電脳あれこれ

日々進化する電脳世界。気付いた範囲内で不定期に考察していきたいと思います。

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タブレット

【新製品】国内タブレット(2017.10.18)

・SoftBank HUAWEI MediaPad M3 Lite s

 AQUOS R compactのスペックがSoftBankにアップされていましたので、前回の記事を修正しておきました。


SoftBank HUAWEI MediaPad M3 Lite s

製品ページ

 海外では6月にリリースされていたモデルですが、少しずつスペックが異なっています。
mediapadm3lites
寸法 213.4×123.4×7.7mm
重量 325g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 4650mAh

 グローバルモデルのM3 Liteはこちら
 日本モデルは8月末にリリースされています。ファーウェイ・ジャパンの製品ページはこちらです。

 まず違うのがメモリとストレージの容量ですね。グローバル版だと3GB/16GB、3GB/32GB、4GB/64GBの3種類で、日本版は3GB/32GBのみ。この2GB/16GBはこれまでにないバリエーションになります。
 次にバッテリも少し減らされているのが分かります。4800mAhから150mAh減ったことで体感で差が生じるのかまでは不明ですが、LTEモデルなだけに些か残念です。それなのに重量は15g増となっているのが不思議。

 発売は2018年1月下旬とのことで、まだかなり先です。当然価格も明かされておらず、1月中旬にならないと分からない模様です。

 ちなみに、国内LTE版の現在の最安値は27741円。
 何度も書いている通り、HUAWEIは海外と国内でそれほど売価が変わらないため、一般的な通販サイトにおける3GB/32GBの価格は3万円前後というところが多く、日本はむしろ安い部類ですね。

 では最も下のグレードである3GB/16GB/Wi-Fiがいくらなのかと言うと、amazon.comで169ドル(約1万9000円)という値が付けられています。
 …まさかLTEになった途端に4万円とかはあり得ないと思うんですけど、キャリアならやりかねないですわ(;´Д`)。


 私は、基本的にiPad以外のタブはキャリアで購入すべきではないと考えていますよ。

【新製品】海外タブレット(2017.10.14)

・Teclast T8
・ZTE ZPad 8

 なぜでしょう。タブレットの新製品を見つけるとほっこりします。


Teclast T8

製品ページ

 8月末の記事でもまとめたT10の8インチ版ですね。
teclastt8
寸法 219.5×127.9×7.8mm
重量 346g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8176 2.1GHz*2+1.7GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 8.4インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 5400mAh

 まず8.4インチでWQXGAというのを最近あまり見なくなりましたので、その点はポイント高いです。DPIは359になります。
 そしてタブレットにしては珍しいセルフィー特化ですね。フロントカメラのレンズはf/2.0だそうです。

 バッテリ容量はどうなんでしょうね。少ないということは無いとは思いますが、8.4インチでA72コアを含むSoCで…と考えるとそこまで誉められたものでもないような気がします。まぁ、そもそも以前は中華パッドにバッテリ持ちを期待するのがお門違いでしたから、何かしらの努力はしてくれていると信じたいものです。

 まだ発売前ですが予価はこんな感じ。

GearBest.com Teclast T8 (30546円)

 相変わらず非常に安いですわぁ。日本のメーカーだったら9万円ですね分かります。


ZTE ZPad 8

製品ページ

 ZTEのタブってあまりご存じ無い方も多そうなので取り上げておきます。
zpad8
寸法 214.88×124.97×9.4mm
重量 330g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 210 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4620mAh

 初代ZPadは10.1インチのWUXGAで、バッテリも9070mAhというけっこうなハイスペックタブでした。
 今回のは打って変わってローエンドですね。これはあくまでメインのスマートフォンありきのコンセプトなのだと思います。

 対応キャリアはU.S.Cellularでして、価格は2年間で99.99ドル(約1万1200円)。サブとして使うにはなかなか良い選択肢かもしれません。

 ただ、残念ながらせっかくのスナドラ210も、Band 1,3,8はまったく掠ってもおらず、日本ではWi-Fiオンリーで使うしか無さそうです…。


 あれですかね、レッドリストの動植物を愛でたいみたいな話なんでしょうか(^-^;。消え行く可能性を孕んでいる儚さに心打たれるのかもしれません。
 VHSとBetaのときも似たような思いを抱きましたけど、結局今では両方過去の遺物ですもんね…。

 10年後には「DVD? なにそれ」とか言われてそうですorz

【新製品】海外タブレット(2017.10.13)

・HUAWEI Honor WaterPlay

 Honorブランドのタブレットって中国でしか売ってないようです。価格も安いですし、他の国でも売ればいいのにと思うんですよ。なんかもったいないですねぇ。


HUAWEI Honor WaterPlay

商品ページ(VMALL)

 その名の通り、耐水性を兼ね備えたタブレットになります。11日からプリセールが行われているようです。
waterplay
寸法 248×173×7.8mm
重量 465g
OS Android 7.0
CPU HiSilicon Kirin 659 2.36GHz*4+1.7GHz*4
メモリ 3GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 6660mAh

 Kirin 659を搭載しているので性能的に文句を付けるところはありません。

 もちろんLTE対応バージョンも存在しますが、所謂HUAWEIのタブレットですから、グレードによってカラバリに差を付けるというやり方を踏襲していますね。
 簡単にまとめると以下の3モデルがあります。

シルバー 3GB/32GB Wi-Fiモデルのみ
ゴールド 4GB/64GB Wi-FiモデルとLTEモデル

 価格は順に、1999元(約3万4000円)、2399元(約4万900円)、2699元(約4万6000円)だそうです。
 よくよく考えると、Wi-Fi限定とは言え、10.1インチのKirin 659タブが3万4千円で買えるなんてお買い得にも程があるでしょう。ひたすら中国市場が羨ましいですわ…。

 う~ん、GearBest.comやAliExpressでもHonorタブは売ってないんですよ。何かの制約でもあるんでしょうか。


 それはともかく、最近は中国系の通販サイトでも日本語対応・日本発送可というところが増えてきました。市場の一つとして認知されたのは嬉しい限りです。
 安さで言うならTOMTOPなんてたまにとんでもないのがありますから、ぜひチェックしてみてください。

【新製品】海外タブレット(2017.09.23)

・bq BQ-7081G CHARM
・bq BQ-7082G ARMOR

 思い切る盛るか、逆に削ぎ落とすかの二極化が進んでいるのがタブレット市場です。今日紹介するのは後者ですよ。


bq BQ-7081G CHARM

製品ページ

 bqロシアでのローンチです。本家スペインとはロゴも違っており、たぶんメーカー名は大文字が正しいんだと思いますが、まぁ些細ですかね。

bq7081gcharm

寸法 191.5×108×9.1mm
重量 261g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8321M 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 2650mAh

 MT8321Mは32ビットSoCです。プロセスルール28nmのCortex-A7で、2014年のリリースでした。3Gをサポートするのが利点といえばそうなるでしょう。

 スペック的には極めてローエンドのタブレットですね。昔はよくあった1024*600という解像度も、ここ数年は見てなかったような気さえします。子どものおもちゃにも最適だと思いますよ。

 価格は4590ルーブル(約8900円)。少し高めではあるものの、3Gタブという点にメリットを感じたなら買っても良いのではないでしょうか。


bq BQ-7082G ARMOR

製品ページ

 型番から分かる通り、上と兄弟モデルのようです。ただ、コンセプトはまるで別物ですね。

bq7082garmor

寸法 191.5×114.5×12.8mm
重量 292g
OS Android 7.0
CPU Spreadtrum SC7731C 1.2GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 4100mAh

 こちらはタフネスデザインで、その他には主にSoCとカメラ、そしてバッテリ容量が違います。SC7731も3Gをサポートしますので念のため。

 それでいて3990ルーブル(約7800円)と安いので、コスパは高そうに見えますよ。
 しかし、注意すべき点はパネル方式がTNであることなんです。3年前くらいまでのローエンドタブレットはTNとIPSが半々でしたから、そのチラツキ具合は今もはっきりと覚えています。長時間の使用はかなり目に来ますね。個人的にはあまりおすすめできません。

 そのかわりと言うべきか、背面プリントが5種類あり、自由に選べるみたいです。デザインは車3種とサッカー2種となっています。公式サイトでチェックしてみてください。


 スペインbqはタブレット開発への注力をやめた雰囲気が漂っており、昨年リリースのAquaris M8に未だ"NEW"のマークが付いている状態なんです。
 それを踏まえると、ロシアbqは頑張っているなぁと思いますねぇ。つまり儲かっているんでしょう。ロシア市場も十分狙い目という裏返しではないでしょうか。

【新製品】海外タブレット(2017.09.20)

・Alfawise Tab

 名称からして他にシリーズが無いんだろうなと分かりますよね。


Alfawise Tab

 Alfawiseと言えばTV BOXをはじめとするミニPCの印象が強いのですけど、GearBest.comのオフィシャルストアから外れたところにポツンと登場していました。
alfawisetab
寸法 204×135×7mm
重量 374g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8173 2.0GH*2+1.6GHz*2?
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 7.9インチ
解像度 2048*1536
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 6200mAh

 まず一つ補足。MT8173はデフォルトでA72@2.0GHz*2+A53@1.3GHz*2のクアッドコアです。
 バッテリ容量から考えてA72を落としているとは想像しにくく、1.6GHzのクロックはA53のものだろうということで記載の上、疑問符を付けています。

 7.9インチのQXGAはiPad mini 2と数字上は同じです。DPIは324で、もちろん7インチフルHDのタブレットよりも高精細になります。昔、iPad miniのクローン中華パッドが多数作られた際、"Retina"と銘打たれていた解像度でもあります。
 実は私もそのクローンを2台ほど所有していましたが、相当に綺麗でしたよ。ルート化しても消せないアプリ群に辟易して売っ払っちゃいましたけどね(^-^;。

 さて、そんなタブは今、いったいいくらで買えるのでしょうか? 3年前だと軽く3万円超えだったような気がしますけど…。

GearBest.com Alfawise Tab (23470円)

 お~、安いです。これで4GB/64GBは随分お得に感じますね。
 同スペックのスマートフォンならもっと下の価格のものは多数ありますけど、やはり7.9インチQXGAの魅力には抗えません。
 思わずPayPalを発動させてしまうところでした。


 タブレットはおそらくスマートフォンよりも参入しやすいんでしょうね。今もメーカー数は比較にならないくらい多い気がします。

【新製品】国内タブレット(2017.09.16)

・BLUEDOT BNT-1061W

 最近のBLUEDOTタブはユーザーレビューも高評価が多くなっています。一度試してみたいところではあります。


BLUEDOT BNT-1061W

製品ページ

 かなり大きめのタブですね。A4用紙より一回り小さいくらいです。

09150808_59bb0c01a49dc

寸法 268×168×9.6mm
重量 598g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8163 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 200GBまで
ディスプレイ 10.6インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 6000mAh

 良いんじゃないでしょうか。
 カメラ部が貧弱ですけど、10インチタブで積極的にカメラを使っている人を見たことが無いので問題ないと思います。

 それと、このサイズでアスペクト比が16:9というのは最近ではかなり珍しいですね。動画再生時に上下に黒枠が出現するのが嫌だという人にも持って来いです。

 バッテリは十分にも見えますけど、10.6インチフルHDですからギリギリかもしれません。せっかくの大画面、しかもSamsung製のパネルを暗い輝度で使うのももったいないですからねぇ。レビュー待ちで保留にしておきましょうか。

 価格は税込み15980円。さすがBLUEDOTです。とても10インチ超えの国内タブレットとは思えません。
 発売日が10月20日と一ヶ月以上先ですが、待つ価値はあると思いますよ。


 MT8163は性能的にスナドラ615と同等か少し上です。Antutuは36000程度まで出ることもあるみたいですね。
 最近SoC毎のスコアをあまり書いてなかったことに気付いたのでなんとなく記しておきました。

【新製品】海外タブレット(2017.09.10)

・Samsung Galaxy Tab A (2017)
・ASUS ZenPad 10 (Z301MF)

 2本立てじゃなくて3本立てです。それぞれの記事が薄めなのでたまにはいいでしょう。


Samsung Galaxy Tab A (2017)

製品ページ

 リンク先はベトナムSamsungです。2016年モデルは7,8,10インチとラインナップがあったのですが、今回はまず8インチだけが発表されています。
galaxytaba
寸法 212.1×142.1×8.9mm
重量 364g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 5000mAh

 メインカメラはSamsungらしくf/1.9と、タブレットとしては抜けたレンズの明るさを誇ります。それだけでも選ぶ価値があるというものですね。
 ついでにスナドラ425ですから、5000mAhのバッテリはかなり持ちが良さそうにも思いますよ。

 LTEモデルとWi-Fiモデルがあるらしく、前者の価格は6490000ドン(約3万800円)と、これもまたSamsungらしいものです。
 他の国でもじきに取り扱われるはずですが、おそらく価格は大差ないでしょう。


ASUS ZenPad 10 (Z301MF)

製品ページ

 7月中旬にZ301MFLがリリースされていますが、その下位モデルにあたります。
z301mf
寸法 251.77×172.17×8.95mm
重量 470g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8163A 1.5GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB , 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4680mAh

 なお、MT8163Bが載ったZ301Mも同時に発表になっています。AとBの違いはCPUおよびGPUのクロックのみで、8173Aは最大1.5GHz/600MHzですが、8163Bは1.3GHz/520MHzです。

 その他の仕様は筐体も含めて上位モデルのZ301MFLと同一っぽいですねぇ。
 となると、当然Z301MFLよりも安くならなければいけないのですが、そこはASUSですから簡単に考えてはいけません。
 価格が分かるサイトは非常に少なかったのですけど、16GBモデルで240ユーロ(約3万1100円)というのを見つけました。現在の各国の最安よりも下げなければならないという頭はどうやら持っていないみたいですわ。

 価格コムで調べると、Z301MFLは税込み27800円まで落ちています。なぜ仕様が下のZ301MFを3万円超えで買わなければいかんのだという話になるのも当然だと思いませんか?


 値段をメーカーが設定することに対しては憤りを覚えれば済むのですが、何度も書いているようにオープン価格だけは許せないです。
 オークション形式でコンシューマが決められるシステムを早く構築して欲しいと願わずにはいられません。

 …そしたらarrows M04はせいぜい8千円くらいでしょ。今の32000円という最安価格って、常軌を逸しているどころの騒ぎではなく、横暴と呼ぶに相応しいものです。

【新製品】海外タブレット(2017.09.08)

・HP Pro 8
・CAT T20

 タブレットの新製品も探し始めるとけっこうあって、スルーしているものも多いのです…。


HP Pro 8

製品ページ

 ヒューレット・パッカードのタブと言えば、Slateシリーズが日本でもそれなりに有名になっていたとは思うのですが、完全に死滅してしまったようです。
 本家HPはビジネスモデルに移行したイメージもあって、一般コンシューマ向けはほとんど出なくなりましたね。
 このPro 8はインドHPの取り扱いのようです。
hppro8
寸法 210.57×127.76×11.68mm
重量 489.88g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8735V/W 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6000mAh

 MT8375はLTEをサポートするということで、その機動力が売りになるでしょうか。タブレット向けのSoCです。
 あとは8インチにしてはバッテリ容量も十分なあたりも一応触れておいたほうがいいかもしれません。そのぶん解像度は犠牲になってますけどね。

 価格はまだ出ていないものの、どうも350ドル(約3万8000円)前後になると見られています。あり得ないくらい高いですよ。
 

CAT T20

製品ページ

 IFAでS41、S31とともに発表されていました。
catt20
寸法 220×143×14mm
重量 650g
OS Windows 10 Home
CPU intel Atom x5-Z8350 1.44GHz*4(最大1.92GHz)
メモリ 2GB
ストレージ 64GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 7500mAh

 う~ん、現場で使うならWindowsというのは分かりますよ。Atomもまぁいいでしょう。
 それにしてはメモリが足りなくありませんかい? ここだけがどうも浮いて見えてしまうのですが…。

 耐衝撃、防水・防塵ときて、いかにもニーズのありそうなLTE対応モデルですから、ノートPCが稼働できない過酷な環境での使用が前提にあるんだと思います。
 つまりニーズはピンポイントでしかなく、間違っても一般向けではないですよね。
 だからこそ599ユーロ(約7万8100円)という値段になっているわけで、「経費で落としてくださいね、節税に貢献しますから」的なニオイがしますわ。


 …え~と、何やかんや言っても、こんなのは公立学校向け大量導入の教育用タブレットに比べたら可愛いものですよ。まさに税金の無駄遣い。
 丸め込まれたお偉方が悪いのか、はたまた価値を見い出せない関係者が悪いのか、どこまで行っても真相が明かされることはありません。

【新製品】海外タブレット(2017.09.02)

・ARCHOS Sense 101X
・ARCHOS Diamond Tab 2017
・Micromax Canvas Plex Tab

 予告通り、まずはタブレットを数点放出しておきます。


ARCHOS Sense 101X

 まだプレスリリースしか上がっておらず、製品ページはありません。もうじき公式のタブレット製品群に混ざってくるとは思います。
sense101x
寸法 265.4×181×13.4mm
重量 600g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8735 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1280*720
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6000mAh

 10.1インチタブでIP68対応というのは非常に珍しいのではないでしょうか。
 当然アウトドア仕様ですから、4Gにも対応を謳っていますね。MT8735はMT8163にLTEサポート機能を付加したSoCです。

 さすがに600gは重いかなという感じですが、解像度のおかげで大容量バッテリも活きるでしょうし、割と面白いコンセプトだと思います。

 価格は199.99ユーロ(約2万6200円)とそれなりのコスパ。例えば川べりのキャンプで使うシーンなどでは選択肢の一つとなり得るでしょう。


ARCHOS Diamond Tab 2017

 2015年にリリースされたモデルの後継です。これもLTEに対応しています。
archos-diamond-tab-2017-vorgestellt
寸法 255×163.8×8mm
重量 510g
OS Android 7.0
CPU Rockchip RK3399 2.0GHz*2+1.5GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 6600mAh

 RK3399は昨年発表の比較的新しいSoCです。仕様的にはSnapdragon 650に近いでしょうか。上がA72のヘキサコアですね。Chromebookでも採用例がありますし、最近は省電力MBにも載ったりと、けっこう先行きが面白そうなチップですよ。

 その他のスペックも4Gタブレットとしては十二分に満足のいくものですし、長く使えるタブレットを考えているなら第一候補に挙がっても不思議ではないくらいの仕上がりになっているのではないでしょうか。

 価格は299.99ユーロ(約3万9400円)ですからコスパも上々。少なくとも、日本国内のタブレットがこの仕様で8万円ふんだくることを考えれば、個人輸入しても良いと考えるユーザーがいてもいいレベルだと思います。


Micromax Canvas Plex Tab

製品ページ

 以前も書いたかと思いますが、インドはタブレットの普及率も非常に高い国です。数年前の日本市場のように「出せば売れる」的な雰囲気が感じられますね。
canvasplextab
寸法 不明
重量 不明
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8735V/WP 1.0GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4000mAh

 ともすればローエンドに収まりそうなところを、3GB/32GBというトレンドを載せたことによって上のグレードっぽく仕上がったと思います。
 なんだか情報が錯綜していて、各スペックサイトで並ぶ数値がまちまちなのですけど、公式に倣っていますので念のため。

 価格は12999ルピー(約2万2400円)と少し高めかもしれません。インド国民にしてみれば、国内メーカーの純正タブでなければならないというユーザーもいるでしょうから、このくらいでも売れてしまうという現状が推測できてしまいます。


 IFAやCESなどの前後はタブレット関連も賑わうんですよね。通年こんな感じだといいのになと、少しだけ残念に思います…。

【新製品】海外タブレット(2017.08.31)

・CUBE Freer X9

 これは早めに紹介しておきたいと思ったタブレットだったので、多忙の中でもサクッと書いてみます。


CUBE Freer X9

製品ページ

 CUBEだけでなく最近の中国メーカーは、おおまかな製品ページだけ上げて仕様の発表は商城に任せるというところが多くなってきました。

freer_01

寸法 228×144×8.3mm
重量 366g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8173 2.0GHz*2+1.6GHz*2
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 8.9インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 5500mAh

 3つあるシリーズのうちU系列に属します。シリーズのカテゴライズについては公式サイトをご覧ください。

 MT8173はこのブログでも何度か登場していますが、A72+A53のクアッドコア。そのA72のおかげでAntutuは5万点を超えるそうです。メモリも十分ですし、WQXGAの解像度でもサクサク動くのではないでしょうか。

 パネルがジャパンディスプレイ製なのも一つの売りらしく、経営状態が思わしくない中で少しでも採用メーカーが増えるのは嬉しいことだと思いますよ。

 価格は1299元(約2万1600円)とありました。考えられないくらい安いですね。購入を躊躇する要因があるとすればAndroidのバージョンくらいなもので、ECサイトに並んだら速攻でポチったとしてもまったく損の無いタブと言えるでしょう。


 これは4Gには対応していないのですが、もし日本のメーカーが同等スペックでキャリアモデルを製造したなら、8万円は下回らないかなと推測してしまいます。

 あらかじめ高く設定して値引きを大きく見せなければいけない…などという不文律でもあるんですかね。

【新製品】海外タブレット(2017.08.27)

・Teclast T10

 サタデーナイトなので、タブとスマホの2本立てでお送りします。


Teclast T10

製品ページ

 最近のAndroidタブとしては相当なハイスペックの部類です。
teclastt10
寸法 239×166.9×7.5mm
重量 550g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8176 2.1GHz*2+1.7GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 1300万画素
バッテリ 8100mAh

 MT8176はヘキサコアです。Antutuのスコアは5万程度で、A72コアを使っていても、それが2個なこととGPUが落ちることから、結局のところスナドラ650よりも下というレビューを多く見ます。

 しかし、4GB/64GBと余裕のあるメモリとストレージ、SHARP製のIGZOディスプレイ、Samsung製のフロントカメラ、そして何と言っても8100mAhという巨大なバッテリ等々が魅力的なタブレットに仕上がっています。
 某メーカーの価格ばかりに盛ったタブレットとの違いは素人目にも明らかでしょう。

 amazon.co.jpでもいずれ取り扱われる可能性はありますが、どうせ技適の面はクリアされないのですから海外で購入したほうがお得なのは言うまでもありません。

GearBest.com Teclast T10 (30012円)

 SoCに物足りなさを感じないのであれば絶対に買いの一品でしょうね。
 現在の10インチ超えAndroidタブレットでは世界最高峰のコスパと称しても良いと思います。

 ちなみに、Teclast製品に絞ってamazon.co.jpとGearBest.comとの価格比で見ると、およそ4割増しといったところです。つまり、amazon.co.jpには単純計算だと4万2000円くらいで上がってくると推測できます。それでも安いと思えるのが恐ろしいですねぇ…。


 実は、大きければ大きいほど用途が広がる可能性があるのがタブレットの特性でもあります。
 私も過去には20台所有していましたが、「7インチと10インチは両方持っていたほうがいいな」と感じたのが最終結論でした。

 手を伸ばせば枚挙にいとまがないと分かっていても、必要性との天秤は常に片方が下がっている状態だったのです。

【新製品】海外タブレット(2017.08.13)

・BLU Touchbook M7 , M7 Pro

 BLUはほとんどタブレットを出さないんですけど、ほとんどのアメリカのメーカーがそうであるように、ロースペックのものが中心です。


BLU Touchbook M7 , M7 Pro

製品ページ(M7)
製品ページ(M7 Pro)

 正しいかどうか分かりませんが、先代は2015年8月リリースのTouchbook G7ではないかと思います。
blutouchbookm7pro
M7
寸法 197.2×107×8.8mm
重量 227g?
OS Android 5.1
CPU intel  Atom x3-C3200シリーズ 1.2GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 2800mAh

M7 Pro
寸法 188.4×109.2×9.4mm
重量 275g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8321 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2800mAh

 まず一つ、M7の本体重量が公式サイトには122gと書かれているのですが、それは有り得ないでしょう。amazon.comで0.5ポンドとありましたので227gにしておきました。
 それから、intel SoFIAはx3-C32xxのどれかだと思います。スペックサイトでは3230と書いているところがありました。

 加えて一応補足ですけど、M7 ProのSoCであるMT8321は28nmプロセスルールです。3Gまではサポートしますが、32bitですので念のため。

 やはりスペック的にはタブレットでもかなり下位ですね。メモリとストレージが貧弱なだけでなく、解像度もバッテリも、キッズ用かと思うくらいに削られています。M7 Proは冠からちょっとだけ期待したものの、無駄でしたわ。どこにプロ要素があるんでしょう(^-^;。

 価格は、M7がamazon.comで83.97ドル(約9200円)だそうです。割高感は否めません。
 M7 Proは公式のボタンが生きていないように、まだ販売価格を掲載しているサイトも無いですね。おなじみインドの価格予想サイトでは9511ルピー(約1万16200円)と書かれていました。そりゃちょっと酷いのでは?

 たぶんBLUが悪いわけではなくて、売れないから価格を上げざるを得ないんでしょう。同情の余地はあるかもしれないです。あわよくば子どもが壊して2台目を買ってくれたら御の字的な…。


 あー、レコードを割って2枚目を買ってもらった遥か古の記憶が蘇ってきますよ。
 ソノシートからヒントを得たものがSamsungのフォルダブルタブレットかも……というのは考え過ぎも甚だしいですかそうですか(^-^;。

【新製品】海外タブレット(2017.08.12)

・Alcatel Plus 12

 Windowsタブはあまり途切れること無く出てきているのが唯一の救いでしょうか。


Alcatel Plus 12

製品ページ

 AlcatelのPlusシリーズのタブって本当にコンセントが面白いですよね。日本の家電店に並べてもそれなりの数が捌けるような気がします。
plus12
寸法 284×175×7.9mm
重量 599g
OS Windows 10 Home
CPU intel Celeron N3350 1.1GHz*2(最大2.4GHz)
メモリ 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 11.6インチ
解像度 1920*1080
メインカメラ -
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 6900mAh

 えーと、公式サイトから知りうる限りの情報で補足しますと、まずストレージはオプションで64GBにすることができるらしいです。これって保証云々を度外視すれば自分で増設も可能だということですよね。
 また、キーボード部分の「メモリ(256MB+128MB)」や「バッテリ(2580mAh)」等を書いてくれているメーカーは非常に少ないのでありがたいです。
 もちろんここまでのスペックと機動力を確保する以上、LTEもサポートしてくれています。Bandも、あと19があれば完璧でしたね。

 という感じで、今時デュアルコアだと心許ないと考える方がいるのはやむを得ないとしても、サイトにもあるようにビジネスユースオンリーとするなら総じて魅力的な端末になっているのではないかと思いました。

 これで価格が安ければ速攻でポチっていたかもしれません。

GearBest.com Alcatel Plus 12 2 in 1 Tablet PC (55936円)

 んー、あと1万円下がってほしかったですねぇ。
 それと、公式サイトにある「かっこいいドッキングスタイル」ではなくなっているのが残念。

 でも、どうせ買うならちょっと捻ったこんなタブレットも有りかもしれないなぁ…と最近よく思うのですよ。
 日本アルカテルさん、技適通してくれませんか。絶対売れますって。


 日本のタブレット熱が冷めているなんてのはマスコミの作り出した妄言で、実は依然として所有率も右肩上がりらしいですよ。
 売れなくなったのはiPad以外のキャリアのタブレットです。そりゃ当然でしょう。価格がおかしいですもん。大画面の利点のみに数万円上乗せして払う時代はとっくに終わっていますので。

【新製品】海外タブレット(2017.08.10)

・Teclast P10

 ネット上のタブレット関連の様々な場所で、閑古鳥の鳴き具合がかなり酷いんです。
 小出しにしてでも盛り上げていかなくては尻すぼみ確定コースだろう…という妙な使命感によって筆を執っています。


Teclast P10

製品ページ

 当然ですがHUAWEIとは何の関係もありません。
teclastp10

寸法 246.1×165.9×9.89mm
重量 523.8g
OS Android 7.1
CPU Rockchip RK3368 1.5GHz*8
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 5200mAh

 geekbuyingのスペックシートがかなり嘘っぽい上に、公式の仕様表が真っ白のままで参照できないため、まぜこぜで書いておきました。
 特にSoCは"MT6580"とありますけど、製品ページには3Gをサポートするなんて一言もありませんし、そもそもオクタコアとの表記があるのにMT6580はおかしいだろうということで無視。
 64bitで、1.5GHz*8、H264/265のサポートとくれば、RK3368で間違いないのではないですかねぇ。
 そもそも商品名の並びにRK3368って書いてあるのに…。コピペで楽した際に各所を直し忘れたんだと思いますよ。

 まぁタブレットとしては及第点以上の仕上がりだと思います。やはり10.1インチは魅力ですよね。メモリが3GBだったら言うことは無かったですが。
 価格も142.99ドル(約1万5700円)ですから、とにかく大画面のタブを安く手に入れたいという人にとっては願ってもない選択肢になり得るのではないでしょうか。

 二点補足。

 Teclastのタブって、今もMicroUSBとDC用のピンプラグ端子と両方付いているんですね。既に手元に無いのではっきりしたことは言えませんが、確かMicroUSBからの充電にも対応していたはずです。
 中華パッドでMicroUSB以外に充電専用端子が設けられていた場合、そのUSBはPCとの接続用の役割しか持たないため、専用の充電ケーブルを破損・紛失してしまうとアウトという仕様になっている端末が大半なんです。Teclastのは例外だったような記憶があるんですよねぇ。間違っていたらごめんなさい。

 Teclastタブの発色は中華パッドの中でもかなり綺麗なほうだったと記憶しています。
 多少ギラつきがあってコントラストが強めの印象は受けたものの、総じて満足できるレベルでした。もちろん色ムラもなく、10インチ超えでも大丈夫ではないかと思いますよ。


 こんな感じで、1台ずつでもタブレットの新製品を上げていければなぁと考えています。何かご要望がありましたらどうぞコメント欄にお書きくださいませ。

【新製品】海外タブレット(2017.08.08)

・ASUS ZenPad Z8s

 ASUSのタブレットはネーミングルールが自由過ぎて何が何やら…なんですけど、数字の前に"Z"が付くのはVerizon専売モデルを意味するようです。


ASUS ZenPad Z8s (ZT582KL)

製品ページ

 スナドラ650が載ったZT581KLの後継機種ですね。
zenpadz8s
寸法 204×133.86×6.9mm
重量 306g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 652 1.8GHz*4+1.2GHz*4
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 7.9インチ
解像度 2048*1536
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 4680mAh

 スナドラ652だけではないのですが、ほとんどのオクタコアの場合、メーカーは上のクロックしか記載しませんね。A72とA53が同じクロックではないというのは当然で、これはきちんと書いておくべきだと思うんですけど…。
 参考までに、ベライゾンワイヤレスの商品ページはこちら。SoCが何かすら書いてませんねぇ。
 まぁ、最近のZenPadはほとんどMediaTekでしたし、ASUSはQualcommだからと言って不条理に価格を釣り上げることをしないので嬉しいですよ。

 8インチの2Kというのはそれだけで価値がありまして、おまけにスナドラ652でメモリが3GBならばほぼ不満もなく使えるのではないでしょうか。
 
 もちろんLTEにも対応していますが、アメリカ仕様ということで日本ではまったく使えないBandばかり。価格は魅力的ですから、日本版が出ることを切望してしまいます。

 ということで、24ヶ月のトータルは249.99ドル(約2万7700円)。昨日の記事で紹介したNEC TE508/HAWが2万6千円近いことを考えると、キャリアと言えどお得過ぎて唸ってしまいますよ。
 実はグローバルで見ればこれがタブレットの妥当なコスパなんですけどね。


 Q3の頭に向けて、ASUSだけでなくHUAWEIも新製品を準備中と思われますので、8月後半にかけて出て来る情報にも注目しておきましょう。

 そう言えばSamsungはフォルダブルタブレットを年内に発表する予定ですし、またタブレット市場が賑やかになってくれるといいですねぇ…。

【新製品】国内タブレット(2017.08.07)

・NEC LAVIE Tab E TE510/HAW , TE508/HAW

 そう言えば、書こう書こうと思っていたのにすっかり失念していました。
 TONEのm15が一旦販売中止になった経緯は、一個体の不具合だったらしいですね。2年近くも前の端末に今更不具合も何もあったもんじゃないでしょうに…。苦笑ですわ(^-^;。


NEC LAVIE Tab E TE510/HAW , TE508/HAW

製品ページ

 最近急にタブレットの記事の閲覧数が増えたのはこれのおかげだったんですね。
 というわけで、チェックしていたのに完全に記事にするのを忘れていましたm(__)m

te510haw
TE510/HAW
寸法 246.8×172.5×7.2mm
重量 485g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm APQ8053 2.0GHz*8
メモリ 3GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 7000mAh
20170801114903_255_
TE508/HAW
寸法 210.9×124.2×8.4mm
重量 340g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm APQ8017 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4850mAh

 20台に及ぶタブレットを使ってきた経験から言わせてもらえるなら、8インチで1280*800は粗いです。これがもし1920*1200だったら太鼓判を押していたと思いますけど。

 タブレットに関しては、DPIよりも目との距離によって粗さが変わると考えているんですよ。
 10インチ超えならばそこまで近づかないので、フルHD以上ならばあまり差は出ません。しかし、7インチや8インチは比較的手に持ちやすいことからも、目に近い位置で見てしまうんですね。
 この189というDPIは携帯端末の中では相当に粗い部類ですから、下手するとドットのひと粒まで見える感じになるわけです。12インチフルHDのノートPCとほぼ同じであり、それを間近で見たときの感覚と一緒だと思います。

 とは言っても、7インチHDのTE507/FAWの表示がそこまで汚くもなかったので、実機を見たら印象が変わるかもしれませんが。

 さて、NECはやはりAPQ8053とAPQ8017という表記にしてきていますね。
 昨年のLAVIE Tabの記事で、「どうして"スナドラ"と書かないんだ」と憤慨したのですけど、その後調べたら「LTEに対応していないものはAPQ扱い」ということが分かりました。要するにWi-Fi限定のタブレット専用SoCらしいです。
 つまりここは突っ込みどころではなかったということで…。大変失礼いたしました。
 あ、APQ8017はスナドラ425と同等ですんで念のため。

 直販価格は、TE510/HAWが税込み3万9744円、TE508/HAWが25704円となっています。
 510はスペック的に満足できるものの4万円までは出せず、508は前述の通り解像度に不満が残りますよ。正直、508は2万円以下じゃないと手を出してはいけないような気さえします。
 う~ん、TE507の後継が出るまで待ちかもしれませんねぇ。またはTab Sとか。

 実際のところは、触れてみて筐体の高級感とか使いやすさとかが価格相応だと感じたらそれでいいとは思うんですけど、お盆休みは家電店も混んでいるので行きたくないんですよねぇ(;´Д`)。まぁ再来週あたりにでも。


 正直、タブレットはいったいどれくらいの期間使ったら元が取れるのか未だによく分からないんです。
 NEXUSの頃は「3年!」と決め打ちしてましたが、最近のタブで3年使えるものが果たしてあるのかという根本的な疑問が…。

 アプリやら環境やらの引っ越しの手間を抜きにしたら、1万円以下のモデルを1年使うのが一番賢いんじゃなかろうかと思うようになってきました。

【新製品】国内タブレット(2017.07.29)

・KEIAN KWP10R

 国内メーカーのタブレットは本当に数が減りましたね。まぁ当たり前ですけど、これもメイドインジャパンではないのですが…。


KEIAN KWP10R

製品ページ

 今回の特徴は、防水仕様になったことと、独立型スタンドが付属することで、公式サイトではそのスタンドの画像も見ることができます。象牙のような大仰なデザインだなと感じてしまいました(^-^;。汎用性はありそうですけどね。
 8月上旬発売だそうです。
kwp10r
寸法 253.8×158.2×10mm
重量 532g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8163 1.3GHz*4
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 10.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 6000mAh

 10インチでここまでのローエンドタブは国内だとあまり見ません。
 解像度も許せる範囲ではありますが、粗いのは覚悟しておいたほうがいいと思います。DPIは151で、これは7インチ1024*768よりもさらにドットの粒が目立ってしまう仕様。どちらかと言うとノートPCのそれに近いですね。目から離して使うならば我慢できるとは思います。

 唯一頑張ったなと思うのがバッテリですかね。ただ、公称値は実動5.5時間と決して長くはない点に注意が必要でしょう。10インチだとそんなものかもしれませんが。

 用途は動画再生や電子書籍あたりになると思います。SoCやメモリ容量からも、それ以上のことを求めるのは酷というものですよ。とにかく安い大画面タブが欲しい人向けという位置付けでいいのではないでしょうか。

 まだ価格ははっきりしていませんが、恵安なので1万5千円以下で考えてちょうどいいくらいだと思います。
 付属スタンドがもし高品質ならばお買い得な一品に化ける可能性もありますし、正式な価格とレビュー待ちというあたりにしておきましょうか。


 そう言えば2年くらい前は、この程度のスペックのキャリアのタブレットが5万円でしたね…。
 私が中華タブに流れてしまったのもそんな理由だったわけで、市場のニーズが極めて低くなった頃にこうして安いものが発売されるのもまた皮肉だなぁと感じますよ。

【新製品】海外タブレット(2017.07.25)

・ALLDOCUBE Free Young X5 T8 Pro
・DYNASTY ZD710
・Nextbook Ares 11A

 マイナーメーカーのタブレットはスルーしてきましたが、せっかくなので手を広げてみます。


ALLDOCUBE Free Young X5 T8 Pro

 相変わらずCUBE公式は探しにくいしヒットしない上、更新も遅いのでまだ出てきませんね。
 CUBE T8 ULTIMATEのさらに上の製品という位置付けだと思います。
freeyoungx5
寸法 214×127×8.8mm
重量 338g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8783 1.5GHz*8?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 非対応?
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3800mAh

 まずMT8783について補足しておくと、28nmのA53*4とA53*4によるオクタコア構成で、最大クロックは1.5GHzとなっています。MediaTek公式でも4コア2群扱いですし、本当にすべて1.5GHzだろうかという意味から疑問符を付けておきました。
 リリース年は2015年ですが、4Gをサポートするということもあって特にCUBEのタブでは積極的に採用していますね。

 非インテルのSoCによるタブレットでここまでのスペックのものはあまりありません。大手メーカー以外なら尚更です。
 メインカメラも、カテゴリをファブレットとするだけあって1300万画素が載っています。解像度ももちろん、バッテリもそれなりの容量ですから、タブレットでいろいろ賄いたいというユーザーにとってはベストな1台になっても不思議ではありませんね。

 では価格を見てみましょう。

GearBest.com ALLDOCUBE / CUBE Free Young X5 (26044円)

 タブレットでここまでしてしまうとさすがに割高感は出てしまいますが、並んでいる数字を見たら納得できるものです。
 国内だとヘボいスペックでありながら3万4万ぶん取るタブも多いわけで、こういうのを狙うのもアリだと思うのです。


DYNASTY ZD710

 メーカー名がメーカー名なので、世界中のありとあらゆるところで製品が氾濫しており、いったいどこに公式サイトがあるのかまったく探し当てられませんでした…。情報をご存じの方がいらっしゃったらお教えくださいませ。
zd710
寸法 181×107×7mm
重量 244g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8163A 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 32GBまで
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 2500mAh

 最近は安いタブレットだと解像度が削られることが多いのですけど、これは何年か前にブームにもなった7インチの高解像度タブです。
 ただ、残念ながらバッテリ容量は7インチのそれではありません。ここさえしっかり盛られていればかなり面白い存在だったように思いますね。

 MT8163Aはacerのiconia tabにも搭載されています。タブレット専用SoCで、CPU・GPUともに高クロックの8163Aと、それぞれ少しずつ落とされている8163Bの2種類があるのですが、最大1.5GHzの8163Aでありながら1.3GHz止まりという部分は、やはりバッテリとの兼ね合いがあったのだろうと推測できます。なお、コアは28nmのA53です。

 さて、価格さえ安ければ人柱になるには持って来いのタブということで、実際にいくらなのか見てみましょう。

GearBest.com DYNASTY ZD710 (9058円)

 これはいいですね。国内に流通しているものよりもかなり魅力的です。
 思わずポチリそうになってしまいました。


Nextbook Ares 11A

製品ページ

 Windowsモデルもあるシリーズでして、このAndroid版でもキーボードが付いているのは嬉しいですね。
 というかノートPCですけど。
160909110740-thumb
寸法 286×195×16mm
重量 1436g
OS Android 6.0
CPU intel Atom x5-Z8350 1.92GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 64GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 11.6インチ
解像度 1366*768
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 9000mAh

 NextbookのAndroidモデルはほぼバージョンが1世代から2世代前なので、6.0なのは気にしても仕方がないことだと思います。もちろんWindowsモデルが使いやすいという方にはそちらの選択肢もありますよ。

 ストレージも十分ですし、ノートPCとして使っても何ら問題ないでしょうね。もちろんキーボード部分はデチャッタブルということで、純粋なタブレットとしても使用可能となっています。

 そして大画面タブレットならば大容量バッテリは必須項目ですから、この9000mAhは大歓迎すべき仕様だと思います。実稼働時間がどの程度なのかにも興味がありますねぇ。

 Walmartでの価格はイマイチ不透明な120.31ドル~179ドル(約1万3300円~1万9800円)だそうです。随分幅があるものです。さて、GearBest.comではどうなっているでしょうか。

GearBest.com Nextbook NX16A11264 (18464円)

 型番のみの表記となっていますけど、Ares 11Aで間違いありません。"A"の部分が"W"になったものがWindowsモデルです。
 これくらいならお買い得と言えるのではないでしょうか。
 大画面のAndroidタブが欲しいという層にしてみたら、衝動的にポチっても不思議ではないと思います(^-^;。


 スマートフォンもタブレットも、バリエーションとコンセプトで勝負するというマーケットのスタイルは変わっていませんね。
 自分に合ったものを可能な限り安く買い求められれば、賢い消費者になれるはずです。

【新製品】国内タブレット(2017.07.21)

・ASUS ZenPad 10 (Z301MFL)

 予告通りASUSの新製品をお届けします。
 タブレットはこれ1台だけなので別記事でスマートフォンも上げますけど。


ASUS ZenPad 10 (Z301MFL)

製品ページ

 ZenPad 10はバリエーションがかなりあるのですが、これはミドルレンジあたりになるでしょうか。
 zenpad10z301mfl
寸法 251.7×172.1×8.9mm
重量 490g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8735A 1.45GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4680mAh

 筐体の高級感はさすがといった感じですね。もう少しベゼル幅が狭ければ完璧でした。
 なお、グローバル版のバリエーションではストレージ32GBと64GBもあるようですが、日本で取り扱われるのは16GBのみとなっています。

 今やタブレットでもLTE対応は当たり前の時代です。これもしっかりとサポートしており、主要なBandはすべてカバーしてますね。約0.5キロと重量級ではあるものの、外出先でもネットに繋げられる強みというのは確かにありますし、選択の際のアドバンテージとなるのは間違いないでしょう。

 MT8735Aについておさらいしておくと、発表年自体は2015年とそれなりに昔でして、28nmのA53コアを採用したMT8163のLTEサポートバージョンという位置付けです。型番からも分かるようにタブレット専用SoCですね。
 日本で発売されるモデルとしては初めての搭載になるのではないでしょうか。

 欲を言えば、解像度も併せ見てバッテリ容量が足りないかなという気もしますが、ASUSらしいこだわりが詰まった1台と呼んで良いのではないかと思います。
 発売はちょうど今日からで、市場想定価格は3万5424円。魅力を感じたなら購入してもいいはずです。


 ASUSはこのようにタブレットはコスパに優れたものがけっこうあるんですけど、スマートフォンは明らかに吹っ掛けてくるんですよね。それも世界規模で。
 ZenFone 2まではそんなこともなかったと記憶しています。昨年のZenFone 3供給不足以降、ますます拍車がかかった印象ですよ。

 自作er時代はマザボやら何やらでいろいろとお世話になったASUSですが、その頃感じていたのは他メーカーとの数千円の差よりも品質やブランドイメージでした。その程度ならまだしも、スマートフォンの場合は数万円単位で上がってしまいますから、ブランドの魅力だけでは如何ともし難いと思ってしまいますね…。

【新製品】海外タブレット(2017.07.04)

・LG G Pad IV 8.0 FHD LTE
・acer Iconia One 10 B3-A40

 どこのブログランキングでもタブレットカテゴリは閑古鳥が鳴いている状態でして、例に漏れず当ブログもまったく更新が無いのにも関わらず常に1位とか2位とかなわけですよ。
 ということで、あまりに申し訳ないのでたまにはタブレット関連もピックアップしてみようかと思いました。


LG G Pad IV 8.0 FHD LTE

プレスリリース

 韓国でのローンチです。G Pad IIIを使っていた身としてはシリーズが続いてくれるのは嬉しいですよ。

gpadiv80fhd

寸法 216.2×127×6.9mm
重量 290g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz*4+1.1GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 2TBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 3000mAh

 製品名の通り、LTEに対応しています。Bandの記載は無いので日本で使えるかは不明ですけど。
 それと、どうでもいい突っ込みかもしれませんが、1920*1200の解像度はフルHDじゃなくてWUXGAですよね(^-^;。まぁ、「"FHD"は単なるアルファベットの羅列だよ」と言われたら反論できないのでこれくらいにしときます。

 ただ、いかにスナドラ435でも、8インチタブで3000mAhのバッテリは少ないと思いますねぇ。ましてやLTEもサポートしている以上、最低でも4000mAhは欲しかったですよ。こればかりは実際に使ってみないと何とも言えないのですが、一般的なスマートフォンよりも電池持ちが悪いのは容易に想像が付いてしまいます。

 価格も352000ウォン(約3万4600円)と多少の割高感があり、やはり韓国国内ではボッタクられてますね。HUAWEIだったら2万円台半ばで出せそうじゃないですか?


acer Iconia One 10 B3-A40

旧製品ページ(A3-A40)

 Iconiaシリーズは大きく"Iconia Tab"と"Iconia One"に分かれていますが、さらに後ろの型番によってバリエーションが死ぬほどあるので非常に複雑なのです。
 これは昨年リリースされたA3-A40とほぼ同一スペックでありながら新モデルとして扱われています。ややこしいです。
Iconia-Tab-10-A3-A40
寸法 258.4×167.15×9.15mm
重量 530g
OS Android 7.0
CPU MediaTek MT8167 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6100mAh

 5月中旬にリークされ、6月中の発売と言われていましたが未だ動きがありません。画像もA3-A40ですのでご了承ください。

 A3-A40とはSoCが異なります。具体的にはMT8163からMT8167になっているのですが、前者のコアがA53、後者がA35という部分が大きな違いです。
 MediaTekの資料によると、A35はA53と比較して32%の電力効率アップが図れているらしく、ましてや6100mAhというバッテリ容量ならばかなり期待して良いのではないでしょうか。

 マイナーチェンジ前のA3-A40の価格は179.99ユーロ(約2万3100円)ですから、それと同レベルに落ち着くはずです。
 なんせまったく公式がアナウンスしないものですからさっぱり分からないんですね。なお、ググると1280*800のIconia One 10 B3-A40は出てくるのですが、それとは違うので念のため。

 日本でもIconia One 7と8が取り扱われています。これも発売されるなら飛び付くユーザーは多いような気がしますよ。


 Androidタブはこんな感じで一部の決まったメーカーしかリリースしなくなりつつあります。
 逆にWindowsタブは今もけっこうな数が出ていて、ニーズの違いを感じさせられてしまうのです。

【新製品】国内タブレット(2017.05.31)

・HUAWEI MediaPad M3 Lite 10
・HUAWEI MediaPad T3 10

 最近はタブレット熱がすっかり冷めてしまっているので、心底欲しいという感じを抱かなくなってしまいました。


HUAWEI MediaPad M3 Lite 10

製品ページ

 なぜかHUAWEIジャパンの製品ページは閉じてしまっているので、グローバルのものを貼っています。
 発売はT3 10も合わせて6月9日からだそうです。
m3lite10
寸法 241.3×171.5×7.1mm
重量 310g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 435 1.4GHz*4+1.1GHz*4?
メモリ 3GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 800万画素
バッテリ 6660mAh

 海外版だと、メモリとストレージの組み合わせは3GB/16GBと4GB/64GBがありますが、国内仕様はこの1種類のみだそうです。ただ、LTEモデルとWi-Fiモデルが存在するので、実質的には2モデル展開です。
 なお、この重量は公式サイトから引用してますがどうも嘘っぽいです。T3 10と同様に460gとしているサイトがほとんどですし、このサイズでこのバッテリ容量で…と考えると310gは有り得ないですね。

 LTEモデルの価格は税込み3万8664円、Wi-Fiモデルは32184円となっています。スナドラ435にしては高めですけど、ハーマン4スピーカやディスプレイサイズと解像度を考えれば高すぎるということもありません。
 ここまでのものはタブレットに求めないという方ならば、もう一つの選択肢が下にあるわけですから、売り方としては正解のような気もします。
 

HUAWEI MediaPad T3 10

製品ページ

 先代のT2よりもひと回り小さくなって、モビリティが上がった印象です。

t310

寸法 229.8×159.8×7.95mm
重量 460g
OS Android 7.1
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 9.6インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4800mAh

 これも海外版は3GB/32GBがあるようです。
 T2の10インチモデルは"Pro"しかなく、10.1インチの1920*1200、スナドラ615と、当時としてはミドルハイに位置するタブレットでしたが、今回はローミドルに落としてきた感があります。もしかすると数カ月後にT3 10 Proが準備されているのかもしれません。

 LTEモデルは税込み2万4624円程度、Wi-Fiモデルは2万304円前後だそうです。9.6インチのスナドラ425がどこまで快適なのかは未知数ですけど、2万円ならお買い得と評していいのではないでしょうか。


 海外と似たようなタイミングで発表してくれました。
 HUAWEIの場合、スマートフォンは往々にして遅れるのですが、タブレットは意外と早いんですよね。価格も国内だけ異様に高いということもないですし、感謝してますよ。

 しかしまぁ、タブレットはこの先、「これは面白そう!!」というものが出てこない限り買わないんだろうなぁと思っています…。

【新製品】国内タブレット(2017.05.18)

・Lenovo ideapad Miix 320

 Windowsタブのありがたみを感じるためにはハイスペックである必要が…と常日頃から考えています。


Lenovo ideapad Miix 320

製品ページ

 MWCでお披露目になっていたモデルが3月末に法人向けとして国内でも発表になっていました。その一般向けだそうです。かなり異なる仕様となっているので、筐体以外は別物と考えてもいいくらいですよ。
lenovo_miix_320_10inch_tablet_mode_snow_white-100710621-orig
寸法 249×179×9mm(タブレット部)
重量 550g
OS Windows 10 Home
CPU intel Atom x5-Z8350 1.44GHz*4(最大1.92GHz)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD ?GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 不明

 バッテリ容量は「2セル」としか記載が無いので不明にしておきました。また、MicroSDスロットはあるものの、最大容量については分かりません。普通に256GBだとは思いますけど。

 法人向けモデルとの主な違いを挙げてみます。

OS Win 10 Pro → Win 10 Home
メモリ 2GB → 4GB
解像度 1280*800 → 1920*1200

 一般的な用途の場合、WindowsのProとHomeのバージョンの違いを体感できるユーザーは少ないと思いますので、これは問題ありませんよ。
 メモリが増えた点と解像度が上がった点は評価します。が、恐ろしい予感がするのはその価格について。

 法人向けは税込み50544円でした。このコンシューマ向けはオープンプライスとされているため、実際の店頭に並ばないとはっきりしたことは言えないですけど、この上乗せ具合からして安くなるとは思えないんです。

 ちなみに、法人向けモデルと同様のスペックの80XF0002JPは現在の最安が税込み34800円だそうです。今回のは0007JPという型番になるので購入の際はご注意ください。
 個人的な予測では5万円以下にはならないと考えていますよ。仮に4万円台前半になったとしても、あまりお買い得と言い難いことだけは確かです。
 なぜなら、この国内法人向けモデルは海外で199ドルで販売されているからです。要するに日本人はボッタクられているわけで。とことん阿漕ですねぇ。


 このブログが今の方向性に落ち着いたのは、こんな価格の不公平さをより多くの人に知ってもらいたいと考えたから。

 日本語のマニュアルを付けるのがそんなにお金がかかることなんですか?
 サポートに係る人件費をそこまで値上げして捻出しなければいけませんか?

 正直に言ってしまえば、このように日本だけバカ高くなっている端末は1台も売れないでくれと心から願っているのです。
 世界中で同じ値段だったら文句は付けません。いかなる貨幣の価値をも等しくするために為替レートというものがあるわけですから。
 ですが、こんな意味不明な価格設定をされてしまうと、どうしてもメーカーの姿勢を疑わざるを得ません。

 打破することができるのは政府でも公取委でもなく、コンシューマだけですよ。

【新製品】海外タブレット(2017.05.10)

・CUBE iWork8 Air Pro

 一生懸命タブレットを開発し続けている大手以外の動きが鈍くなってきたように感じます。
 嵐の「後の」静けさ、じゃなきゃいいんですけど…。


CUBE iWork8 Air Pro

公式サイト(中国語)

 全然関係無いですが、昔からCUBEの公式サイトやタブレット背面に書かれている「酷比魔方」の「酷」が、自分の脳内で「ひどい」とか「むごい」とかに刷り込まれてしまって大変なのです。
 
 さて、このタブはネット上でも話題騒然でした。理由は後述。
 発売は今月末から来月頭らしく、各所で予約も始まっていますね。まだ公式サイトには製品ページがありませんので、スペックや画像は一部GearBest.comから引用させていただいております。

1493775902868083948

寸法 213×127×9.3mm
重量 339g
OS Android 5.1+Windows 10
CPU intel Atom x5-Z8350 1.44GHz*4(最大1.92GHz)
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 128GBまで
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 3500mAh

 ネットで話題になった理由というのが、一時「メモリ8GB」との表記があったためです。これは「間違いだった」として現在は修正されているものの、衝撃的でしたよ。このスペックにメモリ8GBは正直無いですよね。
 なお、GearBest.com内の寸法の記載もどうやら正しくないようですので、ここは他から引っ張ってきました。公式サイトが開いてからご確認ください。

 最近はこうした8インチタブもすっかりご無沙汰で、むしろ新製品として出てきてもあまりインパクトが無いんですよね。故に8GBは注目を集めたんでしょうけど、実際はごくごく平凡なスペックでした。

 価格も至って普通です。まぁ日本国内で同様のものが発売されたら軽く4万円は超えるはずなので、安いっちゃ安いんですが。

GearBest.com Cube iWork8 Air Pro (14192円)

 仮にバッテリが5000mAhだったとしてこの値段なら惹かれたかもしれません。
 似たようなコンセプトのOnda V80 Plusを使っている身から助言させていただくとすれば、「バッテリの減りさえ覚悟できるなら面白いタブですよ」とだけ…。


 新製品が出ない事実はつまり利益が上がっていないということに他なりません。おそらく欲しい人には行き渡ったんでしょう。
 早々に新しい方向性にシフトしないと厳しいんじゃないですかねぇ…。

【新製品】海外タブレット(2017.05.02)

・PORSCHE DESIGN BOOK ONE

 ここまでやってくれるなら逆に清々しいですね。


PORSCHE DESIGN BOOK ONE

製品ページ

 タブレットと言うよりは2in1のノートPCです。
 2月から噂がありましたが、ようやく発売日が5月8日と決まったようです。
pd_bookone
寸法 311.4×209.5×7.7mm(タブレット部のみ)
重量 758g(タブレット部のみ)
OS Windows 10 Pro
CPU intel Core i7-7500U 2.7GHz(最大3.5GHz)*2(HT4)
メモリ 16GB
ストレージ 512GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 13.3インチ
解像度 3200*1800
メインカメラ 非搭載
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 70Wh

 バッテリ容量を単純に計算してみますか。セルが2つで定格3.7Vだとすると、約9500mAhとなります。正解かどうかは分かりませんので参考まで…。
 14時間駆動が可能な上にフルチャージまで2時間との記載もあり、とにかく隙の無い作りとなっているようです。

 PORSCHE DESIGNと言えば、HUAWEIのMate 9でもコラボしてそのデザインセンスを存分に発揮してくれていましたが、今回はこんな感じです。もちろんキーボード操作部分も存在する、超ハイスペックノートPCとなってますね。

 ノート向けとしては現在の最高性能であるCore i7-7500Uを持ってきていますし、メモリ容量はSurfaceシリーズの最高峰と同じ。ストレージ容量もSSDでてんこ盛りです。

 ポルシェに心酔している人なら是が非でも欲しいところでしょうけど、その価格は驚きの2495ドル(約27万8700円)でして、庶民がおいそれと手を出せるものではありません。Surfaceだって絶対に買えないのに。
 まぁ、高嶺の花は見て想像して楽しむものと昔から決まっています。
 何より、自分が使っている姿が一つも想像できないというのがすごいですよね(^-^;。


 1万円以下のWindowsタブレットもある時代で、この差は凄まじいと思います。
 もっと身近な家電製品に例えたら、日常使用で十分に事足りる7000円の掃除機があるのに、わざわざ最高性能の30万のものを果たして買うかという話なんですよ。
 しかし、それが普通に存在するのが家電業界。殊更コンピュータ本体では昔からあることです。用途がゲーム用とかの超絶ハイスペックPCなら価値を見い出せるでしょうけど、使いこなせなければドブにお金を捨てているようなものですからねぇ。

 ふと思い出しましたが、働き始めてから初めて買ったノートPCが72万円でしたよorz
 1年で半額くらいになってて死にたくなった記憶があります(^-^;。デスクトップも普通に50万した時代の話ですわ…。

【新製品】国内タブレット(2017.04.29)

・BLUEDOT BNT-791W(2G)

 厳密には新製品でもないのでスルーしようかなと思ったのですが、どうしても1点だけ書きたい部分があって記事に起こすことにしました。


BLUEDOT BNT-791W(2G)

製品ページ

 3月にリリースになっているBNT-791W(1G)のメモリ2GBモデルとなります。
 販売好調だからラインナップに加わったのではなく、最初から予定があったんだと思いますよ。前回も最初から"(1G)"の文字が付いていましたから。
p_front2
寸法 195.7×137.2×9.1mm
重量 337g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8163 1.3GHz*4
メモリ 2GB
ストレージ 16GB
MicroSD 200GBまで
ディスプレイ 7.9インチ
解像度 1024*768
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 30万画素
バッテリ 3500mAh

 1GBモデルは8980円でしたが、挙動が明らかに変わるであろう2GBに増えても価格は跳ね上がらずに、税込み9980円だそうです。この点は大いに評価したいですね。
 前回のようなおまけは付かないものの、発売は6月15日予定となっていますので、「メモリがせめて2GBだったらなぁ」と考えていた方は狙ってみてはいかがでしょうか。
 電子書籍用だけではなく、MicroHDMIを利用した外部モニタ出力用としても面白いかもしれませんよ。

 さて、書いておきたかったことというのは、公式の仕様表なんです。
 前回の記憶が残ってないのではっきりしたことは言えませんけど、これ、追記されたような気がするんですよ。チップメーカーと写真まで記載されているのが素晴らしいです。

 メモリは1GBがキングストン製、2GBはハイニックス製とありますね。"SK"が付く以前から好んでPCに載せていた身としては嬉しいですわ。たしか元はヒュンダイグループだったような気がします。違っていたらごめんなさい。

 まぁ、欲を言えばLPDDRの種別や転送速度等の詳細な仕様まであるとよかったんですが、マニアには堪らん補足となっていますねぇ。
 ぜひ他のメーカーもこういう仕様表を真似てほしいと切に願います。


 えーと、以下完全蛇足で。いつもプロローグとエピローグは蛇足以外の何物でもないですけど…。

 メモリメーカーと言われると、真っ先にエルピーダを思い出してしまうのは日本人だから仕方のないことでしょう。
 盛んに自作機を組んでいた頃はちょうどメモリが爆安の時代で、エルピーダの1GB2本組が1500円で買えたんです。そして、自作しなくなったのはメモリの価格が急騰したという理由が何より大きかったように記憶しています。

 マイクロンになった今がどんな経営状態なのかは知りません。復権の日は訪れるんでしょうか。

【新製品】海外タブレット(2017.04.21)

・HUAWEI MediaPad T3 7
・HUAWEI MediaPad T3

 たぶん国内でも発売されるとは思いますが、過去の例に照らし合わせると多少遅れるはず。スペックに変更が無ければ改めて国内タブレットとして紹介はしませんのでご了承くださいませ。


HUAWEI MediaPad T3 7

製品ページ

 グローバル向けにここまでローエンドのタブレットを続けて出せるというのもある意味すごいですね。

mediapad-t3-7-01

寸法 179×103.68×8.6mm
重量 250g
OS Android 6.0
CPU MediaTek MT8127 1.3GHz*4
メモリ 1GB , 2GB
ストレージ 8GB , 16GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 7.0インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 200万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 3100mAh

 こりゃまた旧式のSoCを持ってきましたね。3年前のもので、コアはA7です。そう言えば先代もSC9830iでしたし、現在でも十分通用するという考え方なんでしょうか。Antutuスコアは25000前後ということで、用途を限ったタブレット向けとしてはこれでいいのかもしれませんね。

 肝心の発売時期や価格は明らかになっていません。T2が非常にリーズナブルだったために、今回も期待は集まるところです。一部では129ユーロ(約1万5200円)なんて話が流れていますが、それだと誰も買わないんじゃないでしょうか…。


HUAWEI MediaPad T3

製品ページ

 補足しておきますと、オフィシャルでは7インチモデルが"MediaPad T3 7"、8インチモデルが"MediaPad T3"というネーミングになっています。便宜上"7.0"とか"8.0"とかを付けているサイトも多数見受けられますが、ここは公式に倣いたいと思います。

mediapad-t3-03

寸法 211.07×124.65×7.95mm
重量 350g
OS Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 425 1.4GHz*4
メモリ 2GB , 3GB
ストレージ 16GB , 32GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 8.0インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 4800mAh

 買うなら断然こっちでしょうね。
 解像度にはやや不満が残りますが、その恩恵とスナドラ425で、バッテリ持ちはかなり良いような予感もしますし。

 そう言えばLenovoがTab 4シリーズで425搭載をアナウンスしていましたが、私の記憶が確かならばメジャーメーカーの製品だと他に例は無かったはずです。そんな意味でも、現在のところは希少価値も味わえるタブと言えるかもしれません。

 2GB/16GBのWi-Fiモデルは219ユーロ(約2万5700円)、LTEモデルは239ユーロ(約2万8100円)と割高感は否めませんが、HUAWEIのタブレットならこれくらい出してもいいという人は多いのではないでしょうか。


 他にもT3 10やProグレードが準備されていると思います。使えるタブが欲しい方はそっちを待ってみるのが得策かと…。

【新製品】国内タブレット(2017.04.18)

・FUJITSU ARROWS Tab Q507/P-SP
・ONKYO TA2C-74Z8A

 スルーの予定でしたが、あまりに国内のネタが無いもので、やむなく上げておきます。一応どちらも法人向けとなっていますので念のため。


FUJITSU ARROWS Tab Q507/P-SP

製品ページ

 いくつか目玉があるようですので後述。
Q507P-SPNO1b
寸法 不明
重量 不明
OS Windows 10 Pro , Home
CPU intel Atom x5-Z8550 1.44GHz*4(2.4GHz)
メモリ 2GB , 4GB
ストレージ 128GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1920*1200
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 34Wh

 バッテリについてはセル数も電圧も記載されてないのでmAhへの変換ができません。仮に1セルで標準的な電圧だとすると、だいたい9200~9400mAhくらいでしょうか。2セルだと計算上はその半分になります。まぁ、Atomですから、多かろうが少なかろうがあまり関係なさそうですけど。

 えーと、まず最大のウリは「スライド式静脈センサー」を搭載している点だそうです。どうでもいいですが、公式製品ページの紹介文が「スライド式静脈センサー内臓タブレット」 になっていますよ。恥ずかしいので早急に訂正してください(-_-;。誰がこんな初歩的な誤字を晒せと…。
 これはその名の通り片手でなぞると静脈パターンを感知してロックが解除ができるというもの。もう一つついでに突っ込んでおきますが、さまざまなサイトに「大日本印刷株式会社が量産化した幅8mmの光学ユニットを採用することにより、幅の狭いタブレットの額縁に搭載することが可能となった」との文言がありますよね。このタブ、そんなにベゼル幅が狭いとは思えないんですけど、気のせいとか目の錯覚とかでしょうか。

 そして「紙に鉛筆で書いているような書き心地を実現したペン入力」だそうです。頑張りましたね。店頭にあれば触ってみたいものです。ペンタブレットに慣れた人は逆に使いづらいかもしれませんねぇ。

 さらにIPX45に対応。コネクタやらスロットやらが多いので68にはできなかったんでしょう。用途を考えれば及第点といったところかも。

 さて、肝心の価格ですが、あからさまな税金対策お疲れ様です設定になっておりまして、最安の標準モデルが9万2124円ということです。へぇ~…。
 同じZ8550を搭載したタブと言えばLenovoのYOGA BOOKがあります。これよりは少し安いくらいですから特に強気の姿勢とも感じないと言えばそれまで。法人向けにして正解かもしれないです。


ONKYO TA2C-74Z8A

製品ページ

 製品名についてはとやかく言いません。一般向けではないので不要だという考えでしょうから。
gallery03
寸法 254×165×10.5mm
重量 640g
OS Android 5.1
CPU intel Atom x5-Z8350 1.44GHz*4(1.92GHz)
メモリ 2GB
ストレージ 32GB
MicroSD 対応(最大容量不明)
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1280*800
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 7000mAh

 業務用と銘打たれているため、OSは5.1で固定、そしてGoogle Playに非対応という徹底ぶりです。店頭ディスプレイ専用とかイントラ用とか、そんな感じかもしれないですね。

 AndroidでUSB 3.0ポートが付いているのはけっこう嬉しいですよ。どんな機器に対応しているかまでは分かりませんし、果たしてドライバが入るかも不明ですが。
 それと、拡張ポートというのは一体何を拡張できるんでしょうか。…調べてみたら、別売りの充電用クレードルだそうです。うん、売れたらもっと他のが出てくるのかもしれませんね。

 標準価格は3万2184円。法人向けとなっていても、NTT-X Storeでも普通に購入できたようです。現在は売り切れとなっていまして、次回入荷も未定らしいです。
 業務用と割り切ればお買い得なんでしょうか。ただ、自由度を欠く仕様は使う人を選ぶかも。Z8350搭載タブなら海外だと1万円からありますし、積極的に選ぶ気持ちにはなれません。


 「Oh、ニホンジン、オカネモチデース」みたいな笑い話ならいいんですよ。問題なのはこれが大真面目だという部分にあります。
 「こんなのおかしいってば」と叩くサイトがまったく無いのにも苦笑せざるを得ません。

【新製品】海外タブレット(2017.04.06)

・Xiaomi Mi Pad 3

 TJCがXiaomiの国内正規代理店となったそうです。これにより、技適を通ったXiaomi製品が国内に流通することになりますね。どうか価格面も我々の期待に沿ってほしいものです。


Xiaomi Mi Pad 3

製品ページ

 リンク先は中国公式です。
 価格は1499元(約2万4200円)と先代から多少の値上がりはありますが、スペックを考えればコスパは相当なものだと思います。

mipad3

寸法 200.4×132.6×6.95mm
重量 328g
OS Android ?.?
CPU MediaTek MT8176 2.1GHz*2+1.7GHz*4
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 7.9インチ
解像度 2048*1536
メインカメラ 1300万画素
フロントカメラ 500万画素
バッテリ 6600mAh

 Mi Pad 2はWindowsモデルもあった関係でAtomを積んでいましたが、今のところ3はAndroid1本のようです。ただ、バージョンについては記載がなく、6なのか7なのかも不明です。

 MT8176はタブレット用のSoC。ASUSのZenPad 3S 10にも搭載されているので馴染みがある方も多いでしょう。上がA72のヘキサコアですね。
 Antutuのスコアは5万前後、A53も1.7GHzとそれなりに高クロックのため、日常的な用途で不満を感じることは無いと思われます。

 また、タブレットにしては珍しく1300万画素のメインカメラを搭載している点も注目でしょうか。F値は2.2と、同社のスマートフォンのものと比較すると些か暗めですが、それでも他の一般的なタブとは一線を画すはずです。セルフィーのほうがf/2.0と明るい点も強調材料ですね。

 MicroSDに対応していなくても、ストレージ容量は十分ですからウィークポイントにはならないと思います。他のスペックにも不足はありませんし、価格もとてもリーズナブルとくれば、これはなかなか期待できるタブではないでしょうか。
 4月中に発売されるとのことです。


 実はタブレットの新製品が2つも3つもあるということは稀ですので、結果的に今日は記事がもう一つ増えることになりました。間もなくHUAWEIのMediaPad T3もアナウンスがあるとは思いますけど、このカテゴライズが間違っている気がしてなりませんorz

【新製品】海外タブレット(2017.03.20)

・Onda V10 Pro
・Polaroid A1000x 

 どうしてもスマートフォンに比べると新製品のリリース間隔が鈍ってしまいますが、それでも楽しそうなものはたくさん出てきてますね。


Onda V10 Pro

製品ページ

 中国公式のトップページが重いですが、個別の製品ページはそこまででもないので、とりあえず64GB版へのリンクを貼っておきました。
Phoenix-OS-Tablet
寸法 250×164×9mm
重量 576g
OS PhoenixOS , Android 6.0
CPU MediaTek MT8173 2.0GHz*2+1.6GHz*2
メモリ 2GB , 4GB
ストレージ 32GB , 64GB
MicroSD 256GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 2560*1600
メインカメラ 800万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 6600mAh

 違いはメモリとストレージの容量のみです。
 価格は大幅に差がありまして、2GB/32GBモデルが999元(約1万6300円)、4GB/64GBモデルが1499元(約2万4600円)となっています。
 MicroSDスロットがあるためにメモリ量で選ぶのが正解だと思いますけど、実際の体感速度がどれくらい変わるのかに興味を持ってしまいますね。
 ちなみに、geekbuyingでは既に商品ページが存在します。4GB/64GBが252.99ドル2GB/32GBが214.99ドルで、さすがにまだ高いです。特に2GB/32GBの安さが死んでしまっているのでこれからに期待でしょうか。

 改めてMT8173についておさらいしておきますと、上の2.0GHzのコアがA72で、下がA53です。タブレットではもはやおなじみとなりつつありますね。
 バッテリ持ち等についても確かめたいところです。もうちょっと安ければ人柱になるのですが…。

 なお、PhoenixOSはAndroidベースのシステムで、Windowsライクに使えるマルチウィンドウ対応のOS。Remix OSのようにPCでも使うことができるので、導入している人も多そうです。もちろんマルチランゲージで日本語もサポートしていますよ。
 公式サイトはこちら.jpサイトはいきなり「経典」とか出てきて怪しさ満点です(^-^;。第一、フェニックスって鳳凰より不死鳥のほうが訳として正解な気がしますけど…。


Polaroid A1000x

 今時の若い方はご存じないとは思いますが、あのポラロイド社です。まだ製品ページもプレスリリースもありません。
 ソースはTABLETMONKEYSです。リーク自体は昨年8月で、発売まで実に7ヶ月を要しました。
51393231_Alt02
寸法 不明
重量 不明
OS Android 6.0
CPU Rockchip RK3126 1.2GHz*4?
メモリ 1GB
ストレージ 8GB
MicroSD 64GBまで
ディスプレイ 10.1インチ
解像度 1024*600
メインカメラ 不明
フロントカメラ 不明
バッテリ 4000mAh

 寸法やカメラはもちろん、CPUのクロックも不明です。
 ただ、DPIが118ということでかなり粗いですね。どのくらいかと言うと、5.5インチで640*480のほうがまだ精細だというほどです。PC用ディスプレイだと19インチのフルHDと同程度なので、離れて見る前提なのかもしれません。ドット欠けがあったらイヤというほど目立つだろうなぁ…。

 まぁ、これまでのPolaroidタブとコンセプトは変わらずに、とことんロースペックというわけです。amazon.comを見ても分かるように、手荒に扱うことが多いのかシリコンケースがたくさん見つかりますね。子どもにも与えられるお手軽さがウリなんでしょう。

 価格はと言いますと、日本円で8398円という通販サイトが見つかりました。アメリカのウォルマートと並ぶ2大スーパーマーケットと言っても良いTarget.comです。赤い二重丸のロゴマークをご存じの方もいらっしゃるはず。
 ですが実際はそれでも高いくらいで、妥当なところは6千円弱あたりかもしれません。知育用の玩具としてはそんな感じが限界っぽいのではないでしょうか。


 探すとタブレットの新製品もけっこう出てくるんですよ。特に最近は高性能のWinタブもけっこうあって、「2年使っても足が出そう」という価格が付けられてたりします。
 以前も書きましたけど、仕事に用いるのでなければメイン端末ほどの性能は要らないと思います。できればSIMスロットの有無も選べて2万円以下。このへんがギリギリ出せる金額でしょう。
 iPadやGalaxy Tabなんかは、フィーチャーフォンとセットにするためのものだと個人的に考えています。

【新製品】海外タブレット(2017.03.12)

・EVE V
・CHUWI Hi13

 生活費を賭す必要があるので間違っても買うことはないんですけど、夢を見るような感じで書きたいと思います…。


EVE V

製品ページ

 タブレットの域を超えて完全にノートPCです。現状で最高性能ではないでしょうか。

display

寸法 ?mm×?mm×8.9mm
重量 ?g
OS Windows 10
CPU intel 7th Gen Core M3/i5/i7
メモリ 8GB , 16GB
ストレージ 128GB , 256GB , 512GB
MicroSD あり
ディスプレイ 12.3インチ
解像度 2736*1824
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 48Wh

 ケチをつけるところがあるとすればカメラくらいですが、そもそもこのサイズで撮影することが無いでしょうから問題ではありません。

 最もハイスペックなCore i7-Y、16GB/512GBモデルで、1399ドル(約16万500円)となっています。
 庶民に手が届くモデルだと899ドルですが、それでもビジネス用途を加味しなければポンとは買えないですね…。

 製品ページでコンパリゾンに挙がっているのが4機種。Surface Pro 4、Transformer 3 Pro、MacBook 12、xps 13です。一つ言えるとすれば、これを使って仕事をしている人はやたらカッコイイだろうなぁということだけですか(^-^;。


CHUWI Hi13

製品ページ

 これくらいなら買おうと思えば買えますねぇ。…本気でWinタブが欲しくなったら買おうかな。

2017021616203364
寸法 334mm×222mm×9.2mm
重量 1100g
OS Windows 10
CPU intel Celeron N3450 1.1GHz*4(TB2.2GHz)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
MicroSD 非対応
ディスプレイ 13.5インチ
解像度 3000*2000
メインカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
バッテリ 10000mAh

 それほどの不満もなく使えるのではないでしょうか。なお、このCeleronはApollo Lakeです。
 3000*2000という解像度がものすごいですけど、DPIを計算すると267となり、5.5インチの1280*720とまったく同じ精細度ということが分かります。このサイズですから間違いなく綺麗でしょう。

 もちろんタブレットとして使うには、1.1kgというヘビーな筐体が筋トレさながらに腕に負担をかけてくれるのは確実。むしろ13.5インチなら、そこらのノートPCよりもアクティビティが高いぶんメリットはありそう。

 まぁ私は偏屈者なので、タブレットやノートPCで仕事をしようとは思わないんですよね(^-^;。あくまでエンタテインメント用にしたいという気持ちが強いです。
 それに、実は重要なのがテンキーだったりして、ノートPCを買う際にもテンキーのキーピッチが広いものを選びたいと考えているくらいなんです。

 まぁそれはさておき、価格が気になるじゃないですか。
 GearBest.comだとこんな感じになっています。

GearBest.com CHUWI Hi13 2 in1 Tablet PC (3万9400円)

 相当安いかも。中華パッドとしても十分に対価は得られそうですよ。


 スマートフォンだけでなく、タブレットもピンキリですねぇ。
 必要な機能と性能をピックアップして、少しだけマージンを上に採った製品群で最も安いものを選ぶのが賢い選択だと思います。

 ちなみに私は、タブレットにはほぼ何も求めないのでw、1万円くらいのもので不満なく使えてしまうというわけです。
 それでも3年くらいずつはきちんと稼働してますから、1日あたり約9円というとんでもないコスパで使い倒しているんですよ。
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