
重量 155g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 6.2インチ
解像度 2246*1080
メインカメラ 1200万画素+?万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3300mAh

ZenFone 5Z
寸法 153×75.65×7.85mm
重量 155g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 845 2.8GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , 6GB , 8GB)
ストレージ 64GB , 128GB , 256GB)
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 6.2インチ
解像度 2246*1080
メインカメラ 1200万画素+?万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3300mAh

 まず5と5Zの違いから見ていきますと、SoCとメモリ・ストレージの容量だけになります。とは言え636と845は天と地ほどの差がありますから、5が普及帯モデル、5Zがフラッグシップと捉えて良いはずです。

 カメラはセカンダリレンズの画素数が書かれていません。サイトによっては800万だったり1200万だったりなのですが、一応書かないでおきました。

 ディスプレイのアスペクト比は19:9で、iPhone Xよりも面積の狭いノッチを搭載することで画面占有率90%を実現したそうです。
 その他もたくさんのアピールポイントがありますが、詳細は公式サイト等をご覧ください。

 価格は5Zだけが明かされまして、479ユーロ(約6万2700円)という驚きの設定でした。中国メーカーに追随するかたちでしょう。ASUSが下げれば他も真似して、総じて平均価格が落ちてくれたらいいですね。
 と言うか、去年10万円出してZenFone 4 Proを買った人に謝ったほうが良いと思います…。


ASUS ZenFone 5 Lite

製品ページ

 Maxは公式サイトに上がっていないのでまた後日ということで。
zenfone5lite
寸法 160.62×76.16×7.8mm
重量 168.3g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 630 2.2GHz*4+1.8GHz*4 , 430 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 2000万画素+800万画素
バッテリ 3300mAh

 同じ製品の中にSoCが2種類あるという珍しい売り方です。ただ、圧倒的に630のほうを買うべきだとだけ言っておきます。メモリもLPDDR4ですし。

 これもそれぞれのサブカメラは画素数不明です。どこぞの怪しいメーカーとは違って、30万画素なんて低いものではないとは思いますけど。
 まぁ、エントリーモデルではありますがカメラ性能を重視する若者向けと言っても良いでしょう。

 なお、今回発表されたZenFoneシリーズの中ではこのLiteが最も早く市場に出回ることになるそうです。その割に価格が明らかになっていないのは不親切ですが、4万円以下であることを祈ります。


Wiko VIEW 2 , PRO

製品ページ(VIEW)
製品ページ(VIEW 2 PRO)

 Wikoもたくさんの製品を発表していますが、その中からまずは日本でもしっかり販売実績のあるVIEWの後継を紹介しておきます。
wikoview2pro
VIEW 2 (VIEW 2 PRO)
寸法 154.5×72×8.3mm
重量 153g (164g)
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz*4+1.1GHz*4 (SDM450 1.8GHz*8)
メモリ 3GB (4GB)
ストレージ 32GB (64GB)
MicroSD 128GBまで (256GBまで)
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 1528*720
メインカメラ 1300万画素 (1600万+1600万画素)
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 カメラ用のノッチが目を引くデザインです。もちろん先駆者が他にいるわけですけど、フルスクリーンを突き詰めていくとどうしてもセルフィーの存在は課題の一つになってしまいますからね。結論としてこのかたちを採用したというだけでしょう。

 無印とPROの主な違いは、SoC、メモリ、ストレージ、それにメインカメラといったところです。価格差を抜きにしたらどう考えてもPROを選んでおくべきだと思いますよ。

 予想されている価格は、VIEW 2が199ユーロ(約2万6000円)、VIEW 2 PROが299ユーロ(約3万9100円)だそうです。これでもまだPROのほうに分がありますね。

 他にも、VIEW 2 LITEやTOMMY 3なども公開されています。TOMMYは2が日本市場をスルーしたので、たぶん3も無いでしょうねぇ…。


ZTE BLADE V9 VITA

 未だ市場に登場していないV9の派生モデルが展示されていました。

bladev9vita

寸法 146.8×68.7×7.6mm
重量 140g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 2GB , 3GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3200mAh

 日本人ならVITAと言ったらアレを思い出しますよね。意味は「命」とか「生活」とか「人生」とかで、イタリア語・ラテン語だそうです。
 スナドラ450のV9よりももっと身近なエントリーモデルという趣きなのでしょう。

 なお、解像度に関してはFHD+と書いているところも多かったのですけど、5.45インチのFHD+はDPIが443と非常に高精細のため、そこまで盛る必要性は無いだろうと感じてスルーしました。

 2GB/16GBモデルが179ユーロ(約2万3400円)、3GB/32GBモデルが199ユーロ(約2万6000円)となっています。
 最近のZTEは価格が高めの傾向にあって、これもどうやら抜け切れてないですね。


 現在、約1年ぶりの端末レビューをまとめているところです。新製品の記事が一段落したところでアップ予定ですのでお待ちください。
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