電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

電脳世界の進化を見つめるブログへようこそ

パソコン

リムーバブルメディアのあれこれ

 久々にニュース以外の記事です。カテゴリはその他になるんですけど、該当する部分が多い「パソコン」に入れています。

 今年になってからスマートフォンでも「2TBまでのMicroSDカードに対応」という仕様を目にするようになりました。
 大容量SDカードの先駆者でもあるサンディスクが1TBのSDXCカードを発表したらしく、ラインナップに加わるのも近いということです。MicroSDとして一般的に出回っているのはせいぜい256GBで、1TBやら2TBやらはまだまだ先になりそうですけどね。

 そんなわけで、今日はリムーバブルメディアのあれこれについて書いてみたいと思います。
 定義は「着脱可能な記憶媒体」とされています。広義にはHDDも含まれますが、ここではあくまで補助的なものについてのみ記述します。ご了承ください。
 その種類は非常に多岐に渡るので、詳しくはwikiをご参照いただければと思います。

 マイコン時代の記憶媒体と言えばカセットテープでした。データ専用の少し厚みのあるテープも売られていましたが、市販されているごく普通のカセットテープでも代用できたのでとっても便利でしたねぇ。しかし特に夏場は伸びてしまってデータが読めなくなることも多かったので、冷蔵庫保存してましたよ。

 その後世界を席巻した記憶媒体はやはりフロッピーディスクでしょう。今となっては信じられませんが、雑誌の付録などもフロッピーという時代があったんですよ。また、自作erなら、RAIDを組む際やAHCIを入れる際に必須だったのでつい最近まで使っていたという方も少なくないと思います。
 フロッピーディスクは容量に超えられない壁があったため、次第にCDやMOなどによってリムーバブルメディアとしての地位を奪われていくことになります。

 MOは大容量ということもあり、フロッピーと同じようなお手軽さが気に入ってしばらく使っていました。データ保存用というよりはバックアップ目的が主でしたが。使わなくなった時期は640MBが普及したあたりだったでしょうか。大容量になればなるほどその遅さに耐えられなくなり、空のメディアだけが大量に残る結果となったのでした。

 CDやDVDがリムーバブルメディアとして現在のようになるまでにはけっこうな時間がかかったと記憶しています。パソコンに搭載されていたものも、最初期は書き込みができないCD-ROMでしたし、のちにCD-RとRWが付いたもの、そしてCD-RとDVD-ROMのコンボドライブ、さらにDVD-R付きと、ゆるやかに発展してきたのです。個人的にはカートリッジ型のDVD-RAMが好きでしたねぇ。あれってPDの流れを汲んでいるでしたっけ。記録面が美しくてずっと眺めてました(^-^;。

 パソコンだけではなく、デジカメなどのようにデータをデジタルで記憶できる装置も増えてきたため、メモリーカードも隆盛を極めました。今思えば、どうしてあんなに種類があったんだろうと…。
 スマートメディアとか、メモリースティックとか、xDカードとか、コンパクトフラッシュとか。あー、ノートパソコン用のPCカードもリムーバブルメディアの類でしたか。胴体部分が異様に太い外部ストレージ的なPCカードもありましたねぇ。
 SDカードもこうしたメモリーカードの一種でして、それも含めいろいろと出揃った頃に転送速度を測ったことがことがあるんですよ。一番速いのはCFでしたね。リードは40MB/sを超えてましたから、その頃のUSBメモリの倍以上の速さでした。

 そんな中で最も普及したのがSDカードとMicroSDカードだった…という感じで今に至ります。リムーバブルメディアとしてはUSBフラッシュドライブも該当するのですが、パソコンでもモバイルでも読み書きできるという利点があるMicroSDには敵わないですからね。

 思うに、工業製品の淘汰の歴史は数あれど、殊更リムーバブルメディアに限ってはそれが顕著ではないかと。
 しかし、上で軽く流してしまいましたが、USBフラッシュドライブの万能さは今後も絶対に淘汰されないレベルだと信じています。ほんとに出始めの頃の64MBの時代から使ってますし。当時は5000円くらいだったような…。
 同じように外部ストレージの値段で考えると、一番最初に買った外付けHDD(SCSI接続)は320MBで3万5千円でしたね。これが科学の進歩というやつですか。

Bluetoothを活用する

 待てど暮らせどASUS日本のサイトにZenFone 3の情報が上がりませんね。
 おそらく、出荷台数削減の煽りを受けて、予約数を捌けるだけのストックが準備できていないんでしょう。仮に正式に発表があって予約が開始されたとしても、欲しい人に行き渡るためには2ヶ月くらいかかりそうな感じです。
 そもそもASUSの日本法人ってこうした端末を扱うために設立されたわけじゃないので、後回しも致し方ないのかもしれませんが…。

 さて、今日はBluetoothのお話をしたいと思います。別にカテゴリはパソコンに限定しているわけでもなく、単に該当するものが多かったので元々の規格であるところに入れただけです。

 Bluetoothという名称が公式に発表されたのは1998年のこと。意外と古いですね。なぜ「青歯」なのかはWiki等をご参照ください。
 簡単に言えば無線通信規格の一つで、2.4GHz帯を使って端末と周辺機器のやりとりを行うものになりますね。国際規格ですからIEEE 802.15.1が振られています。ロゴはスマートフォンの通知領域にも出てきますので、見たことがあるという方も多いでしょう。

 実際に使い物になり始めたのはバージョン3以降だと思いますね。2009年は4月に3.0、12月に4.0がリリースされ、変革の年となりました。新し物好きの私も当然試してますけど、それ以前はさすがに実用的では無かったという記憶があります。特に安物のBluetoothマウスはポインタが飛んでお話になりませんでした。…4.0以降でもそれはあまり変わってませんけどね(-_-;。
 今後実装されるのはバージョン5.0でして、相当に距離が離れていても認識するという進化があるのですけど、Windowsで標準サポートされるのが4.1までですから現時点ではドングルでの対応ということになりますか。

 使うにあたってはまず機器が対応している必要があります。パソコンやスマートフォン本体と、周辺機器の両方ですね。
 次に、本体のBluetoothが有効になっていてなおかつ周辺機器の電源が入っていることを確かめます。この状態でないとペアリングできません。周辺機器によってはペアリングのためにスイッチを入れたりしなくてはならないものもあるので、説明書等をご覧の上設定してください。また、だいたいは暗号キーが必要となるので、それも入力しないといけません。最近はNFCを使ってキーなしに接続できるものも増えてますけど。
 ペアリングが完了すると、接続した機器リストに表示が挙がるはずです。

 使えるようにするまでがけっこうな手間なので、「Bluetooth対応機器が使えない」というのはだいたいしっかりとした手順を踏んでいない場合が多いです。また、今でこそ電力消費は少なくなりましたが、以前はガクガク電池が減っていたものです。そこらへんとの兼ね合いもあるので、機器は最新のものから選択することと、必要か否かを吟味したほうがいいかもです。特にスマートフォン本体のBluetoothを有効にしていると、バッテリの減りが著しいものも多々あります。常に周辺機器を探しに行っていることが主な理由ですので、使わないならオフにしておきましょう。

 では、どんな機器があるのかというのもおさらいしておきます。

・ヘッドセット
 一番有益と感じるのがこれでしょう。スマートフォンならハンズフリーの通話ができるので便利です。

・ヘッドフォン、スピーカー
 ワイヤレスなのでケーブルの煩わしさを感じることなく音楽等が楽しめます。

・キーボード、マウス
 デスクトップパソコンだとそこまで利点は感じませんが、USBポートの少ないノートPCや、USBポートが無いスマートフォンやタブレットなどでは重宝します。特にWindowsタブでは無いと困るくらいです。

 その他にも、スマートウォッチなどの腕時計型端末や家電製品、ゲーム機なども対応しており、使い道はますます広がりそうです。

 最後に2つ注意点を。

 1つ目は通信距離の長さに関する仕様について。
 Bluetoothでは「Class」と呼ばれる分け方がなされていて、Class1なら100mまで、Class2なら10mまで、Class3なら1mまでと決まっています。当然Class3のものは遠くから接続することはできないので購入の際には考慮しなくてはなりません。また、遠距離になればなるほど消費電力も上がりますのでそれも覚えておくべきでしょう。

 2つ目は対応プロファイルについて。
 詳細はWikiをご覧ください。購入予定の製品に対応するプロファイルが書かれていないと使用できません。メーカーサイトはもちろん、ECサイトにも記載されているはずですので要チェックです。

 実は未だ発展の余地がある分野なので、今後も使いやすい規格を目指してバージョンアップしていくと思います。現在販売されているほとんどのスマートフォンやノートPCにはBluetoothが搭載されていますから使わないのはもったいないです。いろいろと調べてみるのもまた面白いかもしれませんねぇ。 

夏の時期の熱暴走を防ぐ

 人間も熱暴走しそうなくらい暑い毎日が続いてますが、電子機器もやはり熱は大敵ですんで、今日はその対策をまとめてみたいと思います。

 もしかしたら珍しくニーズがあるかもしれないということで(^-^;、端末別に。

○デスクトップパソコン

 筐体が大きくなるほど熱暴走しにくくなりますが対策は必要です。
 まずは温度のモニタリングから。ソフトウェアレベルで監視するなら「HWMonitor」とか「Core Temp」とかがおすすめ。CPUの温度が60度を超えるとかなり危険です。落ちないうちに策を講じたほうがいいでしょう。HDDも非常に熱に弱いので、取り返しの付かないことになる前に対応したほうがいいと思いますよ。
 基本的には風通しをよくすることです。特に背面で熱が溜まってしまわないように、壁との距離を20cm程度は確保するべきです。よく机の下で壁にピッタリ付けている方がいますので、今一度ご自宅の設置状況をご確認くださいね。
 夏の間だけファンの回転速度を上げるという手もあります。「SpeedFan」で調整できるならそれでもいいのですが、対応していないファンも多いので、できればBIOSで指定してあげたほうが確実です。3ピンのファンやペリフェラル接続は回転数が固定のものがあるため、ファンコンを噛ませていたりもしましたが、今の時代ファンコンってあまり見なくなりましたねぇ…。直接サーマルセンサーを貼って温度をモニタリングできるのは便利ですよ。うちのはscythe製品だらけですけど、この時期はとっても重宝します。
 ファンについて補足すると、ゴミやホコリが多数付着していると送風能力が落ちますから、常にきれいにしておきましょう。エアダスターで飛ばしてやるだけでもかなり違いますよ。
 あとはやはり冷房を使って部屋の温度を直接下げてあげることですかねぇ。実はこれが一番確実。どんなに風を当てようと、室温以下に冷えることはないため、最も効果的というわけです。
 何はともあれ備えあれば憂いなしということで。

○ノートパソコン
 デスクトップパソコンに比べるとファンも小さく排熱効率は低いです。大半のものは本体下部から吸気して側面や背面で放出という形状だと思いますが、高性能であればあるほど夏場は厳しくなるということを覚えておきましょう。
 また、シロッコファンだとHDD等から出た熱は逃がせません。触って熱いと感じるようなら、台座タイプのノートPCクーラーを導入したほうがいいかもです。可能な限りお金をかけたくないということであれば、ゴム脚を4つ用意して乗せるだけでもけっこう違いますよ。デスクトップと同様ですが、周囲に物を置かないという点も心がけましょう。
 あと、必殺技の一つとして、据え置き限定でしか使わない職場のノートPCならバッテリを外してしまうという方法もあります。劇的なまでの効果は期待できませんが、余計な熱が発生しないので各パーツの寿命には好影響です。

○スマートフォン等

 車の中や直射日光が当たるところに置いておくのは厳禁です。ある程度の温度になると安全機能が働いて電源が落ちるようになっている端末が大半ですけど、その場合は再起動の条件が「冷えること」なので使えるまでに非常に長い時間がかかってしまいます。さらに、早く冷やしたいからと言ってクーラーの風を直接当てるのもアウトですよ。内部で結露が発生して壊れてしまうことも…。最大の対策は「熱くしないこと」なんです。
 スマートフォンにはファンのような強制的排熱機構が備わっていないので、ゲームなどの激しい処理をさせ続けるとどんどん熱が蓄積されていくんです。ブラウジングあたりだとそれほど問題ありませんけど、バックグラウンドで複数のアプリが常駐しているならなるべく解除しておいたほうが賢明ですね。
 また、全体を覆うタイプのカバーやケースは熱がこもる原因になります。金属筐体ではその特性を活かした排熱を妨げることになってしまいますし。外で使う機会が多ければバンパータイプがおすすめです。

 以上、長々と書いてきましたけど、すべての機械に当てはまるのは「使用電力量と発生する熱量は比例する」という点。つまり高性能なものほど熱が出るということに他なりません。使った電気は熱になっているわけです。裏を返せば、スマートフォンの電池の減りが速いと感じる方こそ対策が必要だと言えるでしょう。5.0以降のAndroidの機能として備わっているバッテリーセーバーを使えば、強制的にクロックを落とすことも可能なので、試す価値はあるかもしれませんよ。

 というわけで、大変な事態にならないうちにしっかりと対策を講じておきましょうというお話でした。 

パソコンの使い方は人それぞれ

 大枠で括ったタイトルで申し訳ありません(^-^;。限定できないくらい多岐に渡っているのでやむを得ないのですよorz

 「へぇ~。パソコンでそんなこともできるんだ」と感じていただけたなら幸いです。…あ、「時間と金はどこから出てきたの?」というツッコミは自粛の方向でお願いしますw。
 では、所有している8台のパソコンに割り振っている用途を列記してみますか。

【ブログ用】
 もちろんブラウジングも兼ねてますが、キーボードとマウスが一番手に馴染んでいる物を繋ぐという差別化を図っています。
 現在書いているこのPCなわけですが、MS Officeは入っておらず、OpenOfficeで代用。ちょっとしたものならこれで必要十分です。同僚とファイル共有でもしない限り、印刷して紙モノになったらどれも同じですよ。
 また、IMEにはブログでよく使う文言を登録しているため、環境移行がしづらいです。

【メール受信・返信用】
 メールには最もウィルスに対する注意を払うという意味から、独立させたPCで運用しています。以前住んで家ではインターネット回線を2つ有していたので、万が一感染してしまった場合にネットワークを介して広がらないように完全独立させることができたんですけど、今はちょっと無理。メール用PCにだけ固定IPを振っているくらいですねぇ。

【仕事用】
 これにはOfficeと諸々の仕事用ツールが入れてあります。最低限のスペックのPCを仕事用にしているのですが、家にあるPCの中で唯一RAID1で組んだものですよ。
 ちなみに、画像ファイル等については個々のPCでは保存せず、すべてNASに入れるようにクセがつきました。共有する可能性があるものはNASに放り込みます。

【ブラウジング用】
 相当な数のブラウザを入れてあります。ブログ用PCとGoogleアカウントは共有なので、ブックマークで困ることもありません。ついでに、各サイトのパスワード管理もこのPCでまかなってます。それと、基本的にHTMLはツールを使わないで書いていくためどのPCでもできるのですが、動作チェックがし易いのでこれがメインになってますね。
 実は死んで一番困るのは、仕事用ではなくこのPCかもしれません。「パソコンが死ぬ」という意味と「自分が死亡する」という意味の両面からw。

【お絵描き用】
 ペンタブを繋いでいます。使用ソフトは「SAI」と「Photoshop」と「Illustlator」と「Shade」と「IllustStudio」。結局「CLIP STUDIO」にアプデしませんでしたねぇ。私の画力だと描いてて特に困ることもなかったですし、目的が「自己満足」で完結しているので…。
 単純にお絵描きを楽しむというよりは、バナー等に使う図形の描画に重宝するんですよ。当然、レタッチなんかも全部このPCに任せてます。CPUはそこまで高性能なものではありませんがメモリは8GB積んでます。せめてレンダリング時に固まらないようにという願掛けで(^-^;。

【TV録画用】
 PT3ですね。他の録画用ハードだとネットワークが見られないものが多いのです。ただ、録画データをNASに入れてしまうとあっと言う間に容量が貪り食われてしまう関係で、フォルダにネットワーク共有設定を乗せてます。このPCの全HDD容量は12TBとかw。録画してもほとんど観ないんですけどorz

【DVD等視聴用】
 録画用と分けている理由は特にないのですが(^-^;、テレビに繋げているので他の用途にできないだけで…。
 いくらHDMIで接続したからと言ってテレビがモニタの代わりになることはあり得ません。日常ユースには不向きです。あと、サラウンドスピーカとかにはあまり興味がないので、普通にテレビから音を出しています。

【作曲用】
 これが一番高性能のCPUとSSDを搭載してますねぇ。使用DAWは「SONAR」と「Cubase」と「ACID」と、無料のツールがたくさん。7万円くらいのオーディオインターフェイスからプリアンプに出力し、パッシブスピーカで鳴らしています。趣味と実益を兼ねている関係で、そこいらの音楽制作PCよりは割と本格的かと。
 当たり前なんですけど、各種VSTも合わせると、このシステムの構築に計80万くらいかかっている予感orz コンデンサマイクも3本持ってます。ノイマンのがとにかく高かった(T_T)。

 以前はさらに加えて【動画編集用】とか【ゲーム用】とかがあったのですが、ニコ動にもすっかり投稿しなくなりましたしゲームも興味がなくなったものですから…。若かりし頃は、パッケージからインストールする市販のゲームとかMMOとかもやりまくってたんですよ。有名なタイトルのアカウントはほとんど持っていたかも(^-^;。大概レベル10前後の激弱でしたがw。恐ろしく時間を浪費するのでやめたという理由が大きいです。
 それに、あえて触れませんでしたが、WHSが2台とLinuxサーバが1台あります。ファイル共有ではなくバックアップ用が主たる目的なので省略。

 えーと、本当は今日、docomoとCerevoが開発した「SIM CHANGER ⊿」のニュースについて書こうと思っていたんですけど、それだけで一つの記事というのがなんとなく腑に落ちなかったので、次回の電脳ニュースに含めることにしました。ご了承くださいまし(__;。

マイコン時代を振り返る

 このブログの1日あたりの閲覧数が2人とかだった7ヶ月前、パソコンの歴史を振り返ったことがありました。今日はその続きになります。せっかく最新の話題を提供して順調に訪問者数が伸びているさなかに、気が触れたかのような30年前へのプレイバックw。まぁ世代的にビンゴという方もいらっしゃるかもしれませんので書いてみますね(^-^;。

 私、今年でパソコン歴が34年になります。年端もいかぬガキの頃からZ80Aマシンを駆使し、朝までゲームプログラミングをしていました。今思い起こすととにかく楽しかったなぁと。何もかもが新鮮でしたね。
 バイブルは専ら「マイコンBASICマガジン」と「I/O」。年間定期購読当たり前ですよ。参考書なんかよりよほど念入りに読んでいた記憶があります。
 最初は読者投稿の簡単なゲームをひたすら打ち込み、カセットテープに保存して楽しんでいました。これは集中力との戦いで、最後まで入力して「よし!!カンペキ!!」と思っても、"RUN"した瞬間に表示されるシンタックスエラー。ゲームやりたさに1行ずつ見直し、やっとまともに動くようになった頃には窓の向こうに朝日が顔を覗かせて…という毎日でした。うん、完全に宿題とかやってませんでしたね(^-^;。

 英語の元の意味がよく分からなくても、毎度同じ命令を入力していると「なるほど、これってこういうことなのか」と理解できるようになります。次第に「自分でもゲームが作れるんじゃなかろうか」と思い立つのは必然と言えるでしょう。
 特に感化されたのは、あの中村光一さんが作った「ドアドア」でした。マイコンでここまでできるのかと。テキストベースの擬似キャラを動かして遊んでいたあの時代に、グラフィカルで可愛いキャラがヌルヌル動くなんて別世界のような気さえしましたねぇ。
 尤も、アーケードゲーム界ではその2年前にドンキーコングやギャラガ、ニューラリーXといったビッグタイトルが誕生しているので、時系列的には特段疑問の余地も無いわけですけど。ちなみに、ドアドアが発売された1983年には、当時としては信じられないほどの美麗グラフィックだったゼビウスもゲーセンデビューしています。初代マリオブラザーズもこの年ですね。

 ドアドアはカセットテープメディアでの発売形態だったので、中身を見ようと思えば見ることができました。当然全部マシン語で、ここからプログラムの内容を知るのは無理でしたが。
 つまり、8ビットマシンの処理能力はけっこうなものだったんですよ。BASICはあくまでプログラムを動かすためのプログラムなので、現在で言うところのOSではありません。直接処理させるマシン語のほうが圧倒的に速いのは言うまでもなく、そこからマシン語も勉強し始めました。
 しかし、オールマシン語で組むのはデバッグの関係もあったために困難を極め(高価なコンパイラなど購入できるはずもなく…)、BASICからマシン語を読み出して擬似的に動かすのが限界でしたね。それでも、32x32ドットのキャラがドット単位で動くようになったのは嬉しかったですよ。当たり判定までのタイムラグはアクションゲームには向いていないレベルでしたけど(^-^;。

 この流れでいけば工学系とか理系とかの高校に進みそうなものですけど、そうしなかった一番の理由は、時を同じくしてファミコンが発売されたからなんですよね~。カートリッジがあればプログラミングは必要なく、自然とマイコンも押し入れに入っている時間が長くなっていきました。次にゲームのためにマイコンを使うようになるのは5インチフロッピーが出始めた頃というわけです。

 えー、ゲーム系のブログではないのですけど、半分くらいは傾倒してますね(^-^;。しかし、家庭用のマイクロコンピュータが普通に買えるようになった創生期から見つめてきた進化の系譜は、やはりゲームの歴史でもあり、ニーズがあるものこそ最も進化するという象徴のような気がするのですよ。
 タイムトラベルものじゃないですが、当時の自分に現代のスマートフォンを見せたら、きっと腰を抜かすでしょうねぇ…。 

ウィルス対策ソフトの思い出

 タイトルがそこはかとなく矛盾を生じさせてますけど、ここ5年くらいまったく有償のウィルス対策ソフトを買っていないので、あえてそんな文言をセレクトしてみました。また、カテゴリを「インターネット」ではなく「パソコン」にしているのも同じ理由で、モバイル用のウィルス対策ソフトを購入したことが無いからです…。

 先日、「シマンテック製ソフトに複数の脆弱性」というニュースが流れてビックリしましたけど、実はそんなあたりからの回顧なんですよ。
 例に漏れず、まさに「ノートン様!!」の時代を生きてきたものですから、昔のパソコンには全部ノートンを導入していました。1ライセンス8千円でしたから、既に10台近くのPCを所持していた私にとってみると、1年間の出費はかなりのものでしたね。

 ある日、ブラウジング専門に使用していたパソコンの動作が至極不安定になり、いろいろと調整を試みるもまったく直る気配がなかったのでウィルスを疑いました。当然まずはノートンでスキャンをかけてみたのですけど、たかだか5GB程度のHDDを調べるのに一晩かかったんですよ。結果は感染ゼロ。さすがにこれはおかしいと思い、Web上でウィルスチェックができるものを使用して再度スキャンしてみたところ、出るわ出るわウィルスの嵐…。笑ったのはノートンのプログラム本体が感染していて正常な働きができないようになっていたことでした。
 ということで、今に始まったことではなく、プログラムの脆弱性を突かれるというのはかなり前からあったことなんですよ。たしかノートンシステムワークスの頃だったと記憶しています。

 そんなこんなで、ユーザーからの評価もかなり低く、メモリ喰いとしても有名だったノートン様は、以降まったく使わなくなりました。だいたいのパソコンにプリインストールされ、30~90日間試用が可能だったマカフィーも、最初の1台で使ったのちに気に食わなくて即刻アンインストールしていました。

 軽さが気に入って3年くらい継続して買っていたのがウィルスバスターですね。2005~2007だったかと思います。やめた理由は2007の常駐レベルがとんでもなく重いものになってしまったから。たった一度のこうした事象で、ユーザーって離れてしまうんだという顕著な例だと思いますねぇ。

 そのあとに気に入ってずっと使ったのはカスペルスキーでした。軽さと高い検知率を兼ね備えたアンチウィルスで、特にメールチェック時は非常に活躍してくれました。しかしこれもバージョンアップが進む毎に重さが増していき、結局捨てることに…。

 同時期に「どうせなら全部試してみようじゃないか」ということでほぼすべての市販品を買い漁りました。もちろん現状とは合っていないと思いますけど、そのときに感じたことを書いておきます。
ESET → 軽い。安い。あまりに軽すぎて検知率が不安になるレベル。
ウィルスセキュリティ → 重さは普通。だが使い物にならない。ウィルスダダ漏れ。
G-DATA → 死ぬほど重い。パソコンの動作を阻害するなんてもんじゃない。起動時間が2分延びる。そのぶん機能は優秀。
F-Secure → それなりに重い。官公庁でも使われていると聞いて導入したが優秀さは垣間見えず。

 他にも名も知れぬものを3種類ほど入れてみたのですが、今は消えてしまっていることからも分かるように実用に耐えうるものではありませんでした。一番ひどかったのは「DLに対するセキュリティがキツ過ぎて、どんな設定にしようが自身の定義ファイルのアプデすら通せない」というソフトでしたねぇ。製品名も覚えてませんけど。

 最終的には軽さと安全さを天秤にかけてESETが生き残ったので、しばらくお世話になってました。私がこれまで使った中では一番ユーザーフレンドリーだった気がします。これから導入したいという方にはおすすめしますよ。
 でも継続使用をするにあたっての決断は結局お金の問題になってくるということもあり、「経験を活かして危険を回避すればフリーでもイケるんじゃね?」と思ってからは一切購入していないのですけど。何と言っても40台近くのPCに入れないといけなかったわけですから…orz

 avastは普通に重いのですがAVGは軽いのでほとんどのPCに入れていました。他には、ほぼネットには繋げないけど気分的に必要かもというマシンにはClamwinでしたよ。これは常駐しないので、普段巡回するサイトに危険が少ないという方にはおすすめです。ただ、ウィルスチェックは手動でした。どうせ手作業ならネット上のウィルスチェックサービスを使っても同じかもしれませんけどね。
 今はAVGで満足しているので一切他のものは試していません。あしからず。

 ウィルス対策って、とどのつまりは自分自身のセキュリティ意識に係ると思うんですよ。普段のブラウジングで危険なところにも気軽に足を踏み入れてしまうとか、メールはすべて開く主義だとか、そういう方はキツめの対策ソフトを導入しなければいけないでしょう。逆に、過去に感染した経験があるとかで、どんなところにウィルスが潜んでいるかが分かっているなら、それはウィルス対策ソフト以上に貴重な壁です。軽めのソフトでも危機意識と併用すれば強固なセキュリティとなり得るのですよ。やっぱり知識とか経験って大切ですよね。
 私がこれまでのPCライフから培ったものは、セキュリティをソフトに任せっきりでおんぶに抱っこなのは良くないということです。シマンテック社のニュースから、そんなことを感じさせられました。

EaseUS「Partition Master Professional」を使ってみた

 前回、「Todo Backup Home」を試用させていただいて、すごくユーザーフレンドリーな作りになっているなぁと感動したので、もう一つパーティション管理のアプリケーションを使ったレビューも書くことにしました。実は自作をするようになってからこうしたパーティション管理系は使うことが無かったのですが、これは自作派にもおすすめできる作りになっていると感じました。昔よくあったようなエラーばかり吐く超不安定なソフト群とは別格です。

 バージョンは「Partition Master Professional 11.0」になります。ダウンロードはこちらからどうぞ。
 また、パーティション操作に関する簡単なヘルプページもありますので、そちらも併せてお読みいただければ分かりやすいかと思います。

 なお、今回インストールしたPCは仕事用のマシンで、前回テストしたものとは別です。
 組んだのはちょうど3年前の6月。CPUはAMDのA6-5400Kという省エネ&省コストPCです。OSはWindows7で、システムドライブにSamsungのSSD「840」120GB*2をRAID0で組んでいます。いつもなら初期設定で分けているはずのテンポラリ用ドライブを切っていなかったために、この機会に利用させていただくことにしました。

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 起動するとディスク情報を読み取って表示してくれます。RAIDにも対応しているので、お目当てのCドライブが
しっかりと出てきてくれました。

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 先んじて「クリーンアップ・最適化」の効果を検証してみることにしました。

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 対象ファイルを細かく設定できます。ChromeのキャッシュやCookieは消されたくなかったのでチェックを外しましたが、それでもトータルで564MBのファイルをクリアすることができました。表記が「564MB 個のファイルを…」となっているのはご愛嬌(^-^;。

 で、最適化して、ビフォーアフターで速度を比較しようと思ったのですが、そのデフラグが1時間放置しても1%から一向に進まなかったので今日のところは断念…。そもそもSSDはデフラグをかけるものでもないですし、まぁいいですかね。ちなみに、3年前に比べてランダムリードの速度落ちが顕著だったので、そこが改善されるか確かめたかったのですよ。時間ができたときにやってみます。お待ちください。

 このツール部分だけを抜き出して、DL価格980円とかにしたらかなり売れそうな予感がするのは私だけでしょうか(^-^;。

 では本題のパーティション管理に。

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 項目がこのように表示されます。今回は分割が目的だったので、まずはCドライブのサイズを調整することに。

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 バーの両端にある丸い印をドラッグしてサイズ変更できます。きっかり5120MBにしたかったのですが、微調整が難しくて一番近いところを選択しました。上下ボタンで設定しようとすると、前後の未割り当て領域が連動して動いてしまうので、その部分は改善を希望します。サイズを直接入力できるようになるといいですね。

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 「OK」を押すと、未割り当て領域として新たなドライブ候補が出てきます。プライマリ設定にし忘れていましたけど、あとからいくらでも変更可能なので問題ありません。

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 操作メニューから「パーティションの作成」を選択します。ラベルはご自由にどうぞ。別に付けなくとも構いません。ドライブレターは順に充てられます。これもあとから変更可能です。

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 最後に、上の左から3つ目のアイコン「変更を適用」というチェックマークを押さなくてはいけません。このまま終了してもパーティションには反映されませんのでご注意を。

 リブート後、BIOS上のドットテキストで進行状況が出てきますが、ほぼ待ち時間も無く、そして当然何の問題も起こらずに再起動完了です。

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 しっかりと作成したパーティションがWindowsから認識されています。このあと、ここにページファイルと各キャッシュを置くように設定しました。
 ドライブレターは、「C システム」「D テンポラリ」「E データ格納庫(HDD)」「F DVDドライブ」というように順番に付けたかったのですが、「Partition Master Professional」ではオプティカルドライブのドライブレターを変更できないので、それはまた別作業になります。可能なら、付けられている全てのドライブレターを一括で変更できる仕様にしていただけるとありがたいですね。

 さて、このソフトウェアは前回紹介したもの以上に機能が豊富で使い込み要素が満載だと感じました。システム要件もかなり低めですし、XPだけでなく、リムーバブルメディアやFAT12にすら対応しています。例えば、写真が満載されている大容量のメモリーカードでも、2GBずつに切り分けることで、32bitのXPでも認識可能になったりとか、昔のパソコンのデータドライブを数GB切ってネットワークドライブ専用にしたりとか、他にも有益な使い方がたくさん見つかりそうです。

 今回は私の環境が特殊ということもあり(^-^;、分割のみのレビューとなりましたが、メーカー製PCのパーティションの切り方に納得がいっていない方には打って付けの製品だと思いますね。最近のは知りませんけど昔は、320GBのHDDを200GBと120GBに分けて後者をデータドライブにしているとか、1TB以上の大容量HDDでありながらまったくパーティションが切られていないとか、そんな意味不明なものが多かったんですよ。自分が使いやすいように自由にカスタマイズできるという点からも、このソフトウェアを導入する価値は大きいと思います。まずは体験版をDLされてお試しになってみてはいかがでしょうか。

EaseUS「Todo Backup Home」を使ってみた

 バックアップソフトって信頼性が一番の鍵だと思うんですよね。ネットのレビュー等ももちろん参考になりますけど、やはり体験版を使ってみて確かめられるというのは良いことです。

 EaseUSさんの公式サイトはこちらです。無料版のダウンロードはこちらからどうぞ。
 今回使わせていただいたのは「Todo Backup Home 9.1」になります。詳細についてはヘルプをお読みになるのが手っ取り早いと思いますので、併せてご覧いただければ幸いです。

 なお、インストールに関する解説は省略させていただきます。おそらく初心者でも問題なく進める作りになってますので。
 また、初回起動時に「ブータブルディスクの作成」を求められますが、スキップしても構いません。「ツール」ボタンからいつでも作成可能です。

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 GUIはこんな感じでとってもシンプル。ゴテゴテしていないのは好感が持てます。
 一つ一つ見ていくと、だいたい何をしてくれるのかがお分かりになると思います。

 バックアップに関してはスケジューラがとても重要なので、まずその項目をチェック。

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 「毎週」か「毎月」を選択しておけば安心です。容量にもよりますが、「完全バックアップ」は時間がかかるので「増分」か「差分」で問題ないでしょう。
 設定はとても細かく、かゆいところに手が届く仕様になっています。
 もちろん、手作業でバックアップすることも可能なので、お好みでどうぞ。

 では実際にバックアップを作成してみます。

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 「ディスク・パーティションバックアップ」で、システム領域とCドライブとEドライブを選択し、「実行」をクリックします。保存先は暫定でEドライブに指定してみたので、Eドライブのバックアップを同じ場所に取るという意味不明なことをしているのはご愛嬌(^-^;。

 補足ですが、このPCは60GBのSSDを2台でRAID0にしています。そのうちDドライブとして5GBを切り、そこに各キャッシュを置く設定にしています。なのでDドライブのバックアップは必要ありません。
 Eドライブはデータ用で2TBのハードディスクです。

 保存場所の指定はさまざまで、ローカルドライブの他に「ネットワーク」「NAS」「クラウド」が設定できるようになっています。そもそも起動ができない状態になるとそのバックアップファイルすらも読み込めなくなってしまうので、外部に保存するのが最善策でしょう。

 中段あたりにある「セクタバイセクタバックアップ」は丸ごとコピーみたいな意味合いだと考えていただければ。とにかくOSのファイルシステム云々を無視してすべて正確に、まさに「コピーする」というコマンドです。これにチェックを入れるとファイルサイズがけっこう増大しますので、頻度高めのスケジューリングをしている際には外したほうがいいかもしれません。

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 Eドライブは200GB弱しか使っていないのですが、相当に時間がかかるようです。
 バックアップを実行したのち、徐々に残り時間が増えていって最長で2時間強になりました。スクショを撮ったのはその直後だったのですが、いきなり53分まで減っています。Eドライブのバックアップが意味が無いことに気付いてこのあとキャンセルしたのですけど(^-^;、一度増えた後に確定した残り時間が減っていく速度は時間の流れを華麗に無視しているので、バージョンアップで正確性を期す方向にシフトしていただけると嬉しいですね…。
 まぁ、パソコン関連の残り時間が正確なものに遭遇したことが無いので難しいとは思いますけど。

 ちなみにこの後、システム領域とCドライブのみおよそ60GBのバックアップを作成したのですが、それにかかった時間はわずか2分程度でした。これまで使ったソフトと比較してもかなり優秀だと思います。この時点でお勧めできるのですよ。

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 復元の方法もいたって簡単です。チェックを入れて「次へ」を押し、復元先を指定するだけ。「SSDに最適化」というチェックボックスもあるので、レスポンスの向上も見込めるかもしれません。うちの環境ではまだ試していませんのであしからず(__;。

 さて、個人的には必要な機能だった「メールバックアップ」が、エラーになって実行できません。Outlook云々のコメントが表示されるので、Thunderbirdは無理だということなんですね…。Thunderbirdのプロファイルをコピーするのって手作業になってしまうんで、この手間をなんとかしたかったんですけど。バックアップソフトで一元管理できたら嬉しいですよね~。

 「Todo Backup」のシステム要件は、CPUが500MHz以上、メモリが1GB以上と、7~8年前のPCでも動くような割と低めの動作環境になっています。ただ、それよりも重要なのはストレージ速度ですよね。転ばぬ先の杖とは言え、毎度ストレスがかかるようなバックアップをしなくてはならないのは本末転倒。
 ならばクローン機能を使ってまるごと移行させてしまうということもできそうです。昔は別の専用機械で2台繋いでポチっと押してしばらく待つ…みたいなコピーをしてましたが、今は簡単にできるようになりました。いい時代です(^-^)。

 ちょうど多忙が重なってしまいレビューが遅くなりましたが、使ってみて分かったこのソフトの素晴らしさを伝えるために、いつも以上に長文にしてみました。稚拙な文章につき魅力が伝えられたかどうかも分かりませんが、まずは体験版をダウンロードしてみることをお勧めいたします。
 パソコンであらゆることをやり、さまざまなものを詰め込んでいる方も多いでしょう。バックアップソフトは、「あって困るものではない」という時代から、「絶対に必要なもの」へと変わってきたと思います。この機会にぜひご検討くださいな。

ハードディスクやSSDの速度と健康状態を知る

 やっと多少の余裕ができたので、2週間ほど前にご依頼を受けたEaseUSさんのソフトウェアの試用に取り掛かれます。レビューは今しばらくお待ちくださいm(__)m

 さて今日は、パソコンのストレージに関するツールを紹介します。

 長いことパソコンを使っていれば、ハードディスクドライブやSSDが遅くなってきたりエラーが溜まったりという状況は避けられません。私の経験上、ハードディスクはどんなメーカーの物でも、SSDはPLEXTOR製以外はほぼすべて、こういった現象に遭遇します。別にPLEXTOR社の回し者ではないのですけど(^-^;、M5Proは組み上げてから丸三年が経過した今もほとんど速度の落ちはありません。
 ちなみにSSDに関しては、速度の低下はあっても致命的なエラーが起こることは稀だと考えています。これまでにエラーを吐いたものは1台だけでした。RAID0で組んだんですけど、片方が死んだらしくWindowsの挙動が非常に不安定になり、最終的に起動しなくなったんですよ。原因の切り分けまで至らなかったのでおそらく初期不良だったんだろうと結論付けましたが、それ以外はまったくもって健康に稼働し続けています。あ、台数を書かないと参考になりませんね。RAID0を2台としてカウントすると14台のうち不具合は1台だけという数値になってますよ。率としては高いと考えるかもしれませんが、エラーが起きたSSDは新古品のバルクだったんです。正規品は不具合ゼロ。

 前置きはこのくらいにして、いつもお世話になっているツールは「CrystalDiskMark」と「CrystalDiskInfo」です。作者さんのサイトへのリンクを貼っておきますね。

CrystalDiskMark

 ストレージのデータ転送速度を測るためのツールです。プログラム本体がとっても軽いのがありがたいですね。フリーのツールにしては割と短いスパンでアプデがあるので、こまめにチェックしたほうがいいと思います。

 何と言っても、パソコンのマイコンピュータから参照できるすべてのドライブの速度を測れるのが素晴らしいですよ。ローカルドライブだけではなく、もちろんUSB接続のHDDやSDカード等も、ネットワークストレージや、ドライブレターが割り当てられていればWindowsの共有フォルダも、さらにはRAMドライブまでも計測できちゃいます。個人的にはRAIDドライブ&AMDシステムのRAIDに対応したあたりが最も感動しました(^-^;。

 おまけ的な使い方として、ネットワークストレージの場合、ボトルネックが何なのかを知る手掛かりにもなるということが挙げられますかね。例えばルータを替えて計測したりとか、HUBを替えたりLANケーブルを替えたり、ジャンボフレームの数値を変更したりといった様々な要素がどう速度に絡んでくるかを確かめられます。これはなかなかに面白いですよ。

 システムをインストールするドライブで最も重用なのは「IOPS」というものです。「Input/Output Per Second」の略で、そのまま秒間の読み書き可能回数を表します。一般的には4KBのランダムリード・ライトが数値として扱われることが多いです。特にシステムドライブの場合、細かく読み書きするためにシーケンシャルリード・ライトはあまり意味がありません。
 SSDの場合には目安が8万~10万。これを超えていれば相当に快適と言えるでしょう。
 CrystalDiskMarkでは画面上にこの数字が出てこないので、ベンチ終了後に「コピー」をしてテキストエディタ等に貼り付けてください。「Random Read 4KiB」の右側に表示されているはずです。

CrystalDiskInfo

 ストレージの温度や稼働時間、エラー情報などを知ることができるツールです。残念ながら物理ローカルにしか対応しておらず、外付けのHDD等は読み込めませんのであしからず。RAIDで組んでいる場合には1台ずつ切り離されて表示されます。RAID0なら大抵の場合はエラーの数値は一緒になるみたいですけど。

 これは転ばぬ先の杖的な使い方をするべきものでして、例えば中古で買ったパソコンのストレージの状態を確かめたりとか、最近調子が悪くなってきたパソコンの原因を突き止めるための一つとして用いたりとかがいいかと思います。

 なお、一つ一つの項目については解説されているサイト等を参考になさってくださいませ。文言で検索してもいいでしょうし、もしかすると対応策なんかも載せられているかもしれませんので。

 ウチのHDDたちはこれによるとかなりの頻度でエラーを吐いてくれやがっています。特に経年劣化は深刻で、4年以上経過するとまず高確率で何らかの黄色表示・赤色表示にお目にかかれますよ。
 IDEの頃ならドライバの消去&再起動&自動再インストールで速度が復活したものですが、SATA以降はそんなに簡単にはいかないのでこういったツールの重要性はさらに増したと言えるでしょう。

 余談ですが、昔のパソコンから取り出した250GBのHDD4台を1TBのRAID0ドライブとして使った時期があったんですけど、ある1台が赤色警告になってから1週間ですべてパーになりました(^-^;。RAID0は諸刃の剣なのでしょうがないのですけど、4台使うなら5とか10とかにしとけよ…みたいな話です。でも容量の誘惑には逆らえなかったorz

 ということで、現在試用中のソフトウェアはバックアップ用途のものになります。不健康になってしまったドライブを知ることももちろん必要ですが、いざというときのためのバックアップはもっと必要です。二段構えが安心のために欠かせないという流れでレビューに続きます。

パソコンの時刻を正確に合わせる

 スマートフォンやなんかの時刻はだいたい正確なわけですけど、これは電波時計のような仕組みとはまた別で、3G回線に乗っている時刻情報に同期させているらしいです。タイムゾーンやなんかを初期設定時に指定しているはずですので、それが関連しているというわけですね。Androidだと、「設定」から最下部の「システム」内にある「日付と時刻」の中の「日付と時刻の自動設定」がオンになっていれば勝手に補正してくれているんですね。

 Windowsパソコン内部の時刻も、自動で正確に同期するように設定されているはずです。しかしこれは「ネットに繋がっていること」が前提なんですね。ネットワークから切り離されたパソコンでは、どんどんズレていきます。「久々にパソコンを起動したら時刻がかなりズレていた」なんて現象に遭遇したことがある方も多いでしょう。
 これはBIOSが持つ時計機能に依存しているからで、およそ正確とは言えない内部の時計によって制御されているのが原因です。どのくらいダメダメかと言うと、安いマザーボードなら1ヶ月で15分ズレるくらいのレベルですよ。さらに、あまりにも正確な時刻から離れてしまうと自動同期がうまく働かなくなります。インターネット時刻サーバにエラーを返されてしまうんですね。見た目にはそれが分からないので、手動で調整したという経験は誰しも有しているのではないでしょうか。

 この同期タイミングはデフォルトで1週間に1度となっています。設定上は「604800秒に1回」ですね。この間隔を短くするには、レジストリを変更する必要があります。

(Windows7の場合)

スタートメニュー→「プログラムとファイルの検索」ボックス内に「regedit」と入力・実行します。

HKEY_LOCAL_MACHINE
 SYSTEM
  CurrentControlSet
   Services
    W32Time
     TimeProviders
      NtpClient 

       まで階層を降ります。

右にある「SpecialPollInterval」をダブルクリックします。

「値のデータ」を修正します。24時間間隔の更新にしたいなら、10進数で"86400"に、16進数なら"15180"に書き換えます。時間→秒数の計算法については書かなくていいですよね(^-^;。

再起動後に設定が有効になります。

 これをすることで、前回の更新から24時間が経過していると自動で補正がかかるようになります。「最近やたらパソコンの時刻がズレてるんだよなぁ…」という方はぜひお試しください。

 それと、NTPについても一応書いておきます。
 NTP(Network Time Protocol)は時刻を同期させるためのTCP/IPアプリの一つで、原子時計をもとに定められたUTCに接続して正確な時刻を得ています。まぁ詳しくはWikiでもご参照ください。

 Windowsのデフォルト設定は「time.windows.com」になっていると思いますが、その昔はここが非常に混雑していて満足に更新できなかったんですよね。なので、これを最安定だった「ntp.nict.jp」に変更するというのが、上の間隔調整と並んで環境構築に欠かせない設定の一つでありました。
 まぁ、今はtime.windows.comも問題なく繋がりますので特に気にする必要はありませんけど…。

 蛇足ですけど、最近の節電ブームの一貫としてパソコンの大もとの電源を切っていたりコンセントを抜いていたりする場合、時計はとんでもなく大きくズレる(起動するとえらく昔の日付になっている)ことがあります。その際はパソコン内部の電池が消耗している可能性が大ですね。
 BIOSの内容を保持するために内蔵されているボタン電池は、業者に交換を依頼すると法外な価格を請求されます。誰でも交換できる仕組みですし、電池そのものの価格は300円前後ですから自分でやりましょう。というか、コンセントが差さっていれば自然にマザーボードには給電されるために、この電池が消耗することはありません。節電対策の弊害と言ってもいいかもしれませんよ。

 参考までに、今のパソコンならずっとコンセントに繋がっていても1W~2W程度しか電力を使いません。待機電力というやつです。約3週間繋ぎっぱなしにしたところで1000W。ドライヤーを1時間使うのと同じ電力消費です。
 ということで、業者に交換を頼んでしまうとその電気代以上に貪られてしまうので、どちらが良いかは言わずもがなですよね。

 パソコンの時刻が不正確で良いことは一つも無いので、ぜひご自分のパソコンの設定を見直してみてはいかがでしょうか。

パソコンでしかできないことを探す

 自分自身もそうなのですが、スマートフォンでできることはパソコンでやらなくなったなぁと最近思います。
 でも、決してパソコンが無くてもいいとは感じません。例えば現代の若者の「スマートフォンがあれば固定電話もパソコンも要らない」という考え方には賛同できかねます。

 そこで今日は、「パソコンにしかできないこと」を探してみたいと思います。
 あくまで私見ですのでご了承ください。

・動画編集

 今はスマートフォンでできないこともないのですが、ファイルサイズが巨大になればパソコンでしか対応できないでしょう。処理能力の問題もあり、やはりパソコンが有利なのは確実です。この構図がこのあと逆転するとは考えにくいですね。

・大量の文字入力

 Bluetoothでキーボードを繋げばスマートフォンでも可能と言われますかね。なので「大量の」という文言を付加しました。コピペなんかの作業もパソコンに分がありますので、文書に関連した趣味や仕事でスマートフォンが市場を席巻することは無いと思われます。 

・CD、DVDの作成

 当たり前と言えば当たり前ですけどね。完全に残るかたちでバックアップを取りたければ、こうした改変不可にできる外部メディアは今も重要です。もしかするとスマートフォン用のそうしたドライブが今後発売されるかもしれませんけど、ちょっと現実的ではありませんね。

・ハードウェアの拡張

 スマートフォンでは到達が無理なレベルまで拡張できてしまうのがパソコンの利点とも言えます。ハードディスクだって好きなだけ増やせますし、メモリ量も然りです。デスクトップPCなら「もっと大きな画面にしたいなぁ」とモニタを替えることもできますね。

・マルチタスク

 音楽を聴きながら、ウェブサイトを巡回し、仕事の文書も片手間にポチポチと打ち、メールもチェックして、SNSにも書き込み、画像データの編集もやってなお、ファイル管理までできてしまうのがパソコンです。これは画面の大きさと処理能力に起因するので、スマートフォンの完全な敗北ですね。

 他にもまだありそうですけど、結局「スマートフォンがあればパソコンが必要なくなる」という時代は来ないと思うのです。
 興味深いデータとして、国際調査によるデジタル端末の所持率が発表されていましたので参考までに。

13~19歳までのノートPC所持率 先進国中最下位
13~29歳までのデスクトップPC所持率 先進国中最下位
13~29歳までの携帯ゲーム機所持率 先進国中1位

 という感じです。お国柄が激しく見え隠れしてますね。
 ちなみにスマートフォンの所持率は、15歳までが最下位なものの、16歳~29歳まではトップクラスに躍り出ます。保護者の考え方の違いが如実に反映されている気がしますねぇ。
 さらに、タブレットに限ってみると、どの世代でもダントツの最下位ですよ。これがより小さいものに憧れる国民性に依るものなのかは不明ですが、海外のメーカーは日本で製品を売りにくいだろうなぁと思いますね。かと思えばメイドインジャパンは嘘みたいな価格設定だし、コンシューマを舐め切った市場の在りようが上のような偏ったデータに繋がったと言えるかもしれません。5万円のタブレットと1万円のゲーム機じゃ、どっちを買うかは火を見るより明らかですから。

 なので、今後はますます若者のパソコン離れに拍車がかかるのでしょうけど、同時にパソコンでしかできないことは敷居の高いものとして扱われるんですかね。新入社員にパソコンの使い方を教えなくてはならないのが、現代の会社の生産性を低くしている要因らしいですよ。このままだと、教えることのできる年齢層はどんどん上にシフトしていきますよね。半分以上の社員が1日中パソコンの使い方をレクチャーされて終わる…なんてビジネススタイルがすぐそこまで来てたりして(^-^;。

なぜPCを自作しなくなったんでしょう…

 パソコンカテゴリも主に自作に関することが大半を占めているというマイノリティに満ちたブログへようこそw

 …とは言うものの、ここ2年くらい組んでないんですよね~(´Д`)。そろそろ自作erを名乗るのもおこがましくなってきましたよ。なので今日はタイトルの通り、どうして自作から離れてしまったのかを自己検証してみます。

 念のため、自作PCとは何かというのを解説しておきますか。
 我流に書くと、「パソコンに必要な部品をそれぞれ単体で購入、もしくは抜き出して集め、1台のコンピュータとして動くように組み上げること」ですかね。
 例えば、ショップブランドPCのように、部品構成を自分で選んでお店に組み立ててもらうスタイルのものについては、「BTO(Build to Order)パソコン」と呼ばれて区別されるのが普通です。自作erのプライドから、BTOを自作PCと呼ぶような輩とは友達になれませんのでw

 では自作PCにはどんなメリットがあるのかを考えてみます。

 まず、「オリジナリティが出せる」ことが挙げられるでしょう。
 PCケースに奇抜なものをセレクトすれば、メーカー製PCでは出せない存在感を手に入れられます。発光ファンを多数使って派手な演出をするもよし、ネオン管で夜の街をアピールするwもよしです。
 このようなニーズもあるため、PCケース市場は二極化の傾向にシフトしてきました。機能重視のオーソドックスなデザインと、ゲーマー向けのギミックてんこ盛りデザインを、好みで自由に選べるわけです。

 次に、「パーツ構成を自由に決められる」ことが最大の強みとして挙げられます。
 CPUは最先端のギガ速にもできますし、消費電力志向でTDPの低いものも選択可能です。メモリだって予算が許せば好きなだけ積めますし、SSDでRAIDを組んで超快適マシンを組み上げることも容易です。ファンレスPCだって、組もうと思えばできないことはありません。
 つまり、自分の用途に100%合致したPCを作ることができるのです。

 さらに、「オーバークロックが楽しめる」こと。
 対応したCPUとマザーボード(とメモリ)が揃ったらやらない手はないでしょう。intelのCPUならクロックアップに比例して性能が上がるので、安定稼働できる上限を探せば価格以上のマシンを組めてしまいます。しかしながらこれは諸刃の剣なので、CPUやマザーが死んだりブルースクリーンがデフォルトになったりする現象に対する耐性を身に付ける必要があります。心臓が弱い方にはおすすめしません(^-^;。

 最後に、今はそれほどメリットとして感じられなくなりましたが、「安い」ことがよく言われていました。
 特に海外の激安PCが入ってくるようになってからは、コスパは決して褒められるものではなくなってしまったのですけど、5年くらい前までは大手メーカー製PCと比較して半額以下で同等性能のPCが組めたものです。余っているパーツがあれば2万円出さずとも1台できたんですよね。特にCPUクーラーなんてマルチプラットフォームの物が多いですし、いくらでも流用はできました。SATA規格のオプティカルドライブやストレージも然りです。
 この価格の面が、自作市場の衰退に直結したのは間違いないでしょう。かく言う私も似たような理由が半分ですね。

 もちろんメリットばかりではありません。自作ならではのトラブルに見舞われることもしばしば。
 まずパーツの相性問題。経験上の発生率は5%にも満たないのですが、起動せずに悩み抜いた末にパーツ交換で呆気なく直ったという例もありましたし、避けては通れない道だと思います。最近は初期不良こそ減りましたが、極稀にハズレを引いてしまうのはやむを得ないと諦めるべき。手間を惜しまず返品交換するのが吉です。
 また、放熱に関しても意外にシビアなので、何らかの組み立てミスがあったりエアフローが不完全だったりするとすぐ落ちるマシンが出来上がってしまいます。この対処は経験が物を言いますかね。
 OSとドライバに関しても自己責任です。問題なく動くようにするために、下手したら組み上げた時間以上に費やさなければならない点については覚悟が必要です。
 トラブルシューティングはとにかく時間を浪費しますし、精神衛生上もよろしくありません。これらを勉強と割り切れなければ自作には向いていないかもしれませんね。

 さて、本題に戻りまして、私が自作道から遠ざかってしまった理由を振り返ります。
 単純に金銭的・時間的な側面が大きいのでしょうけど、一番の原因はスマートフォンにあるでしょうね。興味が移行したと言うべきかも。
 自作をしていて楽しかったのは、組み立てる過程と環境設定とベンチでした。だいたいにしてパソコンの存在意義を考えれば30台も40台も要らないのですよ。なのに繰り返し組んだのはまさにそれらが理由です。そして結果的に居住スペースがパソコンとパーツで溢れ返った事実から、さすがの私もこれは歯止めをかけるべきと、より小さな体積のスマートフォンやタブレットに矛先を変えたのは当然の成り行きだと思います。何事もほどほどがいいという悪い見本でしたorz

 ということで、今後しばらく自作道に戻ることはないと思いますが、何かの折に有益な話題など提供していけたらと考えておりますので、生温かく見守っていただければm(__)m

ドットピッチでモニタを選ぶ

 パソコンカテゴリにしていますが、一部スマートフォンも記述しますのであしからず…。

 この「ドットピッチ」って、あまり馴染みのない言葉かもしれませんね。「画素ピッチ」「ピクセルピッチ」「素子サイズ」とも呼ばれます。簡単に表すと、モニタ上の1ドット(ピクセル)の幅(および高さ)のことです。正確には素子の中心点から隣の中心点までの距離ですけどね。一般的にはこれが大きいと画面が粗く見え、小さいと精細に感じるという具合です。最近は「1インチあたりに何ピクセルあるか」というのを表した"PPI"という単位のほうが一般的かもしれませんけど。
 もちろん、文字や画像をよりきれいに表示するために、小さいドットピッチのモニタを選択するのが正しいということになるのですけど、そこには画面サイズが絡んできますので一概にそうとも言い切れない部分があります。というわけで、代表的なサイズと解像度を挙げて考えていきたいと思います。

画面サイズ(inch)アスペクト比解像度(横)解像度(縦)ドットピッチ(mm) 
174:3128010240.263 
194:3128010240.294 
1916:1014409000.284 
2016:916009000.277 
21.516:9192010800.248 
2216:10168010500.282 
2316:9192010800.265 
2416:10192012000.270 
2716:9192010800.311 
2716:9256014400.234 
2716.9384021600.156 
31.516:9192010800.363 
31.516:9256014400.272 
4016:9384021600.231 
(参考)     
416:911366400.078iPhone SE等
4.716:913347500.078iPhone 6s等
516.912807200.087HUAWEI Y6等
5.516:9192010800.063iPhone 6s Plus等
5.716:9256014400.049NEXUS 6P等
616:9192010800.069Ascend Mate 7等

 こう見ると、いかにスマートフォンが高精細であるかが分かるのですが、実際は目と画面との距離が違うので、ドットピッチが大きい液晶モニタが粗く見えるということはありません。
 経験上、22インチの1680*1050は非常に見やすかった記憶がありますし、ドットピッチが0.3mmを超える27インチの1920*1080だって粗いなんて感じないですね。

 挙げていませんけど、古い32型の液晶テレビで1366*768だとドットピッチは0.519となり、さすがに粗が目立つようになります。0.2mm以下の微細な違いでも人間の目は反応してしまうんですね。また、ノートパソコンはデスクトップ用の液晶モニタよりもずっと高精細になりますので、「ノートのほうがキレイに見える」という理由に繋がっています。

 文字サイズを変更すればテキスト自体はいくらでも見やすくできますが、画像はそうもいきません。つまり、目的によってドットピッチを選ぶというのが正しいスタイルと言えるでしょう。用途が画像中心なら高精細の、つまりドットピッチが小さいモニタを買えばまず後悔はしないと思いますね。以前も書きましたが、PC用のモニタの場合には色温度もあとから好きなように調整できますし、パネル方式とドットピッチを最初の基準に据えて問題ないというのが今日の結論です。

 余談ですが、iPhone等のRetinaディスプレイについてはwiki等をお読みいただくとして、仕様上には表れない高精細ぶりが魅力なのです。今後ますます解像度が上がってとんでもなく美麗な画面になっていくんでしょうねぇ。人間の目に判別できる限界を超えるのも時間の問題だと思います。
 …あと、今気付きましたが、スマートフォンの縦と横が逆だけど、table全部直すの面倒なのでお気になさらない方向で(^-^;;;。

NASのすゝめ

 この「ゝ」は踊り字というもので、UnicodeはU+309D。
 最近だと顔文字の鼻部分( ´_ゝ`)としてよく使われているので「何と打って出せばいいのだろう」と悩んだ方も多いのでは?…「どう」の変換で「々」も「ヽ」も「ゝ」も「ゞ」も「〃」も出ますよん。

 というどうでもいいネタを書きたいわけではなく( ´_ゝ`)、今日はNASのお話です。

 NASは「Network Attachment Storage」の略です。wikiには"Attached"と表記されてますが、私は名詞形で覚えていましたのでそちらで書きました。ちなみに翻訳すると「ネットワーク接続ストレージ」になります。ほぼ訳されていません(^-^;。読みは一般的に「ナス」で通じます。
 余談ですけど、パソコン関連の英語略称の読みってルールのようなものは存在しませんよね。このように無理やりローマ字読みにするパターン(他には"GIF"とか"MIDI"とか"SCSI"とか諸々)と、1文字ずつアルファベット読みをするパターン("USB"とか"IME"とか"ADSL"とか諸々)とに分かれるので、初心者の方がつまずく要素だったりもします。でも、実はこういった文言をすんなり読めるというのは日常生活においてまったく役に立たない技能ですのでw。

 さて、NASがどんなときに必要なのかと言いますと、「職場や自宅に2台以上のパソコンがあってファイルの共有をしたいとき」ですね。
 パソコンではなく、ネットワークに直接繋ぐのが特徴であり、各パソコンからアクセスするというかたちでファイル操作が可能になります。
 オフィスだと専用のファイルサーバをおいているところが多いでしょうから、NASの出番は限られるかもしれませんが、家庭用として考えてみるとこれは相当に便利ですよ。

 例えば、これまでUSBメモリ等に入れてデータをやり取りしていたものが、エクスプローラーからあたかも内蔵ストレージであるかのごとく扱えますから。しっかりとホームネットワークを組んでいれば、家のどこにいても、どのパソコンからでも同じファイルに行き着けるという点はNASの一番の強みです。
 Windows標準の共有フォルダを設定すればいいじゃんと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そのパソコンは常時稼働しても大丈夫なのでしょうか。NASは消費電力の面からも優位で、一般的なファイルサーバ機に比べて4分の1以下に抑えられます。さらにはミラーリング等のRAIDが組める機種を購入すれば、知らぬ間にファイルのバックアップが完成しているというおまけ付きですよ。

 私はかつて42台のマシンをホームネットワークに繋いでましたので(今は8台(^-^;)、NASは必須でした。以前も書いた通り、Linuxベースのファイルサーバ1台、WHSが2台、NASが4台で運用していましたよ。そうでもしないとバックアップが間に合わなくて…orz ってかこれでも全然足りませんでした。合計で14TBくらいあったんですけど(^-^;;;。
 現代は写真やら動画やらをどんどん保存すると思うので、パソコンのストレージもあっと言う間に圧迫されると思います。NASがあればそこに放り込んでいけますから精神的にも楽なのです。ファイルの管理という面からも一箇所にまとめておくのは非常によろしいかと。

 ということで、敷居の高いHDD組み込み型よりは、IODATAとかBaffalloとかの出来上がりのNASが使いやすいと思いますので紹介します。うちのも2台はこれです。


 

 容量的にはやはり4TBがお得感が強いと思います。
 あと、あまりいらっしゃらないと思いますが(^-^;、ネットワークの中にXPが入っている場合でもネットワークHDDなら問題なく使えます。外付けおよび内蔵のHDDは2TBまでしか対応していないのですけど、ネットワークにあるHDDならその枷が外れるのですよ。これは意外と知られてないことだったりします。

 セレクトした商品の基準は「速いこと」と「RAIDが組めること」ですね。もっとも、RAID1にしてしまうと容量が半分になってしまうので、容量なのかバックアップなのかという目的をしっかり持って設定してください。出荷状態ではRAID0になっています。
 また、これらのNASの性能を最大限に発揮するためには、1000BASE、つまりギガでネットワークを構築している必要があります。LANケーブルも5eと言わず6以上を使ってくださいね。ファイルサイズの巨大な動画なんかをコピーするには絶対にギガのほうがいいです。不要な待ち時間が消えるので作業効率も上がりますよ。

 付属のツールがあるのですけど、私は使っていません。ネットワークドライブに設定したほうが圧倒的に使いやすいですし。可能なら、NASのIPアドレスは固定したほうが何かと便利だと思います。スマートフォン等からのアクセスが楽になりますので。

 NASはLinuxベースの独自OSで動いていることが多く、そのためHDDだけを取り出しても読み込めない場合があります。ですから、いざという時のためにRAID1がおすすめなのですが、最近はそんなに簡単にHDDも飛ばなくなってきてますし、出荷状態のRAID0でもいいのかもしれません(^-^;。速度も容量もバックアップも必要だと言うなら、3台以上のHDDが搭載できて5や10が組める空NASを買うという手もありますね。まぁ、そこまでいくと普通にファイルサーバを組んだほうが安上がりだったりもするのですけど…。

ヒートパイプってご存じですか

 そう言えばパソコン関連もカテゴリに組み入れてあるのに最近めっきりご無沙汰でした。基本はソフトウェアの情報を書くブログというスタンスですけど、自作erは自ずとハードウェアのテクノロジーも頭に入ってしまうので、今日はそんな話題を一つ。

 発熱が小さかった昔のCPUやらチップセットやらは冷却機能も大げさなものを必要とせず、486のODPだってファンは無くてヒートシンクのみでした。それが次第に性能が上がると排熱の問題が生じ、必然的にファンが追加されるようになります。5年くらい前まではCPUのTDP(サーマルデザインパワー=熱設計電力)が上がり続け、PC内部の体積の半分近くがCPUクーラーで占められるという自作機も珍しくありませんでした。

 初期の頃のCPUクーラーは単にヒートシンクに風を吹き付けるだけのものでしたが、intel、AMDともリテール(純正)クーラーにもヒートパイプを採用したことでこれが主流になっていきました。元凶はやはりPentium4だと未だに考えております。BTX規格の頃は60dBを超える爆音でしたし、それでもしょっちゅう熱暴走してましたから…。
 CPUクーラーだけでなく、同じく高性能化していったグラフィックボードやチップセットにもヒートパイプが使われ、PCの安定動作に一役買うようになったのもこの頃からです。ハイエンドのマザーボードなどでは冷却能力を謳うものが少なからずありましたね。

 ヒートパイプの仕組みはそれほど難しいものではなく、毛細管現象を応用した熱移動の技術が用いられています。伝導率の高い銅が使われるのが一般的で、ヒートシンクを貫いている構造のものが多いようです。マニアックな話だと、CPUに直にヒートパイプが触れる方式は効果が無いとしてscytheが頑なに採用しなかったことなどは自作erしか知らない情報ですよね(^-^;。一方、ヒートシンクのフィンはアルミが採用されている場合がほとんどです。銅だと重さの面もネックになりますし。全銅のクーラーも使ったことはありますが、ワイヤーを張らないとマザーがしなって無理でした(__;。
 んで、このヒートパイプは両側がしっかり塞がれています。そうでないと内部で循環できませんからね。一度切断してみたことがあるのですけど、アンテナ線の中身のようなウィックと少量の冷却液が出てきました。機械的なものではなく、これでそんなに効果があるんだろうなぁという印象を受けましたね。実際に放射温度計でヒートパイプの温度を計測してみると、CPUに近いところとその逆側ではかなりの差があるので、放熱には欠かせないということが分かるのですけど。

 余談ですが、ヒートシンクのフィンが多重構造になっているのは生物界の知恵を流用しているからだそうです。ちょっと下ネタチックで公には書けないものですけど(謎)、恒温動物が放熱のために有している機構にヒントを得たらしいですよ。似たような例を挙げると、かたつむりの殻が汚れに強いという構造を解析して外壁の表面加工に応用しているとか、専門に研究・開発を手がけている会社もあるみたいですね。

 さて、話を戻しまして、なぜこのネタを書こうかと思ったのかというと、昨日の記事の繋がりからこんなニュースを見つけていたからです。この2ページ目に「ヒートパイプを採用した」と書いてあるんですね。高性能を求めるとスマートフォンでもやはり必要ですか…と感じたので、記事に起こしてみたというわけです。
 今後の主流になるのは確実でしょうけど、やはり本体重量との兼ね合いがあるので、例えばカーボン素材とかも使われるようになればまた価格が上昇するじゃんとか世知辛さも感じてしまうのですよ。
 んでも、性能だけで機種を選ぶなら昔からGalaxyは抜けた存在ですので、このS7 edgeにも非常にそそられるのです。日本での発売が未定とか書いてますね。何だかんだで大手3キャリアで扱うことになるのでしょうけど、一般の人ってこのヒートパイプの恩恵とかは知る由もないので、もしカタログスペックなんかに書いてあればそういうことですよという老婆心でまとめてみた次第です。

 ソフトウェア中心に書くと宣言しておきながら思い切りこんなテクノロジーで書いているあたりとても文系の人間とは思えませんけど、たぶん自作erなんてみんなこの程度の知識は有していると思うのですよ(^-^;。

プリンタについて考えてみる

 パソコンカテゴリとはちょっと違う気もしますが、他に該当するところがないもので(^-^;。

 仕事関係やら配付物やらは今も紙媒体が主役なのは変わらず、それらを印刷するためのプリンタは必須です。
タブレットに提示することもできます。しかし、クライアントがそれを欲しいと言ったときに、データを受け渡すためのインフラが整備されていないのは田舎故仕方ありません。やはり紙が確実なのです。

 うちには家庭内LANが張り巡らされておりまして個別にIPを振っているために、ローカル接続されたインクジェットプリンタを共有するのも別に難しいことではありません。ただ、ネットワークプリンタに設定すると、そのパソコンの電源が入っている必要がありますから、そのためだけに別の部屋から移動するのも癪でした。
 そこで、NASやルータにUSBでプリンタを繋いでネットワークプリンタとして使ったこともありました。これは意外と便利だったのですが、パソコンの電源に連動するタイプのインクジェットプリンタはその機能が使えず、常時電源入りっぱなしなのがちょっと納得いきませんでした。

 4年ほど前に、ネットワーク対応のカラーレーザープリンタを購入しました。NECの「MultiWriter 5750C」という機種です。これを選択した理由はやはり「安いから」でした。
 それまでも下位機種の5600Cを6980円で買って使っていたのですが、USB接続のみだったのでネットワークプリンタにするには前述の弊害があったのです。それに、あっと言う間にドラムを使い切ってしまい、「やはりレーザーは大きくないと…」ということで5750Cの導入を決意した次第です。

 IPさえ設定すればあとはどこからでも印刷可能ですし、印刷が終わればすぐに省電力モードに移行するのは嬉しい仕様です。さすがに電気喰いですが、それを差し引いても対費用効果は抜群ですよ。5600Cの3倍の寿命ですし。

 公式ページには89800円と書いてますが、最安のECサイトでは13980円です。私はもうちょっと安くNTT-Xストアで買ったのですけど、今は取り扱ってませんね。価格コムを見ても13980円が一番安いようです。

 ご覧になって分かる通り非常に大きいので、置き場所は工夫する必要があります。私は床置きですね。重量は見た目ほど無いので(19kg)、それほど気を遣わずデスクの上などに置くことも可能でしょう。
 問題は消費電力です。30Aの家庭だと起動時に一瞬照明が暗くなるほどで、ワットチェッカーによると900Wくらいを指すこともありました。今の住まいは40Aなのでブレーカーが落ちる心配はありませんけど。

 ここで考えていただきたいのはランニングコストの問題です。
 いくらカラーレーザーが安くなったからと言っても、やはりインクジェットがまだまだ隆盛です。
 仕様上は5750CのA4カラー1枚が16.3円。現在の売れ筋であるキヤノン「PIXUS MG7730」はL版カラー1枚15.8円です。
 もちろん、紙のサイズも違いますし、用途自体が完全に別物ですから一概に比較は難しいでしょうけど、私の感覚としては「インクジェットプリンタってあっと言う間にインク切れするよなぁ…」というのが正直なところで、家に何本もインクのストックを置いて年賀状を印刷していた時期は懐も寒かったのを思い出します。
 一方、5750Cはここ4年使用でトナー残量はまだ満タンを示しています。カートリッジもドラムも100%だそうです。
 もっとも、家にプリンタの類が6台ほどあるおかげで、目的によって使い分けていることが大きいのですけど。5750Cはカラーの大量印刷時にしか使わないのですが、それでもこれは優秀だと思いますね。えー、今アドレスバーからプリンタにアクセスしたところ、総プリント数は"592"と出ました。そりゃトナーも減らないでしょうね。そう言えば年間150枚くらいしか印刷しないのでまさに計算通りですか。

 話を戻しましょう。4年で600枚の印刷でトナーはまだフルの状態。これで初期投資14000円弱、追加投資無しです。
 インクジェットだと果たしてこのような結果になるでしょうか。使わない日数が長くなればインクの目詰りも心配ですし、定期的にクリーニングするとあれよあれよとインクは減っていきます。4年間、付属のインクだけで済むなんて人は皆無だと思います。実際、うちにあるインクジェットで4年使えた物はありませんし。インク共々完全に消耗品ですよね。

 結論ですが、仕事に使う程度で印刷頻度も高くなく、ハガキや写真もそれほど重要でなければ、この5750Cは非常におすすめできます。レーザーですから印刷品質もまったく問題ありませんし、もちろん安い普通紙でOKです。写真やイラストも、レーザーならではの光沢で出てきますから感動できると思いますよ。

 ということで、デジタルライフを少しグレードアップしてみてはいかがでしょうかという提案でした。

一般人には伝わらないPC用語を挙げてみる

 URLを音声で表すときに、「.jp」を「ドットジェーピー」と言っていることに違和感を覚えた方ならこの記事はドンピシャかもしれません。私も「ピリオドだろうよ」と突っ込んだクチです。

 仕事柄、専門用語の知識が無い方にレクチャーするというのは非常によくあることでして、そんなときに「あーっ、代替用語が見つからないっ」と嘆く場面も多いのです。

 ざっと50音順に並べてみます。

アスタリスク
パソコン初心者の前でこの言葉を使うと「米印じゃないの」と言われます。よく見てくださいよ…。

エスケープキー
PCに詳しくない方は「イーエスシー」と呼んでいるようです。そもそもそういう方々はESCもAltもCtrlもほとんど使ってないですね。

拡張子
こんな重要なことの知識が無いという時点でレクチャーから離脱したくなるのです。

キャッシュ
一般的には現金の意味に捉えられるのであまり口にしないほうが良さそうです。

ストレージ
伝わりません。「容量」とかの言葉に置き換えないとダメみたいです。英語表記にすると「storage」というちょっと異質なスペルなので益々意味不明になるらしいです。

セクタ
最初の二文字で一般人は以下自主規制

タイムスタンプ

これが新しいほうのファイルを云々…と説明していると、聞いている側には「タイムカード」のイメージしか浮かんでこないみたいです。PC用語の場合「日付」じゃないんですよね。難しいものです。

ディレクトリ
昔はフォルダじゃなくディレクトリだったんですよ、と言ってもハテナ顔をされておしまいです。

チルトホイール
これも似たような言葉で「チルド」が浮かぶために意味が伝わりにくいようです。

ハイバネーション、サスペンド、レジューム
ノートPCを使っているなら知っててもおかしくない言葉なのに不思議です。「休止」と言うならまだしも、蓋をした時にこの状態になっていることを知らない方もいました。「スリープ」とか「スタンバイ」と言うと辛うじて通じますが、微妙にそれぞれ意味が違うんですよね…。

ブート
通じないんですよ。普通の人は「起動」と言いますからね。これは日常的ではなくどこかロボットライクな文言なので、逆に浸透しているのだと思います。「再起動」より「リブート」のほうが1文字少なくて楽だと思うのはエンジニアの常識。

ルート
道のほうだと思われます。本当に換言できない部類の用語なので伝えるのに苦労します。

ローカルドライブ
よく使われる言葉であるという理由から、新しい意味が入っていかないんですよね。

 ということで、「拡張子」以外は全部英語ですね。「レジューム」はフランス語っぽいですけど英語です。「再開する」とか「履歴書」とかいう意味があります。フランス語で「resume」は「要旨」とか「要約」とかいう意味になりますね。よく文書類を指す言葉で使われる「レジュメ(またはレジメ)」というやつです。

 PC関係だけで頭の中が埋まっている私のような人間には、これらを初心者の方にも伝わるような言葉に変換するというのが非常に難しいのです。まず大概のPC用語が日本語にできないというところがネックでして、いつも頭を悩ませています。そんな私の悩みとは裏腹に、「難しいことばっか言って、何にも分からないのよね」と非難轟々なわけですよ…orz

 結論。用語が分からないのに操作に熟練しようとか100万年早いと思っていただければ…(^-^;。

小さいPCには惹かれません

 昨日のアンケートですが、早速投票してくださった方がいらして嬉しい限りですm(__)m
 現在のところこんな集計結果になっているようです。
 それに合わせて来訪者数も3倍になっています(^-^;。ありがたやありがたや(-人-)。

 さて、続けて自作のお話をしたいと思います。
 ここ数年の私の自作道は、ブームにもなっているMini-ITXで組んだ回数が、ミドルタワーATXのそれを圧倒的に上回ったのですけど、意外と融通が効かないというか、幅が狭まるんですよね。まずTDPが低いCPUしか選べないですし、ケースの制約によって3.5インチのストレージはおろか、オプティカルドライブも搭載できないこともあるという拡張性の低さに凹みます。
 普通なら、組んだ後も中身を多少変更して生き残りを図るんですけど、Mini-ITXだとそんな気が起きません。というかできません。配線のゴチャゴチャ感を体験してしまうと、奇跡的にサイドパネル等が閉じたこともあって、もはやパンドラの箱状態です。

 でもMini-ITXがもてはやされている理由はやはりそれなりにあって、省電力とか静音とか省スペースとか現代人のニーズに合っているからこそなのでしょう。かくいう私も、30台以上のPCを稼働させていたときは30Aでありながら月の電気代が2万円を軽くオーバーしていたために、さすがにメインマシンをMini-ITXに移さざるを得なかったという経緯もありますし。
 まぁエンコやらゲームやらには向かないマシンにはなってしまいますが、ブラウジング等にしか使わないのであれば何の問題もありません。小さいことはいいことだとの認識は何やら共通のようですので、今後も廃れることはなさそうですね。

 そう言えば、数年前からスティックPCなるものも販売されていまして、至極好調らしいですね。私は中身がいじれないものは買わない主義なので手を出していませんが、最近はストレージ容量もスマホ並になって随分使い勝手がよくなってきたようです。まぁそれでも買いませんけど。これでMSオフィスを使おうという意味が分かりません。いくら持ち運びしやすいと言っても、結局マウスもキーボードも別に持つ必要がありますし。脳波マウスとスクリーンキーボードが完全に実用化されたらスティックPCの存在は意義深いと思いますけど。ってか、それ以前に脳波マウスにPC機能が実装されるような気がします。
 だいたいストレージはeMMCなのでHDDよりは高速であるものの、SSDのような快適さは求めるのが酷というものです。ひと昔前に比べるとラインナップも充実したなぁという印象があるので、容量や性能等で自分に合ったものを選べば幸せになれるような気がしますね。
 1万円を切ってだいぶお買い得に思えても、個人的にはまだ価格が高いと思います。何度でも書きますが、画面が付いたAndroidタブレットが1万円台で買える時代ですから、Windows含めて5~6000円でないと爆発的には売れないでしょうね。あとは、OSを自由に選べるようにしてくれると嬉しいですね。使い道が広がる予感がします。サーバならマウスもキーボードも必要ないので、唯一のUSB3.0に大容量HDDを繋いでホームサーバにすれば月々の電気代に相当貢献しそうです。

 あくまで夢物語と笑ってくださってけっこうですが、スティックタイプのPCをAppleが販売したら世界中でヒットするような気がするんですよ。「iStick」は外付けストレージじゃなくてこっちの名称に取っておくべきだったんじゃないですかねぇw とりあえず、「アップル スティック」で検索すると「ラグノオ」が最上位に来る事態から早く脱却しないとでしょ(^-^;。

自作PCで重視するパーツについてのアンケート

 そんなものを作ってみました。ご協力いただければ幸いですm(__)m

 私はこれまでに15年に渡り40台近くの自作PCを組んできましたが、その時によって重視するパーツが違いました。まぁそれを言ったらアンケートの意味が無いので(^-^;、「組む前に構成を考える際に何を一番最初に決めるか」という点でお応えいただければと思います。

 実際のところ、私の場合はPCケースを選んでから組み始めることが一番多かったように記憶しています。ネットで眺めるのもケースの新製品記事やレビューでした。
 例えば、Mini-ATXでありながら拡張性が高くてATX電源も載せられてしかも省スペース&静音なんてケースが発売されると間違いなく飛びついてましたね。その後にプラットフォームを決め、徐々に構成を固めていきました。
 
 そんな感じで、「第一にこれを決めて次は何」というコメントがあればそれもお教えいただけると嬉しいです。
 よろしくお願いいたします(^-^)。



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パソコンの自作に役立つ機器

 正確には自作後と言ったほうがいいのでしょうか、私が購入していつも使っている機器について解説していきたいと思います。
 なお、一番安い価格を調べて販売店の商品ページのリンクを貼っておきます。「欲しい」という方はぜひご覧になってみてくださいね。あ、これはあくまで商品リンクでして、画像ではありませんよw。昔はAmazonがこういった機器も安かったんですけど、最近はそうでもないんですよね…。

 まずは、サイドパネルを閉める前の動作チェックに役立つ機器を。

 「CPUクーラーがしっかり接地しているか確かめたい」とか、「エアフローができているかグラボやチップの温度を調べたい」という際にとっても便利な「非接触型温度計」を紹介します。一応BIOSとか各種ツールからでも調べられるんですけど、突然起動時に落ちたりするのは熱暴走が関係していることが多いので、それを調査するためにも温度のチェックは必須です。

 これを買う以前は、実際に触って「熱いな」という曖昧なチェック方法を取り入れていたわけです。CPUクーラーの取り付けミス(自作道初期はフィルムを剥がさないで取り付けたこともありました…)等が理由の場合には、下手すりゃ80度とかになって火傷の危険もあるので、導入するに至ったのです。

 基本的に非接触型温度計は業務用ですので、製品を探せばピンキリなんですけど、価格と性能のバランスを見ていくとこれが一番いいかなと思います。レーザー光でどこを測っているかも視認できますし、手の届かない場所も測定できるので非常に便利。オリジナルファンのグラボは大抵相当な熱量ですので、ファンを換装したあとに温度比較もできましたね。

 例えアクリルのサイドパネルであっても、閉めずに測定することをおすすめします。何度も書いている通り、熱は機械の大敵ですので、正確にチェックできる機器を使うべきだと思います。

 用途はパソコン以外にもありまして、夏の車のボンネットやハンドルの温度を測ったり、エアコン稼働時に部屋の各所の温度を比較したりといった使用法もできます。かなり使える場面が多い製品だと思いますね。

  次に、現代の省エネブームに関連する機器を。

 私は主にOCCTや3DMarkを走らせて最大電力量を測っているのですが、アイドル時と最大時の消費電力ってけっこうな差がありまして、近年の省エネ志向のCPUでも、最大時はすごいことになったりします。それを計測できるのがワットチェッカーです。ゲーム用にグラボを載せているマシンだとかなり高めになってショックを受けたりもしますね。

 システム全体でアイドル時が30W程度だとかなりの省電力マシンです。グラフィック機能内蔵のCPUなら最大時でも70Wあたりになるでしょう。最近のCPUのTDPは昔に比べると真実味があります。
 HDDはスピンアップ時に大きな電気を喰うので、やはり電力面でもSSDが有利です。発熱も減らせるため、ファンの数自体にも影響してきますね。省スペースのマシンならSSDは必須でしょう。
 意外に電気喰いなのが電源。80Plus以上を取得していない安物の電源は、それ自体が電気を消費しているので全体の使用料に上乗せされてしまいます。電気を使っているということは、同時に発熱もしているということなので、全体的に見れば安物電源は選ぶべきではないと言えるでしょう。私の経験では、無印と80Plus Platinumで20Wほどの差が出たこともありました。電源にはお金をかけましょう。

 ということで、ワットチェッカーはけっこうな種類が出ているのですが、機能が豊富なサンワサプライのこの機種を推奨します。もちろん、汎用性が高いので、パソコン以外にも家電全般(エアコン等の3Pプラグを除く)に使えます。昔、職場にあった52型の液晶テレビを測ったら240Wとかでビックリしましたね。今の薄い液晶モニタなら23インチでも20Wに届かないと思いますよ。省エネを考えるならこれでいろいろ測って比べてみてはいかがでしょうか。

 最後は騒音計を紹介します。

 サーバ機などは冷却が重視されているので、デフォルトのファンの音が物凄いこともあります。また、海外製の安いPCケースはコスト削減のために名も無きメーカーのファンを標準で付けていて、それがとんでもない風切り音だったりすることもあります。
 「うるさいなぁ」と思っていても、それはあくまで感覚的なものですから、やはり数値で知りたいところ。そこで、サウンドレベルメーターというものが今は格安で手に入るので、自作後の初期稼働時には騒音レベルをチェックしています。

 値段は非常に安いですがけっこう感度が高く、対象物からの距離によって差異が生じます。人の耳とは少し違うようですから、私が計測する際には「フロントパネル最上部から10cm」と決めていますね。
 もちろん、レベルによって単純に「うるさい」「静か」という比較が可能なのですけど、ファンの風切り音というのは個人の感受性による部分も大きく、50dBだったとしてもうるさく感じないファンノイズがあるのも確かです。私のこれまで自作した&購入したパソコン全台を計測したところ、そういった違いを考慮に入れても、だいたい30dB以下なら静音マシンと呼んでもいいと感じました。

 ちなみに、普通に生活していて0dBというのはあり得ないので、それが出ないような機種を選択したところ、これが浮上しまして、購入の決め手になったというわけです。

 自作道にどっぷり浸かっている方も、そうでない方も、ぜひこういった機器を自作に、そして生活に役立ててみてはいかがかなと思います。 

パソコンの耐用年数ってどれくらい?

 「耐用年数」と言うと減価償却に用いられる用語ですけど、別の言葉が見つからなかったので、あえて「どれくらい使えるものなのか」という意味で使いました。万が一、確定申告関連の検索でこちらに飛ばれてしまった方がいらしたらご期待には添えませんので。申し訳ありませんm(__)m

 えぇと、私が現在使っている中で最も古いパソコンはPC9821Cs2 model S3というもので、記憶が曖昧ですが、平成5年に購入したと思います。22年以上動いてますね。Windows3.1は早々に消して98DOS6.2だけで動かしてますが、今でも問題なく起動できます。主な用途としては過去ログを引っ張り出すときに起動する程度ですけど。
 まぁまったく問題が無かったわけでもなくて、15年くらい経ったところでHDDが不調になり、仕事用で購入してまったく同じシステム構成を組んでいたXa13のHDDとまるごと交換した経緯があります。環境ファイルを書き換えただけで普通に起動したのでラッキーでした。しかしCD-ROM用のドライバが見当たらなかったために読み込みは不可能になっています。昔の98ってこういうことができたんですよね。

 この事例はあくまで特殊ですので(^-^;、現在のWindowsパソコンがどれくらいの年数現役でいられるのかというのを考えてみたいと思います。

 CPUについては、1クール毎にクロック性能の向上はあるものの、アーキテクチャ自体の大きな変化のサイクルは3~5年程度でしょう。つまり、プラットフォームが変わることによって、マザーボードと使えるメモリも必然的に変更になってしまうということです。
 ではすなわち、CPUが大幅に新しくなったときがパソコンの寿命なのかと言えば、まったくそんなことはありません。ハードウェア云々より、OSに関わって「古い」と言われる場合のほうが多いでしょう。一般人はパソコンの中身なんて興味も無いでしょうし(^-^;。
 正直なところ、Vistaが入らなくてXPで止まったままにパソコンにも、7や8は導入できます。メモリの使い方の問題です。10はまったく食指が動かず触ったことがないので分かりませんけど、低スペックのタブレットなんかにも入るくらいなので大丈夫だと思います。
 Windows7のシステム要件を見ると、「1GHzのCPU」「1GBのRAM」「16GBのHDD」があれば導入は可能となっています。7の販売前に人柱さんに無償で配られた試用版をどうでもいいパソコンに入れ、あえてクロックを1GHzまで下げ、メモリもシングルの1GBにして使ったことがありますけど、最小限と謳う割にはVistaよりも使い心地が良かった記憶がありますね。快適とまではいかなくても、十分に闘えるでしょう。
 Windows7の発売は2009年10月でしたから、つまりそれ以前のパソコンでも現役続行が可能ということになりますね。具体的には、2006年頃からのパソコンであれば、構成次第ではインストールできるかもしれないということです。ドライバが提供されていないとちょっと厳しい上、32bit版OS限定になってしまいますが。
 もっとも、7のメインストリームサポートは1年前に終了していますので、あと4年の延長サポートを残すのみとなっています。このことについては、現在も7の愛好家で8や10なんてまったく使う気が起きない私のような読者諸氏にもぜひお伝えしたく、心苦しさを隠してやむ無く記述しました(^-^;。

 ここまでで、約10年間はイケるという結論が導き出されつつありますが、10年前のハードウェアをそのまま使っていてはまさに猫に小判。ハード面と財政面がクリアされたら、少しでも高スペックの物に換装するのが賢いといえるでしょう。
 特に考えてほしいのは、SSDの導入です。昔のSATA2しか無いマザーボードでも、起動用のSSDを繋ぐことはできます。シーケンシャルの転送速度だけを見ると、プラッタ容量が小さい過去のHDDは70MB/sが関の山。SATA2の理論値限界である375MB/sを、SSDのRAID0ならあっさりと超えることが可能ですので、明らかに体感速度が変わります。RAIDの話が出たので補足しておきますが、チップセットによってはRAIDが組めなかったり、SSDの公称値にまったく近付けなかったりすることが往々にしてあります。さらに蛇足で、私の経験上、SATAケーブルを交換したところで速度には何の変化も生じません。要は南橋がボトルネックになってしまうのです。

 話を戻しまして、私がPC9821Cs2を現在も使っている理由は「DOSが動くマシンがこれしかないから」です。ここまで長々と解説してきておいて、それを根底から覆すようで申し訳ありませんが、そういう特別な事情が無い限り、昔のパソコンをいつまでも使うメリットは少ないということです。古いハードウェアのままで現役のOSを動かすのはチャレンジャースピリットが多分に介入しますよね。なぜなら、上記のようにOSを買って、SSDも買って、さらにメモリも増設…なんてことになったら、普通にローエンドのパソコンが買える額になってしまいますので。結論としては、使おうと思えば10年選手も可能ですよと。10年前のパソコンも今でも使えるでしょうし、今買ったパソコンを10年後まで使い続けることも不可能ではないでしょう。でも、パソコンと女性は若いほうが良いのでw、許されるならそっちを選びたいものです。

 さて、最後に一応減価償却についても書いておきますかね。パソコンは法定耐用年数が4年と定められています。対してソフトウェアは5年です。
 実際、5~6万円で買ったパソコンを4年も使えたら御の字だと思いますよ。私はPC9821Cs2を当時42万で買ってますので、22年使って当然なのですw。

マウスのおすすめを紹介します

 以前キーボードの記事で「結局マウスに重きをおくべき」というような話をしましたので、今日はそれについて語りたいと思います。

 マウスの歴史は意外と古く、初めてそのデザインが公表されたのは1961年と言われています。70年台にはボールマウスが普及し始め、光学式のものは80年台に入ってからとの文献を読んだことがあります。
 現在、ボールマウスを使っているのはおそらく、ソフトウェアの仕様上、本体の更新が不可能なパソコンに付随するものだけと思われます。予算の無い地方自治体が管理する学校のマウスだって、光学式になってから随分と経つでしょう。
 さらにはレーザー方式が登場し、ポインタの安定感に絶大な信頼度が付加されるようになったというわけです。

 ということで、おすすめを書くにあたっての前提として「レーザー方式のものに限る」という点があることをご理解ください。光学式は、私自身が使わなくなってから既に数年経過していますので、最近の機種に関するレビューができません(^-^;。

ワイヤード(有線)マウス

Logicool G9 Lazer Mouse
プレスリリースが2007年ということで既に取り扱っているショップはありませんが、私が使った中では最も操作性の良いマウスでした。今も現役です。ウェイト調節や感度調整はもちろん、サイドグリップに至るまでカスタマイズ可能という、かゆいところに手が届く商品でしたね。特に細かい操作に対して抜群の性能を発揮し、数ドット単位の操作もできるほどでした。
ちなみに、メインのマシンにはG5を繋いであります。これも相当に優秀なマウスだと思います。

今はそもそもワイヤードのマウス自体が珍しくなってきていますけど、ゲーミング用がすべての領域をカバーするというのは昔からの信念であります。エルゴノミクスデザインのように、手の一部として使えることが操作性の向上にも繋がりますので、購入の際にはデザインのみで選ばず、実際に触ってみて確かめるということをしてください。

ワイヤレス(無線)マウス

Logicool  PERFOMANCE MOUSE M950
やはりロジクールになってしまうのですが、このワイヤレスは今まで使った中でも一番の持ち安さでした。これはまだメーカーサイトにもある商品でEOLになっていないので買えますね。難点は電池持ちくらいのものですが、乾電池ではなく充電式なので、「ストックが無くて困った」という事態にはならないです。マウスに1万円も出せないという方もいらっしゃるでしょうが、快適性と耐久性を考慮に入れると激安マウスよりはこちらを買ったほうが幸せになれます。

ちなみに、これ以前はMX-1000を3台ほど買ってそれぞれ3年ずつ使い倒しました。横の塗装がすぐに剥げてしまう以外はこれと言って難点もなく、快適そのもののマウスでした。MX-1000に出会ってから「やはりマウスにはお金をかけるべき」という結論に至ったのです。

特にワイヤレスマウスに関しては、安い物に性能を期待してはいけません。ポインタが飛んだり、クリック時にずれたりといった使い勝手の悪さに遭遇することになります。また、メーカーによっても多種多様で、当たり外れの激しい会社があるのも事実です。その点、LogicoolとMicrosoftはどれを買っても満足できると思います。マウスならこの2社以外はあまりおすすめしません。もちろんそれ以外も30台ほど使ってきての感想ですから、大手には敵わないんだなぁというのが正直なところです。まぁ、個人の相性もあるでしょうが…。

 さて、マウスやキーボードのカテゴリに関しては「売れている物が良い物とは限らない」という注意点がありまして、「安い=コスパが良い」という式が成立しないことを意味しています。デザインや口コミ等で選ぶと後悔することもありますので、店頭でじっくり品定めをするというのが正しい姿勢だと思いますねぇ。
 じゃあ高い物を選べば良いのかと聞かれると、これまた逆に「高くても良い物とは限らない」というのがこれまでの経験から導かれてしまいます。特に海外のマイナーなメーカー製マウスはハズレも多かったです。ゲーミング用と謳っていても、とてもじゃないけどFPSには耐えられない性能であったり、使用1ヶ月で再生不能なほどに壊れたりといったケースもありました。私はかれこれ20年以上人柱街道を歩んでますので、交換を要求したりはしません。代わりに、自サイトで「これは買ったらあかんやつ」とさんざんレビューしてきました。

 「マウスなんて何でもいい」と考えている方こそ、自分の理想のマウスに巡り会うまでいろいろ買って試してみましょう。そうすればほら、華麗に素敵に人柱街道まっしぐらですよw。

パソコンとスマートフォン

 よく「最近の若い人はパソコンを使えない」と嘆く社会人がいるとニュースになっていますけど、果たしてその矛先は合っているのかと逆に問いたいですね。
 理由は至極簡単で、「スマートフォンも仕組みはパソコンと同じである」という点からです。ですから、正確には「キーボードとマウスを使って操作ができない」と言うべきでしょう。 「スマホでできることをなぜパソコンでしなきゃいけないのか意味不明なんすけど」と若い人たちは反論してるんじゃないですかねぇ。

 そもそも今が過渡期なだけで、同じ分野で共存しているからそう考えるのであって、これから先は用途が特化したかたちで進化していくと思いますよ。要は「これまでのパソコンでできたことはスマートフォンですべてできるようになり、パソコンはスマートフォンにできないことを担う専用の機械になる」と、私はそう思うわけです。
 極端な話、未来の会社では全員がスマートフォンで仕事をしているとか。考えただけで気持ち悪いですが、あながち否定できないでしょう?(^-^; 

 ふと思うのですが、よく大企業のサーバから顧客情報が流出したとかで大騒ぎになりますけど、あれって数の問題だけですよね。日本人の悪い癖ですよ。1円玉なら拾って懐に入れても文句は言われないのに、100万円なら絶対にダメと誰もが口をそろえるじゃないですか。どちらも拾得物横領罪です。とかく数の大小に左右されすぎなんですよ。
 例えば、スマートフォンを落としたとして、もしも悪意のある人が拾ったら電話帳やら画像やらを全部引っ張り出しますよね。 んで悪用する、と。これも完全に個人情報の流出です。

 さて、この2つの事例を比べると、世間の反応は真っ二つになると思いませんか?

 大企業の個人情報の流出に対しては「何をやってるんだ!!データ管理は義務だろう!!責任を問え!!」ですよね。
 スマートフォンの落とし主に対しては「可哀想に…たまたま悪い人に拾われちゃって…」ですよね。
 共通しているのは、どちらも悪意のある人間が犯罪目的で行った行為であること、現実に個人情報が流出していることです。違いは、前者が流出が顕になっているのに対し後者はそれが不明瞭であるという点。

 今一度問いたいと思います。 非があるのは大企業のほうでしょうか?それとも落とし主のほうでしょうか?

 私なりに答えを出すなら、「どちらにも非はない」でしょうね。どう考えても両方とも被害者であり、責められる構図を許すのはありえません。 ですが一般的には、むしろ流出した事例を明らかにしている企業が責められるという、いかにも首を傾げたくなる現状。もしかしたら個人のスマートフォンから抜き取られたデータのほうがすべての個人情報が繋がっていて悪用しやすいという可能性もありますよね。それは責めなくて庇うんですね。まぁ、大きい物を相手にしたほうが悦に入るんですかね。でも、忘れていけないのは、どちらも個人情報を抜き出した犯人がいて、そいつに一番の責任があるということで、どうもこのテのニュースを見る限りこれが取り沙汰されていない気がするんです。

 話を戻しますが、スマートフォンで仕事をするようになると、その中身はとてつもなく重要なデータがギッシリ詰まることになります。顧客情報であったり機密文書であったりも保存されるかもしれません。そうなると「スマホ落としちゃいました」では済まなくなります。たかが個人の電話帳やら写真やらよりもよほど価値が高まってしまいますから、落としたら間違いなく手元に返っては来ないでしょう。

 今は自社サーバをハッキングされた企業が責任を問われていますけど、近い将来、スマホに重要なデータを入れて持ち歩き、その上紛失したというニュースが横行するようになるかもしれません。

 あくまで参考までに。
 スマートフォンのログインパスとか中のデータとか、実はけっこう簡単に盗れちゃいます。独自にスクリプト組んでロックしたりデータ保護かけてたりしない限り、 一般に販売されている機種なら普通に抜かれてしまうと思いますよ。特にSDカードに電話帳とか写真とか入れている人も多いかと思いますが、これは一番危ないですね。安心なのはクラウドかもしれませんが、これもパス抜かれたら終わりですし。
 まぁ犯罪ですんで、やろうとする人間は完全に悪意のみで実行に移すでしょうから、これらの技術を持ち合わせているということです。
 一番の予防策は肌身離さず持ち歩くことでしょうね。ぜひ開発してほしい機能としては、車のキーロックのように、持ち主から数m離れたらロックするとか別の誰かが触ったら音を鳴らして教えてくれるとかですね。レシーバ的なものが必要になるのであまり現実的ではないですが、あったらものすごいヒット商品になりそうな気がする(^-^;;;。

 技術が進歩すると付随して必ず頭の進歩していない人間が犯罪を企てるものです。まずは知ること。知は力なりですよ。 

どんなタイプのキーボードが自分に合っているのか

 以前日本語入力の記事を書きましたけど、今回の記事は直接人が打ち込むインターフェイスとしてのキーボードについてまとめたいと思います。
 やはりどんなにIMEが進化しようと、現時点で文字を打ち込む道具はキーボードですから、これの選択が重要になってくるというわけです。

  まずタイプで分けてみましょう。

メンブレンスイッチ
 一般的に手に入りやすい価格帯で最も普及しているのがこのタイプになります。仕組みについては細かく触れませんが、機構上壊れにくいのが大きな特徴です。分解や清掃もお手軽にできるので、気に入ったものを長く使いたいならメンブレンという選択肢もありでしょう。打鍵感は極めて普通です。慣れてしまえば一番使いやすいかもしれませんね。ただ、ゴムに押し返される感覚がイヤという人もいるでしょうから、実際に店頭で触らせてもらって確かめるのが一番だと思います。私のメインはやはりメンブレンです。10年ほど使っていますが、まったく問題ありません。
安ければワンコイン。高くても7000~8000円です。

メカニカルスイッチ
メンブレンが全体に電極が付けられたシートを貼っているのに対し、メカニカルスイッチはキーの一つ一つにバネが付いています。そのため、カチッとした非常に気持ちの良い打鍵感を味わうことができます。メンブレンはキーをある程度深く押し込まないと反応しにくいですが、メカニカルは半分程度の押し込みで文字が打てるため、タイピングが速い人向きと言えるでしょう。「メカニカルスイッチ」とつぶやくと必ずテンプレで「チャタリング」と返ってくるのですけど、普通に使っているぶんにはそうそう起こる不具合ではありませんよ。ドイツ・チェリー社製のスイッチが有名で、茶軸とか赤軸とかがあります。自分に合った打鍵感のものを選んでくださいな。
ただしどれもそれなりに高級で、高い物だと12000円程度になってしまいます。

パンタグラフ方式
ノートパソコンのキーボードと言えば一発で通じるでしょうね。仕組みとしては、キーの内部に電車のパンタグラフがあると思ってくだされば。 特徴としては、キーを斜めから押してもしっかり入力できる、非常に軽いタッチで打てるといったところでしょうか。実はノートパソコン搭載以外にも、デスクトップパソコン用に独自に販売されているパンタグラフ方式のキーボードもあります。「ノートPCの打鍵感が好きだからデスクトップでもそれにしたいなぁ」という方はご検討なさってくださいな。
だいたい3000~5000円程度で買えます。

静電容量無接点方式
有名なものとしては東プレの「Realforce」シリーズですね。通の人はPFUの「Happy Hacking Keyboard」を推すようですが、私は後者に触ったことがないので「Realforce」のレビューのみになります。とにかく気持ちいいというのが第一。キーの軽さはとんでもないレベルで、スコンと押し下げられる快感にやみつきになります。長時間の作業も苦になりません。タイピングの音もメカニカルとはまた違った感じで、擬音が思い浮かびませんが(^-^;、聞くからに「軽いなぁ」という印象を受けると思います。私も1台買ってしばらく使っていたのですが、他のタイプのキーボードを打つのが苦痛になってしまった関係でやむなく卒業しました(T_T)。変な話ですが、メンブレンに戻れなくなると家にある20台近いキーボードをすべて買い換えなきゃならんと思い、中毒症状が起こる前に売り払ったのです(^-^;。もう一度手元に置いておきたいですけどね。
値段はキーボードの中では最高値でして、特売で15000円弱といったところです。 Happy Hacking Keyboardは普通に2万超えです。

 まぁいろいろ書いてきましたが、タイトルの通り「自分に合ったものを選ぶ」というのがコンシューマとして採るべきスタンスでしょう。私は結局「メンブレンで一番打ちやすいもの」を選んでメインに据えました。
 最後に、今日の話題を根底から覆すようなことを書きますが(^-^;、キーボードよりかはマウスにウェイトをかけたほうが、比較的賢明だと思います。具体的にはキーボード3000円でマウスが8000円という感じがいいのではないかと。GUIの操作がメインになっている今、インターフェイスの使用頻度で言ったらマウスのほうが圧倒的に多いという人がかなりいる予感。キーボードを打つ場面って、せいぜい検索ワードを打ち込むときくらいのものでしょう。
 そう考えると、今回の記事は「文字をたくさん打つ人向け」ということで、必然的に推奨は「静電容量無接点方式」となりますね。「茶軸」もいいですけど、好みもありますから、やはり最終決断は店頭で触ってみてからどうぞ(^-^;。

 えー、流れ的に、マウスについてもそのうち触れますねw。 

リサイクルショップさん…

 自作が趣味なのは別にとやかく言われたくないのですが、組む時間も置く場所もないくせに次から次へとパーツを買ってきて家の物置を圧迫するのはやめてくれというクレームが舞い込みまして(^-^;、せっかく買ったのに組まないでいた2年くらい前のパーツをすべて売りに行ってきました。というか行かされましたorz

  基本的にストレージはここ数年「SSD×2でRAID0+大容量HDD」という感じで揃えているのですが、さすがにこれはもったいないからやめようよという懇願も虚しく、クルマに強制的に積まれました(-_-;。こっそり売らないでとっておこうものなら明細でバレてしまうのが容易に予想できるので、仕方なくリサイクルショップに向かいます。1式が2台ぶんですよ。CPU、M/B、メモリ、SSD×2、HDD、グラボ、電源、オプティカルドライブ、CPUクーラー、PCケースの計22品。2年前に買った時は合わせて25万くらいしたんですよ。買い叩かれるに決まってるじゃないですか…。

 待つこと1時間。査定が終了したようです。ドキドキ…。

 店員「55200円になりますね」
 私「ふぁっ???(゚∀゚;)」
 明細を眺める私。「Core i7 4770 15000円」これもおかしい。2万円いかないと変。「メモリ 300円」っておい、新品ですよ?未使用ですよ?(T_T)容量だって2GB×2じゃないですかぁっ!Windows7の32bitなら十分じゃないですかぁっ!!事前にネットで買い取り相場を調べ、概算で少なくとも8万円は下らないと予想していただけにショックで倒れそうになりましたよ。
 結局、買い取ったこれらのパーツを果たしてどんな値段で売りやがるのかが見たくて、言い値で「んじゃそれでいいっすよ」と了承してきました。心の中では「(ブログでネタにしてやるッ!!)」と思いながら。
 本当はそのリサイクルショップの名前も書きたいところですが、営業妨害とか名誉毀損とか言われるとあとあと面倒なのでやめときます。

 なんていうか、田舎だから買取の相場は安く、売値は高いという暗黙の了解、絶対おかしいと思うんですよねぇ(-_-)。 流通のためのインフラは今やそこまで違わないでしょ。
 例えば「交通機関が船しか無い孤島におけるガソリンの単価が高い」というのは納得できても、「その分仕入れ値は安い」という理論は成立しないわけです。猿でも分かりそうなのになぜ平気でゴリ押しするのでしょう。

 まぁネットでは直接名前は出しませんが、知人には徹底的にこの事実を広めます。口コミ拡散じゃっ。 

パソコンの歴史を回顧する・後編

 昨日の記事は「前編」とタイトルに追加しました。今回が後編になります。

 CPUが8Bitから16Bitになったのは1980年台で、のちにMS-DOSになるOSが開発されたのもこの時期です。国産では三菱電機の「Multi16」が最初だったように記憶していますが、大ベストセラーとなったのはご存知NECの「PC-9801」です。当時なぜか「9801って99の2乗じゃん!」と盛り上がっていました。そう言えば表計算ソフトはLotus1-2-3でしたね。

 この頃から記憶媒体はフロッピーディスクになります。あのドクター中松さんが原型を作成した話は有名ですが、一般に普及したのは5.25インチのものでした。今時の若者はフロッピー自体知らないみたいですが、実は3.5インチのフロッピーは知っていても5.25インチのペラペラなフロッピーは見たことがないという人も増えているんですよね。
 3.5インチフロッピーにも複数規格があって、2DD(720KB)と2HD(1.2MB、1.44MB)が混在していました。初期の1.2MBと1.44MBは互換性が無く、とても苦労した切ない思い出が蘇ります…。フロッピーディスク自体は最近まで生産していたのですが、遂にEOLとなってしまいました。昔のPCを引っ張りだしてRAID組みたいと思ったときにフロッピードライブとディスクが無いとお手上げなんですよね。空きストックがもう6枚くらいしか無いんです。使い回すかぁ…。

 容量的に不足気味になったフロッピーディスクに変わって登場したのはCD-ROMドライブで、これは大きな技術革新でした。500倍ですからね。30枚とかの膨大な量のフロッピーディスクを取っ替え引っ替えインストールしていたソフトがCD1枚でできるようになったのです。のちに出たCD-Rはさらに嬉しかったですね。自分で音楽CDが作れちゃうんですから。もっとも、当時は対応しているプレイヤーが少なく、音飛びも酷かったです。それでも、数十万するプレス用機械を買わずとも焼けるというのは素晴らしいと感じました。

 Windowsが登場したのはこれより早い80年台後半ですが、一般的に広まったWindows3.0の発売は1991年です。MS-DOS5.0と同年のことでした。この時のWindowsはDOSの上にGUIが乗っかっただけのもので、大半の操作はDOSでできましたし、結局WIndows上でもPIFを書いてDOSプログラムを動かしてましたからあまり有益な感じはしませんでしたね。使える色数がDOSに比べて圧倒的に多かったのでペイント系には必須でしたけど。

 そして皆さんもよくご存知の32BitCPU、64BitCPUへとどんどん進化していくわけです。この「Bit」 という単位は、CPUが処理する0か1かの2進数をいくつ同時に処理できるかを表した数で、8Bitだと2の8乗、つまり256プロセスが同時処理可能という意味になります。そして16Bitになると単純な2倍ではなく65536に、32Bitだと4294967296になります。この時点で2の64乗を計算機に打ち込むのがイヤになりましたので、64Bitはどうぞご自分でお願いいたしますm(__)m

 まぁこのブログは主にソフトウェアについて扱っていく予定でしたので、前回・今回のような内容は畑違いの気もするのですが、やはりハードの進化も知っておかなくてはならないというのもまた事実なのです。なぜなら、スマートフォン等の普及はCPUのプロセスルールの微細化に依る部分が相当大きいですし、サクサク動くソフトだって、処理速度と記憶容量に余裕のあるハードウェアがあってこそ初めて存在が可能なものだからです。プロセスルールについても、書くと前・後編では収まりきれないくらいの量になることが予想されますので割愛しますが、たまにはソフトウェアはハードウェアの上で動いているということを認識しましょうという意図で、こんな話題もお届けするかもしれません。あしからず。

パソコンの歴史を回顧する・前編

 進化を考察するにはそれ以前の様子を知っている必要がありますよね。そこで今日は、私が子どもの頃のパソコン事情について振り返ってみたいと思います。

 そもそも「パソコン」という名称が普及しだしたのはIBMとかから互換機が登場したあたりからだったと記憶しています。その前は「マイクロコンピュータ」を略して「マイコン」と呼んでいました。これを言うと「私のコンピュータって意味?」と聞く人が必ずいるんですよね~。しかし元々はアラン・ケイが昭和47年に「パーソナル・コンピュータ」と命名しているので、 「マイコン」という言葉はそのあとに出来たということが分かります。これにはちょっと驚きますね。

 当時、「マイコンBASICマガジン」とか「I/O」とかの専門誌があって、定期購読していました。自分でプログラミングして投稿したりと目一杯楽しんでいましたね。Z80Aの時代ですか。私が使っていたのはMZ-700とPASOPIA7でしたね。数年分のお年玉を前借りして買いました(^-^;。記録媒体が一般に市販されているカセットテープで(5分とか10分とかの厚いものが推奨されていました)、FAXのような「ピーガー」という音とともに読み書きが行われます。カセットテープなので決して信頼性は高くなく、特に夏場などは絡まってデータがすべてパーになるなんて悲劇も多々ありました。
 言語はBASICでもそれなりに動いたのですが、ゲーム等で高速な処理を求めるとやはりマシン語で書き出す必要があり、コンパイルなんて技術はガキには無理だったので全ての16進数を手打ちして組みましたよ。それをBASICからロードして使うという流れが大半でしたね。懐かしい。

 …長くなりそうなので続きはまた後日ということでm(__)m 

絶対カナ打ち宣言!

 皆様あけましておめでとうございますm(__)m
 本年も当ブログをご愛顧のほどお願い申し上げます。

 さて、お正月といえば文化の一つに年賀状がありますが、最近は年賀メールで済ますという方も多いようです。かく言う私も、 リアルの住所を知らない友人が多くいるものですから、年賀メールはお正月のコミュニケーションを取るのに必要な手段だったりします。もっとも、年賀メールでしか言葉を交わさないという人もいるのですけど…。

 年賀状は手書きが思いが伝わるなんて言いますが、年賀メールはそうもいきません。しかしながらテンプレで全員同じ文章というのもプライドが許さないものでして、一人一人に違った文面で送るのがスタンスなのです。そうなると、暮れの忙しい合間を縫ってのタイピングとなってしまうので、どうしても大切になってくるのがスピード。できれば一人あたり5分程度で済ませたいと考えています。手書きでもそんなものでしょうかね。
 タイピングのスピードを上げるにはとにかく慣れることが一番の近道ですが、自分に合ったタイピングの仕方と入力ツールを見つけることも必要です。

 私は電脳世界に本格的に入り浸るようになってからずっとカタ打ちです。ローマ字変換もできますがスピードが桁違いです。大学の卒論を書いたあたりは、ちょうどワープロ専用機が成熟期を迎えた時代で、卒論もそれでOKでした。ワープロ専用機と言えばNECの文豪やらSHARPの書院やら東芝のRUPOやらが代表格でしたか。卒論は何度も書き直しが基本なのでやはりタイピングスピードは命です。それまでPCではローマ字打ちだった自分がスピードを追い求めた結果、「カナ打ち最強じゃね?」という結論に達したのはその時でした。当時から「カナ打ちダセぇ」という雰囲気はありましたが、キー配列を体に覚えさせてしまえば入力キー数が最も少ないのはカナ打ち。元来マイノリティが好きなこともあって極めたい精神が働いたのかもしれません。ローマ字打ちの人と対戦をしたこともありますが、負けた試しがないですよ。

 となると次は入力ツール。日本語変換ツールです。「IME(Input Method Editor)」という呼び方が一般的ですかね。ワープロ専用機やPC初期の時代はそれぞれのメーカーで日本語入力システムを独自に作っていました。例えば98DOSなら「NECAI.SYS」というものがそれにあたります。「エヌイーシー エーアイ」と読みますが、当時のパソコン通信では「ネカイシス」という呼び名もありました。これはお世辞にも快適とは言い難く、辞書登録してナンボの入力システムでした。デフォ状態で、「なかではなくそとに」と打って変換したら「中で鼻くそとに」と出てくるという冗談のような文字列にお目にかかれました…。苦労させられた記憶ばかりが蘇ります。その後は20年以上ATOKを使っていました。年々進化していき、快適そのもののツールでした。MS-IMEがあまりにもお粗末な、というか完全にカナ打ちを無視した作りになっていたため、ATOKしか使いませんでしたね。
 最近はと言うと、スマホ・タブレットの流れからGoogle日本語入力を専ら使っています。不満が無いわけではありません。カナ打ちサイドからみると、全角アルファベットや数字・記号の入力に手間がかかることが第一に挙げられます。キーボードのカナキーで切り替えができないからです。ATOKはそれができるので不満に感じてしまうというわけです。アルファベットや数字は別に半角でもまったく問題ないのですが、記号の場合は体裁を整えるのに半角だと気持ち悪いということで変換し直す必要があり、そのあたりでスピードが落ちてしまいます。しかしまぁGoogleお得意の先読み変換がとても便利で、候補がおカタい他のIMEたちに見習ってほしいところではありますね。一度使うとなかなか離れられない秀逸な日本語入力システムだと思いますよ。何と言っても無料ですし。ATOKに数十万かけてきたのが信じられませんorz

 本来はもっとも大切であると思われるキーボード本体についても言及するべきなのですが、それはハードとして後日扱いたいと思います。実際、音声入力ができなければスマホ・タブの日本語入力はクズに近いと考えてますから、キーボードは極めて重用なファクタではないでしょうか。おそらくPCでの文字入力に慣れている人間ならフリック入力は絶対に使いませんよね。かと言ってqwerty配列で指先に気を使いながら入力するのはツライのです。
 最後に脱線しますが、「qwerty」はキーボード配列の規格でして、上から2段目「Tab」キーの横を順番に右に打っていった文字列がそのまま名称になっているという豆知識。覚えておくと2%くらいの割合で尊敬されるかも。
  
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