スマホランキングでは、1位がGalaxy S7 edge、2位がFREETEL REIとなっているようです。まあ予想通り。性能に見合った価格のものが売れるのはコンシューマとしては嬉しいことです。

 さて、タイトルの通り、ASUSから「ZenFone 3」が発表になりました。COMPUTEX TAIPEI 2016でのメーカー公式発表なので、各IT系サイトでも取り上げられているようにソースは確かです。

 2と最も異なる点として挙げるなら、SoCにintelではなくSnapdragonを採用したという部分でしょうか。やはりワットパフォーマンスでスナドラに分があるのは誰しもが認めるところですから、当然と言えば当然。

 同時にYouTubeに動画も上げられているので貼っておきます。2から一新されたデザインが一目瞭然かと。

 

 ハメコミ合成ではないとしたら恐るべきヌルヌル度合い(^-^;。ハイスペックなことこの上無いです。この動画で紹介されているのは「ZenFone 3 Deluxe」みたいですね。

 ということで、モデルは、「ZenFone 3」「ZenFone 3 Ultra」「ZenFone 3 Deluxe」の3機種展開になるようです。グローバルサイトにそれぞれが上がってますので、1つずつ見ていきましょう。

ZenFone 3
 
寸法 152.59×77.38×7.69mm
重量 155g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz*8?
メモリ 3GB/4GB
ストレージ 32GB/64GB
MicroSD 128GBまで 
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 これが最安のエントリーモデルというから驚きですよ。普通に考えればキャリアの端末は1台も売れなくなっても不思議じゃないくらいなんですけど…。
 さらに価格も驚きの249ドル。まぁ発売されたら間違いなく速攻で買いますね。
 ところで、CPUは2.0GHz*4+低クロック*4だと思うんですけど、公式サイトには「2.0GHz」という表記しかありません。まさか8コアともすべて2.0GHzということはあり得ないはず…。ちょっと今は調べている時間がないので勘弁してください(__;。

ZenFone 3 Ultra

寸法 186.4×93.9×6.8mm
重量 233g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 652 1.8GHz*4
メモリ 3GB/4GB
ストレージ 32GB/64GB/128GB
MicroSD 200GBまで 
ディスプレイ 6.8インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 2300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4100mAh
SIM形状 Micro SIM

 ほぼタブレットなので重さはしょうがないにしても、これで479ドルとかちょっとあり得ないですよね…。国内メーカーなら11万円台といったところでしょう。
 唯一弱点っぽいのがCPUなんですけど、それでも1.8GHzのクアッドなので日常ユースでは何の不満もないはず。むしろ大画面に貪り食われるバッテリの持ちに貢献できそうでいいじゃないですか。
 こういうのが出たらますますタブレットが売れなくなりますね。ってか、これを耳につけて電話するのはビジュアル的に大丈夫なんでしょうか(^-^;?

ZenFone 3 Deluxe

寸法 156.4×77.4×4.2~7.5mm
重量 170g?
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 820 2.15GHz*4
メモリ 6GB
ストレージ UFS2.064GB+128GB/256GB
MicroSD 128GBまで 
ディスプレイ 5.7インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 2300万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh
SIM形状 Micro SIM

 …これで499ドルだそうですよ、奥さんw。
 そうそう、本体重量にクエスチョンマークをつけたのは公式サイトに表記が無いためです。このスペックで170gなら何の不満もありませんよ。逆に重さはステータスだとすら思える私のような人種も存在することですし(^-^;、適度な重量感は至福へと繋がることもしばしば。
 何よりも、5万円そこそこの価格で6GBのメモリを搭載できるってどんな大冒険なんでしょうか。多いに越したことはないんでしょうけど、うちのZenFone 2だって4GBのうちの残量が2GBを下回ったことは無いですよ(*´ェ`*)。それを使い切れるアプリ待ち感が半端ないです。たぶん4年くらい闘えるように設定したんでしょうかね。だとするとますますこの499ドルは素晴らしい。1年あたり13000円、1ヶ月あたり1100円、1日あたり36円です。超絶お得感がだだ漏れますよ。…お金貯めておかなくちゃ(__;。

 さて、発売日は未定らしいので続報が待たれるところです。今の時期の発表ですから、遅くともQ4には確実に店頭に並ぶことでしょう。万が一Q3ということになれば、既に各キャリアの夏モデルが出揃っている以上、太刀打ちできる端末がGalaxy S7くらいしかありません。ASUS独壇場が見えてしまっています。
 だって、庶民派感覚から「絶対に欲しい」と思えるものが売れないはずがないじゃないですか。似たり寄ったりのスペックでテキトーに新機種を垂れ流していた他メーカーに対するカンフル剤となるのは間違いないでしょう。