・Teclast A10S
・acer Chromebook Tab 10
・IRBIS TZ968
・Plum Optimax 12

 エイプリルフールなので今年も各社の嘘に期待しています。

Teclast A10S

製品ページ

 そう言えばTeclast昨年暮れに日本進出していたのでした。公式サイトはこちらです。現在取り扱い中のタブレットはTbook 10 Sのみですが、今後増えてくれるといいですね。
teclasta10s

寸法 240.8×170.3×9.5mm
重量 524g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8163 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6000mAh

 ディスプレイ以外はローエンドタブなのですが、やはり10インチ超えなら最低でもこのくらいの解像度でなくてはいけませんので、ユーザーからしたら譲れない部分だと思います。

 なお、公式に記載されていないスペックについてはAliExpressを参照しました。GearBest.comの"1000g"は重すぎでしょ。筋トレ用具かって話です。

GearBest.com Teclast A10S (17389円)

 AliExpressの最安が15155円ということで、もうじきGearBest.comも追随すると思われます。

 その価格で日本でも売ってほしいのですが…。


acer Chromebook Tab 10

製品ページ

 ノートPCでも名を馳せているChromebookのタブレット版になります。Chrome OS搭載タブは世界初ではないでしょうか。

Acer-Chromebook-Tab-10-D651N_overview_design_large

寸法 238.2×172.2×9.98mm
重量 549g
OS Chrome OS
CPU Rockchip RK3399 2.0GHz*2+1.5GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 9.7インチ
解像度 2048*1536
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 9190~9440mAh

 まずはRK3399について書きますか。昨年秋にARCHOSがDiamond Tabという製品を出していてそれにも搭載されていました。A72*2+A53*4のヘキサコアです。Rockchip社のプロダクトページはこちら。なお、後継のRK3399 ProがこのQ2から量産体制に入るみたいですね。

 次にバッテリ容量に関してですが、34Whというのは見つけました。mAhに直すと、3.7Vで9190、3.6Vで9440mAhです。もちろんこれは1セルで計算した場合で、仮に2セルなら4590~4720mAhとなりますので念のため。

 使いやすさに関してはAndroidよりも上と言われるChrome OSですから、まずは教育向けに開発・販売されるのも分かります。ただ、関係者以外も購入可能とのことで、今後のタブレット界においてはもしかするとAndroid以上の採用例を見ることができるのかもしれません。
 価格は329ドル(約3万4900円)でアメリカから発売されるようです。これまでのChromebookを使ったことがあるという方も、そうでない方も、狙ってみてはいかがでしょう。


IRBIS TZ968

製品ページ

 以前も書いたような気がしますが、ロシアのIRBISは非常にたくさんのタブレットを発表していまして、やっと紹介する機会を得ました。

irbistz968

寸法 226×161×10mm
重量 460g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC9832 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 9.6インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 4700mAh

 見た通りのローエンドタブですが、何と言ってもSC9832を積んでいるのでLTE通信が可能な点が強みです。それでいて価格も激安ですから、多少の非力さには目を伏せても買う価値はあるかもしれませんね。

 IRBISはロシアのキャリアにも卸しているほど多数のラインナップを抱えていて、しかもそのほとんどが1万円以下という激安モデルばかりです。驚くことに、Winタブも80ドルとかそんな感じですよ。
 これも4960ルーブル(約9200円)と、とても9.6インチLTEタブとは思えません。
 日本のMVNOもこういうのを取り扱うと意外と面白いんじゃないかと考えるんですけど、どうでしょう。


Plum Optimax 12

 4月発売予定とのことでまだ製品ページはありません。3Gスマートフォンを中心に製造しているアメリカのメーカーで、故にこれまで紹介する機会がありませんでした。
plum-z712-1
寸法 188×107.5×10.3mm
重量 272g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8321 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2400mAh

 今やすっかり希少種となってしまった7インチタブですね。今後NEXUS 7のようなハイエンドの7インチは出てこないような気がします。
 やはりこれも例に漏れずエントリー向けのロースペックで、二昔前の中華タブを彷彿とさせます。加えてMT8321はA7コアですから、いかに低解像度と言えどバッテリは少ないと言わざるを得ませんよ。

 価格はまだはっきりしていませんが、先代のOptimas 10が10.1インチでLTEにも対応して99ドル(約1万500円)だったことを考えると、79ドル(約8400円)程度が妥当なところでしょうか。子どものおもちゃには最適でしょう。


 やっと溜まっていたタブレットの新製品をいくつか放出することができました。
 一応タブレットの記事もけっこうな閲覧数ですので、たまには書いておかないといけないなぁなんて思いまして。