他の新製品の話題もあるのですが、トピックスを小出しにしていかないとあとで大変なので…。

MediaTek Helio X23,X27を発表

 プレスリリースページはこちらです。
 簡単に仕様を表にまとめておきましたのでご参考まで。

Helio X23コアコア数最高クロック
 A7222.3GHz
 A5341.85GHz
 A5341.4GHz

Helio X27コアコア数最高クロック
 A7222.6GHz
 A5342.0GHz
 A5341.6GHz

 どちらもデカコアで、A53のクロックに加えGPU性能も上がっているらしいので期待できますね。それでいて消費電力は最大15%減とのことですから、ミドルレンジの製品への搭載も増えることでしょう。
 その他のサポートハードウェアはだいたいSnapdragonに追随するかたちです。
 X30の上位コアと同じくA73が盛られたらさらに楽しかったかもしれません。とりあえず最初に出てくるのはどこのメーカーの端末かという点と、ベンチの結果を首を長くして待つことにしますか。

ASUS ZenFone 3 DeluxeとUltraをインドで発売

 異様に安かったら糾弾してやると考えていたのですが、そんなことはありませんでした(^-^;。
 SD820でストレージ64GBのDeluxeが49999ルピー(約83600円)、SD821で256GBが62999ルピー(105300円)とかなり高価です。Ultraも49999ルピーとなっていますが、これだけ値段が張っても大型ファブレットは売れるということなんでしょうか。さすがに日本では考えにくい事象です。
 そろそろASUSの殿様価格設定が鼻についてきましたよ。売れてるからさらに困ったものですが。

Coolpad Note 3S,Mega 3をインドで発売

 インド市場は中国の次に巨大だという理由から、各メーカーが次々と参入しています。この端末もリリースは8月でしたが、今になって進出を開始したというところでしょう。
 Note 3Sは、5.5インチで1280*720のディスプレイ、スナドラ415、メモリ3GB、ストレージ32GB、1300万画素カメラ、2500mAhのバッテリというエントリーモデルで、価格は9999ルピー(約16700円)。
 Mega 3はさらに下位モデルとなっており、5.5インチ1280*720のディスプレイ、MT6737、メモリ2GB、ストレージ16GB、800万画素カメラ、3050mAhのバッテリで、6999ルピー(約11700円)。
 十二分に使えるスペックでありながらこの価格です。品質は知りませんが、1~2年しか使用しないならとにかく安いほうがいいという層がいることもたしかですし、こうしたメーカーが出てくるのは歓迎ですね。


 ふと思ったんですが、インドでも価格の末尾が9という売り方をしているんですね。10000ルピーと9999ルピーじゃコンシューマの感覚が明らかに違うということなんでしょう。
 全然詳しくはないので間違っていたらごめんなさいですが、日本における消費税にあたるものがインドでは物品税で、製造段階で徴収されるものだったと記憶しています。つまり内税ではなかったかと。
 であれば、日本の「9999円」は結局税込みで1万円を超えるため訴求力に欠けるのに対し、お釣りがもらえる9999ルピーが人気になるのも分かりますね。
 日本も内税にしてしまえば逆に価格競争が進むと思うんですけど、どうでしょうか?