些かフライングなのですが、仕様自体はほぼ確定のようですので書いてみます。公式に上がった後に間違っている箇所があったら訂正しますので。

HUAWEI Honor Magic

 リリースは12月25日となっています。Honorシリーズのモデルとしては至極ハイエンドに属しますね。

寸法 146.1×69.9×7.8mm
重量 145g
OS Android 6.0
CPU HiSilicon Kirin 950 2.3GHz*4+1.8GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応 
ディスプレイ 5.1インチAMOLED
解像度 2560*1440
メインカメラ 1200万画素*2
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 2900mAh

 なんと言ってもディスプレイサイズと解像度が素晴らしいです。dpiは576と、Galaxy S6 egdeに匹敵しますし、Kirin 950の性能をフルに引き出すための仕様と言ってもいいくらいではないでしょうか。
 価格は3699元(約6万2600円)と高めですが、Mate 9に迫るスペックでもあり、今後の値引きを考慮に入れるなら選択肢としては大いにアリでしょう。
 問題は中国以外で販売されるのかという点だけですね。

Coolpad Cool S1

 LeEcoとCoolpadの共同開発によるスマートフォンの最新版です。Coolpadは例のバックドアの問題があったため、LeEcoに迷惑をかけまいという配慮なのか、このCoolシリーズはラインラップに入れられてないんですね。
 なお、こちらの発売日は来年1月と、半月以上先です。

寸法 151.4×74.7×7.5mm
重量 168g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 821 2.35GHz*2+1.6GHz*2
メモリ 4GB,6GB
ストレージ 64GB,128GB
MicroSD 非対応 
ディスプレイ 5.5インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 1600万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4070mAh

 まぁLeEcoが絡むとこうなるでしょうね。スナドラ821をポンと載せられるところに恐怖すら感じます。
 インドでのローンチがあり、4GB/64GBモデルの価格は17999ルピー(約3万1300円)と目玉が飛び出るほどの激安設定。
 これでも、ここ3ヶ月でルピーが最も高い状態ですので、最安だった10月で計算すると2万7千円ほどです。まぁ実際は単に円が下がっているだけで、現在のルピー→米ドルは265.22ドルになり、諸外国ではさらにお得感が増している状態と言えますね(ちなみに、米ドル→日本円レート変換でも3万1300円…転売厨乙です)。

 これなら普通に3台くらい買ってもいいですね。さすがにバックドアを入れておくような愚かな真似はもうしていないでしょうし、こういう落ち目のメーカーを狙うというのもそれはそれで妙味があると思いますよ。


 来年も引き続きLeEcoは台風の目になりそうです。動画サービスで十分儲かっているからスマートフォン販売での利益は度外視なのかもしれません。そう言えばXiaomiの偉い人も、「利益がゼロでも売り続ける」みたいなことを言っていたような気がします。
 日本でこれらに太刀打ちできないのは、コストよりも人件費の問題が大きいと"表面上は"されてますよね。純粋なメイドインジャパンならそうかもしれませんが、製造に海外の工場を要していないメーカーが果たしてあるのかという話になりますよ。いいように騙されてやしませんかねぇ…。