とは言っても、様々な書籍であったりサイトであったりでさんざん紹介されつくしていますので、有益な情報と断言できず、さらにはまったくもって裏技的ではなく極めてポピュラーであるということをお伝えしておきます。

  ズバリ「覚えておくと便利なCtrlキー」です。

 …はい、みんな知ってますね~。でもですね、初級レベルのテクではありますが、私の知り合いやら同僚やらはほとんどこれ知りませんでしたよ。 中級レベルと思われる方々までも。

 Windowsはキーボード操作による便利な機能がたくさんあり、マウスを駆使しなくてもある程度のことはできるように作られています。その代表的なのが「Ctrlキー+○○」というものですね。
 使用頻度が多いものだけ挙げますので、面白そうだと感じたら検索してみてくださいね。書く必要は無いかもしれませんが、Ctrlキーはキーボードの左端と右端(テンキーやカーソルキーを含まず)の最下部に位置しています。

マウスでドラッグして全選択するのが面倒くさいよ~
というときには「Ctrlキー+A

右クリックから「コピー」って手間がかかるなぁ
というときには「Ctrl+C」 切り取りなら「Ctrl+X

右クリックから「貼り付け」って手間がかかるなぁ
というときには「Ctrl+V」 上書きなら「Ctrl+S

あっ間違っちゃったよ!!えーと、Undoボタンはどこ?
というときには「Ctrl+Z

 お気付きとは思いますが、これらの英字キーは左端に集中しています。
 つまり、右手でマウス、左手でCtrlキー+○○という作業スタイルを取り入れれば、効率が格段に上がるということなんです。頻繁にコピーやペーストを繰り返す作業では、これは絶対に取り入れるべきだと思いますよ。リンク集を作るときなんてURLをコピーして貼っ付けてというのがマウスだけだと面倒ですよね?ぜひこのテクは覚えておいたほうが便利です。

 おまけで、

任意のファイルやら文字やらを複数選択したいなぁ
というときには「Ctrl(離さないで)+マウスの左クリック

画面の文字を大きく(小さく)表示させたいなぁ
というときには「Ctrl+マウスのホイールを上下に動かす


 というようなものも紹介しておきます。マウスの左クリックとキーとの併用は「Shift」で範囲選択というのも覚えておくといいでしょうね。「Ctrl」だと個別選択になります。

 えー、「マウスを使わなくてもある程度のことはできる」と書きましたが、実は「キーボードだけでほとんどのことができる」んです。 機会があれば「Alt」についても触れますが、これらを組み合わせることで一切マウスが不要になるように作られているんですね。
 例えば、何かの不具合でマウスドライバが読み込めずにポインタが動かせない…といったトラブルにもキーボードだけで対応できるのです。もちろん、長い時間をかけて原因を突き止めドライバを入れ直して認識させる作業より、別のマウスを繋いで再起動したほうが圧倒的に早いので、別に必須テクとは呼べませんけどね(^-^;。