電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

電脳世界の進化を見つめるブログへようこそ

2018年05月

【新製品】海外スマートフォン(2018.05.09)

・360 N7
・BQ Aquaris X2 , X2 Pro
・HUAWEI Y5 Prime 2018 , Honor 7S

 Android Oneの行き先が見えてきた気がします。我が国が追随するのは…、1年後ですかね(;´Д`)。


360 N7

製品ページ

 先代のN6もセンセーショナルなスペックとコスパだったのですけど、今回も素晴らしいですよ。
360n7
寸法 155.9×75.2×8.35mm
重量 190g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5030mAh

 公式商城ではスペックシートがまったく埋められていないので、JD.comから引用しました。
 価格はどちらも同じで、64GBモデルが1699元(約2万9100円)、128GBモデルが1899元(約3万2500円)となっています。またしてもとんでもない端末が出てきてしまいましたね。

 実はN6 Proと比較すると、バッテリと筐体、そしてメモリ4GBのバリーエーションが無いこと以外はほぼ一緒でして、そんなところから価格を抑えられたのかもしれません。
 Androidのバージョンが新しいことと、1000mAhもバッテリ容量が多いことから、こちらを狙う以外の選択肢は無いと思いますけど。

 参考までに、さっきのAQUOS sense plusの価格の妥当さを検討する材料として書いておくと、スナドラ630/5.93インチFHD+/4GB/64GB/1300万/800万/5030mAhのN6は1149元(約1万9700円)ですから。私が嘆く理由がお分かりいただけることでしょう。


BQ Aquaris X2 , X2 Pro

製品ページ(Aquaris X2)
製品ページ(Aquaris X2 Pro)

 リンク先は本国スペインのものになります。おそらくEU諸国でも随時発表されていくはずです。

bqaquarisx2pro

Aquaris X2
寸法 150.7×72.3×8.25mm
重量 163g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz*8
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.65インチ
解像度 2180*1080
メインカメラ 1200万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3100mAh

Aquaris X2 Pro
寸法 150.7×72.3×8.25mm
重量 168g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.65インチ
解像度 2180*1080
メインカメラ 1200万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3100mAh

 どこの国のAndroid Oneも、今までのような最底辺の端末ではなく、求められる機能と性能を有したものへとシフトしつつありますね。文化レベルではかなり上なはずの日本は取り残されていく一方ですが。

 実際、スナドラ636はクロックこそ高くないものの、Kryo 260コアを採用しており性能的にも文句を言う人はほとんどいないはずです。Antutuは普通に11万以上を叩き出しますし、万人の用途に応えられるバランスの良いSoCと言えるでしょう。

 カメラも、メインがf/1.8、セルフィーがf/2.0としっかりしたパーツを使っており、センサーはすべてSamsung製。少しばかり値が張っても欲しいと思わせる作りになっている気がしますね。

 メモリとストレージの組み合わせが最小の価格は、無印X2が299.9ユーロ(約3万8800円)、X2 Proが379.9ユーロ(約4万9200円)と決して安くはないですが、やはり魅力は感じます。
 私なら、ディスプレイサイズに差がないので、Proではなく無印X2を選ぶと思います。


HUAWEI Y5 Prime 2018 , Honor 7S

製品ページ(Y5 Prime 2018)

 いつもの販売戦略と同様にY5 primeのHonor版が7Sになります。と言うか、Y5は消えなかったんですね。HUAWEIのお偉いさんが「もうローエンドは作らない」とか言うから、てっきり無くなるものだとばかり思ってました。
Honor-7S
寸法 146.5×70.9×8.3mm
重量 142g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3020mAh

 既に情報が出切っているのでまとめてしまいましたが、Honor 7Sはあと数週間のうちに発表されるみたいです。
 多くを望まなければそれなりに使い勝手の良さそうなエントリーモデルですね。

 安ければ699元(約1万2000円)程度、最も高そうなイギリスでも100ポンド(約1万4700円)前後とのことです。
 劇的に安いわけでもありませんが、世界的に受け入れられているメーカーの最安モデルであれば売れるのは疑いようもないでしょう。


 BQは日本だとそこまで知られたメーカーではありませんが、世界的に見ればまぁまぁ名の売れた企業です。
 初代のAndroid Oneは確か一昨年秋のAquaris A4.5だったはずで、2年経ってAndroid Oneのコンセプトが変わったことを受けて一新したのです。故に、影響力はけっこうなものがあると思いますよ。

 ちなみに、昨年KYOCERAなどがAndroid Oneを発売したときには、既に現在の考え方にシフトしたあとだったんです。
 ごくごく普通にキャリアやMVNOで売られているのと同じ物を、「Android Oneです」と銘打つ度胸には感服するしかありませんな。それだけに留まらず3万円以上高くして追い打ちをかけるとか、消費者をナメるにも程があるでしょ。

【新製品】国内スマートフォン(2018.05.09)

・SHARP AQUOS R2
・SHARP Aquos sense plus

 久しぶりに国内の記事です。


SHARP AQUOS R2

製品ページ

 キャリアの夏モデルとして取り扱われるらしいのですが、重要なのはXperiaより早く公式アナウンスをしたことにあると思います。
sharpaquosr2
寸法 156×74×9mm
重量 181g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 845 2.6GHz*4+1.7GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 400GBまで
ディスプレイ 6.0インチ
解像度 3040*1440
メインカメラ 2260万画素/1630万画素
フロントカメラ 1630万画素
バッテリ 3130mAh

 ディスプレイは19:9のWQHD+。世界に誇れるIGZOですから、各国のメディアから注目されるのは間違いないでしょう。
 SoCもクロックこそ控えめなもののスナドラ845という部分で、買い替えの選択肢に入る人も多そうです。少なくとも私は狙ってみたいと考えています。

 メインカメラはデュアル構成ではなく、片方は動画撮影専用とのことです。「ドラマティックワイドカメラ」という名前が付いてますけど、詳しくは公式サイトをご参照くださいませ。

 メモリとストレージにそこまで注力しなかったのはキャリアでの立ち位置と価格を考えてのことなのかもしれません。まだ正式な価格は発表されていませんが、それでも割り引きを込まない状態での10万超えは確実かと。


SHARP AQUOS sense plus

製品ページ

 紛らわしいですけど、「AQUOSとして初めてのSIMフリー専用モデル」という肩書きが付けられています。それって果たして最上段に特記する必要があるほど重要なことなんでしょうか?
aquossensplus
寸法 不明
重量 不明
OS Android ?.?
CPU Qualcomm Snapdragon 630 2.2GHz*4+1.8GHz*4?
メモリ ?GB
ストレージ ?GB
MicroSD ?GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1640万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ ?mAh

 これは公式発表と呼んじゃダメな気がします。明かされてない部分が多すぎるでしょうに。
 SoCに関しても「独自のチューニング」とか書いているので、デフォルトより下げられているかもしれません。そんな意味の疑問符です。

 昨年秋に発表されたAQUOS senseは、スナドラ430でありながら半年以上過ぎた今でも3万円超えなわけで、今回も価格面で期待をするのは無駄だと思うのですよ。
 例えば4GB/64GBなら6万円前後かなと予想しています。3GB/32GBでも4万円台後半ですかねぇ。SHARPは数々の前科がありますから。


 昨日の記事でキャリアの端末価格の不条理さについて触れましたが、個人的にはそれ以上にSIMフリー端末の国内専用モデルの値段がおかしいとずっと思っています。
 例えば、AQUOS sense plusと同等スペックの製品が海外でいくらで売られているかご存じですよね。高くても3万円弱です。
 海外と同じものが日本に入ってきて多少値上がりするのはまぁ許すとしても、最初から暴利を貪る姿勢だけは如何ともし難いでしょう。

 市場の拡大を最も妨げているのは端末メーカーではないですか?

 もしsense plusが2万円半ばあたりで発売されたのなら、この記事の過ちについて心から謝罪しますよ。

【新製品】海外スマートフォン(2018.05.08)

・vivo Y75s
・Karbonn TITANIUM frames S9
・CUBOT NOVA
・Panasonic P95

 あー、仕事イヤだわぁ…orz


vivo Y75s

商品ページ

 同時期にTENAAを通過したのがY83で、そちらはノッチ有りのデザインだそうです。
 Y75sは簡易的な商品ページが公式ストアに上がっており、スペックを確認することができるのでまとめておこうかと思います。
vivoy75s
寸法 155.87×75.74×7.7mm
重量 160g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3225mAh

 基本的な部分は共通の仕様で、Helio P23だったY75からスナドラ450になることで性能は維持しつつも電力消費を多少抑えるかたちでしょう。
 ただ、ディスプレイサイズも5.7インチから6インチへと拡大しているぶん、バッテリが若干増えているのは嬉しいですね。

 カメラは、メインのf/2.2に対してセルフィーがf/2.0と盛られており、両面シングルのエントリーモデルでありながら妥協していない感があります。初めて持つスマートフォンにしては上々ではないでしようか。

 現在の値札は9999元というとんでもないものが付いてますけど、これはもちろんフェイクで、無印Y75の4GB/64GBモデルの1698元(約2万9200円)に近いものになると思われます。インドでは19990ルピー(約3万2600円)と予想しているところがありました。
 実はvivoの場合、中国国外でもスペックと価格のバランスが悪いことを指摘する声が意外とあって、批判的な立場をとるサイトやユーザーが一定数いたりするんです。個人的にも擁護するつもりはなく、私も似た考えだと言っておきましょうかね。


Karbonn TITANIUM frames S9

 まだ製品ページは上がっていませんが、先週の木曜から公式TwitterとFBで予告されていました。
karbonntitaniumframess9
寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素+800万画素
バッテリ 2900mAh

 18:9ディスプレイでもないですし、ましてやSoCやメモリ等が秀でているわけでもありません。ただ今日紹介する中では唯一のデュアルカメラということから、それなりに重めの扱いにしてみようかと思いまして。
 仕様上は先代frames S7よりもかなり落ちるのですが、このデュアルカメラに惹かれて食指が動く人もいるかもしれないですね。

 価格は6499ルピー(約1万600円)。これだけでも十分にコスパが高いのですけど、S7のようにキャリアで購入するとキャッシュバックが発生するキャンペーンは必ず設けられると思います。
 参考までに、S7はAirtelで2000ルピーのキャッシュバックを受け取ると実質8千円で買えるわけでして、同じようなプランなら端末代金は7千円とかになりそうですわ。すごいです。
 Airtelでは似た感じでiPhoneやらGalaxyやらも大幅値引きがあるんです。月額4千円のプランに強制加入ですけど、端末代金が1万6千円になるというパラダイス。

 ちょっとこの話で思うところがあったので、記事末尾でグダグダと続きを吐き出しますね…。


CUBOT NOVA

 3月から噂のあった製品ですが、来週発表されるそうです。
cubotnova
寸法 156×76×8mm
重量 170g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2800mAh

 ノッチ無しでカメラも両面シングルですから、これは価格勝負の端末なのでしょう。
 どうやら99ドル(約1万800円)で販売されるらしく、ライバルがひしめくローエンドカテゴリにまた一つ何の特徴も持たない製品が投じられることになりそうです。
 おそらくこういったものを購入するユーザーって、たまたま見つけて、たまたまセールに巡り会った的な偶然の産物のような気がするんですよ。

 CUBOT製品は触ったことが無いのではっきりしたことは言えませんが、あとは質感次第なんじゃないですかねぇ…。コストに見合った満足感が得られないのであれば、まさに安物買いの銭失いとなりそうな感じがしませんか?


Panasonic P95

製品ページ

 インドでの発表です。なかなか精力的ではありますけど、立ち位置はネイティブインドメーカーと同じなんですね。
panasonicp95
寸法 141×70×7.95mm
重量 164g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 210 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2300mAh

 スナドラ210は規格上"Up to 1.1GHz"とあるんですけど、他のA7コア採用SoCが軒並み1.3GHzで動いていることを考えると別に不思議でもなんでもありません。むしろメモリの足りない分を補ってくれそうな感じすらしますね。

 とは言ってもやはり性能不足は否めず、堂々と"Qualcomm Snapdragon"なんてウリ文句を付けるのもどうかと思いますけど。SC9850で価格を抑える方法もあったでしょう。

 メーカー希望小売価格は7999ルピー(約1万3000円)と書いてありますが、Flipkartでは13日からのセールで3999ルピー(約6500円)で販売するみたいですよ。日本から購入できないのが残念ですが、他にも特価品が目白押しらしいので覗いてみるだけ覗いてみますかねぇ。


 実は予告していた通り、GWは何度かキャリア様にお邪魔してきました。買いもしないのに長時間店員さんとお話をしたんですよ。
 最初はこのプランがどうとかこの製品がどうとか、そんなありきたりの話題を提供して一般客に見せかけ、最終的には秘密のネタを聞き出すという作戦に出た結果、ここでは到底書けないような店員しか知り得ない重要事項をゲットして帰ったのでした。
 書けるものだけ挙げてみますか。

「どうして日本は端末代金が高いの?」
「それについては謝ることしかできません。売っている我々も高いと感じています。」

「楽天が第4のキャリアとして参入するとキャリア全体が安くなることは?」
「無いです(キッパリ)。」

「海外より半年くらい遅く導入されるのはなぜ?」
「iPhone天下でAndroidが売れない市場だからです。一度でも売れなかったものがあると次は撤退してしまうのがメーカーの姿勢なんです。」

 大いに納得。2つ目のだけは疑問符ですが、概ねその通りだと感じましたよ。
 これ、厳しいキャリアの姿が見えただけですよね。普通に。

 諸外国ではGalaxy S9が既に値引きされて店頭に並んでいるというのに、日本では公のアナウンスすら無く、価格なんかも不透明なままです。
 話をインドに戻しますと、ここ最近の急速な発展で我が国とのGDPの差も縮まってきました。上に書いた月額4千円のプランを日本での8千円に当てはめるとすれば、Galaxy S9の端末代金は3万2千円が妥当になります。新機種なら割り引き込みでも総じて7~8万円なんて、やっぱりおかしいと言わざるを得ないのです。

 そんな理由から、ここ4年くらいは本当に安いと感じたものしか買ってないんですよね。夏モデルでの機種変を考えていたんですけど、まだ迷っているのがお分かりいただけるでしょうか。

 蛇足。
 話し終わった店員さんが我に返って、「あ、これ、ブログとかで絶対に書かないでくださいね!!」と慌てて言っていたネタは約束通り伏せておきます(^-^;。何度途中で「それ言っちゃダメなやつでしょ」とツッコミを入れそうになったことか…。

【新製品】海外スマートフォン(2018.05.07)

・BQ BQ-5701L Slim
・Prestigio Grace B7 LTE
・LG K30

 …さぁ、月曜からお仕事頑張るぞい!! orz


BQ BQ-5701L Slim

製品ページ

 ロシアでも「スリム」という響きは受けがいいんですかね?

bq5701lslim

寸法 155×73.5×8.2mm
重量 151g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737H 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 確かにこれまでのBQの端末と比べるとかなりスリムです。インパクトはある気がしますよ。

 これでもロシアではミドルレンジに属してもおかしくないくらいのスペックで、バッテリだって「十分」と書かれるほどだったりするのです。最近の流れからカメラ部をコストカットしない方向にあるのも、ユーザーサイドに立っていると言えるのではないでしょうか。

 価格は8490ルーブル(約1万4800円)と、BQの製品群にあっては決してコスパが良いとは呼べない設定ですが、BQが18:9をリリースすること自体に意味があると思いますね。


Prestigio Grace B7 LTE

製品ページ

 先月末にロシアで発表されたP7 LTEのベラルーシ版のようです。と言うか、ベラルーシのTLDが"by"なのは未だに謎なんですけど。
prestigiogracep7
寸法 152.6×72.9×8.2mm
重量 167g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 発表から1週間が過ぎてもGrace P7はまだ公式ストアに登場していません。各ECサイトもめぼしいところは廻ってみましたけどありませんでした。
 18:9ということで話題になっていてもおかしくないはずなのですが、依然として価格が出てきてないのは不思議です。そんな情報に敏感なHelpix.ruでは、紹介こそあるものの、やはり市場価格は記載されていない現状です。

 上のBQの端末も含め、ロシア近辺で18:9がどの程度ニーズがあって、どの程度受け入れられるのかとても興味があるんです。
 中国は世界に先駆けて猫も杓子も18:9以上の縦長になってきているわけですけど、他の国はそこまでの劇的な変化は見られず、特にローエンドでは未だ16:9が主流のところが多いですよね。日本だって言わずもがな。

 ということで、今年後半の傾向も改めてチェックしていきたいと感じたのでした。


LG K30

製品ページ

 T-Mobile専用端末だそうです。
lgk30
寸法 148.6×74.9×8.6mm
重量 168g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.3インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2880mAh

 ディスプレイと解像度もそうなのですけど、2GBと32GBの組み合わせがいかにも古いですね。最近はまったく見なくなったことも手伝って、逆に目新しく映るのも困りものです。

 全体的には非常にオーソドックスなキャリア向けのエントリーモデルという感じでしょうか。
 それにしては、T-Mobileの売価225ドル(約2万4500円)はあまりにも高いですよ。metroPCSならほぼ同スペックのK20 Plusが99ドル(約1万800円)ですから、わざわざT-Mobileで買う意味は無いと断言しても良いと思います。


 んで、国内に目を向けると驚くことに気付くんですよ。いくらGWがあったからと言っても、4月から今まで一切の新製品が無いとか、どんな国ですかこれ…。
 ホント、SIMフリーの未来は真っ暗ですね。

【新製品】海外タブレット(2018.05.07)

・Jumper EZpad 7
・Teclast M89

 これから発売されるであろうタブレットのリストを見ても、半分くらいがWindows 10なんですよね。Androidタブファンには肩身が狭くなってきました。


Jumper EZpad 7

製品ページ

 日本でもファンの多いEZpadシリーズの新製品です。
jumperezpad7
寸法 258×159×10.5mm
重量 680g
OS Windows 10
CPU intel Atom x5-Z8350 1.44GHz*4(最大1.92GHz)
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ -
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6500mAh

 Z8350はそこまで高性能ではありませんが、Winタブと考えれば十分な性能でしょう。10インチ超えなら用途は広がると思います。
 あくまで私的な意見を述べさせてもらうなら、大画面Winタブはキーボードとペンをセットにして使うべきものだと考えています。できれば32GBではなく64GBを選んだほうが良いということも付け加えておきましょうか。

 公式商城では999元(約1万7100円)というとんでもない価格で販売されていますが、日本から購入するとしたら以下のような感じです。

Geekbuying Jumper EZpad 7 64GB (24518円)
GearBest.com Jumper EZpad 7 64GB (24971円)

 少し待てばamazon.co.jpにも入るのではないでしょうか。3万円オーバーだとは思いますけど。


Teclast M89

 まだ公式サイトには製品ページが無く、オフィシャルストアでも置いてあるのはGearBest.comだけという未発表製品です。
teclastm89
寸法 199×136×7.4mm
重量 400g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8176 2.1GHz*2+1.7GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 7.9インチ
解像度 2048*1536
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4840mAh

 MT8176は中華タブでは採用例の多いヘキサコアですね。28nmのA73*2+A53*4という組み合わせになっています。なお、GPUがPowerVR GX6250と落ちるので、この解像度でのゲーム等はかなり厳しいと思いますが。

 それでも、Teclastらしい使いやすそうなタブレットに仕上がってますし、8インチ4:3にしては横幅も狭いほうですから、モビリティ重視で高精細さを求めているならなかなか良いのではないでしょうか。

GearBest.com Teclast M89 (23041円)

 まだ購入はできません。AliExpressやGeekbuyingといった他のストアにも並ぶともう少し安くなりそうな気はしますが、これでも十分にコスパは高いと言えるでしょう。


 実は今まで出先でのプレゼン用に8インチタブを使っていたんですけど、やっぱり小さいんですよ。予算の関係でiPad Proは買えませんから、Androidを強く推奨していこうかと考えています。

電脳ニュース海外版(2018.05.06)

・OPPO Find Xがいよいよ具体的になる
・vivo Y75sがまもなく発売か
・360 N7のレンダー画像がリーク

 何もない4連休なんて本当に久しぶりでした。リフレッシュし過ぎて既にブルーが襲ってきていますが…。

 ということで連休中は時間に任せて新製品をけっこう紹介してきましたので、今日はトピックスをお届けします。
 OnePlus 6やHTC 12+などの話題は書かれまくっているのであえてスルーしますが。


OPPO Find Xがいよいよ具体的になる

 Find 7が2014年に出て以降、出る出る詐欺の限りを尽くしてきたOPPOのフラッグシップが、遂に動き始めたようです。

oppofindxtm
 画像は商標登録のSSだそうです。

 Find 9をスルーしてXにした理由はズバリ「ノッチ付きのデザインだろう」と言われています。これ以上は説明不要ですよね。OPPO、お前もか…みたいな話で。

 もちろんウルトラハイエンドなので、何から何まで盛られた端末になるのは確実だと思います。
 最も期待できるのはカメラでしょうか。HUAWEIをはじめとしてそれに注力するメーカーが多いだけに、余程の差別化を図る必要があると思うのですけど、一部では「ロスレスズーム機能の可能性が高い」という話が出ています。確かにアリかもしれません。

 他には、ワイヤレス充電だったり、5Gサポートだったり、ディスプレイ内蔵型指紋センサーだったりが噂されていますが、実際のところはただの予想に過ぎず、一切の仕様は明かされていないのです。現時点でこんな感じだと、発表は最低でも3ヶ月以上先でしょうねぇ…。

 我々の関心は「日本市場にも導入されるか」という部分にも当然向かいます。これこそキャリアで扱うべき端末なのではないかと私は考えますよ。


vivo Y75sがまもなく発売か

 /LEAKSによると画像はオフィシャルのものだそうで、既にTENAAも通過していてスペックもリークされていることから、発売は間近なのでしょう。
vivoleaksv75s
 販売地域等ははっきりしていませんが、5.99インチHD+ディスプレイ、スナドラ450、4GB/64GB、両面シングルカメラという部分だけ見ると、中国で販売されているY75のスナドラ版と考えるのが妥当でしょう。
 Helio P23からスナドラ450で果たして安くなるのかは疑問ですけど、それを踏まえてディスプレイサイズを大きくしているのではないですかね。

 ということで、予想されるマーケットは中国が濃厚です。東南アジア諸国はあったとしても数ヶ月先だと思いますよ。インドのサイトは鼻息荒く「インドに入るかは分からないけどこれはイイねぇ」と記事にまとめてますね。残念ですが、そもそもインドvivoにY75が投入されていない以上、期待しても虚しいだけかと…。

 参考までに、ベースモデルとなるY75の4GB/64GBモデルは1698元(約2万9100円)ですから、やはり同じ価格帯と考えるのが妥当でしょう。


360 N7のレンダー画像がリーク

 日本ではほとんど馴染みのない360 mobile(旧QiKU)の情報をいち早くお届けしてみます。
360n7render
 先代のN6は昨年暮れに発表されており、ほぼ半年ぶりのフラッグシップがお目見えすることになります。
 発表予定日が5月8日と言われてますから、まったくと言って良いほど話題にもならずに直前のリークがあったわけです。

 主なスペックは、ディスプレイが5.99インチのFHD+、Helio P60、6GB/64GB、4280mAh、そして画像からも分かる通りのトリプルカメラを搭載しているそうです。わざわざアンテナラインを跨ぐ位置に置かなくても良かった気はしますけどね。
 残念ながら画素数などは分かっていないため、あと2日ほど待たなくてはなりません。しかし、ベンチは既にAntutuを通過しているらしく、14万近い高スコアを叩き出しているのが分かります。詳しくはこちらをどうぞ。

 あとは価格次第ということになるでしょう。4万円以下は確実だと思います。1999元(約3万4300円)あたりだとかなり嬉しいですよ。

 そう言えば、ハイエンドなのに360はノッチを採用しなかったんですね。中国国内でこれがどう評価されるのか、そんな部分に注目しても良さそうです。


 というわけで、LGはノッチ付きデザインについて「私達はappleよりも早く計画していたんだ」とか言ってますけど、そりゃどうとでも弁明できるでしょうよ。後出しの強みというヤツですわ。
 例えそれが事実だったとしても、「そうなんだぁ、すごいね」という人間が果たして何人いるんですか。むしろやけに子どもっぽい言い訳に感じてしまう人のほうが多いのではないでしょうか。

 だったら早々に特許取得を申請しておけば良かったんじゃないの? と思うのは私だけですかねぇ…。


よろしければポチっと押してくださいませ。いつもありがとうございますm(__)m

【新製品】海外スマートフォン(2018.05.05)

・UMIDIGI Z2 , Z2 Pro
・NOKIA Nokia 6.1
・DOOGEE BL9000
・Xiaolajiao GM-T51

 来週から再来週にかけて発表予定の製品がかなりあるようです。5月病になってなければそれなりに紹介できると思います(-_-;。


UMIDIGI Z2 , Z2 Pro

予告ページ(公式トップ)

 現在のLPにおいて大々的に予告しています。いつものスペック当てクイズ形式ですね。
umidigiz2pro
寸法 不明
重量 162g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P60 2.0GHz*4+2.0GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.2インチ
解像度 2246*1080
メインカメラ 1300万画素+800万画素
フロントカメラ 1600万画素+800万画素
バッテリ 3650mAh

 何度も書いてきましたが、性能的にスナドラ660と同等のHelio P60はとにかく価格が安いことで、MediaTekの躍進のきっかけになりそうなSoCです。

 ご存じの方も多いとは思いますが、UMiの時代からZ2は幻の製品でしたから、ここにきてやっと日の目を見るのかという感じです。…あ、そう言えばメーカー名にUMiを付けてませんでした。まぁ良いですかね。

 そのHelio P60に6GB/128GBを組み合わせ、ノッチ付きのフルスクリーンディスプレイとクアッドカメラですよ。まったくもって買わない理由が見つけられないほどのハイエンドモデルなのに、UMIDIGIだから価格も期待できるという、まさに常識を覆す端末と言えます。
 まだ無印とProの違いは分かりませんが、おそらく6GB/128GBがProではないでしょうか。

 カラバリは、画像に引用したファントムと、上下で色合いの異なるトワイライト、そしてブラックの3色。どれにしようか迷っちゃいますね。
 巷の噂では、なんと300ドル(約3万2700円)前後と言われてますから、2台買っちゃっても良いくらいだと思います。本当に発売が待ち遠しいですよ。


NOKIA Nokia 6.1

製品ページ

 中身がNokia 6 (2018)なので、アメリカ公式では普通に"Nokia 6"として扱ってますが、商品ページのあるamazon.comでは"6.1"と表記されているのでそれを採用しました。そもそもAndroid Oneとして発売されているモデルが故、そんな意味を付加しただけではないでしょうか。
nokia61
寸法 148.8×75.8×8.15mm
重量 172g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 630 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 スペック自体はグローバル版から何の変更もありません。以前のリークでは4GB/64GBがあると言われていたNokia 6 2018も、蓋を開けてみたらAndroid Oneとして低い方を選択したようでしたから、そのコンセプトを変えるわけにはいかなかったのかもしれませんね。

 実際はスナドラ630というだけで快適さは約束されたも同然でして、ほぼ同水準の文化レベルを持っていながらスナドラ4xxをAndroid Oneと銘打って売り捌く某日本のメーカー様とは大違いなのです。

 amazon.comでの売価は269ドル(約2万9300円)と、まぁまぁ良い感じ。
 参考までに、我が国のAndroid Oneを扱っているY!mobileの本体価格も書いておきますね。
 スナドラ630を搭載しているX3とX2は7万円、スナドラ435のX1も6万超え、430のS3も5万円ですって。割り引き云々の話はこの際置いといて、皆さんこれ、どう思いますか?


DOOGEE BL9000

 ノッチ付きのDOOGEE Vの情報がFBやTwitterで小出しにされ始めてますが、まずはBL9000を先走ってまとめてみます。こちらは3月末に名称のクイズとして予告がありました。
doogeebl9000
寸法 162.7×78.1×13.8mm
重量 275g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 9000mAh

 超巨大バッテリの搭載は、ローエンドでとにかく電池持ちを良くするパターンと、なかなかに使えるスペックと併せて売りを増やすパターンの2種類あります。中国メーカーの大半は後者でして、その先頭を走っているのがDOOGEE、OUKITEL、Ulefoneあたりでしょう。

 これはBL12000とBL7000の間を埋める製品になります。ただ、ワイヤレス充電に対応しており、その速度も0%から30%を10分というとんでもないものらしいです。
 どデカく厚い筐体に、片手で持ってのブラウジングすら厳しそうな重量も、電池持ちのためなら我慢できると断言できるユーザーのための端末と言えるかもしれません。

 発表前なので価格も出ていませんが、上に書いた通りにBL12000と7000の中間を計算すると235ドル(約2万5600円)という破格値なんですね。さすがにこれは安すぎるので、実際は249.99ドルあたりかなと予想しています。


Xiaolajiao GM-T51

製品ページ(3GB/32GB)
製品ページ(2GB/16GB)

 いつものシリーズではなくRedPepperに属する製品群です。他にも、T11T21が発表されています。
xiaolajiaot51
寸法 152×71×9.35mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9850K 1.3GHz*4
メモリ 2GB , 3GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 960*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2500mAh

 このめっちゃ太いベゼルは相当に時代遅れなのですが、18:9にして似非ノッチを付ける付ける意味はあったんですかね…。
 ちなみにDPIは195でして、8インチHDタブと同程度。つまり最近のスマートフォンの中では最底辺の粗さと言えるのです。

 他のマイナー中国メーカーだったら、このくらいのローエンドは普通に499元とかなんですけど、Xiaolajiaoはお構いなしなので、2GB/16GBが999元(約1万7100円)、3GB/32GBが1299元(約2万2200円)という値札を付けてしまうんですねぇ。
 誰が買うんでしょう、これ。


 殊更つまらない記事タイトルを付けている私が言うのも烏滸がましいのは分かってますが、あえて言わせてくださいな。
 「今日はこどもの日ですね」なんてタイトル、まったく訴求力がありませんよ。巡回ルートに入っている人以外がドスルーのタイトルはやめましょうよ、ホントに(^-^;。

【新製品】海外スマートフォン(2018.05.04)

・LG G7 ThinQ , G7+ ThinQ
・HOMTOM S99
・ASUS ZenFone Live L1
・Karbonn AURA STORM

 先日のトピックスで書き忘れたのですが、OPPO Indiaとamazon.inのコラボによるサブブランドrealmeがお披露目されました。中身はOPPO A3のようですけど、お得意の高級感を売りにシェア回復を図るみたいですね。


LG G7 ThinQ , G7+ ThinQ

製品ページ

 夏モデルには間に合いませんが、日本のキャリアでの取り扱いも希望します。 
lgg7thinq
G7 ThinQ (G7+ ThinQ)
寸法 153.2×71.9×7.9mm
重量 162g
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 845 2.8GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , (6GB)
ストレージ 64GB , (128GB)
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 6.1インチ
解像度 3120*1440
メインカメラ 1600万画素/1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 カメラについて補足しておくと、一般用がf/1.6の1600万、広角用がf/1.9の1600万画素という感じだそうです。LGは広角レンズを好んで採用しているので、フラッグシップも例に漏れずといったところでしょうか。
 もちろんThinQの名の通りAIも搭載されており、ハングルですがそれを体験できる専用ページもあります。興味のある方はどうぞ。

 ディスプレイは19.5:9という縦長でありながら、6.1インチという大画面を153mmに収められているのはさすがです。ノッチ付きのデザインではありますが、ほぼフルスクリーンと言っても良いでしょう。

 また、こんなスタイリッシュな筐体でありながら、IP68とMIL-STD-810Gに対応。重量のためにバッテリが犠牲になった感は否めないものの、これだけでも魅力を感じるユーザーは多いのではないでしょうか。

 まずは韓国から発売されるようですが、肝心の価格は不明のままです。予想されているところだと最低でも650ドル(約7万1000円)程度とありました。日本だと10万超えは確実だと思いますよ。
 さて、起死回生の一発となるのか注目しましょう。


HOMTOM S99

製品ページ

 先月末にFBで予告されていましたが、公式にも上がったので紹介しておきます。
homtoms99
寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.0
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 2100万画素+200万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 6200mAh

 ライバルとしてはOUKITELやElephone、DOOGEEあたりになるのでしょうか。スペックを眺めていてもそんな感じが伺えます。
 まぁ、あくまで個人的な感想になってしまうのですけど、背面のテクスチャ加工はあまり好みではないです。ハニカムでもって強度アピールをする的な胡散臭さが滲み出てしまうからです。

 しかし決して使えない仕様なわけではありません。カメラもバッテリも十分ですし、これならハードなゲームでもしない限り、それほどの不満も抱かないはずですよ。

 価格も139.99ドル(約1万5300円)と常識の範疇。デザインが許せて、なおかつMT6750Tで困らないなら、なかなかにお得だと思います。


ASUS ZenFone Live L1

 インドネシアでの発表ですがまだ製品ページはありません。インドネシア公式はこちら

333623

寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.0 Go Edition
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 1GB , 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 どうせAndroid Goを走らせるなら、メモリは1GBのほうで十分でしょう。SoCもスナドラ425なので性能的な心配もほとんど無いと思われます。
 下位モデルであっても、18:9ディスプレイは嬉しいですよね。

 もしかすると他の東南アジア諸国でも発売されるかもしれませんが、そのへんはまだよく分かっていません。インドネシアでは5月中旬からとのことで、正確な価格も明かされていない状況です。
 一応、現地のメディアは1500000ルピア(約1万1800円)と伝えているようです。

 正直、日本ではAndroid Goの必要性をほぼ感じないので、導入される可能性はかなり低いのではないでしょうか。ここは世界一ローエンドが売れない国だと思います。


Karbonn AURA STORM

製品ページ

 最近は本当にオシャレなローエンドが増えました。
karbonnaurastorm
寸法 144.2×72.5×10.4mm
重量 160g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 カラバリは赤と青があるそうです。青はどちらかと言えば濃いめでして、赤のほうはまさに情熱的という感じですね。
 筐体だけが売りかというとそうでもなく、4000mAhという大きなバッテリ容量は強い味方になりそうです。

 珍しく予約を受け付けているECサイトも無く、価格情報もまだ出ていません。KarbonnのAURAシリーズはとにかく安いのが特徴でもありますし、高くても6499ルピー(約1万600円)くらいではないかと予想します。いや、もっと安くて5999ルピー(約9800円)以下かもしれないですよ。


 例えばですけど、インチ数ではなく面積が同等のディスプレイサイズの16:9と18:9では、バッテリ持ちにどのくらいの差が生じるんでしょうね?

 そんな都合の良い端末を持ち合わせていなかったので、数字面から検証することにしました。
 最も分かりやすくて近かったのは以下になります。

16:9 5.5インチ (約8343平方cm)
18:9 5.7インチ (約8372平方cm)

 ちなみにこのサイズ比較だと、16:9の5.5インチのほうが横幅がある結果になり、端末選びの難解さを加速させている原因が見え隠れするんですけどね。

 HDとHD+としてDPIを計算すると、それぞれ267と282で、思いのほか差があることが分かります。HDとFHDでは圧倒的に後者が電気喰いなのは明白ですし、面積が同じならDPI如何がバッテリ持ちに影響するのは間違いないと思います。

 まぁ、こんな例はこじつけに過ぎません。実際はSoCとかパネル方式とか輝度とか、様々な要因が絡んで電池が減っていくわけですから、使ってみなければ分からないというのが正解でしょう。
 ただ一つだけ言えるのは、「5000mAh以上のバッテリを搭載している端末なら、精神衛生上よろしくない減り方は絶対に無い」ということ、これに尽きると思いますよ。


【新製品】海外スマートフォン(2018.05.03)

・Coolpad Note 6
・GEOTEL G9000
・HiSense INFINITY F17 Pro
・DEXP Ixion Z150

 ヤバイです。GWの終わりが見えてきました…。


Coolpad Note 6

製品ページ

 インドでの発表です。相変わらず本国公式はアメリカにリダイレクトされてしまいますが。
coolpadnote6
寸法 153.7×76.4×8.62mm
重量 170g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素+500万画素
バッテリ 4070mAh

 まずスナドラ435を採用したのは拍手ですかね。インド市場ならばニーズは高いと思います。
 そして18:9ではないもののFHDディスプレイ、、デュアルのセルフィー、それに大容量バッテリと、欲しいものが詰まっている感じの製品に仕上がっています。

 価格は、32GBモデルが8999ルピー(約1万4800円)、64GBモデルが9999ルピー(約1万6500円)。まだECサイトには上がってませんが、もしかするとMT6750T搭載端末よりもお買い得かもしれません。

 Coolpadはインドでのシェアが上位に入っているわけでもありません。しかし、市場の成長率を考えると、ライバルの多い中国よりも商売がしやすいのでしょう。
 とりあえずCoolpadが危なくなるとLeEcoにも影響があるので頑張ってほしいところです。


GEOTEL G9000

製品ページ

 GEOTELの製品を紹介するのは1年ぶりです。
 路線を変えてきた感がありますけど、これはなかなかすごいですよ。
geotelg9000
寸法 ?×?×12mm
重量 ?g
OS Android 7.1
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 9000mAh

 正確には先月下旬に予告があったのみで、公式サイトに製品ページは上がったものの価格等についてはまだ明かされていません。

 それにしても、4G端末の先代Noteからはバッテリ容量が3倍というとんでもないコンセプトなわけですよ。しかも他社同等製品よりも薄いことをアピールしており、これで重量が実用的ならかなり面白い1台と言えるはずです。

 まぁ実際のところは、MT6739/2GB/16GBということで非力感が否めませんが、18:9の大画面ローエンドで大容量バッテリの組み合わせに希少価値を見い出せるのも事実ですし、価格次第ではアリなのではないでしょうか。
 う~ん、140ドル(約1万5400円)くらいまでなら出せると思います。


HiSense INFINITY F17 Pro

製品ページ

 フランスでの発表です。
hisensef17pro
寸法 148.6×72.5×8.7mm
重量 169g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6739 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2450mAh

 カメラはそれぞれ1600万、800万に補間されるとのことです。ユーザーサイドからすると、撮った写真は補間された大きいサイズになるわけですから、元の画素数にこだわって記すことに意味があるのかは分かりませんが。

 16:9換算では実質5インチのスマートフォン…と考えれば、バッテリ容量も問題ないのかもしれませんが、決して多くはないですよね。このあたりが昔ながらの中国メーカーという気がしてなりません。

 そして129ユーロ(約1万7000円)という強気の設定も「いかにもHiSense」です。
 ヨーロッパからアフリカなんかに展開したときに、同じ価格帯だったら見向きもされませんから、1万2千円前後の妥当なところに落ち着くはずです。


DEXP Ixion Z150

製品ページ

 カラバリで製品ページが分かれていまして、赤筐体のほうを貼りました。グレーはこちらです。
dexpixionz150
寸法 145.5×71.3×7.8mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2200mAh

 完全に一昔前のスペックですし、更に超太い上下のベゼルが郷愁すら誘います…。
 よくよく見ると、セルフィーとバッテリを捨て去ってコストカットしているのも分かりますね。

 それでも、この赤は欲しいと思わせるものでしょう。日本のメーカーだと奇をてらった派手なカラバリは敬遠する傾向にありますけど、個人的にはローエンドこそカラバリを増やすべきと考えています。正直な話、それくらいは選ばせてくれたっていいじゃないかという消費者の我儘が効く場面だと思うんですよ。

 公式の値札もDNS Shopでの売価も、まったく同じ6499ルーブル(約1万1200円)でした。高くはないですが、DEXPで1台買うんなら断然ML450ですんで、やっぱりスルーでしょうか。
 ML450のコンセプトは上で紹介したGEOTEL G9000と似たような感じです。ただ、ディスプレイが小さいのでやはりG9000のほうが魅力的に映るのです。


 今日は海外のスマートフォンを使う上で最も困るであろうBandについて少し考えてみます。

 例えばロシアとUAEはキャリアで使っているBandに被っているものが多く、相互に行き来してもおそらく通信に困らないでしょう。Band 7が共通という部分が大きいですね。
 特にBand 3とBand 8は使用している国が多く(南北アメリカ大陸以外はほとんどと言って良いほどです)、渡航者にとってみてもここはぜひチェックしておきたいポイントになります。
 調べてみたい方は、WorldTimeZone.comが参考になるかもしれません。あまり見やすいとは言えませんけど。

 ただ、日本のように「Band 19に対応していないと厳しい」なんて国は非常に少ないですね。どうして他に採用例の無い19を選択したのか、小一時間問い詰めたいくらいです。
 東京五輪で、海外からの観光客が自身のスマートフォンで通信したいと考え、さらには観光地巡りをしたいとなったとき、Band 19をサポートする端末を所有している人はおそらく皆無だということから、非常に厄介な事態になってしまうわけです。
 実際、山間部でのBand 1はまったく整備されていない状態で、下手したら「日本は都市部以外LTEが繋がらない国だぜ」と話題にされてしまう可能性もありますよ…。

 そこで素人考えの提案ですけど、docomo系のMVNOはそんな理由からアウトなので、2020年までにSoftBank系とau系のMVNOを増やすべきだと思いますよ。しかもプリペイドプランで。
 各国際空港で目立つところにドーンと置き、上に挙げたような注意書きを添えておけばほら、これこそまさに「おもてなし」だと思いませんか?
 たぶん引っ張りダコのボロ儲けなので、2GBプランを5ドルで売っても利益が上がるでしょ。採用してくれる会社があったらインセンティブよろしくですw。

電脳ニュース海外版(2018.05.02)

・BlackBerry KEYone後継がTENAAを通過
・MEIZU Pro 8のレンダー画像がリーク
・Xiaomi Surge S2開発継続か

 今年のGWの平均休日数は4.3日だそうです。皆さんはそれより長いですか?


BlackBerry KEYone後継がTENAAを通過

 ソースはこちら
 開発コードは"Athena"で、KEYtwoというネーミングで発売されることが濃厚だそうです。気が早いですが3代目は文字数が増えて大変ですね…。

blackberry-key2

 なんで画像にこんな装飾を施すんでしょうねぇ。ただ、実機画像は信憑性が高まるので有り難いです。画像左下に見える文字は"NOT FOR SALE"でして、作り物でここまではやらないだろうという妙な信頼感を得ることができますよ。

 肝心のスペックに関してはTENAAの非記載版に載ってしまっているために分かりません。
 メインカメラがデュアルなのは確定としても、SoCについては様々な憶測が飛び交っています。一部では「スナドラ660だろう」という話もあって、事実ならば史上最高にパワフルな物理キーボード搭載端末としてまた人気になりそうです。

 あとは発売日の情報を待つのみですね。日本でも一定数のファンがいる端末なだけに今か今かとワクワクしている方も多いのではないでしょうか。


MEIZU Pro 8のレンダー画像がリーク

 15周年記念モデルが意外にも16:9ディスプレイだったMEIZUですが、今年のフラッグシップはやはり18:9になるそうです。

Meizu-Pro-8-Renders-4

 そんなのはきっと誰もが考えることだとは思いますが。

 しかしながら、MEIZU 16の噂、そしてMWC前に世界中に流れたX2の噂は、MEIZUに期待する声の顕れに他ならないでしょう。
 16のほうはデマだった可能性が高いのですが、X2はスナドラ845を搭載した真のフラッグシップとして登場が待たれているところです。それとは別にM8 Noteというミドルレンジも準備されているらしいですよ。

 さて、斬新なスタイルだったPro 7の後継として、これも注目が集まっているPro 8のレンダー画像ですけど、大きなセカンダリディスプレイは廃止されるみたいですね。
 とは言っても完全に消えるわけではなく、この画像では見えない背面デュアルカメラのラインの延長上に、小さな表示スペースが設けられているそうです。

 それよりも売りはフルスクリーンと相当に薄い筐体になるとのことで、AMOLEDなのは間違いないと思われます。Pro 6 Plusのときのように、Exynosの採用もあるかもしれません。また、指紋センサーが見当たらないので、ディスプレイ内蔵型かサイドマウント式でしょう。

 Pro 6が一昨年5月、Pro 7は昨年8月の発売ということからは今回の発表時期がまったく読めませんが、Q2中には何らかの動きがあるはずです。
 一応ロードマップでは、Pro 8がQ2の中頃、M8 NoteがQ3頭、X2がQ4となっていました。


Xiaomi Surge S2開発継続か

 台湾のDIGITIMESが、XiaomiとTSMCの契約締結について報道しています。これにより、PineconeがS1だけで終わらないことがほぼ確定的となりました。

xiaomi_pinecone_surge-s2-720x434

 Surge S2については、16nmの2.2GHz*4@A73+1.8GHz*4@A53になることが昨年からリークされていた通りですが、搭載端末は現時点でまったく分かっていません。普通に考えるとMi 6Cになるんでしょうけど、こうしてやっとTSMCに発注をかけているくらいなので、まだまだ先の話だと思います。

 Xiaomiにしては価格が高かったMi 5Cの反省を活かし、かなりの廉価版でKirin 960と同等の性能を引き出してくると思われます。Xiaomiの場合、マーケットが選びたい放題ですから、今回こそは成功しそうな気がしますね。

 DIGITIMESは7nmチップの供給についても言及しています。つまり、Surge S3がある可能性を示唆しているわけで、今後の動向からも目が離せなくなってきましたね。

 Xiaomiと言えば、ベトナムでS2がリークされました。誤解を招きがちですけどもちろん中身はPineconeではなくてスナドラ625だそうです。正式に発表され次第、新製品カテゴリで紹介する予定です。


 ちなみに、今年のGWに掛ける予算の平均は33000円なんだとか…。
 私は今のところ2千円くらいしか使ってないですぜ(*´ェ`*)。


よろしければポチっと押してくださいませ。いつもありがとうございますm(__)m

【新製品】海外スマートフォン(2018.05.01)

・Vsun Mobiistar X
・XTOUCH X

 今日はトピックスを書こうかと思っていたのですが、コメント欄で教えていただいた製品が面白そうだったのでまとてみました。いつも有益な情報をくださり感謝しておりますm(__)m


Vsun Mobiistar X

製品ページ

 というわけで読者の方から情報をご提供いただいたものについていろいろと調べてみたのですが、実際のところは謎に包まれている部分が多かったです…。

 おそらくVsunがMobiistarと提携して中東市場で展開するということなのではないかと思います。
 そもそもVsunはいろいろなところにODM供給をしているので、その中にMobiistarがあって、自社ブランドとしても立ち上げたみたいな話でしょうか。正直なところ、ニュースが簡略化され過ぎててよく分からないんですよ。Vsunの技術力だけでなく販売網も含めての提携ではないですかね。
Mobiistar X_Product_02
寸法 153.2×74.4×8.5mm
重量 不明
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P20 2.3GHz*4+1.6GHz*4?
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで?
ディスプレイ 6.2インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 2400万画素+500万画素
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3200mAh

 Mobiistarで"X"が付くものはPrime Xシリーズが思い浮かぶのですけど、これは明らかに新設計ですね。もちろん本家ベトナムのMobiistarにも同様の製品はありません。何より、背面のメーカー刻印がVsunですから。
 この他にも3機種が準備されているようで、今後続々と発表されるんでしょう。Mobiistarにとっては願ってもない販路拡大となりそうです。

 このMobiistar Xはなかなかのスペックでして、ノッチ付きの6.2インチFHD+ディスプレイを採用しており、カメラにも存分に盛っています。まだ簡易ページのようで、Helio P20のクロックやレンズの明るさなどは一切書かれていませんが、性能的にもミドルハイに属するはずです。

 しかし6.2インチで縦が153mmって本当でしょうか。計算上は上下のベゼルを合わせて12mmちょっとしか余裕がありません。製品画像から判断するに、上が4mmくらいはあるように見えるので、下は8mmちょっとになってしまうじゃないですか。ミスじゃないとしたら画面占有率は期待して良いでしょうね。

 価格などは一切出てきていません。と言うか、中東の情報は検索してもヒットすることが非常に少ないのでこれ以上はお手上げです(;´Д`)。一応JUMIAも調べてみましたがありませんでした。
 もしドバイで999ディルハム(約2万9700円)程度だったら、飛ぶように売れる予感がします。


XTOUCH X

製品ページ


 ベースモデルは3月の記事でも紹介したX10で、ワイヤレス充電に対応したセットのようです。情報提供に感謝しますm(__)m
 なお、製品ページはStandard Boxというグレードになります。詳細は後述。
xtouchx
寸法 156.6×71.3×9.2mm
重量 195g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737H 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.8インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 まず筐体が新設計です。もちろんワイヤレス充電に関連してのことだと思いますが、重量がかなり増えてしまいましたね。ズッシリ来そうです。
 そしてバッテリ容量が4000mAhから2800mAhへと大幅に減らされています。充電の簡単さに起因するんでしょうけど、できればそのままで作ってほしかったところですよ。

 カメラはそれぞれ1300万、800万画素に補間されるとのことで、前回の記事も同様だと思います。レンズの明るさは両面ともf/2.2で、せめてメインはもうちょっと頑張ってほしかったですね。

 このStandard Boxの価格は699ディルハム(約2万800円)。およそ6千円の上乗せになります。基本的にハイエンドモデルに限って得られる便利さなだけに、少しばかり高くなっても手に入れる価値があるのではないでしょうか。
 なお、ワイヤレスパワーバンクを含むコンプリートエディションのGift Boxは819ディルハム(約2万4400円)で、実際はこっちのほうが売れそうです。

 パッケージングなんかはとても高級感がありますし、求めているものが性能云々でなければこれはこれで面白いと思います。


 夢中になって調べていたらあっと言う間に時間が過ぎてました。GWは歯止めが効かなくて恐ろしいですな(^-^;。

 と言うか、あの山根博士ですらVsunについての記事は書いてなかったような記憶があります。もし日本のサイトで触れられているところをご存じでしたらお教えくださいませm(__)m
ブログ内記事検索
ギャラリー
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.11.01)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.11.01)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.30)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.30)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.30)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.28)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.28)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.28)
  • 【新製品】海外スマートフォン(2018.10.27)
当ブログについて
当ブログへのリンクはフリーですが、その旨コメントいただけると嬉しいです。 また、記事の全文および一部分の許可無き引用・転載はご遠慮ください。
最新コメント
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

広告
Gearbest 8% OFF for ALL cellphones with coupon: GBMBP promotion
Gearbest 8% OFF for ALL cellphones with coupon: GBMBP
















































































  • ライブドアブログ