・OPPO F9
・Walton Primo S6 Dual
・Coolpad Mega 5A

 トピックスで扱いたいくらいのネタですが、realme 2が早くもリークされました。筐体こそ違えど、ベースはF9になるっぽいですよ。
 このリリースラッシュは、まさにOPPOの好調さを物語っているようですね。


OPPO F9

製品ページ

 過去のFシリーズと同じく東南アジア諸国から発売されるらしいです。
oppof9
寸法 156.7×74.04×7.99mm
重量 169g
OS Android 8.1
CPU MediaTek Helio P60 2.0GHz*4+2.0GHz*4
メモリ 4GB , 6GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 6.3インチ
解像度 2340*1080
メインカメラ 1600万画素+200万画素
フロントカメラ 2500万画素
バッテリ 3500mAh

 見て分かる通り、筐体はR17とほぼ共通ですが、背面カメラ周りに変更があります。
 また、トワイライトブルーとサンライズレッドのカラバリには、それぞれ異なるテクスチャ加工が施されているあたりも一種の差別化だと思われます。スターリーパープルには金粉を散らしたような模様があしらわれていますね。
 一歩間違えれば下品になってしまうところを、普通にオシャレに見せられるデザインができる部分に、さすがOPPOという感じがします。

 スナドラ670ではなくHelio P60を採用したことで価格もぐんと安くなっており、ベトナムでは7690000ドン(約3万6600円)、タイでも10990バーツ(約3万6600円)でして、とてもお買い得な上にさらに差がありません。ちなみに、ケニアの予想では31999ケニアシリング(約3万5200円)と、こちらもほぼ同価格帯。
 日本での取り扱いは微妙なところで、対応Bandから見ると可能性は薄いかなと思います。このノッチは間近で触って確かめたいんですけど。


Walton Primo S6 Dual

製品ページ

 他にも2機種ほど発表されてますので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。
waltonprimos6dual
寸法 153×73.4×8.3mm
重量 157g
OS Android 8.1
CPU MediaTek MT6739 1.5GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 1300万画素+200万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3500mAh

 鏡面仕上げの筐体、18:9ディスプレイ、デュアルカメラ等々、トレンドをしっかり盛り込んだ製品です。
 加えて、ローエンドにしては多めのバッテリもアピールに一役買っていると思います。

 しかし、MT6739にしては14999タカ(約1万9700円)と少し高めなのは気になる要素でしょう。筐体に惚れたら買いで良いのかもしれませんが、基本的には割高ですからね。
 Symphonyだったらこのくらいの端末でも9999タカ(約1万3100円)にできるのではないかと考えると、値引きを待つのも一つの作戦ではないかと思うのです。


Coolpad Mega 5A

製品ページ

 Megaシリーズは意外と古く、初代が2016年の8月でした。名前に反してローエンドというコンセプトは変わっていません。
ccolpadmega5a
寸法 148×70.7×8.9mm
重量 148g
OS Android 8.1
CPU Spreadtrum SC9850K 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 5.45インチ
解像度 1440*720
メインカメラ 800万画素+30万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2500mAh

 まともな画像がありませんでした。最近のCoolpadはずっとこんな感じです。インドはかろうじて公式サイトがあるだけまだマシというところでしょうか。

 Android Goではなくノーマルなオレオなのもある意味売りなのかもしれません。なんちゃってデュアルカメラやどう考えても多くはないバッテリ容量など、不満を感じそうな部分もありますけど、そこは価格でもって妥協するしかないのでしょう。

 6999ルピー(約1万1000円)は勝負の値札らしいです。Coolpadはインドを重要な市場と位置付け、今後も魅力的な製品を投入していくとCEOが話しています。どの程度回復できるか見ものですね。


 8月は日本人からすると製品発表には微妙な時期のように感じますが、海外でも今まではQ2直前の3月とQ4直前の9月にビッグネームが集結する傾向がありました。3月はMWC後、9月は年末までの書き入れ時なので当然だったわけです。それが近頃は、さまざまなメーカーによって、まんべんなく一年中リリースが続くようになったと感じています。
 普通に考えれば、競合相手が手薄なところを狙って話題作りをしているのですから、ビジネスのスタイルとしては何の不思議もありません。つまり、決まった時期に似たような端末を一気に発表している日本のキャリアは、極めて異常と言わざるを得ないのです。