・SNOPOW M10W
・SUGAR S11
・SUGAR Y8 MAX
・Haier G51

 HUAWEI Enjoy 7Sのグローバル版であるP smartが正式に発表されました。中身は同じなので再度紹介はしませんが、これ、日本でも2月7日に登場すると言われています。中国と同じ2万6千円あたりなら売れると思いますよ。


SNOPOW M10W

 昨年11月末に発表されたM10の後継です。公式サイトには次期モデルM11の予告がありますが、それよりも早く上がってくるようです。
snopowm10w
寸法 167×89×22mm
重量 337g
OS Android 7.0
CPU MediaTek Helio P20 2.4GHz*4+1.6GHz*4?
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 6500mAh

 主要スペックに違いは無く、ウォーキートーキーが付け足されている点だけがこのモデルの特徴らしいです。
 どうせならHelio P23あたりにしてほしかったところですけど、バッテリも十分ですし、不満に感じる部分も無いのでこれはこれで良いと思います。

 以前から気になっていたことがありまして、セルフィーがデュアルに見えるのにそれについては一切書かれていないんですよね。無理やり解釈すれば虹彩認証用のレンズということになるかもしれません。

 さて、価格はM10の発表時よりも4千円ほど下がりました。

GearBest.com SNOPOW M10W (56577円)

 ただ、トランシーバー機能の付いていないM10がこれより1万円安いところまで下がっているため、用途に合わせて選ぶのが正解だと思います。


SUGAR S11

製品ページ

 中国と台湾、両方に上がっていますが、中国公式を貼っておきました。次に紹介するY8 MAXは現時点では台湾のみでの取り扱いになるみたいです。
sugars11
寸法 159.5×74×7.85mm
重量 187g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1600万画素+800万画素
フロントカメラ 2000万画素+800万画素
バッテリ 3060mAh

 SUGARはスナドラ4xxを中心に採用しているのですが、まさかこんなに早く450を積んでくるとは思いませんでしたね。それくらい気合いの入った端末だということなのでしょう。
 最も注力してあるのはやはりカメラです。レンズはクアッドで、しかもメインはf/1.7、セルフィーにもLEDフラッシュ付きという盛り様ですから。

 デザインが本当におフランスなのかまでは分かりませんが、スペック的には十分使える製品に仕上がっていますね。コンセプトは女性向けですけど、ブルーやシルバーのカラバリもすごく良いですし、男性が持っても違和感は無いと思います。

 価格は2499元(約4万3600円)と少し高めでも、コスパは悪くありません。フェミニンなものはどうしても高くなる中で、どちらかと言えば安いほうに属します。
 まぁ、中国よりは台湾で買うべきですが、その理由は後述。


SUGAR Y8 MAX

製品ページ

 どうして台湾にしか無いのかはなんとなく察しました。
sugary8max
寸法 147×73.4×9.3mm
重量 170g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 スナドラ425のローエンドでここまでのバッテリを搭載しているものはなかなかありません。また、カメラもデュアルで、さらにディスプレイも18:9です。そこまで性能を求めないのであれば十分だと思います。
 まさにローエンドの方向性はこうあるべきという見本のような端末ではないでしょうか。

 価格は3990台湾ドル(約1万4000円)。このくらいならコスパは高いほうです。少なくとも、MT6750よりは圧倒的に電池持ちも良いですし。

 ちなみに、上のS11は8990台湾ドル(約3万3700円)と、なぜか中国より1万円安いです。もしY8 MAXを中国でも扱うとすれば価格付けが微妙になってしまいますよね。単純に比率で計算するなら1099元(約1万9200円)になり、売れる要素がガクンと減っちゃいますので。

 ご存じの方も多いとは思いますが、台湾における一人あたりのGDPは中国よりもずっと上で、およそ3倍弱程度なんです。それなのに台湾のほうが端末価格が安いのも不思議な話ですねぇ。
 こりゃASUSが苦戦する理由も分かるというものです。


Haier G51

製品ページ

 すっかり紹介済みかと思っていたら、メーカーデータベースにも入れてませんでした。ここまで有名なのに…。
 日本でも馴染みのある家電総合メーカーですね。確かサンヨーと業務提携していたような記憶があります。
haierg51
寸法 143×71.5×8.1mm
重量 135g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737M 1.1GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 854*480
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2000mAh

 インドネシア市場向けということですが、他の新興国でも販売される可能性があると思います。

 極めてロースペックでも、デュアルSIMとMicroSDが排他仕様ではなく、独立した3つのカードスロットを備えるのが特徴の一つです。
 MediaTekというのもちょっとしたアドバンテージかもしれません。

 価格は949000ルピア(約7700円)です。このくらいで世界的なメーカーであるHaierの端末が買えるのなら安いと考えるユーザーもいるのではないでしょうか。

 ちなみに、今後発売予定と言われているLeisure L8はスナドラ450だそうです。こちらもかなり面白そうなスペックで登場するみたいですよ。


 この週が明けるとMWCまで残り20日になります。各所がいよいよ盛り上がってきた感がありますね。
 その前に中国は春節があるので、ほとんどのECサイトは2月15日から発送業務がお休みになるはずです。注文される方は余裕を見て、あと10日以内にポチったほうが良いと思います(^-^)。