PCデポのとんでもない問題が取り沙汰され、けっこうな大ごとになってますね。月額14000円もひどいですけど、解約料の20万円は悪質としか言いようがありません。私も最近はあまり足を運んでませんでしたけど、ますます遠のきそうな予感がします。同じようにちょっと疑いの眼差しを向けてしまうユーザーは多そうですねぇ。叩けば埃が出る企業体質って、簡単に改善できるものなのでしょうか…。

 さて、そんな話題に便乗してもあまり得は無い気もするので、今日は中華パッドメーカーの中から数少ない「買い」のものを紹介したいと思います。
 もちろんスペックだけで判断するのではなく、およそ20を超える中華パッドを購入した経験を持つ私が体感しての裏付けですのでorz
 残念ながらLenovoを除くとこの1社だけだったわけですがw。

 それは常に新しい路線を求めるメーカーとしても(ある程度)有名なOndaです。
 中国ってオンラインストアに気合を入れているところが多く、Ondaもそんな一つですね。タブレットの公式サイトはこちら

 まずは何と言っても安いです。
 タブレットはSIMスロットが無ければ技適を通ってなくても気にする必要があまりないので(本当はWi-Fi接続でも違法なんですけど、取り締まるすべがないので…あくまで自己責任です)、amazonでも輸入品が多数取り扱われてます。おそらくその中でも相当に価格より性能が上の部類の製品を作っていると思います。

 次に、画面が美しいです。十分以上に合格レベルですね。
 先日も書いた通り、スマートフォンやタブレットの各パーツの中で最もコストが高いのはディスプレイなので、中華パッドは往々にしてそこが削られているのですが、Ondaは昔からRetinaを採用するなどのこだわりを持っているので安心して購入することができると思います。

 また、工作精度が高いです。
 パッと見は価格よりもずいぶん上のモデルと感じるくらいにしっかりしてますよ。でも、本来はこれが普通であって、他の中華パッドがおかしいだけなんですよ(^-^;。
 ただ、注意も一つあって、私が購入したタブレットは(型番は既に失念しましたがorz)充電用USBケーブルが専用っぽかったです。ピンタイプではないものの、他の同形状のケーブルではまったく充電できなかったんですよね…。アダプタの変圧関連が理由でしょうか。

 最近はめっきりタブレットも買わなくなったので市場もこまめにはチェックしていないのですけど、よくよく見ると面白いものがありますよ。
 特にWindowsとAndroidのデュアルブートモデルですね。ですからCPUはAtomなんですが、Cherry Trailを採用しているので今後もしばらくは闘えそうです。

 例えばこれとか。

ONDA V919 Air CH

 直販サイトでは189.9ドル、GearBestでは178.79ドル、amazonでは27980円です。完全日本語化のぶん上乗せがされているみたいですけど、それでも費用対効果は群を抜いてますよ。



 スペック的にも十分ですし、何より9.7インチで2048*1536のディスプレイが嬉しいですね。HDMIも搭載されてますし、カメラ性能にさえ我慢できれば買いだと思います。

 他にも探せばWindowsのみとかAndroidのみとかで格安のものがあるのでぜひどうぞ。でもどうせならデュアルブートを体験してみたくもあったり(^-^;。

  余談ですが、中華パッドでAntutuのスコアにチートを挟んでいないものは皆無でした。最近のは分かりませんけど、少なくとも2年半前までは全部が嘘スコアでしたねぇ。それを抜きにしても、購入した中華パッドの中では最高の数値をマークしてましたし、使い勝手の悪いランチャさえ外せば相棒として十二分に活躍できる類のものでしたよ。

 というわけで、Ondaは割と信頼できるメーカーだと思います。「なんで国内メーカーのタブレットはこうも高いんだ!!」と常々感じている方は冒険してみてください(__;。なお、ksい各アプリ等を消すためにもルート化は必須ですのであしからず…。