・Gigaset GS370 , Plus
・Pixelphone M1
・Vertex Impress Tiger

 そう言えばOPPOのR11sも今日から発売開始じゃないですか。初週の販売台数はぜひともチェックしておきたいものです。


Gigaset GS370 , Plus

製品ページ

 先代のGS270が昨年8月なのでけっこう間が空きました。そのぶんトレンドはしっかり取り入れているようです。
gigasetgs370
GS370 (GS370 Plus)
寸法 151×72×8.2mm
重量 145g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 3GB (4GB)
ストレージ 32GB (64GB)
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 スペック的には十分でしょう。SoCが旧型な部分以外は概ね満足できる仕上がりです。それに関連して些かバッテリが少ないのはご愛嬌ですかね。ちなみに、amazon.deでは"2500mAh"との表記がありますが、公式が正しいと思います。

 Gigasetは一流メーカーの自負があるのかいつもコスパが悪く、今回もGS370が279ユーロ(約3万7400円)、Plusが299ユーロ(約4万100円)と、あまり誉められたものではありません。MT6750にこの額が出せるかと聞かれれば100人中150人は「いいえ」と答えるのではないでしょうか。
 GS370はほとんど値引きがありませんが、Plusは273.09ユーロ(約3万6700円)まで下がっています。それでも高いですね。某EveryPhoneを思い出してしまいました。


Pixelphone M1

製品ページ

 Pixelphoneは主としてMEIZUをはじめとする国外メーカーの代理店です。今回初めてリリースする製品がこのM1になります。
pixelphonem1
寸法 148.7×70.2×8.9mm
重量 175g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1280*640
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 デザインやスペックがいかにも中国っぽいのでODMの可能性が高い気がしますねぇ。
 解像度は縦保持のHD+ですが、ディスプレイサイズがそこまで大きくないためDPIも260と粗くありません。カメラもデュアルですし、第一弾としては可もなく不可もなくという感じではないでしょうか。

 しかし価格は6990ルーブル(約1万3200円)と安くはなかったです。正直、売れ行きがどうなるのかも心配ですよ。
 まだ詳細がほとんど明かされていない第二弾のS1が、驚くようなスペックとコスパであることを祈ります。


Vertex Impress Tiger

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 背面のデザインがデュアルカメラ用のスペースに見えるのですが、今後それを搭載した別モデルが同筐体でリリースされるということかもしれません。
verteximpresstiger
寸法 142×70×10mm
重量 137g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737 1.25GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 辛辣コメントでおなじみのHelpix.ruから引用しときますね。以下のように書かれています。
 "虎じゃないね。メモリやストレージもまったく面白くない。バッテリ容量だけがただ一つの大きな喜びだ。それとこのディスプレイは既にアンティークだよね?"
 ですって。言いたいことが全部含まれていたので訳したものを貼ってみました。

 価格はまだ分かりません。5000ルーブル(約9500円)を超えるようだとまた叩かれる気がするので頑張ってほしいものです。


 ここ数日、海外スマートフォンで購買意欲を唆るようなものが出てきていませんねぇ。PayPalの残高を確認すらしない日々が続いています。