・BLU R1 HD 2018
・Prestigio Grace P7 LTE
・LG Risio 3
・Philips S395

 「今日こそは」と気合いを入れて、朝から使ってないPCを次々と分解していきました。しかしそれだけで疲れ果ててしまい、現在の惨状は見るに堪えないものでありんす。
 Socket 939用のCPUとか、剣山として再利用できま…せんね分かります。


BLU R1 HD 2018

 公式より先にamazonに上がったパターンです。最近では珍しいかも。
 なお、初代R1 Hdは2016年に発売されていますが、現在の価格は4Gモデルとしては爆安の5千円台なのです。
blur1hd2018
寸法 147.3×71.1×7.6mm
重量 不明
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2800mAh

 SoCが一昔前のミドルレンジという部分以外は至って普通のローエンドです。もちろん、先代がMT6735ということを考えれば大進化なのですけど。

 16:9で、特にベゼルも狭くなく、その他で売りになる部分も見当たらないですね。つまりは価格で勝負の製品になるのではないでしょうか。

 希望小売価格は129.99ドル(約1万4200円)でして、これはごくごくありきたりな値札ですが、amazon.comの販売額は89.99ドル(約9800円)となっています。1万円以下でMT6750が買える衝撃は相当なものですよ。
 当然のように発売後すぐに品切れ状態になったらしく、いかにお買い得なのかが分かるというものです。


Prestigio Grace P7 LTE

製品ページ

 いろんなところを巡っても価格を見つけられないときはちょっと悔しいです(T_T)。
prestigiogracep7
寸法 152.6×72.9×8.2mm
重量 167g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737T 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 カラバリは、金、黒と、この青を含めて3種類。金筐体はベゼル部も同色加工なのですから、青もそうだったらカッコ良かったんですがね。それと、個人的な好みを言うと、Prestigioは一昨年くらいまでの刺さりそうな鋭角のデザインのほうが良かったなぁと。

 5.7インチのHD+というのもエントリーモデルとしてはまだ売りになるご時世ですので、これはこれで人気になると思います。
 Prestigioはキプロスのメーカーですが主な市場はロシアやギリシャで、それらの国ではMT6737T搭載端末はほとんど見かけません。最大1.5GHzのところを1.3GHzにしているのはバッテリ持ちのためでしょうか。それでも、GPU面で無印MT6737よりは有利でして、そんな利点も持っていると言えるでしょう。

 価格を予想すると、EU諸国では高くても109ユーロ(約1万4400円)、ロシアなら6990ルーブル(約1万2200円)あたりでしょうか。


LG Rigio 3

製品ページ

 アメリカのClicket Wireless向けモデルです。
lgrigio3
寸法 144.8×71.9×7.9mm
重量 140g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 LGがプリペイドプラン用に販売している端末はどれも似たり寄ったりで、これも同スペックのものがたくさんあります。筐体もFortunaなんかにそっくりなので、名前だけ変えてるパターンじゃないですかねぇ…。
 少なくとも私は、焼き直しモデルが欲しいと思ったことはないですよ。

 LG USAには製品ページがあるのですけど、Cricketにはまだ無いために価格が分かりません。
 おそらくキャリアでの購入なら100ドル(約1万900円)以下、SIMフリー版だと90ドル(約9800円)という感じではないでしょうか。

 それと、公式のスペックシートがグチャグチャなので早いとこ直してほしいですなぁ。


Philips S395

製品ページ

 ミニマムローエンドのS257も同時に発表されています。
philipss395
寸法 155×73.5×8.35mm
重量 152g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6737H 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 5.72インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 Philipsも特に定められたネーミングルールがあるわけではなく、S396という端末が2015年にリリースされていたりしますけど、今回のとは無関係のようです。後継とかそんな感じではないですね。

 それでもPhilipsが18:9ディスプレイを採用してきたのはけっこうなニュースだと思います。1月に発表されたフラッグシップのXenium X598ですら16:9でしたから。このあとの製品は18:9が主流になるよと予告しているようなもんじゃないですか。

 残念ながらこれも価格が分かりません。頼みの綱だったDNS Shopにも置いてなかったですし、最後の砦のHelpix.ruでも書かれていませんでした。Philipsということを含めると、7990ルーブル(約1万4000円)くらいではないかと推測します。


 今日紹介した4機種はすべてローエンドですが、特色を持ったものが少なからずありましたね。シェアの大きなレンジなだけに、ここに注力するメーカーも多いということでしょう。

 そんなこんなで4月も終わりですか…。今年も残り3分の2です。たぶん6月末にも似たようなことを書きますorz