・HUAWEI Honor 10 GT
・vivo Z10
・ZOJI Z9
・iVOOMi i2 Lite

 XiaomiのMi MIX 3もセルフィーにポップアップ式カメラを採用するという噂があります。これによってほぼ100%の画面占有率が実現できるらしく、続報に期待せざるを得ません。


HUAWEI Honor 10 GT

 4月に発表されたHonor 10のGPU強化版です。今月末に正式ローンチとなるそうです。
honor10gt
寸法 149.6×71.2×7.7mm
重量 153g
OS Android 8.1
CPU HiSilicon Kirin 970 2.36GHz*4+1.84GHz*4
メモリ 8GB
ストレージ 64GB , 128GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.84インチ
解像度 2280*1080
メインカメラ 1600万画素+2400万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 3320mAh

 主な仕様は変更ありませんが、メモリ容量が8GBに増えているのと、前述通りにグラフィック性能をアップするチューニングが施されているのが特徴です。
 なお、このパッチはHUAWEIおよびHonorの上位機種にも配信予定だそうです。

 価格は発表されていませんが、そもそものHonor 10が6GB/128GBでも2999元(約4万9900円)と激安のため、それに準ずるかたちではないかと推測できます。具体的にはメモリが増量されたぶんの微々たる上乗せになって、3099元(約5万1600円)程度ではないでしょうか。
 メモリを増やさなかったのなら訴求力は無かったかもしれないですね。さすがHUAWEIといったところでしょう。


vivo Z10

製品ページ

 インドでの発表です。まだ3大ECサイトでは商品ページがありません。
vivoz10

寸法 155.87×75.74×7.7mm
重量 160g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz*8
メモリ 4GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 2400万画素
バッテリ 3225mAh

 ベースモデルは昨年秋に発売されたV7+で、ストレージが64GBから半分になっているだけのようです。

 んで、昨年の時点でのV7+の売価は21990ルピー(約3万5500円)でしたが、10ヶ月ほど経過したこともあってか14990ルピー(約2万4200円)になりました。vivoの譲歩が感じられます。スナドラ450も数が出揃ってきた感はありますし、妥当な価格帯も2万円前後とするメーカーも多いですからね。

 カメラはいかにもvivoらしく、インド市場に限ってみると抜きん出ています。値段に納得できれば買いのスタンスで問題ない気がしますよ。


ZOJI Z9

製品ページ

 先代Z8から1年近く間が空きました。
zojiz9

寸法 不明
重量 不明
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 2100万画素+?万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 5500mAh

 筐体にも書いている通り、ZOJIはHOMTOMのサブブランドです。なお、そのHOMTOMにも製品ページがありますが、特に変わっているところは無いですね。まだどちらもスペックシートが参照できません。

 タフネスモデルとしては平均よりはずっと上の作りです。難癖をつけるとすれば解像度くらいのもので、それでも18:9のぶん、従来の製品と比べてスタイルが良くなっていますね。

 価格を調べたのですが、公式からリンクが貼られているすべてのECサイトで未登場でした。
 Z8がMT6750で2万円前後なことを考えれば、199.99ドル(約2万2100円)以下じゃないとインパクトが足りないと思います。さて、どうなるでしょうか。


iVOOMi i2 Lite

製品ページ

 5月に発表されたi2の廉価版です。
ivoomii2lite
寸法 148.4×71.8×9.2mm
重量 172g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4000mAh

 落とされているのはメモリとストレージだけで、他はすべて共通。
 あとは筐体デザイン、と言うか素材の質感が変更されていますね。i2は流行りの鏡面仕上げでしたから。

 とは言っても、インドではこういったポップ系のカラバリを持つ製品が少なく、貴重なんです。
 マーキュリーブラック、ネプチューンブルー、サタンゴールド、マーズレッドの4色がありますので、公式サイトでご確認ください。…セーラームーンかな?w

 価格は6499ルピー(約1万500円)と相変わらず激安。さすが中国系企業といった感じです。
 現在Flipkartでのみ取り扱っており、予約ではなく入荷通知を受け取ることしかできないみたいですが、注目度はけっこう高いのではないでしょうか。


 他の新製品情報だと、やはりMEIZU 16がリリースされるそうで、既に3Cを通過しています。8月26日を予定しているんだとか。
 SoCはスナドラ710で、ディスプレイ内蔵型指紋センサーを採用。コスパが期待できる1台だと思います。