プラスワン・マーケティングは相変わらず精力的に新製品の開発と販売を行っていますね。店頭でこれまでの機種を触った感じではそこまでのチープさも感じませんし、海外のスマートフォンと同じ土俵で戦えるだけの選択肢になってきていると思います。

FREETEL KIWAMI 2

 発売日は12月22日だそうです。価格は税込み53784円。
 SAMURAI 極が発売されたのがちょうど1年前の11月20日だったので、サイクルとしてはたぶん予定より遅くなってしまったのではないかと推測。まぁそのぶん作り込まれていると考えれば納得もできます。

寸法 157.2×77.5×7.2mm
重量 168g
OS Android 6.0
CPU MediaTek Helio X20 2.3GHz*2+2.0GHz*4+1.4GHz*4?
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応 
ディスプレイ 5.7インチAMOLED
解像度 2560*1440
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 3400mAh

 ヌガーにアプデ対応予定だそうです。現在のカラバリはメタルシルバーしかありませんが、先代のように和柄が追加されたりするんですかね。
 Helio X20のクロックについては記載されていませんでしたので、標準のものを書いています。なお、A72コアは仕様上の最高が2.5GHzですので念のため。
 その他の変更点としては、MicroSD非対応になったこと(先代はデュアルSIMで片方がコンボスロットでしたが、今回は両方nano SIMです)、ディスプレイサイズが6インチから5.7インチと小さくなったこと、メモリとストレージが増えたこと、そしてメインカメラの画素数が減ったことなどです。もちろん、画素数=綺麗さとは限りませんので単純な比較はできませんけど。
 それで思い出しましたが、紹介しているサイトの中には「他のスマートフォンよりコア数が多い。一般的なクアッドコアの2倍以上のデカコアである」と堂々と書いているところがありますけど、数だけで比べたらいけませんよ。スナドラ821やA10のコア数が少ないからと言ってHelio X20より落ちることはありません。初心者にとって語弊がある書き方はしないほうがいいと思うんですがねぇ…。

 KIWAMI 2はFREETELのフラッグシップモデルなので、またある程度の数はさ捌けるとは思いますけど、売り方のポイントは「キャリアの端末よりもはるかにコスパが優れている」という部分を前面に押し出すことではないかと考えます。私ももちろんこうして取り上げていますが、可能な限り拡散していこうではありませんか。
 というわけで、詳細なレビュー記事を書きますからFREETELさんは無償で送ってくれたらいいと思いますw。

FREETEL Priori 4

 発売は1月ということでこれもけっこうな数の予約が入りそうですね。
 価格はPriori 3Sの定価よりも3000円以上安い税込み15984円。家電店などで2割引き1万3千円以下になったらかなりのコスパではないでしょうか。

寸法 144.8×71.5×9.5mm
重量 167g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT6737 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで 
ディスプレイ 5.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4000mAh

 1月発売予定なので、買ってすぐにヌガーにアプデできる気がしますね。
 先代との違いは、CPUのクロックがMT6735Pの1.0GHzからMT6737の1.3GHzに上がったこと、サブカメラの画素数が500万に増えたことなどです。評判の高かったバッテリ容量は据え置きと、コンセプトはしっかり踏襲していますね。
 また、カラバリも前回の3色から一気に増え、マットブラック、シルバー、ブルー、ピンク、グリーン、パープルとパステルカラーのラインナップが広がりました。これはREIで好評を博した流れであり、特定色を狙っている購買層も多い気がします。

 実は事前にメールで新製品発表のニュースが入っていたので、プラスワン・マーケティングのローテから言ってKIWAMIと3Sの後継だろうなというのは分かっていました(^-^;。KIWAMI 2についてはかなり以前から情報が流されてましたし。
 欲を言えば新製品でもう1機種が追加されてたりしたらもっと嬉しかったんですけど、それは次の機会の楽しみにとっておくことにします。今後も魅力的な製品を開発してほしいものだなと激しく希望しますよ。