・Motorola Moto Z3 play
・Vkworld K1
・Xiaolajiao 7P
・DIGMA LINX RAGE 4G

 Lenovo Z5がノッチ付きだったために、真のフルスクリーンの座はvivo NEXに受け渡されることになりそうです。
 今のところ、weibo公式は全体像をしっかり出しているので大丈夫だとは思いますが…。


Motorola Moto Z3 play

製品ページ

 青背景に赤文字はダメですって…。天下のMotorolaが何やってるんですか(;´Д`)。
motoz3play

寸法 156.5×76.5×6.75mm
重量 156g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz*4+1.6GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 6.01インチAMOLED
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 "Play"が付こうと、さすがにフラッグシップのZシリーズに属するだけのことはあります。
 メインカメラはf1.7と妥協がないですし、AMOLEDによって最薄部6.75mmを達成しているのも魅力的ですね。結局カメラの出っ張りがあるので数字上だけのものですけど。

 夏から販売されるアメリカでの価格は499ドル(約5万4900円)で、コスパに関しては残念と言わざるを得ません。しかし、デフォでBand 19が含められているのは確実に日本市場を睨んでのことだと思います。その頃までに海外で値が下がっていれば、5万円切りで出てくるかもしれないので、そんな展開に期待ですかね。

 当然海外のメーカーも日本のBandや技適については知っているでしょうから、グローバルを視野に入れるならこうして最初からBand 19を入れてくれるのは普通のことなんですよ。それなのに、極めてレアなケースになってしまっていること自体が間違っていると思うんですけど、いかがでしょう。
 今もいろんな意味で孤島ですわ。


Vkworld K1

製品ページ

 来ましたよ、トリプルカメラ。
vkworldk1
寸法 146×74×9.5mm
重量 156g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6750T 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.2インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 2100万画素+500万画素+500万画素
フロントカメラ 2100万画素
バッテリ 4040mAh

 サマリーがまったく用意されてないので、3つのレンズがどんな役目をするのか分かりません。このレンジで果たして要るのかという疑問も浮かばないわけではないです。
 もちろん思い付くライバルはHUAWEIのアレになるんでしょうけど、あえてなのか16:9ディスプレイだったりMT6750Tだったりと、同じ土俵には上がっていない気もします。もしかしたら狙いは、ローエンドにもカメラを盛るのが普通になるようなファンデーションを作ることにあるのかもしれませんね。

 これで価格が2万円以下なんてことがあったとしたらちょっとした革命なんですが、まだそれは明かされていません。6月中には市場に出てくるとの話なので、楽しみに待ちましょうか。
 意外と注目度も高く、発売されたら日本でも話題になると思いますよ。まずは撮った写真のサンプルが見たいですねぇ。


Xiaolajiao 7P

製品ページ

 型番的にも6Pの後継にあたると思われます。
xiaolajiao7p
寸法 148.4×70.2×8.8mm
重量 140g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.67インチ
解像度 1498*720
メインカメラ 1300万画素+30万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3050mAh

 解像度はスペックサイトから引用しました
 公式もJD.comも価格は同じ899元(約1万5500円)と、極めて妥当なところです。たまにこういうのがあるんですけど、ほとんどの場合Xiaolajiaoは値引き前提の設定をしてきますから市場調査は必須なんですよ…。

 6Pとは違ってノッチ有りのデザイン、そしてアスペクト比は18.725:9という特殊なものになります。
 また、YunOSからFreemeOSになったことで、これが価格にも多少影響していると推測できますね。

 いつも書いている通り筐体デザインは光るものがあるので、あとはこの額を出すに値するかが鍵になるでしょう。


DIGMA LINX RAGE 4G

製品ページ

 ディスプレイサイズの異なるLINX TRIXという製品も発表になっています。
digmalinxrage
寸法 158×73.6×9mm
重量 176g
OS Android 8.0
CPU Spreadtrum SC9850 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素+200万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3300mAh

 TRIXは下位機種にあたり、5.5インチHD+、メインカメラがシングル、2800mAhという差が設けられています。
 いずれもSC9850の割に使えるスペックで、脱ローエンドといった感じがする作りですね。

 ショップにはまだ登場していないために価格は不明ですよ。ググっても価格どころか製品についてもまったく出てこず、マイナー感が極まっています…。
 さらに、Helpix.ruでは"LINX Race"と間違われる始末で、「青筐体は素晴らしいけど、デュアルカメラに意味があるのか」とこき下ろされているだけです。
 Spreadtrumということを考えると、6490ルーブル(約1万1500円)あたりだったらとても面白いと思いますよ。もう1000ルーブルくらい高い気がしますが。


 他にも、AQUOS S3だったりXiaomiのY2だったりが発表になっています。それらは明日改めて紹介するのでご了承くださいませ。