しかしLeEcoは一躍脚光を浴びるメーカーになりましたね。10月16日に以下の機種の発表会が予定されていますが、現在公式サイトではメルマガの購読者を募集しているようです。興味のある方はどうぞ。

LeEco Le S3

 その10月16日に発表予定の端末の一つです。価格は299ドルだそうですよ。
 なお、公式ショッピングサイトで告知されていたページは突如として閉じてしまいました。理由はよく分かりません…。

寸法 151.1×74.2×7.5mm
重量 153g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 652 1.8GHz*4+1.4GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 非対応 
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3000mAh

 中身は以前から発売中のLe 2だと思いますので(同時に発表されるのもLe Max 2ですし)、それに準じてスペックをまとめています。ただ、Le 2にはHelio X20モデルもあり、アメリカで扱われるのがスナドラだけになるのかは不明です。
 他にはAndroid TVが数機種発表されるらしく、フレームレスの超極薄テレビは近未来っぽいですねぇ。上記同様リンクが死んでしまっているので、詳細は後日ということになるでしょう。
 中国でももちろん、アメリカでも「これは狙いたい」という意見が多いみたいです。このスペックで299ドルですから当然なんですけど、これを期に販売する国が増えていけばいずれは日本も…と考えてしまいますね。

Ramos MOS1

 3年前くらいからリーズナブルなタブレットで名前を見かけていたメーカーですが、昨年あたりはWindowsPhoneがメインだったような記憶があるんですけどね。もっとも、そのタブレットもOndaのようなWin&Androidのデュアルブートタブだったので、決してAndroidを扱わなかったというわけではないんでしょう。

寸法 154.3×77.3×7.6mm
重量 158g
OS Android 5.0
CPU Qualcomm Snapdragon 615 1.5GHz*4+1.0GHz*4?
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 非対応? 
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3050mAh

 スナドラ615はHUAWEIのGR5などに採用されているCPUですね。Androidも5.0と旧式な感じはしますが、その他のスペックは至極妥当なところで、予約価格110ドルということを考えるとあまりにもコスパが良すぎてビックリしますよ。
 念のため購入予定だという方に向けて書いておきますと、NFCは搭載していません。価格的にも難しかったのかもしれないですねぇ。
 なお、1年前に発売された上位機種のMOS1 MAXもありまして、こちらは6.4インチの大画面ファブレットとなっています。現在の価格が1万4千円弱と、半端ないお買い得感ですわ。

 当たり前のことなんでしょうけど、数年前のハイエンドモデルのスペックが今やローエンドになっています。しかし未だに日本ではあたかも「現在のハイエンド」であるかのように扱い、価格を是正する気もないのはどういう了見なんですかねぇ。ワイモバイルあたりで扱っている旧型モデルなんて、今の性能に照らし合わせたら端末価格は8千円程度ですよ…。普通に1日の仕事で稼げる金額です。
 スマートフォンはかつてのように手の届かない高級なものではなくなったと言えるかもしれません。変わらない群衆の認識を助長するような売り方は儲け至上主義と捉えられても仕方ないじゃないですか…。