久々にニュース以外の記事です。カテゴリはその他になるんですけど、該当する部分が多い「パソコン」に入れています。
今年になってからスマートフォンでも「2TBまでのMicroSDカードに対応」という仕様を目にするようになりました。
大容量SDカードの先駆者でもあるサンディスクが1TBのSDXCカードを発表したらしく、ラインナップに加わるのも近いということです。MicroSDとして一般的に出回っているのはせいぜい256GBで、1TBやら2TBやらはまだまだ先になりそうですけどね。
そんなわけで、今日はリムーバブルメディアのあれこれについて書いてみたいと思います。
定義は「着脱可能な記憶媒体」とされています。広義にはHDDも含まれますが、ここではあくまで補助的なものについてのみ記述します。ご了承ください。
その種類は非常に多岐に渡るので、詳しくはwikiをご参照いただければと思います。
マイコン時代の記憶媒体と言えばカセットテープでした。データ専用の少し厚みのあるテープも売られていましたが、市販されているごく普通のカセットテープでも代用できたのでとっても便利でしたねぇ。しかし特に夏場は伸びてしまってデータが読めなくなることも多かったので、冷蔵庫保存してましたよ。
その後世界を席巻した記憶媒体はやはりフロッピーディスクでしょう。今となっては信じられませんが、雑誌の付録などもフロッピーという時代があったんですよ。また、自作erなら、RAIDを組む際やAHCIを入れる際に必須だったのでつい最近まで使っていたという方も少なくないと思います。
フロッピーディスクは容量に超えられない壁があったため、次第にCDやMOなどによってリムーバブルメディアとしての地位を奪われていくことになります。
MOは大容量ということもあり、フロッピーと同じようなお手軽さが気に入ってしばらく使っていました。データ保存用というよりはバックアップ目的が主でしたが。使わなくなった時期は640MBが普及したあたりだったでしょうか。大容量になればなるほどその遅さに耐えられなくなり、空のメディアだけが大量に残る結果となったのでした。
CDやDVDがリムーバブルメディアとして現在のようになるまでにはけっこうな時間がかかったと記憶しています。パソコンに搭載されていたものも、最初期は書き込みができないCD-ROMでしたし、のちにCD-RとRWが付いたもの、そしてCD-RとDVD-ROMのコンボドライブ、さらにDVD-R付きと、ゆるやかに発展してきたのです。個人的にはカートリッジ型のDVD-RAMが好きでしたねぇ。あれってPDの流れを汲んでいるでしたっけ。記録面が美しくてずっと眺めてました(^-^;。
パソコンだけではなく、デジカメなどのようにデータをデジタルで記憶できる装置も増えてきたため、メモリーカードも隆盛を極めました。今思えば、どうしてあんなに種類があったんだろうと…。
スマートメディアとか、メモリースティックとか、xDカードとか、コンパクトフラッシュとか。あー、ノートパソコン用のPCカードもリムーバブルメディアの類でしたか。胴体部分が異様に太い外部ストレージ的なPCカードもありましたねぇ。
SDカードもこうしたメモリーカードの一種でして、それも含めいろいろと出揃った頃に転送速度を測ったことがことがあるんですよ。一番速いのはCFでしたね。リードは40MB/sを超えてましたから、その頃のUSBメモリの倍以上の速さでした。
そんな中で最も普及したのがSDカードとMicroSDカードだった…という感じで今に至ります。リムーバブルメディアとしてはUSBフラッシュドライブも該当するのですが、パソコンでもモバイルでも読み書きできるという利点があるMicroSDには敵わないですからね。
思うに、工業製品の淘汰の歴史は数あれど、殊更リムーバブルメディアに限ってはそれが顕著ではないかと。
しかし、上で軽く流してしまいましたが、USBフラッシュドライブの万能さは今後も絶対に淘汰されないレベルだと信じています。ほんとに出始めの頃の64MBの時代から使ってますし。当時は5000円くらいだったような…。
同じように外部ストレージの値段で考えると、一番最初に買った外付けHDD(SCSI接続)は320MBで3万5千円でしたね。これが科学の進歩というやつですか。
今年になってからスマートフォンでも「2TBまでのMicroSDカードに対応」という仕様を目にするようになりました。
大容量SDカードの先駆者でもあるサンディスクが1TBのSDXCカードを発表したらしく、ラインナップに加わるのも近いということです。MicroSDとして一般的に出回っているのはせいぜい256GBで、1TBやら2TBやらはまだまだ先になりそうですけどね。
そんなわけで、今日はリムーバブルメディアのあれこれについて書いてみたいと思います。
定義は「着脱可能な記憶媒体」とされています。広義にはHDDも含まれますが、ここではあくまで補助的なものについてのみ記述します。ご了承ください。
その種類は非常に多岐に渡るので、詳しくはwikiをご参照いただければと思います。
マイコン時代の記憶媒体と言えばカセットテープでした。データ専用の少し厚みのあるテープも売られていましたが、市販されているごく普通のカセットテープでも代用できたのでとっても便利でしたねぇ。しかし特に夏場は伸びてしまってデータが読めなくなることも多かったので、冷蔵庫保存してましたよ。
その後世界を席巻した記憶媒体はやはりフロッピーディスクでしょう。今となっては信じられませんが、雑誌の付録などもフロッピーという時代があったんですよ。また、自作erなら、RAIDを組む際やAHCIを入れる際に必須だったのでつい最近まで使っていたという方も少なくないと思います。
フロッピーディスクは容量に超えられない壁があったため、次第にCDやMOなどによってリムーバブルメディアとしての地位を奪われていくことになります。
MOは大容量ということもあり、フロッピーと同じようなお手軽さが気に入ってしばらく使っていました。データ保存用というよりはバックアップ目的が主でしたが。使わなくなった時期は640MBが普及したあたりだったでしょうか。大容量になればなるほどその遅さに耐えられなくなり、空のメディアだけが大量に残る結果となったのでした。
CDやDVDがリムーバブルメディアとして現在のようになるまでにはけっこうな時間がかかったと記憶しています。パソコンに搭載されていたものも、最初期は書き込みができないCD-ROMでしたし、のちにCD-RとRWが付いたもの、そしてCD-RとDVD-ROMのコンボドライブ、さらにDVD-R付きと、ゆるやかに発展してきたのです。個人的にはカートリッジ型のDVD-RAMが好きでしたねぇ。あれってPDの流れを汲んでいるでしたっけ。記録面が美しくてずっと眺めてました(^-^;。
パソコンだけではなく、デジカメなどのようにデータをデジタルで記憶できる装置も増えてきたため、メモリーカードも隆盛を極めました。今思えば、どうしてあんなに種類があったんだろうと…。
スマートメディアとか、メモリースティックとか、xDカードとか、コンパクトフラッシュとか。あー、ノートパソコン用のPCカードもリムーバブルメディアの類でしたか。胴体部分が異様に太い外部ストレージ的なPCカードもありましたねぇ。
SDカードもこうしたメモリーカードの一種でして、それも含めいろいろと出揃った頃に転送速度を測ったことがことがあるんですよ。一番速いのはCFでしたね。リードは40MB/sを超えてましたから、その頃のUSBメモリの倍以上の速さでした。
そんな中で最も普及したのがSDカードとMicroSDカードだった…という感じで今に至ります。リムーバブルメディアとしてはUSBフラッシュドライブも該当するのですが、パソコンでもモバイルでも読み書きできるという利点があるMicroSDには敵わないですからね。
思うに、工業製品の淘汰の歴史は数あれど、殊更リムーバブルメディアに限ってはそれが顕著ではないかと。
しかし、上で軽く流してしまいましたが、USBフラッシュドライブの万能さは今後も絶対に淘汰されないレベルだと信じています。ほんとに出始めの頃の64MBの時代から使ってますし。当時は5000円くらいだったような…。
同じように外部ストレージの値段で考えると、一番最初に買った外付けHDD(SCSI接続)は320MBで3万5千円でしたね。これが科学の進歩というやつですか。