・OPPO R15 , Dream Mirror Edition
・vivo X21
・XTOUCH A4
・XTOUCH X10

 HUAWEIのnova 3e等は公式に上がってからまとめることにします。


OPPO R15 , Dream Mirror Edition

製品ページ

 昨日書いた通り販売開始が3月31日です。表現が紛らわしかったですね。
 なお、"夢鏡版"の直訳英語が"Dream Mirror Edition"になります。
OPPO-R15
R15 (R15 Dream Mirror Edition)
寸法 155.1×75.2×7.4mm (155.3×75×7.5mm)
重量 175g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P60 2.0GHz*4+2.0GHz*4
(CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4)
メモリ 6GB
ストレージ 128GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 6.28インチAMOLED
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+500万画素 (1600万画素+2000万画素)
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3450mAh (3400mAh)

 OPPOのRシリーズでバージョンによってSoCを変えるのはR9sとPlus以来です。と言うか、ディスプレイサイズが同じなのでPlusではないという位置付けですね。今回はラインナップに含まれないのかもしれません。

 SoC以外で見るなら、何と言ってもDream Mirror Editionはセラミック筐体を採用しているという部分が最も大きな違いです。高純度のジルコニア粉末を用いるだけでなく、幾多の工程と手間を掛けて作られたボデイはきっと見た目にも相当美しいことでしょう。

 また、カメラは無印版の3つのレンズがそれぞれf/1.7、2.2、2.0なのに対し、Dream Mirror Editionはf/1.7、1.7、2.0となっていますね。どんな違いが出るのかは実際に撮った写真で比較するしかないと思います。

 その他も細かい違いがあって、例えばサポートするBandだったりBluetoothのバージョンだったりがあるのですが、詳細は公式サイトでご確認くださいませ。

 一応補足しておきますと、Helio P60はMWCで発表された12nmのSoCで、A73*4+A53*4のオクタコアであるためにクロックはあえて別表記としました。
 高度なAIを積んでおり、Android 8.1で実装されたNNAPIにも準拠しています。これまでのMediaTekのSoCと比べてもワンステージ上のものと言えるでしょう。

 価格は、R15が2999元(約5万300円)、Dream Mirror Editionが3299元(約5万5300円)だそうです。
 Helio P60を試したかったら前者、筐体に惹かれたなら後者という感じですかね。


vivo X21

製品ページ
商品ページ

 イベント終了後に予約用のページ、そして商城には予約用のページがオープンしました。ほどなく製品ページも公開になっています。
vivox21
寸法 154.45×74.78×7.37mm
重量 156.2g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.28インチAMOLED
解像度 2280*1080
メインカメラ 1200万画素+1200万画素
フロントカメラ 1200万画素+500万画素
バッテリ 3200mAh

 カメラ以外は筐体コンセプトも含めてOPPO R15とキレイに丸かぶりですけど、こちらは19日夜に正式発表を行っていました。
 実はその前日からJD.comには予約ページが上がっており、価格は9998元(約16万7700円)と付けられていたんですね。発表後には価格も公式のものと同額に変わり、64GBモデルが2898元(約4万8600円)、128GBモデルが3198元(約5万3600円)と明かされましたよ。
 OPPOに比べるとほんの少し安いものの、どちらも中国メーカーとしては高級な部類ですからこんなものでしょう。

 X20がPlusもあっただけにこのX21はどうかと思ったのですが、大きさを変えないでディスプレイ内蔵指紋センサーを搭載する屏幕指紋版というグレードを用意してきました。こちらは3598元(約6万300円)だそうです。
 発売は、通常版が24日、屏幕指紋版が28日から。そこまで指紋センサーに対するこだわりが無いのであれば通常版を選んだほうがお得な気がします。


XTOUCH A4

製品ページ

 久々に動きのあったXTOUCHです。紹介するのは10ヶ月ぶりになりますか。中国のメーカーですが、中近東やアフリカをマーケットにしているため、製品ページもドバイのものですね。
xtoucha4
寸法 153×78×10.5mm
重量 185g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.5GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素+200万画素
バッテリ 3200mAh

 3月に入ってからこのA4、E4、そしてX10という3機種が立て続けに発表されました。
 E4はウルトラローエンドなので割愛します。製品ページはこちら。249ディルハム(約7200円)という安さです。

 それに負けず劣らずA4もすごいコスパでして、SoCとメモリにさえ物足りなさを感じないならばこれ以上の選択肢は無いというくらいの仕上がりですよ。
 こんなローエンドでFHD、しかもクアッドカメラというのに驚きですね。その上444ディルハム(約1万2800円)という破格値。
 もし私がドバイの石油王だったら200台くらいまとめ買いして日本に卸しているはずですw。


XTOUCH X10

製品ページ

 打って変わってこちらは今どきの18:9モデルですね。カメラは両面シングルですが。
xtouchx10
寸法 154×73.4×8.4mm
重量 170g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737H 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.8インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 上のA4に比べるとメモリとバッテリが多めですから、ディスプレイだけではなくそんな選び方をするユーザーもいるのではないでしょうか。

 これでカメラが片方だけでもデュアルだったら、中国やインド市場でもバカ売れ必至だった気がします。
 価格は499ディルハム(約1万4400円)となっており、まぁ平均的ですかね。はい、日本の価格と比較したら十二分にお買い得です。

 全然関係ないですけど、ドバイの通貨単位ディルハムは"AED"と表記されるんです。それを見るたびに自動体外式除細動器のことを思い出して心がざわめく私でした。使わなければいけない事態に直面した過去があるんですよ…。


 「OPPOやvivoはたくさん書かれているのは分かる。けどXTOUCHはどうだろう」とふと気になって、ググってみました。…なるほど、いないですね~。A4とX10は日本初紹介のようです(^-^;。

 ラウドマイノリティを自負するだけのブログだなぁと、我ながら悦に入ってみたり。