・Energizer POWER MAX P600S
・SUGAR S9
・Ulefone MIX S
・Allview V3 Viper

 Xperiaの2018年モデルも次々とリークされ始めました。指紋センサーは背面だそうです。変革の年だというのが分かります。


Energizer POWER MAX P600S

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 Energizerの端末の中ではハイエンドクラスです。こういうのをもっと出してくれたらいいですね。
energizerpowermaxp600s
寸法 152.5×82×9.8mm
重量 190g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P25 2.5GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 3GB , 6GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.9インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4500mAh

 お披露目自体は昨年のIFAで、発表までずいぶん間が空きました。製造自体は中国メーカーで、OEM供給だそうです。

 ちなみに、Energizerの端末は数字部分がディスプレイサイズを表していまして、6インチのP600というのもありました。
 メモリとストレージの組み合わせもなかなか珍しいですね。4GBにしなかったのはコストカットの部分なのでしょうか。

 発売は1月9日からで、価格は430ドル(約4万8700円)前後。少し高めですが、電池メーカーに信頼を寄せているなら買って間違いのない製品かもしれませんね。


SUGAR S9

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 発表自体は昨年7月と古めです。いくつか紹介していないものがあったのでついでです。
sugars9
寸法 154.4×76.7×6.6mm
重量 162g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.5インチAMOLED
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 1600万画素
バッテリ 3000mAh

 AMOLEDならではの薄さは魅力的ですね。
 カメラも両面シングルですがf/2.0と十分。セルフィーにもLEDフラッシュが付いていて、基本性能よりもカメラと表示の綺麗さを求めるならば狙い目にはなるかと思います。

 現在の価格で最も安かったのが6300台湾ドル(約2万4200円)というものでした。ebayだとまだ304ドル(約3万4400円)なので、この1万円の差は大きいです。


Ulefone MIX S

 まだ公式サイトやAliExpressオフィシャルストアにも上がっていません。まもなくだと思います。
mixs
寸法 143×75×8.7mm
重量 173g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3300mAh

 どうやら筐体は親モデルのMIXと同じようですのでそれを貼っておきました。
 違いはと言いますと、SoCがMT6750Tからガクンと落ち、メモリとストレージも大きく減っている点になります。価格面も相当期待できるのではないでしょうか。

 参考までにMIXの最安はgeekbuyingの128.88ドル(約1万4600円→日本円表記14952円)ですから、1万円を切ってくるのは確実ではないかと思います。ズバリ、87ドル(約9800円)と見ました。どうでしょう。


Allview V3 Viper

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 画像からも分かるようにオリジナルのボイスアシスタントが付いているそうです。もちろんルーマニア語ですけど。
allviewv3viper
寸法 148.3×71.76×8.1mm
重量 143.6g
OS Android 8.0
CPU MediaTek MT6737M 1.25GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 3000mAh

 MT6737Mでここまでの端末はそうそう見ません。さすがルーマニアのパイオニアといったところです。
 また、5.5インチの18:9が従来の5インチサイズに収まるというのがよく分かる寸法だと思います。18:9なら小さければ小さいほど恩恵を感じられそうですね。

 価格は899レイ(約2万6400円)と、SoCから見ると高いものの、盛り具合いを確かめれば納得はできます。実際には、この価格だとスナドラ626が普通に買えてしまうようになったので、選択肢に入れるには躊躇してしまいますけど、方向性としては面白いですよね。


 今日の端末を見ると、ローエンドでも頑張れば最近のブームは盛り込んでいけるというのがよく表れていると思います。
 いつまでもオーソドックスな作りにこだわる理由は一つもありません。某国内メーカーに向けて声を大にして言いたいことです。