・XGODY D24 Pro
・DEXP Ixion MS255
・LG Rabel 3
・Ziox Astra Star

 OPPOもどうやら折りたためるOLEDスマートフォンを開発中らしいです。AXON Mとは違ってシングルディスプレイとのことで、パテント取得申請中なんだとか。


XGODY D24 Pro

 公式はまだですがAliExpressには登場済みです。
xgodyd24pro
寸法 146.9×69.3×8.7mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*640
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2500mAh

 今となっては普通のローエンドですけど、それでも18:9ディスプレイと、セルフィーが多少優秀というあたりにトレンドを盛り込んでいます。
 5.5インチ1280*640のDPIは260になり、普通のHDから大きく落ちるわけではありません。むしろ横幅が短縮できる小型化にメリットがあるはずです。

 カラバリは黒、青、金の3色。それなりに光沢もあって安っぽさは感じませんね。デザイン自体も悪くないのではないでしょうか。

 AliExpressでの最安は107.99ドル(約1万1700円→日本円表記11928円)となっており、まだ少し高いですね。デュアルカメラと4000mAhのバッテリが載ってこの価格なら買っても良いとは思いますが。


DEXP Ixion MS255

製品ページ

 シリーズ大量リリースのうちの一つです。発表は昨年でした。
dexpixionms255
寸法 153×77×8.1mm
重量 178g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2700mAh

 その中で最もスペックが高いものを選んだのがこれです。カメラ部に盛ってあるのが特徴と言えばそうなるでしょう。

 しかし18:9を見慣れてしまうとどうしても横幅が太く感じてしまうのも事実。上下のベゼルも2年前くらいのものだと思います。日本だとついこの前発表されたばかりの端末でもこんなもんなので、そこまで違和感は無いかもしれませんが。

 そう言えば今まであまり書いてこなかったのですけど、ロシアはキャリア毎に大きくBandが異なっており、そのすべてに対応させているメーカーがほとんどのため、どれもうまい具合に1,3,8を含んでくれるんですよ。購入方法があるなら狙っても面白い国だと思います。

 価格は7499ルーブル(約1万4500円)で、ちょっと高いです。国産メーカーでなければダメという人向けですかね。


LG Rabel 3

製品ページ

 アメリカのTracFone Wireless専用端末のようです。
lgrabel3
寸法 144.78×73.66×7.9mm
重量 156g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 210 1.1GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 先代Rabel 2から変わったのはメモリとストレージ容量くらいで、OSのバージョンすら同じという手抜き製品ですね。解像度くらいは上げてほしかったです。
 つまりはアメリカでは非常によくあるプリペイド用の激安端末という位置付けなのでしょう。

 まだどこのサイトにも商品ページが置いてないので価格は不明ですけど、プリペイドキャリアはamazon.comのおよそ半額で取り扱われることが多いので、これもそんな感じだと思います。
 参考までに1GB/8GBのRabel 2は、amazon.comで79.99ドルがTracFoneで39.99ドル(約4300円)という値付けになっています。2GB/16GBでももう10ドル増しの5400円あたりではないかと推測します。


Ziox Astra Star

製品ページ

 主力製品であるAstraシリーズ最新作です。発表は昨年12月初めでした。
zioxastrastar

寸法 不明
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6582M 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2350mAh

 寸法も重量も、SoCさえも明かされないのはインドのローエンドだとよくあることです。SoCに関してはECサイトに記載がありましたのでそれを信じることにします。

 あ、インドで思い出しましたが、Xiaomiがシェアナンバーワンになったんですって。Samsungが負けた理由は単純に価格ではないかと。

 さて、これはカラバリもブルー1色のみと、なかなかコストカットに徹した売り方をしているわけですが、メーカー希望小売価格が5899ルピー(約1万100円)と強気なのに対し、現在の最安はSHOPCLUESの4599ルピー(約7900円)でいきなりの22%オフ。
 MT6582Mは2014年発表の旧型SoCでして、LTEこそサポートするもののMT6737と比較してコアとGPUで大きく劣るだけに、それでもまだ高いかもしれないです。売れ行き次第ではもうちょっと下がる気がします。


 今日はローエンドしか無かったです。そんな日もたまにはあるでしょう。