・Xiaomi Mi A2
・Ulefone Armor 5
・LG K11+

 まもなくQualcommがAdreno Turboというものを発表するそうです。HUAWEIに刺激されたわけでもないとは思いますが、現状ただでさえ頭一つ抜けているAdrenoにそれが加わるのは、他のメーカーにとって打撃になり得るものでしょう。


Xiaomi Mi A2

製品ページ

 6Xのグローバル版です。
blue-a2
寸法 158.7×75.4×7.3mm
重量 168g
OS Android 8.1
CPU Qualcomm Snapdragon 660 2.2GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 32GB , 64GB , 128GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 5.99インチ
解像度 2160*1080
メインカメラ 1200万画素+2000万画素
フロントカメラ 2000万画素
バッテリ 3010mAh

 6Xとの違いは、ストレージ32GBが加わっていることと、カラバリが減らされていることくらいです。
 メインカメラのレンズはf/1.75とかなり明るいなど、どこをどう取ってもケチを付けるところが見当たらないと思います。「ノッチが嫌いだ」というユーザーにはおあつらえ向きの製品と言えるかもしれません。

 ただ、グローバル版とは言っても相変わらずBand 19は入っておらず、日本市場がハナから相手にされてない感は強いですね。HUAWEIの成功例を見ると少しくらいは検討しても良い気がするんですけど。

 価格は、4GB/32GBが249ユーロ(約3万2400円)、4GB/64GBが279ユーロ(約3万6300円)、6GB/128GBが349ユーロ(約4万5400円)だそうです。6Xと比較して、4/64GBで5千円、6/128GBで1万円以上高いのですけど、それでもバカ売れは必至だと思います。


Ulefone Armor 5

 Armorシリーズの最新作です。Banggoodに上がっているので紹介してしまいます。
ulefonearmor5
寸法 158.3×76×12.6mm
重量 228g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P23 2.0GHz*4+1.5GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.85インチ
解像度 1512*720
メインカメラ 1300万画素+500万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 5000mAh

 タフネスモデルとしては珍しいノッチ付きディスプレイを採用しています。
 また、カメラもそれぞれ1600万、1300万に補間されるそうです。

 個人的には、ここまでのものだったら解像度をFHD+にしてくれたらもっと訴求力があっただろうにと考えてしまいますが、むしろ5000mAhという大容量バッテリを活かすためにはHD+も利点の一つなのかもしれません。

 価格は249.99ドル(約2万7800円→日本円表記28267円)と、まだ少し高いですかね。GearBest.comやgeekbuyingといったところにも並べば、あと5千円は下がるはずです。

 黒ベースのオレンジやイエローが多いタフネスモデルの中で、こうした青筐体は珍しいのでピックアップしてみました。なかなか良い雰囲気だと思います。


LG K11+

製品ページ

 リンク先はチリ公式になります。南米市場から順次リリースされるようです。
lgk11+
寸法 148.7×75.3×8.7mm
重量 162g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6750 1.5GHz*4+1.0GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 5.3インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 K10 2018のバリエーションモデルですね。ヨーロッパ市場ではK11シリーズとして扱われていたもののメモリ・ストレージが異なるパターンっぽいです。ストレージが16GBのK11αもラインナップに加わっています。

 ブラジルではK10が大ヒット製品だったらしく、これも期待が大きいとありました。決して魅力的なスペックとは呼べないものの、LGということで知名度が高いのでしょうかね。

 チリでの価格よりブラジルでの予価がたくさん出ていたのでそちらを紹介すると、1199レアル(約3万5300円)だそうです。南米なのでこんなもんでしょう。または母国以外でも阿漕な商売をしていると捉えられても文句は言えないのですけど。


 またまた新製品のストックが溜まってきました…。タブレットも含めて二桁になってしまったので、精選しないといけません。

 私はいろんな国々の情報系サイトやらショップやらを廻って新製品を見つけていますが、見落としていたり、または時間の都合やスペックの関係であえて触れないものだったりも多数あるわけです。
 日本国内でも海外の新製品を紹介しているブログ等はたくさんありますので、どうぞいろいろなところから情報を集めてくださいませ。特に一言添えているサイトは読むだけでも楽しいですよ。あるところでは「コスパが良い」と書いていても別のところだと「高い」だったり、酷評と絶賛の対極にお目にかかれたり。
 つまり、情報は集めてこそ価値があるんだと思います。